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葉や茎が黒くなる原因と対処法

49件の植物別事例を収録最終更新日:

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まず確認したい結論

  • 株元や茎の根元が黒くぶよぶよしているなら、過湿による根腐れや腐敗。水やりを止め、すぐに根と株元を確認する
  • 冷え込んだ朝の後や冬の窓際で、葉が水がしみたように黒ずんだなら寒さや霜の傷み。暖かい場所へ移す
  • 葉の表面が黒いすすで汚れ、指でこすると落ちるならすす病。原因はカイガラムシやアブラムシの排せつ物
  • 黒い斑点が広がる・輪のような模様があるなら病気。傷んだ葉を取り除き、風通しをよくする

葉や茎が黒くなる症状は、原因によって急ぎ方がまったく違います。株元が黒くやわらかくなる腐敗は数日で株全体に広がることがある一方、冬の寒さで葉が黒ずんだ場合は、株元が無事なら春に新しい葉が出て回復します。葉が黒く汚れて見えるすす病は、葉そのものではなく表面にカビが付いているだけで、原因の害虫を減らせば止まります。この記事では、黒くなった場所・硬さ・出たタイミングから原因を切り分け、原因ごとの対処と、株が復活できるかの判断基準をまとめます。

原因の切り分け(質問に順番に答える)

上から順に読み、「はい」ならその原因の項目へ、「いいえ」なら次の質問へ進みます。

  1. 1株元や茎の根元が黒く、押すとやわらかい・ぶよぶよしている・嫌なにおいがする

  2. 2葉の表面が黒いすすのようなもので汚れていて、指でこすると落ちる

  3. 3冷え込んだ朝の後や冬の窓際・屋外で、葉が水がしみたように暗く変色してから黒ずんだ

  4. 4屋外の植物が、霜の降りた朝の後に葉先や新芽からまとめて黒くなった

  5. 5葉に黒や茶色の斑点ができて広がる、斑点のまわりが黄色くなる・輪のような模様がある

原因別の見分け方と対処

1過湿による根腐れ・株元の腐敗

こんなときはこの原因

  • 株元や茎の根元が黒く変色し、押すとやわらかくへこむ
  • 土がいつまでも湿っていて、嫌なにおいがする
  • 多肉植物やサンスベリア、ペペロミアなどでは、株の中心や葉が黒く溶けるように腐る
  • 株元がぐらつき、葉がしおれても水を与えると悪化する

対処の手順

  1. すぐに水やりを止め、鉢から抜いて根と株元を確認する
  2. 黒くやわらかい根や茎は、清潔なハサミで健康な部分が出るまで切り取る。切ったハサミは使うたびに消毒する
  3. 切り口を乾かしてから、水はけのよい新しい土で、根の量に合った小さめの鉢に植え直す。1週間ほどは水を控え、明るい日陰で休ませる
  4. 株元まで腐って根がほとんど残っていない場合は、上の健康な茎や葉を切って挿し木や葉挿しで株を更新する

回復の見込み: 腐った部分を切り取って白くハリのある根や、硬く緑の茎が残っていれば回復の見込みがあります。株元まで腐っている場合は、挿し木で更新するほうが確実です。

2寒さによる傷み(低温障害)

こんなときはこの原因

  • 冬や冷え込んだ朝の後に、葉が水がしみたように暗く変色し、その後黒や茶色に変わった
  • 夜に冷える窓際、玄関、暖房を切った部屋に置いていた
  • 窓に近い側や外側の葉から傷み、株の中心はまだ緑
  • 熱帯原産の観葉植物(ポトス、アグラオネマ、フィカスなど)で起こりやすい

対処の手順

  1. 夜は窓から1m以上離し、部屋の中央寄りの暖かい場所へ移す。窓際には断熱シートやカーテンを使う
  2. 黒くなった葉は、すぐに切らずに、暖かくなって新しい葉が出てから付け根で切り取る
  3. 冬は水やりを控えめにし、土が乾いてから数日あけて、室温に近い水を与える
  4. 植物ごとの冬越しの最低温度を確認し、それを下回る場所に置かない

回復の見込み: 株元と新芽が硬く緑のままなら、春に新しい葉が出て回復します。茎までやわらかく黒くなっている場合は、その部分は戻りません。

3霜による傷み(屋外の植物)

こんなときはこの原因

  • 霜の降りた朝の後に、葉先や新芽、柔らかい葉からまとめて黒くなった
  • 霜に当たった直後は濃い緑で水っぽく、日が当たると黒くしおれる
  • 春先の遅霜で、伸びたばかりの新芽が黒くしおれて枯れることもある

対処の手順

  1. 霜の予報が出たら、不織布をかける、軒下へ移す、鉢植えは室内や玄関へ取り込む
  2. 傷んだ葉は、春になって新しい芽が動き出してから切り取る。冬の間は残しておくと株元の保護になる
  3. 株元を腐葉土やバークチップでマルチングして、根を冷えから守る
  4. 寒さに弱い草花や野菜は、植え付けの時期を遅らせるか、冬はトンネルやべた掛けで覆う

回復の見込み: 葉だけが黒くなり、株元や根が生きていれば、春に新しい芽が出て回復することが多いです。

4病気(炭疽病・黒星病・軟腐病など)

こんなときはこの原因

  • 葉に黒や茶色の丸い斑点ができ、少しずつ大きくなって広がる(炭疽病など)
  • バラなどで、葉に黒い斑点が出て、まわりが黄色くなり落葉する(黒星病)
  • 株元や葉が水っぽく黒く溶け、強い悪臭がする(軟腐病)
  • 梅雨時や雨が続いた後、風通しの悪い場所で増える

対処の手順

  1. 斑点の出た葉や枝は早めに取り除き、地面に落ちた葉も拾って処分する。病気の葉を土に残さない
  2. 混み合った枝や葉を間引いて風通しをよくし、水やりは株元に与えて葉を濡らさない
  3. 軟腐病は治らないため、溶けた株は抜き取って処分し、周りの土も入れ替える
  4. 広がる場合は、育てている植物と病気に登録のある薬剤を、ラベルどおりに使う

回復の見込み: 早めに傷んだ葉を取り除けば、新しい葉は健康に出ます。軟腐病のように株元から溶ける病気は回復が難しいので、ほかの株へ広げないことを優先します。

5すす病(害虫の排せつ物につくカビ)

こんなときはこの原因

  • 葉や枝の表面が黒いすすのようなもので覆われ、指や濡れた布でこすると落ちる
  • 葉がベタついている、または近くにカイガラムシやアブラムシ、コナジラミがいる
  • キンモクセイ、ツバキ、柑橘類などの庭木や、室内のフィカスでよく見られる

対処の手順

  1. まず原因の害虫を減らす。カイガラムシは歯ブラシなどでこすり落とし、アブラムシは水で洗い流す
  2. 黒いすすは、濡らした布やスポンジで拭き取る。拭き取れば光合成も戻る
  3. 害虫が多い場合は、育てている植物の用途に登録のある薬剤を、ラベルどおりに使う
  4. 混み合った枝を剪定して風通しと日当たりをよくし、害虫が増えにくい環境にする

回復の見込み: すす病は葉そのものの病気ではないので、害虫を減らして拭き取れば止まります。新しい葉はきれいに出ます。

復活できる? 生きているかの見分け方

回復の見込みあり

  • 黒くなったのは葉だけで、株元や茎は硬く、新芽が緑のまま
  • 腐った部分を切り取った後に、白くハリのある根や硬い茎が残っている
  • 黒い汚れが拭き取れる(すす病)

回復が難しい

  • 株元から茎の上の方まで黒くやわらかくなり、押すとつぶれる
  • 根のほとんどが黒く、引っ張ると簡単に抜ける・強いにおいがする
  • 成長点や株の中心が黒く溶けている

確かめ方

  1. 黒い部分を指で押して硬さを確かめる。硬く乾いていれば葉だけの傷み、やわらかければ腐敗が進んでいる
  2. 鉢から抜いて根の色を見る。白〜薄茶でハリがあれば回復の見込みあり
  3. 茎の皮を爪で少しこすり、下が緑なら生きている。茶色や黒でやわらかければその部分は枯れている

再発させないために

  • 水やりは土が乾いてから。特に冬と梅雨時は控えめにし、受け皿の水は捨てる
  • 水はけのよい土と、根の量に合ったサイズの鉢を使う。大きすぎる鉢は土が乾きにくく、根腐れの原因になる
  • 冬は窓際の冷え込みに注意し、植物ごとの最低温度を下回らない場所に置く
  • 屋外の植物は、霜の予報が出たら不織布で覆うか、軒下や室内へ移す
  • 枝葉が混み合ったら剪定して、風通しと日当たりを確保する。病気の葉は早めに取り除く
  • カイガラムシやアブラムシを早めに見つけて減らすことが、すす病の予防になる

水やりと置き場所の記録で、黒くなる原因を絞り込む

葉や茎が黒くなる原因は、寒さ・過湿・病気が重なっていることも多く、いつから何が変わったかが判断の手がかりになります。Hapot に植物を登録して水やりや置き場所の変更を記録しておくと、症状が出たときにさかのぼって原因を確かめられます。

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よくある質問

Q. 黒くなった葉は切ったほうがいいですか?

病気で黒い斑点が広がっている葉や、腐ってやわらかい部分は、すぐに切り取ってください。寒さや霜で黒くなった葉は、すぐに切ると株が弱るので、暖かくなって新しい葉が出てから付け根で切り取ります。屋外の植物では、冬の間は残しておくと株元の保護になります。

Q. 観葉植物の葉が冬に黒くなりました。寒さが原因ですか?

冬の窓際や冷える部屋に置いていたなら、寒さによる傷みの可能性が高いです。夜は窓から離れた暖かい場所へ移し、水やりを控えめにしてください。株元がやわらかく黒くなっている場合は、寒さで弱ったところに根腐れが重なっていることもあるので、根も確認します。

Q. 株元が黒くなっていますが、まだ助かりますか?

株元の黒い部分が硬く乾いていれば、まだ間に合う可能性があります。やわらかくぶよぶよしている場合は腐敗が進んでいるので、すぐに鉢から抜き、腐った部分を健康な部分が出るまで切り取ってください。根も株元もほとんど腐っている場合は、上の健康な茎で挿し木をして株を更新します。

Q. 葉の黒い汚れは拭き取って大丈夫ですか?

指でこすって落ちる黒いすすは、すす病というカビで、濡らした布やスポンジで拭き取って大丈夫です。ただ、原因のカイガラムシやアブラムシなどが残っていると、またすぐに付きます。葉や枝にベタつきや虫がいないかを確かめ、先に害虫を減らしてください。

Q. 黒い斑点が出ている葉は、ほかの植物にうつりますか?

炭疽病や黒星病などの病気は、雨や水やりのはね返りで広がることがあります。斑点の出た葉は早めに取り除き、落ちた葉も拾って処分してください。病気の株は少し離して置き、使ったハサミは消毒してからほかの株に使います。

Q. 新芽が黒くなって枯れるのはなぜですか?

屋外なら春先の遅霜、室内なら冷え込みや冷たい水による傷みがよく見られます。新芽は特にやわらかく、寒さや過湿に弱い部分です。株元もやわらかい場合は根腐れが進んでいる可能性があるので、根の状態も確認してください。

植物別の事例と対処(49件)

モンステラ茎が黒くぶよぶよする

原因

低温期の過湿による茎腐れ

対策

健全な節を残して黒い部分を切り取り、乾かし気味に管理する。上部が無事なら水挿しで株を作り直す

ハオルチア根元が黒くなる・株元がぶよぶよする

原因

過湿による根腐れ(水のやりすぎ、休眠期の水やり)

対策

鉢から抜いて黒い根と腐った部分を切り、切り口を2-3日乾かしてから乾いた土に植え直す

バジル葉が黒くなる

原因

10°C以下の寒さや遅霜に当たった

対策

黒くなった葉を取り除き、10°C以上の室内の明るい窓辺に移す。屋外に出すのは5月の連休以降にする

バジル茎の根元が黒くなって倒れる

原因

梅雨の過湿と風通し不足による立ち枯れ病

対策

発症株は抜いて処分し、残りの株は株間を20cm以上空けて風通しを確保する。水は朝に与え、受け皿の水は捨てる

サンスベリア葉が黒く溶けるように変色する

原因

5°C以下の低温、霜に当たったこと

対策

傷んだ葉を株元で切り取り、10°C以上の部屋の内側に移す。地下茎が生きていれば春に新芽が出る

コウモリラン貯水葉の裏が黒く腐って異臭がする

原因

常に湿った状態による蒸れと根腐れ

対策

腐った水苔を取り除いて新しい水苔に替え、1〜2週間水を控えて風に当てる。健全な部分から新しい葉が出る

クリスマスローズ葉が黒くなる・黒い斑紋やねじれが出る

原因

ブラックデス(ウイルス病)。アブラムシが媒介

対策

治療法がないため感染株は処分し、使ったハサミは消毒。アブラムシを見つけ次第駆除して予防する

クリスマスローズ株元が黒ずみ急にしおれる

原因

夏の過湿による根腐れや立ち枯れ

対策

水やりを止めて日陰へ移し、土が乾いたら腐った根を整理して水はけの良い土に植え直す

矢車草株元が黒ずんで急にしおれる

原因

過湿や連作による立ち枯れ病、根腐れ

対策

発症株は抜いて処分し、周囲は水を4-5日切って乾かす。翌年は場所を変えて種をまき、梅雨の水やりを控える

ポトス・マーブルクイーン白い葉が黒ずんで垂れる

原因

過湿による根腐れ。水の消費が少ない品種を緑葉のポトスと同じ頻度で水やりすると起きやすい。冬に多い。

対策

水やりを止めて土を完全に乾かし、黒ずんだ葉は付け根で切ります。以後は土が乾いてから1日待って与える管理に切り替え、10°C以上の明るい場所で2〜3週間様子を見ると新芽が動きます。

アグラオネマ・マリア株元が黒くなってぐらつく

原因

過湿による根腐れ。暗い場所で土が乾かないまま水を与え続けると、根から茎の基部にかけて腐りが進む。

対策

すぐに鉢から抜き、黒く傷んだ根と茎を清潔なハサミで切り落として乾いた新しい土に植え直します。1週間は水を与えず明るい日陰で養生し、その後は土が乾いてから与える管理に切り替えます。健全な茎が残っていれば挿し木で仕立て直せます。

フィカス・ベンガレンシス葉のふちや新芽が黒ずむ

原因

冬の冷気・冷たい隙間風に当たった低温障害、または過湿。

対策

傷んだ葉は切除し、12°C以上を保てる場所へ。冬の水やりは2週に1回程度まで減らし、暖かい日の午前中に与えます。

フィカス・ベンガレンシス幹の根元がぶよぶよして黒ずんでいる

原因

過湿による根腐れが幹まで進んだ状態。受け皿に水を溜めたままにしたり、冬に水を与えすぎると起こる。

対策

すぐに鉢から抜いて黒く傷んだ根を切り、新しい乾いた土に植え替えます。幹の柔らかい部分が上まで広がっている場合は、健康な枝を挿し木にして株を更新してください。以後は土が乾いてから水を与え、受け皿の水は必ず捨てます。

サンスベリア・ムーンシャイン株元が柔らかくなり黒ずんできた

原因

過湿による軟腐病。冬の水やりや、ロゼットの中心に溜まった水が原因になりやすい。

対策

傷んだ葉を株元で切除し、土から抜いて根を数日乾かしてから乾いた土に植え直します。以後は株元の土にだけ水を注ぎ、冬は断水します。健康な子株があれば株分けで保険をかけます。

ペペロミア株の中心が黒く溶けるように腐った

原因

蒸れ。葉が密に茂る株の中心に水が溜まり、風通しが悪いと発生する。

対策

腐った部分を清潔なハサミで取り除き、風通しの良い場所で乾かし気味に管理します。健康な枝は挿し木・葉挿しで救出を。以後の水やりは株元の土に注ぎ、株の上からかけないこと。

チューリップ葉先が茶色く枯れ、球根の底が黒くなった

原因

球根腐敗病(フザリウム)で、高温多湿の土や傷んだ球根から感染します。保存中の球根にも出ます。

対策

発症した球根は処分し、同じ場所には2〜3年チューリップを植えないようにします。掘り上げた球根は風通しの良い日陰でよく乾かし、カビのある球根は保存前に取り除いてください。

アボカド冬に葉が黒ずんでしおれ、一気に落ちた

原因

寒さによる傷みです。幼木は5°C以下、暖房の風や窓際の冷気でも葉が傷みます。

対策

傷んだ葉を切り、15°C以上の明るい室内に移して水を控えめにします。幹が緑色で弾力があれば生きており、春に幹の途中から新芽が吹いて回復します。

キンモクセイ葉が黒く汚れている

原因

すす病。カイガラムシの排泄物に黒カビが生えた状態。

対策

元凶のカイガラムシを枝ごとチェックしてこすり落とし、混み枝を剪定して風を通します。冬のマシン油乳剤散布が翌年の予防に効果的です。

マリーゴールド株元が黒ずんで急にしおれた

原因

梅雨時の過湿による立ち枯れ病。深植えや水はけの悪い土で起きやすい。

対策

しおれた株は回復しにくいため抜き取り、周囲の土は使い回さないようにします。残りの株は受け皿の水を捨てて乾かし気味にし、次回は浅植えと水はけの良い土で植え直してください。

ラナンキュラス霜に当たって葉がしおれて黒ずんだ

原因

-3°C以下の強い凍結で葉の組織が傷んだためです。

対策

傷んだ葉を取り除き、以後は強霜の予報の夜だけ軒下へ移すか不織布をかけます。球根が無事なら新しい葉が出て春に咲きます。鉢植えは移動できるので安心です。

ソラマメ冬越し中の株が霜で黒く枯れ込んだ

原因

早まきで本葉5枚以上の大苗になり、耐寒性が落ちた状態で強い霜や寒風に当たった。

対策

不織布をトンネル状に掛けて霜と寒風を避け、水を控えめにして春を待ちます。中心の芽が緑なら回復します。来季は10月中旬以降にまき、本葉2〜3枚で冬を迎えてください。

ガーベラ株の中心が黒ずんで腐ってきた

原因

クラウン(生長点)への水かけと深植えによる腐敗。

対策

傷んだ部分を取り除き、乾かし気味に管理します。重症なら健康な芽を株分けして救出を。以後は「浅植え・株元給水・枯れ葉取り」のガーベラ三原則を徹底してください。

サツマイモ株元の茎が黒く腐って葉が枯れ上がった

原因

基腐病の疑いがあります。カビの一種が原因で、株元やつるの付け根が黒く変色して腐り、イモの端からも腐敗が進みます。病気を持った種苗や畑に残った残渣から広がります。

対策

発症した株は抜き取って畑の外で処分し、収穫後はつると残渣を残さないでください。来季は健全な苗を購入し、同じ場所を1〜2年空けるか、袋栽培で新しい土に替えると安心です。

エアプランツ根元が黒く柔らかくなり、株がぐらつく

原因

厚い水苔や土に挿したことによる根元の腐敗。水苔や土が乾かず、常に湿った状態が続いた。

対策

すぐに水苔や土から外し、黒く柔らかい部分をハサミで切り取って風通しの良い場所で数日乾かします。以後は流木やワイヤーバスケットに載せ、水苔を使う場合は根元にごく薄くかませるだけにしてください。

ピレア・ペペロミオイデス株元が黒く柔らかくなり、幹がぶよぶよする

原因

過湿による株元の腐敗。深植え、受け皿の水、冬の水のやりすぎが重なると起きやすい。

対策

すぐに鉢から抜き、腐った部分を清潔なナイフで切り取って切り口を1日乾かします。乾いた新しい土に元の高さで植え直し、1週間は水を与えません。健康な子株があれば切り離して別に育てると保険になります。

ゼラニウム梅雨時に茎が黒ずんで腐った

原因

多湿による茎腐れ。雨ざらしと水のやりすぎが典型要因。

対策

腐った部分を健康な位置まで切り戻し、雨の当たらない風通しの良い場所へ。無事な枝は挿し木で保険を作ります。以後は「乾かし気味+雨よけ」の徹底を。

カランコエ葉がぶよぶよして黒ずんできた

原因

水のやりすぎによる根腐れ、または5°C以下の低温や霜による細胞の傷み。冬の窓辺で起こりやすい。

対策

傷んだ葉と茎を切除し、土が完全に乾くまで2〜3週間水を止めます。夜は窓から1m以上離すか、カーテンで冷気を遮ってください。株元まで軟化している場合は、無事な枝先を挿し芽にして株を作り直します。

ベゴニアベゴニアの茎が根元から黒くなって柔らかい

原因

過湿による株元の腐敗です。水のやりすぎ、風通し不足、深植えの複合で起こり、エラチオールで特に多く見られます。

対策

腐った部分は回復しないため、健全な枝先を5-10cmで切って挿し木にし株を作り直します。次の株は土が乾いてから水を与え、受け皿の水を溜めません。

コケ苔が黒ずんで、溶けるように崩れる

原因

高温多湿の蒸れ。夏の閉め切った室内や、濡れたまま30°Cを超える環境で起きる。

対策

黒ずんだ部分を周囲ごとハサミで取り除き、フタを開けて涼しい場所へ移します。霧吹きは朝夕の涼しい時間だけにし、残った緑の部分から広がるのを待ちます。

ハボタン株元が黒ずんでぐらつき、嫌な臭いがする

原因

過湿と深植えによる根腐れ、または軟腐病。

対策

腐った株は回復しないので抜き取り、寄せ植えの残りは水を控えて土を乾かします。次回は根鉢を崩さず浅めに植え、水は乾いてから午前中に与えてください。

ジャガイモ芽が出たあと葉が黒く縮れてしおれた

原因

春植えの遅霜による寒害です。出たばかりの芽は霜に弱く、一晩の霜で葉先や葉全体が黒く変色します。3月に早植えした株や寒冷地で起こりやすい症状です。

対策

地中の種イモは生きているので、黒く傷んだ部分を取り除き土寄せをすれば新しい芽が出直します。霜の予報が出た夜は不織布を掛け、プランターは軒下へ移してください。

アリッサム株元が黒ずんでしおれ、水を与えても戻らない

原因

過湿による根腐れや立ち枯れ。水はけの悪い土や雨ざらしが誘因。

対策

水を止めて土を乾かし、黒ずんだ枝は取り除きます。地植えは周囲の水はけを改善し、鉢はパーライトを混ぜた土で植え直します。復活しない株は抜いて秋に新苗で更新してください。

ストック株元が黒ずんで倒れた

原因

立ち枯れ病。過湿と株元への水かけ、深植えが誘因。

対策

発症株は抜き取って処分し、周囲の水はけを改善します。以後は株元給水を徹底し、根鉢の上面が土と同じ高さになる浅植えにして、株間15〜25cmで風を通します。

デンドロビウム春に出た新芽が黒く溶けた

原因

軟腐病、または新芽の付け根に水がたまったことによる腐敗。ナメクジの食害が入口になることも。

対策

溶けた新芽は付け根から取り除き、風通しの良い場所で水苔を乾かし気味にします。脇から次の芽が出るので大切に育て、鉢は棚に上げてナメクジの侵入を防ぎます。

シンゴニウム株元が黒くぶよぶよになる

原因

過湿による根腐れや軟腐病。冬の低温期に土が乾かないまま水を与え続けると、茎の付け根から腐りが進む。

対策

水を止めて鉢から抜き、黒く柔らかい根と茎を健康な部分まで切り取って新しい乾いた土に植え直します。被害が大きい場合は、上部の元気なつるを挿し木にして株を更新します。

グリーンネックレス夏に株元から黒く溶ける

原因

30°Cを超える高温と多湿が重なり、湿った土の中で根や株元が蒸れて腐った状態。雨ざらしや風の通らない場所、夏の水のやりすぎで起こりやすい。

対策

溶けた部分を清潔なハサミで取り除き、半日陰の風通しの良い場所に移して水を止めます。元気な茎が残っていれば挿し芽で保険をかけ、9月下旬以降に株を作り直します。

シャコバサボテン茎節がポロポロ取れる・株元が黒くぶよぶよする

原因

梅雨や冬の過湿による根腐れや株元の腐敗。根が傷むと茎節の付け根が弱り、少し触れただけで外れるようになる。

対策

水を止めて風通しの良い明るい日陰で乾かします。株元が腐っている場合は回復が難しいため、健康な枝先を2〜3節ずつ取って挿し木にし、株を更新します。

キウイ春の新芽が黒くしおれて枯れる

原因

芽吹き後の4月ごろの遅霜による凍害です。休眠中は-10°C前後まで耐えますが、伸び始めた新芽は-1〜-2°Cでも傷みます。

対策

霜の予報が出た夜は、鉢植えは軒下へ移し、庭植えは不織布で覆います。傷んだ芽の脇から副芽が出るので、枯れた部分だけ取り除いて肥料を控えめに管理します。

ユーフォルビア・アエルギノーサ株元が黒くぶよぶよしてくる

原因

梅雨や冬の過湿による根腐れが株元まで進んだ状態。気温が低く水を吸わない時期に、生育期と同じ量の水を与えると起こりやすい。接ぎ木株は台木から傷むこともある。

対策

水を止めて鉢から抜き、腐った根と株元の柔らかい部分を手袋をして取り除きます。上部が健全なら5〜10cmで切って乳液を洗い、1〜2週間乾かしてから挿し木で株を残します。

リプサリス茎がポロポロ取れる・株元が黒くなる

原因

受け皿の水や冬の水の与えすぎによる根腐れ。根が傷むと茎の付け根が弱り、触れただけで節から外れる。

対策

水を止めて受け皿の水を捨て、風通しの良い明るい日陰で乾かします。株元が腐っている場合は回復が難しいため、健康な茎を5〜10cmずつ挿し木にして株を更新します。

フィットニア土が湿っているのに葉がしおれ、株元が黒くなる

原因

過湿による根腐れです。受け皿に水がたまっていたり、大きすぎる鉢で土が乾かなかったりすると起こります。

対策

水を止めて鉢から抜き、黒く柔らかい根を切って新しい土に植え直します。傷みが大きい場合は元気な茎の先を挿し芽にして更新します。

アデニウム幹の根元が柔らかくへこみ、黒ずんでくる

原因

冬の休眠中や梅雨の過湿による幹と根の腐敗。気温が低く水を吸わない時期に水を与え続けると起こりやすい。

対策

水を止めて鉢から抜き、手袋をして腐った部分を健全な組織が出るまで切り取ります。幹全体が傷んでいる場合は、元気な枝を挿し木にして株を残します。

ハナキリン茎の根元が黒く柔らかくなる

原因

寒い時期や梅雨の過湿による根腐れ。水はけの悪い土や、受け皿にたまった水も原因になる。

対策

水を止めて鉢から抜き、手袋を着けて傷んだ根と茎を切り取ります。株全体が傷んでいる場合は、元気な枝を挿し木にして株を残します。

アゴニス枝や葉の付け根に白い塊が付き、葉が黒く汚れる

原因

カイガラムシの発生と、その排せつ物によるすす病です。風通しの悪い場所で増えやすくなります。

対策

歯ブラシでこすり落とし、数が多い場合は庭木用の殺虫剤を散布します。込み合った枝を間引いて風通しを良くします。

竜神木株元が黒く柔らかくなった

原因

水のやりすぎや、冬の低温期の水やりによる根腐れです。水はけの悪い土や、受け皿にたまった水も原因になります。

対策

鉢から抜いて腐った根と株元を切り取り、緑の健全な部分だけを残します。切り口を1〜2週間乾かしてから、乾いたサボテン用土に挿し木して作り直します。

セラギネラ株元が黒く柔らかくなり、全体がしおれる

原因

過湿による根腐れです。受け皿に水がたまったままだったり、テラリウムの底に水がたまりすぎたりすると起こります。

対策

水を控え、傷んだ部分を取り除きます。株全体が弱っている場合は、元気な茎を切って湿った用土の上に寝かせ、挿し芽で更新します。

サポナリア株元が黒く溶けるように枯れる

原因

過湿による根腐れや立ち枯れです。水はけの悪い土や、受け皿に水がたまった状態が続くと根が傷みます。

対策

水やりを止めて土を乾かし、傷んだ部分を切り取ります。鉢植えは軽石や川砂を混ぜた水はけの良い土に植え直し、地植えは盛り土をして植え直します。

ウェデリア冬に葉が黒くなってしおれる

原因

寒さや霜による傷みです。熱帯原産で、5°Cを下回る場所や霜の当たる場所では葉が傷みます。

対策

5°C以上を保てる明るい室内か、霜の当たらない軒下へ移します。傷んだ葉は取り除き、茎が緑なら水を控えめにして春の芽吹きを待ちます。

ブルセラ幹の根元が柔らかくへこみ、黒ずんでくる

原因

過湿による根や幹の傷みです。葉の落ちた休眠中や梅雨の長雨の時期に、水を与え続けると起こりやすくなります。

対策

すぐに水を止めて鉢から抜き、傷んだ根や幹を健康な部分が出るまで切り取ります。切り口を乾かしてから乾いた新しい用土に植え直します。

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