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虫がついた——原因と対策を植物別に

ハダニ・アブラムシ・カイガラムシ・テッポウムシなど、植物につく害虫の見分け方と駆除・予防法を植物別に確認できます。

52件の事例を収録

シソ(大葉)虫に食われる

原因

バッタ、ヨトウムシ

対策

防虫ネットを使用し、夜間にヨトウムシを捕殺

ハイビスカス葉裏に白い点

原因

ハダニの発生

対策

葉裏に葉水を定期的に行い、ひどい場合は殺ダニ剤

ディフェンバキア・レフレクター葉がベタつき、小さな虫が付いている

原因

カイガラムシの排泄物(甘露)。ビロード状の葉は埃や虫が目立ちにくく発見が遅れやすい。

対策

濡らした柔らかい布で葉の表裏を拭き取り、成虫は歯ブラシで除去。多発時はマシン油乳剤を散布します。定期的な葉拭きが予防に効果的。

フィカス・ベンジャミン葉がかすれて色あせ、細かい糸が張る

原因

ハダニの発生。小さな葉が密に茂るベンジャミンはハダニの温床になりやすい。

対策

浴室などでシャワーを株全体にかけて洗い流し、以後は葉水を毎日〜隔日に。多発時は殺ダニ剤を散布します。内側の枝を抜く剪定で風通しを改善すると再発しにくくなります。

シェフレラ葉がベタベタし、床まで点々と汚れる

原因

カイガラムシの排泄物(甘露)。放置すると甘露に黒カビが生えるすす病に発展する。

対策

葉裏と枝の付け根の虫を歯ブラシでこすり落とし、ベタつきは濡れ布で拭き取ります。多発時はマシン油乳剤を散布。月1回の葉拭きを習慣にすると早期発見できます。

ナス葉がかすれて色あせ、株の勢いが落ちる

原因

ハダニの大発生。夏の高温乾燥期に葉裏で爆発的に増える。

対策

葉裏に毎日シャワーのように散水するだけでかなり抑えられます(ハダニは水が苦手)。多発時は殺ダニ剤を葉裏中心に散布。乾燥予防の敷きワラも間接的な対策になります。

コーヒーの木葉のツヤがなくなりベタつきも出てきた

原因

カイガラムシの寄生とその排泄物(甘露)。放置するとすす病を併発。

対策

葉裏と枝をブラシで清掃し、ベタつきは濡れ布で拭き取ります。月1回の葉拭きを習慣にすれば再発をほぼ防げます。

キンモクセイ葉が黒く汚れている

原因

すす病。カイガラムシの排泄物に黒カビが生えた状態。

対策

元凶のカイガラムシを枝ごとチェックしてこすり落とし、混み枝を剪定して風を通します。冬のマシン油乳剤散布が翌年の予防に効果的です。

マリーゴールド葉がかすれて元気がない

原因

高温乾燥期のハダニ。

対策

葉裏へのシャワーで洗い流し、株元の乾燥をマルチングで緩和します。混みすぎた枝の整理も予防になります。

ダイコン葉に穴が開きボロボロになった

原因

アオムシ・カブラハバチ・ダイコンサルハムシなどアブラナ科害虫の食害。

対策

葉裏の幼虫を捕殺し、被害が続くなら防虫ネットを今からでも設置します。次作は「種まき直後からのネット」で被害ゼロを狙えます。

ダイコン根の表面に黒い筋や斑点が出た

原因

キスジノミハムシの幼虫による食害痕、または土壌病害。

対策

見た目の問題で味は落ちないため、皮を厚めにむいて食べられます。次作は防虫ネット+連作回避+完熟堆肥で発生を減らします。

ブロッコリー葉が穴だらけでレース状になった

原因

アオムシ・コナガの食害。防虫ネットなしのアブラナ科の宿命。

対策

葉裏の幼虫と卵を捕殺し、今からでも防虫ネットを設置します。株の回復力は高いので、新しい葉が守られれば花蕾は育ちます。

ブロッコリー花蕾の中に小さな虫が入り込んでいる

原因

アブラムシやコナガ幼虫が蕾の隙間に侵入。

対策

収穫後に塩水(または重曹水)へ15分ほど逆さに浸けると虫が出てきます。畑では蕾が見え始めた時期の防除と、ネットの隙間チェックで侵入を防ぎます。

ペチュニア花に穴が開いたり、夜のうちに食べられたりする

原因

夜行性のナメクジ・ヨトウムシの食害。

対策

夜間に見回って捕殺するか、誘引駆除剤を株元に。昼間は鉢の底や落ち葉の下に潜んでいるので、隠れ場所の清掃も効果的です。

ハクサイ葉がかすり状に白くなってきた

原因

コナガやハスモンヨトウの食害、またはべと病の初期。

対策

葉裏を確認し、幼虫がいれば捕殺・ネットの隙間を補修。病気なら発症葉を除去して風通しを確保します。

キャベツ葉が穴だらけになった

原因

アオムシ(モンシロチョウ幼虫)の食害。キャベツは産卵の第一標的。

対策

葉裏の卵と幼虫を捕殺し、防虫ネットを設置・補修します。外葉の多少の穴は結球に影響しないので、中心部を守ることに集中を。

ソラマメ茎の先端にアブラムシが大量発生した

原因

ソラマメの宿命。柔らかい先端部に春先集中的に付く。

対策

群がった先端ごと10cm摘み取って処分するのが最速の対処(本来の摘心作業と一石二鳥)。以後は毎朝の見回りと、テントウムシの保護を。

ガーベラ葉に白い曲線の模様が描かれている

原因

ハモグリバエ(エカキムシ)の幼虫が葉の中を食い進んだ痕。

対策

線の先端にいる幼虫を指で潰すか、被害葉を摘み取ります。多発時は成虫対策として黄色粘着トラップが有効です。

ヒマワリ発芽直後の芽が消えた・かじられた

原因

ナメクジ・ダンゴムシ・鳥による食害。ヒマワリの芽は狙われやすい。

対策

まき直しをし、発芽までは不織布やペットボトルカバーで物理防御を。夜間の見回りで犯人を特定すると対策が絞れます。

アサガオ葉が白っぽくかすれてきた

原因

ハダニ。猛暑と乾燥でカーテンの葉裏に大発生しやすい。

対策

ホースのシャワーで葉裏を洗い流し、以後は葉水を習慣に。カーテンの内側の風通しを保つことも予防になります。

イチジク株元におがくず状の粉が落ちている

原因

カミキリムシ(テッポウムシ)幼虫の食入。イチジク最大の脅威。

対策

木くずの出ている穴を探し、針金で幼虫を刺すか専用殺虫剤を注入して穴を塞ぎます。放置は枯死コース:「フラスを見たら即対応」が鉄則です。

イチジク実が熟す前に鳥や虫に食べられる

原因

完熟果はヒヨドリ・カラス・スズメバチ・ショウジョウバエの大好物。

対策

防鳥ネットを掛け、毎朝の見回りで人間が先に収穫します。傷んだ実・落果は虫を呼ぶため即撤去を。

サツマイモイモの表面が穴だらけ・かじられている

原因

コガネムシ幼虫・ハリガネムシの地中での食害。

対策

被害部を切り取れば食べられます。次作は未熟堆肥を入れない(幼虫を呼ぶ)・連作を避ける・マリーゴールドの輪作で土中環境を改善します。

カキ実のヘタ付近から食い荒らされて落果する

原因

カキノヘタムシガ(ヘタムシ)の幼虫。

対策

落果は放置せず拾って処分し、幼虫の連鎖を断ちます。防除適期は6月と8月:この2回の薬剤散布で被害を大幅に減らせます。冬の粗皮削りで越冬幼虫を減らすのも伝統の対策です。

ゴーヤ葉がオレンジ色の小さな甲虫にかじられ円形の傷だらけ

原因

ウリハムシ。ウリ科共通の常連客。

対策

午前中の動きの鈍い時間に手で捕殺します。株が育ってしまえば多少の食害は問題なし:幼苗期だけ行灯(あんどん)囲いで守るのが効果的です。

ミカン葉が食べられ、大きな緑の幼虫がいる

原因

アゲハチョウの幼虫。柑橘の葉が大好物。

対策

幼木なら見つけ次第捕殺(葉の量=樹の体力です)。成木なら多少は許容範囲。卵(黄色い粒)の段階で取るのが最も楽です。

ミカン実の皮が汚れたり黒い点が付いたりする

原因

黒点病(枯れ枝が感染源)や、すす病(カイガラムシ由来)。

対策

枯れ枝を徹底的に除去し(黒点病の温床)、カイガラムシは冬のマシン油散布で退治します。見た目の問題で中身は食べられることがほとんどです。

ダリア新芽や葉が縮れて委縮してきた

原因

ホコリダニの被害か、アブラムシが媒介するウイルス病。

対策

ダニなら被害部を除去して薬剤散布で回復可能。葉にモザイク模様が出るウイルス病なら治療不可のため、感染拡大を防ぐべく株ごと処分し、ハサミを消毒します。

カモミールつぼみと茎にアブラムシがびっしり付いた

原因

春の定番。柔らかい花茎はアブラムシの好物。

対策

ティー用なので薬剤は避け、手で取るか水流で洗い流します。牛乳スプレーも有効。テントウムシが来たら任せて見守りましょう。

モミジ幹の根元に木くずが落ちている

原因

テッポウムシ(ゴマダラカミキリ幼虫)の食入。放置は枯死リスク。

対策

木くずの出る穴を特定し、針金で幼虫を駆除するか専用ノズル剤を注入して穴を塞ぎます。6〜8月は成虫の産卵期なので株元の見回りを強化してください。

キク茎の先端が急にしおれて垂れた

原因

キクスイカミキリの産卵。茎に傷を付けて卵を産み、幼虫が茎内を食い下がる。

対策

しおれた部分の少し下で茎を切り、幼虫ごと処分します。早期対処なら株全体への影響は軽微。切った下から脇芽が伸びて回復します。

サクラ幹からヤニと木くずが出ている

原因

コスカシバ幼虫(テッポウムシ類)の食入。桜の樹勢低下の主因。

対策

ヤニの出る穴を探して針金で駆除するか専用剤を注入します。幹の見回りを春と秋の習慣にし、早期発見で樹の寿命が大きく変わります。

シマトネリコ株元に黒く大きなフンが落ちていて、葉が減っている

原因

スズメガの幼虫(大型のイモムシ)。夏に葉を大量に食べる。

対策

フンの真上の枝を探すと大きな幼虫が見つかります。割り箸などで捕殺を。数匹の食害なら樹勢に影響はなく、新しい葉がすぐ茂ります。

シマトネリコ枝葉が茂りすぎて内側が蒸れ、すす病も出てきた

原因

剪定不足による過密と、カイガラムシの発生。

対策

透かし剪定で内側の枝を抜いて風を通し、カイガラムシはブラシで除去します。年2回(3-4月と9月)の剪定リズムに乗せれば再発しません。

ツバキ葉裏に毛虫が集団でびっしり付いている

原因

チャドクガの幼虫。年2回(5-6月・8-9月)発生する毒毛虫。

対策

絶対に触らず、毒毛固着スプレーで固めてから葉ごと切除し袋に密封処分します。風下から静かに作業を。冬の卵塊除去と風通し剪定が最良の予防です。

ウメ春の新梢にアブラムシがびっしり、葉が縮れる

原因

ウメの春の風物詩級に必発するアブラムシ。葉が巻いて縮れる。

対策

縮れた葉ごと摘み取って中の虫ごと処分し、多発時は薬剤を。冬のマシン油散布と、つぼみが膨らむ前の予防散布で翌春の発生を大幅に減らせます。

芝生部分的にめくれるように枯れ、簡単に剥がれる

原因

コガネムシ幼虫による根の食害。根を失った芝はカーペットのように浮く。

対策

剥がれる部分をめくって幼虫を捕殺するか、専用薬剤を散水します。被害部は目土と施肥で周囲からのランナー回復を促し、広ければ春に張り替えを。

フジ蕾が膨らんだまま開かずに落ちる

原因

フジツボミタマバエの幼虫が蕾に食入している可能性が高い。

対策

落ちた蕾・開かない蕾を集めて処分し、幼虫の連鎖を断ちます。毎年続く場合は開花前(3月頃)の防除散布が有効です。

ユーカリ元気だった株が急に全体的にしおれた

原因

過湿による根のトラブル、またはコガネムシ幼虫の根食害。ユーカリの突然死パターン。

対策

まず水やりを止めて土を乾かし、鉢なら土中のコガネムシ幼虫を確認します。回復しない場合も、枝を強めに詰めて負担を減らすと持ち直すことがあります。予防は「乾かし気味+水はけの良い土」に尽きます。

ラディッシュ葉に小さな穴が多数開いた

原因

キスジノミハムシの食害。アブラナ科の定番。

対策

種まき直後からの防虫ネットが唯一確実な対策です。生育20日の短期決戦なので、被害が出ても次のまき直しですぐ立て直せます。

コマツナ葉が白っぽくかすれてきた

原因

高温乾燥期のハダニ、またはキスジノミハムシの吸汁・食害。

対策

葉裏を確認し、シャワーで洗い流すか早めの収穫で対応します。夏栽培は「ネット+早採り」の短期回転が被害を最小化します。

ハボタン植え付け直後、葉が穴だらけにされた

原因

アオムシ・ヨトウムシの食害。キャベツの親戚ゆえ秋は虫の標的になる。

対策

葉裏の幼虫・卵を捕殺し、11月までは見回りを継続します。気温が下がれば虫の活動は止まり、以後は無防備でも大丈夫です。

ゴムの木葉の艶がなくなり、白っぽくかすれてきた

原因

ハダニの吸汁。乾燥した室内の冬〜春に多発。

対策

濡れ布で葉の表裏を拭き、シャワーで洗い流します。以後は月1回の葉拭きと定期的な葉水を習慣に:ゴムの木の美観管理はこの一手に集約されます。

ゴムの木幹や葉の付け根がベタベタする

原因

カイガラムシの排泄物(甘露)。放置するとすす病を併発。

対策

虫をブラシでこすり落とし、ベタつきを拭き取ります。風通しの確保と定期チェックで再発を防ぎます。

ニンジン縞模様の大きなイモムシが葉を食べている

原因

キアゲハの幼虫。セリ科共通の常連。

対策

見つけ次第、割り箸で移動または捕殺します。株数が多ければ被害は分散するので、数株の犠牲で共存する選択も。葉の茂りが収量に直結するため、幼苗期だけは死守を。

ピーマン実に小さな穴が開き、中が食べられている

原因

タバコガ類の幼虫の食入。夏後半に多発する。

対策

穴あき果は幼虫ごと見つけ次第処分し、連鎖を断ちます。被害が続く年は防虫ネットか、実が小さいうちからのこまめな収穫で被害面を減らします。

エダマメ莢に針で刺したような跡があり、実が入っていない

原因

カメムシの吸汁。実入り期の収量最大の敵。

対策

朝の動きの鈍い時間に捕殺し、多発するなら開花後から防虫ネットのトンネルで物理防御を。被害莢は早めに取り除き、株の栄養を無事な莢へ回します。

ユリ赤い甲虫が葉を食い荒らしている

原因

ユリクビナガハムシ。成虫・幼虫(黒い糞を背負う)ともユリ専門の食害虫。

対策

見つけ次第捕殺します(動きは鈍め)。幼虫は糞の塊ごと拭い取りを。放置すると葉がなくなり球根が痩せるため、春からの見回りが肝心です。

ユリ葉に濃淡のモザイク模様が出て、年々弱る

原因

ウイルス病。アブラムシが媒介し、治療法はない。

対策

発症株は残念ですが掘り上げて処分し、感染源を断ちます。ハサミ・手指の消毒、アブラムシの早期駆除が予防のすべてです。健全株との植え場所の分離も有効。

シンビジウム秋に伸びた花芽が途中で茶色く枯れた・かじられた

原因

ナメクジの食害(花芽はご馳走)、または急な凍結。

対策

秋の夜間パトロールと誘引剤で花芽を死守します。霜の降りる前に軒下・室内へ移動を。かじられた花芽は残念ながら再生しないため、予防が全てです。

デンドロビウムバルブに白い綿状のものが付いている

原因

コナカイガラムシ。バルブの節や葉の付け根に潜む定番害虫。

対策

歯ブラシでこすり落とし、多発時は薬剤を。株分け・植え替え時に隅々をチェックすると根絶しやすいです。風通しの良い屋外栽培期は発生が減ります。

ギボウシ春の新葉が穴だらけにされた

原因

ナメクジ・カタツムリの夜間食害。展葉期のギボウシ最大の敵。

対策

芽出し〜展葉完了の4〜6週間だけ、夕方の誘引剤と夜間パトロールで集中警備を。展開後の葉は増えないため、この期間の防衛が一年の美観を決めます。

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