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植物に虫がついたときの原因と対処法

304件の植物別事例を収録最終更新日:

観葉植物の葉の裏についたコナカイガラムシ

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まず確認したい結論

  • 葉裏に細かい糸と白いかすれがあればハダニ、白い綿や茶色い粒が動かずに付いていればカイガラムシ
  • 新芽やつぼみに小さな虫が群がっていればアブラムシ。土の表面から小さな黒い虫が飛ぶならコバエ(キノコバエ)
  • 駆除の基本は「隔離する、手で取り除く、水で洗う、数が多ければ用途に登録のある薬剤をラベルどおりに使う」の順
  • 一度で終わらせず、卵がかえる周期に合わせて1〜2週間おきに2〜3回繰り返すと再発しにくい

植物につく虫は種類によって効く対処がまったく違います。ハダニは水に弱く、カイガラムシは成虫に薬剤が効きにくく、コバエは葉ではなく土の管理を変えないと減りません。この記事では、葉裏・新芽・土・幹のどこに何がいるかという見た目から虫の種類を切り分け、種類ごとの駆除手順と、被害を受けた株が復活できるかの判定基準をまとめます。薬剤は必ず「観葉植物」「野菜」など育てている植物の用途に登録のあるものを選び、ラベルの希釈倍率と回数を守ってください。

原因の切り分け(質問に順番に答える)

上から順に読み、「はい」ならその原因の項目へ、「いいえ」なら次の質問へ進みます。

  1. 1葉裏や葉の付け根に細いクモの巣のような糸があり、葉に白い点々やかすれが広がっている

  2. 2茎や葉の付け根に白い綿状のもの、または茶色や白の粒がびっしり付いていて、触っても動かない

  3. 3新芽・つぼみ・葉裏に2〜3mmの緑や黒の小さな虫が群がっていて、葉がベタつく

  4. 4水やりのあとに土の表面から2〜3mmの黒い虫が飛び立つ

  5. 5葉を揺らすと白い小さな虫が舞う、または葉に銀色のかすり傷のような跡がある

  6. 6葉に穴や食べられた跡があり、黒い粒状のフンや光る筋が残っている

原因別の見分け方と対処

1ハダニ

こんなときはこの原因

  • 葉の表面に白っぽい細かい点が広がり、遠目にはかすれて色あせたように見える
  • 葉裏や葉の付け根に細いクモの巣のような糸が張っている
  • 0.5mm程度の赤や黄緑の点が葉裏で動いている。白い紙の上で葉を叩くと落ちてくる
  • エアコンの効いた乾燥した室内や、雨の当たらない軒下で発生しやすい

対処の手順

  1. 他の株から離し、葉裏を中心にシャワーで強めに洗い流す。ハダニは水に弱く、これだけでかなり減る
  2. 被害の大きい葉は切り取って捨てる。糸が張っている部分は虫と卵が集中している
  3. 洗い流したあとも1〜2週間おきに2〜3回繰り返し、以後は毎日の葉水で乾燥を防ぐ
  4. 数が多い場合は殺ダニ剤を用途に登録のあるものからラベルどおりに使う。同じ薬剤を続けると効きにくくなるので、系統の違うものを交互に使う

回復の見込み: 虫がいなくなればかすれの進行は止まりますが、白くなった葉は戻りません。生育期なら2〜4週間で正常な新葉が出てきます。

2カイガラムシ

こんなときはこの原因

  • 茎や葉の付け根、葉裏の葉脈に沿って、白い綿状や茶色・白の粒状のものが付いていて動かない
  • 葉や床がベタベタする。排泄物に黒いカビ(すす病)が生えて葉が黒ずむ
  • つまようじで剥がすと下が湿っていたり、中身が出てきたりする(ゴミや樹皮ではない)
  • 風通しの悪い場所に長く置いた株、購入した株の裏側に最初から付いていたことも多い

対処の手順

  1. 成虫は殻に覆われていて薬剤が効きにくいので、古い歯ブラシや濡らした布でこすり落とすのが基本
  2. 綿状のコナカイガラムシは、綿棒に薄めた食器用洗剤や薬用アルコールを含ませて拭き取ると落としやすい
  3. びっしり付いた枝や葉は切り取って処分する。落とした虫が土に残らないよう、新聞紙を敷いて作業する
  4. 幼虫(5〜7月ごろに多い)には薬剤が効くので、用途に登録のある殺虫剤をラベルどおりに散布し、2週間おきに2〜3回繰り返す

回復の見込み: こすり落とせば株はすぐ回復に向かいます。見えないところに残った個体から再発しやすいので、1か月は週1回の点検を続けてください。

3アブラムシ

こんなときはこの原因

  • 新芽・つぼみ・若い葉の裏に、2〜3mmの緑・黒・赤茶色の虫が群れになっている
  • 葉や新芽がベタつき、縮れたり丸まったりして伸びない
  • アリが株を行き来している(アブラムシの甘い排泄物を目当てに集まる)
  • 春と秋に急に増える。1匹見つけると数日で数十匹になる

対処の手順

  1. 少数なら指でつぶすか、粘着テープで貼り取る。ホースの水で吹き飛ばすのも有効
  2. 牛乳を薄めずにスプレーし、乾いてから水で洗い流す方法もある。膜で窒息させる仕組みなので、晴れた日に行う
  3. 数が多い場合は、用途に登録のある殺虫剤をラベルどおりに散布する。野菜・果樹は収穫前の使用制限日数を確認する
  4. 群がっていた新芽が縮れて戻らないときは、その先端を切り戻すと脇から正常な芽が出る

回復の見込み: 駆除すれば1〜2週間で新芽が正常に伸び始めます。縮れた葉は戻りませんが、株全体への影響は小さいことがほとんどです。

4コバエ(キノコバエ)

こんなときはこの原因

  • 水やりのあとに、土の表面から2〜3mmの黒く細い虫が飛び立つ
  • 土の表面が常に湿っていて、緑色の藻や白いカビが生えている
  • 土をほぐすと、半透明で頭が黒い数mmの幼虫が見つかる
  • 有機質の多い土や、腐葉土・堆肥を多く使った鉢で発生しやすい

対処の手順

  1. 水やりの間隔を伸ばし、土の表面から2〜3cmが乾いてから与える。幼虫は湿った表土で育つので、これだけで大きく減る
  2. 表土を2〜3cm取り除き、赤玉土や化粧砂など無機質の土で覆って産卵場所をなくす
  3. 成虫は黄色の粘着トラップを鉢の近くに立てて捕まえる。数の目安にもなる
  4. 減らない場合は、土に混ぜたり灌注したりできる用途に登録のある薬剤をラベルどおりに使う

回復の見込み: 成虫の寿命は1週間ほどなので、産卵を止めれば2〜3週間でいなくなります。植物そのものへの被害は小さく、根が弱った株でなければ枯れることはまれです。

5コナジラミ・アザミウマ(スリップス)

こんなときはこの原因

  • 株を揺らすと、葉裏から白い1〜2mmの虫がパッと舞い上がる(コナジラミ)
  • 葉や花びらに銀色のかすり傷のような跡や、小さな黒い点(フン)が付いている(アザミウマ)
  • 葉が白っぽくかすれ、ベタつきや黒いすすが出る
  • 夏の風通しの悪いベランダや室内、トマト・ナス・ハーブ類で多い

対処の手順

  1. 被害の大きい葉と花を切り取って袋に入れて処分する。アザミウマは花の中に隠れやすい
  2. 黄色や青色の粘着トラップを株の高さに設置して成虫を減らす
  3. 葉裏を中心にシャワーで洗い、以後は風通しをよくして密植を避ける
  4. 用途に登録のある殺虫剤をラベルどおりに散布する。世代交代が早いので、1週間おきに2〜3回、系統の違う薬剤を交互に使う

回復の見込み: 成虫を減らし続ければ3〜4週間で落ち着きます。アザミウマはウイルス病を運ぶことがあるので、葉にモザイク状の色ムラが出た株は病気の記事も確認してください。

6ナメクジ・毛虫・バッタなどの食害

こんなときはこの原因

  • 葉に不規則な穴や、縁からかじられた跡がある
  • 葉や土の上に黒や緑の粒状のフンが落ちている(毛虫・イモムシ)
  • 葉の表面に乾いて光る筋が残っている(ナメクジ・カタツムリ)
  • 昼間は見当たらず、被害だけが増える(夜行性の虫が多い)

対処の手順

  1. 夜や早朝に懐中電灯で株を見回り、見つけた虫を割り箸などで捕まえて処分する。最も確実な方法
  2. ナメクジは鉢の下や受け皿の裏に潜むので、鉢を持ち上げて確認する。ビールを入れた容器を置くと誘引できる
  3. 毛虫は葉裏に集団でいることが多く、若齢のうちに葉ごと切り取ると広がらない。素手では触らない
  4. 被害が続く場合は、対象の虫と植物の用途に登録のある薬剤や誘引剤をラベルどおりに使う

回復の見込み: 虫を取り除けば被害は止まり、穴の開いた葉も光合成には使えるので無理に切る必要はありません。生育期なら1か月ほどで新しい葉が茂ります。

7テッポウムシ・コガネムシ幼虫(幹・根の食害)

こんなときはこの原因

  • 幹や枝の根元に小さな穴が開き、おがくずのような木くずやフンが出ている(テッポウムシ=カミキリムシの幼虫)
  • 水も肥料も足りているのに株全体がしおれ、葉が黄色くなる
  • 鉢を持つと軽く、株が根元からぐらつく。土を掘ると白いC字型の幼虫が出てくる(コガネムシ幼虫)
  • 初夏〜秋に、コガネムシの成虫が土の表面に潜っているのを見た

対処の手順

  1. テッポウムシは、木くずの出ている穴を探して針金を差し込むか、穴に登録のある薬剤を注入して幼虫を殺す。穴は癒合剤や粘土でふさぐ
  2. コガネムシ幼虫は、鉢から抜いて土を全部落とし、幼虫を取り除いてから新しい土に植え替える。根が少なくなっていたら地上部も同じ割合で切り詰める
  3. 庭植えの場合は株元の土を浅く掘って探し、見つけた幼虫を処分する。数が多ければ土に混ぜる用途に登録のある薬剤をラベルどおりに使う
  4. 植え替え後は明るい日陰で管理し、根が回復するまで水を控えめにして肥料は与えない

回復の見込み: 根が半分以上残っていれば、植え替えから1〜2か月で新芽が動きます。テッポウムシに幹の内部を食い荒らされた枝は、枯れた部分から下で切り戻すと再生することがあります。

復活できる? 生きているかの見分け方

回復の見込みあり

  • 被害が一部の葉や新芽にとどまり、茎の先端や株の中心の芽が緑で生きている
  • 駆除したあと、葉のベタつきやかすれの広がりが止まっている
  • 鉢から抜いたとき、白い根が半分以上残っていて株元がしっかりしている

回復が難しい

  • 葉のほとんどが白くかすれたり縮れたりして落ち、新芽が1か月以上動かない
  • 幹の内部を食い荒らされ、根元を押すと空洞になっていたり、幹が根元から折れそうになっている
  • 根がほとんど食べられて土から簡単に抜け、株元が黒くやわらかい

確かめ方

  1. 駆除から1週間後に、白い紙の上で葉を叩いたり葉裏をルーペで見たりして、虫が減っているか確かめる
  2. 茎の皮を爪でこすり、下が緑なら生きている。茶色く乾いていればその部分は枯れている
  3. しおれや黄変が続くときは鉢から抜いて根を見る。白い根が残り、幼虫がいなければ回復の見込みあり

再発させないために

  • 新しく買った株は2週間ほど他の株から離して置き、葉裏と土を確認してから合流させる
  • 月に一度は葉裏・茎の付け根・土の表面を見る習慣をつける。早期発見なら手で取るだけで済む
  • 風通しをよくし、株同士を詰めすぎない。室内はサーキュレーターで空気を動かすとハダニ・カイガラムシが出にくい
  • 乾燥する季節は葉水を習慣にする。ハダニは湿度が高いと増えにくい
  • 水やりは土の表面が乾いてから。表土を無機質の土で覆うとコバエの産卵場所がなくなる
  • 肥料の与えすぎ(特に窒素)は柔らかい新芽を増やしてアブラムシを呼ぶので、規定量を守る

葉裏の写真を記録して、虫の増減を見える化する

虫の駆除は1回で終わらず、1〜2週間おきの繰り返しが必要です。Hapot の育成記録に葉裏の写真を残しておくと、前回より増えたか減ったかを比べられ、リマインダーで次の駆除日や点検日を忘れずに済みます。

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よくある質問

Q. 観葉植物についた虫は放っておいても大丈夫ですか?

少数のうちに取り除くのが一番簡単です。ハダニやアブラムシは条件がそろうと1〜2週間で数十倍に増え、ほかの株にも移ります。見つけた日に葉裏を洗う、指で取るなどの対処をしておくと、薬剤を使わずに済むことがほとんどです。

Q. 薬剤を使わずに虫を駆除できますか?

ハダニは水で洗い流す、カイガラムシはこすり落とす、アブラムシはつぶす・粘着テープで取る、コバエは表土を乾かすなど、多くは物理的な方法で減らせます。数が多く手に負えないときだけ、育てている植物の用途に登録のある薬剤をラベルどおりに使ってください。

Q. ハダニは何度駆除しても再発します。なぜですか?

卵が残っているためです。ハダニの卵は薬剤や水が効きにくく、数日でかえって世代交代します。1回で終わらせず、1週間おきに2〜3回続けて洗い流すか薬剤を使い、その後は葉水で湿度を保つと再発しにくくなります。

Q. コバエは植物に害がありますか?

キノコバエの成虫は植物を食べませんが、幼虫が湿った土の中で細い根や根毛をかじることがあります。健康な株なら大きな問題になりませんが、根腐れ気味の株では悪化の一因になります。土を乾かし気味にして、表土を無機質の土に替えると減ります。

Q. 白い綿のようなものはカビですか、虫ですか?

茎や葉の付け根に付いていて、つまようじで剥がすと中から湿ったものが出てくるならコナカイガラムシです。土の表面に広がる白いふわふわしたものはカビであることが多く、こちらは害が少ないので取り除いて土を乾かせば済みます。

Q. 虫がついた株はほかの植物から離したほうがいいですか?

はい。ハダニ・カイガラムシ・アブラムシはいずれも隣の株にすぐ移るので、駆除が終わって2週間ほど新しい虫が見つからなくなるまで、1m以上離すか別の部屋に置いてください。同時に、周りの株の葉裏も確認しておくと安心です。

Q. 黒い粒のような虫がついています。カイガラムシかアブラムシか、どう見分けますか?

つまようじで軽く触れて、動くかどうかと殻の有無で見分けます。アブラムシは体が柔らかく脚があり、つつくと少し動き、新芽やつぼみに群れて数日で増えます。カイガラムシは茎や葉脈に貼り付いて動かず、硬い殻をはがすと下が湿っています。どちらも排泄物でベタつき、すす病で葉が黒くなることがあるので、黒い粒が虫ではなくフンやすすでないかも確かめてください。

植物別の事例と対処(304件)

観葉植物の「虫がついた」事例(107件)

アイビー葉が白っぽくかすれて色が抜ける

原因

ハダニ。暖房で空気が乾燥する11〜3月に葉裏で増え、葉の汁を吸うため細かい白い点が集まってかすれたように見える。アイビーは観葉植物の中でも特にハダニが付きやすい。

対策

浴室で葉裏をシャワーで洗い流し、その後は毎日葉水を与えます。多い場合は殺ダニ剤を1週間おきに2〜3回散布。被害のひどい葉は取り除き、暖房の風が当たらない場所に移します。

ヘデラ・ピッツバーグ葉が白っぽくかすれる

原因

ハダニの寄生。葉が密に茂る品種なので、内側が乾くと被害が広がりやすい。暖房期や真夏に多い。

対策

シャワーで株全体を葉裏まで洗い流し、多い場合は殺ダニ剤を1週間おきに散布します。予防には葉水を習慣にします。

アグラオネマ・スノーホワイト白い葉の色がまだらにくすむ

原因

ハダニの吸汁。乾燥期に葉裏で増え、白い葉では吸汁痕が黄ばんだかすれとして現れる。

対策

シャワーで葉裏を洗い流し、3日おきに3回繰り返します。その後は週2〜3回の葉水と月1回の葉拭きで予防します。くすんだ部分は戻らないので、新しい葉の色で回復を確かめます。

アグラオネマ・レッド葉に白い点が増えてかすれる

原因

ハダニの吸汁。乾燥期に葉裏で増え、赤い模様に紛れて発見が遅れやすい。

対策

シャワーで葉裏を洗い流し、3日おきに3回繰り返します。その後は週2〜3回の葉水と月1回の葉拭きで予防を。かすれた葉は戻らないので付け根から切り、次の葉の状態で回復を確認します。

アグラオネマ・ロータスデライト葉に白い点が出てかすれる

原因

ハダニの吸汁。乾燥期に葉裏で増え、濃い緑の部分に白い点が目立つが、ピンクの縁では模様に紛れて見落としやすい。

対策

シャワーで葉裏を洗い流し、3日おきに3回繰り返します。その後は週2〜3回の葉水と月1回の葉拭きで予防します。かすれた葉は戻らないので、葉数に余裕があれば付け根から切り、次の葉で回復を確かめます。

アジアンタム葉裏に茶色い点が並んでいる

原因

シダの胞子嚢。葉の縁に規則正しく並ぶものは病気でも害虫でもない。

対策

そのままで問題ありません。不規則に付いて爪で押すと動くならカイガラムシなので、歯ブラシで落とします。胞子嚢はこすっても取れないので見分けられます。

アジアンタム・フラグランス葉柄に沿って茶色い粒が付く

原因

カイガラムシの寄生。密な株の内側に付きやすい。小葉の縁に沿って並ぶ茶色い帯は胞子のうで、害虫ではない。

対策

葉柄に付いた粒は綿棒や歯ブラシで落とします。薬剤は柔らかい葉に直接かけず、株元や葉柄に絞って使います。

アレカヤシ葉が白っぽくかすれる

原因

ハダニの吸汁。乾燥した室内で葉裏に増え、細い葉の色が抜けたように見え、ひどいと細い糸が張る。

対策

浴室で株全体をシャワーで洗い流し、3日おきに3回繰り返します。数が多ければ殺ダニ剤を使います。その後は毎日の葉水と月1〜2回のシャワーで予防し、新しい葉の色で回復を確かめます。

アレカヤシ茎や葉の付け根に白や茶色の粒が付いてベタつく

原因

カイガラムシの寄生。風通しの悪い場所で茎や葉の付け根に付き、排泄物で葉がベタつき、すす病を招くこともある。

対策

歯ブラシや綿棒でこすり落とし、数が多ければ観葉植物用の殺虫剤を散布します。ベタついた葉は濡らした布で拭き取ります。混み合った茎を間引いて風通しを良くすると再発を防げます。

アロカシア葉の表に白いかすれや細かい点が広がる

原因

ハダニの食害。暖房や冷房で空気が乾く時期に増えやすく、ひどくなると葉裏に細い糸が張る。

対策

浴室で葉の表裏をシャワーで洗い流し、3日おきに2〜3回繰り返します。毎日の葉水で予防し、数が多いときは殺ダニ剤を1週間おきに散布します。

アロカシア・アマゾニカ葉の艶が鈍り、全体が白っぽくかすれる

原因

ハダニの食害。葉裏の紫の面は被害が見えにくく、気付いたときには葉の表まで広がっていることが多い。

対策

葉の表裏をシャワーで洗い流し、3日おきに2〜3回続けます。予防は葉裏への毎日の葉水と、週1回のライトでの葉裏の確認です。

アロカシア・クプレア銅色の光沢が曇ってきた

原因

光が強すぎるか暗すぎる置き場所、またはハダニの食害で葉の表が細かく傷んでいる。

対策

北向きの窓辺のような柔らかい光の場所へ移します。細かい白い点が見えるなら葉裏をシャワーで洗い流し、新しい葉の光沢で確かめます。

アロカシア・ゼブリナ葉柄がべたべたして黒く汚れる

原因

葉柄の付け根に付いたカイガラムシの排せつ物と、それに生えるすす病。縞模様にまぎれて虫を見落としやすい。

対策

歯ブラシや綿棒で虫をこすり落とし、葉柄を濡れた布で拭きます。数が多い場合は殺虫剤を2週間おきに2〜3回散布します。

アロカシア・ドラゴンスケール葉が白っぽくかすれて艶がなくなる

原因

ハダニの吸汁。うろこ状の凹凸で被害に気付きにくく、暖房やエアコンで湿度が40%以下になると急に増える。

対策

浴室で葉の表裏をシャワーで洗い流し、3日おきに2〜3回繰り返します。多い場合は殺ダニ剤を1週間おきに2〜3回散布し、以後は毎日の葉水で予防します。

アロカシア・フライデック葉の表に白いしみのような跡が残る

原因

葉の表にかけた水がビロードの毛の間に残り、乾いてカルキが残った跡。細かい点が増えていくならハダニ。

対策

葉水は細かい霧で葉裏を中心にかけ、葉の表に水滴を残さないようにします。点が広がる場合は葉裏を確かめ、シャワーで洗い流します。

アロカシア・ブラックベルベット新しい葉の巻きの中に白い綿が付いている

原因

コナカイガラムシ。新しい葉の巻きや葉柄の付け根に潜み、新しい葉が縮れて開く原因になる。

対策

綿棒にアルコールを含ませて取り除き、2週間おきに殺虫剤を2〜3回散布します。新しい葉が出るたびに巻きの中を確かめます。

クワズイモ葉が白っぽくかすれる

原因

ハダニ。エアコンや暖房で乾燥した部屋で葉裏に増え、葉の汁を吸うため表面に白い点状のかすれが広がる。

対策

浴室で葉の裏表をシャワーで洗い流し、1週間おきに2〜3回続けます。予防には週2〜3回の葉水が有効です。多発した場合は殺ダニ剤を使い、ひどく傷んだ葉は切り取ります。

チランジア・カプトメデューサ屋外から取り込んだら株元から虫が出てきた

原因

株元の空洞に、ナメクジや小さな虫が入り込んでいた。

対策

株元を下にして軽く振り、虫を出してから水で洗い流します。逆さにしてよく乾かしてから室内に戻します。

チランジア・ブルボーサ葉に白いかすり傷のような点が出る

原因

ハダニ。乾燥した部屋で葉の裏や付け根に付きやすい。

対策

葉の表と裏を水で洗い流し、霧吹きを増やして湿度を上げます。加湿器のそばに置くと再発を防げます。

エバーフレッシュ葉色がくすみ、葉裏にクモの巣のような糸がある

原因

ハダニ。乾燥した室内で葉裏に発生し、細かい羽状葉は被害に気づくのが遅れやすい。

対策

葉の表裏をシャワーで洗い流し、以後は毎日の葉水を習慣にします。多発時は殺ダニ剤を1週間おきに2〜3回散布し、卵から孵った個体も駆除します。月1回のシャワー洗いが予防になります。

オキザリス・トリアングラリス葉の色がかすれて白っぽくなる

原因

ハダニが葉裏で汁を吸っている可能性があります。乾燥した室内で増えやすい害虫です。

対策

葉裏にシャワーをかけて洗い流し、混み合った古い葉を整理します。被害がひどければ葉を刈り込んで更新します。

ガジュマル幹や枝の分かれ目に白い粒が付く

原因

カイガラムシの発生(屋外管理や風通しの悪い場所で多い)

対策

歯ブラシでこすり落とし、混み合った枝を間引いて風通しを良くする。放置すると葉がベタつきすす病になる

カラテア葉裏が白っぽくかすれて細かい点がある

原因

ハダニの吸汁被害。乾燥した室内で葉裏に発生し、放置すると葉全体が色あせて薄いクモの巣状のものが付く。

対策

シャワーで葉裏を洗い流し、湿度60%前後に上げます。発生が続く場合は殺ダニ剤を7〜10日おきに2〜3回散布。日頃の葉水と月1回の葉拭きが予防になります。

カラテア・オルナータ線模様がかすれて葉に細かい白い点が出る

原因

ハダニの吸汁。葉裏の赤紫の面に付くため見つけにくく、乾燥した部屋で増えやすい。

対策

浴室のシャワーで葉裏を洗い流し、湿度を上げます。発生が続く場合は殺ダニ剤を7〜10日おきに2〜3回散布し、週1回は葉裏をライトで照らして確認します。

カラテア・フレディ冬に葉が白っぽくかすれる

原因

ハダニの吸汁。乾燥に強い品種でも、暖房で空気が乾く冬は葉裏でハダニが増え、明るい緑の地に白いかすれが出る。

対策

シャワーで葉裏を洗い流し、3日おきに3回繰り返します。その後は暖房期に週3〜4回の葉水と、月1回の葉拭きを続けて予防します。発生が続く場合は殺ダニ剤を使います。

カラテア・ホワイトスター葉がかすれて白っぽくなる

原因

ハダニの吸汁。乾燥期に葉裏で増え、白いかすれが白い線に紛れて見落としやすい。

対策

シャワーで葉裏を洗い流し、3日おきに3回繰り返します。その後は朝夕の葉水と湿度60%以上の維持で予防します。発生が続く場合は殺ダニ剤を7〜10日おきに2〜3回使います。

カラテア・マコヤナ羽根模様がぼやけて葉が白っぽくかすれる

原因

ハダニの吸汁。葉裏に付き、薄い葉の表に細かい白い点として現れる。

対策

シャワーで葉裏を洗い流し、朝夕の葉水で湿度を保ちます。発生が続く場合は殺ダニ剤を7〜10日おきに2〜3回散布します。

カラテア・ランシフォリア葉の表に白いかすれが広がる

原因

ハダニの吸汁。葉が縦に立つため葉裏が目に入りにくく、気づくのが遅れやすい。

対策

葉を軽く起こして裏をシャワーで洗い流し、1日1回の葉水を続けます。発生が続く場合は殺ダニ剤を7〜10日おきに2〜3回散布し、月2回は葉裏を確認します。

ギボウシ春の新葉が穴だらけにされた

原因

ナメクジ・カタツムリの夜間食害。展葉期のギボウシ最大の敵。

対策

芽出しから展葉完了までの4〜6週間だけ、夕方の誘引剤と夜間の見回りで集中して守ります。展開後の葉は増えないため、この期間の防衛が一年の美観を決めます。

コウモリラン貯水葉の裏に白い綿状のものが付く

原因

カイガラムシの発生

対策

ブラシや爪楊枝で除去し、風通しを良くする。胞子葉の白い粉(星状毛)は正常なので落とさない

コーヒーの木葉のツヤがなくなりベタつきも出てきた

原因

カイガラムシの寄生とその排泄物(甘露)。放置するとすす病を併発する。

対策

葉裏と枝を歯ブラシで清掃し、ベタつきは濡れた布で拭き取ります。月1回の葉拭きを習慣にすれば再発をほぼ防げます。

コルジリネ葉がかすれて細かい白い点が出る

原因

ハダニの吸汁。乾燥した室内で葉裏に増え、赤い葉では被害が目立たず、色あせてから気づくことが多い。

対策

シャワーで葉裏を洗い流し、3日おきに3回繰り返します。数が多ければ殺ダニ剤を使います。その後は毎日の葉水で予防します。かすれた葉は戻らないので、新しい葉がきれいに出るかで回復を確かめます。

ザミオクルカス葉に白い綿や茶色い粒が付いている

原因

カイガラムシ。葉軸の付け根や小葉の裏に付き、放置すると排泄物で葉がべたつきすす病の原因になる。

対策

歯ブラシや湿らせた布でこすり落とします。数が多い場合は殺虫剤を1週間おきに2〜3回散布してください。月1回の葉拭きを習慣にすると早期に見つけられ、再発しにくくなります。

ザミオクルカス・ゼンジー小葉の重なりの内側に白い綿や茶色い粒が付く

原因

カイガラムシの寄生。小葉が密に重なるすき間に隠れやすく、外からは見つけにくい。

対策

葉軸を軽く持ち上げて内側を確かめ、綿棒や歯ブラシでこすり落とします。数が多い場合は殺虫剤を使い、以後は月1回、重なりの内側を点検します。

ザミオクルカス・レイヴン黒い葉の艶がなくなり、白っぽくくすんで見える

原因

葉の表面にほこりがたまっている、または乾燥した室内でハダニが付き始めている。暗い葉は汚れが目立ちやすい。

対策

湿らせた柔らかい布で葉の表裏を月1回拭き、艶を取り戻します。葉裏に細かい点やクモの巣のような糸があればハダニなので、シャワーで洗い流してから拭き取りを。葉水で予防すると再発しにくくなります。

シェフレラ葉がベタベタし、床まで点々と汚れる

原因

カイガラムシの排泄物(甘露)。放置すると甘露に黒カビが生えるすす病に発展する。

対策

葉裏と枝の付け根の虫を歯ブラシでこすり落とし、ベタつきは濡れ布で拭き取ります。多発時はマシン油乳剤を散布します。月1回の葉拭きを習慣にすると早期発見できます。

シェフレラ葉が白っぽくかすれ、艶がなくなった

原因

ハダニの吸汁。暖房で乾燥した冬の室内で葉裏に発生する。

対策

シャワーで葉の表裏を洗い流し、週1〜2回の葉水と月1回の葉拭きを習慣にします。多発時は殺ダニ剤を1週間おきに2〜3回散布してください。

シンゴニウム・ネオンピンクの葉に白いかすれが広がる

原因

ハダニの吸汁。乾燥期に葉裏で増え、淡いピンクの葉では被害が色抜けと紛れて見落としやすい。

対策

浴室で葉裏をシャワーで洗い流し、3日おきに3回繰り返します。多い場合は殺ダニ剤を1週間おきに2〜3回使い、その後は1日1回の葉水で予防します。

シンゴニウム・ホワイトバタフライ葉に細かい白い点が散ってかすれる

原因

ハダニの吸汁。エアコンの効いた乾いた部屋で葉裏に増え、乳白色の部分では被害が目立ちにくい。

対策

浴室で葉裏をシャワーで洗い流し、3日おきに3回繰り返します。多い場合は殺ダニ剤を1週間おきに2〜3回使い、その後は1日1回の霧吹きで予防します。

オーガスタ葉がベタついて黒いすすのような汚れが付く

原因

カイガラムシの排泄物にすす病のカビが広がったもの。葉柄の重なりや葉裏に虫が潜んでいる。

対策

黒い汚れは濡れ布巾で拭き取り、カイガラムシを歯ブラシで落とします。多い場合は殺虫剤を散布し、月1回の葉拭きで再発を防ぎます。

ストレリチア・ノンリーフ葉柄の付け根に白い綿のような塊が付く

原因

カイガラムシの寄生。葉柄が密に重なった付け根は風が通りにくく、見つけにくい。

対策

綿棒や歯ブラシでこすり落とし、数が多い場合は殺虫剤を散布します。成長が遅く葉柄が貴重な種なので、月1回は付け根を確認します。

ストレリチア・パービフォリア葉柄の付け根に白い綿のような塊が付く

原因

カイガラムシの寄生。葉柄が重なる付け根は風が通りにくく、見つけにくい。

対策

綿棒や歯ブラシでこすり落とし、数が多い場合は殺虫剤を散布します。葉の数が少ない株なので、月1回は付け根を確認します。

ストレリチア・マンデラズゴールド葉の付け根に白い綿や茶色の殻が付く

原因

カイガラムシの寄生。室内に取り込んだ冬に増えやすい。

対策

歯ブラシでこすり落とし、数が多ければ殺虫剤を散布します。取り込む前と冬の間は、月1回葉の付け根を点検します。

ストレリチア・レギネ花茎や葉の付け根に白い粒が付いてベタつく

原因

カイガラムシの寄生。葉柄の重なった隙間や花茎の付け根は風が通りにくく、見落とされやすい。

対策

歯ブラシや綿棒でこすり落とし、ベタつきは濡れた布で拭き取ります。数が多い場合は、5〜6月の幼虫が出る時期に殺虫剤を散布します。

ストロマンテ・トリオスター葉が白っぽくかすれ、葉裏に細い糸がある

原因

ハダニが葉裏で汁を吸っている可能性があります。乾燥した室内で増えやすい害虫です。

対策

浴室でシャワーをかけて葉裏を洗い、3日おきに2〜3回繰り返します。数が多ければ殺ダニ剤を使い、予防として葉水を続けます。

スパティフィラム葉が白くかすれ、葉裏に細かい点がある

原因

乾燥期のハダニ。暖房やエアコンで空気が乾く時期に葉裏で増える。

対策

シャワーで葉裏を洗い流し、多発時は殺ダニ剤を1週間おきに2〜3回散布します。週2〜3回の葉水と月1回の葉拭きで予防でき、新しい葉にかすれが出なければ収束しています。

スパティフィラム・ウォーリシー土の表面に小さな黒い虫が飛ぶ

原因

湿度を上げようと土をいつも濡らしていて、キノコバエが発生している。

対策

土は表面が乾いてから水を与え、湿度は葉水で補います。表面の土を1cmほど無機質の赤玉土に替えると、発生が減ります。

スパティフィラム・センセーション葉の筋に沿って白い粒や白い点が付く

原因

葉脈の溝に沿ってカイガラムシやハダニが付いている。大きな葉は裏側の確認が手薄になりやすい。

対策

湿らせた布で葉の裏を筋に沿って拭き取り、カイガラムシは歯ブラシでこすり落とします。ハダニは浴室のシャワーで洗い流し、月2回の拭き取りを習慣にします。

スパティフィラム・ドミノ葉全体が白っぽくかすれる

原因

ハダニの吸汁。斑の白い模様と見分けにくく、気づくのが遅れやすい。

対策

葉の裏をライトで照らして確かめ、浴室のシャワーで洗い流します。斑の部分は薬害が出やすいので、薬剤は目立たない葉で試してから使います。

ディスキディア葉の付け根に白い綿のようなものが付く

原因

コナカイガラムシ。葉が密に重なる節の部分に潜み、乾燥した室内で増えやすい。

対策

綿棒や歯ブラシでこすり落とし、つるをシャワーで洗い流します。数が多い場合は被害のひどいつるを切り取り、カイガラムシに効く殺虫剤を1週間おきに2〜3回散布します。

ディフェンバキア・コンパクタ葉がベタつき、付け根に白い粒が付いている

原因

密な葉の内側に隠れたカイガラムシ。株の内側は見えにくく発見が遅れやすい。

対策

葉をかき分けて綿棒か柔らかい布で虫を拭き取り、ベタつきも拭きます。傷んだ葉は外し、風通しの良い場所に移して2-3週間様子を見ます。月1回の内側の点検で予防できます。

ディフェンバキア・サブライム葉色がぼんやり薄くかすれる

原因

ハダニの吸汁。乾燥期に葉裏で増え、白いかすれが淡い黄緑の葉色に紛れて見落としやすい。

対策

シャワーで葉裏を洗い流し、3日おきに3回繰り返します。その後は週2〜3回の葉水と月1回の葉拭きで予防します。葉を光に透かして葉裏を確かめる習慣をつけると早く気づけます。

ディフェンバキア・トロピックスノー葉全体が白くかすれて艶がない

原因

ハダニ。40cmを超える葉の裏の点検を怠ると、暖房で乾燥する冬に広がりやすい。

対策

浴室で葉裏をシャワーで洗い流し、週2-3回の葉水を続けます。多発時は殺ダニ剤を1週間おきに2-3回散布。月1回、葉を1枚ずつ表裏拭く習慣で予防できます。

ディフェンバキア・マリアンヌ葉に黒いすすのような汚れが付く

原因

カイガラムシの排せつ物に生えるすす病。明るい葉色のため、黒い汚れが目立ちやすい。

対策

葉の付け根や葉裏のカイガラムシをブラシでこすり落とし、汚れは濡れた布で拭き取ります。その後も月1回の葉拭きで付け根と葉裏を確かめ、虫が残っていないか見ます。

ディフェンバキア・レフレクター葉がベタつき、小さな虫が付いている

原因

カイガラムシの排泄物(甘露)。ビロード状の葉は埃や虫が目立ちにくく発見が遅れやすい。

対策

濡らした柔らかい布で葉の表裏を拭き取り、成虫は綿棒や柔らかいブラシで除去。多発時はマシン油乳剤を散布します。月1回の葉拭きが予防に効果的です。

ディフェンバキア・レフレクター葉裏がざらつき、模様がかすれて見える

原因

ハダニ。暖房で湿度が40%を下回る冬に葉裏に発生し、葉の色を抜く。深緑の葉は初期の変化に気づきにくい。

対策

葉裏をシャワーで洗い流し、週2-3回の葉水で湿度を補います。多発時は殺ダニ剤を1週間おきに2-3回散布。月1回の葉拭きで早期に見つけられます。

テーブルヤシ葉が白っぽくかすれて艶がない

原因

乾燥した室内で葉裏に発生したハダニの吸汁。冬の暖房期に多い。

対策

浴室で葉裏までシャワーをかけて洗い流し、その後は週2〜3回の葉水を続けます。数が多い場合は殺ダニ剤を葉裏に散布します。湿度を保つことが最大の予防です。

ドラセナ・コンパクタ葉の付け根に白い綿のようなものが付いてベタつく

原因

カイガラムシの寄生。葉が幹の先に密に重なるため、中心の葉の付け根に隠れて増えやすい。

対策

葉をそっとめくり、綿棒や歯ブラシでこすり落とします。ベタつきや黒い汚れは湿らせた布で拭き取ります。数が多い場合は殺虫剤を散布し、以後は月1回、葉の付け根を確かめます。

ドラセナ・ソングオブインディア葉の付け根にベタつきや白い粒が付いている

原因

カイガラムシの発生。葉が密に付く品種のため、付け根の隙間に隠れやすい。

対策

歯ブラシや綿棒で一つずつこすり落とし、ベタつきは濡れ布で拭き取ります。多発時は風通しを改善し、殺虫剤を散布。月1回の葉拭きで早期発見できます。

ドラセナ・マルギナータ葉がかすれて白っぽくなる

原因

乾燥した室内でのハダニの発生

対策

葉裏をシャワーで洗い流し、週3回の葉水を2〜3週間続ける。ひどい場合は殺ダニ剤を使う

幸福の木葉が白っぽくかすれて艶がなくなった

原因

ハダニ。暖房で乾燥した室内の葉裏に発生し、幅広の葉は裏側を見落としやすいため気付くのが遅れがち。

対策

葉の表裏をシャワーで洗い流し、以後は週2〜3回の葉水を習慣にします。多発時は殺ダニ剤を1週間おきに2〜3回散布し、月1回は葉を1枚ずつ裏返して確認してください。

ネフロレピス葉の裏に茶色い粒が並んでいる

原因

多くは胞子のう(胞子の入った袋)で、株が充実した証拠。不規則に付いて爪で取れる粒はカイガラムシの可能性がある。

対策

小葉の縁近くに等間隔で並び、こすっても動かない粒はそのままにします。葉柄の付け根などに不規則に付く粒は、綿棒や歯ブラシでこすり落とします。

ネフロレピス・ダッフィー丸い小葉に白い斑点が散る

原因

ハダニの吸汁。乾燥した部屋で増えやすい。

対策

浴室のシャワーで葉の裏まで洗い流し、葉水で湿度を上げます。発生が続く場合は殺ダニ剤を7〜10日おきに2〜3回散布します。

ネフロレピス・フラッフィーラッフル葉の間に白い綿や茶色い粒がある

原因

カイガラムシやコナカイガラムシ。密な葉の間に隠れて見つけにくい。

対策

株をそっと開いて綿棒でこすり取ります。数が多ければ薬剤を午前中に散布し、終わったら風通しの良い場所で葉を乾かします。

ボストンファーン葉柄の付け根に白い綿のようなものが付く

原因

コナカイガラムシの寄生。密に重なった葉の内側に付きやすい。

対策

吊り鉢を床に下ろし、綿棒や歯ブラシで取り除きます。数が多ければ薬剤を使い、月に1回は株の内側を確認します。

パキラ葉がかすれて白っぽくなる

原因

乾燥した室内でのハダニの発生

対策

葉裏をシャワーで洗い流し、週2〜3回の葉水で予防する。ひどい場合は殺ダニ剤を使う

ヒポエステス葉が白っぽくかすれる

原因

ハダニが葉裏で汁を吸っている可能性があります。暖房で乾燥した室内や、夏の乾いた環境で増えやすい害虫です。

対策

浴室でシャワーをかけて葉裏を洗い、3日おきに2〜3回繰り返します。予防として週2〜3回の葉水を続けます。

ヒューケラ株が急にぐらつき、根元がスカスカになる

原因

コガネムシの幼虫やゾウムシの幼虫が根や株元を食害している。鉢植えで秋から春に多い。

対策

鉢から抜いて土の中を確認し、幼虫を取り除きます。根が大きく減っていたら新しい土に植え直し、明るい日陰で養生してください。生き残った株元や葉柄は挿し芽で再生できます。

ピレア・ペペロミオイデス土の表面から小さな黒い虫(コバエ)が飛ぶ

原因

キノコバエ。常に湿った土に産卵して増える。

対策

水やりを土が乾いてからに改め、土の表面を2cmほど乾いた赤玉土や化粧砂で覆うと産卵できず減ります。受け皿の水は毎回捨て、風通しの良い場所に置いてください。

カシワバゴムノキ大きな葉がホコリで曇り、艶がなくなった

原因

葉の表面に積もったホコリ。大きく凹凸のある葉はホコリが溜まりやすく、光合成の効率が落ちてハダニも付きやすくなる。

対策

月1〜2回、濡らした柔らかい布で葉の表裏を拭き取ります。葉を手で下から支えて優しく拭くのがコツ。シャワーで洗い流すのも効果的で、艶の回復とハダニ予防を同時に行えます。

ゴムの木葉の艶がなくなり、白っぽくかすれてきた

原因

ハダニの吸汁。乾燥した室内の冬から春に多発する。

対策

濡れ布で葉の表裏を拭き、シャワーで洗い流します。以後は月1回の葉拭きと週2〜3回の葉水を習慣にしてください。多発時は殺ダニ剤を1週間おきに2〜3回散布します。

ゴムの木幹や葉の付け根がベタベタする

原因

カイガラムシの排泄物(甘露)。放置するとすす病を併発する。

対策

虫をブラシでこすり落とし、ベタつきを濡れた布で拭き取ります。風通しの確保と月1回の見回りで再発を防ぎます。

フィカス葉がかすれたように白っぽくなり、艶がなくなった。葉裏に細かい点や糸がある

原因

ハダニ。乾燥した室内で葉裏に発生し、汁を吸って葉の色を抜く。エアコンの効いた部屋で秋冬に多い。

対策

葉の表裏をシャワーで洗い流し、以後は葉水を習慣にします。多発時は殺ダニ剤を散布し、1週間おきに2〜3回繰り返して卵から孵った個体も駆除を。月1回の葉拭きが最良の予防です。

フィカス・アルテシマ幹や葉の付け根がベタベタし、黒いすすのような汚れが付く

原因

カイガラムシの排泄物(甘露)と、それを栄養にするすす病。大きな葉の裏や枝の分かれ目に付きやすい。

対策

歯ブラシで成虫をこすり落とし、濡れ布で葉の表裏を拭きます。多発時はマシン油乳剤を散布。月1回の葉拭きを習慣にすると早期発見でき、再発もほぼ防げます。

フィカス・ウンベラータ葉に茶色い斑点ができる

原因

直射日光による葉焼け、または葉裏のハダニ

対策

レースカーテン越しに移し、葉裏を確認してハダニがいればシャワーで洗い流す。焼けた葉は元に戻らない

フィカス・ウンベラータ葉や床がベタベタする

原因

カイガラムシの排泄物(甘露)

対策

幹や葉の付け根の虫を歯ブラシでこすり落とし、濡れ布巾で葉を拭く。放置するとすす病で葉が黒ずむ

フィカス・プミラ葉の色がくすんで白い点が増える

原因

ハダニの吸汁。乾燥した室内で葉裏に増え、小さな葉が密に重なるため気づくのが遅れやすい。

対策

鉢ごとシャワーで葉裏まで洗い流し、3日おきに2〜3回繰り返します。その後は毎日の葉水で予防します。被害の大きいつるは切り戻し、込み合った部分を間引いて風通しを良くします。

フィカス・ベンガレンシス白い葉脈がぼやけて葉全体がくすんできた

原因

葉の表面に積もったホコリか、ハダニの初期症状。葉が厚く大きいベンガレンシスはホコリが溜まりやすく、光合成の効率も落ちる。

対策

濡らした柔らかい布で葉の表裏を拭きます。裏側が白くかすれていればハダニなので、シャワーで洗い流してから週2〜3回の葉水を続けてください。月1回の葉拭きを習慣にすると再発しにくくなります。

フィカス・ベンジャミン葉がかすれて色あせ、細かい糸が張る

原因

ハダニの発生。小さな葉が密に茂るベンジャミンはハダニの温床になりやすい。

対策

浴室などでシャワーを株全体にかけて洗い流し、以後は葉水を毎日〜隔日に。多発時は殺ダニ剤を散布します。内側の枝を抜く剪定で風通しを改善すると再発しにくくなります。

フィカス・ベンジャミン葉や床がベタベタし、黒いすすのような汚れが付く

原因

カイガラムシの排泄物(甘露)と、それを栄養にするすす病。枝の付け根や葉裏に白や茶色の粒状の虫が付いている。

対策

古い歯ブラシや綿棒でこすり落とし、株全体をシャワーで洗います。多発時はマシン油乳剤を散布。すす病の付いた葉は濡れ布で拭き取ります。月1回のシャワー浴と内側の枝抜きで風通しを保つと再発を防げます。

フィロデンドロン葉が白っぽくかすれて細い糸が付く

原因

ハダニの発生。湿度40%以下の暖房期に葉裏で増える。

対策

シャワーで葉裏を洗い流し、週2〜3回の葉水で湿度を保ちます。多発した場合は殺ダニ剤を1週間おきに2〜3回散布し、月1回は葉裏を確認する習慣をつけてください。

フィロデンドロン・グロリオーサムビロードの葉に白いかすれが広がる

原因

ハダニの吸汁。乾燥した時期に葉裏で増え、ビロードの表面では初期に気づきにくい。

対策

ぬるま湯のシャワーを葉裏から当てて洗い流し、加湿で再発を防ぎます。広がっている場合は観葉植物用の殺虫剤を1週間おきに2〜3回使います。

フィロデンドロン・ホワイトナイト白い斑の上に細かなかすれが広がる

原因

ハダニの吸汁。乾燥期に葉裏で増え、白い部分では被害が模様に紛れて見落としやすい。

対策

シャワーで葉裏を洗い流し、3日おきに3回繰り返します。多い場合は殺ダニ剤を1週間おきに2〜3回使い、その後は週2〜3回の葉水と月1回の葉拭きで予防します。

フィロデンドロン・ミカンス葉の光沢が消えて白っぽくなった

原因

濡れた布で強く拭いて表面の毛を傷めたこと、または葉面に光沢剤を使ったこと。ハダニの被害でも白っぽくなる。

対策

葉の手入れは柔らかい刷毛で払う方法に変えます。葉裏に細かな点や糸があればハダニなので、シャワーで洗い流します。

ペペロミア葉が白っぽく色あせ、艶がなくなった

原因

直射日光による葉焼け、または乾燥期のハダニ。葉裏に細かい点があればハダニ、葉の表面が全体に白く抜けていれば葉焼け。

対策

葉焼けなら直射日光の当たらない半日陰に移し、焼けた葉は付け根から取り除きます。ハダニなら霧吹きで葉裏を洗い、多発時は殺ダニ剤を散布します。どちらも新しい葉に症状が出なければ回復しています。

ペペロミア・ジェミニ葉の艶がなくなり白っぽくかすれる

原因

乾燥期のハダニ、または夏の直射日光による葉焼け。葉に細かい白い点があればハダニ、窓側の葉だけが白く抜けていれば葉焼け。

対策

ハダニは霧吹きで葉の表裏を洗い流し、数日おきに繰り返します。葉焼けならレース越しの場所へ移します。傷んだ葉は戻りませんが、新しい葉は艶のある緑で出てきます。

ペペロミア・ジェミニ葉の内側に白い綿のような塊が付く

原因

コナカイガラムシ。舟形に折れた葉の内側や、葉が重なる株の中心に潜みやすい。

対策

綿棒にアルコールを含ませて拭き取ります。数が多い場合は浸透移行性の殺虫剤を土にまきます。月1回、葉の内側と株元を点検すると早く見つけられます。

ポトス土の表面に小さなコバエが湧く

原因

常に土が湿っていることによるキノコバエの発生

対策

表面の土を2cmほど乾いた赤玉土に替え、水やりの間隔を空ける。受け皿の水も捨てる

ポトス・エンジョイ株の内側がベタつき、白い綿のようなものが付く

原因

カイガラムシ。密に茂った株の内側に溜まった枯れ葉を隠れ家にして増える。

対策

歯ブラシでこすり落とし、ベタつきを濡れた布で拭き取ります。株の内側の枯れ葉を取り除き、混み合った部分を間引いて風通しを確保すると再発を防げます。

ポトス・グローバルグリーン葉の模様の部分が白っぽくかすれる

原因

ハダニの吸汁。湿度40%以下の乾燥期に葉裏で増え、中央の明るい緑の部分では被害の跡が目立ちやすい。

対策

シャワーで葉裏を洗い流し、3日おきに2〜3回繰り返します。以後は週2〜3回の葉水で予防し、傷んだ葉は付け根で切り取ります。

ポトス・セブブルー葉の銀色の光沢が消えて緑っぽくなる

原因

光不足。暗い場所では青みがかった銀色の光沢が弱まり、くすんだ緑に見えるようになる。ハダニの吸汁でまだらに抜けることもある。

対策

レースカーテン越しの明るい窓辺へ移すと、次に出る葉から光沢が戻ります。葉の表面がまだらにかすれている場合は葉裏を確かめ、ハダニがいればシャワーで洗い流して3日おきに3回繰り返します。

ポトス・パーフェクトグリーン葉がベタついて黒いすすのような汚れが付く

原因

カイガラムシの排泄物に、すす病のカビが広がったもの。風の通らない暗い場所で増えやすい。

対策

濡れた布で葉を拭き、カイガラムシは歯ブラシでこすり落とします。風通しの良い明るい場所に移し、茂りすぎた部分は間引いて再発を防ぎます。

ポトス・マーブルクイーン葉が白っぽくかすれ、斑の部分に小さな傷が目立つ

原因

ハダニの吸汁。湿度40%以下の暖房期に葉裏で増え、白い部分では被害が目立ちやすい。

対策

シャワーで葉裏を洗い流し、週2〜3回の葉水で予防します。多発した場合は殺ダニ剤を1週間おきに2〜3回散布し、傷んだ葉は切り取ります。

ポトス・マンジュラ葉の白い部分が銀色にかすれ、細かい点が出る

原因

ハダニやアザミウマの吸汁。波打つ葉のくぼみはほこりがたまりやすく、乾燥する時期に増えやすい。

対策

浴室で葉の表裏をシャワーで洗い流し、月2回は濡れた布で葉を拭きます。多いときは観葉植物用の殺虫殺ダニ剤を1週間おきに2〜3回散布し、ひどく傷んだ葉は切り取ります。

ポトス・ライム黄緑の葉がかすれたようにくすんで艶がない

原因

ハダニの吸汁。明るい葉色では白いかすれ傷が目立ちにくく、色抜けと見分けにくい。湿度40%以下の乾燥期に増える。

対策

浴室でシャワーをかけて葉裏を洗い流し、3日おきに2〜3回繰り返します。以後は週2〜3回の葉水で湿度を保ち、月1回は葉裏を点検します。

ホヤ花の下や床がべたべたする

原因

ホヤの花が分泌する蜜が垂れたもの。花のない時期にもべたつき、黒い汚れが出る場合はカイガラムシやアブラムシの排泄物の可能性がある。

対策

花の真下だけなら蜜なので、受け皿や敷物で受け、葉や床は濡れた布で拭きます。花がないのにべたつく場合は葉裏や茎を確認し、虫を歯ブラシでこすり落とすか殺虫剤で駆除します。

ホヤ・カーリー葉の付け根やくぼみに白い綿のようなものが付く

原因

コナカイガラムシの寄生。厚い葉の重なりやハート形のくぼみの奥に隠れやすい。

対策

綿棒や歯ブラシでこすり落とし、葉のべたつきは湿らせた布で拭き取ります。数が多い場合は観葉植物用の殺虫剤を散布します。

ホヤ・カルノーサ・コンパクタ葉の間に白い綿状のかたまりが付く

原因

コナカイガラムシの寄生。縮れた葉のすき間は外から見えにくく、気づいたときには増えていることが多い。

対策

ピンセットや綿棒で取り除き、数が多ければ殺虫剤か浸透移行性の粒剤を使います。月に1回は葉の重なりを指で開いて確認します。

ホヤ・ベラつぼみが咲く前に落ちる

原因

つぼみの時期の水切れ、置き場所や鉢の向きの変更、つぼみに付いたアブラムシのいずれか。

対策

土の表面が乾いたら早めに水を与え、つぼみが付いたら同じ場所・同じ向きのまま管理します。つぼみの付け根にアブラムシがいれば洗い流します。

ポリシャス葉が白っぽくかすれ、葉裏に小さな虫がいる

原因

ハダニの被害です。乾燥した室内で増えやすく、葉の汁を吸って色を抜きます。

対策

浴室でシャワーをかけて葉裏を洗い、3日おきに2〜3回繰り返します。予防として毎日の葉水を続けます。

マランタ葉が白っぽくかすれ、葉裏に細い糸が見える

原因

ハダニが葉裏で汁を吸っています。乾燥した室内で増えやすい害虫です。

対策

浴室でシャワーをかけて葉裏を洗い、3日おきに2〜3回繰り返します。数が多ければ殺ダニ剤を使い、予防に葉水を続けます。

マランタ・エリスロネウラ赤い葉脈の周りが白っぽくかすれる

原因

ハダニの吸汁。吊り鉢は葉の裏が見えにくく、気づくのが遅れやすい。

対策

週1回は鉢を下ろして葉の裏を確かめ、白い点や糸があれば浴室のシャワーで洗い流します。毎日の葉水で予防します。

マランタ・マッサンゲアナ葉に不規則な白い点が出る

原因

ハダニの吸汁。銀の葉脈と違い、不規則な細かい点の集まりになる。

対策

浴室のシャワーで葉の裏を洗い流し、毎日の葉水で予防します。被害が続く場合は殺ダニ剤を7〜10日おきに2〜3回使います。

マランタ・レモンライム葉全体が黄色っぽく色あせる

原因

直射日光や西日による色あせ、肥料の与えすぎ、またはハダニの被害。

対策

まず葉の裏にハダニがいないか確かめ、いればシャワーで洗い流します。いなければレースカーテン越しの位置に移し、液肥は規定の2倍に薄めて月1回にします。

ヒメモンステラ葉が白くかすれて艶がなくなった

原因

ハダニ。乾燥した室内で葉裏に発生し、葉が密に茂るヒメモンステラでは株の内側から広がりやすい。

対策

浴室でシャワーをかけて葉裏を洗い流し、以後は週3回の葉水を続けます。混み合ったつるを間引いて風通しを確保すると再発しにくくなります。多発時は殺ダニ剤を1週間おきに2〜3回散布します。

マドカズラ葉が白くかすれて艶がなく、葉裏に細かい点がある

原因

ハダニ。乾燥した室内で葉裏に発生し、薄い葉のマドカズラは被害の進行が早い。葉水をやめた冬に多い。

対策

浴室でシャワーをかけて葉裏を洗い流し、傷みの激しい葉は切り取ります。以後は毎日の葉水を再開し、多発時は殺ダニ剤を1週間おきに2〜3回散布します。混み合ったつるを間引いて風通しを確保すると再発しにくくなります。

ワイヤープランツ葉が白っぽくかすれ、葉裏に細かい点がある

原因

乾燥期のハダニ。室内管理や暖房の乾いた空気で発生する。

対策

シャワーで葉裏を洗い流し、多発時は殺ダニ剤を1週間おきに2〜3回散布します。週2〜3回の葉水で予防でき、屋外に出せる季節は風と雨がほぼ解決してくれます。

花・草花の「虫がついた」事例(54件)

アガパンサスつぼみや花がかじられて穴が開いている

原因

ナメクジの食害。梅雨時の6〜7月、夜間に花茎を登ってつぼみをかじる。株元の枯れ葉が隠れ家になる。

対策

夜間に見回って捕殺するか、株元に誘引剤を置きます。枯れ葉を片付けて隠れ家をなくし、鉢植えは鉢の縁に銅テープを巻くと登られにくくなります。かじられた花は切り取り、残りのつぼみを守ります。

アサガオ葉が白っぽくかすれてきた

原因

ハダニ。猛暑と乾燥でカーテンの葉裏に大発生しやすい。

対策

ホースのシャワーで葉裏を洗い流し、以後は葉水を習慣に。カーテンの内側の風通しを保つことも予防になります。

アジサイ葉裏がかすれて白っぽくなる

原因

乾燥する夏に発生するハダニ

対策

シャワーで葉裏を洗い流し、週2-3回の葉水を続ける。ひどい場合は殺ダニ剤を使う

アネモネつぼみや茎に小さな虫がびっしり付いている

原因

アブラムシです。春の新芽とつぼみに集まり、放置すると花が変形します。

対策

水で洗い流すか手で払い、多発時は市販の殺虫剤を1週間おきに2回散布します。風通しの良い場所に置くと発生が減ります。

アリッサム葉に穴が開いて食べられている

原因

アオムシやコナガの幼虫の食害。アブラナ科なので秋の植え付け期に狙われやすい。

対策

葉裏の幼虫と卵を捕殺し、被害が続くなら防虫ネットをかけます。気温が下がる12月以降は虫の活動が止まるので、秋の間だけ週1回葉裏を点検してください。

ウェデリア葉の表面が白っぽくかすれる

原因

ハダニです。乾燥した場所、とくに冬に暖房の効いた室内へ取り込んだ株に付きやすくなります。

対策

葉裏に水をかけて洗い流し、数日おきに繰り返します。暖房の風が当たらない場所へ移し、ときどき葉水を与えて予防します。

エリカ葉が白っぽくかすれる

原因

ハダニです。春から秋の乾燥した時期や、暖房の効いた室内に置いたときに発生しやすくなります。

対策

株全体にシャワーをかけてハダニを洗い流し、ときどき葉に水をかけて予防します。数が多い場合は園芸用の殺ダニ剤を使います。

オタカンサス葉の表面が白くかすれたようになる

原因

ハダニの寄生です。乾燥した時期や、室内で冬越しさせている株の葉裏に発生しやすくなります。

対策

葉の裏に強めに水をかけて洗い流し、数日おきに繰り返します。被害が広がっている場合は適用のある殺ダニ剤を使い、傷んだ葉は取り除きます。

ガーベラ葉に白い曲線の模様が描かれている

原因

ハモグリバエ(エカキムシ)の幼虫が葉の中を食い進んだ痕。

対策

線の先端にいる幼虫を指で潰すか、被害葉を摘み取ります。多発時は成虫対策として黄色粘着トラップが有効です。

キク茎の先端が急にしおれて垂れた

原因

キクスイカミキリの産卵です。5-6月に茎に傷を付けて卵を産み、幼虫が茎の中を食い下がります。

対策

しおれた部分の少し下で茎を切り、幼虫ごと処分します。早期に対処すれば株全体への影響は軽く、切った下から脇芽が伸びて回復します。

クリスマスローズ葉が黒くなる・黒い斑紋やねじれが出る

原因

ブラックデス(ウイルス病)。アブラムシが媒介

対策

治療法がないため感染株は処分し、使ったハサミは消毒。アブラムシを見つけ次第駆除して予防する

コキア夏に葉が白っぽくかすれ、細かい糸が張っている

原因

乾燥した時期に増えるハダニの吸汁です。放置すると秋の紅葉もくすみます。

対策

ホースの水で株全体を勢いよく洗い流し、数が多ければハダニ用の薬剤をラベルどおりに使います。夏は数日おきに葉の裏を確認します。

コスモス葉が穴だらけになり夜のうちに食べられる

原因

ヨトウムシの食害です。昼は株元の土中に隠れ、夜に葉を食べます。

対策

食害痕のある株の周りの土を浅く掘って幼虫を捕殺します。被害が続く場合は夜に懐中電灯で見回って取り除きます。株全体が食べ尽くされることは少なく、新しい葉が出れば回復します。

サポナリア新芽や蕾に小さな虫がびっしり付く

原因

アブラムシです。春の新芽や蕾に集まり、汁を吸って生育を弱らせます。

対策

水で洗い流すか、テープで取り除きます。数が多い場合は園芸用の殺虫剤を使い、周りの雑草も取って発生源を減らします。

シンビジウム秋に伸びた花芽が途中で茶色く枯れた・かじられた

原因

ナメクジの食害か、急な凍結です。花芽はナメクジのご馳走です。

対策

秋の夜間パトロールと誘引剤で花芽を守ります。霜の降りる前に軒下や室内へ移動します。かじられた花芽は再生しないため、予防がすべてです。

ストック秋に葉がレース状に食べられた

原因

アオムシやコナガの幼虫の食害。アブラナ科なので秋の植え付け期に狙われやすい。

対策

葉裏の幼虫と卵を捕殺し、防虫ネットをかけます。中心の新葉が守られていれば薄い液肥で回復します。12月以降は虫の活動が止まるので、秋の間だけ点検を続けてください。

ダリア新芽や葉が縮れて委縮してきた

原因

ホコリダニの被害か、アブラムシが媒介するウイルス病です。

対策

ダニなら被害部を除去して薬剤散布で回復できます。葉にモザイク模様が出るウイルス病なら治療できないため、感染拡大を防ぐために株ごと処分し、ハサミを消毒します。

チューリップ花びらに筋状の模様や色むらが出る

原因

アブラムシが媒介するモザイク病(ウイルス病)です。品種本来の模様ではなく、年々花が小さくなります。

対策

治す方法はないので、周囲への感染を防ぐために発症株は球根ごと抜き取って処分します。3〜4月のアブラムシを早めに駆除し、使ったハサミは消毒してください。

ツワブキ葉に白い線で落書きをしたような跡がある

原因

ハモグリバエ(エカキムシ)の幼虫が葉の中を食べ進んだ跡です。

対策

線の先端にいる幼虫を指でつぶすか、被害の多い葉を付け根から切り取ります。株が枯れることはまれなので、新しい葉を見守ります。

ツワブキ新しい葉や花に穴があいている

原因

湿った日陰に多いナメクジが、夜に食べていることが多い原因です。

対策

夜に懐中電灯で見回って取り除くか、ナメクジ用の誘引剤を使います。株元の枯れ葉や落ち葉を片付けて隠れ場所をなくします。

デンドロビウムバルブに白い綿状のものが付いている

原因

コナカイガラムシ。バルブの節や葉の付け根に潜む定番害虫。

対策

歯ブラシでこすり落とし、多発時は薬剤を。株分け・植え替え時に隅々をチェックすると根絶しやすいです。風通しの良い屋外栽培期は発生が減ります。

デンドロビウム春に出た新芽が黒く溶けた

原因

軟腐病、または新芽の付け根に水がたまったことによる腐敗。ナメクジの食害が入口になることも。

対策

溶けた新芽は付け根から取り除き、風通しの良い場所で水苔を乾かし気味にします。脇から次の芽が出るので大切に育て、鉢は棚に上げてナメクジの侵入を防ぎます。

ニオイアヤメ花茎や新芽に小さな虫がびっしり付く

原因

アブラムシです。春の新芽や伸びてきた花茎に付きやすく、つぼみの生育が悪くなります。

対策

見つけたら水で洗い流すか、テープで取り除きます。数が多い場合は園芸用の殺虫剤を使い、つぼみが開くのを妨げないようにします。

ネモフィラネモフィラの新芽やつぼみにアブラムシが付いた

原因

春先の気温上昇で発生します。肥料が多く柔らかい新芽ほど狙われます。

対策

見つけ次第水で洗い流すか、粘着テープで取り除きます。多発時は園芸用の薬剤を使います。追肥をやめると発生が減ります。

ノースポール植えたばかりの苗の葉が食べられている

原因

ナメクジやヨトウムシが定植直後の柔らかい若苗をかじっています。

対策

夜に見回って捕殺するか、株元に誘引剤を置きます。定植から2週間ほどで葉が硬くなると被害は減ります。

ハイビスカス葉裏に白い点、葉がかすれる

原因

ハダニの発生(乾燥時に多い)

対策

シャワーで葉裏を洗い流し、週2-3回の葉水で予防。ひどい場合は殺ダニ剤を7-10日おきに2-3回散布

ハイビスカス新芽や蕾に小さな虫が群がる

原因

アブラムシの発生

対策

見つけ次第、牛乳スプレーや専用薬剤で駆除。風通しの良い屋外で管理し、月2回は新芽と蕾を点検する

ハイビスカス株を揺らすと白い虫が舞う

原因

オンシツコナジラミの発生

対策

黄色の粘着トラップを設置し、葉裏に薬剤を散布。混み合った枝を抜いて風通しを改善する

ハゴロモジャスミンつぼみにアブラムシが群がって花が変形した

原因

3〜4月の新芽とつぼみに付くアブラムシ。放置すると花が開かず香りも弱まる。

対策

つぼみが色づく前に葉裏と先端を週1回確認し、見つけたら水で洗い流すか薬剤で駆除します。開花中は花への散布を避け、変形した花は摘み取ってください。

ハボタン植え付け直後、葉が穴だらけにされた

原因

アオムシ・コナガ・ヨトウムシの食害。キャベツの親戚ゆえ秋は虫の標的になる。

対策

葉裏の幼虫と卵を捕殺し、11月までは週1回の見回りを続けます。気温が下がれば虫の活動は止まり、以後は無防備でも大丈夫です。被害葉は取り除けば新しい葉がきれいに育ちます。

パボニア葉に白いかすれが出て色があせる

原因

ハダニの被害が考えられます。乾燥を好む小さな虫で、とくに室内で冬越しさせる間に暖房で空気が乾くと、葉裏で増えやすくなります。

対策

葉裏をシャワーで洗い流し、3日おきに2〜3回繰り返します。予防には霧吹きで葉に水をかけます。数が多い場合は園芸用の殺ダニ剤を表示どおりに使います。

パボニア葉や枝がベタベタして黒いすすが付く

原因

アブラムシ、コナジラミ、カイガラムシの排せつ物に、すす病のカビが生えたものと考えられます。新芽や葉裏、枝の付け根に虫が付いていることが多いです。

対策

アブラムシとコナジラミはシャワーで洗い流し、カイガラムシは歯ブラシでこすり落とします。すすは湿らせた布で拭き取り、数が多い場合は殺虫剤を表示どおりに使います。

バラバラの株元に穴が開いておがくずが出ている

原因

カミキリムシの幼虫、いわゆるテッポウムシの食害です。幹の中を食べ進み、放置すると株が枯れます。

対策

穴に細い針金を差し込んで幼虫を刺すか、専用のスプレー薬剤を穴に注入します。6-8月は成虫の産卵期なので株元を清潔に保ち、見回りで成虫を捕殺します。

バラ鉢植えのバラが急に元気をなくして葉がしおれる

原因

コガネムシの幼虫による根の食害か、根詰まりです。鉢を持ち上げて軽い、株がぐらつくなら幼虫の可能性が高くなります。

対策

休眠期でなくても鉢から抜いて幼虫を取り除き、残った根で新しい土に植え直します。花とつぼみを切って日陰で養生し、1か月ほどで新芽が動けば回復します。根詰まりなら12-2月に植え替えます。

ビオラ新芽やつぼみに小さな虫が群がる

原因

アブラムシ(春先に多発)

対策

初期なら粘着テープで除去するか牛乳スプレー。数が多ければ園芸用殺虫剤を散布し、週1回は見回る

ビオラ花びらに食べ跡がある

原因

ナメクジの夜間の食害

対策

夕方にビール罠か誘引剤を設置し、夜に見回って捕殺。鉢の下や落ち葉のたまる場所を掃除する

ヒマワリ発芽直後の芽が消えた、かじられた

原因

ナメクジ、ダンゴムシ、鳥による食害です。ヒマワリの芽と子葉は柔らかく、種まき後2週間が最も狙われやすい時期です。

対策

まき直しをし、発芽までは不織布やペットボトルのカバーで物理的に守ります。夜間に懐中電灯で見回ると原因が分かり、ナメクジなら捕殺や誘引剤で対策できます。

ヒマワリ花が開いたのに種ができない、中身がない

原因

受粉不足です。花粉の出ない切り花用品種を育てている、または訪花昆虫が少ない環境で受粉が進まなかったことが考えられます。

対策

種を採りたい場合は花粉の出る品種を選び、開花中に筆で花の中央を軽くなでて人工授粉します。切り花用品種は種が採れないのが仕様なので、来季は通常種を用意してください。

ブーゲンビリア葉が白くかすれて艶がなくなり落ちる

原因

ハダニの被害です。乾燥する真夏と暖房の効いた冬の室内で葉裏に発生します。

対策

葉裏をシャワーで洗い流し、週1回の葉水を続けます。多発時は殺ダニ剤を1週間おきに2回散布します。5月に屋外へ出せば新しい葉が展開して回復します。

フジバカマ葉脈が黄色く網目状に浮き出て株が縮む

原因

コナジラミが媒介するウイルス病。斑入り品種と見間違えられることがあり、治す方法がない。

対策

症状の出た株は根ごと抜いて処分し、ほかの株へ広がるのを防ぎます。夏は葉裏の白く小さな虫(コナジラミ)を見つけたら早めに水で洗い流すか、用途に登録のある薬剤で防除します。新しい苗は葉脈に黄色い網目がないか確かめて買います。

プリムラ花やつぼみが一晩でかじられる

原因

ナメクジやヨトウムシの食害です。どちらも夜に活動するため、昼に見ても姿が見えず、屋外の鉢や地面に近い株で被害が出やすくなります。

対策

夜に懐中電灯で鉢の縁や鉢底を確認し、見つけたら取り除きます。ナメクジには誘引駆除剤を株から離して置き、鉢を台の上に上げます。ヨトウムシは株元の土の中に隠れるので浅く掘って探します。

ペチュニア花に穴が開いたり、夜のうちに食べられたりする

原因

夜行性のナメクジ、ヨトウムシの食害です。昼間は鉢の底や落ち葉の下に潜んでいます。

対策

夜間に見回って捕殺するか、誘引駆除剤を株元に置きます。鉢の下や落ち葉など隠れ場所を掃除することも効果的です。

ポインセチアポインセチアの葉裏に白い小さな虫が飛ぶ

原因

オンシツコナジラミです。葉裏で吸汁し、排泄物ですす病を起こして葉が黒くなることもあります。

対策

葉裏に週2回シャワーをかけて洗い流し、黄色の粘着トラップを設置します。多発時は専用薬剤を使い、被害葉は取り除きます。1か月ほどで新しい葉が展開します。

ホトトギス葉が一晩で食べられ、トゲのある黒っぽい幼虫がいる

原因

ルリタテハの幼虫です。ホトトギスの仲間はこのチョウの食草の一つで、夏から秋に葉を食べられることがあります。

対策

幼虫を見つけたら割り箸などで取り除きます。食べられた葉は戻りませんが、株元が元気なら翌春にまた芽が出ます。葉の裏や茎を夏から秋に時々確かめると、被害が広がる前に気づけます。

ホトトギス新芽や葉に穴があき、ぬめった跡が残る

原因

ナメクジの食害です。湿った半日陰を好むホトトギスの株元は、ナメクジの隠れ場所になりやすくなります。

対策

夜に見回って取り除くか、ナメクジ用の誘引剤を株元に置きます。株元の落ち葉や鉢の下の湿った場所を片付けると、隠れ場所が減ります。

マリーゴールド葉がかすれて白っぽくなり元気がない

原因

高温乾燥期のハダニ。

対策

葉裏へのシャワーで洗い流し、株元の乾燥をマルチングで緩和します。混みすぎた枝の整理も予防になります。

マリーゴールド苗の茎が根元から食いちぎられた

原因

ナメクジやネキリムシによる若苗の食害。夜間に活動する。

対策

夜に見回って捕殺し、株元の土を浅く掘ってネキリムシがいれば取り除きます。誘引剤や、株元に卵の殻や銅テープを置く方法も有効です。本葉が8枚以上に育てば被害は減ります。

ユリ赤い甲虫が葉を食い荒らしている

原因

ユリクビナガハムシ。成虫・幼虫(黒い糞を背負う)ともユリ専門の食害虫。

対策

見つけ次第捕殺します(動きは鈍め)。幼虫は糞の塊ごと拭い取りを。放置すると葉がなくなり球根が痩せるため、4月からの週1回の見回りが肝心です。

ユリ葉に濃淡のモザイク模様が出て、年々弱る

原因

ウイルス病。アブラムシが媒介し、治療法はない。

対策

発症株は残念ですが掘り上げて処分し、感染源を断ちます。ハサミ・手指の消毒、アブラムシの早期駆除が予防のすべてです。健全株との植え場所の分離も有効。

ラバテラ新芽や蕾に小さな虫がびっしり付く

原因

アブラムシです。春から初夏の柔らかい新芽や蕾に集まり、汁を吸って生育を妨げます。

対策

水で洗い流すか、粘着テープで取り除きます。数が多い場合は園芸用の殺虫剤を使い、窒素の多い肥料を控えて新芽が軟らかくなりすぎないようにします。

ラベンダー新芽に小さな虫が群がる

原因

アブラムシ

対策

見つけ次第、水で洗い流すか指でつぶして除去。肥料の与えすぎで発生しやすいので窒素分を控える

リンドウ新芽やつぼみに小さな虫が群がっている

原因

アブラムシです。汁を吸って花をゆがめ、ウイルス病を運ぶこともあります。

対策

水で洗い流すか、テープで取り除きます。数が多い場合は用途に登録のある園芸用の薬剤を使います。

ワレモコウ葉がかすれたように白っぽくなる

原因

ハダニの吸汁。高温で乾燥する夏に葉裏で増え、葉の表面に細かな白い点が残る。

対策

シャワーで葉裏を洗い流し、数日おきに繰り返します。鉢植えは軒下など雨の当たらない場所で増えやすいので、夏は葉裏にも水をかけるようにします。かすれのひどい葉は付け根から取り、新しい葉で回復を確かめます。

矢車草つぼみや茎の先に小さな虫が群がる

原因

春のアブラムシ

対策

見つけ次第テープや牛乳スプレーで除去し、多ければ園芸用殺虫剤を使う。多肥だと発生しやすいので肥料を控える

野菜の「虫がついた」事例(36件)

エダマメ莢に針で刺したような跡があり、実が入っていない

原因

カメムシの吸汁です。開花後の若い莢を吸われると、その莢は実が入らず空になります。実入り期の収量を最も減らす害虫です。

対策

朝の動きが鈍い時間に捕殺し、多発するなら開花後から防虫ネットのトンネルで覆います。被害を受けた莢は早めに取り除き、株の栄養を無事な莢へ回してください。

エンドウ新芽やつぼみにアブラムシが群がる

原因

春の暖かさで急増し、チッソ過多の柔らかい新芽に集まります。ウイルス病を媒介するため放置できません。

対策

見つけ次第、粘着テープで取るか薬剤で駆除します。追肥を控え、風通しを良くしてください。葉が縮れてモザイク状になった株は抜き取ります。

カブ葉が黒い小さな幼虫に食べられて穴だらけになった

原因

カブラハバチの幼虫(ナノクロムシ)。9〜10月の秋まき直後に多く、防虫ネットを掛けていない株やネットの裾の隙間から侵入して若葉を食べる。

対策

幼虫は触ると丸まって落ちるので、葉の下に手を添えて捕殺します。ネットは裾を土で埋めて掛け直してください。外葉が残っていれば2週間ほどで新しい葉が展開し、収穫まで持ち直します。

カブ根が太る時期に株元がぬるぬると腐って臭う

原因

軟腐病。根が太る時期の多湿と、密植による風通しの悪さで細菌が傷口から入って起きる。間引きや土寄せでできた傷、虫の食害痕が入口になりやすい。

対策

発病株は周りの土ごと取り除いて処分します。株間を10cm以上に広げて風通しを良くし、水は朝に株元へ与えて葉を濡らさないようにします。同じ場所での栽培は1〜2年空け、高畝にして水はけを改善してください。

キャベツ葉が穴だらけになった

原因

モンシロチョウの幼虫であるアオムシやコナガの食害。キャベツは産卵の第一標的で、防虫ネットの隙間から侵入することもある。

対策

葉裏の卵と幼虫を捕殺し、防虫ネットを設置または補修して裾を土で埋めます。外葉の多少の穴は結球に影響しないので、中心部を守ることに集中してください。

キャベツキャベツが巻かず葉が開いたまま

原因

外葉の育成不足。植え付けの遅れ、追肥忘れ、害虫による食害、日照不足のいずれかで、結球に必要な外葉が育っていない。

対策

寒くなる前なら追肥と害虫駆除、不織布の保温で巻く可能性があります。真冬に入ったら春まで置いてとう立ち菜として食べ、来季は9月中の植え付けと追肥2回を守ってください。

キャベツ葉の縁が黄色く三角形に枯れ込む

原因

黒腐病。多湿期に葉の縁の傷や虫の食害跡から細菌が入り、葉脈が黒くなって枯れ込む。

対策

発症葉を早めに取り除いて処分し、株元への水かけを避けて風通しを確保します。連作を避け、収穫後の残渣を畑に残さないことが翌年の予防になります。

キュウリオレンジ色の甲虫に葉を円形にかじられる

原因

ウリハムシの成虫の食害。幼虫は根を食べるため、幼苗期に被害が集中すると株が弱る。

対策

動きの鈍い午前中に手で捕まえるか、幼苗期は防虫ネットやあんどん囲いで物理的に防ぎます。本葉5-6枚以降は株が耐えるので、被害葉を取り除いて様子を見ます。

ゴーヤ葉がオレンジ色の小さな甲虫にかじられ円形の傷だらけになる

原因

ウリハムシの食害です。ウリ科共通の害虫で、幼苗期に集中して付くと生育が遅れます。

対策

午前中の動きが鈍い時間に手で捕殺します。株が育ってしまえば多少の食害は問題ありません。幼苗期だけ行灯囲いや不織布で守ると効果的です。

コマツナ葉が穴だらけになった

原因

アオムシ、コナガ、キスジノミハムシなどアブラナ科害虫の食害。防虫ネットの掛け忘れや裾の隙間から侵入する。

対策

葉裏の卵や幼虫を取り除き、防虫ネットを張り直して裾を土で埋めます。穴あきの葉も味は変わらないので食べられます。次作は種まき当日のネットで被害を防ぎます。

コマツナ葉が白っぽくかすれてきた

原因

高温乾燥期のハダニ、またはキスジノミハムシの吸汁や食害。

対策

葉裏を確認し、シャワーで洗い流すか早めに収穫して対応します。夏栽培はネットと25日前後の早採りで短期に回すと被害が最小になります。

サツマイモイモの表面が穴だらけ、かじられている

原因

コガネムシの幼虫、ハリガネムシ、ネコブセンチュウなど土中の害虫による食害です。未熟な堆肥を入れた畑や、雑草の多い場所で発生しやすく、収穫まで気づきにくいのが特徴です。

対策

被害部を切り取れば食べられます。来季は堆肥を入れず、植え付け前に土を深く耕して幼虫を取り除きます。被害が続く畑は1〜2年空け、マリーゴールドを輪作すると軽減します。

シソ(大葉)葉が穴だらけになる・虫に食われる

原因

ヨトウムシ、バッタ、ベニフキノメイガの食害

対策

夜に懐中電灯で葉裏や株元を探して捕殺し、目の細かい防虫ネットで覆う。食われた枝は切り戻すと2週間ほどで新葉が出る

シソ(大葉)葉が白くかすれる

原因

乾燥した環境で葉裏に発生したハダニ

対策

葉裏にシャワーで水をかけて洗い流し、朝夕の水やりで乾燥を防ぐ。被害の大きい葉は取り除く

シソ(大葉)葉が縮れて丸まる

原因

真夏の強光と水切れの繰り返し、または新芽に付いたアブラムシ

対策

遮光して朝夕たっぷり水を与える。アブラムシは水で洗い流すか手で取り除き、防虫ネットで予防する

ジャガイモ葉が網目状に食べられ、丸い虫がいる

原因

テントウムシダマシ(ニジュウヤホシテントウ)の成虫と幼虫が葉の裏から食害しています。5月以降に増え、放置すると葉が透けて光合成が落ち、イモの肥大が鈍ります。

対策

成虫も黄色いトゲ状の幼虫も見つけ次第捕殺し、葉裏の黄色い卵塊もつぶします。週1回の点検で発生初期に抑えられます。株が弱っていなければ収量への影響は小さく、収穫時期を早める必要はありません。

ジャガイモ掘ったイモに穴が開いてかじられている

原因

コガネムシの幼虫やハリガネムシ(コメツキムシの幼虫)が土の中でイモを食害しています。未熟な堆肥や雑草の多い畑で発生しやすく、収穫まで気づきにくいのが特徴です。

対策

被害部を切り取れば食べられます。土を耕すときに見つけた幼虫は取り除き、完熟堆肥だけを使います。同じ場所での栽培は2〜3年空け、収穫後は残ったイモを畑に残さないでください。

シュンギク葉に白い線が曲がりくねって入る

原因

ハモグリバエの幼虫が葉の中を食べ進んだ跡で、絵描き虫とも呼ばれます。

対策

線の先にいる幼虫を指でつぶすか、被害を受けた葉を摘み取って処分します。種まき直後から防虫ネットをかけると、成虫が卵を産むのを防げます。

ソラマメ茎の先端にアブラムシが大量発生した

原因

ソラマメの宿命ともいえる症状で、春先に柔らかい先端部へ集中的に付く。窒素過多の株はさらに付きやすい。

対策

群がった先端ごと10cm摘み取って処分するのが最速の対処で、本来の摘心作業も兼ねられます。以後は毎朝の見回りと、テントウムシの保護を続けてください。

ダイコン葉に穴が開きボロボロになった

原因

アオムシ・カブラハバチ・ダイコンサルハムシなどアブラナ科害虫の食害。

対策

葉裏の幼虫を捕殺し、被害が続くなら防虫ネットを今からでも設置します。次作は種まき直後からのネットで被害ゼロを狙えます。

ダイコン根の表面に黒い筋や斑点が出た

原因

キスジノミハムシの幼虫による食害痕、または土壌病害。

対策

見た目の問題で味は落ちないため、皮を厚めにむいて食べられます。次作は防虫ネットと連作回避、完熟堆肥で発生を減らします。

ナス葉がかすれて色あせ、株の勢いが落ちる

原因

ハダニの大発生です。夏の高温乾燥期に葉裏で爆発的に増え、吸汁された葉が白っぽくかすれます。

対策

葉裏に毎日シャワーのように散水するだけでかなり抑えられます。多発時は殺ダニ剤を葉裏中心に散布し、被害の大きい葉は取り除きます。乾燥予防の敷きワラも間接的な対策になります。

ナス葉が網目状に食べられて茶色く透けている

原因

テントウムシダマシ(ニジュウヤホシテントウ)の食害です。成虫と幼虫が葉の表面を削るように食べ、放置すると株全体が弱ります。

対策

成虫と葉裏の黄色い卵を見つけ次第取り除きます。近くにジャガイモがあると発生源になるので距離を取ります。被害葉が多い場合は切り取り、追肥と水やりで新しい葉の展開を促します。

ニンジン縞模様の大きなイモムシが葉を食べている

原因

キアゲハの幼虫。セリ科共通の常連。

対策

見つけ次第、割り箸で移動または捕殺します。株数が多ければ被害は分散するので、数株の犠牲で共存する選択もあります。葉の茂りが収量に直結するため、幼苗期だけは守ってください。

ハクサイ葉がかすり状に白くなってきた

原因

コナガやハスモンヨトウの食害、またはべと病の初期。

対策

葉裏を確認し、幼虫がいれば捕殺してネットの隙間を補修します。病気なら発症葉を除去して風通しを確保します。

ハクサイ結球しないまま冬になった

原因

植え付けの遅れ、元肥と追肥の不足、害虫の食害、乾燥のいずれかで外葉が20枚前後まで育たず、結球に必要な養分が足りなかった。

対策

開いたままの株も葉は炒め物や鍋で食べられ、春には菜の花になります。来季は早生種かミニハクサイを9月中に植え、当日から防虫ネットをかけ、2週間おきの追肥と水やりを守ります。

ピーマン実に小さな穴が開き、中が食べられている

原因

タバコガ類の幼虫の食入です。8月以降の夏後半に多発します。

対策

穴あき果は幼虫ごと見つけ次第処分し、連鎖を断ちます。被害が続く年は防虫ネットで覆うか、実が小さいうちからこまめに収穫して被害面を減らします。

ピーマン葉が白くかすれて艶がなくなった

原因

ハダニです。30°Cを超える乾燥した時期に葉裏で増えます。

対策

葉裏にシャワーで水をかけて洗い流し、朝の葉水を続けます。多発した場合は市販の殺ダニ剤を使い、株元の敷きわらで乾燥を和らげます。

ブロッコリー葉が穴だらけでレース状になった

原因

アオムシやコナガの食害です。防虫ネットを掛けていないアブラナ科では避けられない被害です。

対策

葉裏の幼虫と卵を捕殺し、今からでも防虫ネットを設置します。株の回復力は高いので、新しい葉が守られれば花蕾は育ちます。裾を土で埋めて隙間をなくしてください。

ブロッコリー花蕾の中に小さな虫が入り込んでいる

原因

アブラムシやコナガの幼虫がつぼみの隙間に侵入したものです。

対策

収穫後に塩水か重曹水へ15分ほど逆さに浸けると虫が出てきます。畑では花蕾が見え始めた時期の防除と、ネットの隙間チェックで侵入を防ぎます。

ホウレンソウホウレンソウの葉が巻かれて中が食べられている

原因

シロオビノメイガの幼虫が葉を糸で巻いて中から食害している。秋の早い時期に多い。

対策

巻かれた葉を開いて幼虫を捕殺し、被害葉は摘み取ります。種まき直後から防虫ネットをかけ、裾を土で押さえて隙間をなくすと産卵を防げます。

ミズナ葉が穴だらけになった

原因

アオムシ、コナガ、キスジノミハムシなどアブラナ科害虫の食害。ネットの掛け忘れや裾の隙間から侵入する。

対策

葉裏の卵や幼虫を取り除き、防虫ネットを張り直して裾を土で埋めます。穴あきの葉も味は変わらないので食べられます。次作は種まき当日のネットで防ぎます。

ミニトマト実に小さな穴が開く

原因

オオタバコガの幼虫が実の中に入って食害している

対策

穴の開いた実は幼虫ごと取って処分する。7-9月は週1回実を点検し、防虫ネットで成虫の産卵を防ぐ

ラディッシュ葉に小さな穴が多数開いた

原因

キスジノミハムシの成虫が葉を食害している。アブラナ科を続けて作った土に居着きやすい。

対策

種まき直後から防虫ネットをかけ、裾を土で押さえて隙間をなくします。穴は見た目だけで根の味には影響しないので、そのまま収穫して問題ありません。同じ土での連作は3作を目安に土を替えます。

芽キャベツ芽キャベツの芽の隙間にアブラムシがびっしり付いた

原因

芽球の重なった葉の間はアブラムシが入り込みやすく、下葉が茂って風通しが悪いと増えやすくなります。

対策

少ないうちはシャワーで勢いよく洗い流し、増えた場合は野菜に使える薬剤をラベルどおりに使います。下葉をかいて株元の風通しをよくし、収穫した芽は外側の葉を1〜2枚むいてから洗います。

芽キャベツ葉が穴だらけになりアオムシがいる

原因

モンシロチョウの幼虫のアオムシやコナガの食害です。夏から秋の育苗期と植え付け直後に被害が集中します。

対策

葉裏の卵と幼虫を取り除き、目合い1mm以下の防虫ネットを掛け直して裾を土で埋めます。茎の先端の芽が残っていれば、新しい葉が出て株は回復します。

果樹の「虫がついた」事例(34件)

イチゴ花は咲くのに実が付かない、実が膨らまない

原因

受粉不足が主な原因です。虫の少ないベランダや、開花期の低温と雨で受粉がうまくいかないと実が肥大しません。

対策

晴れた日の午前中に筆で花の中心を軽くなでて受粉を助けます。雨の日は軒下に移し、気温が10°Cを下回る日は不織布を掛けて花を守ってください。

イチゴ実がナメクジや鳥にかじられる

原因

色づいた実はナメクジ、鳥、ダンゴムシに狙われます。実が土に触れていると被害が増えます。

対策

防鳥ネットを掛け、株元に敷きワラをして実を浮かせます。ナメクジは夜間の見回りで捕まえるか誘引剤を置き、かじられた実は早めに取り除いてください。

イチジク株元におがくず状の粉が落ちている

原因

カミキリムシ(テッポウムシ)の幼虫が幹の中を食い進んでいるサイン。6〜8月に成虫が株元付近に産卵し、孵化した幼虫が2〜3年かけて幹を空洞にする。

対策

粉の出ている穴を探し、細い針金を差し込んで幼虫を刺すか、専用の殺虫剤を穴に注入して癒合剤で塞ぎます。以後は月2回株元を点検し、6〜8月は成虫を捕殺してください。

イチジク実が熟す前に鳥や虫に食べられる

原因

完熟直前の実は香りが強く、ヒヨドリやカラス、スズメバチ、ショウジョウバエを引き寄せる。収穫が1日遅れると先を越されやすい。

対策

8〜10月は毎朝見回り、実が下を向いて柔らかくなった時点で採ります。防鳥ネットを木全体に掛け、特に守りたい実は1つずつ排水穴を開けたビニール袋や果実袋で覆ってください。

カキ実のヘタ付近から食い荒らされて落果する

原因

カキノヘタムシガ(ヘタムシ)の幼虫が実のヘタから食入しています。

対策

落果は放置せず拾って処分し、幼虫の連鎖を断ちます。防除適期は6月と8月で、この2回の薬剤散布で被害を大幅に減らせます。冬の粗皮削りで越冬幼虫を減らすのも伝統の対策です。

カキ葉裏に緑色のとげのある幼虫がいて触ると激しく痛む

原因

イラガの幼虫です。7〜9月に葉裏に集団で付き、とげに触れると強い痛みと腫れが出ます。

対策

素手で触らず、幼虫の付いた葉や枝ごと切り取って袋に密封して処分します。冬に枝に付く卵形の繭を見つけて取り除くと翌年の発生を減らせます。

キウイキウイの花は咲くのに実がならない

原因

雄木がない、雄木と雌木の開花期がずれている、または開花期の雨や低温で虫が飛ばず受粉できていないことが考えられます。キウイは雌雄異株で、雌木だけでは実がなりません。

対策

開花期の合う雄木を数m以内に植えます。開花中は朝のうちに雄花を摘み、おしべを雌花のめしべにこすり付けて人工授粉すると、実付きが安定します。

サクランボ(暖地桜桃)幹からヤニやおがくずのようなものが出ている

原因

コスカシバなどの幼虫が幹の中を食べているか、幹の傷から樹液が出ています。放っておくと枝や木が弱ります。

対策

ヤニの周りを確かめ、穴があれば針金を差し込んで幼虫を取り除きます。太い枝を切ったときは切り口に癒合剤を塗り、幹を傷つけないようにします。

ザクロ新芽や枝に小さな虫がびっしり付く

原因

春の新芽にはアブラムシ、枝や幹には白や茶色の殻をかぶったカイガラムシが付きやすくなります。

対策

アブラムシは水で洗い流すか、芽ごと取り除きます。カイガラムシは歯ブラシでこすり落とし、冬の剪定で混んだ枝を間引いて風通しをよくします。

ジューンベリー葉が毛虫に食べられて丸坊主になる

原因

バラ科の木に付くアメリカシロヒトリやモンクロシャチホコ、イラガなどの幼虫が、夏から初秋に葉を食べています。

対策

幼虫が集まっている葉を枝ごと切り取って処分します。イラガは触れると痛むので素手で触りません。数が多い場合は用途に登録のある薬剤をラベルどおりに使います。

パッションフルーツ葉が白っぽくかすれて裏にクモの巣のようなものがある

原因

ハダニの被害です。乾燥した冬の室内や、梅雨明け後の高温で乾いた時期に増えます。

対策

シャワーで葉の裏表を洗い流し、霧吹きで葉に水をかけて乾燥を防ぎます。数が多いときは果樹に使える薬剤をラベルどおりに使います。

パッションフルーツ葉に黄色いまだら模様が出て縮れる

原因

アブラムシなどが広げるウイルス病の可能性があります。

対策

治す方法はないため、症状のある株はほかの株から離し、処分を検討します。アブラムシを早めに防ぎ、剪定ばさみは株ごとに消毒して使います。

ヒメリンゴ新芽や花のまわりに小さな虫がびっしり付く

原因

春の新芽に集まるアブラムシです。汁を吸われた葉は縮れ、排せつ物でべたついたり黒く汚れたりします。

対策

数が少ないうちに水で洗い流すか、付いた新芽ごと切り取ります。春は数日おきに新芽を見回り、肥料の与えすぎで枝が軟らかくならないようにします。

ヒメリンゴ幹の根元から木くずのような粉が出ている

原因

カミキリムシの幼虫(テッポウムシ)が幹の中を食べ進んでいます。放っておくと枝や株全体が枯れることがあります。

対策

木くずの出ている穴を探し、針金を差し込んで幼虫を取り除くか、用途に登録のある薬剤を穴に注入します。夏は成虫を見つけ次第捕まえます。

フェイジョア葉や枝が黒いすすで汚れる

原因

枝や葉裏に付いたカイガラムシの排せつ物にカビが生えるすす病です。風通しの悪い株で起こりやすくなります。

対策

殻をブラシでこすり落とし、混み合った枝を間引いて風を通します。冬に用途に登録のあるマシン油乳剤をラベルどおりに使うと翌年の発生が減ります。

フェイジョア新芽の葉が丸まって糸でつづられている

原因

葉を巻いて中に潜み、葉を食べるハマキムシの幼虫です。春から初夏の新芽の時期に多く見られます。

対策

巻いた葉を開いて幼虫を取り除き、被害の大きい葉は摘み取ります。数が多い年は、用途に登録のある薬剤をラベルどおりに使います。

ブドウ枝の付け根が膨らんで木くずが出ている

原因

ブドウスカシバの幼虫が枝の中に食い入っています。膨らんだ部分の内部を食べ進み、その先の枝が枯れたり折れたりします。

対策

膨らみの先端を切って幼虫を取り出すか、穴に針金を差し込んで刺殺します。被害枝は冬剪定で切り取って処分し、6〜8月に成虫を見つけたら捕殺します。

ブドウ熟し始めた粒が裂けて汁が出る

原因

裂果。着色期に大雨や過剰な水やりで根から急に水を吸い、粒の皮が膨らみに追いつかず割れます。裂けた粒は腐敗や虫の侵入口になります。

対策

裂けた粒はすぐに摘み取り、株元にマルチシートを敷いて雨水の急な浸透を防ぎます。着色期は水やりを控えめにし、鉢植えは軒下へ移します。袋かけをしておくと被害が軽くなります。

ブルーベリー鉢の土がフカフカになり株が傾く

原因

コガネムシの幼虫による根の食害

対策

株を抜いて幼虫を取り除き、残った根で新しい酸性用土に植え直す。翌春には回復する。植え替え時に土中を確認して予防する

ポポー落ちた実に虫が集まる

原因

完熟して落果した実にコガネムシや小バエが寄ってくる

対策

9-10月は2-3日おきに株元を見回り、落ちた実はすぐ拾って室温で追熟させる。木を軽く揺すって落ちる実は早めに収穫する

ユスラウメユスラウメの花は咲くのに実がならない

原因

開花期の雨や低温で虫が来ず受粉が進まなかった、植えて間もない若木である、日照が足りない、のいずれかが多い原因です。

対策

日当たりのよい場所に置き、開花期は鉢を軒下へ移します。実つきを確実にしたいときは、筆で花の中をなでて人工授粉します。

ユスラウメ新芽が縮れて小さな虫が付いている

原因

春の新芽にアブラムシが集まり、汁を吸っているためです。放っておくと葉が縮れ、すす病の原因にもなります。

対策

数が少ないうちに指でつぶすか、水で洗い流します。多いときは被害を受けた芽ごと切り取り、窒素の多い肥料を控えます。

ラズベリー株が急にしおれて、株元がぐらぐらする

原因

鉢の中でコガネムシの幼虫が根を食べたか、カミキリムシの幼虫が茎の中を食べ進んでいることが考えられます。

対策

株元に木くずのようなフンがあれば被害の枝を根元から切ります。鉢から抜いて白い幼虫がいれば取り除き、新しい土で植え直して半日陰で休ませます。

キンカン葉が食べられ、緑色の大きな幼虫がいる

原因

アゲハチョウの幼虫です。4〜10月に成虫が柑橘の新芽に卵を産み、若い幼虫は鳥のふんに似た黒と白の姿、育つと緑色になって若葉を一気に食べます。

対策

見つけ次第、割り箸などで取り除きます。週1回は新芽と葉裏を点検し、卵の段階で取り除くと被害を抑えられます。食べられた木も水と液肥を与えれば2〜3週間で新芽が出ます。

キンカン新しい葉に白いくねくねした線ができる

原因

ミカンハモグリガ(エカキムシ)の幼虫が葉の中を食べ進んだ跡です。夏から秋に伸びる新芽に発生しやすく、葉が縮れて光合成の効率が落ちます。

対策

被害を受けた葉は元に戻らないので、ひどい葉だけ取り除きます。夏から秋に伸びる勢いの強い新芽は発生源になりやすいので、実付きに必要ない枝は早めに摘むと被害が減ります。

キンカン葉や枝が黒いすすで覆われる

原因

すす病です。カイガラムシやアブラムシの排せつ物にカビが生えたもので、枝の分かれ目や葉裏に白や茶色の小さな虫が付いていることが多いです。

対策

カイガラムシは歯ブラシでこすり落とし、黒い汚れは湿らせた布で拭き取ります。冬の12〜2月にマシン油乳剤を散布すると数が減ります。枝を間引いて風通しを良くすると再発を防げます。

ミカン葉が食べられ、大きな緑の幼虫がいる

原因

アゲハチョウの幼虫です。5〜10月に成虫が新芽に産卵し、若齢のうちは鳥の糞に似た黒白の姿、育つと緑色になって若葉を一気に食べます。幼木は葉を失うと生育が大きく遅れます。

対策

見つけ次第、割り箸などで捕殺します。幼木は週1回、葉裏と新芽を点検して卵の段階で取り除きます。成木なら多少の食害は許容でき、丸坊主にされた幼木も水と液肥で2〜3週間で新芽が出ます。

ミカン葉や枝がベタベタして黒いすすのようになる

原因

カイガラムシの排泄物にすす病のカビが繁殖しています。風通しの悪い枝の分かれ目にカイガラムシが付き、その甘い排泄物に黒いカビが広がって光合成を妨げます。

対策

カイガラムシは歯ブラシでこすり落とし、混み合った枝を整理して風通しを良くします。冬の12〜2月にマシン油乳剤を散布すると越冬中の虫を減らせ、翌年のすす病もほぼ止まります。

ミカン葉に白い線がくねくねと描かれている

原因

ミカンハモグリガ(エカキムシ)の幼虫が葉の内部を食べ進んだ跡です。夏から秋の新芽に多く発生し、被害葉は縮れて光合成の能力が落ちます。

対策

被害の少ないうちは線の先端にいる幼虫を指でつぶします。夏秋の新芽が伸びる時期に防虫ネットで覆うか、新芽の展開期に薬剤散布をして守ります。成木なら春の芽を優先し、夏芽は摘み取っても構いません。

ユズ新芽や若い葉が食べられてなくなった

原因

アゲハチョウの幼虫による食害です。鳥のフンのような小さな幼虫や、緑色の大きな幼虫が付いています。

対策

見つけしだい葉ごと取り除きます。木は新しい芽を出して回復しますが、若木は葉を失うと弱るので、春から秋は週に一度葉の様子を確認します。

ライム室内に置いたライムの葉が白っぽくかすれる

原因

乾燥した室内で増えるハダニが葉の裏から汁を吸っています。葉の裏に細かい点や薄い糸が見えれば疑います。

対策

浴室やベランダで葉の裏まで水で洗い流し、その後も数日おきに葉に霧を吹きます。数が多ければハダニ用の薬剤をラベルどおりに使います。

ライムライムの葉がアゲハの幼虫に食べられる

原因

柑橘類はアゲハチョウの幼虫の食草で、春から秋に成虫が新芽へ繰り返し卵を産みます。

対策

鳥のフンのような小さな幼虫や緑色の大きな幼虫を見つけたら取り除きます。新芽の時期は数日おきに見回り、防虫ネットで覆うと産卵を防げます。

ライム葉や実にかさぶたのような茶色い斑点が出る

原因

雨と風で広がり、トゲや虫の食べ跡の傷から入るかいよう病です。メキシカンライムは特にかかりやすいとされます。

対策

斑点の出た葉や枝を取り除いて処分し、雨の続く時期は軒下へ移します。強い風で枝が擦れない場所に置き、必要なら用途に登録のある薬剤を使います。

レモン葉が食べられて丸坊主になる

原因

アゲハチョウの幼虫の食害

対策

週2回葉裏を見回り、直径1mmの黄色い卵と幼虫を捕殺する。防虫ネットで覆えば産卵を防げる。枝が生きていれば1か月ほどで新芽が出る

ハーブの「虫がついた」事例(6件)

カモミールつぼみと茎にアブラムシがびっしり付いた

原因

春の定番。4〜5月の柔らかい花茎はアブラムシの好物で、肥料が効きすぎた株ほど付きやすい。

対策

ティー用なので薬剤は避け、手で取るか水流で洗い流します。牛乳を吹きかけて乾かす方法も有効です。被害の大きい花茎は切り取り、テントウムシが来たら任せて見守りましょう。

パクチー花茎にアブラムシがびっしり付いた

原因

春のトウ立ち期に柔らかい花茎へ集まる。肥料の効きすぎた株ほど付きやすい。

対策

食用なので薬剤は使わず、水流で洗い流すか手で取ります。被害の大きい花茎は切り取り、種を採る茎だけ残します。新芽が縮れてしまった場合は被害部分を切り、薄い液肥で回復を促すと2〜3週間で新しい葉が出ます。

バジル葉が穴だらけになる

原因

ヨトウムシ、バッタ、ベニフキノメイガの食害

対策

夜に懐中電灯で株元と葉裏を探して捕殺し、糸で綴られた葉は中の幼虫ごと取る。目の細かい防虫ネットで覆う

パセリ葉が丸ごと食べられて葉柄だけになった

原因

キアゲハの幼虫。6〜9月に黒と緑とオレンジの縞模様の幼虫がセリ科の葉を食べる。

対策

幼虫を割り箸で取り除き、葉裏の黄色い卵も潰します。食用なので薬剤は使いません。中心の成長点が残っていれば、薄い液肥を与えることで2〜3週間で新しい葉が出て回復します。週1回の葉裏点検で予防します。

ルッコラ葉に小さな穴がたくさん開く

原因

キスジノミハムシの食害。葉を揺らすと跳ねる黒い小さな甲虫で、アブラナ科を好み、連作した土から発生する。

対策

穴あき葉も味は変わらないので早めに収穫して食べ切り、次は種まき直後から防虫ネットをかけてまき直します。土は毎回新しくして発生源を断ちます。30〜40日で穴のない葉が採れます。

ローズマリー新芽が糸で綴られて食べられる

原因

初夏に発生するベニフキノメイガの幼虫

対策

綴られた葉を開いて中の幼虫を捕殺する。食用なので薬剤は使わず、被害枝を切り取って風通しを確保する

庭木・樹木の「虫がついた」事例(48件)

アゴニス枝や葉の付け根に白い塊が付き、葉が黒く汚れる

原因

カイガラムシの発生と、その排せつ物によるすす病です。風通しの悪い場所で増えやすくなります。

対策

歯ブラシでこすり落とし、数が多い場合は庭木用の殺虫剤を散布します。込み合った枝を間引いて風通しを良くします。

アボカド葉に茶色や黒の点々(斑点)が出る

原因

白っぽくかすれた細かな点ならハダニ、黄色く縁取られた茶〜黒の丸い斑点なら炭疽病などの病気、急に強い日に当てた後の茶色い斑なら葉焼けが主な原因です。

対策

ハダニは葉裏を流水で洗い、葉水を続けます。病気の斑点は傷んだ葉を取り除き、株元に水を与えて葉を濡らさず、広がる場合は殺菌剤を使います。葉焼けした葉は戻らないので、明るい日陰から少しずつ日に慣らします。

ウメ春の新梢にアブラムシがびっしり付き、葉が縮れる

原因

ウメの春に必ずと言えるほど発生するアブラムシです。葉が巻いて縮れます。

対策

縮れた葉ごと摘み取って中の虫ごと処分し、多発時は薬剤を使います。冬のマシン油乳剤散布と、つぼみが膨らむ前の予防散布で翌春の発生を大幅に減らせます。

ウメ花は咲くのに実が付かない

原因

受粉樹がない、開花期の寒さで虫が活動しない、徒長枝ばかりで実の付く短果枝が育っていないのいずれかです。

対策

開花期の重なる別品種(小梅類など)を近くに植えるか鉢で隣に置きます。冬剪定で徒長枝を抜いて短果枝を育て、開花が早すぎる品種は中〜遅咲きに切り替えると安定します。

ウメ幹からヤニと木くずが出ている

原因

コスカシバの幼虫が幹に食入しています。放置すると枝が枯れ、樹勢が落ちます。

対策

ヤニの出る穴を探して針金を差し込むか専用の薬剤を注入し、穴を癒合剤で塞ぎます。春と秋の幹の見回りを習慣にし、幹に保護材を巻くと産卵を防げます。

ウメモドキ枝や幹に白や茶色の小さな殻が付き、葉が黒く汚れる

原因

カイガラムシと、その排せつ物に生えるすす病。風通しの悪い場所や混み合った枝で発生しやすい。

対策

殻は古い歯ブラシでこすり落とし、黒く汚れた枝は剪定で間引きます。冬の落葉期に用途に登録のあるマシン油乳剤を散布すると予防になります。

オリーブ株元に木くずが落ちている

原因

オリーブアナアキゾウムシの幼虫が幹の内部を食害している

対策

穴を探して針金で幼虫を駆除するか、オリーブに登録のある薬剤を株元に散布する。下草を刈って株元を清潔に保ち、月1回点検する

オリーブ新芽が糸で巻かれて食べられる

原因

ハマキムシの幼虫

対策

巻かれた葉を開いて中の幼虫を捕殺し、被害枝を切り取る。混み枝を抜いて風通しを良くすると発生が減る

ゴールドクレスト葉が白っぽくかすれて色が悪い

原因

ハダニの被害。乾燥した時期や雨の当たらない軒下で発生しやすく、葉の汁を吸われて色が抜けます。

対策

株全体にシャワーで水をかけて葉裏まで洗い流し、乾燥する時期は週2回ほど葉に水をかけます。発生が続く場合はハダニに登録のある薬剤をラベルどおりに散布します。

サクラ幹からヤニと木くずが出ている

原因

コスカシバやカミキリムシの幼虫(テッポウムシ)の食入です。サクラの樹勢低下の主因です。

対策

ヤニの出る穴を探して針金で駆除するか専用の殺虫剤を注入し、穴を癒合剤で塞ぎます。幹の見回りを春と秋の習慣にすると、早期発見で樹の寿命が大きく変わります。

サクラ夏に葉が毛虫に食べ尽くされた

原因

モンクロシャチホコやアメリカシロヒトリの幼虫です。7〜9月に集団で発生します。

対策

若齢の集団のうちに枝ごと切って袋に密封して処分します。葉を失っても株は枯れませんが、翌春の花が減るので、7月から週1回葉裏を確認してください。

シマトネリコ株元に黒く大きなフンが落ちていて、葉が減っている

原因

スズメガの幼虫(大型のイモムシ)です。7〜9月に葉を大量に食べます。

対策

フンの真上の枝を探すと大きな幼虫が見つかります。割り箸などで捕殺してください。数匹の食害なら樹勢に影響はなく、3〜4週間で新しい葉が茂ります。

シマトネリコ枝葉が茂りすぎて内側が蒸れ、すす病も出てきた

原因

剪定不足による過密と、カイガラムシの発生です。

対策

透かし剪定で内側の枝を抜いて風を通し、カイガラムシはブラシで除去します。年2回(3〜4月と9月)の剪定リズムに乗せれば再発しません。

センリョウ葉や枝が黒いすすで汚れる

原因

風通しの悪い株に付いたカイガラムシの排せつ物にカビが生えるすす病です。

対策

枝の殻を歯ブラシでこすり落とし、混み合った古い枝を根元から間引きます。冬に用途に登録のあるマシン油乳剤をラベルどおりに散布すると予防になります。

ソテツ新葉が茶色くボロボロになる

原因

クロマダラソテツシジミの幼虫による食害

対策

夏-秋の新芽展開期に幼虫を捕殺し、被害が続く地域はオルトランなど浸透移行性薬剤で予防

ソテツ葉に白い虫が付く

原因

カイガラムシ

対策

歯ブラシでこすり落とし、古い葉を整理して風通しを確保する。多発時は5-7月に薬剤を散布

ソフォラ・リトルベイビー葉が白っぽくかすれて落ちる

原因

ハダニの発生です。暖房の効いた乾燥した室内で、葉裏に付いて汁を吸います。

対策

株全体をシャワーで洗い流し、その後は霧吹きでの葉水を習慣にします。数が多い場合は殺ダニ剤を散布します。

カンツバキ植え込みの葉裏に毛虫が並んで付いている

原因

ツバキ類を食べるチャドクガの幼虫です。5〜6月と8〜9月の年2回発生し、低い植え込みは人が触れやすくなります。

対策

素手で触らず、毒毛を固めるスプレーをかけてから枝ごと切り取り、袋に密封して処分します。冬に葉裏の卵塊を取り除くと翌年の発生が減ります。

カンツバキ葉や枝が黒いすすで覆われる

原因

カイガラムシやアブラムシの排せつ物にカビが生えるすす病です。刈り込みで内側が混み合い、風通しが悪いと出やすくなります。

対策

枝に付いたカイガラムシを歯ブラシでこすり落とし、花後の剪定で内側の混み枝を抜いて風を通します。冬にマシン油乳剤を散布すると予防になります。

サザンカ葉裏に毛虫が並んで付いている

原因

ツバキ科の木を好むチャドクガの幼虫です。5〜6月と8〜9月の年2回発生し、毒針毛に触れるとかぶれます。

対策

手で触らず、幼虫の付いた葉を枝ごと切り取って袋に密封して処分します。冬に葉裏の卵の塊を取り除き、花後の剪定で枝を間引いて風を通します。

サザンカ葉や枝が黒いすすで汚れる

原因

枝に付いたカイガラムシの排せつ物にカビが生えるすす病です。

対策

枝の殻をブラシでこすり落とし、混み合った枝を間引きます。冬に用途に登録のあるマシン油乳剤をラベルどおりに散布すると翌年の発生が減ります。

チャノキ新芽が縮れて茶色くなり、伸びが止まる

原因

チャノホコリダニやチャノキイロアザミウマが新芽の汁を吸っている可能性があります。乾燥した年に増えやすい害虫です。

対策

被害を受けた芽先を切り取り、株元に腐葉土を敷いて乾燥を防ぎます。お茶にする予定の芽には薬剤を使わず、切り取って処分します。

チャノキ葉裏に毛虫が集まって葉を食べている

原因

茶毒蛾の名のとおりチャノキを好むチャドクガの幼虫です。5〜6月と8〜9月に発生し、新芽摘みの時期と重なります。

対策

素手で触らず、毒毛を固めるスプレーをかけてから枝ごと切り取り、袋に密封して処分します。新芽を摘む前には必ず葉裏を確認します。

ツバキ葉裏に毛虫が集団でびっしり付いている

原因

チャドクガの幼虫です。5〜6月と8〜9月の年2回発生する毒毛虫です。

対策

絶対に触らず、毒毛固着スプレーで固めてから葉ごと切除し、袋に密封して処分します。風下から静かに作業し、冬の卵塊除去と風通しの剪定が最良の予防です。

ツバキ葉が黒いすすで覆われてべたつく

原因

カイガラムシの排泄物に付くすす病です。枝や葉裏に白や茶色の粒があれば確定です。

対策

カイガラムシを歯ブラシでこすり落とし、冬にマシン油乳剤を散布します。すすは濡れた布で拭き取り、透かし剪定で風通しを良くすると再発しにくくなります。

ドウダンツツジ紅葉せずにくすんだ色で葉が落ちる

原因

日照不足、夜の寒暖差不足、夏の乾燥や害虫による葉の傷みのいずれかです。

対策

周囲の枝を整理して日を入れ、鉢は屋外の日なたに置きます。室外機や照明の近くは避け、夏の水やりとマルチングで葉を健康に保てば翌年から赤みが戻ります。

ドウダンツツジ枝に白い粒が付き、葉が黒いすすで汚れる

原因

カイガラムシとその排泄物に付くすす病です。風通しの悪い場所で増えます。

対策

カイガラムシを歯ブラシでこすり落とし、冬にマシン油乳剤を散布します。すすは濡れた布で拭き取り、花後に透かし剪定で風を通すと再発しにくくなります。

ナンテン茎や葉が黒いすすで汚れる

原因

株元の風通しが悪く、茎に付いたカイガラムシの排せつ物からすす病が出ています。

対策

殻をブラシでこすり落とし、2〜3月に古い茎を根元から切って風通しをよくします。冬にマシン油乳剤をラベルどおりに散布すると予防になります。

ナンテン新しい葉が縮れたり、まだら模様が出たりする

原因

新芽に付くアブラムシやナンテンキジラミの吸汁か、アブラムシが運ぶウイルス病が考えられます。

対策

虫が見えれば水で洗い流し、被害の大きい葉を取り除きます。まだら模様が広がって治らない株はウイルス病の疑いがあるので、株ごと処分します。

ニシキギ春に新芽や若葉が丸坊主に食べられた

原因

ミノウスバの幼虫など、ニシキギ属を好む毛虫の食害。春の芽吹きに合わせて群れで発生し、短期間で葉を食べ尽くすことがある。

対策

4〜5月は新芽を数日おきに見回り、群れている幼虫は枝ごと切り取って処分します。数が多いときは用途に登録のある殺虫剤を使います。冬に枝に付いた卵を見つけたら取り除くと発生を減らせます。

ニシキギ枝に白い殻が付き、葉が黒くすすけたようになる

原因

カイガラムシと、その排せつ物に生えるすす病。刈り込みだけで管理して枝が混み合った株に多い。

対策

成虫は竹べらなどで樹皮を傷めないようにかき落とし、6〜7月に幼虫が動き回る時期に用途に登録のある薬剤を散布します。落葉期に混んだ枝を元から間引いて風を通すことが予防になります。

ピラカンサ春や秋に葉が綴じられて茶色く枯れる

原因

ハマキムシ(ハマキガの幼虫)の食害。新芽や葉を糸で綴じ合わせ、中に潜んで食べるため、外から薬がかかりにくい。

対策

綴じられた葉は中の幼虫ごと枝先から切り取って処分します。発生が多い年は、若い幼虫のうちに用途に登録のある殺虫剤を散布します。混み合った枝を間引いて風通しをよくすると、見つけやすくなります。

フジ蕾が膨らんだまま開かずに落ちる

原因

フジツボミタマバエの幼虫が蕾に食入している可能性が高い。

対策

落ちた蕾・開かない蕾を集めて処分し、幼虫の連鎖を断ちます。毎年続く場合は開花前(3月頃)の防除散布が有効です。

ボケ新芽や若葉が縮れてベタつく

原因

アブラムシが新芽に集まって汁を吸っています。春から初夏に増えやすく、排せつ物で葉がベタつきます。

対策

数が少なければ手で取るか水で洗い流します。多い場合は花木用の殺虫剤を散布し、周りの雑草も取り除きます。

キンモクセイ葉が黒く汚れている

原因

すす病。カイガラムシの排泄物に黒カビが生えた状態。

対策

元凶のカイガラムシを枝ごとチェックしてこすり落とし、混み枝を剪定して風を通します。冬のマシン油乳剤散布が翌年の予防に効果的です。

キンモクセイ葉がかすれて白っぽくなり、ツヤがない

原因

6-9月の乾燥期に発生するハダニの吸汁。葉裏に小さな点が動いていれば確定です。

対策

葉裏に勢いよく水をかけて洗い流し、数が多ければハダニ用の薬剤を葉裏中心に散布します。夏の乾燥期は週1回の葉水で予防できます。

ギンモクセイ葉が黒いすすで汚れる

原因

枝に付いたカイガラムシの排せつ物にカビが生えるすす病です。

対策

枝の殻をブラシでこすり落とし、混み合った枝を間引いて風を通します。冬にマシン油乳剤をラベルどおりに散布すると翌年の発生が減ります。

ギンモクセイ夏に葉の色が白っぽくかすれた

原因

乾燥した時期に葉裏で増えるハダニの吸汁です。葉裏に小さな点が動いていれば確定です。

対策

ホースの水で葉裏を勢いよく洗い流し、数が多ければハダニ用の薬剤を葉裏中心に散布します。夏は葉水を習慣にすると予防になります。

ヒイラギヒイラギの葉が茶色くなる、葉に穴があく

原因

4〜5月にヘリグロテントウノミハムシの幼虫が新しい葉の中に潜って食べ、夏からは成虫が葉に小さな穴を開けます。ヒイラギモクセイの生け垣でも多い被害です。

対策

被害を受けた葉を摘み取り、落ち葉も集めて処分します。発生の多い年は4月の新芽の時期に、用途に登録のある薬剤をラベルどおりに散布します。

ヒイラギ葉や枝が黒いすすで汚れる

原因

枝や葉裏に付いたカイガラムシの排せつ物にカビが生えるすす病です。生け垣の内側など風通しの悪い場所で出やすくなります。

対策

殻をブラシでこすり落とし、混み合った枝を間引いて風を通します。冬に用途に登録のあるマシン油乳剤をラベルどおりに散布すると翌年の発生が減ります。

モミジ幹の根元に木くずが落ちている

原因

テッポウムシ(ゴマダラカミキリ幼虫)の食入。放置は枯死リスク。

対策

木くずの出る穴を特定し、針金で幼虫を駆除するか専用ノズル剤を注入して穴を塞ぎます。6-8月は成虫の産卵期なので株元の見回りを強化してください。

モミジ新芽の葉が丸まって縮れ、ベタつく

原因

4-6月のアブラムシの吸汁。排泄物で葉がベタつき、すす病を招くこともあります。

対策

水で洗い流すか、園芸用の薬剤を散布します。縮れた葉は戻りませんが、駆除後に伸びる葉は正常です。株元の混み枝を抜いて風通しを良くすると発生が減ります。

ヤブコウジ新芽が縮れたり、葉が綴じ合わされたりする

原因

アブラムシやハマキムシ。春から秋に新芽に付き、ハマキムシは葉を巻いて中に潜む。

対策

アブラムシは水で洗い流すか、テープで取り除きます。巻いた葉は開いて中の幼虫を取り除き、葉ごと切ってもかまいません。数が多い場合は用途に登録のある薬剤をラベルどおりに使います。

ユーカリ元気だった株が急に全体的にしおれた

原因

過湿による根のトラブルか、コガネムシ幼虫の根食害です。ユーカリの突然死の典型的なパターンです。

対策

まず水やりを止めて土を乾かし、鉢なら抜いて土中のコガネムシ幼虫を確認します。回復しない場合も、枝を強めに詰めて負担を減らすと持ち直すことがあります。予防は乾かし気味と水はけの良い土に尽きます。

ユーカリ・ベイビーブルー葉の重なりの内側に白い粒やべたつきがある

原因

カイガラムシやアブラムシの付着。茎を抱く葉の重なりに潜み、見つけにくい。

対策

カイガラムシは歯ブラシでこすり落とし、アブラムシは水で洗い流します。月に1回は枝を持ち上げて葉の重なりの内側を確認し、枝を間引いて風を通します。

ユーカリ・ポポラス水をやっても株全体がしおれたまま戻らない

原因

鉢の中のコガネムシの幼虫による根の食害、または過湿による根腐れ。

対策

鉢から株を抜いて土の中を確認し、白い幼虫がいれば取り除きます。黒く腐った根は切り取り、新しい水はけの良い土に植え直して、明るい日陰で乾かし気味に管理します。

レモンユーカリ葉が白っぽくかすれている

原因

ハダニです。乾燥する夏や、暖房の効いた室内で葉裏に付き、汁を吸って葉をかすれさせます。

対策

葉裏にシャワーや霧吹きで水をかけて洗い流し、乾燥する時期は葉水を続けます。数が多い場合は殺ダニ剤を使います。

ロウバイ夏に葉が茶色く縮れて早く落ちる

原因

6〜8月の水切れや強い西日、乾燥期に葉裏に付くハダニの被害が考えられます。

対策

鉢は毎朝水を与え、西日の当たらない場所へ移します。葉裏に水をかけてハダニを洗い流し、庭植えは株元に腐葉土を敷いて乾燥を防ぎます。

多肉植物の「虫がついた」事例(14件)

アデニウム葉の色がかすれて白っぽくなる

原因

ハダニの寄生。乾燥した時期や、軒下などで雨の当たらない場所に置いた株の葉裏に発生しやすい。

対策

葉の裏に強めに水をかけて洗い流し、数日おきに繰り返します。被害が広がっている場合は適用のある殺ダニ剤を使い、傷んだ葉は取り除きます。

アロエ・ベラ葉の隙間に白い綿のようなものが付く

原因

風通しの悪い場所で発生したカイガラムシ

対策

歯ブラシでこすり落とし、風通しの良い場所に移す。数が多ければ殺虫剤を使い、2週間後に再確認する

エケベリア葉の隙間に白い綿状のものが付く

原因

コナカイガラムシの発生。枯れ葉の放置や風通しの悪さが原因

対策

ピンセットや爪楊枝で取り除き、多発時は薬剤を使う。枯れ下葉をこまめに外して株元の風通しを確保する

ガステリア葉の付け根に白い綿のようなものが付いている

原因

コナカイガラムシの発生です。風通しの悪い場所で、葉の付け根や株の中心に付きやすい害虫です。

対策

歯ブラシや綿棒でこすり落とし、数が多ければ多肉植物に使える殺虫剤を散布します。ほかの鉢から離して管理し、2週間ほど再発がないか確かめます。

グリーンネックレス茎の先端に小さな虫が群がっている

原因

アブラムシ。春の新芽の時期にセネシオの仲間に付きやすく、汁を吸って生育を妨げ、排泄物ですす病を招くこともある。

対策

数が少なければシャワーで洗い流し、多い場合は多肉植物にも使える殺虫剤を散布します。被害のひどい茎は根元から切り取り、1〜2週間は毎日先端を確認します。

セロペギア・ウッディーつるの付け根に白い綿のようなものが付き、葉がベタつく

原因

カイガラムシの寄生。絡み合ったつるの奥や風通しの悪い場所で増えやすく、排泄物で葉がベタベタして黒く汚れることもある。

対策

綿棒や柔らかい歯ブラシでこすり落とし、ベタついた葉は湿らせた布で拭きます。数が多ければ適用のある殺虫剤を使い、ときどきつるをほぐして確認します。

ハオルチア葉の隙間や根元に白い綿のようなものが付く

原因

コナカイガラムシ(根に付く場合はサボテンネコナカイガラムシ)

対策

ピンセットや綿棒で取り除く。根に付いていれば根を洗って乾かし、新しい土に植え直す

パキポディウム葉が白くかすれたようになる

原因

ハダニの吸汁。高温で乾燥する夏や、風通しの悪い室内で発生しやすい。

対策

葉裏をシャワーで洗い流し、被害が広い場合は殺ダニ剤を散布します。予防には生育期の葉水が有効で、屋外の風通しの良い場所で育てると発生を抑えられます。

ハナキリン茎のくぼみに白い綿のようなものが付く

原因

コナカイガラムシの寄生。風通しの悪い室内で増えやすく、茎の汁を吸って株を弱らせる。

対策

柔らかい歯ブラシや綿棒でこすり落とし、数が多い場合は適用のある殺虫剤を使います。作業は樹液に触れないよう手袋を着けて行います。

ブルセラ葉の色がかすれて白っぽくなる

原因

ハダニの寄生です。乾燥した時期や、雨の当たらない軒下に置いた株の葉裏に発生しやすくなります。

対策

葉の裏に強めに水をかけて洗い流し、数日おきに繰り返します。数が多い場合は適用のある殺ダニ剤を使います。

ミセバヤ下葉がかじられて穴があき、株元が汚れる

原因

ナメクジやダンゴムシ、ヤスデの食害。下葉や古い葉を食べ、食べかすが株元の腐敗を招く。

対策

鉢の底や周りに隠れている虫を探して取り除き、枯れた下葉や落ち葉はこまめに片付けます。鉢は直接地面に置かず、台の上に載せると虫が入りにくくなります。ナメクジには用途に登録のある誘引剤を使う方法もあります。

ミセバヤ新芽やつぼみに小さな虫が群がる

原因

アブラムシ。春の芽出しや秋のつぼみの時期に付きやすく、吸汁で花やつぼみが縮む。

対策

数が少なければ水で洗い流すか、粘着テープで取り除きます。多い場合は用途に登録のある薬剤をラベルどおりに使います。肥料の窒素分が多いと付きやすいので、鉢植えの肥料は春と秋に少量にとどめます。

ユーフォルビア・アエルギノーサトゲの間に白い綿や殻のようなものが付く

原因

カイガラムシの寄生。風通しの悪い室内や、トゲが密で手入れしにくい株元に発生しやすい。

対策

柔らかい歯ブラシや綿棒、ピンセットでこすり落とします。数が多い場合は適用のある殺虫剤を使い、屋外の風通しの良い場所で管理します。月1回は株元とトゲの間を確認します。

金のなる木枝の付け根に白い綿のようなものが付いている

原因

カイガラムシ。株元の枯れ葉や葉の重なりに潜み、冬の乾燥した室内で増えやすい。

対策

歯ブラシや綿棒で擦り落とし、枯れ葉を取り除いて風通しを良くします。数が多い場合は殺虫剤を散布します。放置すると枝が弱って葉が落ちるので、月1回は葉の付け根を点検してください。

サボテンの「虫がついた」事例(3件)

リプサリス茎に白い綿や茶色い殻のような粒が付く

原因

カイガラムシの寄生。茎が密に絡んだ内側や、風通しの悪い室内で発生しやすい。

対策

綿棒や柔らかい歯ブラシで茎を傷つけないようにこすり落とします。数が多ければ浴室でシャワーをかけて洗い流し、適用のある殺虫剤を使います。吊るす位置は風の通る場所にします。

サボテン(柱サボテン)白い綿状のものが付く

原因

コナカイガラムシ

対策

ピンセットや歯ブラシで除去し、多い場合は薬剤を散布する。風通しを良くして予防する

竜神木稜のくぼみに白い綿のようなものが付いている

原因

コナカイガラムシです。風通しの悪い場所で増えやすく、汁を吸って株を弱らせます。

対策

綿棒やピンセットで取り除きます。歯ブラシでこすると肌の粉まで取れるので避けます。数が多い場合はサボテンに使える殺虫剤を散布し、風通しの良い場所に置きます。

水生植物の「虫がついた」事例(1件)

睡蓮葉が穴だらけになる

原因

スイレンハムシの幼虫や成虫の食害

対策

被害葉を根元から切り取り、水面を毎日確認して幼虫を取り除く。薬剤はメダカに有害なので使わない。2-3週間で新葉が出る

その他の植物の「虫がついた」事例(1件)

芝生部分的にめくれるように枯れ、簡単に剥がれる

原因

コガネムシ幼虫による根の食害。根を失った芝はカーペットのように浮く。

対策

剥がれる部分をめくって幼虫を捕殺するか、専用薬剤を散水します。被害部は目土と施肥で周囲からのランナー回復を促し、広ければ春に張り替えを。

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