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花が咲かない原因と対処法

206件の植物別事例を収録最終更新日:

葉は元気だが花茎の出ていない胡蝶蘭の株

植物名から事例を探す(118種)

観葉植物

花・草花

野菜

果樹

ハーブ

庭木・樹木

多肉植物

サボテン

水生植物

まず確認したい結論

  • 葉ばかり茂って花が咲かないなら、日照不足か窒素の多い肥料のやりすぎ。花芽より葉を作る方向に育っている
  • 毎年咲いていた株が急に咲かなくなったなら、剪定の時期を疑う。前年の枝に花芽をつける植物は、秋〜冬の剪定で花芽ごと切っている
  • 苗から育てて数年の株や、実生の株は、まだ花を咲かせる年齢に達していないことがある
  • 花芽は開花の数か月前に作られる。今から対処しても今年は咲かないことが多く、来年に向けた環境づくりが対処になる

花が咲かない原因は、株が「咲く準備」をできなかったか、できていた花芽を失ったかのどちらかです。前者は日照・肥料・温度・株の年齢、後者は剪定の時期が主な理由になります。花芽は開花の何か月も前に作られるため、原因がわかっても今年の花には間に合わないことが多く、対処は「来年の花芽を作らせる」ことが中心になります。この記事では、葉の茂り方・剪定の時期・置き場所の3点から原因を切り分け、原因ごとの対処と来年に向けた予防をまとめます。

原因の切り分け(質問に順番に答える)

上から順に読み、「はい」ならその原因の項目へ、「いいえ」なら次の質問へ進みます。

  1. 11日に直射日光が当たる時間が3時間未満、または室内の窓から離れた場所に置いている

  2. 2去年までは咲いていて、この1年のうちに枝を大きく切り戻した

  3. 3葉は濃い緑で大きく、枝葉ばかり勢いよく伸びている

  4. 4種から育てた、または植えてから2〜3年以内の若い株である

  5. 5冬も暖かい室内に置いていて、5〜10℃程度の寒さに当てていない

  6. 6夜も街灯や部屋の照明が当たる場所に置いている

原因別の見分け方と対処

1日照不足

こんなときはこの原因

  • 葉の色が薄く、枝が細長く間延びしている
  • つぼみがついても、開く前に黄色くなって落ちる
  • 北向きの部屋や、隣の建物・大きな木の陰に置いている
  • 同じ品種でも、日当たりのよい場所の株だけ咲いている

対処の手順

  1. 1日5〜6時間以上、直射日光が当たる場所へ段階的に移す。急に移すと葉焼けするので、1〜2週間かけて明るさに慣らす
  2. 室内なら南〜東向きの窓辺に置き、レースのカーテン越しでなく直接光が当たるようにする
  3. 周囲の枝葉が茂りすぎているなら、光が株の内側まで届くよう込み合った枝を間引く
  4. 冬の日照が足りない室内では、植物育成ライトを1日12時間程度当てるのも有効

回復の見込み: 光の条件を改善した翌シーズンから花芽がつき始めます。開花期が近い株では、今年はつぼみが少なくても翌年に期待してください。

2剪定の時期の誤り(花芽を切った)

こんなときはこの原因

  • 去年まで咲いていたのに、切り戻しをした年から咲かない
  • アジサイ・ツツジ・ウメ・ライラックなど、前年に伸びた枝の先に花芽をつける植物である
  • 秋〜早春に枝先をそろえて切った

対処の手順

  1. 前年枝に花をつける植物は、花が終わった直後(多くは6〜7月まで)に剪定を終える。それ以降に枝先を切ると翌年の花芽を失う
  2. 今年伸びた枝に花をつける植物(バラ・ムクゲ・サルスベリなど)は冬の剪定で問題ない。育てている植物がどちらのタイプかを図鑑で確認する
  3. 枝の形を整えたいときは、花後すぐに済ませ、秋以降は枯れ枝と混み合った枝を抜く程度にとどめる
  4. 花芽と葉芽の見分け方: 花芽は丸くふくらみ、葉芽は細く尖っていることが多い。冬に枝先を観察して覚えておく

回復の見込み: 花芽を切っただけなら株は健康なので、剪定時期を直せば翌年から咲きます。1年待つ覚悟で、今年は枝を伸ばさせてください。

3窒素過多(葉ばかり茂る)

こんなときはこの原因

  • 葉が大きく濃い緑で、枝葉が勢いよく伸びるのに花芽がつかない
  • 観葉植物用や芝生用など、窒素の多い肥料を頻繁に与えている
  • 植え付け時に元肥を多めに入れた、または野菜の後の肥えた土に植えた

対処の手順

  1. 肥料をいったん止め、次からはリン酸の多い「花用」「実もの用」の肥料に切り替える
  2. 液体肥料を使うなら、花芽が作られる時期(多くは夏〜初秋)にリン酸主体のものを規定倍率で2週間に1回
  3. 地植えで土が肥えすぎている場合は、しばらく肥料なしで管理し、株の勢いが落ち着くのを待つ
  4. 鉢植えで根詰まりもなく勢いだけ強いなら、一回り小さめの鉢で根を制限すると花がつきやすくなることがある

回復の見込み: 肥料を切り替えてから花芽ができるまで数か月かかります。早ければ翌シーズン、勢いの強い株は2年目からの開花が目安です。

4株がまだ若い

こんなときはこの原因

  • 種から育てた、または挿し木・接ぎ木から2〜3年以内
  • 株はよく育っているが、一度も咲いたことがない
  • 果樹や花木で、実生(種から)の株である

対処の手順

  1. 開花までの年数は植物によって違う。草花は数か月、宿根草は1〜2年、花木や果樹は3〜5年、実生の果樹は5〜10年が目安
  2. 若いうちは無理に咲かせようとせず、日照と適度な肥料で株を充実させる
  3. 早く花を見たいなら、開花株や接ぎ木苗を購入するのが確実。実生の果樹は親と違う性質になることもある

回復の見込み: 健康に育っていれば、植物ごとの年数に達したときに自然に咲きます。焦らず株を大きくすることが近道です。

5低温不足・休眠不足(春化が起きていない)

こんなときはこの原因

  • チューリップやスイセンなどの球根、シャクヤク、リンゴやブルーベリーなどの落葉果樹を、冬も暖かい室内で育てている
  • 冬の間も葉が落ちず、休眠しないまま春を迎えた
  • 暖地で育てていて、年によって咲いたり咲かなかったりする

対処の手順

  1. 冬に一定期間、0〜10℃程度の寒さに当てる。落葉樹や球根は屋外や暖房のない場所で冬越しさせる
  2. 秋植え球根を暖地で育てるときは、植える前に冷蔵庫の野菜室で1〜2か月冷やす方法がある
  3. 冬に室内へ取り込む必要がある植物でも、暖房の効いた部屋ではなく、5〜10℃程度の玄関や北側の部屋に置く
  4. 低温要求の少ない品種(暖地向けのブルーベリー、リンゴなど)を選び直すのも手

回復の見込み: その冬にきちんと寒さに当てれば、翌春の開花が期待できます。今年の花は諦めて、冬越しの置き場所を変えてください。

6夜間の照明(日長を感じられない)

こんなときはこの原因

  • ポインセチア・シャコバサボテン・コスモス・キクなど、夜が長くなると花芽をつける植物である
  • 夜も街灯や部屋の照明、ベランダの明かりが当たる場所に置いている
  • 葉は元気なのに、秋になっても花芽が動かない

対処の手順

  1. 花芽ができる時期(多くは9〜10月)は、夕方から翌朝まで12時間以上、完全に暗い場所へ移す
  2. 移動が難しいなら、段ボール箱や黒い布をかぶせて遮光する。毎日同じ時刻に行い、途中で明かりを当てない
  3. 遮光は4〜8週間ほど続ける。つぼみがはっきり見えたら通常の管理に戻してよい

回復の見込み: 遮光を始めてから1〜2か月でつぼみが見え始めます。時期が遅れても、遮光すれば冬のうちに咲くことが多いです。

7肥料切れ・株の消耗

こんなときはこの原因

  • 葉が小さく色が薄い、または下葉が黄色くなって落ちる
  • 何年も植え替えや肥料をしていない鉢植え
  • 去年たくさん咲いた、または実をならせたまま放置した

対処の手順

  1. 生育期にリン酸とカリウムを含むバランスのよい肥料を規定量与える。窒素だけの肥料は避ける
  2. 鉢底から根が出ているなら、生育期に一回り大きな鉢へ植え替えて新しい土にする
  3. 花後の花がらはこまめに摘み、種を作らせて株を消耗させない
  4. 花木や果樹は、花後すぐの「お礼肥」で翌年の花芽づくりを助ける

回復の見込み: 肥料と植え替えで株の勢いが戻れば、翌シーズンから花がつきます。弱った株の回復には1年ほどかかることもあります。

復活できる? 生きているかの見分け方

回復の見込みあり

  • 葉の色つやがよく、毎年枝や葉が伸びている(株自体は健康で、咲く条件だけが足りない)
  • つぼみがついたことがある、または過去に咲いた実績がある
  • 枝先や葉の付け根に、丸くふくらんだ花芽らしいものが見える

回復が難しい

  • 何年も葉が小さく、新しい枝がほとんど伸びない(株そのものが弱っている)
  • 根詰まりや根腐れで、葉の黄変や落葉が続いている
  • 実生の株で、開花年齢に達する見込みが立たない・親と性質が違う可能性が高い

確かめ方

  1. 冬〜早春に枝先を見て、丸くふくらんだ花芽があるか確かめる。あれば今年咲く見込みがある
  2. 花芽が見当たらないなら、今年は諦めて来年に備える。剪定時期・日照・肥料のどれを変えるか決めて、開花期から逆算して実行する
  3. 株の元気がないなら、まず葉が黄色くなる・根腐れの記事で株の健康を回復させる。弱った株に花は望めない

再発させないために

  • 育てている植物が「前年の枝に咲く」か「今年の枝に咲く」かを確認し、剪定は花後すぐに済ませる
  • 花木や花の多い草花は、1日5〜6時間以上日が当たる場所に植える・置く
  • 肥料は花用(リン酸多め)を生育期に規定量。観葉植物用や窒素主体の肥料を流用しない
  • 花が終わったら花がらを摘み、種を作らせない。花木や果樹は花後にお礼肥を与える
  • 落葉樹や球根、宿根草は冬にしっかり寒さに当てる。暖かい室内での冬越しは咲かない原因になる
  • 短日植物は秋の夜に照明が当たらない場所で管理する

剪定と施肥の時期をリマインダーで逃さない

花が咲かない原因の多くは、剪定や肥料のタイミングのずれです。Hapot に植物を登録すると、剪定・施肥のリマインダーと栽培記録で「去年いつ何をしたか」を振り返れるので、花芽を切ってしまう失敗を防げます。

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よくある質問

Q. 葉は元気なのに花だけ咲かないのはなぜですか?

株が「葉を作る」方向に育っていて、花芽を作る条件がそろっていない状態です。多くは日照不足か窒素の多い肥料が原因で、次いで剪定で花芽を切っているケースです。まず置き場所の日当たりと肥料の種類を見直してください。

Q. 花芽はいつ作られますか?

植物によって違いますが、春に咲く花木の多くは前年の夏〜初秋に花芽を作ります。つまり、今年の花は去年の夏の環境で決まっています。剪定や肥料の見直しは、この花芽形成の時期より前に済ませるのが基本です。

Q. つぼみはつくのに開かずに落ちるのはなぜですか?

つぼみができた後に、水切れ・日照不足・急な温度変化・置き場所の移動などのストレスがかかると落ちます。つぼみがついたら、置き場所を動かさず、水を切らさないようにして開花を待ってください。肥料の与えすぎも原因になります。

Q. 肥料を与えれば花は咲きますか?

肥料切れが原因のときだけ効きます。葉が濃く茂っている株に肥料を足すと、さらに葉ばかりになって逆効果です。与えるならリン酸の多い花用肥料を選び、株の様子を見ながら控えめに使ってください。

Q. 何年たっても咲かない木は諦めるべきですか?

実生の果樹や花木は開花まで5〜10年かかることがあり、まだ年齢に達していないだけの可能性があります。日当たりと剪定時期に問題がなく、株が健康に育っているなら、もう数年待つ価値はあります。早く楽しみたいなら接ぎ木苗や開花株に切り替える方法もあります。

Q. 今年咲かなかった株を来年咲かせるには、いつ何をすればいいですか?

花後〜初夏に剪定を終え、夏〜初秋にリン酸主体の肥料を与えて日当たりのよい場所で管理し、冬は寒さに当てる、が基本の流れです。開花期の数か月前が花芽形成の時期なので、そこから逆算して環境を整えてください。

植物別の事例と対処(206件)

観葉植物の「花が咲かない」事例(19件)

アンスリウム花が咲かない、新しい花が小さくなる

原因

光量不足、肥料切れ、根詰まりによる株の体力低下。咲き終わった花を放置している場合も次の花が遅れる。

対策

直射日光の一歩手前の明るい日陰へ移し、春から秋は月1回の液肥を。1〜2年植え替えていなければ5〜7月に植え替えます。色あせた苞を早めに切ると次の花が大きくなります。

エアプランツ何年たっても大きくならず、花も咲かない

原因

成長が非常に遅い植物であることに加え、光不足か水不足で成長が止まっている。

対策

正常な範囲であることも多いですが、レースカーテン越しの明るい場所に移し、4〜6月と9〜10月に薄めた液肥を月1回霧吹きで与えると成長が進みます。週2〜3回の霧吹きと月1〜2回のソーキングを守れば、数年で開花します。

チランジア・イオナンタ中心の葉が赤くなった

原因

開花前の自然な色づき。株が充実して明るい場所で育つと、中心の葉が赤やピンクに染まり、数週間後に紫の花が咲く。

対策

病気ではないので薬剤は使わず、ふだんどおり管理します。株の中心に水を溜めないよう、霧吹きは横から吹きかけ、花を待ちます。

エクメア・ファシアータ花が終わったら親株が枯れてきた

原因

一度咲いた株が子株に世代交代する正常な性質。パイナップル科の多くは一つの株が一度だけ花を咲かせ、その後1〜2年かけて枯れていく。

対策

株元から子株が出ていないか確かめ、親株の緑の葉は子株の養分として残します。子株が親株の3分の1〜半分ほどに育ったら、5〜7月に切り分けて植えます。枯れた親株の葉は茶色くなったものから取り除きます。

エクメア・ファシアータ子株がいつまでたっても咲かない

原因

株の充実不足や光量不足。子株が苞を上げるまでには2〜3年ほどかかるとされ、暗い場所では株が育たず花芽も付きにくい。

対策

明るい窓辺に置き、春〜秋は月1回の薄い液肥で株を育てます。親株と同じくらいの大きさになったら、熟したリンゴと一緒にポリ袋で1週間ほど包む方法を試すと、花芽ができるきっかけになるといわれます。

コーヒーの木花が咲かない、実がならない

原因

株が若い(実生4〜5年未満)、鉢が小さい、冬の温度不足、光不足のいずれか。

対策

7号鉢以上まで段階的に鉢増しし、春から秋は明るい日陰で月1回の肥料を与えます。冬も15°C前後を保つと花芽が付きやすくなります。高さ1m前後に育つまでは気長に待ってください。

ストレリチア・マンデラズゴールド何年たっても花が咲かない

原因

株がまだ若い(芽が3本未満)、日照不足、鉢が大きすぎる、窒素の多い肥料で葉ばかり育っているのいずれか。オレンジのレギネより成長がゆっくりとされる。

対策

春から秋は屋外の日なたで育て、鉢は一回り大きくするだけにとどめます。肥料はリン酸の多いものに替え、芽が増えるのを待ちます。

ストレリチア・マンデラズゴールド咲いた花がオレンジ色だった

原因

品種違いの株か、種から育てた苗で親と違う色の花になった可能性がある。

対策

株そのものは健康なので、そのまま育てて問題ありません。黄色い花の株がほしい場合は、品種名の付いた株か、株分けで増やした株を選び直します。

ストレリチア・マンデラズゴールドつぼみが開かずに茶色くなる

原因

花茎が伸びている間の水切れ、急な寒さ、鉢の向きを変えたことによる環境の変化が原因になりやすい。

対策

傷んだつぼみは付け根で切ります。次の花茎が伸び始めたら鉢を動かさず、土を乾かしすぎないようにし、夜の冷え込みから守ります。

ストレリチア・レギネ何年たっても花が咲かない

原因

日照不足、株の未成熟、鉢が大きすぎる、窒素肥料の与えすぎのいずれか。室内の窓辺だけで育てた株に多い。

対策

5〜10月は屋外の直射日光が4〜6時間当たる場所に置き、鉢は根が回る程度の大きさに保ちます。肥料はリン酸の多いものに替え、芽が3本以上そろうまで株を育てます。

ストレリチア・レギネつぼみが開かずに茶色くしおれる

原因

花茎が伸びている時期の水切れ、急な移動による環境変化、または冬の低温や暖房の乾いた風。

対策

しおれた苞は付け根から切り、次の花茎に備えます。つぼみの時期は土が乾ききる前に水を与え、鉢の位置を変えず、冷気や暖房の風が当たらない場所に置きます。

スパティフィラム花が咲かない、または花が小さい

原因

暗すぎる置き場所、株が密になった根詰まり、肥料切れのいずれか、または複合。

対策

レースカーテン越しの明るい日陰に移し、1〜2年植え替えていなければ5〜9月に植え替えか株分けをします。春〜秋は月1回の液肥を与えてください。3点そろえば翌シーズンから花が戻ります。

スパティフィラム・メリーつぼみが咲かずに茶色くなって終わる

原因

つぼみの時期の水切れ。小さな鉢で土の量が少なく、乾ききるとつぼみの先から傷む。購入直後や置き場所を変えた直後の環境変化でも起こる。

対策

つぼみの時期は毎朝土を確かめ、乾いたらすぐたっぷり与えます。置き場所はレースカーテン越しの明るい日陰に決めて動かさず、傷んだつぼみは根元から切ります。

スパティフィラム・メリー2年目から花が咲かなくなった

原因

小さな鉢での根詰まりと肥料切れ。出荷時の開花処理の効果が切れて、株本来の花数に落ち着いたことも重なる。

対策

5〜6月に一回り大きな鉢へ植え替え、春〜秋は月1回の液肥を与えます。レースカーテン越しの窓辺から1m以内の明るさに置くと、つぼみが戻りやすくなります。

ヒポエステス花が咲いたあと葉が小さくなり株が弱る

原因

秋に咲く花と種に養分が使われ、株が衰えています。ヒポエステスは開花後に勢いが落ちやすいとされます。

対策

花穂を下の節の上で切り取り、暖かい明るい場所で管理します。回復しない場合に備え、花穂のない茎で挿し芽をして若い株に更新します。

ホヤホヤの花が咲かない

原因

株が若い(挿し木から3年前後は咲かないことが多い)、光量不足、鉢が大きすぎて葉やつるばかり茂る、または前年に花柄を切ってしまったことが主な原因。

対策

午前中の日が入る明るい窓辺へ移し、鉢はやや根詰まり気味のまま育てます。冬は乾かし気味にし、咲き終わった花柄は切らずに残します。肥料は5〜9月の規定量にとどめます。

ホヤ花の下や床がべたべたする

原因

ホヤの花が分泌する蜜が垂れたもの。花のない時期にもべたつき、黒い汚れが出る場合はカイガラムシやアブラムシの排泄物の可能性がある。

対策

花の真下だけなら蜜なので、受け皿や敷物で受け、葉や床は濡れた布で拭きます。花がないのにべたつく場合は葉裏や茎を確認し、虫を歯ブラシでこすり落とすか殺虫剤で駆除します。

ホヤつぼみが咲く前に落ちる

原因

つぼみが付いた時期の水切れ、置き場所の移動や鉢の向きを変えたことによる環境の変化、エアコンの風の直撃などが原因になりやすい。

対策

つぼみが付いたら鉢を動かさず、向きも変えずに管理します。土が乾いたら早めに水を与え、エアコンの風が当たらない位置に置きます。花柄は残しておけば次のつぼみが付きます。

ホヤ・ベラつぼみが咲く前に落ちる

原因

つぼみの時期の水切れ、置き場所や鉢の向きの変更、つぼみに付いたアブラムシのいずれか。

対策

土の表面が乾いたら早めに水を与え、つぼみが付いたら同じ場所・同じ向きのまま管理します。つぼみの付け根にアブラムシがいれば洗い流します。

花・草花の「花が咲かない」事例(124件)

アガパンサス株分けしたら翌年咲かなかった

原因

移植ストレスによる充電期間。アガパンサスは動かすと1〜2年休む性質がある。

対策

異常ではないので、日当たりを確保して普通に管理しながら待ちます。翌々年からは例年通り咲きます。「見せる株は動かさない」が運用の鉄則です。

アガパンサス葉ばかり茂って花が咲かない

原因

日照不足、植え替え直後、または窒素肥料の効きすぎによる葉ボケ。若い株や小さく分けた株も数年は咲かない。

対策

1日5時間以上日の当たる場所に据え置き、施肥を止めて様子を見ます。植え替えた株は2年間動かさずに待ちます。移植が必要なら9〜10月に行い、翌年の休花を織り込んでください。

アガパンサスつぼみや花がかじられて穴が開いている

原因

ナメクジの食害。梅雨時の6〜7月、夜間に花茎を登ってつぼみをかじる。株元の枯れ葉が隠れ家になる。

対策

夜間に見回って捕殺するか、株元に誘引剤を置きます。枯れ葉を片付けて隠れ家をなくし、鉢植えは鉢の縁に銅テープを巻くと登られにくくなります。かじられた花は切り取り、残りのつぼみを守ります。

アサガオつるばかり伸びて花が咲かない

原因

窒素過多のつるボケ、夜間の照明による花芽の抑制、または遅咲きの西洋アサガオ。

対策

液肥を控え、夜に街灯や室内光が当たらない場所へ移します。日本アサガオなら2〜3週間でつぼみが付きます。西洋アサガオは9月からが本番なので、つるを育てて待ってください。

アサガオつぼみが茶色くなって開かずに落ちる

原因

真夏の水切れ、または高温による花芽の傷み。

対策

朝夕2回の水やりに戻し、傷んだつぼみは取り除きます。プランターが小さいなら株元をマルチングして乾燥を防ぎ、1週間ほどで新しいつぼみが付きます。

アジサイ花が咲かない

原因

剪定時期が遅すぎた(8月以降に剪定して花芽を落とした)、または日照不足

対策

剪定は花後すぐ、遅くとも7月末までに花から2節下で行う。1日2-3時間は日が当たる場所に置き、秋以降は枝先を切らずに翌年の開花を待つ

アジサイ花が茶色く腐る

原因

梅雨時の灰色かび病。咲き終わった花に雨が当たり続けた

対策

傷んだ花や咲き終わった花をこまめに切り取り、鉢植えは雨の当たりにくい風通しの良い場所へ移す

アネモネアネモネの花が少ない・咲いてもすぐ終わる

原因

日照不足、肥料切れ、または暖かい室内での管理による徒長です。

対策

屋外の日なたに置き、12月から月2回の液肥を与えます。花がら摘みを続けると次のつぼみが上がります。涼しい場所ほど1輪が長持ちします。

アネモネ花や株の中心が灰色のカビに覆われて腐る

原因

灰色かび病。花がらの放置と多湿、風通し不足が誘因です。

対策

傷んだ花と葉をすべて根元から取り除き、風通しの良い場所へ移します。水は株元に与え、花にかけないようにします。残った芽から回復します。

アネモネつぼみや茎に小さな虫がびっしり付いている

原因

アブラムシです。春の新芽とつぼみに集まり、放置すると花が変形します。

対策

水で洗い流すか手で払い、多発時は市販の殺虫剤を1週間おきに2回散布します。風通しの良い場所に置くと発生が減ります。

アマリリス葉ばかり茂って花が咲かない

原因

花後に葉を育てる期間の日照不足や、葉を早く切ったことによる球根の太り不足。秋に休眠させず水を与え続けた場合や、窒素肥料の与えすぎでも起こる。

対策

花後は日なたで葉を育て、9月まで月1回肥料を与えます。9月下旬から水を減らし、葉が黄色くなったら断水して2か月ほど休眠させます。小さな球根は開花まで2〜3年待ちます。

アマリリスロウ巻き球根の花が終わったあと元気がない

原因

ロウ巻き球根は蓄えた養分だけで咲き、根が切られている製品も多いため、花後は球根がやせて弱っている。

対策

続けて育てる場合はロウを取り除き、切り口を乾かしてから球根用土に浅く植え、日なたで葉を育てます。再び咲くまで1〜2年以上かかることがあります。

アリッサム花が減って葉ばかりになってきた

原因

花の一巡による小休止、または肥料の与えすぎや日照不足。

対策

株を3分の1刈り込んでリセットし、薄い液肥を1回与えます。日当たりを確保すれば2〜3週間で次の花が咲き始めます。窒素の多い肥料は控えてください。

ウェデリア茎ばかり伸びて花が咲かない

原因

日照不足か肥料の与えすぎです。日陰や窒素分の多い肥料では、葉と茎が茂って花が付きにくくなります。

対策

日当たりの良い場所へ移し、液肥は月1回ほどの薄めにします。伸びすぎた茎を短く切り戻すと、新しい茎の先に花が付きやすくなります。

エリカ冬になっても花が咲かない

原因

夏以降に枝を切って花芽を落としたか、日照不足、夏の蒸れで株が弱ったことが考えられます。窒素の多い肥料の与えすぎでも花が減ります。

対策

剪定は花後すぐの3〜5月だけにし、秋から春は日当たりの良い場所で育てます。肥料はリン酸の多い草花用を少量にとどめます。

オタカンサス葉がしおれて蕾が落ちる

原因

水切れです。夏の晴天が続く時期は土の乾きが早く、小さな鉢では1日で乾ききることもあります。

対策

鉢底から流れ出るまでたっぷり水を与え、直射日光の当たらない場所で半日ほど休ませます。夏は毎日土を確かめ、乾いていれば朝に水を与えます。

オタカンサス枝がひょろひょろ伸びて花が咲かない

原因

日照不足による徒長です。室内の暗い場所や、日の当たる時間が短い場所に置いた株に多い症状です。

対策

春から秋は1日4〜6時間ほど日の当たる場所へ移します。伸びた枝は半分ほどに切り戻すと、脇芽が伸びて花が付きやすくなります。

ガーベラ葉ばかり茂って花が上がらない

原因

日照不足、葉の茂りすぎで株の中心が暗い、根詰まり、開花期の肥料切れ。

対策

日当たりの良い場所へ移し、古い外葉を数枚抜いて中心に光を入れます。1年以上植え替えていなければ春か秋に一回り大きな鉢へ。春秋は週1回の液肥を与えると3〜4週間でつぼみが上がります。

ガーベラ花びらが茶色く溶けてカビが生えた

原因

灰色かび病。梅雨時の多湿と花がらの放置が誘因。

対策

傷んだ花とつぼみをすべて根元から引き抜き、雨の当たらない風通しの良い場所へ移します。水は株元にだけ与え、枯れ葉を取って風を通せば新しいつぼみは正常に開きます。

キクキクの蕾が付かない・咲くのが12月にずれ込む

原因

夜間に街灯や室内の明かりが当たっている、または7月中旬以降に摘心した影響です。

対策

9月以降は夜だけ暗い場所へ移すか段ボールをかぶせると3-4週間で蕾が見えます。摘心は翌年から7月中旬までに終えます。

キク毎年花が小さくなり株が弱ってきた

原因

同じ土や場所で育て続けた連作障害と株の老化です。

対策

4月に健全な冬至芽だけを切り離し、新しい土か前年と違う場所に植え直します。親株は処分します。その年から花数と大きさが戻ります。

キンギョソウ咲き終わった穂を放置したら花が止まった

原因

種づくりに栄養が回り、株が開花を止めてしまった状態です。

対策

終わった穂をすべて切り戻し、液肥を1回与えます。2-3週間で脇芽から新しい穂が立ち上がり、開花が再開します。「7割咲いたら切る」を習慣にします。

キンギョソウ穂の先まで咲かずに途中で終わる

原因

春の水切れか肥料切れです。最盛期は水の消費が増え、乾くと穂の先のつぼみが開かずに終わります。

対策

晴天なら2日に1回を目安に株元へたっぷり水を与え、2週に1回の液肥を再開します。途中で終わった穂は切り戻して次の穂に期待します。

クリスマスローズ花が咲かない

原因

株が若い、肥料不足、深植え、冬の日照不足

対策

開花まで3年ほど待つ。10月から月1回施肥し、芽が地際に出る深さか確認。秋から春は日なたに置く

クリスマスローズ花が白やピンクから緑色に変わる

原因

受粉後に萼片の葉緑素が増える自然な変化

対策

病気ではない。株の消耗を防ぐなら色が変わり始めた頃に花茎を根元から切る

クレマチス冬に剪定したら春に全く咲かなかった

原因

旧枝咲きタイプを冬にバッサリ切り、花芽ごと失ったためです。

対策

今年は株の回復を優先し、来季から花後すぐの整理だけにして冬は触らないよう変更します。系統名の確認(モンタナ系やパテンス系は旧枝咲き)が再発防止のすべてです。

クレマチス花が小さくなり数も減ってきた

原因

肥料不足、鉢の根詰まり、または株元の高温乾燥です。

対策

3-6月と9月に月1回の置き肥、2月に寒肥を与えます。鉢は2年に1回、休眠期に一回り大きな深鉢へ植え替えます。株元をマルチングして乾燥を防ぎます。

センニンソウつるばかり伸びて花が咲かない

原因

日照不足か、8月以降の剪定で花芽の付いたつるを切ったことが主な原因です。肥料の与えすぎでも葉ばかり茂ります。

対策

半日以上日が当たる場所に移すか、周りの枝を整理して光を入れます。剪定は冬の休眠期にまとめて行い、生育中は誘引だけにします。肥料は控えめにします。

クロッカス葉は毎年出るのに花が咲かなくなった

原因

球根の栄養不足です。過密化、葉の早切り、日照不足のいずれかで起こります。

対策

6月に掘り上げて分球し、日当たりの良い場所へ植え直します。葉は自然に枯れるまで残し、花後のお礼肥も忘れずに与えます。1-2年で開花サイズに戻ります。

クロッカスクロッカスの花が開かずつぼみのまま

原因

日照不足か低温です。クロッカスの花は日が当たって暖かいときだけ開きます。

対策

異常ではありません。午前中から日の当たる場所に置くと晴れた日に開きます。曇りや雨、夜に閉じるのは正常な性質で、一輪で1-2週間咲き続けます。

クロッカス室内で育てたら葉ばかり伸びて咲かない

原因

冬の寒さに当たっていないためです。クロッカスは低温に当たることで花芽が動きます。

対策

屋外に出して管理します。今年は葉を枯れるまで残してお礼肥を与え、翌年は一冬屋外の寒さに当てれば再び咲きます。室内で楽しむ場合も花芽が上がるまでは屋外に置きます。

コスモスコスモスの葉ばかり茂って花が咲かない

原因

窒素過多の葉ボケ、または日照不足です。コスモスは日が短くなる秋に花芽を作る短日植物なので、夏に咲かないのは正常です。

対策

追肥を止め、1日5時間以上日の当たる場所で秋の短日を待ちます。9月以降に花芽が付き始めます。来季は無肥料のやせた場所に植えてください。

サフランサフランの葉は出たのに花が咲かない

原因

球根が小さいことが最も多い原因です。前の年に花後の葉を早く切ったり、葉の時期に日当たりや肥料が足りなかったりすると、球根が太らず咲きません。

対策

今年の葉は5月ごろ自然に枯れるまで日なたで育て、葉がある間は月2回ほど液体肥料を与えて球根を太らせます。翌年は8〜9月に大きな球根を選んで植えると咲きやすくなります。

サフラン室内で土なしで咲かせた球根が、翌年咲かない

原因

球根の養分だけで咲かせたため、花後に土で葉を育てないと球根がやせて、次の年の花芽ができません。

対策

花が終わったらすぐ鉢や庭に植え、日なたで葉を春まで育てます。翌年は小さくなった球根を土で1年育て直すつもりで管理すると、2年目から咲くようになります。

サポナリア茎がひょろひょろ伸びて花が少ない

原因

日照不足です。日陰では茎が間延びし、株の中心が空いて花数が減ります。肥料の与えすぎでも同じ症状になります。

対策

1日5〜6時間以上日が当たる場所へ移し、肥料は春と秋の少量にとどめます。伸びた茎は花後に半分ほどに切り戻して、締まった株に作り直します。

サポナリア新芽や蕾に小さな虫がびっしり付く

原因

アブラムシです。春の新芽や蕾に集まり、汁を吸って生育を弱らせます。

対策

水で洗い流すか、テープで取り除きます。数が多い場合は園芸用の殺虫剤を使い、周りの雑草も取って発生源を減らします。

サポナリア花がらや葉に灰色のかびが出る

原因

灰色かび病です。咲き終わった花がらや枯れた葉が湿ったまま残ると、そこからかびが広がります。

対策

かびの出た花がらや葉を取り除き、株の周りの落ち葉も片付けます。水は株元に与えて花や葉を濡らさないようにし、込み合った茎を間引いて風を通します。

ガーデンシクラメン株の中心が灰色のカビで覆われて腐る

原因

灰色かび病。花がらや枯れ葉の放置、株の中心への水かけ、雨が続いて株元が乾かないことが誘因です。

対策

傷んだ花と葉を付け根からねじって抜き取り、雨の当たらない軒下へ移します。以後は葉をかき分けて株元の土に水を注ぎ、花がら摘みを3日に1回は行います。

ガーデンシクラメン霜に当たって葉と花がぐったり垂れた

原因

強い霜や-3°Cを下回る冷え込みで、葉や花の組織が凍って傷みました。

対策

凍った直後は触らず、日が当たって自然に解けるのを待ちます。数日たっても茶色く溶けた葉は抜き取り、球根が硬ければ軒下で管理すると新しい葉が出てきます。

ガーデンシクラメン花が咲かなくなった、つぼみが上がらない

原因

日当たり不足、肥料切れ、花がらの放置で株が種を作ることに力を使っていることが多い原因です。

対策

1日4時間以上日の当たる場所へ移し、花がらは花茎ごと根元から抜きます。月1回の置き肥と10日に1回の液肥を続けると、2〜3週間で中心から新しいつぼみが上がります。

シクラメン花や葉が株の中心から溶けるように腐る

原因

灰色かび病。球根への水かけ、花がらの放置、暖房の効いた多湿の環境が誘因になります。

対策

傷んだ部分を球根の付け根から引き抜いて除去し、風通しの良い涼しい場所へ移します。以後は底面給水か株元給水に切り替え、花がら摘みを徹底します。

シクラメンシクラメンの花が急にしおれて全体がぐったりした

原因

水切れか、過湿による球根の傷みのどちらかです。土の状態で見分けます。

対策

土が乾いていれば鉢ごと水に30分沈めて吸水させると数時間で戻ります。土が湿っているなら水を止め、涼しい場所で乾かし気味にして球根が硬いか確認します。

シクラメン茎が間延びして花が外側に倒れる

原因

日照不足と20°C以上の暖かい部屋での軟弱な生育です。

対策

日中よく日の当たる10-15°Cの窓辺へ移し、外側の葉を広げる葉組みで株の中心に光を入れます。倒れた花は根元から抜き、次に上がる花から姿が締まります。

シバザクラ花がまばらで年々減ってきた

原因

日照不足、または株の老化。日当たりが1日3時間以下だと花付きが落ちる。

対策

秋に株を掘り上げて日当たりの良い場所へ植え直すか、周囲の木や草を刈って光を入れます。古株は花後の刈り込みと株分けで若返らせると、翌々春から花が戻ります。

シュウメイギク茎が倒れて花が地面に付いてしまう

原因

日照不足で茎が細く伸びた、または草丈の高い品種が雨や風で倒れたことが考えられます。

対策

8月中に支柱やリング支柱で茎を支えます。翌年は6月中に茎の先を摘んで草丈を抑えると、倒れにくくなります。

シュウメイギク植え替えた年に花がほとんど咲かなかった

原因

シュウメイギクは根をいじられるのを嫌い、移植した年は根付くことに力を使うためです。

対策

株は弱っていないので、そのまま半日陰で水を切らさず育てます。多くは翌年から咲くようになります。今後は植え替えを最小限にします。

シンビジウム秋に伸びた花芽が途中で茶色く枯れた・かじられた

原因

ナメクジの食害か、急な凍結です。花芽はナメクジのご馳走です。

対策

秋の夜間パトロールと誘引剤で花芽を守ります。霜の降りる前に軒下や室内へ移動します。かじられた花芽は再生しないため、予防がすべてです。

スイートピーつぼみが黄色くなってぽろぽろ落ちる

原因

開花期の水切れか急な高温、または肥料切れです。春も冬と同じ間隔で水を与えていると起きやすいです。

対策

春は土の表面が乾いたらたっぷりに切り替え、液肥を2週に1回与えます。プランターは朝夕に土を確認し、西日の強い場所なら半日陰へ移すと1〜2週間で新しいつぼみが付きます。

スイートピー花が止まってさやばかり付く

原因

花摘みを休んだためにさやが太り、株が開花を終える判断をしたものです。

対策

さやをすべて切り取り、以後は咲いた花を3〜5日以内に摘みます。薄めた液肥を1回与えると、2〜3週間で再び咲き始めることが多いです。

スイセンスイセンの葉ばかり茂って花が咲かない

原因

球根の過密(分球しすぎ)、花後に葉を早く切った、日照不足のいずれかです。

対策

6月に葉が枯れた後に掘り上げて分球し、株間10-15cmで日なたに植え直します。葉は自然に枯れるまで残し、花後のお礼肥も忘れずに与えます。1-2年で開花サイズに戻ります。

ストック咲き終わった花が茶色くなりカビが生えた

原因

灰色かび病。しおれた花を放置したまま湿度が高い状態が続くと発生する。

対策

カビの出た花と花穂を切り取って処分し、株元給水に切り替えて花を濡らさないようにします。週1回の花がら摘みと株間の確保が予防になります。

スノードロップスノードロップの葉は出たのに花が咲かない

原因

植え付け前に球根が乾きすぎた、球根が小さい、前の年に葉を早く切った、夏の暑さで球根が弱ったのいずれかが多い原因です。

対策

今年の葉は黄色くなるまで残し、花後に液体肥料を2週間に1回与えて球根を太らせます。夏は涼しい日陰で休ませ、翌年からは買った球根を10〜11月のうちに早めに植えます。

スノードロップ植えっぱなしにしたら年々花が減って消えてしまった

原因

夏の西日や高温で土が乾き、休眠中の球根が弱ったことが考えられます。株が混み合いすぎても花が減ります。

対策

夏に日陰になる落葉樹の足元や建物の東側へ植え替えます。鉢は夏に涼しい日陰へ移して月に2〜3回軽く湿らせ、3〜4年に1回、花後に混んだ株を分けます。

スノードロップ室内に飾った鉢植えの花がすぐしおれる

原因

暖房の効いた室内では温度が高すぎて、花が早く開き切ってしまいます。

対策

開花中の鉢は屋外の日なたか、暖房のない玄関など10°C以下の場所に置きます。室内で楽しむのは日中の数時間にとどめると、花が2〜3週間持ちます。

ゼラニウム花が茶色く溶けてカビが生えた

原因

灰色かび病。咲き終わった花の放置と多湿が誘因。

対策

傷んだ花と花がらをすべて摘み取り、株元給水に切り替えます。風通しを確保すれば自然に収まります。

ゼラニウム茎ばかり伸びて葉の間隔が広く、花が少ない

原因

日照不足による徒長、または窒素肥料の与えすぎ。

対策

1日4時間以上日が当たる場所へ移し、肥料を控えます。間延びした枝は4〜5月か9〜10月に2分の1〜3分の1に切り戻すと、節間の詰まった枝が出て花が戻ります。

ゼラニウム新芽が縮れて茶色くなり、伸びない

原因

ホコリダニ。肉眼では見えないほど小さく、新芽や花芽を吸汁して変形させる。

対策

縮れた新芽と花芽を切り取り、株全体に霧吹きで水をかけて湿度を上げます。多発している場合はハダニに効く薬剤を新芽を中心に散布し、風通しの良い場所へ移します。

ダリア夏に花が小さくなり色があせた

原因

35°Cを超える猛暑による花質の低下です。冷涼な高原原産のダリアの正常な反応です。

対策

7月下旬から8月上旬に株を1/2-1/3に切り戻し、肥料を止めて半日陰で休ませます。9月に液肥を再開すると10-11月に春以上の秋ダリアが咲きます。

チューリップ葉は出たのに花が咲かない

原因

冬の水切れ、室内管理による低温不足、12月中旬以降の植え付け遅れ、小さすぎる球根のいずれかです。

対策

今季は葉を切らずに残して球根を太らせます。来季は11月に植え、屋外で寒さに当て、冬も週1回土を確かめる、の3原則を守ってください。直径3cm以上の重い球根を選ぶことも確実性を上げます。

チューリップつぼみのまま枯れた・茎が短いまま開いた

原因

生育後半の急な高温や乾燥、または冬の低温期間の不足です。暖冬の年に起きやすい症状です。

対策

開花期は雨の当たらない半日陰に移し、水を切らさないようにすると花が長持ちします。暖冬が続く地域では、購入した球根を冷蔵庫で6週間冷やしてから植える方法を翌季に検討してください。

チューリップ花びらに筋状の模様や色むらが出る

原因

アブラムシが媒介するモザイク病(ウイルス病)です。品種本来の模様ではなく、年々花が小さくなります。

対策

治す方法はないので、周囲への感染を防ぐために発症株は球根ごと抜き取って処分します。3〜4月のアブラムシを早めに駆除し、使ったハサミは消毒してください。

ツワブキ葉は茂るのに花が咲かない

原因

日当たりが極端に悪い、株分けや植え付けから間もない、株が混み合っているなどが考えられます。

対策

数時間は日が当たるか、明るい日陰の場所へ移します。混み合った株は春に株分けすると、翌秋から咲きやすくなります。

デンドロビウム花芽の位置から葉と根の付いた子株(高芽)が出た

原因

秋冬の低温不足・水と肥料の与えすぎ。花芽が高芽に化けた典型例。

対策

高芽は根が3cm伸びたら外して水苔に植え、株を増やす楽しみに転用します。本題は来季の管理で、肥料は7月で終了、秋は水を絞って寒さに当てる年間リズムへ戻しましょう。

デンドロビウムつぼみが黄色くなって開かずに落ちる

原因

取り込み後の暖房の風や急な温度変化、開花期の水切れ、または日照不足。

対策

暖房の風が直接当たらない10-15°Cの明るい窓辺に移し、水苔が乾いて2〜3日後に水を与えます。落ちたつぼみは戻りませんが、残りのつぼみは環境を整えれば開きます。

トリカブトトリカブトの花が咲かない

原因

日照不足、夏に葉を傷めたことによる株の消耗、株分けした塊根がまだ小さいこと、7月以降の摘心でつぼみの元を切ったことなどが考えられます。窒素の多い肥料の与えすぎで葉ばかり茂ることもあります。

対策

午前中に日が当たる半日陰に置き、夏は西日と水切れを防いで葉を守ります。摘心は6月上旬までに済ませ、肥料は規定量を守ります。小さな塊根は1〜2年育てれば咲くようになります。

ニオイアヤメ葉は茂るのに花が咲かない

原因

日照不足、深植え、根茎の混み合い、または窒素肥料の与えすぎが原因です。

対策

花後の7〜9月に掘り上げ、若い根茎を選んで日当たりの良い場所に浅植えし直します。肥料は少なめにし、窒素の多い肥料は控えます。

ニオイアヤメ花茎や新芽に小さな虫がびっしり付く

原因

アブラムシです。春の新芽や伸びてきた花茎に付きやすく、つぼみの生育が悪くなります。

対策

見つけたら水で洗い流すか、テープで取り除きます。数が多い場合は園芸用の殺虫剤を使い、つぼみが開くのを妨げないようにします。

ネモフィラネモフィラの新芽やつぼみにアブラムシが付いた

原因

春先の気温上昇で発生します。肥料が多く柔らかい新芽ほど狙われます。

対策

見つけ次第水で洗い流すか、粘着テープで取り除きます。多発時は園芸用の薬剤を使います。追肥をやめると発生が減ります。

ネリネネリネの葉は出るのに花が咲かない

原因

球根がまだ小さい、植え付けや植え替えで根を傷めた、冬に葉を十分に育てられなかった、夏の休眠中に水を与えたのいずれかが多い原因です。

対策

今年の葉は春に黄色くなるまで日なたで育て、葉がある間は月2回ほど液体肥料を与えます。夏は雨の当たらない涼しい場所で水を切って休ませます。ネリネは根をいじると1〜2年咲かないことがあるので、植え替えは3〜4年に1回にとどめます。

ノースポール花びらが茶色く傷み、灰色のカビが見える

原因

灰色かび病です。花がらの放置と長雨、多湿が誘因になります。

対策

傷んだ花と花がらをこまめに摘み取り、株元給水と風通しの確保をします。晴天が1-2週間続けば新しい花が咲きます。

ノースポールノースポールの花が咲かない、つぼみが上がらない

原因

日照不足、肥料切れ、または12月以降の遅い植え付けによる根張り不足です。

対策

1日4時間以上日の当たる場所へ移し、月1回の置き肥か2週に1回の液肥を再開します。遅植えの株も3月には本来の花数に追いつきます。

ハイビスカス蕾が落ちる

原因

環境の急変、水切れ、日光不足、根詰まり

対策

置き場所を固定して1日5時間以上日に当て、夏は朝夕2回水やり。根が回っていれば5-7月に一回り大きな鉢へ植え替える

ハイビスカス花が咲かない

原因

日光不足、窒素肥料の過多、35°C超の猛暑

対策

屋外の日なたに置き、リン酸多めの肥料に切り替える。猛暑期は西日を避けた半日陰に移すと秋に再び咲く

ハイビスカス新芽や蕾に小さな虫が群がる

原因

アブラムシの発生

対策

見つけ次第、牛乳スプレーや専用薬剤で駆除。風通しの良い屋外で管理し、月2回は新芽と蕾を点検する

ハゴロモジャスミン株は元気なのに春に花が咲かない

原因

冬に暖かい室内で越冬させて花芽ができなかった、または7月以降の剪定で花芽を切り落とした。

対策

その年は諦め、翌冬は屋外か5°C前後になる無加温の場所で越冬させます。剪定は花後すぐから6月までに終え、夏以降はつるを切らないようにすれば翌春から咲きます。

ハゴロモジャスミンつぼみにアブラムシが群がって花が変形した

原因

3〜4月の新芽とつぼみに付くアブラムシ。放置すると花が開かず香りも弱まる。

対策

つぼみが色づく前に葉裏と先端を週1回確認し、見つけたら水で洗い流すか薬剤で駆除します。開花中は花への散布を避け、変形した花は摘み取ってください。

パボニアパボニアの蕾が咲く前に落ちる

原因

水切れ、日照不足、取り込みなどによる急な環境の変化、10°Cを下回る寒さが主な原因です。パボニアは乾かしすぎると色付いた蕾をまとめて落とします。

対策

夏は毎日土を確かめ、乾いていればたっぷり水を与えます。日の当たる窓辺に置き場所を固定し、冬は10°C以上を保つと、新しい枝の先に再び蕾が付きます。

パボニア花が咲かなくなった

原因

日照不足で枝が間延びしている、冬の寒さで株が弱っている、根詰まりしているといったことが考えられます。窒素の多い肥料の与えすぎで葉ばかり茂ることもあります。

対策

1日4〜6時間日の当たる場所に移し、5〜6月に切り戻しと植え替えを行います。肥料はリン酸を含む花用のものを規定量与えると、1〜2か月で蕾が上がりやすくなります。

バラ新芽やつぼみが白い粉をまぶしたようになる

原因

うどんこ病です。春秋の昼夜の寒暖差と風通し不足で発生し、窒素過多の柔らかい新芽が狙われます。

対策

発生初期に重曹水や専用薬剤を散布し、混み合った枝を整理して風を通します。施肥のバランスを見直し、株の周囲に30cm以上の空間を確保します。

バラつぼみが開かずに茶色くなって落ちる

原因

雨で花弁が貼り付くボーリング、バラゾウムシの吸汁、極端な水切れや肥料切れのいずれかです。

対策

つぼみの首が曲がって黒ずむならゾウムシなので朝に成虫を捕殺し、被害つぼみは摘み取ります。雨由来なら開花期の雨よけをし、体力不足なら春と秋の定期施肥で解決します。

パンジーパンジーの花が咲かない、つぼみが上がらない

原因

真冬の低温による小休止、日照不足、肥料切れ、または12月以降の遅い植え付けのいずれかです。

対策

1-2月の小休止は正常なので日当たりの確保と月1回の置き肥を続けます。日照が3時間以下なら移動し、遅植えの株も3月には咲き始めます。

パンジー大輪の花びらが雨で茶色く溶けてカビが出る

原因

灰色かび病です。花びらの大きいパンジーはビオラより雨で傷みやすく、花がらの放置と多湿で広がります。

対策

傷んだ花と花がらをすべて摘み取り、雨の当たらない風通しの良い場所へ移します。株元給水を徹底すれば1-2週間で新しい花が咲きます。

ビオラ花が小さくなる・花数が減る

原因

肥料切れ、花がらの放置による種作り、根詰まり

対策

花がらを花茎の根元から摘み、2週間に1回の液肥を再開。鉢が小さければ一回り大きな鉢へ

ビオラ花や葉が灰色のカビで腐る

原因

灰色かび病(多湿、花がらの放置、上からの水やり)

対策

カビた花と葉をすべて取り除き、株元に水を与えるよう切り替える。必要なら1/2に切り戻して風通しを確保

ビオラ新芽やつぼみに小さな虫が群がる

原因

アブラムシ(春先に多発)

対策

初期なら粘着テープで除去するか牛乳スプレー。数が多ければ園芸用殺虫剤を散布し、週1回は見回る

ビオラ真冬に花が止まり葉が紫色になる

原因

0°C以下の低温による生育の一時停止(病気ではない)

対策

そのまま日なたで管理し、水やりは乾いてから2-3日後の午前中に。2月下旬から液肥を再開すれば3月に再び咲きます

ヒガンバナヒガンバナの葉ばかり出て花が咲かない

原因

植え付けや植え替えから間もない、日当たりが悪くて冬の葉が育たない、球根が混み合いすぎたのいずれかが多い原因です。植え替えた年は咲かないことがよくあります。

対策

秋から春に出る葉を、自然に枯れるまで切らずに日に当てて育てます。数年たって球根が混み合っていれば、6〜8月の休眠中に掘り上げて分け、植え直します。植えてから1〜2年は花が少なくても様子を見ます。

ヒガンバナ冬の葉が邪魔だからと刈ったら、翌年咲かなかった

原因

ヒガンバナは花後の秋から春にかけて葉を伸ばし、その葉で球根に養分をためます。葉を刈ると球根がやせて花芽ができません。

対策

葉は5〜6月に自然に黄色く枯れるまで残します。見た目が気になる場所では、冬も葉が気にならない花壇の後ろなどに植え替えます。1〜2年葉を残して育てれば、また咲くようになります。

ヒガンバナ球根を植えたのにその秋に咲かない

原因

植え付けが遅かった、深すぎた、球根が小さかったなどが考えられます。花芽は夏までに球根の中でできているので、植えた時期によっては翌年からの開花になります。

対策

そのまま掘り返さずに葉を育て、翌秋を待ちます。次に植えるときは6〜8月の休眠中に、球根の上に5cmほど土がかぶる深さで植えます。

ヒマワリ花が開いたのに種ができない、中身がない

原因

受粉不足です。花粉の出ない切り花用品種を育てている、または訪花昆虫が少ない環境で受粉が進まなかったことが考えられます。

対策

種を採りたい場合は花粉の出る品種を選び、開花中に筆で花の中央を軽くなでて人工授粉します。切り花用品種は種が採れないのが仕様なので、来季は通常種を用意してください。

ヒヤシンス葉ばかりで花が咲かない

原因

前年に花後すぐ葉を切った、または植えっぱなしで球根が痩せた・込み合った。

対策

今年は葉を6月に枯れるまで残し、花後にお礼肥を与えて球根を太らせます。数年植えっぱなしなら6月に掘り上げて子球を外し、秋に間隔を空けて植え直してください。

ヒヤシンス花が咲き終わった後、どうすればいいか分からない

原因

球根植物の花後管理の知識不足(よくある戸惑いです)。

対策

花茎だけ切って葉は残し、土栽培なら葉が枯れる6月まで日に当てて球根を太らせます。水栽培の球根は消耗しきっているため、土に植え替えて数年養生するか、一年限りと割り切ります。

ブーゲンビリア葉ばかり茂って花が咲かない

原因

肥料(特に窒素)と水の与えすぎ、日照不足、または大きすぎる鉢です。ブーゲンビリアは乾燥ストレスと根詰まりで花芽を付ける性質があります。

対策

肥料を止め、1日6時間以上日光が当たる場所に移します。葉が軽くしおれるまで待ってからたっぷり与える水絞りを2-3週間繰り返すと花芽が付き始めます。鉢が大きすぎる場合は植え替えず、根詰まりを待ってください。

ブーゲンビリアつぼみや咲いている苞が急に落ちる

原因

置き場所の急な変更、真夏の極端な断水、購入直後の環境変化によるストレスです。

対策

開花中は移動を避け、水絞りも葉が軽くしおれる程度で止めます。落ちた後は新しく伸びる枝に次の花が付くので、伸びたつるを2-3節残して切り戻し、日光に当てて回復を待ってください。

フジバカマ茎がひょろひょろ伸びて花が少ない

原因

日照不足と肥料の与えすぎ。半日陰では茎が徒長して花色も薄くなり、肥料が多いと茎葉ばかり茂る。

対策

その年の花は少ないままでも、倒れる茎には支柱を添えます。翌年は日なたへ植え替え、鉢植えの肥料は芽出しから7月までの月1回に控えます。5〜6月に草丈の半分ほどで切り戻すと、低く締まった株に花がまとまります。

フジバカマ花が咲いてもアサギマダラが来ない

原因

アサギマダラは秋の渡りの途中に立ち寄るチョウで、飛来する時期と数は地域や年によって大きく変わる。花が終わってから渡りの時期を迎える年もある。

対策

植えれば必ず来るわけではないので、花そのものを楽しむつもりで育てます。日当たりのよい場所でまとまった株にし、9月下旬〜10月に花が多く開くよう、遅くとも6月中に切り戻しを済ませます。周りの地域で飛来の便りが出る時期を目安に観察すると出会いやすくなります。

プリムラ花や株元に灰色のカビが生えて腐る

原因

灰色かび病です。花がらや落ちた花びらが葉の上に残り、低温と多湿が重なると発生します。上から水をかけて株の中心が濡れたままになることも原因です。

対策

カビた花や葉をすぐに取り除き、花がら摘みを2〜3日に1回行います。水は株元に与え、鉢同士を10cmほど離して風通しを確保します。広がる場合は園芸用の殺菌剤を散布します。

プリムラオブコニカを触ったら手がかぶれた

原因

オブコニカの葉や茎の細かい毛に含まれるプリミンによる皮膚炎です。体質によって症状の出方が違い、花がら摘みや植え替えで素手で触れたときに起こりやすくなります。

対策

触れた部分を石けんと水でよく洗い、以後の作業は手袋を着けて行います。赤みやかゆみが強い場合は皮膚科を受診してください。肌の弱い人は、プリミンを含まない品種に買い替えると安心です。

プリムラ暖かい部屋で花茎がひょろひょろ伸びて花が小さい

原因

高温と光不足による徒長です。プリムラは10〜15°C前後の涼しい環境で締まって育ち、暖房の効いた20°C以上の部屋では花茎が伸びて花も早く終わります。

対策

日中に日が差す涼しい窓辺か、ジュリアンとポリアンサなら屋外の日なたに移します。伸びた花茎は花が終わったら付け根から切り、次に上がるつぼみが短く締まって咲くのを待ちます。

プリムラ花やつぼみが一晩でかじられる

原因

ナメクジやヨトウムシの食害です。どちらも夜に活動するため、昼に見ても姿が見えず、屋外の鉢や地面に近い株で被害が出やすくなります。

対策

夜に懐中電灯で鉢の縁や鉢底を確認し、見つけたら取り除きます。ナメクジには誘引駆除剤を株から離して置き、鉢を台の上に上げます。ヨトウムシは株元の土の中に隠れるので浅く掘って探します。

ベゴニア真夏に花が止まり株が乱れた

原因

暑さによる夏バテです。四季咲き種の自然な中だるみで、病気ではありません。

対策

株を1/2に切り戻して半日陰で休ませ、涼しくなったら液肥を再開します。3-4週間で脇芽が茂り、秋にこんもり咲き直します。

ペチュニア葉ばかり茂って花が咲かない

原因

日照不足か、窒素分の多い肥料の与えすぎです。1日3時間以下の日照ではつぼみが極端に減ります。

対策

1日5時間以上日の当たる場所へ移します。肥料はリン酸の多い花用の液肥に切り替え、週1回与えます。2-3週間で新しいつぼみが上がります。

ペチュニア花がしぼんで灰色のカビが生えている

原因

灰色かび病です。花に水がかかったことや花がらの放置、多湿が原因で発生します。

対策

カビの出た花と花がらをすべて摘み取り、株元給水に切り替えて風通しを確保します。雨の日は軒下へ移し、混み合った枝は切り戻します。

ホトトギスつぼみが付いたのに開かずに落ちる

原因

つぼみが付く8〜9月の水切れか、日照不足が多い原因です。鉢植えは夏に土が乾きやすく、乾くとつぼみが傷みます。

対策

鉢植えは朝に土を確かめ、乾いていたらたっぷり与えます。暗すぎる場所なら、午前中に日が当たる場所へ移します。翌年はつぼみの時期に乾かさないことで、花数が戻ります。

ホトトギス茎が倒れて花が地面に付く

原因

日陰が強すぎて茎が細く伸びたか、草丈の高い品種が雨や風で倒れたことが考えられます。

対策

8月中に支柱を立てて茎を支えます。枝垂れる性質のジョウロウホトトギスなどは、鉢を高い台に置いたり石垣の上に植えたりして、垂れる姿を生かします。

マリーゴールド真夏に花が小さくなり株が乱れた

原因

夏バテ。長期開花による自然な消耗です。

対策

7月末〜8月上旬に株を半分に切り戻し、薄い液肥を1〜2回。9月から霜まで、春以上の第二の満開が戻ります。

マリーゴールド葉ばかり茂って花が咲かない

原因

肥料(特に窒素)の与えすぎによる葉ボケ、または日照不足。

対策

肥料を止め、日当たりの良い場所へ移します。1日5時間以上の日照があれば2〜3週間でつぼみが上がります。元肥は控えめにし、追肥は月1回の置き肥程度にとどめてください。

ムスカリムスカリの葉ばかり長く伸びて花が埋もれる

原因

植え付けが早すぎたためです。9-10月に植えると暖かい秋に葉が伸び放題になり、春に30cm近い乱れた葉になります。

対策

花には実害がないので、開花中は乱れた葉を数本間引く程度に留めます。6月に掘り上げて、翌年は11月から12月上旬の遅植えに切り替えると葉と花のバランスが整います。

ムスカリ年々花が小さく、数も減ってきた

原因

球根の過密化です。植えっぱなし数年で分球しすぎ、一つ一つの球根が太れなくなっています。

対策

6月に葉が枯れた後に掘り上げて子球を分け、株間5cmで植え直します。花後のお礼肥を毎年少量続けることも球根の体力維持に効きます。

ムスカリ室内で育てたら葉ばかり伸びて咲かない

原因

冬の寒さに当たっていないためです。ムスカリは低温に当たることで花芽が動きます。

対策

屋外に出して管理します。今年は葉を枯れるまで残してお礼肥を与え、翌年は一冬屋外の寒さに当てれば再び咲きます。水栽培も根が出るまでは涼しい場所に置きます。

ユリ茎が倒れて花が地面に付く

原因

浅植えで上根が張れていない、日照不足による徒長、または高性種の支柱不足。

対策

支柱を立てて麻ひもで茎を2〜3か所結びます。秋の植え直しで球根3個分の深さに植え、株元の日照を確保すれば翌年は自立します。1mを超える系統は芽出しの時点で支柱を添えてください。

ユリつぼみが黄色くなって開かずに落ちる

原因

開花前の水切れ、高温、または日照不足。鉢植えで起きやすい。

対策

6〜7月は毎日土を確認して乾いたらたっぷり与え、午後は日陰になる場所へ移します。落ちたつぼみは戻りませんが、株を養えば翌年は正常に咲きます。株元のマルチングも有効です。

ラナンキュラスつぼみが上がらず葉ばかり茂る

原因

肥料切れ、日照不足、暖かい室内での徒長、球根が小さいのいずれかです。

対策

屋外の日なたに置き、月2回の液肥を続けて株に体力を付けます。花数は球根のサイズにも比例するため、秋の購入時はタコ足の揃った大きめの球根を選びます。

ラナンキュラス花びらが茶色く傷んで灰色のカビが出る

原因

灰色かび病です。花がらの放置と雨や多湿が誘因になります。

対策

傷んだ花と葉をすべて取り除き、雨の当たらない風通しの良い場所へ移します。花がらは根元からこまめに切り、株元に静かに水を与えて花弁を濡らさないようにします。

ラバテラ新芽や蕾に小さな虫がびっしり付く

原因

アブラムシです。春から初夏の柔らかい新芽や蕾に集まり、汁を吸って生育を妨げます。

対策

水で洗い流すか、粘着テープで取り除きます。数が多い場合は園芸用の殺虫剤を使い、窒素の多い肥料を控えて新芽が軟らかくなりすぎないようにします。

ラベンダー花が少ない

原因

肥料過多、日光不足

対策

肥料を控え、1日6時間以上日の当たる場所に移動。花後剪定で株をコンパクトに保つと翌年の花付きが戻る

リンドウつぼみが閉じたまま開かない

原因

日光不足です。リンドウの花は光が当たると開き、暗い室内や曇りの日は閉じたままになります。

対策

日当たりのよい屋外か、日が差し込む窓辺に移します。晴れた日の日中に開けば株は正常です。

リンドウつぼみや花が茶色くなって落ちる

原因

つぼみの時期の水切れか、花に上から水がかかって傷んだことが多い原因です。灰色かび病の場合もあります。

対策

土の表面が乾きかけたら株元に水を与え、花に水をかけないようにします。傷んだ花は早めに摘み取ります。

リンドウ新芽やつぼみに小さな虫が群がっている

原因

アブラムシです。汁を吸って花をゆがめ、ウイルス病を運ぶこともあります。

対策

水で洗い流すか、テープで取り除きます。数が多い場合は用途に登録のある園芸用の薬剤を使います。

胡蝶蘭花が終わった後どうする

原因

自然な開花サイクル

対策

元気な株なら花茎の下から2-3節目の上でカットすると二度咲きが狙える。弱った株は根元から切って休ませる

胡蝶蘭つぼみが落ちる、黄色くなる

原因

低温、暖房の温風、購入後の急な環境変化

対策

15°C以上を保ち、エアコンの風が当たらない場所へ。つぼみが付いたら移動させず環境を固定する

胡蝶蘭花芽が付かない、二度咲きしない

原因

秋の温度差不足、夏に葉が増えず体力不足

対策

10-11月に夜温15-18°Cの場所へ2-3週間置く。春から秋は2000倍の液肥を月2回与えて葉を育てる

矢車草花が咲かない

原因

日光不足、種まき時期の間違い

対策

1日5時間以上日の当たる場所で管理する。温暖地は9-10月の秋まきに切り替え、肥料は元肥少なめで追肥を控える

矢車草つぼみや茎の先に小さな虫が群がる

原因

春のアブラムシ

対策

見つけ次第テープや牛乳スプレーで除去し、多ければ園芸用殺虫剤を使う。多肥だと発生しやすいので肥料を控える

野菜の「花が咲かない」事例(10件)

エンドウ新芽やつぼみにアブラムシが群がる

原因

春の暖かさで急増し、チッソ過多の柔らかい新芽に集まります。ウイルス病を媒介するため放置できません。

対策

見つけ次第、粘着テープで取るか薬剤で駆除します。追肥を控え、風通しを良くしてください。葉が縮れてモザイク状になった株は抜き取ります。

ゴーヤ雄花ばかりで雌花が咲かない

原因

株がまだ若い、摘心をしていない、窒素肥料が多くつるボケしている、のいずれかです。雌花は子づると孫づるに多く付きます。

対策

本葉5〜6枚で親づるを摘心して子づるを増やし、追肥は窒素の少ないものに切り替えます。8月に日が短くなると雌花は自然に増えるので、焦らず待ってください。

コマツナ春にまいたら茎が伸びて花が咲いてしまった

原因

とう立ち。冬の低温に当たった株が春の長日で花芽をつけた。

対策

つぼみと花茎は小松菜の菜の花としておいしく食べられます。以後の春まきは晩抽性(とう立ちの遅い)品種を選び、30日前後の若採りで回すと安心です。

シソ(大葉)葉が硬い・苦い

原因

強い直射日光、水切れ、花が咲いた後の老化

対策

午前中だけ日の当たる半日陰に移し、朝夕たっぷり水を与える。花穂は早めに摘み取り、若い葉をこまめに収穫する

シュンギク春菊にすぐつぼみが付いてトウ立ちした

原因

日が長くなる春から初夏に花芽ができる性質のためです。春まきや、秋まきの株を春まで残すと起こります。

対策

つぼみが見えたら茎がかたくなる前に早めに収穫します。春まきは草丈20cmで株ごと抜き取り、長く摘み取りたい場合は9〜10月の秋まきにします。

トマト花が落ちて実がならない

原因

受粉不良、35°Cを超える高温、窒素肥料過多によるつるボケ

対策

晴れた午前中に花房を軽く揺すって受粉させ、必要なら着果促進剤を1回散布する。葉が巻き気味なら追肥を止める

ナス花が咲いても落ちてしまい実にならない

原因

水不足と肥料不足による短花柱花です。雌しべが雄しべより短いと受粉できずに落花します。35°Cを超える高温や日照不足でも起こります。

対策

すぐに化成肥料をひと握り追肥し、毎日の水やりに戻します。2週間ほどで雌しべの長い花が咲き始め、実が付くようになります。日陰なら日なたへ移してください。

ネギ春に花茎が伸びてネギ坊主ができ、葉が硬くなった

原因

とう立ち。冬を越した株が春の長日と気温上昇で花芽をつける自然な現象。

対策

ネギ坊主はつぼみのうちに摘み取り、天ぷらなどでいただきます。その後に株元を4〜5cm残して刈り取り、液肥を与えると2〜3週間で柔らかい新葉が伸びます。

ピーマン花が咲いてもぽろぽろ落ちて実にならない

原因

水切れ、35°Cを超える猛暑、肥料切れ、または採り遅れの実による株の消耗です。

対策

朝夕の水やりと2週に1回の追肥を再開し、大きな実はすべて収穫して株を休ませます。猛暑期の落花は一時的なもので、涼しくなれば3〜4週間で着果が戻ります。

ミニトマト葉ばかり茂って花が少ない

原因

植え付け直後の肥料過多によるつるボケ

対策

追肥を止め、第一花房の実がビー玉大になるまで待つ。以後は2週間に1回の追肥を守り、わき芽をこまめにかく

果樹の「花が咲かない」事例(10件)

カキ花は咲くのに実が付かない、翌年ほとんど咲かない

原因

隔年結果か、冬剪定で花芽の付く枝先を切り詰めすぎたことが原因です。

対策

成り年は7月に1枝1果へ摘果して樹の負担を一定にします。冬剪定は混み枝を付け根から抜く間引き中心にし、枝先を一律に切り詰めないようにすれば2年目に花芽が戻ります。

キウイキウイの花が咲かない

原因

植え付けから年数が浅い、日照不足、冬の剪定で花の咲く結果母枝まで切り落としていることが主な原因です。種から育てた株は雄木か雌木かも開花までわかりません。

対策

接ぎ木苗なら3〜4年を目安に待ち、1日6時間以上日の当たる場所で育てます。冬の剪定では前年に伸びた充実した枝を残し、実がなった節の先に7〜8芽を付けて切ります。

キウイつるが伸びすぎて棚やベランダが覆われる

原因

キウイのつるは1年に数m伸びるほど勢いが強く、夏に摘心しないと葉が茂りすぎます。日が当たらない内側では花芽が育たず、翌年の実付きも落ちます。

対策

5〜7月に実の先に葉を5〜7枚残して摘心し、実のない強いつるも先を止めます。冬の剪定で古い枝や混み合った枝を間引き、残す枝を30〜40cm間隔にそろえます。

ザクロザクロの花が咲いても実がならない

原因

八重咲きの花ザクロは観賞用で、実がほとんどなりません。実ザクロでも、付け根がふくらんでいない花は自然に落ちるほか、開花期の長雨で受粉がうまくいかないことがあります。

対策

名札で実ザクロの品種かを確かめます。開花期は鉢を軒下へ移して花を雨から守り、肥料は2月と収穫後の年2回にとどめて、窒素の多い肥料を控えます。

ザクロザクロの花や小さな実がぽろぽろ落ちる

原因

実にならない花が落ちるのは自然な現象です。小さな実がまとまって落ちる場合は、6〜8月の水切れや日照不足が考えられます。

対策

付け根のふくらんだ花が残っていれば心配ありません。夏は鉢の土を朝に確認して乾いていればたっぷり与え、日当たりのよい場所に置きます。

ジューンベリージューンベリーの花は咲いたのに実がならない

原因

開花中の雨や低温で受粉がうまくいかなかったか、植えて間もない若木であることが多い原因です。冬の剪定で花芽の付いた枝を切った場合もあります。

対策

鉢植えは開花中だけ雨の当たらない場所へ移します。剪定は冬に混んだ枝を間引く程度にとどめ、ふっくらした丸い花芽の付いた短い枝は残します。

パッションフルーツパッションフルーツの花は咲くのに実がならない

原因

花が1日でしぼむため受粉できていない、雨で花粉が流れた、日照不足や窒素肥料の与えすぎでつるばかり茂っているのいずれかが多い原因です。

対策

花が開いた日の午前中に人工授粉し、雨の日は鉢を軒下へ移します。1日6時間以上日の当たる場所に置き、肥料は窒素の少ない果樹用に替えます。

ラズベリーラズベリーの花が咲かず、実がならない

原因

一季なりの品種で、翌年に実をつける新しい枝まで冬に切ってしまったことが多い原因です。日照不足や、植えたばかりの若い株の場合もあります。

対策

一季なりは収穫を終えた枝だけを根元から切り、その年に伸びた枝は残します。切ってしまった年は新しい枝を育てて翌年の収穫を待ち、鉢は日なたに置きます。

キンカンキンカンの花は咲くのに実がならない

原因

7〜9月の水切れや肥料切れで、花や幼果が育たずに落ちていることが多いです。花が少ない場合は、日照不足や3月の切りすぎで、花の咲く春の枝が減っていることが考えられます。

対策

夏は鉢植えの水やりを毎日確認し、6月の夏肥を与えます。1日6時間以上日が当たる場所に置き、剪定は混み合った枝の間引き程度に留めると、翌夏から花と実が増えます。

ユズ何年たっても花が咲かず、実がならない

原因

種から育てた実生の木(実がなるまで10年以上)、植えて間もない若木、毎年の切りすぎ、日照不足のいずれかが多い原因です。

対策

剪定は3月に枯れ枝や混んだ枝を抜く程度にとどめ、枝先を切りそろえないようにします。日陰なら日なたへ移し、実生の木は気長に待つか、接ぎ木苗を植えます。

ハーブの「花が咲かない」事例(8件)

カモミールつぼみと茎にアブラムシがびっしり付いた

原因

春の定番。4〜5月の柔らかい花茎はアブラムシの好物で、肥料が効きすぎた株ほど付きやすい。

対策

ティー用なので薬剤は避け、手で取るか水流で洗い流します。牛乳を吹きかけて乾かす方法も有効です。被害の大きい花茎は切り取り、テントウムシが来たら任せて見守りましょう。

カモミール茎ばかり伸びて倒れ、花が少ない

原因

肥料過多、日照不足、または密植による軟弱徒長。肥えた野菜用培養土で育てたときに起きやすい。

対策

追肥を止め、株全体を半分の高さに切り戻して日なたに移します。混み合った株は間引いて株間15〜20cmにします。2〜3週間で脇芽が出て花が上がります。来季は無肥料の土で育ててください。

カモミール花が小さく、すぐに茶色くなる

原因

開花期の水切れ、または摘み遅れ。花を放置すると種作りに株の力が使われ、次の花が小さくなる。

対策

4〜6月は土の表面が乾いたらすぐ水を与え、満開の花を2〜3日おきに摘みます。茶色くなった花をすべて摘み取り、株を3分の1切り戻すと、2週間ほどで新しいつぼみが上がります。

パクチー茎が急に伸びて葉が細くなり、つぼみが付いた

原因

トウ立ち。高温と長日で花モードに切り替わった。春まきの株や、春に日なたに置いた株で起きやすい。

対策

葉の収穫は終盤なので、花と種の収穫に切り替えます。白い花はエディブルフラワーに、茶色く熟した種はスパイスと翌年の種に使えます。次回は9〜10月の秋まきと遅抽性品種を選ぶと、トウ立ちまでの期間が長くなります。

バジル葉が硬くなる・香りが落ちる

原因

真夏の強い西日、水切れの繰り返し、花が咲いたことによる老化

対策

午後は日陰になる場所に移し、朝にたっぷり水を与える。つぼみは摘み取り、若い葉をこまめに収穫して株を若返らせる

バジル花が咲いてしまう

原因

摘心不足のまま株が成熟した自然な成長

対策

花穂を見つけ次第付け根で摘み取り、主枝の先端を摘心する。花を咲かせると葉が硬くなり香りが落ちる

パセリ2年目の春、茎が伸びて花が咲きそう

原因

トウ立ち。二年草パセリの寿命のサイン。

対策

葉は硬くなるため株の卒業と捉え、花を咲かせて採種するか、新しい株へ更新します。葉を採り続けたい場合は花茎を早めに切ると数週間延ばせます。レース状の花はセリ科らしい可憐さで、益虫も呼びます。

ルッコラ茎が伸びて葉が細くなり、つぼみが付いた

原因

トウ立ち。高温と長日で花モードに切り替わった。春まきの株や、移植で根を傷めた株で早まる。

対策

葉は硬くなるため株ごと収穫して食べ切り、次の種をまき直します。白い花はエディブルフラワーとしてサラダの飾りに使えます。秋まきならトウ立ちまでの猶予が長く、ゆっくり楽しめます。

庭木・樹木の「花が咲かない」事例(24件)

サクラ枝の一部がほうき状に密生し、その枝だけ花が咲かない

原因

てんぐ巣病です。カビによる病気で、放置すると数年で樹全体に広がります。

対策

病枝を付け根から切除して必ず処分し、切り口に癒合剤を塗ります。切除が唯一の対策なので、見つけたシーズンの冬に確実に行ってください。

サクラ鉢植えの桜が花を咲かせない

原因

冬に室内で暖かく管理して低温不足になったか、夏の水切れで花芽が育たなかったか、根詰まりが原因です。

対策

冬は屋外で寒さに当て、夏は朝夕2回の水やりで花芽を守ります。2年以上植え替えていなければ落葉期に根を整理して植え替え、花後にお礼肥を与えてください。

ツツジ花が咲かない、蕾が付かない

原因

刈り込みの時期が遅く、6〜7月にできた花芽を切っています。日照不足も花数を減らします。

対策

刈り込みを花後2週間以内(5月中〜6月上旬、サツキは7月上旬まで)に移します。秋冬は刈らずに我慢し、周囲の枝を整理して1日3時間以上の日照を確保してください。

カンツバキ冬になっても蕾が付かず、花が咲かない

原因

7月以降に植え込みを刈り込んで花芽を切った、日照が1日2時間未満、7〜8月の水切れのいずれかが多い原因です。

対策

刈り込みは花後の3月中に限り、夏以降は枝を切りません。夏は鉢植えなら毎朝水を与え、日陰の株は日の当たる場所への植え替えを検討します。

カンツバキ膨らんだ蕾が咲かずに茶色くなって落ちる

原因

冬の乾いた北風による水切れか、蕾が付いた後の鉢の移動、寒冷地での寒風による傷みが考えられます。

対策

冬も土が乾いたら暖かい日の午前中に水を与えます。蕾が付いたら鉢は動かさず、寒冷地では北風の当たらない軒下に置きます。

サザンカ秋になってもつぼみが付かず、花が咲かない

原因

7月以降の刈り込みで花芽を切った、日当たりが足りない、植えて間もない若木のいずれかが多い原因です。

対策

剪定は花後の3月から4月上旬に済ませ、夏以降は枝を切りません。日陰の株は春に日の当たる場所へ移し、寒肥を施して株が育つのを待ちます。

サザンカつぼみが咲かずにぽろぽろ落ちる

原因

秋から冬の水切れ、つぼみの付きすぎ、鉢の移動や暖房の効いた室内への取り込みが考えられます。

対策

鉢は開花期も土が乾いたら水を与え、つぼみが密集した枝は1か所1〜2個に摘みます。置き場所を決めたら動かさず、屋外の軒下で咲かせます。

ツバキ咲いた花が茶色く腐って落ちる

原因

花腐菌核病です。落花の放置が感染源になるカビの病気です。

対策

傷んだ花と落花をこまめに拾って処分し、感染サイクルを断ちます。数年続けると発生が目に見えて減ります。

ツバキ蕾が付いたのに咲かずに落ちる

原因

秋から冬の水切れ、鉢の移動や室内取り込みによる環境変化、蕾の付きすぎが原因です。

対策

乾く年は冬も週1〜2回水を与え、蕾が付いたら鉢を動かさず屋外の軒下に置きます。蕾が多すぎる枝は1枝1〜2個に摘蕾すると残りが確実に咲きます。

ツバキ花が咲かない、蕾が付かない

原因

7月以降の剪定で花芽を切ったか、7〜8月の水切れで花芽が育たなかったことが主な原因です。

対策

剪定は花後すぐの3〜4月に限り、7月から冬は切りません。夏は鉢植えなら毎朝、庭植えも1週間雨がなければ水を与えて花芽を育てれば、翌々年から咲きます。

ドウダンツツジ花が咲かない

原因

秋以降の剪定で6〜7月にできた花芽を切ったか、日照不足か、夏の水切れで花芽が育たなかったことが原因です。

対策

剪定は花後すぐの5〜6月に限ります。1日3時間以上の日照を確保し、7〜8月は水を切らさないようにすれば、翌々年から毎年咲きます。

ナンテン春から花房がまったく付かない

原因

4月以降に茎の先を切りそろえ、その年の花房を切り落としたことが考えられます。実を付けた古い茎ばかりの株も花が付きにくくなります。

対策

剪定は2〜3月に古い茎を根元から切る更新だけにし、4月以降は茎の先を切らずに伸ばします。翌年から若い茎に花が付きます。

ピラカンサ花は咲くのに実が少ない、または実がつかない

原因

剪定の時期と切り方。花と実は短い枝(短枝)につくため、冬に枝先を一律に刈り込むと、花芽のついた短枝ごと切り落としてしまう。日当たり不足でも花数が減る。

対策

冬の刈り込みをやめ、長く伸びた徒長枝だけを付け根から間引き、短枝は残します。主な剪定は花後の6〜7月に済ませます。半日以上日の当たる場所で育てると、翌年から実付きが戻ります。

フジ蕾が膨らんだまま開かずに落ちる

原因

フジツボミタマバエの幼虫が蕾に食入している可能性が高い。

対策

落ちた蕾・開かない蕾を集めて処分し、幼虫の連鎖を断ちます。毎年続く場合は開花前(3月頃)の防除散布が有効です。

ボケ花が咲かない、または花の数が少ない

原因

秋から冬の剪定で、夏に作られた花芽を切り落としていることが多い原因です。日照不足や、窒素分の多い肥料で枝ばかり伸びている場合にも起こります。

対策

剪定は花後の4〜5月に行い、冬は丸い花芽の付いた短い枝を残して長い枝だけを切ります。日当たりの良い場所で育て、肥料は寒肥と花後のお礼肥を中心にします。

ボケつぼみが咲かずに落ちる

原因

鉢植えの水切れや、冬に暖かい室内へ取り込んだことによる急な環境の変化が主な原因です。

対策

つぼみの時期は鉢土を乾かしきらないように水を与え、普段は屋外で管理します。室内で花を楽しむのは開花中の短い期間にとどめます。

マンリョウマンリョウに実がならない、花が咲かない

原因

実生から3年未満の若い株、7月の開花中の長雨、強い日差しによる株の弱り、室内の暗い場所に置きっぱなしにしたことが多い原因です。

対策

春から秋は屋外の明るい日陰で育て、開花中は鉢を軒下へ移します。4月と9月に少量の肥料を施し、若い株は実が付く大きさまで育つのを待ちます。

キンモクセイ秋になっても花が咲かなかった

原因

夏以降の剪定で花芽ごと切った(最多)、若木、日照不足のいずれか。

対策

剪定を花後から3月までに変更すれば翌年から咲きます。植えて数年の若木は開花までの助走期間なので、日当たり確保と2月の寒肥で株を充実させて待ちましょう。

キンモクセイつぼみが茶色くなって落ちた

原因

9月の水切れか猛暑で花芽が傷んだ。鉢植えで起きやすい。

対策

その年の花は諦めますが株は無事です。すぐに水やりを再開し、翌年は8月下旬から9月にかけて土の表面が乾いたらすぐ与える習慣をつけてください。

ギンモクセイ白い花がほとんど咲かなかった

原因

7月以降に刈り込んで花芽を落とした、日当たりが足りない、植えて間もない若木のいずれかが多い原因です。

対策

剪定は11月から3月に限り、夏は枝を伸ばしたままにします。日陰なら春に日の当たる場所へ移し、若木は寒肥を与えて株が育つのを待ちます。

ギンモクセイ咲いた花がすぐ茶色くなって散った

原因

開花中の長雨や強い風、9月の水切れで花が傷んだことが考えられます。白い花は傷みの色が目立ちます。

対策

株は弱っていないので、翌年に向けて9月の水やりを切らさないようにします。鉢植えは開花中だけ雨の当たらない軒下へ移すと花が長持ちします。

ヒイラギヒイラギの花が咲かない

原因

7月以降の刈り込みで枝先の花芽を切った、日当たりが足りない、植えて間もない若木のいずれかが多い原因です。

対策

剪定は3〜4月と6月に済ませ、7月以降は枝先を切りません。日陰の株は周りの枝を透かして光を入れ、2月の寒肥で株を育てて待ちます。

ロウバイロウバイの花が咲かない

原因

夏以降の剪定で花芽を切った、日当たり不足、実生の若木、窒素の多い肥料の与えすぎが多い原因です。花後に実を付けたままにして株が消耗している場合もあります。

対策

剪定は花後の2月下旬から3月に済ませ、半日以上日の当たる場所で育てます。肥料は量を控えてリン酸の多いものに替え、実は小さいうちに摘んで翌冬を待ちます。

ロウバイロウバイのつぼみが開かずに落ちる、茶色くなる

原因

開花前後の鉢の水切れ、暖房の効いた室内への取り込み、強い霜や寒風が考えられます。

対策

冬も鉢土が乾いたら暖かい日の午前中に水を与えます。室内に飾るのは2〜3日にとどめ、霜の強い夜は鉢を軒下へ寄せます。

多肉植物の「花が咲かない」事例(7件)

アデニウム蕾が咲かずに落ちる

原因

水切れ、日照不足、置き場所や向きの急な変化。真夏の水切れで株が蕾を落とすことが多い。

対策

晴天が続く時期は土が乾いたらすぐたっぷり水を与え、日なたに置いた株は動かさずに管理します。蕾にアブラムシが付いていないかも確認します。

アデニウム枝が細く間延びして、花が咲かない

原因

光不足による徒長。室内だけで育てた株や、日照時間の短い場所に置いた株に多い。

対策

5〜9月は屋外の日なたで1日6時間以上日に当てます。伸びた枝は5〜6月に半分ほどに切り戻すと、下から新しい枝が分かれて花が付きやすくなります。

カランコエ花が終わった後、株が乱れたまま翌年咲かない

原因

花後の切り戻し不足と、秋の夜間照明による花芽形成の阻害。

対策

花後に株を3分の1切り戻して仕立て直し、9月中旬から約1か月、夜間照明の当たらない場所で管理します。夜が12時間以上暗い条件が揃えば、11月頃につぼみが見えて冬に再び咲きます。

カランコエ花や茎が灰色のカビに覆われる

原因

灰色かび病。咲き終わった花がらを放置したまま、多湿で風通しの悪い環境に置くと発生する。

対策

被害部分を花茎ごと切り取って処分し、風通しの良い場所へ移して水を控えます。以後は週1回の花がら摘みを習慣にし、花に水をかけず株元に注ぐようにすると再発を防げます。

ハナキリン花が咲かない、苞の色が薄い

原因

日照不足が主な原因。暗い場所では茎が伸びるばかりで花芽が付きにくく、苞の色もくすむ。

対策

春から秋は屋外の日なたか最も明るい窓辺に置き、生育期に液肥を2週間に1回与えます。5〜7月に剪定して枝数を増やすと花数も増えます。

ミセバヤ茎が間延びして葉の間隔が空き、花が少ない

原因

日照不足。半日陰や室内に置くと茎が徒長し、葉の色も淡くなって秋の紅葉もさえない。

対策

日当たりと風通しのよい屋外へ移します。伸びすぎた茎は5月上旬〜6月上旬に切り、挿し芽にして株を作り直せます。秋に花を見たい年は、6月以降は茎を切らずに伸ばします。

ミセバヤ新芽やつぼみに小さな虫が群がる

原因

アブラムシ。春の芽出しや秋のつぼみの時期に付きやすく、吸汁で花やつぼみが縮む。

対策

数が少なければ水で洗い流すか、粘着テープで取り除きます。多い場合は用途に登録のある薬剤をラベルどおりに使います。肥料の窒素分が多いと付きやすいので、鉢植えの肥料は春と秋に少量にとどめます。

サボテンの「花が咲かない」事例(2件)

シャコバサボテンつぼみが咲く前にポロポロ落ちる

原因

鉢の向きや置き場所の変化、暖房の温風、夜の窓際の冷え込みなど、環境の急な変化。土の乾きすぎや、過湿による根傷みでも落ちる。

対策

つぼみが見えたら10〜20°Cで温風の当たらない明るい場所に固定し、鉢の向きを変えないようにします。水は表面が乾いたら与えます。落ちたつぼみは戻りませんが、残ったつぼみは環境が安定すれば咲きます。

シャコバサボテン毎年つぼみが付かない・花が咲かない

原因

9〜10月に夜も照明の当たる部屋に置いていたため、花芽を作る短日条件にならなかった。秋の窒素肥料の与えすぎや、秋の枝先の摘み取りも原因になる。

対策

9月中旬から1か月ほど、夕方から翌朝まで段ボール箱をかぶせるか、夜に照明を使わない部屋に置きます。9月以降は窒素の多い肥料と枝先の摘み取りを控えます。

水生植物の「花が咲かない」事例(2件)

睡蓮花が咲かない

原因

1日6時間未満の日照不足、または2年以上植え替えていない根詰まり

対策

最も日当たりの良い場所に移し、古い葉を間引いて水面の1/3を空ける。3-4月に根茎の先端10cmを残して植え替え、5月から月1回追肥する

睡蓮水が白く濁って臭う

原因

水中に沈んだ花がらや枯れ葉の腐敗

対策

腐った花と葉を全て取り除き、水を1/3ずつ2-3日おきに換える。1-2週間で澄む。以後は花がらを茎の根元から引き抜く

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