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観葉植物初心者向け

ユッカの育て方

Yucca gigantea (Yucca elephantipes)公開日: 最終更新日:

ユッカの育て方の要点

水やり
土がしっかり乾いてから(10日〜2週に1回)
置き場所
直射日光
冬越し
0°C 以上を保つ

Hapot編集部より

ユッカ(ユッカ・エレファンティペス)は、日当たりの良い場所と控えめな水やりだけで育つ、水やりを忘れがちな人に最も向いた幹立ちの観葉植物です。太い幹から剣のような鋭い葉を勢いよく立ち上げる姿は力強く、「青年の木」の和名を持ち、成長・発展の縁起物として新築祝いや開業祝いの定番になっています。原産地はメキシコから中米の乾燥地帯で、太い幹に水を蓄えるため乾燥に非常に強く、水は10日〜2週に1回で済みます。耐寒性も観葉植物としては高く、0°C近くまで耐えるので、温暖地では霜を避ければ屋外でも越冬します。失敗の原因はほぼ水のやりすぎに限られ、特に冬の低温と過湿が重なると幹が腐ります。日照不足では新芽が細く弱々しくなるので、室内で最も明るい窓辺か、春から秋は屋外の日なたに出すと葉が肉厚に締まります。葉先が鋭いので、通路や子どもの動線を避けて置いてください。大きくなりすぎたら幹を切る胴切りで仕立て直せ、切った幹は挿し木にできます。

ユッカの姿

分類・基本データ

科
リュウゼツラン科(キジカクシ科)
属
ユッカ属 Yucca
種
ユッカ
別名
青年の木、ユッカ・エレファンティペス、エレファンティペス
原産地
メキシコ・中米の乾燥地帯原産。現地では10m近い大木に育ちます。

ユッカの育て方の5つのポイント

水やり

土がしっかり乾いてから(10日〜2週に1回)

日光

直射日光

温度の目安

0-35°C

湿度

30-50%

土

水はけの良い観葉植物用土

ユッカはどれくらい大きくなる?

大きさの目安

室内で50cm〜2m。幹立ちの5〜10号鉢で流通。成長すると株元が象の足のように太ります。

成長の速さ

中

温度の目安(耐寒〜耐暑)

0-35°C

ケアのポイント

肥料

春〜秋に2か月に1回緩効性肥料

成長速度

中

毒性

ペットが食べると中毒の恐れ(サポニン)

「日光と乾燥」がユッカの好物。水のやりすぎだけが失敗要因です。葉先が鋭いので、通路や子どもの動線を避けて置きましょう。

育て方の詳細

苗・株の選び方

良い株は3点で見分けます。幹が硬く締まり、押してもぐらつかず、表面に張りがあること、葉が濃緑でピンと張り、新芽が太く中心から出ていること、幹の切り口(輸入株の上部)が乾いて固まり、腐りや黒ずみがないことです。

避けたいのは、幹を押すと柔らかい、または幹の根元が黒ずんでいる株で、根腐れや幹腐れが進んでいる可能性があります。もう一つは新芽が細く垂れて葉がまばらな株で、暗い売り場で徒長しています。幹の本数や高さの組み合わせで印象が変わるので、置き場所の天井高と通路をイメージして選び、葉先が人に当たらない大きさにしてください。

置き場所・日当たり

日当たりの良い場所を好みます。室内なら最も明るい窓辺、春〜秋は屋外の日なたに出すと、葉が肉厚に締まり幹も充実します。日照不足では新芽が細くひょろひょろになり、株の勢いが落ちていきます。耐陰性が全くないわけではありませんが、明るさと元気が直結する植物です。耐寒性は高く0°C程度まで耐えるため、霜の直撃を避ければ温暖地では屋外越冬も可能ですが、冬に室内へ取り込む場合は5°C以上の明るい窓辺が安心です。剣状の葉は先端が鋭いので、人がぶつからない位置に置き、目の高さに葉先が来る場合は特に注意します。

よくある失敗は、暗い部屋の隅に1年置いて新芽が細く垂れ、幹の上部だけ葉がまばらになることです。急に日なたに出すと葉焼けするので、明るい日陰から1週間ずつ段階的に慣らし、細い葉は新しい葉がそろってから切ります。

水やりの詳細

乾燥に非常に強く、水やりは控えめが基本です。春〜秋は土がしっかり乾いてから2〜3日後に鉢底から流れるまでたっぷり与え、10日〜2週に1回が目安です。冬は月1回程度まで減らし、暖かい日の午前中に与えます。太い幹に水分を蓄えているため、多少の放置ではびくともしません。失敗のほぼすべてが水のやりすぎによる根腐れと幹の腐敗で、受け皿の水は必ず捨て、乾いているか迷ったら待つ、を守ってください。

よくある失敗は、冬に他の観葉植物と同じ週1回の水やりを続け、春に幹を押すとぶよぶよになっていることです。柔らかい部分は健康な硬い組織まで切り戻して癒合剤を塗り、乾いた土に植え直して1週間水を止めます。上部の幹が硬ければ幹挿しで子株を残せます。葉水は乾燥期のハダニ予防に週1回程度で十分です。

最適な土の作り方

赤玉土6、腐葉土2、軽石2の水はけ重視の配合か、市販の観葉植物用土に軽石を2割追加した土を使います。多肉植物用土をそのまま使っても構いません。幹が重く頭でっかちになりやすいため、重量のある陶器鉢で安定させると倒れにくくなります。鉢底には鉢底石を3cmほど厚めに敷き、元肥は緩効性肥料を少量にとどめます。保水性の高い土や鉢底穴のない鉢は幹腐れの原因になるので避け、化粧鉢に入れる場合は鉢底穴のあるプラ鉢のまま二重鉢にしてください。素焼き鉢は乾きが早く、水のやりすぎを防ぐ保険になります。

剪定・切り戻し

基本の手入れは、枯れた下葉を付け根から引き抜くか切り取るだけです。古い葉は下から順に黄変して枯れ、幹の下部が徐々にむき出しになるのが自然な姿です。大きくなりすぎた場合は、5〜8月に幹を好みの高さでノコギリで切る胴切りができます。切り口の下から新芽が複数吹き、1〜2か月で仕立て直せます。切り口が直径3cm以上なら癒合剤を塗って腐敗を防ぎ、切った上部は挿し木(幹挿し)に使えます。作業は葉先が鋭いので手袋と長袖で行ってください。

よくある失敗は、秋以降に胴切りをして新芽が出ないまま冬を迎え、切り口から腐り込むことです。その場合は追加で切らず、5°C以上の明るい場所で乾かし気味に管理し、翌春に芽が動くのを待ちます。作業後は明るい場所に置き、水は土が乾いてから与えます。

  1. 1

    時期と道具を用意する

    枯れ葉の整理は通年、胴切りは5〜8月に限ります。ノコギリ、剪定ばさみ、癒合剤、厚手の手袋と長袖を用意し、葉先で目を傷めないよう注意します。

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    枯れた下葉を付け根から取る

    黄変して枯れた下葉は、付け根を持って下に引くと外れます。外れない場合は付け根からハサミで切り、幹の下部がむき出しになるのは自然な姿です。

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    胴切りは好みの高さで幹を切る

    大きくなりすぎた株は、残したい高さで幹を水平にノコギリで切ります。切り口が直径3cm以上なら癒合剤を塗って腐敗を防ぎます。

  4. 4

    切った上部を幹挿しに使う

    切り取った上部は10〜20cmに切り分け、切り口を3〜5日乾かしてから土に挿します。捨てずに子株として育てられます。

  5. 5

    明るい場所で新芽を待つ

    作業後は明るい窓辺か屋外の日なたに置き、水は土が乾いてから与えます。1〜2か月で切り口の下から新芽が複数出て、形が整います。

植え替え

2年に1回、5〜8月に行います。鉢底から根が出る、水の染み込みが遅い、株の重みで倒れやすい、が植え替えのサインです。根鉢を軽くほぐし、黒く傷んだ根を切って、一回り(直径3cm)大きく重さのある鉢へ水はけの良い土で植え替えます。植え替え後1週間は水を控え、根の傷を乾かしてから再開し、肥料は1か月後からです。大株の植え替えは力仕事なので、幹を持って引き抜くのではなく、鉢を横に倒して縁を叩きながら抜くと株を傷めません。

よくある失敗は、幹の高さに合わせて深さのない大きな鉢に植え、土が乾かずに幹の根元が腐ることです。鉢は直径で一回り大きいだけにし、深さは根鉢より5cm程度余裕があれば十分です。植え替え直後は幹が不安定なので、支柱を立てて1か月ほど固定すると根が早く張ります。

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    時期と道具をそろえる

    5〜8月に、2年に1回行います。直径3cm大きい重めの鉢、軽石を2割混ぜた土、鉢底石、支柱、剪定ばさみ、厚手の手袋を用意します。

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    鉢を横に倒して株を抜く

    幹を持って引き抜かず、鉢を横に倒して縁を叩きながら抜きます。大株は2人で作業し、葉先が目に入らないよう顔の位置に注意します。

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    根鉢をほぐし傷んだ根を切る

    古い土を3分の1ほど落とし、黒く柔らかい根をハサミで切ります。幹の根元を押して柔らかければ、硬い部分まで切り戻して癒合剤を塗ります。

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    鉢底石を厚く敷いて植える

    鉢底石を3cm敷いて土を入れ、株元が元の高さになるよう据えて隙間に土を詰めます。深さは根鉢より5cm程度余裕があれば十分です。

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    支柱で固定し1週間水を控える

    幹が不安定なら支柱を立てて1か月固定します。植え替え後1週間は水を与えず、その後は土が乾いてから与え、肥料は1か月後からです。

増やし方

挿し木(幹挿し・枝挿し)で増やせます。適期は5〜8月です。胴切りした幹を10〜20cmに切り分け、上下を間違えないよう上側に印を付けて、切り口を3〜5日乾かしてから挿し木用土か赤玉土に挿します。葉付きの枝は下葉を取り、大きい葉は半分に切って蒸散を減らします。明るい日陰に置き、土が乾いたら軽く水を与えると、1〜2か月で発根し、幹の側面から新芽が出ます。幹の断片からも芽が出る強い再生力があり、成功率は高めです。

よくある失敗は、切り口を乾かさずにすぐ湿った土に挿し、切り口から腐って幹全体が柔らかくなることです。腐った部分を切り戻し、今度は切り口を数日乾かしてから乾いた土に挿し直せば再挑戦できます。発根するまでは水を控えめにし、新芽が出て根が張ったら通常の管理に戻します。

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    時期と道具を用意する

    適期は5〜8月です。ノコギリか剪定ばさみ、癒合剤、挿し木用土か赤玉土、深めの鉢、油性ペン、厚手の手袋を用意します。

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    幹を10〜20cmに切り上下に印を付ける

    胴切りした幹を10〜20cmに切り分け、上下を間違えないよう上側に油性ペンで印を付けます。葉付きの枝は下葉を取り、大きい葉は半分に切ります。

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    切り口を3〜5日乾かす

    切り口を風通しの良い日陰で3〜5日乾かします。乾かさずに湿った土に挿すと切り口から腐るので、この工程は省かないでください。

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    乾いた土に挿して固定する

    鉢に土を入れ、幹の下3分の1が埋まるように挿して倒れないよう固定します。挿した直後は水を与えず、明るい日陰に置きます。

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    発根まで水を控えて新芽を待つ

    土が乾いたら軽く水を与える程度にし、1〜2か月で発根して幹の側面から新芽が出ます。新芽が伸びたら日なたに移し、通常の水やりに戻します。

病害虫対策

病害虫には非常に強い植物です。稀にカイガラムシが葉の付け根に付くので、見つけたら歯ブラシでこすり落とし、多い場合は殺虫剤を散布します。乾燥期はハダニも稀に発生し、葉が白くかすれるので、シャワーで洗い流して週1回の葉水で予防します。最大の敵は虫ではなく過湿で、幹がぶよぶよと柔らかくなったら腐敗のサインです。柔らかい部分を健康な硬い組織まで切り戻し、切り口に癒合剤を塗って乾かし、上部が無事なら幹挿しで子株を残します。

よくある失敗は、葉先が茶色く枯れるのを病気と考えて殺菌剤を繰り返し散布し、薬害で葉全体に斑点が広がることです。葉先の枯れは乾燥した空気や根詰まりによるもので薬剤は不要なので、暖房の風を避けて葉水を増やし、2年以上植え替えていなければ5〜8月に植え替えてください。

年間カレンダー

1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
肥料
手入れ
手入れの内容
  • 5月植え替え・胴切り・日光浴開始
  • 6月幹挿しで増殖
  • 7月屋外組は台風対策
  • 8月葉の付け根のカイガラムシチェック

季節ごとの管理

春の管理

成長が始まります。水は土が乾いてから2〜3日後に10日〜2週に1回、5月から2か月に1回の緩効性肥料を始めます。置き場所は最も明るい窓辺で、植え替えと胴切りは5月からです。屋外に出すときは急に日なたへ置くと葉焼けするので、明るい日陰から1週間ずつ慣らします。

夏の管理

成長期で、屋外の日なたでも育ちます。水は土が乾いてからたっぷり、週1回程度、肥料は7月に緩効性肥料を少量足します。屋外の株は台風で倒れやすいので、強風の予報が出たら壁際や室内へ。この時期に多いのは受け皿の水による幹の根元の腐れなので、受け皿の水は毎回捨てます。

秋の管理

水は10日〜2週に1回に戻し、肥料は9月に少量与えたら終わりです。霜が降りる前に軒下か室内の明るい窓辺へ移してください。胴切りや植え替えはこの時期に行わず、翌年5月まで待ちます。日が短くなるので、室内で最も明るい位置を冬の定位置に選びます。

冬の管理

0°C以上あれば越冬できますが、室内なら5°C以上の明るい窓辺が安心です。水は月1回程度、暖かい日の午前中に与え、肥料は与えません。暖房の温風が当たると葉先が枯れるので風の通り道を避けます。冬に多いのは低温と過湿による幹腐れで、迷ったら水を与えないでください。

10月の作業をくわしく知りたいときは観葉植物の冬越しや秋の植え替えの記事も参考になります。

よくあるトラブルと対策

幹がぶよぶよと柔らかくなった

原因

過湿による幹腐れ。冬の水やりすぎと低温の重なりで特に起こりやすい。

対策

柔らかい部分を清潔なノコギリ・ナイフで健康な硬い組織まで切り戻し、切り口に癒合剤を塗って乾かします。残った幹から新芽が吹けば再生成功。上部が無事なら幹挿しで子株も残せます。

新芽が細く弱々しくなってきた

原因

日照不足。ユッカは強光を好み、室内の暗さでは勢いを保てない。

対策

最も明るい窓辺か、春〜秋は屋外の日なたへ。明るい日陰から1週間ずつ日光に慣らしながら移動すると、次に出る芽から太く締まった葉に戻ります。

葉先が茶色く枯れ込む

原因

暖房やエアコンによる空気の乾燥、または2年以上植え替えていない根詰まり。病気ではない。

対策

風の通り道を避け、週1回の葉水で湿度を補います。枯れた葉先は斜めに切って整え、2年以上植え替えていなければ5〜8月に一回り大きな鉢へ植え替えてください。殺菌剤は不要です。

胴切りしたのに新芽が出ない

原因

秋以降の低温期に切ったため芽が動かない、または切り口が湿って腐り込んでいる。

対策

切り口が硬く乾いていれば、5°C以上の明るい場所で乾かし気味に管理し、翌年5月以降の成長期に芽が動くのを待ちます。切り口が黒く柔らかい場合は、硬い部分まで切り戻して癒合剤を塗り直してください。

株が重みで倒れる、鉢ごと転ぶ

原因

幹が太く頭でっかちになり、軽いプラ鉢や小さな鉢では支えきれない。根詰まりで根が鉢を押し上げている場合もある。

対策

重さのある陶器鉢か、プラ鉢の場合は鉢底に重い鉢底石を厚く敷いて安定させます。5〜8月なら一回り大きな鉢へ植え替え、支柱で1か月固定してください。高さが気になる場合は胴切りで低く仕立て直せます。

ここにない症状は症状から調べるで、葉の色・しおれ・虫・病気などから逆引きできます。

ユッカの花

ユッカの花:太い幹の先に、縁にとげのない細長い剣状の緑の葉がロゼット状に茂り、その中心から花茎が伸び、白〜クリーム色のベル形の花が下向きに円錐状にたくさんついている
ユッカの花(イメージ)

ユッカ・エレファンティペス(青年の木)は、大きく育ち日によく当てた株でないと咲きにくく、室内の鉢植えではまれです。暖かい地域で屋外に植えられた株では、春から夏ごろに咲くことがあります。

幹の先の葉の中心から太い花茎がまっすぐ伸び、白〜クリーム色のベル形の花が下向きに、円錐状にたくさんつきます。花ひとつは数cmほどで、房全体では数十cmになることもあります。香りはあまり強くないとされます。ユッカの受粉は原産地にいる特定の蛾に頼っているため、日本で自然に実がなることはほとんどありません。咲き終わった花茎は付け根から切り取りましょう。花が咲いた幹の先は伸びが止まり、わきから新しい芽が出て枝分かれすることが多いとされます。

ユッカの花言葉・風水

花言葉

ユッカの花言葉は「勇壮」「偉大」「颯爽」です。剣のような葉を勢いよく伸ばす雄々しい姿に由来し、「青年の木」の和名とともに、成長と発展を願う門出や開業の贈り物として不動の人気があります。

風水・縁起

風水では、鋭く上に伸びる葉が「成長・発展の気」と「魔除け」の両方を持つとされます。とがった葉先が悪い気を払い、上向きの葉が気を活性化させると考えられたことが由来で、仕事運を高める植物として玄関やオフィスに置くのが定番です。陽の気が強いため、寝室より活動的な空間に向くといわれます。

ユッカのよくある質問

Qユッカの葉先が枯れてきました。原因は?回答を見る
A

乾燥した室内の空気、または根詰まりや根腐れのサインです。葉先だけの軽い枯れ込みなら、暖房の風を避けて葉水を増やせば進行は止まります(枯れた部分は戻らないので、気になる場合は斜めにカット)。株全体の葉が次々傷む場合は、根詰まり(2年以上植え替えていない)か水のやりすぎを疑い、5〜8月に植え替えを。ユッカは丈夫なので、原因を取り除けば新芽から復活します。

Qユッカとドラセナ(幸福の木)の違いは何ですか?回答を見る
A

どちらも幹立ちの定番観葉ですが、性質が対照的です。ユッカは硬く鋭い葉で日光と乾燥を好む硬派、幸福の木(ドラセナ・フレグランス)は柔らかい葉で半日陰と適度な湿度を好む温和派です。日当たりの良い部屋や水やりを忘れがちな人はユッカ、明るい日陰しかない部屋やこまめに世話したい人は幸福の木が合います。縁起物としてはユッカが「成長・発展」、幸福の木が「幸福・長寿」と、贈る意味合いも少し異なります。

Qユッカの幹がぶよぶよと柔らかくなりました。助かりますか?回答を見る
A

柔らかい部分より上に硬い幹が残っていれば助かります。原因は過湿による幹腐れで、冬の水やりすぎと低温の重なりで特に起こります。柔らかい部分を清潔なノコギリで硬く健康な組織まで切り戻し、切り口に癒合剤を塗って数日乾かします。残った下の幹から新芽が吹けば再生成功です。切り取った上部も、硬い部分を10〜20cmに切って切り口を乾かし、幹挿しにすれば子株を残せます。以後は土がしっかり乾いてから水を与え、冬は月1回程度に減らしてください。

Qユッカが天井に届きそうです。小さくできますか?回答を見る
A

できます。5〜8月に幹を好みの高さでノコギリで切る胴切りをすれば、切り口の下から新芽が複数出て、1〜2か月で仕立て直せます。切り口が直径3cm以上なら癒合剤を塗って腐敗を防いでください。切った上部は10〜20cmに切り分け、切り口を3〜5日乾かしてから土に挿すと、1〜2か月で発根して新しい株になります。秋以降に切ると新芽が出ないまま冬を迎えて腐りやすいので、必ず成長期に行ってください。

Qユッカは犬や猫がいる家でも大丈夫ですか?回答を見る
A

注意が必要です。ユッカにはサポニンが含まれ、犬や猫が葉や幹をかじると嘔吐や下痢、よだれを起こすことがあります。葉先が鋭いため、目や口を傷つける心配もあります。ペットが届かない場所に置くのが基本ですが、大型の床置き株では難しいので、幹の周りに囲いを置くか、ペットの入らない部屋に置いてください。かじった形跡があって様子がおかしい場合は動物病院に相談します。ペットが安心して過ごせる観葉植物を探しているなら、無毒とされるオリヅルランやペペロミアが候補になります。

Qユッカの葉が垂れてきました。復活させる方法は?回答を見る
A

まず土の湿り具合と、垂れているのがどの葉かを確かめます。下のほうの古い葉だけが黄色くなって垂れるのは、新しい葉と入れ替わる自然な老化なので、付け根から取り除けば問題ありません。土が湿ったままなのに上の葉まで垂れ、幹を押すと柔らかい場合は根腐れです。水を止め、鉢から抜いて黒く傷んだ根を切り、乾いた新しい土に植え直します。土がカラカラで鉢が軽いなら水切れなので、鉢底から流れるまで与えれば数日で戻ります。暗い場所で新しい葉が細く垂れる場合は光不足で、垂れた葉は戻りませんが、明るい窓辺に移せば次の葉から立った姿になります。

Qユッカの水やりの頻度は?回答を見る
A

春〜秋は土がしっかり乾いてから2〜3日後、==10日〜2週に1回==が目安です。冬は成長が止まるので月1回程度まで減らし、暖かい日の午前中に与えます。太い幹に水を蓄えているため、少し忘れるくらいでちょうどよく、枯らす原因のほとんどは水のやりすぎです。与えるときは鉢底から流れ出るまでたっぷり注ぎ、受け皿にたまった水は必ず捨ててください。

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この記事について

執筆: Hapot編集部

植物を迎えたばかりの人が枯らさずに育てられるように、植物図鑑と症状別の記事を編集しているチームです。農林水産省や農研機構など公的機関の栽培指針を確認したうえで、温度や頻度を数値で示し、迷いやすい判断は結論から書くことを大切にしています。誤りや古くなった情報はお問い合わせから受け付け、確認のうえ更新しています。

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