苗・株の選び方
苗は、葉の縁にトゲ状のギザギザが細かく並び、葉色が濃くツヤがあるもの、幹の根元がぐらつかないもの、下の枝まで葉が付いているものの3点で選びます。ヒイラギやギンモクセイと取り違えないよう、名札と葉の形を確かめます。
避けたいのは、新しい葉の一部が茶色く透けている株と、枝に白い殻のカイガラムシが付いた株です。生け垣用にまとめて買うときは、高さと枝ぶりのそろった苗を選ぶと、植えたあとの刈り込みが楽になります。
Hapot編集部より
ヒイラギモクセイ(柊木犀)は、トゲのある葉で目隠しと防犯を兼ねた生け垣を作りたい人に向く、丈夫な常緑樹です。ギンモクセイとヒイラギの雑種とされ、葉はヒイラギよりひと回り以上大きく、縁にトゲ状のギザギザが細かく並びます。ヒイラギの葉が大きく鋭いトゲを数個ずつ付けるのに比べると、トゲは短く数が多いのが見分けのポイントです。花は10月ごろに葉の付け根へ集まって咲く白い小花で、ギンモクセイに似た甘い香りがありますが、キンモクセイほど遠くまでは届きません。日本で植えられている株は雄株だけとされ、花は咲いても実はなりません。
刈り込みに強く葉が密に茂るため、住宅の生け垣の定番として使われてきました。寒さには-10°C程度まで耐えるとされ、日なたから半日陰まで育ちます。気をつけたいのは、春の新しい葉に潜るヘリグロテントウノミハムシと、7月以降の刈り込みで花芽を落とすことの2点です。

水やり
庭植えは根付けば雨任せ。鉢は表面が乾いたら
日光
直射日光
温度の目安
-10〜35°C程度(関東以西の平地なら庭植え可)
湿度
40-60%
土
水はけがよく、腐葉土を含んだ土
大きさの目安
放任で4〜6m。生け垣は1.5〜2mに保てる。鉢植えは1m前後。
成長の速さ
やや遅い(年に15〜20cm前後。放任で4〜6m)
温度の目安(耐寒〜耐暑)
-10〜35°C程度(関東以西の平地なら庭植え可)
肥料
2月の寒肥と、花後の11月に少量のお礼肥
成長速度
やや遅い(年に15〜20cm前後。放任で4〜6m)
毒性
毒性は知られていない
生け垣の刈り込みを11〜3月と6月までに済ませると、10月に白い花と香りが楽しめます。春の新しい葉が茶色く透けたら、ヘリグロテントウノミハムシの幼虫を疑います。
苗は、葉の縁にトゲ状のギザギザが細かく並び、葉色が濃くツヤがあるもの、幹の根元がぐらつかないもの、下の枝まで葉が付いているものの3点で選びます。ヒイラギやギンモクセイと取り違えないよう、名札と葉の形を確かめます。
避けたいのは、新しい葉の一部が茶色く透けている株と、枝に白い殻のカイガラムシが付いた株です。生け垣用にまとめて買うときは、高さと枝ぶりのそろった苗を選ぶと、植えたあとの刈り込みが楽になります。
日なたから半日陰まで育ち、生け垣なら1日3時間ほど日が当たれば葉が密にそろいます。花をたくさん見たいなら、午前中から日が当たる南側や東側が向いています。寒さには-10°C程度まで耐えるとされ、関東以西の平地なら防寒はいりません。トゲのある葉がすき間なく茂るので、道路や隣家との境界、勝手口の脇など、人の出入りを抑えたい場所に植えると防犯の役にも立ちます。ただし刈った葉も硬いトゲが残るため、自転車置き場や子どもが走る通路の際からは50cmほど離して植えます。
よくある失敗は、塀と建物に挟まれた風の通らない場所に植え、内側の葉が落ちて生け垣に穴が空くことです。3月に混み合った枝を透かして光と風を入れ、鉢植えなら半日日が当たる場所へ移すと、1〜2年で内側から芽が吹いてきます。
植え付けから1年目は、根がまだ周りの土に伸びていないため、土の表面が乾いたら株元へバケツ1杯ほどをゆっくり与えます。何本も並べて植えた生け垣は、端の株や塀際の株ほど乾きやすいので、ホースで根元を1本ずつ順に回ります。2年目以降は雨だけで育ち、夏に2週間ほど雨がないときだけ与えます。鉢植えは表面が乾いたら鉢底から流れ出るまで与え、夏は朝、冬は暖かい日の午前中にします。花芽が育つ8〜9月は、乾かしすぎないことが10月の花数につながります。
よくある失敗は、植えたばかりの苗を真夏に乾かし、葉が丸まって落ちることです。枝が緑のうちは朝夕の水やりで持ち直し、秋には新しい葉が出てきます。
土質はあまり選ばず、水はけがよく腐葉土を含んだ土で丈夫に育ちます。生け垣は1本ずつ穴を掘るより、植える列に沿って幅50cm、深さ40cmほどの溝を掘り、掘った土に腐葉土や牛ふん堆肥を3割混ぜて戻すと、根の張りがそろいます。粘土質で雨のあとに水が溜まる場所は、溝の土を周囲より10cmほど高く盛ってから植えます。鉢植えは赤玉土小粒7、腐葉土3の配合か、市販の庭木・花木用培養土で育ち、鉢底石を2〜3cm敷いて水の抜け道を作ります。
ヒイラギモクセイは、10月ごろに咲く花の芽を、夏の間に枝先近くで作ります。そのため刈り込みは花後の11月から3月と、春の枝が伸び止まる6月までの年2回で済ませます。7〜9月に刈ると、形は整っても秋の花と香りがほとんど見られなくなります。生け垣は刈り込みバサミで側面と上面をそろえ、上を狭く下を広い台形に仕上げると、下の枝まで光が届いて足元が透けにくくなります。萌芽力が強く、高さを大きく下げる刈り込みにも耐えるので、伸びすぎた生け垣は3月に目標の高さより20cmほど低く切り戻します。切った枝は素手で集めず、手袋をしたまま片付けます。
よくある失敗は、お盆前に生け垣を刈りそろえ、その秋に花が咲かないことです。株は弱っていないので、翌年から6月までに刈り終えれば花が戻ります。
時期と道具を確かめる
花後の11月〜3月か、6月までに行います。刈り込みバサミ、剪定バサミ、厚手の革手袋、長袖、刈った枝を集めるシートを用意します。
仕上がりの高さに糸を張る
生け垣の両端に杭を立てて、仕上がりの高さに水糸を張ります。糸に沿って刈ると、上面が波打たずにまっすぐそろいます。
側面と上面を刈る
側面を下から上へ刈り、上を狭く下を広い台形に整えます。最後に水糸に沿って上面を水平に刈りそろえます。
内側の枝を透かす
刈り込みで外側が密になったら、内側の枯れ枝や混み合った枝を付け根から数本抜き、株の中に風と光を通します。
枝葉を片付ける
シートごと枝葉を集め、手袋をしたまま袋に入れます。茶色く透けた食害の葉が混じっていれば、一緒に処分します。
庭への植え付けは、3月下旬から4月、または暑さが和らぐ9月下旬が適期です。生け垣にするなら、高さ1〜1.2mの苗を40〜50cm間隔で一列に並べると、3〜4年で隙間が埋まるのが目安です。目隠しを早く仕上げたいときは、2列に互い違いに並べる千鳥植えにします。苗は根鉢を崩さずに植え、竹を横に渡した支柱に1本ずつ結んで、根が張るまで風で揺れないようにします。鉢植えは2〜3年ごと、根が鉢底から出てきたら3〜4月に一回り大きな鉢へ移し、根鉢の底と肩を軽くほぐしてから植えます。
よくある失敗は、根鉢を大きく崩して植え、半年ほど葉が黄ばんで落ち続けることです。支柱で株を固定して土を乾かさないように管理すれば、翌春には新芽が出そろいます。
時期と道具をそろえる
3月下旬〜4月か9月下旬に行います。苗、腐葉土か堆肥、スコップ、支柱用の竹とシュロ縄、トゲに備えた厚手の手袋を用意します。
植える溝を掘る
植える列に沿って幅50cm、深さ40cmほどの溝を掘り、掘った土に腐葉土や堆肥を3割混ぜます。水が溜まる場所は10cmほど高く盛ります。
苗を並べて植える
苗を40〜50cm間隔に並べ、根鉢を崩さずに置きます。根鉢の上面が地面と同じ高さになるよう土を戻し、株元を軽く踏み固めます。
支柱で固定する
竹を横に渡して両端と途中に杭を打ち、苗を1本ずつシュロ縄で結びます。根が張るまで風で揺れないようにします。
水やりと養生
株元に水鉢を作ってたっぷり水を与えます。1年目は土の表面が乾いたら与え、肥料は植え付けの1か月後から少量施します。
増やし方は、6月から7月の挿し木が基本です。日本に出回るヒイラギモクセイは雄株だけとされ、種ができないため、種から育てることはできません。春に伸びて茶色く固まりかけた枝を10〜15cmに切り、上の葉を2〜3枚残して下の葉を落とし、残した葉は半分に切って水分の蒸発を抑えます。切り口を斜めに切り直して1時間ほど水に浸け、発根促進剤を付けて鹿沼土小粒に挿し、明るい日陰で管理します。発根には2〜3か月かかり、モクセイの仲間らしく根の出る割合は高くありません。生け垣の補植用に使うなら、20本ほどまとめて挿しておくと安心です。
よくある失敗は、根が出たか確かめようと何度も抜いて、出かけた根を切ってしまうことです。新芽が伸び始めるまでは触らず、翌春に鉢上げします。
時期と道具を用意する
6〜7月に行います。清潔なハサミ、鹿沼土小粒を入れた鉢、発根促進剤、霧吹き、トゲから手を守る手袋を用意します。
挿し穂を作る
春に伸びて茶色く固まりかけた枝を10〜15cmに切ります。上の葉2〜3枚を残して下葉を落とし、残した葉は半分に切ります。
用土に挿す
切り口を斜めに切り直して1時間ほど水に浸け、発根促進剤を付けて、棒で開けた穴に3〜4cmの深さで挿します。20本ほどまとめて挿します。
発根まで日陰で管理する
直射日光の当たらない明るい日陰に置き、土と葉を乾かさないよう霧吹きします。根が出るまで2〜3か月は抜いて確かめないようにします。
鉢上げして育てる
新芽が伸びたら翌年の3〜4月に1本ずつ鉢へ上げます。1〜2年育てて高さ50cmほどになったら、生け垣の補植に使えます。
生け垣で問題になりやすいのは、春の若葉を食い荒らすヘリグロテントウノミハムシです。体長数mmの甲虫で、4〜5月に生まれた幼虫は柔らかい葉の内側に入り込んで育つため、外からは葉の一部が褐色に抜けたように見えます。初夏から秋は成虫になり、葉を表からかじって点々と穴を残します。ヒイラギと共通の害虫なので、両方が並ぶ庭では行き来して増えがちです。対策の要は、4月の芽吹きに合わせた見回りと、褐色になった葉の早期除去で、毎年被害が続く場合は適用のある殺虫剤を説明書に従って使います。刈りくずと落ち葉は、成虫の越冬場所にならないよう片付けます。枝に貼り付くカイガラムシは、冬の間に古歯ブラシで落とします。
よくある失敗は、褐色の葉を冬の寒さによる傷みと見誤り、手を打たずに翌年の被害を広げることです。被害葉の除去を2年ほど続ければ、新しい葉がきれいにそろうようになります。
芽吹き前の3月は、伸びすぎた生け垣を目標より低く切り戻す好機で、苗の植え付けにも向きます。肥料は冬に施した分で足り、追加はしません。日なたでも半日陰でも場所は動かさずに大丈夫です。鉢は乾いたらたっぷり水やりを。4〜5月の若葉に茶色い斑が出ていないか、幼虫による食害を確かめます。
生け垣の軽い整枝は6月中が最後で、7月から秋の開花までハサミを入れないのが花を見るコツです。地植えは日照りが2週間ほど続いた時だけ根元にたっぷり、鉢は朝の涼しいうちに水やりします。追肥は不要で、移動もしません。夏に出る成虫が若葉をかじる被害と、枝に貼り付く殻の虫に気を配ります。
10月ごろに葉の付け根へ白い小花が集まって咲き、近くで甘い香りがします。鉢は表面が乾いたら水を与え、置き場所はそのままです。花が終わった11月に少量のお礼肥を施し、刈り込みを始めます。花が少ない年は、夏に刈っていないか見直します。
冬は休眠に近く、鉢の水やりは乾いて数日たってから、晴れた昼前に済ませます。寒肥は2月、油かすと腐葉土を根元にすき込みます。戸外のままで越冬でき、北風で葉の縁が傷むことがあります。枝に付いた殻状の虫は、この時期にブラシで落としておきます。生け垣の形直しにも向く季節です。
原因
4〜5月にヘリグロテントウノミハムシの幼虫が新しい葉の中に潜り込み、内側を食べているためです。ヒイラギにも付く虫で、生け垣では一斉に広がりやすくなります。
対策
茶色く透けた葉を見つけしだい摘み取り、袋に入れて処分します。被害の多い年は、翌年4月の新芽の時期に用途に登録のある薬剤をラベルどおりに散布します。落ち葉も片付けます。
原因
夏ごろから出てくるヘリグロテントウノミハムシの成虫が、葉を表面からかじって穴を開けています。前の春に幼虫の被害があった株で多く見られます。
対策
成虫は刺激すると跳ねて逃げるので、見つけたら下にシートを広げて枝をたたき落とします。翌春の幼虫を減らすことが一番の対策なので、4月に新しい葉の見回りを続けます。
原因
上ばかり広がる形に刈り込んだため、下の枝に光が届かず葉が落ちています。塀際など日が当たりにくく、風が通らない場所でも起きやすくなります。
対策
3月に上部を強めに切り戻し、上を狭く下を広い台形に整えます。内側の混み合った枝も抜いて光を入れると、1〜2年で下の枝から新しい芽が出てきます。
原因
枝や葉裏に付いたカイガラムシの排せつ物に、すす病のカビが生えています。刈り込みで外側が密になり、内側の風通しが悪い生け垣で増えやすくなります。
対策
白や茶色の殻をブラシでこすり落とし、12〜2月に用途に登録のあるマシン油乳剤を散布します。内側の枝を透かして風を通すと、黒い汚れは新しい葉から出なくなります。
原因
植え付けのときに根鉢を大きく崩したか、根が張る前に土を乾かしたことで、根が水を吸えずに葉を落としています。真夏や真冬の植え付けでも起きます。
対策
支柱で株を固定して根が揺れないようにし、土の表面が乾いたら株元にたっぷり水を与えます。肥料は控え、枝が緑のうちは翌春の新芽を待ちます。
ここにない症状は症状から調べるで、葉の色・しおれ・虫・病気などから逆引きできます。
ヒイラギモクセイだけの花言葉ははっきり定まっておらず、モクセイの仲間に共通する「謙虚」「初恋」や、ヒイラギの「用心深さ」「保護」が紹介されることが多いようです。白い小花が控えめに香る姿と、トゲのある葉で家を守る生け垣の役目が、それぞれの言葉に重ねられています。
風水では、トゲのある葉は邪気を払い、甘い香りは良い気を呼ぶとされ、ヒイラギモクセイは両方を兼ねた木として、玄関脇や鬼門の北東、敷地の境界の生け垣に向くといわれます。根拠のある話ではないので、手入れしやすく通路から少し離れた位置を優先して決めます。
葉の大きさとトゲの付き方、花の時期で見分けられます。ヒイラギの葉は小ぶりで、縁に大きく鋭いトゲが片側に数個ずつ付きます。ヒイラギモクセイの葉はひと回り以上大きく、縁に短いトゲ状のギザギザが細かくたくさん並びます。花はヒイラギが11〜12月、ヒイラギモクセイが10月ごろです。トゲはヒイラギのほうが鋭く、ヒイラギモクセイは触れたときの痛みがやや穏やかですが、手入れには厚手の手袋が必要です。
ヒイラギモクセイは、ギンモクセイとヒイラギを両親とする雑種とされる木です。ギンモクセイの葉は縁のギザギザが細かく触っても痛くありませんが、ヒイラギモクセイはギザギザの先がトゲ状にとがります。花はどちらも白く、ギンモクセイは9月中旬〜10月、ヒイラギモクセイは10月ごろに咲き、香りはどちらも穏やかです。柊(ヒイラギ)と銀木犀は同じモクセイ属ですが、柊は葉に鋭いトゲがあり、花は11〜12月と遅れて咲きます。
高さ1〜1.2mの苗を40〜50cm間隔で一列に植えると、3〜4年で隙間の少ない生け垣になるのが目安です。適期は3月下旬〜4月か9月下旬です。植える列に沿って幅50cm、深さ40cmほどの溝を掘り、腐葉土や堆肥を3割混ぜた土で、根鉢を崩さずに植えます。竹を横に渡した支柱に1本ずつ結び、1年目は土が乾いたらたっぷり水を与えます。早く目隠しにしたいときは、2列の千鳥植えにする方法もあります。
花を楽しむなら、花後の11月〜3月と、6月までの年2回が適期です。ヒイラギモクセイは夏の間に、10月に咲く花芽を枝先近くに作るため、7〜9月に刈り込むと秋の花と香りがほとんど見られなくなります。花より形を優先するなら夏に刈っても株は弱りませんが、その年の花は諦めることになります。伸びすぎた生け垣は3月に強めに切り戻すと、春の新芽で早く葉がそろいます。作業は厚手の手袋と長袖で行います。
一番多い原因は、7〜9月の刈り込みで花芽を切り落としていることです。生け垣は夏に形を整えたくなりますが、花芽は夏の間に枝先近くで作られます。ほかに、日当たりが1日3時間に満たない、植えて間もない若い株、8〜9月の水切れ、窒素の多い肥料で枝葉ばかり伸びている、などが考えられます。刈り込みを11〜3月と6月までに限れば、多くは翌年の10月ごろに咲きます。白い花は葉に紛れやすいので、香りでも確かめてみてください。
ギンモクセイに似た甘くやさしい香りで、株の近くでふわりと感じる程度です。キンモクセイのように庭の外まで強く漂うことは少なく、生け垣の前を通ったときに気づく、という木です。香りが立つのは10月ごろの開花期で、盛りは1〜2週間ほどとされます。花数が多いほど香りも強くなり、日当たりのよい面や、7月以降に刈り込まなかった枝によく咲きます。窓の近くに植えると、秋に室内でも香りを楽しめます。
日本で植えられているヒイラギモクセイは雄株だけとされ、花は咲いても実ができないためです。育て方や肥料に問題があるわけではありません。ヒイラギは雌雄異株で、雌株なら翌年の初夏に黒紫色の実がなりますが、ヒイラギモクセイではその実は見られません。種ができないので、増やすときは6〜7月の挿し木で行います。実を楽しみたい場合は、雌株と表示されたヒイラギを選ぶか、冬に赤い実が付くセイヨウヒイラギなど別の木を検討します。
モクセイ としてまとめている他の品種です。
ヒイラギモクセイの季節の作業や、土・鉢・肥料の選び方をくわしく解説した記事です。

秋の植え替え
秋は多肉植物や草花、果樹の植え替え・植え付けに向く一方、観葉植物は春まで待つのが基本です。秋の適期の目安、植物タイプ別の可否、根の扱い方と植え替え後の管理を解説します。

冬の防寒対策
霜よけ(不織布)、マルチング、鉢の置き場所、北風よけの4つの防寒の方法と、始める時期の目安、冬の水やりを解説。図鑑の庭木・果樹・多肉植物を耐えられる最低温度で一覧にしています。

地植えと鉢植え
同じ植物でも地植えと鉢植えでは手間も育ち方も別物です。水やり頻度・成長スピード・冬越しのしやすさで比較し、鉢ごと地植え(根域制限)のメリット・デメリットや、シンボルツリーを鉢で育てる場合の注意点まで整理します。
11月の作業と、ヒイラギモクセイの手入れで迷ったときに役立つページです。
執筆: Hapot編集部
植物を迎えたばかりの人が枯らさずに育てられるように、植物図鑑と症状別の記事を編集しているチームです。農林水産省や農研機構など公的機関の栽培指針を確認したうえで、温度や頻度を数値で示し、迷いやすい判断は結論から書くことを大切にしています。誤りや古くなった情報はお問い合わせから受け付け、確認のうえ更新しています。