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果樹中級者向け

キウイの育て方

Actinidia deliciosa(ゴールド系・レッド系は A. chinensis)最終更新日:

Hapot編集部より

キウイは、寒さに強く病害虫も比較的少ないため、棚やフェンスを用意できる庭なら初心者でも収穫まで育てやすいつる性の落葉果樹です。ほかの果樹との大きな違いは雌雄異株であることで、雌木と雄木が別の株になっており、実をならせるには開花期の合う雌木と雄木の2本が必要です。遅咲きで緑の果肉のヘイワードには雄木のトムリ、早咲きで果肉の中心が赤いレインボーレッドには雄木のマツアなど、組み合わせを選んで植えます。5月に花が咲き、10〜11月に収穫しますが、とれたての実は硬く酸っぱいので、追熟させてから食べます。つるは1年に数m伸びるほど勢いが強く、1株で2〜3m四方の棚が必要になるため、ベランダなら10号以上の鉢であんどん仕立てにします。根が浅く乾燥と過湿の両方に弱いこと、春の遅霜で新芽が傷みやすいことに気をつければ、接ぎ木苗から3〜4年で実がなり始めます。

キウイの姿

分類・基本データ

科
マタタビ科
属
マタタビ属 Actinidia
種
キウイ
別名
キウイフルーツ、キウィ、オニマタタビ、シナサルナシ、ヘイワード、香緑、レインボーレッド、ゴールドキウイ
原産地
中国の長江流域が原産で、20世紀の初めにニュージーランドへ渡って果樹として改良されました。名前は同国の鳥キーウィに由来します。日本では1970年代から栽培が広がり、愛媛県、福岡県、和歌山県などが主な産地です。

キウイの育て方の5つのポイント

水やり

鉢植えは土の表面が乾いたら(夏は毎日確認、落葉中の冬は週1回程度)。庭植えは夏の日照りの時だけ

日光

直射日光

温度の目安

-10〜35°C(休眠中の耐寒性は強いが、春の新芽は-1〜-2°Cの霜で傷む)

湿度

50-70%

土

水はけと水もちの良い果樹用培養土。腐葉土を多めに混ぜた肥沃な土

キウイはどれくらい大きくなる?

大きさの目安

つる性で、1年に数m伸びます。庭植えは高さ1.8〜2mの棚で1株あたり2〜3m四方、鉢植えは10〜15号鉢であんどん仕立てにして高さ1.5m前後に収めます。

成長の速さ

速い(つるが1年に数m伸びる。接ぎ木苗から3〜4年で結実)

温度の目安(耐寒〜耐暑)

-10〜35°C(休眠中の耐寒性は強いが、春の新芽は-1〜-2°Cの霜で傷む)

ケアのポイント

肥料

2月の寒肥、6月の夏肥、収穫後10〜11月のお礼肥の年3回

成長速度

速い(つるが1年に数m伸びる。接ぎ木苗から3〜4年で結実)

毒性

実は食用。果肉で口の中がかゆくなるなどのアレルギーが出る人もいる。猫はマタタビ科の枝や葉、根に反応してかじったり興奮したりすることがあるとされる

雌木と雄木を開花期の合う組み合わせで2本植えることが最初の条件です。あとは12〜2月の剪定、5月の人工授粉、6〜7月の摘果、収穫後の追熟の4つを押さえれば、毎年安定して収穫できます。

育て方の詳細

苗・株の選び方

良い苗は3点で見分けます。ラベルに雌木か雄木かと品種名がはっきり書かれていること、接ぎ木部がなめらかにつながり割れや段差がないこと、幹が鉛筆より太く芽がふっくらしていることです。雌木に合わせて、遅咲きのヘイワードならトムリ、早咲きのレインボーレッドならマツアなど、開花期の合う雄木を同時に買います。

避けたいのは、雌雄の表示がない苗と、枝や幹にカイガラムシや赤褐色のにじみがある苗です。ジェニーのように1本でも実がなるとされる品種もありますが、実付きを安定させたいなら雄木を添えると安心です。

置き場所・日当たり

日当たりと水はけの良い屋外で育てます。1日6時間以上日が当たる場所が理想で、日照が足りないと花芽が減り、実も甘くなりません。つるの勢いが強く、庭植えなら1株で2〜3m四方の棚か、幅3m以上のフェンスを用意します。雌木と雄木は花粉が届くよう数m以内に植えます。休眠中は-10°C前後まで耐えますが、4月の新芽は遅霜で黒く枯れることがあるので、霜の降りやすい低い場所は避けます。葉が大きく強風で傷みやすいため、風の通り道も向きません。

よくある失敗は、真夏の西日とコンクリートの照り返しで葉の縁が茶色く焼けることです。鉢は午後に日陰になる場所へ移し、庭植えは株元に敷きわらをして乾燥を防ぐと、新しい葉から回復します。

水やりの詳細

キウイは根が浅く広く張るため、乾燥にも過湿にも弱いのが特徴です。鉢植えは土の表面が乾いたら鉢底から流れるまで与え、春と秋は2〜3日に1回、葉が茂る7〜8月は毎日、晴れた日は朝夕2回が目安です。落葉している12〜2月は週1回程度に減らします。庭植えは根付けば雨任せで構いませんが、夏に1週間以上雨がなければたっぷり水を与え、株元を敷きわらで覆って乾燥を防ぎます。

よくある失敗は、夏に水切れさせて葉がしおれ、実が大きくならないまま落ちることです。すぐにたっぷり与えて半日陰で2〜3日休ませます。逆に受け皿に水をためると根腐れするので、毎回捨ててください。

最適な土の作り方

市販の果樹用培養土がそのまま使えます。自分で配合するなら赤玉土小粒6、腐葉土3、軽石1の割合で、水はけと水もちを両立させます。鉢底には鉢底石を3cmほど敷き、元肥として緩効性肥料を規定量混ぜます。庭植えは直径50cm、深さ40cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土に腐葉土か堆肥を3割ほど混ぜます。水がたまりやすい粘土質の場所では、20cmほど高く盛り土して植えると根腐れを防げます。植え付けの適期は落葉中の12〜3月で、寒さの厳しい地域は3月に植えます。

剪定・切り戻し

剪定の中心は落葉中の12〜2月です。キウイは前年に伸びた枝(結果母枝)から春に新しい枝が伸び、その付け根近くに花が咲いて実がなります。冬は充実した前年枝を残し、実がなった節の先に7〜8芽を残して切り詰め、古い枝や混み合った枝、細く弱い枝を付け根から間引きます。3月に入ると切り口から樹液が流れ出しやすいので、2月中に終えるのが目安です。夏は5〜7月に、実の先に葉を5〜7枚残して新しい枝の先を摘心し、実の付いていない勢いの強い枝も先を止めて棚の中を明るく保ちます。

よくある失敗は、冬に枝をすべて短く切り戻し、花の咲く結果母枝がなくなることです。翌冬は鉛筆より太い充実した枝を選んで長めに残すと、実が戻ります。

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    時期と道具を用意する

    落葉中の12〜2月の晴れた日に行います。剪定ばさみ、太い枝用のノコギリ、癒合剤を用意します。3月は切り口から樹液が出やすいので避けます。

  2. 2

    古い枝と弱い枝を間引く

    枯れ枝、2年以上前に実をつけた古い枝、細く弱い枝、交差して混み合った枝を付け根から切ります。棚の上で枝どうしが重ならない間隔にします。

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    結果母枝を選んで切り詰める

    前年に伸びた鉛筆より太い枝を結果母枝として残し、実がなった節の先に7〜8芽残して切ります。残した枝を棚に30〜40cm間隔で誘引します。

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    夏に摘心してつるを抑える

    5〜7月、実の付いた枝は実の先に葉を5〜7枚残して先端を摘みます。実のない勢いの強いつるも先を止め、棚の下に光が入るようにします。

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    雄木は花後に整える

    雄木は花粉を取り終えた5月下旬〜6月に、花の咲いた枝を短く切り戻します。冬は充実した枝を残して、翌年の花を確保します。

植え替え

鉢植えは2年に1回、落葉中の12〜3月上旬に植え替えます(中間地は2月下旬〜3月上旬が作業しやすい時期です)。鉢底から根が出ている、水が染み込みにくい、葉が小さくなったといった様子が合図です。根鉢の肩と底を3分の1ほどほぐし、黒く傷んだ根を切って、一回り大きな鉢に新しい果樹用培養土で植え直します。最終的には10〜15号鉢が目安で、それ以上大きくしない場合は根鉢の周りを3cmほど削って同じ鉢に戻します。あんどん支柱は植え替え時に新しいものに立て直します。

よくある失敗は、芽が動き始めた4月に根を大きく崩し、新芽がしおれることです。肥料は与えずに半日陰で水だけを与え、2〜3週間ようすを見ると多くは持ち直します。

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    時期と道具をそろえる

    落葉中の12〜3月上旬、中間地なら2月下旬〜3月上旬に行います。一回り大きな鉢、果樹用培養土、鉢底石、あんどん支柱、剪定ばさみを用意します。

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    つるを支柱から外して株を抜く

    支柱に結んだつるをほどき、長いつるは50cmほどに切り詰めます。鉢を横に倒して縁を叩き、株元を持って根鉢ごと抜き取ります。

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    根鉢をほぐして傷んだ根を切る

    根鉢の肩と底を3分の1ほどほぐし、黒く傷んだ根や長く巻いた根を切ります。キウイの根は細く切れやすいので、乱暴に崩さないようにします。

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    接ぎ木部を出して植え付ける

    鉢底石を3cm敷いて土を入れ、接ぎ木部が土に埋まらない高さに据えます。隙間に土を入れ、あんどん支柱を立ててつるを巻き付けて固定します。

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    水を与えて休ませる

    鉢底から流れるまで水を与え、1〜2週間は風の当たらない半日陰に置きます。肥料は芽吹きを確認してから与え、植え替え直後は控えます。

増やし方

家庭では雌雄がはっきりした接ぎ木苗を買うのが確実です。自分で増やすなら挿し木が手軽で、挿した株は親と同じ性別になります。休眠枝挿しは、1〜2月の剪定で切った充実した枝を湿らせた新聞紙とポリ袋で包んで冷蔵庫で保管し、3月に芽2〜3個付きの15cmほどに切って挿します。緑枝挿しは6〜7月に、その年に伸びた枝を同じ長さに切って挿し、明るい日陰で乾かさずに管理すると1〜2か月で発根します。種から育てた株は花が咲くまで雄か雌かわからず、開花まで5年以上かかることもあります。

よくある失敗は、挿し穂の土を乾かして発根前に枯らすことです。発根するまでは土の表面を乾かさず、直射日光を避けた場所に置きます。

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    挿し穂を用意する

    休眠枝挿しは1〜2月の剪定で切った鉛筆ほどの太さの枝を使い、湿らせた新聞紙とポリ袋で包んで3月まで冷蔵庫に保管します。性別は親と同じになります。

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    芽2〜3個付きに切り分ける

    3月に、芽が2〜3個付くよう15cmほどに切ります。下の切り口を斜めに削いで1時間ほど水に浸し、発根促進剤を薄く付けます。

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    清潔な土に挿す

    鹿沼土や挿し木用土を入れた鉢に、挿し穂の半分ほどを埋めます。上の芽が1つは土の上に出るようにし、たっぷり水を与えます。

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    明るい日陰で乾かさずに管理する

    直射日光と風の当たらない明るい日陰に置き、土の表面が乾かないよう水を与えます。芽が伸びても発根まで1〜2か月かかるので抜かずに待ちます。

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    鉢上げする

    鉢底から根が見えたら、6月ごろに1本ずつ5〜6号鉢に植え替えます。どの株から挿したか名札で雌雄を記録しておきます。

病害虫対策

比較的病害虫は少ない果樹ですが、枝や幹に付くカイガラムシ、実を吸うカメムシ、鉢植えの根を食べるコガネムシの幼虫に注意します。カイガラムシは見つけたら歯ブラシでこすり落とし、冬の剪定後にマシン油乳剤を散布すると数を減らせます。病気で最も警戒したいのはキウイフルーツかいよう病で、春に枝や幹の傷口から赤褐色の液がにじみ、葉に黄色い縁取りのある褐色の斑点が出て、枝が枯れ込むことがあります。発病した枝は切り取って処分し、使ったはさみは消毒します。

よくある失敗は、雨の日や雨の前に剪定して傷口から病原菌を入れることです。剪定は晴れた日に行い、太い切り口には癒合剤を塗ります。症状が広がる場合は自治体の病害虫防除所や園芸店に相談してください。

年間カレンダー

1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
開花
肥料
手入れ
手入れの内容
  • 1月剪定・挿し穂の採取
  • 2月剪定の仕上げ・寒肥・植え替え
  • 3月植え付け・植え替え・休眠枝挿し
  • 4月芽かき・遅霜対策
  • 5月開花・人工授粉・新梢の誘引
  • 6月摘果・夏肥・摘心
  • 7月摘果の仕上げ・摘心・水切れ注意
  • 10月収穫(早生品種)・追熟・お礼肥
  • 11月収穫(ヘイワードなど)・追熟
  • 12月剪定・植え付け(暖地)

季節ごとの管理

春の管理

3月中に植え付けを終え、4月の芽吹き後は遅霜に注意します。霜の予報が出たら鉢は軒下へ移します。水は土が乾いたら2〜3日に1回与えます。4〜5月に伸びた新しい枝を棚に誘引し、5月の開花期に雄花の花粉で人工授粉します。

夏の管理

6月に夏肥を与え、6〜7月に葉5〜6枚に1果を目安に摘果します。鉢植えは毎日水を確認し、晴れた日は朝夕2回与えます。伸びすぎたつるは実の先で摘心します。西日による葉焼けとカメムシの吸汁に注意します。

秋の管理

10〜11月に、霜が降りる前に収穫します。とった実はリンゴと一緒に袋に入れて追熟させます。収穫後にお礼肥を与えます。鉢植えの水は2〜3日に1回に減らし、日当たりの良い場所に置いて枝を充実させます。台風の前には誘引を確認します。

冬の管理

12〜2月に剪定を行い、3月の樹液が動く前に終えます。落葉中は肥料は2月の寒肥だけで、鉢植えの水は週1回程度です。剪定後にマシン油乳剤でカイガラムシを防除し、かいよう病の枝が見つかれば切り取って処分します。

よくあるトラブルと対策

キウイの花は咲くのに実がならない

原因

雄木がない、雄木と雌木の開花期がずれている、または開花期の雨や低温で虫が飛ばず受粉できていないことが考えられます。キウイは雌雄異株で、雌木だけでは実がなりません。

対策

開花期の合う雄木を数m以内に植えます。開花中は朝のうちに雄花を摘み、おしべを雌花のめしべにこすり付けて人工授粉すると、実付きが安定します。

「実がならない・太らない」の原因の見分け方と対処を詳しく

キウイの花が咲かない

原因

植え付けから年数が浅い、日照不足、冬の剪定で花の咲く結果母枝まで切り落としていることが主な原因です。種から育てた株は雄木か雌木かも開花までわかりません。

対策

接ぎ木苗なら3〜4年を目安に待ち、1日6時間以上日の当たる場所で育てます。冬の剪定では前年に伸びた充実した枝を残し、実がなった節の先に7〜8芽を付けて切ります。

「花が咲かない」の原因の見分け方と対処を詳しく

葉の縁が茶色く焼けてチリチリになる

原因

真夏の強い日差しや西日、照り返しに、根の浅さによる水不足が重なって起こる葉焼けです。鉢植えで特に起こりやすく、風で葉がこすれて傷むこともあります。

対策

鉢植えは毎日水を確認し、午後に日陰になる場所へ移します。庭植えは株元に敷きわらをして乾燥を防ぎます。焼けた葉は戻りませんが、新しい葉は正常に育ちます。

「葉先・葉の縁が枯れる」の原因の見分け方と対処を詳しく

春の新芽が黒くしおれて枯れる

原因

芽吹き後の4月ごろの遅霜による凍害です。休眠中は-10°C前後まで耐えますが、伸び始めた新芽は-1〜-2°Cでも傷みます。

対策

霜の予報が出た夜は、鉢植えは軒下へ移し、庭植えは不織布で覆います。傷んだ芽の脇から副芽が出るので、枯れた部分だけ取り除いて肥料を控えめに管理します。

「しおれる・元気がない」の原因の見分け方と対処を詳しく

枝や幹から赤茶色の液がにじみ、枝が枯れる

原因

キウイフルーツかいよう病の可能性があります。細菌による病気で、春に傷口や芽の付け根から赤褐色の液が出て、葉に黄色い縁取りのある褐色の斑点が出ることがあります。

対策

症状のある枝は健全な部分まで切り取り、袋に入れて処分します。はさみは作業ごとに消毒し、剪定は晴れた日に行います。広がる場合は病害虫防除所や園芸店に相談します。

「葉が黄色くなる」の原因の見分け方と対処を詳しく

つるが伸びすぎて棚やベランダが覆われる

原因

キウイのつるは1年に数m伸びるほど勢いが強く、夏に摘心しないと葉が茂りすぎます。日が当たらない内側では花芽が育たず、翌年の実付きも落ちます。

対策

5〜7月に実の先に葉を5〜7枚残して摘心し、実のない強いつるも先を止めます。冬の剪定で古い枝や混み合った枝を間引き、残す枝を30〜40cm間隔にそろえます。

「葉が落ちる」の原因の見分け方と対処を詳しく

ここにない症状は症状から調べるで、葉の色・しおれ・虫・病気などから逆引きできます。

キウイの花言葉・風水

花言葉

キウイの花言葉としては「ひょうきん」などが紹介されることがありますが、広く定まったものは多くありません。ころんとした実の形や、茶色い毛に覆われた姿がニュージーランドの鳥キーウィに似ていることから、ユーモラスな印象と結び付けられたといわれます。

風水・縁起

キウイについて、風水で広く知られた決まった意味づけはありません。一般に、丸い実がたくさんなる果樹は実りや豊かさの象徴とされ、緑の葉は気持ちを落ち着かせるといわれます。大きな葉が茂る棚は夏の日よけにもなり、庭やテラスに涼しい木陰をつくってくれます。

キウイのよくある質問

Qキウイの実がならないのはなぜですか?回答を見る
A

雄木がない、雌雄の開花期が合っていない、木がまだ若い、のいずれかが主な原因です。キウイは雌雄異株で、雌木だけでは受粉できず実がなりません。雄木があっても、早咲きのレインボーレッドと遅咲きのトムリのように花の時期がずれると受粉しにくくなります。花が咲いていないなら、植え付けから3〜4年たっていないか、冬の剪定で結果母枝を切りすぎている可能性があります。雄木の花粉を筆で雌花に付ける人工授粉も効果があります。

Qキウイの雄木と雌木はどうやって見分けますか?回答を見る
A

花が咲けば、花の中心を見ると確実に見分けられます。雌花は中心にふくらんだ子房(実になる部分)があり、そこから白いブラシ状のめしべが放射状に広がります。雄花には子房がなく、黄色い葯の付いたおしべだけが密集しています。雄花は1か所に3輪ほど房になって咲くことが多いのも目安です。花が咲く前の苗は葉や枝ではほとんど区別できないので、購入時のラベルを確認し、植えた場所に名札を挿しておきます。

Qキウイは1本でも実がなりますか?回答を見る
A

一般的な品種は雌雄異株なので、雌木と雄木の2本が必要です。ただし、ジェニーのように1本で実がなるとされる品種も販売されています。こうした品種でも、雄木を近くに植えたり、筆で花粉を付けたりすると実付きが安定しやすいといわれます。スペースが限られるなら、雌木を棚の中心にして雄木は小さく仕立てる、雌木の枝に雄木の枝を接ぎ木して1株にまとめる、といった方法もあります。

Q収穫したキウイを甘くするにはどうすればいいですか?回答を見る
A

リンゴと一緒にポリ袋に入れて追熟させるのが定番です。キウイは木になっている間は熟しきらず、収穫直後は硬くて酸っぱい果物です。リンゴから出るエチレンという成分が追熟を早めるので、実10個ほどにリンゴ1個を入れて口を軽く閉じ、15〜20°Cの室内に1〜2週間置きます。指で軽く押してやわらかさを感じたら食べごろです。すぐに食べない分は追熟させずに冷蔵庫の野菜室で保存し、必要な分だけ取り出して追熟させます。

Qキウイの収穫時期はいつですか?回答を見る
A

中間地では10〜11月、霜が降りる前に収穫します。レインボーレッドやゴールド系の早生品種は9月下旬〜10月、ヘイワードや香緑は10月下旬〜11月上旬が目安です。キウイは熟しても色や硬さがほとんど変わらないため、見た目では判断しにくく、品種ごとの時期で収穫します。試しに1〜2個とって追熟させ、甘くなるかを確かめる方法もあります。霜に当たると実が傷んで日持ちが悪くなるので、遅れすぎないようにします。

Qキウイの実が小さいのはなぜですか?回答を見る
A

実の付けすぎと受粉不足が主な原因です。キウイは種の数が多いほど実が大きくなる性質があり、受粉が不十分だと小さな実になります。開花期に雄花の花粉で人工授粉し、6〜7月に葉5〜6枚に1果を目安に摘果して、形の悪い実や小さな実を落とします。夏の水切れや肥料不足も実の肥大を妨げるので、鉢植えは毎日水を確認し、6月に夏肥を与えます。

キウイを育てながら、あわせて使いたい

この記事について

執筆: Hapot編集部

植物を迎えたばかりの人が枯らさずに育てられるように、植物図鑑と症状別の記事を編集しているチームです。農林水産省や農研機構など公的機関の栽培指針を確認したうえで、温度や頻度を数値で示し、迷いやすい判断は結論から書くことを大切にしています。誤りや古くなった情報はお問い合わせから受け付け、確認のうえ更新しています。

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