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植物の病気・カビ・斑点の原因と対処法

223件の植物別事例を収録最終更新日:

葉の表面に白い粉状の斑点が広がったうどんこ病の葉

植物名から事例を探す(174種)

観葉植物

花・草花

野菜

果樹

ハーブ

庭木・樹木

多肉植物

サボテン

その他の植物

まず確認したい結論

  • 葉に白い粉ならうどんこ病、灰色のふわふわしたカビなら灰色かび病。どちらも風通しの改善と病気の葉の除去で止められる
  • 黒や褐色の斑点は黒星病・褐斑病・炭疽病などのカビ。斑点の葉を取り除き、雨や葉水で葉を長く濡らさない
  • 葉の表面の黒いすすは病気というより、カイガラムシやアブラムシの排泄物に生えたカビ。虫を駆除すれば止まる
  • モザイク状の色ムラや縮れはウイルス病で治らない。ほかの株にうつさないために処分する。株元が溶けて悪臭がする軟腐病も回復は難しい

植物の病気の大半はカビ(糸状菌)が原因で、湿度が高く風通しが悪い環境で広がります。見た目が似ていても、うどんこ病のように乾燥ぎみで出るものと、灰色かび病のように多湿で出るものでは対処が逆になります。また、ウイルス病のように治せない病気を早く見分けて処分することも、ほかの株を守るうえで大切です。この記事では、葉に出る色と形(白い粉・灰色のカビ・黒い斑点・黒いすす・モザイク・株元の腐敗)から病気を切り分け、病気ごとの対処と、その株が回復できるかの判定基準をまとめます。

原因の切り分け(質問に順番に答える)

上から順に読み、「はい」ならその原因の項目へ、「いいえ」なら次の質問へ進みます。

  1. 1葉の表面に、小麦粉をまぶしたような白い粉が広がっている

  2. 2花びらや葉、茎に灰色〜灰褐色のふわふわしたカビが生え、その部分が腐っている

  3. 3葉に黒や褐色の斑点があり、周りが黄色くにじんだり、斑点が広がって葉が落ちたりする

  4. 4葉や果実に丸くへこんだ褐色〜黒色の病斑があり、中心に同心円状の模様や黒い点がある

  5. 5葉の表面に黒いすすのような粉が付いていて、指でこすると落ちる。葉がベタつく

  6. 6新しい葉にモザイク状の濃淡の色ムラや縮れ、奇形が出ていて、株全体が小さくなっている

原因別の見分け方と対処

1うどんこ病

こんなときはこの原因

  • 葉の表面に白い粉をまぶしたような斑点が出て、広がると葉全体が白くなる
  • ほかのカビと違い、乾燥ぎみで昼夜の温度差が大きい春や秋に多い
  • キュウリ・カボチャ・バラ・ハーブ類・ベゴニアなどで起きやすい
  • 進行すると葉が黄色くなって縮れ、花やつぼみが開かない

対処の手順

  1. 白くなった葉を切り取って袋に入れて捨てる。落ち葉も残さない
  2. 初期なら、水1リットルに重曹1g程度を溶かしたものや、市販の食品由来のスプレーを葉の表裏に吹きかける
  3. 風通しをよくし、株間を空ける。窒素肥料の与えすぎは葉が柔らかくなって発生しやすいので控える
  4. 広がっている場合は、育てている植物の用途に登録のある殺菌剤をラベルどおりに散布する。同じ薬剤の連用は避ける

回復の見込み: 早期なら1〜2週間で広がりが止まり、新しい葉は正常に出ます。白くなった葉の跡は消えないので、程度がひどい葉は取り除いて構いません。

2灰色かび病

こんなときはこの原因

  • 花びら・つぼみ・葉・茎に灰色や灰褐色のふわふわしたカビが生え、その部分が水がしみたように腐る
  • 散った花びらが葉の上に落ちたところから広がることが多い
  • 気温15〜20℃前後で湿度が高い梅雨や秋雨、冬の締め切った室内で多い
  • シクラメン・パンジー・バラ・イチゴ・トマトなど花や実の多い植物で起きやすい

対処の手順

  1. カビの生えた花や葉、茎を早めに切り取り、落ちた花びらや枯れ葉も株元から取り除く
  2. 風通しをよくし、水やりは株元に与えて花や葉を濡らさない。室内なら換気やサーキュレーターで空気を動かす
  3. 花がら(咲き終わった花)はこまめに摘む。カビの温床になる
  4. 広がる場合は、用途に登録のある殺菌剤をラベルどおりに散布する

回復の見込み: 湿度を下げて病気の部分を取り除けば1〜2週間で進行が止まります。茎の中心まで腐っていなければ、次の花やつぼみは正常に開きます。

3黒星病・褐斑病などの斑点性病害

こんなときはこの原因

  • 葉に黒や褐色の斑点ができ、周りが黄色くにじんでから葉が落ちる(バラの黒星病)
  • 褐色の丸い斑点が広がり、中が薄い色になって穴が開くこともある(褐斑病・斑点病)
  • 下の葉から発生し、雨に当たる場所や葉水を頻繁にする株で多い
  • 梅雨や秋の長雨のあとに一気に広がる

対処の手順

  1. 斑点の出た葉を切り取り、落ち葉も集めて袋に入れて捨てる。土の上に残った落ち葉が翌年の感染源になる
  2. 雨が当たらない場所に移し、葉水や上からの水やりをやめて株元に与える
  3. 株元をマルチングして、土のはねかえりで胞子が葉に付くのを防ぐ
  4. 発生しやすい植物は、雨が続く時期の前に用途に登録のある殺菌剤をラベルどおりに予防散布する

回復の見込み: 斑点が出た葉は戻りませんが、感染源を減らせば新しい葉は正常に出ます。バラなど落葉が激しい場合も、株が生きていれば1か月ほどで新芽が動きます。

4炭疽病

こんなときはこの原因

  • 葉や果実に丸くややへこんだ褐色〜黒色の病斑ができ、中心に同心円状の輪や小さな黒い点が出る
  • 葉の縁や先端から不規則に枯れ込み、病斑の部分が薄く破れやすくなる
  • 高温多湿の夏に、観葉植物(ポトス・ゴムノキ・ドラセナなど)や果樹、ウリ類で多い
  • 葉水や霧吹きを多くしている株、雨ざらしの株で出やすい

対処の手順

  1. 病斑のある葉を根元から切り取って処分する。病斑だけ切る場合も、健全な部分を含めて大きめに切る
  2. 葉を長く濡らさない。葉水は朝にして夕方までに乾く程度にし、雨の当たる場所から移す
  3. 風通しをよくして、密になっている枝葉をすかす
  4. 広がるときは、用途に登録のある殺菌剤をラベルどおりに散布する

回復の見込み: 胞子は病斑から広がるので、取り除いて乾かしぎみに管理すれば2〜3週間で新しい病斑が出なくなります。病斑の跡は残るので、目立つ葉は生育期に整理して構いません。

5すす病(カイガラムシ・アブラムシの排泄物が原因)

こんなときはこの原因

  • 葉や茎の表面に、黒いすすのような粉が薄く付いている。指でこすると落ちる
  • 葉や床がベタベタする。付近にアリが行き来している
  • 葉裏や茎の付け根にカイガラムシ・アブラムシ・コナジラミがいる
  • 黒い部分は葉の内部ではなく表面だけで、下の組織は緑のまま

対処の手順

  1. 原因は虫の排泄物に生えるカビなので、まずカイガラムシ・アブラムシ・コナジラミを駆除する(虫がついた記事を参照)
  2. 黒くなった葉は、水で濡らした柔らかい布で拭くか、シャワーで洗い流す。光合成の妨げがなくなる
  3. ベタつきが広範囲なら、薄めた食器用洗剤を含ませた布で拭いてから水で流す
  4. ひどく黒くなって拭き取れない葉は切り取る

回復の見込み: 虫がいなくなれば新しいすすは出ません。葉の組織自体は傷んでいないので、拭き取ればそのまま使えます。

6モザイク病などのウイルス病(治らない)

こんなときはこの原因

  • 新しい葉に、濃い緑と薄い緑がまだらになったモザイク状の色ムラが出る
  • 葉が縮れる・波打つ・細長くなる・巻くなどの奇形が出て、株全体が小さくなる
  • 花に本来ない筋模様や色の抜けが出る(斑入り品種の自然な模様とは違い、不規則)
  • アブラムシやアザミウマがいた株、ほかの株と同じハサミで剪定した株で出やすい

対処の手順

  1. ウイルス病は薬剤で治せないので、症状の出た株はほかの株にうつす前に抜き取って処分する(土に埋めたり堆肥にしたりしない)
  2. 使ったハサミや手は洗い、ほかの株を触る前に消毒する。ハサミは熱湯や消毒用アルコールで拭く
  3. ウイルスを運ぶアブラムシ・アザミウマを周りの株で駆除する
  4. 使っていた土は、大切な株に使い回さない

回復の見込み: 回復は見込めません。ただし観葉植物で症状が軽く、増やす予定も近くに株もない場合は、隔離して育て続ける選択もあります。ほかの株を守ることを優先してください。

7軟腐病・立枯病などの土壌病害

こんなときはこの原因

  • 株元や茎の根元が水がしみたように変色し、やわらかくなって溶ける
  • 腐った部分から強い悪臭がする(軟腐病は特ににおいが強い)
  • 地上部は水も足りているのに急にしおれ、数日で倒れる
  • 高温多湿の夏、過湿の土、傷んだ根から発生しやすい。ハクサイ・キャベツ・ジャガイモ・多肉植物・球根類で多い

対処の手順

  1. 腐った部分が株元の一部なら、清潔な刃物で健全な部分まで大きく切り取り、切り口を乾かしてから殺菌剤や癒合剤を塗る
  2. 水やりを止めて土を乾かし、風通しのよい場所に移す。株元に水をためない
  3. 株元まで腐っている場合は回復が難しいので、健全な茎や葉を挿し木・葉挿しで更新する(根腐れの記事を参照)
  4. 病気が出た土と鉢は再利用しない。鉢は洗って乾かし、土は処分する

回復の見込み: 初期で株元の一部なら、切り取って乾かし管理をすれば2〜4週間で持ち直します。株元が一周腐って悪臭がする場合は、元の株の回復はまず難しく、挿し木での更新が現実的です。

復活できる? 生きているかの見分け方

回復の見込みあり

  • 病気が出ているのは一部の葉や花だけで、茎の先端や株の中心の新芽は正常
  • 病気の葉を取り除いたあと、1〜2週間新しい病斑が増えていない
  • 株元と茎がしっかりしていて、押してもやわらかくなく、悪臭もない

回復が難しい

  • 新しい葉にモザイク状の色ムラや奇形が続けて出ている(ウイルス病)
  • 株元や茎の根元が一周やわらかく溶けていて、悪臭がする
  • 葉のほとんどが病斑で覆われて落ち、新芽が1か月以上動かない

確かめ方

  1. 病気の葉を取り除いた日を記録し、1〜2週間後に新しい病斑が出ていないかを確認する
  2. 茎の皮を爪でこすって下が緑なら生きている。株元を軽く押して弾力があれば内部は腐っていない
  3. モザイク模様が疑わしいときは、新しく出る葉を2〜3枚見て同じ模様が続くかで判断する。1枚だけなら栄養や光の影響のことも多い

再発させないために

  • 風通しをよくし、株同士を詰めすぎない。室内では換気やサーキュレーターで空気を動かす。多くのカビ病は湿った空気がよどむ場所で広がる
  • 水やりは株元に与え、葉や花を長時間濡らさない。葉水は朝にして夕方までに乾かす
  • 枯れ葉・花がら・落ち葉はこまめに片づける。病原菌の温床になる
  • 剪定ハサミは株ごとに消毒用アルコールや熱湯で消毒する。ウイルス病と多くのカビ病は道具で運ばれる
  • 窒素肥料を与えすぎない。葉が柔らかく茂りすぎると病気にかかりやすい
  • 月に一度は葉の表裏を見て、病斑や虫を早く見つける。病気の葉を1〜2枚取り除くだけで済むことが多い

斑点の写真を日付付きで残して、広がりを見極める

病気かどうかの判断は「斑点が増えているか」で決まります。Hapot の育成記録に葉の写真を日付付きで残すと、1週間前との比較で病気の進行が一目でわかり、病気の葉を取り除いた日や殺菌剤を使った日もリマインダーとあわせて管理できます。

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よくある質問

Q. 葉の白い粉は拭き取れば治りますか?

うどんこ病の初期なら、拭き取ったり重曹水をかけたりするだけで止まることがあります。ただしカビの菌糸は葉の中に入り込んでいるので、白くなった葉は切り取るのが確実です。風通しをよくして、1〜2週間ほど新しい白い斑点が出ないか確認してください。

Q. 病気の葉は全部切ったほうがいいですか?

病斑の出た葉は感染源になるので、基本は取り除きます。ただし一度に葉の半分以上を失うと株が弱るため、ひどい葉から順に数日おきに取り、軽い斑点の葉は新芽が伸びてから整理します。取り除いた葉は袋に入れて捨て、土の上に残さないでください。

Q. 葉の黒い斑点は病気ですか?それとも日焼けや水の跡ですか?

斑点の周りが黄色くにじんでいたり、数日で数や大きさが増えたりするなら病気の可能性が高いです。日焼けは日光の当たる面だけに一度に出て広がりません。硬水の白い跡や薬剤の跡は表面だけで、拭くと薄くなります。様子を見て増えるようなら病気として対処してください。

Q. 土の表面に白いカビが生えました。植物に害はありますか?

土の表面のふわふわした白いカビは、有機質を分解している菌で植物への直接の害はほとんどありません。ただし土が湿りすぎているサインなので、表土を取り除いて水やりの間隔を伸ばし、風通しをよくしてください。株元がやわらかくなっていれば根腐れを疑います。

Q. ウイルス病かどうかはどう判断しますか?

新しい葉に不規則なモザイク状の色ムラや縮れ、奇形が続けて出ていて、肥料や日当たりを直しても改善しないならウイルス病が疑われます。斑入り品種の模様は規則的で葉ごとに似ていますが、ウイルスの模様はまだらで株全体が小さくなります。確定はできないので、疑わしい株はほかの株から離して様子を見てください。

Q. 殺菌剤はいつ使えばいいですか?

病気の葉を取り除いて環境を直しても広がるとき、または毎年同じ病気が出る植物に雨の季節の前から予防的に使うのが効果的です。育てている植物の用途に登録のあるものを選び、希釈倍率と回数をラベルどおりに守ってください。カビの病気には効きますが、ウイルス病には効きません。

植物別の事例と対処(223件)

観葉植物の「病気・カビ・斑点」事例(51件)

アイビー葉に黒や茶色の斑点が広がる

原因

炭疽病や斑点病などのカビによる病気。つるが混み合って風通しが悪く、梅雨や長雨で葉が濡れたままになると発生しやすい。

対策

斑点の出た葉は取り除いて処分し、混み合ったつるを間引いて風通しを良くします。水やりは株元に与えて葉を濡らさないようにし、広がる場合は殺菌剤を散布します。

ヘデラ・カナリエンシス葉に黒褐色の斑点が出て広がる

原因

斑点病や炭疽病。地植えで茂りすぎて風が通らず、梅雨時に多湿になると発生しやすい。

対策

斑点の出た葉を取り除いて処分し、密集したつるを間引いて風を通します。切り戻しのときに一緒に整理すると広がりを防げます。

ヘデラ・グレイシャー葉に黒褐色の斑点が広がる

原因

梅雨時の蒸れや雨による斑点病・炭疽病。つるが密集して風が通らないと広がりやすい。

対策

斑点の出た葉を取り除き、混み合ったつるを間引いて風を通します。雨が続く時期は軒下へ移します。

アグラオネマ葉に茶色い斑点や白く抜けた跡が出る

原因

直射日光による葉焼け。暗い場所から急に明るい窓辺へ移したときに起こりやすい。

対策

焼けた葉は戻らないので付け根から切り、レースカーテン越しの明るい日陰へ戻します。置き場所を明るくするときは1〜2週間かけて少しずつ慣らしてください。

アグラオネマ・シルバークイーン葉に白く抜けた斑点や茶色い焼け跡が出る

原因

直射日光による葉焼け。薄い銀葉は緑葉の品種より短時間で焼ける。

対策

焼けた葉は戻らないため付け根から切り取り、鉢を窓から50cmほど離すか、午後の西日が入らない位置へ移します。次に出る葉が本来の銀色なら置き場所は合っています。

アジアンタム葉裏に茶色い点が並んでいる

原因

シダの胞子嚢。葉の縁に規則正しく並ぶものは病気でも害虫でもない。

対策

そのままで問題ありません。不規則に付いて爪で押すと動くならカイガラムシなので、歯ブラシで落とします。胞子嚢はこすっても取れないので見分けられます。

アジアンタム・ミクロフィラムガラス容器の中で株元が黒く傷む

原因

容器を密閉したままにしたことによる蒸れとカビ。

対策

黒い部分を取り除き、1日1回ふたを開けて換気します。土の表面に白いカビが出たら、その部分の土を取り除きます。

アレカヤシ茎や葉の付け根に白や茶色の粒が付いてベタつく

原因

カイガラムシの寄生。風通しの悪い場所で茎や葉の付け根に付き、排泄物で葉がベタつき、すす病を招くこともある。

対策

歯ブラシや綿棒でこすり落とし、数が多ければ観葉植物用の殺虫剤を散布します。ベタついた葉は濡らした布で拭き取ります。混み合った茎を間引いて風通しを良くすると再発を防げます。

アロカシア・ゼブリナ葉柄がべたべたして黒く汚れる

原因

葉柄の付け根に付いたカイガラムシの排せつ物と、それに生えるすす病。縞模様にまぎれて虫を見落としやすい。

対策

歯ブラシや綿棒で虫をこすり落とし、葉柄を濡れた布で拭きます。数が多い場合は殺虫剤を2週間おきに2〜3回散布します。

クワズイモ葉先から水滴が出て床が濡れる

原因

根から吸い上げた余分な水を葉の水孔から出す溢液という生理現象。水やりの翌朝や湿度の高い日に起こりやすく、病気ではない。

対策

心配はいりませんが、毎日続くなら水が多すぎるので、土の表面が乾くまで間隔を空けます。水滴は床や家具を拭き取り、念のためペットがなめないようにします。

アンスリウム葉に茶色い斑点が広がる

原因

多湿と風通しの悪さによる葉の病気、または直射日光による葉焼け。葉水のしすぎで葉が長時間濡れたままになると起こりやすい。

対策

斑点の出た葉は切り取り、株の間隔を空けて風を通します。葉水は朝に行い夕方までに乾く程度にし、直射日光が当たっている場合はレースカーテン越しに移してください。

アンスリウム・クリスタリナム葉に黒っぽい斑点が広がる

原因

蒸れによる斑点病や、葉の表面に水滴が長く残ったことによる傷み。ケースで加湿して換気しないと起きやすい。

対策

斑点の出た葉は付け根から外し、ケースは1日数回開けて換気し、小型の扇風機で空気を動かします。葉水は朝に軽く行い、夜までに乾くようにしてください。

チランジア・ウスネオイデス飾りに使ったら下の植物にカビが出た

原因

鉢植えの株元に厚くかぶせたため、鉢土が乾かず、ウスネオイデスと鉢土の両方が蒸れた。

対策

鉢から外して、枝や流木に軽く絡ませるか、鉢から離して吊るします。鉢土は乾くまで水やりを控えます。

オキザリス・トリアングラリス葉にオレンジ色の粉のような斑点が出る

原因

さび病です。屋外で育てた株や、風通しが悪く湿った環境で発生しやすくなります。

対策

症状の出た葉を早めに切り取り、水は株元に与えます。被害が広い場合は葉をすべて刈り込み、新しい葉に更新します。

ギボウシ葉に不規則な模様が出て、葉がねじれたり縮んだりする

原因

ホスタウイルスX(HVX)などのウイルス病。治療法はなく、汁液や刃物を介して他の株に伝染する。

対策

疑わしい株は根ごと掘り上げて処分し、使ったハサミやスコップは消毒します。同じ場所に新しいギボウシをすぐ植えるのは避け、購入時は葉の模様が品種本来のものか確認してください。

コウモリラン葉に黒い斑点が広がる

原因

炭疽病(多湿・蒸れ・風通しの悪さ)

対策

患部を切り取り、風通しを改善して水やりを控える。ひどい場合は殺菌剤を散布する

コーヒーの木葉のツヤがなくなりベタつきも出てきた

原因

カイガラムシの寄生とその排泄物(甘露)。放置するとすす病を併発する。

対策

葉裏と枝を歯ブラシで清掃し、ベタつきは濡れた布で拭き取ります。月1回の葉拭きを習慣にすれば再発をほぼ防げます。

コーヒーの木葉に茶色い斑点ができて広がる

原因

直射日光による葉焼けが最も多い。春に急に屋外へ出したときに起こりやすい。

対策

レースカーテン越しの光に戻し、屋外に出すなら半日陰から2週間かけて慣らします。焼けた葉は戻らないので切り取り、新しい葉の状態で回復を判断します。

ザミオクルカス葉に白い綿や茶色い粒が付いている

原因

カイガラムシ。葉軸の付け根や小葉の裏に付き、放置すると排泄物で葉がべたつきすす病の原因になる。

対策

歯ブラシや湿らせた布でこすり落とします。数が多い場合は殺虫剤を1週間おきに2〜3回散布してください。月1回の葉拭きを習慣にすると早期に見つけられ、再発しにくくなります。

サンスベリア葉の根元がブヨブヨになる

原因

水のやりすぎによる根腐れ・軟腐病

対策

水やりを完全に止め、腐った部分を切除して1週間乾かす。新しい乾いた土に植え替え、健全な葉は葉挿しに使う

サンスベリア・シリンドリカ編み込みの内側の葉が柔らかく変色した

原因

編み目の内側に水が残って蒸れ、軟腐病が進んだ。葉水や葉にかかる水やりが原因になりやすい。

対策

傷んだ葉だけを編み目から抜き取り、風通しの良い場所で乾かします。以後は葉に水をかけず、株元の土に注ぎます。新しい葉は編み目と無関係に伸びるので、世代交代を待ちます。

サンスベリア・ゼラニカ群生株の内側の葉が柔らかくなり異臭がする

原因

過湿による軟腐病。葉が密になった株の内側は風通しが悪く、株元が乾きにくい。

対策

傷んだ株を株元で切り取るか抜き取り、隙間に乾いた土を足して風を通します。水やりを控え、5〜8月に株分けで密度を下げると再発を防げます。健康な葉は葉挿しで再生できます。

サンスベリア・ムーンシャイン株元が柔らかくなり黒ずんできた

原因

過湿による軟腐病。冬の水やりや、ロゼットの中心に溜まった水が原因になりやすい。

対策

傷んだ葉を株元で切除し、土から抜いて根を数日乾かしてから乾いた土に植え直します。以後は株元の土にだけ水を注ぎ、冬は断水します。健康な子株があれば株分けで保険をかけます。

サンスベリア・ローレンチ株元がブヨブヨして異臭がする

原因

過湿による軟腐病。冬の水やりが多いと起こりやすい。

対策

傷んだ葉を根元から切除し、土から抜いて根を数日乾かします。健康な葉が残っていれば株分けで再生します。冬は断水の管理に切り替えてください。

シェフレラ葉がベタベタし、床まで点々と汚れる

原因

カイガラムシの排泄物(甘露)。放置すると甘露に黒カビが生えるすす病に発展する。

対策

葉裏と枝の付け根の虫を歯ブラシでこすり落とし、ベタつきは濡れ布で拭き取ります。多発時はマシン油乳剤を散布します。月1回の葉拭きを習慣にすると早期発見できます。

シンゴニウム葉の形が変わって切れ込みが入る

原因

株の成熟による正常な変化。つるが伸びて上へ登るほど、矢じり形の葉が3つから5つ以上に深く切れ込んだ形に変わっていく。病気ではない。

対策

矢じり形の葉を保ちたいなら、5〜8月につるを15〜20cmに切り戻すと、脇芽から若い形の葉が出ます。切れ込んだ葉を楽しむなら支柱に這わせて育てます。

シンゴニウム株元が黒くぶよぶよになる

原因

過湿による根腐れや軟腐病。冬の低温期に土が乾かないまま水を与え続けると、茎の付け根から腐りが進む。

対策

水を止めて鉢から抜き、黒く柔らかい根と茎を健康な部分まで切り取って新しい乾いた土に植え直します。被害が大きい場合は、上部の元気なつるを挿し木にして株を更新します。

オーガスタ葉がベタついて黒いすすのような汚れが付く

原因

カイガラムシの排泄物にすす病のカビが広がったもの。葉柄の重なりや葉裏に虫が潜んでいる。

対策

黒い汚れは濡れ布巾で拭き取り、カイガラムシを歯ブラシで落とします。多い場合は殺虫剤を散布し、月1回の葉拭きで再発を防ぎます。

ストレリチア葉が葉脈に沿ってバリバリに裂ける

原因

病気ではなく自然な性質。原産地の強風を受け流すため、葉は裂けやすくできている。室内でも扇風機の風や接触で裂ける。

対策

切る必要はありません。裂けた葉も光合成は問題なく行います。見た目が気になる場合は風の通り道を避けた場所に置き、屋外では台風の前に壁際や室内に退避させると新しい葉の裂けを減らせます。

ストレリチア・マンデラズゴールド葉が縦に裂ける

原因

風で大きな葉が揺れて裂けるのはストレリチアの性質で、病気ではない。

対策

裂けた葉も光合成を続けるので残してかまいません。屋外では風の当たりにくい場所に置き、気になる葉だけ新しい葉が出てから付け根で切ります。

スパティフィラム葉が白っぽく焼けて茶色い斑点が出た

原因

直射日光や西日による葉焼け。窓辺の夏の光は林床育ちの葉には強すぎる。

対策

窓から1〜2m離した明るい日陰に移します。焼けた葉は戻らないので付け根から切り取り、新しい葉がそろうまで水を切らさず管理してください。1〜2か月で見た目が整います。

セラギネラテラリウムの中で白いカビが生える

原因

ふたを閉めきった容器の中の蒸れです。茶色く傷んだ葉が残っていると、そこからカビが広がりやすくなります。

対策

カビの出た部分と傷んだ葉を取り除き、ふたを1日に数回開けて換気します。容器を直射日光の当たらない場所に置きます。

ディフェンバキア・マリアンヌ葉に黒いすすのような汚れが付く

原因

カイガラムシの排せつ物に生えるすす病。明るい葉色のため、黒い汚れが目立ちやすい。

対策

葉の付け根や葉裏のカイガラムシをブラシでこすり落とし、汚れは濡れた布で拭き取ります。その後も月1回の葉拭きで付け根と葉裏を確かめ、虫が残っていないか見ます。

ドラセナ・コンパクタ新しい葉が何か月も出てこない

原因

もともと成長が非常に遅い性質に加え、暗い場所や冬の低温で成長がほぼ止まっている。病気ではないことが多い。

対策

葉に艶があり幹が硬ければ問題ありません。春〜夏にレースカーテン越しの窓辺へ数週間移し、5月以降に少量の肥料を与えると、中心から新しい葉が出てきます。肥料を増やしても成長は大きく速まらないので、与えすぎに注意します。

ネフロレピス・ダッフィー丸い小葉に白い斑点が散る

原因

ハダニの吸汁。乾燥した部屋で増えやすい。

対策

浴室のシャワーで葉の裏まで洗い流し、葉水で湿度を上げます。発生が続く場合は殺ダニ剤を7〜10日おきに2〜3回散布します。

ネフロレピス・ダッフィー土の中に丸い玉がある

原因

タマシダの系統が地下の茎に作る、水を蓄えるための塊。病気ではない。

対策

硬く白っぽい玉はそのまま土に戻します。黒く柔らかく腐ったものだけを取り除き、植え替え後の水やりは表面が乾いてからにします。

ピレア・ペペロミオイデス葉のふちや表面に茶色い斑点が出た

原因

直射日光による葉焼け、または過湿ストレス。肥料の与えすぎでも出る。

対策

レースカーテン越しの光へ移動し、水やりを土が乾いてから2〜3日後に徹底します。肥料は月1回の薄めた液肥にとどめます。傷んだ葉は戻らないため、新しい葉の状態で判断します。

カシワバゴムノキ葉の縁や葉先が茶色く枯れ込み、葉に赤茶色の斑点が出る

原因

水の与えすぎか与えなさすぎの極端な乾湿差、または空気の乾燥。大きな薄い葉は水分バランスの乱れが縁から現れる。

対策

土の表面が乾いたらたっぷり、乾く前には与えない、を徹底します。冬の暖房で湿度が40%を切る場合は葉水か加湿器を。枯れ込んだ部分は戻らないので、広がる場合のみ縁に沿って切り取ります。

ゴムの木幹や葉の付け根がベタベタする

原因

カイガラムシの排泄物(甘露)。放置するとすす病を併発する。

対策

虫をブラシでこすり落とし、ベタつきを濡れた布で拭き取ります。風通しの確保と月1回の見回りで再発を防ぎます。

フィカス・アルテシマ幹や葉の付け根がベタベタし、黒いすすのような汚れが付く

原因

カイガラムシの排泄物(甘露)と、それを栄養にするすす病。大きな葉の裏や枝の分かれ目に付きやすい。

対策

歯ブラシで成虫をこすり落とし、濡れ布で葉の表裏を拭きます。多発時はマシン油乳剤を散布。月1回の葉拭きを習慣にすると早期発見でき、再発もほぼ防げます。

フィカス・ウンベラータ葉に茶色い斑点ができる

原因

直射日光による葉焼け、または葉裏のハダニ

対策

レースカーテン越しに移し、葉裏を確認してハダニがいればシャワーで洗い流す。焼けた葉は元に戻らない

フィカス・ベンジャミン葉や床がベタベタし、黒いすすのような汚れが付く

原因

カイガラムシの排泄物(甘露)と、それを栄養にするすす病。枝の付け根や葉裏に白や茶色の粒状の虫が付いている。

対策

古い歯ブラシや綿棒でこすり落とし、株全体をシャワーで洗います。多発時はマシン油乳剤を散布。すす病の付いた葉は濡れ布で拭き取ります。月1回のシャワー浴と内側の枝抜きで風通しを保つと再発を防げます。

フィロデンドロン・メラノクリサム葉に黒い斑点が出て、成長が止まる

原因

寒さによる傷み。13°Cを下回る環境や、冷たい窓辺の冷気に当たると起こりやすい。

対策

16°C以上を保てる部屋の内側へ移し、水は控えめにして春まで休ませます。傷んだ葉は回復しないので、新しい葉が開いてから外します。

フィロデンドロン・ワロクアナム葉に黒っぽい斑点が広がる

原因

高湿度のケースや温室棚で空気が動かず、蒸れて斑点病などが出ている。

対策

斑点の出た葉は付け根から外し、小型の扇風機で常に空気を回します。ケースは1日数回開けて換気し、葉の表面に水滴が長く残らないように加湿は空気側で行います。

プテリス葉の色があせて茶色い斑点ができる

原因

直射日光による葉焼け。窓辺で夏の日差しや西日が当たると、短時間でも葉が傷む。

対策

レースカーテン越しか、直射日光の入らない明るい場所へ移します。焼けた葉は戻らないので、見た目が気になる場合は株元から切ります。

ベゴニア・レックス葉に白い粉が広がる

原因

うどんこ病。葉が湿ったまま空気がよどむ環境で発生し、銀色の模様の品種では見落としやすい。

対策

指でこすって取れる粉なら病気なので、その葉を付け根から切り取ります。葉水をやめ、風通しの良い明るい日陰に移します。広がる場合はベゴニアに使える殺菌剤を散布し、新しい葉に出ないか確かめます。

ペペロミア・ホープ葉が黄色っぽく色あせ、茶色い斑点が出る

原因

直射日光や照明の熱による葉焼け。吊り鉢を窓の上部や照明の近くに掛けると起こりやすい。

対策

レース越しの光が届く位置へ移し、照明からは30cm以上離します。焼けた葉は戻らないため付け根から取り、新しい葉がきれいに開けば回復しています。

ポトス・パーフェクトグリーン葉がベタついて黒いすすのような汚れが付く

原因

カイガラムシの排泄物に、すす病のカビが広がったもの。風の通らない暗い場所で増えやすい。

対策

濡れた布で葉を拭き、カイガラムシは歯ブラシでこすり落とします。風通しの良い明るい場所に移し、茂りすぎた部分は間引いて再発を防ぎます。

ポトス・パールアンドジェイド白い部分の中の斑点が消えてエンジョイのような葉になる

原因

枝変わり由来の品種のため、斑点のない葉が付いたつるが出ることがあるといわれる。光不足で模様がぼやけている場合もある。

対策

斑点のない葉ばかりのつるは、斑点のある葉が付いた節まで切り戻します。挿し木で増やすときも、斑点のはっきりした葉の付いたつるを選んでください。明るさを確保すると模様が出やすくなります。

マランタ・ケルコベアナ葉の斑点が薄くなってきた

原因

多くは葉の成長に伴う自然な変化。新しい葉まで薄い場合は光不足。

対策

古い葉だけなら心配いりません。新しい葉の斑点も薄く葉が小さいときは、窓の光が届く明るい日陰へ移します。

ユッカ葉先が茶色く枯れ込む

原因

暖房やエアコンによる空気の乾燥、または2年以上植え替えていない根詰まり。病気ではない。

対策

風の通り道を避け、週1回の葉水で湿度を補います。枯れた葉先は斜めに切って整え、2年以上植え替えていなければ5〜8月に一回り大きな鉢へ植え替えてください。殺菌剤は不要です。

花・草花の「病気・カビ・斑点」事例(71件)

アサガオ本葉が出た頃に苗が根元から倒れた

原因

幼苗期の過湿による立ち枯れ病、またはネキリムシの食害。

対策

倒れた苗は回復しないので抜き取り、残りは表面が乾いてから水を与えるようにします。株元の土を浅く掘ってネキリムシがいれば捕殺し、6月中なら種をまき直しても間に合います。

アジサイ葉に白い粉がふく

原因

うどんこ病。風通しが悪く枝が混み合っている

対策

白くなった葉を取り除き、混み合った枝を透かして風を通す。広がっている場合は専用殺菌剤を散布する

アジサイ花が茶色く腐る

原因

梅雨時の灰色かび病。咲き終わった花に雨が当たり続けた

対策

傷んだ花や咲き終わった花をこまめに切り取り、鉢植えは雨の当たりにくい風通しの良い場所へ移す

アネモネ春の後半、葉に白い粉(うどんこ病)が出た

原因

開花末期の株の疲れと風通し不足です。

対策

発症葉を除去して風を通します。開花末期なら実害は小さいため、花を楽しみ切ってから株を整理すれば問題ありません。

アネモネ花や株の中心が灰色のカビに覆われて腐る

原因

灰色かび病。花がらの放置と多湿、風通し不足が誘因です。

対策

傷んだ花と葉をすべて根元から取り除き、風通しの良い場所へ移します。水は株元に与え、花にかけないようにします。残った芽から回復します。

アマリリス葉や球根に赤い斑点や筋が出る

原因

アマリリスに多い赤斑病。雨に当たり続ける環境や過湿、葉や球根の首にかかる水で広がりやすい。

対策

斑点の出た葉を取り除き、雨の当たらない風通しの良い場所に移します。水は株元の土に与え、広がる場合は適用のある殺菌剤を散布します。植え替え時は傷んだ外皮をはがします。

エリカ株の内側の葉が茶色く枯れ込む

原因

梅雨から夏の蒸れです。枝が密集して風が通らず、株の中が湿ったままになると起こります。灰色かび病が出ていることもあります。

対策

枯れた枝を取り除き、混み合った枝を付け根から抜いて風を通します。雨の当たらない風通しの良い半日陰へ移し、水は朝に与えます。

ガーベラ花びらが茶色く溶けてカビが生えた

原因

灰色かび病。梅雨時の多湿と花がらの放置が誘因。

対策

傷んだ花とつぼみをすべて根元から引き抜き、雨の当たらない風通しの良い場所へ移します。水は株元にだけ与え、枯れ葉を取って風を通せば新しいつぼみは正常に開きます。

キク葉裏に白〜淡黄色のイボ状の斑点が出た

原因

白さび病。キク特有の重要病害で、多湿と株の老化で広がります。

対策

病葉を見つけ次第除去して処分し、風通しを確保します。多発する株は諦めて処分し、健康な冬至芽や挿し芽から株を更新するのが確実です。

キンギョソウ株元が茶色くなって突然しおれた

原因

立ち枯れ病です。連作と過湿で発生しやすくなります。

対策

発病した株は抜き取って処分し、周囲の株は水やりを株元だけにして風通しを確保します。翌年は新しい土を使い、株間を広めに取ります。

クリスマスローズ葉が黒くなる・黒い斑紋やねじれが出る

原因

ブラックデス(ウイルス病)。アブラムシが媒介

対策

治療法がないため感染株は処分し、使ったハサミは消毒。アブラムシを見つけ次第駆除して予防する

クリスマスローズ花や葉が茶色く腐る

原因

灰色かび病。多湿と花への水かけ

対策

傷んだ花と葉を取り除き、水は株元だけに与えて風通しを確保。古葉取りで予防する

クレマチス元気だったつるが一本だけ急にしおれた

原因

立ち枯れ病。株元の傷や病菌で導管が詰まるクレマチス特有の病気です。

対策

枯れたつるを地際で切除して処分します。深植えしてあれば地中の芽から高確率で吹き替わるため、株は諦めず水やりを継続して復活を待ちます。

クレマチス新芽や葉が白い粉をかぶったようになる

原因

うどんこ病。風通し不足と乾湿の差で発生し、春と秋に多く見られます。

対策

発症葉を取り除き、混み合ったつるを間引いて風を通します。多発時は専用薬剤を1週間おきに2回散布します。新しい葉は健全に育ちます。

センニンソウ下の葉が枯れ上がって株の内側が茶色い

原因

何年も剪定せずにつるが込み合い、株の内側に光と風が入らなくなっています。蒸れからうどんこ病などが広がることもあります。

対策

冬の12〜2月に、地際から2〜3節を残してつるを切り詰め、枯れたつるを取り除きます。翌春は新しいつるが株元から伸び、葉の付いた株に戻ります。

コスモスうどんこ病で葉が白くなった

原因

梅雨時の過湿と風通し不足です。密にまいた苗で起こりやすくなります。

対策

混み合った枝を間引いて風を通し、発症葉は除去します。秋の開花期には自然に収まることが多く、軽症なら経過観察で問題ありません。

サフラン摘んだ雌しべが乾かず、カビた

原因

厚く重ねたまま湿った場所に置いたため、乾くのに時間がかかりカビが生えたものです。

対策

カビたものは使わずに捨てます。次からは摘んだ当日に紙やクッキングシートの上に重ならないように広げ、風通しのよい日陰で数日乾かします。指で触ってパリッと折れるまで乾いたら、密閉容器に入れて暗く涼しい場所で保存します。

サポナリア花がらや葉に灰色のかびが出る

原因

灰色かび病です。咲き終わった花がらや枯れた葉が湿ったまま残ると、そこからかびが広がります。

対策

かびの出た花がらや葉を取り除き、株の周りの落ち葉も片付けます。水は株元に与えて花や葉を濡らさないようにし、込み合った茎を間引いて風を通します。

ガーデンシクラメン株の中心が灰色のカビで覆われて腐る

原因

灰色かび病。花がらや枯れ葉の放置、株の中心への水かけ、雨が続いて株元が乾かないことが誘因です。

対策

傷んだ花と葉を付け根からねじって抜き取り、雨の当たらない軒下へ移します。以後は葉をかき分けて株元の土に水を注ぎ、花がら摘みを3日に1回は行います。

シクラメン花や葉が株の中心から溶けるように腐る

原因

灰色かび病。球根への水かけ、花がらの放置、暖房の効いた多湿の環境が誘因になります。

対策

傷んだ部分を球根の付け根から引き抜いて除去し、風通しの良い涼しい場所へ移します。以後は底面給水か株元給水に切り替え、花がら摘みを徹底します。

シュウメイギク葉が白い粉をまぶしたようになった

原因

うどんこ病です。乾燥した時期に、株が混み合って風通しが悪いと出やすくなります。

対策

白くなった葉を取り除き、混み合った茎を間引いて風を通します。広がる場合は、うどんこ病に登録のある薬剤をラベルどおりに使います。

シンビジウム葉にモザイク状の斑や黒い斑点が広がる

原因

ウイルス病、または高温多湿による斑点性の病気です。ウイルス病は治療できません。

対策

モザイク状の斑なら株ごと処分し、使ったハサミを消毒して他の株への感染を防ぎます。黒い斑点だけなら病葉を取り除き、風通しの良い場所で殺菌剤を2回散布します。

スイートピー春の後半、葉が白い粉で覆われた

原因

うどんこ病です。密植と風通しの悪さで4〜5月に広がります。

対策

発症した葉を除去して風を通し、初期なら重曹を500倍に薄めた水を散布します。開花の最終盤なら病気より先に花を楽しみ切り、株を切り上げる時期と判断するのも手です。

スイセンスイセンの葉が倒れてだらしない

原因

花後の葉が長く伸びて自重で倒れる自然な性質です。病気ではありません。

対策

縛ったり編んだりせず、6月に黄変して枯れるまでそのまま残します。縛ると光合成が落ちて翌年の花が減ります。倒れた葉が気になる場合は、隣に春の草花を植えて隠します。

ストック株元が黒ずんで倒れた

原因

立ち枯れ病。過湿と株元への水かけ、深植えが誘因。

対策

発症株は抜き取って処分し、周囲の水はけを改善します。以後は株元給水を徹底し、根鉢の上面が土と同じ高さになる浅植えにして、株間15〜25cmで風を通します。

ストック咲き終わった花が茶色くなりカビが生えた

原因

灰色かび病。しおれた花を放置したまま湿度が高い状態が続くと発生する。

対策

カビの出た花と花穂を切り取って処分し、株元給水に切り替えて花を濡らさないようにします。週1回の花がら摘みと株間の確保が予防になります。

スノードロップ花や葉の付け根に灰色のカビが生えて腐る

原因

低温で湿った状態が続いて出る灰色かび病です。密植や、花に上から水をかけることでも出やすくなります。

対策

カビの出た葉や花は球根ごと早めに取り除いて処分し、周りの土の表面も入れ替えます。水は株元に与え、株間を5cm以上あけて風を通します。

ゼラニウム花が茶色く溶けてカビが生えた

原因

灰色かび病。咲き終わった花の放置と多湿が誘因。

対策

傷んだ花と花がらをすべて摘み取り、株元給水に切り替えます。風通しを確保すれば自然に収まります。

ダリア新芽や葉が縮れて委縮してきた

原因

ホコリダニの被害か、アブラムシが媒介するウイルス病です。

対策

ダニなら被害部を除去して薬剤散布で回復できます。葉にモザイク模様が出るウイルス病なら治療できないため、感染拡大を防ぐために株ごと処分し、ハサミを消毒します。

ダリア貯蔵中の球根がシワシワ・またはカビた

原因

乾燥しすぎ(シワ)か、湿気と傷(カビ)です。

対策

シワは軽度なら春の吸水で復活します。カビはカビの部分を取り除いて乾かし、おがくずやピートモスに埋めて5°C前後で貯蔵し直します。凍らせず乾かしすぎずが冬越しの合言葉です。

チューリップ花びらに筋状の模様や色むらが出る

原因

アブラムシが媒介するモザイク病(ウイルス病)です。品種本来の模様ではなく、年々花が小さくなります。

対策

治す方法はないので、周囲への感染を防ぐために発症株は球根ごと抜き取って処分します。3〜4月のアブラムシを早めに駆除し、使ったハサミは消毒してください。

チューリップ植え付けた球根が土の中で腐った

原因

水はけの悪い土、地温の高い9月の早植え、植え付け前に傷やカビのあった球根が原因です。

対策

腐った球根は周囲の土ごと取り除き、パーライトを1割足して水はけを改善します。植え付けは紅葉の見頃を待ち、硬く重い球根を選んでください。

チューリップ葉先が茶色く枯れ、球根の底が黒くなった

原因

球根腐敗病(フザリウム)で、高温多湿の土や傷んだ球根から感染します。保存中の球根にも出ます。

対策

発症した球根は処分し、同じ場所には2〜3年チューリップを植えないようにします。掘り上げた球根は風通しの良い日陰でよく乾かし、カビのある球根は保存前に取り除いてください。

デンドロビウム春に出た新芽が黒く溶けた

原因

軟腐病、または新芽の付け根に水がたまったことによる腐敗。ナメクジの食害が入口になることも。

対策

溶けた新芽は付け根から取り除き、風通しの良い場所で水苔を乾かし気味にします。脇から次の芽が出るので大切に育て、鉢は棚に上げてナメクジの侵入を防ぎます。

トリカブト株元が腐って茎が次々に倒れる

原因

梅雨から夏の高温多湿による根腐れや白絹病が考えられます。水はけの悪い土や、株元に枯れ葉がたまって風が通らない環境で起こりやすくなります。

対策

発病した株は周りの土ごとポリ袋に入れて処分し、手袋と道具をよく洗います。残った株は風通しを良くして乾かし気味に管理し、翌年は腐葉土や軽石を混ぜて水はけを改善した別の場所に植えます。

ニオイアヤメ根茎がぶよぶよになって悪臭がする

原因

軟腐病などによる根茎の腐敗です。梅雨どきの多湿、深植え、窒素の多い肥料が重なると起こりやすくなります。

対策

株を掘り上げ、やわらかい部分を固い部分まで切り取り、切り口を1〜2日乾かします。水はけの良い場所に浅植えで植え直し、水やりを控えます。

ニオイアヤメ葉に褐色の斑点が出る

原因

葉に斑点の出る病気です。長雨や風通しの悪さで広がりやすくなります。

対策

斑点の出た葉を取り除き、枯れ葉もこまめに片付けて株元の風通しを良くします。株の上から水をかけないようにします。

ネモフィラ春の後半、株の内側が蒸れて溶けるように枯れてきた

原因

密植と多肥で茂りすぎた株の蒸れによる灰色かび病です。梅雨入り後なら寿命のサインでもあります。

対策

傷んだ茎をすべて取り除き、混んだ部分をすかして風を通します。水やりは株元だけにします。梅雨入り後の衰えは寿命なので、種を採って翌秋につなぎます。

ネリネ葉が赤茶色の斑点だらけになる

原因

ヒガンバナ科の球根に出やすい赤斑病などの病気が考えられます。過湿と風通しの悪さで出やすくなります。

対策

斑点の多い葉は取り除き、鉢の間隔をあけて風を通します。水は株元に与え、葉に水をかけないようにします。広がる場合は、症状に合う登録薬剤をラベルどおりに使います。

ノースポール花びらが茶色く傷み、灰色のカビが見える

原因

灰色かび病です。花がらの放置と長雨、多湿が誘因になります。

対策

傷んだ花と花がらをこまめに摘み取り、株元給水と風通しの確保をします。晴天が1-2週間続けば新しい花が咲きます。

ハボタン株元が黒ずんでぐらつき、嫌な臭いがする

原因

過湿と深植えによる根腐れ、または軟腐病。

対策

腐った株は回復しないので抜き取り、寄せ植えの残りは水を控えて土を乾かします。次回は根鉢を崩さず浅めに植え、水は乾いてから午前中に与えてください。

パボニア葉や枝がベタベタして黒いすすが付く

原因

アブラムシ、コナジラミ、カイガラムシの排せつ物に、すす病のカビが生えたものと考えられます。新芽や葉裏、枝の付け根に虫が付いていることが多いです。

対策

アブラムシとコナジラミはシャワーで洗い流し、カイガラムシは歯ブラシでこすり落とします。すすは湿らせた布で拭き取り、数が多い場合は殺虫剤を表示どおりに使います。

バラ葉に黒い斑点が出て黄変し、次々落葉する

原因

黒星病です。バラ最大の病害で、雨の泥はねと葉の濡れから感染し、梅雨と秋雨の時期に広がります。

対策

病葉と落ち葉を徹底的に除去して処分し、株元にマルチングをします。薬剤は7-10日おきのローテーション散布が有効ですが、根本対策は耐病性品種への切り替えです。株は落葉しても枯れず、新しい葉を出して回復します。

バラ新芽やつぼみが白い粉をまぶしたようになる

原因

うどんこ病です。春秋の昼夜の寒暖差と風通し不足で発生し、窒素過多の柔らかい新芽が狙われます。

対策

発生初期に重曹水や専用薬剤を散布し、混み合った枝を整理して風を通します。施肥のバランスを見直し、株の周囲に30cm以上の空間を確保します。

パンジー花びらに小さな白い斑点やかすれが出る

原因

スリップス(アザミウマ)の吸汁被害、または灰色かび病の初期です。

対策

被害花は早めに摘み取り、多発時は園芸用の薬剤を使います。灰色かび病なら花がら摘みと株元給水、風通しの改善で抑えられます。

パンジー大輪の花びらが雨で茶色く溶けてカビが出る

原因

灰色かび病です。花びらの大きいパンジーはビオラより雨で傷みやすく、花がらの放置と多湿で広がります。

対策

傷んだ花と花がらをすべて摘み取り、雨の当たらない風通しの良い場所へ移します。株元給水を徹底すれば1-2週間で新しい花が咲きます。

ビオラ葉に白い粉がつく

原因

うどんこ病

対策

白くなった葉を取り除いて風通しを改善し、殺菌剤を散布。株を詰めすぎている場合は間引く

ビオラ花や葉が灰色のカビで腐る

原因

灰色かび病(多湿、花がらの放置、上からの水やり)

対策

カビた花と葉をすべて取り除き、株元に水を与えるよう切り替える。必要なら1/2に切り戻して風通しを確保

ビオラ真冬に花が止まり葉が紫色になる

原因

0°C以下の低温による生育の一時停止(病気ではない)

対策

そのまま日なたで管理し、水やりは乾いてから2-3日後の午前中に。2月下旬から液肥を再開すれば3月に再び咲きます

ヒマワリ梅雨明け後、下葉から斑点が出て枯れ上がる

原因

褐斑病やべと病で、密植と泥はねで広がります。株間が狭く風通しの悪い株で起こりやすい症状です。

対策

発症した下葉を取り除き、株間の風通しを確保します。開花には大きく影響しないことが多いので、上位の葉を守ることに注力し、水やりは株元に与えて泥はねを防ぎます。

ヒヤシンス水栽培の球根にカビが生えた

原因

球根本体が水に浸かりっぱなし、または風通し不足。

対策

水位を「根だけが水に触れる」高さまで下げ、カビは濡らしたティッシュで拭き取ります。軽度なら生育に影響しません。週1回の水替えと容器洗いも徹底を。

フジバカマ葉脈が黄色く網目状に浮き出て株が縮む

原因

コナジラミが媒介するウイルス病。斑入り品種と見間違えられることがあり、治す方法がない。

対策

症状の出た株は根ごと抜いて処分し、ほかの株へ広がるのを防ぎます。夏は葉裏の白く小さな虫(コナジラミ)を見つけたら早めに水で洗い流すか、用途に登録のある薬剤で防除します。新しい苗は葉脈に黄色い網目がないか確かめて買います。

プリムラ花や株元に灰色のカビが生えて腐る

原因

灰色かび病です。花がらや落ちた花びらが葉の上に残り、低温と多湿が重なると発生します。上から水をかけて株の中心が濡れたままになることも原因です。

対策

カビた花や葉をすぐに取り除き、花がら摘みを2〜3日に1回行います。水は株元に与え、鉢同士を10cmほど離して風通しを確保します。広がる場合は園芸用の殺菌剤を散布します。

ベゴニア葉に白い粉状のカビが広がった

原因

うどんこ病。ベゴニアの定番病害で、風通し不足と乾湿差が誘因です。

対策

発症葉を除去し、風通しを確保して初期なら重曹水か専用薬剤を散布します。株元給水と花がら摘みの徹底が再発防止になります。

ベゴニア真夏に花が止まり株が乱れた

原因

暑さによる夏バテです。四季咲き種の自然な中だるみで、病気ではありません。

対策

株を1/2に切り戻して半日陰で休ませ、涼しくなったら液肥を再開します。3-4週間で脇芽が茂り、秋にこんもり咲き直します。

ペチュニア梅雨で株が溶けるように傷んだ

原因

蒸れと灰色かび病です。雨と過湿に弱いペチュニアにとって梅雨は最大の試練で、切り戻し不足で茂りすぎた株ほど被害が出ます。

対策

傷んだ部分をすべて取り除き、健康な位置まで切り戻して雨の当たらない場所へ移します。株元が無事なら梅雨明けに復活します。来季は6月上旬の切り戻しと耐雨性品種で予防します。

ペチュニア花がしぼんで灰色のカビが生えている

原因

灰色かび病です。花に水がかかったことや花がらの放置、多湿が原因で発生します。

対策

カビの出た花と花がらをすべて摘み取り、株元給水に切り替えて風通しを確保します。雨の日は軒下へ移し、混み合った枝は切り戻します。

ポインセチアポインセチアの葉裏に白い小さな虫が飛ぶ

原因

オンシツコナジラミです。葉裏で吸汁し、排泄物ですす病を起こして葉が黒くなることもあります。

対策

葉裏に週2回シャワーをかけて洗い流し、黄色の粘着トラップを設置します。多発時は専用薬剤を使い、被害葉は取り除きます。1か月ほどで新しい葉が展開します。

マリーゴールド株元が黒ずんで急にしおれた

原因

梅雨時の過湿による立ち枯れ病。深植えや水はけの悪い土で起きやすい。

対策

しおれた株は回復しにくいため抜き取り、周囲の土は使い回さないようにします。残りの株は受け皿の水を捨てて乾かし気味にし、次回は浅植えと水はけの良い土で植え直してください。

ユリ葉に濃淡のモザイク模様が出て、年々弱る

原因

ウイルス病。アブラムシが媒介し、治療法はない。

対策

発症株は残念ですが掘り上げて処分し、感染源を断ちます。ハサミ・手指の消毒、アブラムシの早期駆除が予防のすべてです。健全株との植え場所の分離も有効。

ユリ梅雨時に葉に茶色い斑点が広がり枯れ上がる

原因

葉枯病(ボトリチス)。多湿と風通しの悪さで広がる。

対策

発症した葉を早めに取り除き、株の間隔を空けて風通しを確保します。水は株元に与え、葉を濡らさないようにします。多発するなら発生初期に殺菌剤を散布してください。

ラナンキュラス花びらが茶色く傷んで灰色のカビが出る

原因

灰色かび病です。花がらの放置と雨や多湿が誘因になります。

対策

傷んだ花と葉をすべて取り除き、雨の当たらない風通しの良い場所へ移します。花がらは根元からこまめに切り、株元に静かに水を与えて花弁を濡らさないようにします。

ラナンキュラス保存していた球根にカビが生えた

原因

掘り上げ後の乾燥不足か、ビニール袋などの風通しの悪い保存です。

対策

カビた球を取り除き、残りは水洗いして1週間陰干しし、ネット袋に移して25°C以下の涼しい場所で保存します。翌年からは掘り上げ後の水洗いと陰干しを丁寧に行います。

ラバテラ葉の裏にオレンジ色の粒が出る

原因

アオイ科に多いさび病です。風通しが悪く、葉が濡れた状態が続くと広がりやすくなります。

対策

症状の出た葉を早めに取り除き、落ち葉も片付けます。広がる場合はさび病に効く殺菌剤を使い、水は株元に与えて葉を濡らさないようにします。

ラベンダー葉に白い粉が付く

原因

うどんこ病(風通し不足)

対策

発生した葉を取り除き、混み合った枝を透かして風通しを改善。株元から静かに水を与え葉を濡らさない

リンドウつぼみや花が茶色くなって落ちる

原因

つぼみの時期の水切れか、花に上から水がかかって傷んだことが多い原因です。灰色かび病の場合もあります。

対策

土の表面が乾きかけたら株元に水を与え、花に水をかけないようにします。傷んだ花は早めに摘み取ります。

リンドウ新芽やつぼみに小さな虫が群がっている

原因

アブラムシです。汁を吸って花をゆがめ、ウイルス病を運ぶこともあります。

対策

水で洗い流すか、テープで取り除きます。数が多い場合は用途に登録のある園芸用の薬剤を使います。

ワレモコウ葉に白い粉をまぶしたような斑点が出る

原因

うどんこ病。株が混み合って風通しが悪いときや、梅雨明け後に乾燥と高温が続くと出やすい。

対策

白くなった葉は早めに取り除き、混み合った茎を間引いて風を通します。広がる場合は用途に登録のある薬剤をラベルどおりに使います。鉢植えは毎年2〜3月に植え替えて根詰まりを防ぎ、株の勢いを保つと出にくくなります。

胡蝶蘭葉が溶けるように腐る

原因

軟腐病(葉の付け根に溜まった水と蒸れ)

対策

消毒したハサミで発症部位を大きめに切除し、風通しを改善。葉の付け根に溜まった水はティッシュで吸い取る

矢車草葉に白い粉がつく

原因

うどんこ病。風通しの悪さと過湿、上からの水やりが誘因

対策

白くなった葉を取り除き、混みすぎた株を間引いて株間を空ける。水は株元に注ぎ、葉にかけない

矢車草株元が黒ずんで急にしおれる

原因

過湿や連作による立ち枯れ病、根腐れ

対策

発症株は抜いて処分し、周囲は水を4-5日切って乾かす。翌年は場所を変えて種をまき、梅雨の水やりを控える

野菜の「病気・カビ・斑点」事例(35件)

エンドウ春に葉が白い粉で覆われた

原因

うどんこ病です。4〜5月の乾燥と風通しの悪さ、チッソ過多、連作で発生しやすくなります。

対策

初期なら病葉を取り除き、重曹水や専用薬剤を散布します。脇づるを整理して風通しを確保してください。翌年は同じ場所を避け、4〜5年空けます。

エンドウ冬を越した株が春先に急にしおれた

原因

連作による立ち枯れ病やつる割れ病が疑われます。同じ場所での栽培や前作のマメ科が原因になります。

対策

しおれた株は抜き取って処分し、周りに広がる前に対処します。その場所ではマメ科を4〜5年育てないでください。プランターの新しい土で春まきをやり直すこともできます。

エンドウ新芽やつぼみにアブラムシが群がる

原因

春の暖かさで急増し、チッソ過多の柔らかい新芽に集まります。ウイルス病を媒介するため放置できません。

対策

見つけ次第、粘着テープで取るか薬剤で駆除します。追肥を控え、風通しを良くしてください。葉が縮れてモザイク状になった株は抜き取ります。

カブ根にコブができて生育が止まった

原因

根こぶ病。アブラナ科の連作と酸性で水はけの悪い土で、土中の病原菌が根に侵入して起きる。一度出ると数年は土に残る。

対策

発病株は根ごと抜いてゴミとして処分し、堆肥にしません。その場所は苦土石灰で酸度を中性寄りに調整し、アブラナ科以外を1〜2年作って休ませます。プランターは土を新しい培養土に替え、鉢も洗ってから使います。

カブ根が太る時期に株元がぬるぬると腐って臭う

原因

軟腐病。根が太る時期の多湿と、密植による風通しの悪さで細菌が傷口から入って起きる。間引きや土寄せでできた傷、虫の食害痕が入口になりやすい。

対策

発病株は周りの土ごと取り除いて処分します。株間を10cm以上に広げて風通しを良くし、水は朝に株元へ与えて葉を濡らさないようにします。同じ場所での栽培は1〜2年空け、高畝にして水はけを改善してください。

キャベツ株がしおれて抜くと根にこぶがある

原因

根こぶ病。アブラナ科の連作と水はけの悪い酸性土壌で発生し、根がこぶ状に腫れて水を吸えなくなる。

対策

発症株は根ごと抜いて畑の外で処分し、土に戻さないでください。その場所はアブラナ科を2〜3年避け、苦土石灰で酸度を調整し、高畝にして水はけを改善します。

キャベツ葉の縁が黄色く三角形に枯れ込む

原因

黒腐病。多湿期に葉の縁の傷や虫の食害跡から細菌が入り、葉脈が黒くなって枯れ込む。

対策

発症葉を早めに取り除いて処分し、株元への水かけを避けて風通しを確保します。連作を避け、収穫後の残渣を畑に残さないことが翌年の予防になります。

キュウリ株全体が昼間しおれて夕方戻る、を繰り返して枯れる

原因

つる割れ病(土壌病害)の典型症状。株元が裂けてヤニが出ていれば確定的。

対策

発症すると治療は困難で、株は抜き取り処分します。予防がすべてで、接ぎ木苗を選ぶ、ウリ科の連作を2-3年避ける、プランターは新しい土を使う、の3点で次作はほぼ回避できます。

キュウリ葉に黄色い小斑点が出て褐色に枯れ広がる

原因

べと病。梅雨時の多湿と泥はねで感染が広がる。

対策

病葉は見つけ次第取り除き、株元に敷きわらをして泥はねを防止します。整枝で風を通し、水やりは朝に株元へ。進行が速い病気なので、初期の専用薬剤散布が有効です。

キュウリ葉に白い粉をまいたような斑点が出る(うどんこ病)

原因

風通し不足と葉面の乾燥で広がるカビの病気。梅雨明け後の高温期に多発する。

対策

病葉を取り除き、発生初期なら重曹水(水1Lに重曹1g)か専用薬剤を葉の裏表に散布します。下葉かきと整枝で風を通し、耐病性品種を選ぶと再発が減ります。

ゴーヤ下葉に白い粉がふいたように広がる

原因

うどんこ病です。カーテンの内側が混み合って風通しが悪くなる7月後半以降に出やすくなります。

対策

発症した葉を切り取って処分し、混んだ葉を抜いて風を通します。初期なら重曹を水で薄めたものを散布して抑えます。新しい葉が健康なら収穫への影響は小さいです。

サツマイモ株元の茎が黒く腐って葉が枯れ上がった

原因

基腐病の疑いがあります。カビの一種が原因で、株元やつるの付け根が黒く変色して腐り、イモの端からも腐敗が進みます。病気を持った種苗や畑に残った残渣から広がります。

対策

発症した株は抜き取って畑の外で処分し、収穫後はつると残渣を残さないでください。来季は健全な苗を購入し、同じ場所を1〜2年空けるか、袋栽培で新しい土に替えると安心です。

ジャガイモイモの表面がかさぶた状にざらざらしている

原因

そうか病。土がアルカリ性に傾いているか、ナス科の連作で病原菌が土に増えていることが原因です。石灰を入れた畑や、前作で石灰を多く使った場所で出やすくなります。

対策

皮を厚くむけば食べられます。次作は石灰を入れず、同じ場所を2〜3年空けてください。プランターは新しい培養土に替え、種イモは検査済みのものを使います。

ジャガイモ梅雨時に葉が黒褐色に枯れ広がった

原因

疫病。多湿と気温15-20°Cの条件で急速に広がるカビの病気で、葉に暗褐色の病斑が出て数日で株全体が枯れます。密植や風通しの悪さが発生を助長します。

対策

病斑のある葉と茎を切り取って畑の外で処分し、風通しを確保します。イモがある程度太っていれば早めに収穫して被害を止めます。次作は株間30cmを守り、雨の多い年は予防散布を検討してください。

シュンギク葉に黄色い斑点が出て、葉裏に灰色のカビが生える

原因

秋の長雨や密植で湿気がこもると出るべと病です。

対策

病気の葉は早めに摘み取って処分し、株間を15cm以上に間引いて風を通します。水は株元に与え、雨が続く時期はプランターを軒下に移します。

ソラマメ葉やさやに赤褐色の斑点が広がる

原因

赤色斑点病。春の多湿と、整枝をせず枝が混み合って風通しが悪くなったことで発生する。

対策

病斑の出た葉やさやを取り除いて処分し、細い枝を整枝して風を通します。株元への水かけを避け、連作を避けることが翌年の予防になります。

ダイコン根の表面に黒い筋や斑点が出た

原因

キスジノミハムシの幼虫による食害痕、または土壌病害。

対策

見た目の問題で味は落ちないため、皮を厚めにむいて食べられます。次作は防虫ネットと連作回避、完熟堆肥で発生を減らします。

タマネギ春に葉が黄白色にぼやけて枯れてきた

原因

べと病です。3〜4月の多湿と多肥が誘因で、葉に黄白色の病斑が広がり、灰色のカビが生えます。

対策

発病葉は取り除き、広がった株は抜いて処分します。周りの株に殺菌剤を散布し、水はけを改善します。翌年は同じ場所を避け、1〜2年空けてください。

トマト葉に褐色の斑点が出て広がる

原因

梅雨など多湿時に発生する疫病

対策

斑点の出た葉をすぐ取り除いて処分し、雨よけの下に移す。必要なら殺菌剤を散布し、下葉かきで風通しを確保する

トマト株が急にしおれて回復しない

原因

連作した土で発生する青枯れ病などの土壌病害

対策

治療法がないため株を抜いて処分し、土は再利用しない。翌年は新しい土と接ぎ木苗で、ナス科を3-4年育てていない場所に植える

ナス片側の枝の葉だけが日中しおれる

原因

半身萎凋病という土の病気です。株の半分ずつ症状が進むのが特徴で、ナス科の連作で発生しやすくなります。

対策

進行すると回復は難しく、被害株は抜き取って処分します。予防が肝心で、接ぎ木苗の利用とナス科の3-4年の連作回避でリスクを大きく減らせます。発症した土は再利用しないでください。

ニラニラの葉にオレンジ色の斑点が出る

原因

さび病です。春と秋の湿った時期に、肥料切れで株が弱ると出やすくなります。

対策

斑点の出た葉は刈り取って畑の外で処分し、追肥して株の勢いを保ちます。株間を空けて風通しをよくします。

ニンニク春に葉にオレンジ色の斑点が広がった

原因

さび病です。春先の多肥(特にチッソ)と多湿で多発し、放置すると葉が枯れて球の肥大が止まります。

対策

発症葉を除去し、追肥を止めます。軽症なら収穫への影響は限定的です。来季は2月末で追肥を打ち切る止め肥の徹底と、風通しの良い株間で予防します。

ニンニク冬から春にかけて株元が腐って葉が倒れた

原因

春腐病や球の腐敗で、水はけの悪い土や冬の過湿、傷んだ種球が原因です。雨続きの年に多く発生します。

対策

腐った株は抜き取って処分し、周りの株は乾き気味に管理します。来季は畝を15-20cmに高くし、水はけの良い土に替え、健全な種球だけを植えてください。連作を避けて1年空けると再発が減ります。

ネギ葉にオレンジ色の粉のような斑点が出た

原因

さび病。雨の多い時期と窒素肥料の与えすぎで発生しやすく、春先に多い。

対策

発症葉を刈り取って処分し、乾かし気味で風通しの良い管理に切り替えます。追肥は2週間ほど止め、刈り取り収穫で株をリセットすると新しい葉はきれいに伸びます。

ハクサイ結球部の外葉が溶けて悪臭がする

原因

軟腐病。結球期の過湿と、傷口からの細菌感染。

対策

発症株は感染源になるため早めに抜き取り処分します。予防は高畝と水はけの改善、株元を傷つけない管理、食害痕が感染口になるため害虫防除の徹底です。

ハクサイ葉がかすり状に白くなってきた

原因

コナガやハスモンヨトウの食害、またはべと病の初期。

対策

葉裏を確認し、幼虫がいれば捕殺してネットの隙間を補修します。病気なら発症葉を除去して風通しを確保します。

ハクサイ株がしおれ、根にこぶができている(根こぶ病)

原因

アブラナ科の連作、酸性土、排水不良で土中の病原菌が増え、根に大小のこぶを作って水を吸えなくなった。

対策

発症株は根ごと抜いて土に残さず処分します。その場所は1-2年アブラナ科を作らず、苦土石灰で酸度を矯正し、高畝で水はけを改善します。根こぶ病に強い品種を選ぶのも有効です。

ピーマン実のお尻が黒く凹んで腐ったようになる

原因

尻腐れ果です。病気ではなく、乾湿差でカルシウムを吸収できない生理障害です。

対策

被害果は摘み取り、敷きわらと定期的な水やりで水分を安定させます。応急処置としてカルシウム資材の葉面散布も有効です。土に石灰が入っていても、水切れすると吸えないのがこの障害の正体です。

ピーマン株が急にしおれて水を与えても戻らない

原因

青枯病などの土壌病害です。ナス科の連作や高温多湿の土で発生します。

対策

発症株は根ごと抜いて処分し、同じ場所ではナス科を2〜3年育てません。プランターの土は再利用せず、来季は接ぎ木苗を選ぶと被害を減らせます。

ブロッコリー株がしおれて根にこぶができている

原因

根こぶ病です。アブラナ科を連作した水はけの悪い土壌で発生し、根が膨れて水を吸えなくなります。

対策

発症株は根ごと抜いて処分し、その場所では2〜3年アブラナ科を育てないようにします。高畝にして水はけを改善し、植え付け前の石灰で酸度を整えると発生を抑えられます。

ホウレンソウ葉裏に灰色のカビ状の斑点が出た

原因

べと病。多湿と密植、同じ場所での連作で増える。葉の表には黄色い斑点が出る。

対策

発病した葉を取り除き、株間を6cm以上に間引いて風通しを良くします。水やりは午前中に株元へ。次作は耐病性品種を選び、畑では1〜2年あけてください。

ミニトマト葉が巻く・内側に丸まる

原因

肥料過多、または強い日差しと水切れ。まれにウイルス病

対策

追肥をいったん止めて様子を見る。葉が縮れてモザイク状に黄色い場合はウイルス病なので株を抜いて処分する

ミニトマト下葉に褐色の斑点が広がる

原因

梅雨の長雨で発生した疫病

対策

斑点の出た葉をすぐ取り除き、軒下や雨よけの下に移して株元の風通しを良くする。茎まで進んだ株は抜き取る

レタス株元が溶けるように腐って臭う

原因

軟腐病などの細菌による病気です。土の過湿や密植、葉や株元の傷口から菌が入ることで起きます。

対策

発病した株は抜き取って処分します。水は土が乾いてから株元に与え、株間を広げて風通しをよくします。

果樹の「病気・カビ・斑点」事例(23件)

イチゴ実が白いカビに覆われて腐る

原因

灰色かび病です。開花から収穫期の長雨、過湿、風通し不足で多発します。

対策

発症した実と花がらはすぐに取り除いて処分します。雨の当たらない軒下へ移し、枯れ葉を整理して風を通してください。敷きワラで実が土に触れないようにするのも効果的です。

イチゴ葉に白い粉をまぶしたような斑点が出る

原因

うどんこ病です。春と秋の昼夜の寒暖差が大きい時期に発生しやすくなります。

対策

発症した葉を取り除き、株間を空けて風通しを確保します。実が付いている時期は食用作物に使える薬剤や重曹水スプレーで初期に抑えるのがコツです。

カキ秋、葉に黒い斑点が出て早々に落葉した

原因

落葉病(円星落葉病、角斑落葉病)です。早期に落葉すると実も熟せず落ちます。

対策

落ち葉は病原菌の越冬場所なので、すべて集めて処分します。翌年は6〜7月に予防散布を2回行うと効果的で、数年続けると発生が目に見えて減ります。

キウイ枝や幹から赤茶色の液がにじみ、枝が枯れる

原因

キウイフルーツかいよう病の可能性があります。細菌による病気で、春に傷口や芽の付け根から赤褐色の液が出て、葉に黄色い縁取りのある褐色の斑点が出ることがあります。

対策

症状のある枝は健全な部分まで切り取り、袋に入れて処分します。はさみは作業ごとに消毒し、剪定は晴れた日に行います。広がる場合は病害虫防除所や園芸店に相談します。

サクランボ(暖地桜桃)熟す前の実が茶色く腐って落ちる

原因

雨の多い時期に出やすい灰星病などのカビによる病気です。風通しが悪く、実が濡れたままになると広がります。

対策

腐った実は木に残さず拾って処分します。冬に混み合った枝を間引いて風を通し、実の時期は雨に当てないようにします。

ザクロザクロの実が熟す前に割れる・腐る

原因

夏から秋に乾いた後の大雨や、急な水やりで実が水を吸い、皮が割れたためです。割れ口から雨やカビが入ると腐ります。

対策

鉢植えは実が色づき始めたら雨の当たらない場所へ移します。割れた実は食べられる部分が傷む前に早めに収穫し、腐った実は取り除きます。

ジューンベリー葉にオレンジ色の斑点が出る

原因

近くにあるビャクシン類(カイヅカイブキなど)から病原菌が移る赤星病の可能性があります。白い粉が付く場合はうどんこ病です。

対策

斑点の出た葉は取り除いて処分します。赤星病は近くのビャクシン類と距離をとるのが根本の対策で、鉢植えは置き場所を離します。

パッションフルーツ葉に黄色いまだら模様が出て縮れる

原因

アブラムシなどが広げるウイルス病の可能性があります。

対策

治す方法はないため、症状のある株はほかの株から離し、処分を検討します。アブラムシを早めに防ぎ、剪定ばさみは株ごとに消毒して使います。

ヒメリンゴ葉にオレンジ色の斑点が出て、裏に毛のようなものが生える

原因

赤星病です。カイヅカイブキなどのビャクシン類で冬を越した病原菌が、4〜5月の雨で飛んでリンゴの仲間の葉に移ります。

対策

斑点の出た葉は取り除いて処分します。近くのビャクシン類から離した場所へ鉢を移し、翌年は展葉期から用途に登録のある薬剤で予防します。

ヒメリンゴ葉に白い粉をまぶしたようなカビが出る

原因

うどんこ病です。春と秋の乾燥した時期や、日当たりと風通しの悪い株で広がりやすくなります。

対策

白くなった葉や新芽を早めに摘み取り、冬の剪定で枝を間引いて風を通します。広がる場合は用途に登録のある薬剤をラベルどおりに散布します。

フェイジョア葉や枝が黒いすすで汚れる

原因

枝や葉裏に付いたカイガラムシの排せつ物にカビが生えるすす病です。風通しの悪い株で起こりやすくなります。

対策

殻をブラシでこすり落とし、混み合った枝を間引いて風を通します。冬に用途に登録のあるマシン油乳剤をラベルどおりに使うと翌年の発生が減ります。

ブドウ新梢や幼果に黒い斑点が広がる

原因

黒とう病。春から梅雨にかけて雨で胞子が広がり、新梢・葉・幼果に黒い斑点を作ります。雨ざらしの環境と、前年の罹病枝の残りが主な感染源です。

対策

斑点の出た新梢と幼果は切り取って処分し、雨よけを設置します。冬に罹病枝を残さず剪定し、粗皮を削って越冬病原を減らします。発芽前の予防散布も有効です。

ブドウ袋をかけなかった房が熟す直前に腐った

原因

晩腐病。幼果期に感染し、糖度が上がる熟期に発症して房を腐らせます。雨が媒介し、袋をかけていない房ほど被害が集中します。

対策

腐った房と巻きひげを取り除いて処分します。翌年は摘粒後すぐの6月に袋かけをし、雨よけを設置します。冬の清掃と幼果期の予防散布を組み合わせると被害は大きく減ります。

ブドウ葉の裏に白い粉のようなカビが出て葉が落ちる

原因

べと病。梅雨から夏の多湿期に、葉裏に白いカビ状の胞子が出て葉が黄変・落葉します。風通しが悪く雨に当たる環境で多発します。

対策

罹病葉を摘み取って処分し、混み合った新梢を整理して風通しを良くします。鉢植えは軒下へ移し、庭植えは雨よけを検討します。発生初期なら家庭用のボルドー液で抑えられます。

ユスラウメユスラウメの実が茶色く腐って落ちる

原因

梅雨どきに出やすい灰星病などのカビによる病気です。熟した実を木に長く残すと広がりやすくなります。

対策

腐った実は拾って処分し、熟した実は早めに収穫します。冬の剪定で枝を間引き、株の中まで風が通るようにします。

ユスラウメ新芽が縮れて小さな虫が付いている

原因

春の新芽にアブラムシが集まり、汁を吸っているためです。放っておくと葉が縮れ、すす病の原因にもなります。

対策

数が少ないうちに指でつぶすか、水で洗い流します。多いときは被害を受けた芽ごと切り取り、窒素の多い肥料を控えます。

ラズベリー熟す前の実が灰色のカビに覆われる

原因

梅雨の長雨と枝の混み合いで湿気がこもり、灰色かび病が出ています。取り残した熟しすぎの実から広がることもあります。

対策

カビた実は見つけしだい取り除いて処分し、熟した実は毎日収穫します。混んだ枝を間引き、鉢植えは雨の続く時期だけ軒下へ移します。

キンカン葉や枝が黒いすすで覆われる

原因

すす病です。カイガラムシやアブラムシの排せつ物にカビが生えたもので、枝の分かれ目や葉裏に白や茶色の小さな虫が付いていることが多いです。

対策

カイガラムシは歯ブラシでこすり落とし、黒い汚れは湿らせた布で拭き取ります。冬の12〜2月にマシン油乳剤を散布すると数が減ります。枝を間引いて風通しを良くすると再発を防げます。

ミカン実の皮が汚れたり黒い点が付いたりする

原因

黒点病の可能性が高いです。枯れ枝に付いた病原菌が雨で飛び散り、実や葉に細かな黒い点を作ります。味には影響しませんが、見た目が悪くなります。

対策

枯れ枝は病原の温床なので、3月の剪定と生育中の見回りで見つけ次第切り取ります。風通しの良い樹形に整え、梅雨前に予防散布をすると発生が減ります。

ミカン葉や枝がベタベタして黒いすすのようになる

原因

カイガラムシの排泄物にすす病のカビが繁殖しています。風通しの悪い枝の分かれ目にカイガラムシが付き、その甘い排泄物に黒いカビが広がって光合成を妨げます。

対策

カイガラムシは歯ブラシでこすり落とし、混み合った枝を整理して風通しを良くします。冬の12〜2月にマシン油乳剤を散布すると越冬中の虫を減らせ、翌年のすす病もほぼ止まります。

ユズ葉や実にかさぶたのような斑点が出た

原因

雨と風で広がるかいよう病やそうか病が考えられます。トゲや強風でできた傷から病原菌が入りやすくなります。

対策

斑点の出た葉や枝を取り除いて処分し、混み合った枝を間引いて風通しをよくします。広がる場合は用途に登録のある薬剤をラベルどおりに使います。

ライム葉や実にかさぶたのような茶色い斑点が出る

原因

雨と風で広がり、トゲや虫の食べ跡の傷から入るかいよう病です。メキシカンライムは特にかかりやすいとされます。

対策

斑点の出た葉や枝を取り除いて処分し、雨の続く時期は軒下へ移します。強い風で枝が擦れない場所に置き、必要なら用途に登録のある薬剤を使います。

レモン葉や実にかさぶた状の斑点が出る

原因

風擦れや棘の傷から感染するかいよう病

対策

発症した葉と実を取り除いて処分し、風の強い場所を避ける。混み枝を剪定して風通しを良くし、長い棘は切っておく

ハーブの「病気・カビ・斑点」事例(6件)

バジル茎の根元が黒くなって倒れる

原因

梅雨の過湿と風通し不足による立ち枯れ病

対策

発症株は抜いて処分し、残りの株は株間を20cm以上空けて風通しを確保する。水は朝に与え、受け皿の水は捨てる

ミント葉が白くなる

原因

風通し不足によるうどんこ病

対策

白くなった葉を取り除き、株全体を1/2に刈り込んで風通しを改善する。刈った後は2-3週間で健全な新芽に置き換わる

ミント冬に地上部が枯れる

原因

耐寒性の強い多年草の自然な休眠(病気ではない)

対策

枯れた茎を地際で刈り取り、月2-3回の水やりで土をカラカラにしない。3-4月に地下茎から新芽が出る

ミント葉裏にオレンジ色の斑点が出る

原因

梅雨から夏の蒸れによるさび病

対策

発症した葉を取り除いて処分し、混み合った枝を刈り込んで風通しを確保する。水は株元に与え葉を濡らさない

メドースイート葉に白い粉をまぶしたような斑点が出る

原因

うどんこ病です。梅雨から夏、風通しの悪い蒸れた場所で発生しやすくなります。

対策

白くなった葉を取り除き、株の間を空けて風通しを良くします。広がる場合は、ハーブとして使わない株に限って園芸用の殺菌剤を使います。

ローズマリー葉に白い粉が付く

原因

風通しが悪い場所でのうどんこ病

対策

白くなった葉を取り除き、混み合った枝を透かして風通しを改善する。水は株元に与え、葉を濡らさない

庭木・樹木の「病気・カビ・斑点」事例(29件)

アゴニス枝や葉の付け根に白い塊が付き、葉が黒く汚れる

原因

カイガラムシの発生と、その排せつ物によるすす病です。風通しの悪い場所で増えやすくなります。

対策

歯ブラシでこすり落とし、数が多い場合は庭木用の殺虫剤を散布します。込み合った枝を間引いて風通しを良くします。

アボカド葉に茶色や黒の点々(斑点)が出る

原因

白っぽくかすれた細かな点ならハダニ、黄色く縁取られた茶〜黒の丸い斑点なら炭疽病などの病気、急に強い日に当てた後の茶色い斑なら葉焼けが主な原因です。

対策

ハダニは葉裏を流水で洗い、葉水を続けます。病気の斑点は傷んだ葉を取り除き、株元に水を与えて葉を濡らさず、広がる場合は殺菌剤を使います。葉焼けした葉は戻らないので、明るい日陰から少しずつ日に慣らします。

ウメ実の表面に黒い斑点が出る

原因

黒星病です。梅雨時の雨で広がるウメの代表的な病害です。

対策

見た目の問題で加工用途には支障ないことが多いです。落葉と落果の清掃と、冬剪定での風通しの確保が予防の基本で、気になる年は開花後から予防散布を行います。

ウメモドキ枝や幹に白や茶色の小さな殻が付き、葉が黒く汚れる

原因

カイガラムシと、その排せつ物に生えるすす病。風通しの悪い場所や混み合った枝で発生しやすい。

対策

殻は古い歯ブラシでこすり落とし、黒く汚れた枝は剪定で間引きます。冬の落葉期に用途に登録のあるマシン油乳剤を散布すると予防になります。

サクラ枝の一部がほうき状に密生し、その枝だけ花が咲かない

原因

てんぐ巣病です。カビによる病気で、放置すると数年で樹全体に広がります。

対策

病枝を付け根から切除して必ず処分し、切り口に癒合剤を塗ります。切除が唯一の対策なので、見つけたシーズンの冬に確実に行ってください。

シマトネリコ枝葉が茂りすぎて内側が蒸れ、すす病も出てきた

原因

剪定不足による過密と、カイガラムシの発生です。

対策

透かし剪定で内側の枝を抜いて風を通し、カイガラムシはブラシで除去します。年2回(3〜4月と9月)の剪定リズムに乗せれば再発しません。

センリョウ葉や枝が黒いすすで汚れる

原因

風通しの悪い株に付いたカイガラムシの排せつ物にカビが生えるすす病です。

対策

枝の殻を歯ブラシでこすり落とし、混み合った古い枝を根元から間引きます。冬に用途に登録のあるマシン油乳剤をラベルどおりに散布すると予防になります。

ツツジ花や新芽が白く膨らんで餅のようになった

原因

もち病です。ツツジ科特有のカビの病気で、多湿と日照不足で出やすくなります。

対策

膨らんだ部分を見つけ次第もぎ取って処分すれば、それ以上広がりません。風通しと日当たりを改善し、落ち葉を掃除して越冬源を減らします。

カンツバキ葉や枝が黒いすすで覆われる

原因

カイガラムシやアブラムシの排せつ物にカビが生えるすす病です。刈り込みで内側が混み合い、風通しが悪いと出やすくなります。

対策

枝に付いたカイガラムシを歯ブラシでこすり落とし、花後の剪定で内側の混み枝を抜いて風を通します。冬にマシン油乳剤を散布すると予防になります。

カンツバキ新しい葉が厚く膨らみ、白っぽくなる

原因

春に新葉に出るもち病です。湿気が多く風通しの悪い株で発生しやすい病気です。

対策

膨らんだ葉は白い粉が出る前に摘み取って処分します。翌年に備えて混み枝を間引き、株の内側まで風が通るようにします。

サザンカ葉や枝が黒いすすで汚れる

原因

枝に付いたカイガラムシの排せつ物にカビが生えるすす病です。

対策

枝の殻をブラシでこすり落とし、混み合った枝を間引きます。冬に用途に登録のあるマシン油乳剤をラベルどおりに散布すると翌年の発生が減ります。

サザンカ咲いた花びらに茶色いしみが出て傷む

原因

開花中の雨や上からの水やりで花びらが傷んだか、低温多湿で出る灰色かび病です。

対策

傷んだ花と落ちた花びらを早めに取り除き、水は株元に与えます。鉢植えは雨の続く時期だけ軒下へ移すと、花がきれいに咲きそろいます。

チャノキ葉に茶色い斑点ができ、葉が落ちる

原因

雨の多い時期に出やすい炭疽病などのカビの病気です。混み合った枝や水はけの悪い土で広がりやすくなります。

対策

斑点の出た葉と落ち葉を集めて処分し、混み枝を間引いて風通しを良くします。水はけが悪い場合は鹿沼土を混ぜて土を改良します。

ツバキ咲いた花が茶色く腐って落ちる

原因

花腐菌核病です。落花の放置が感染源になるカビの病気です。

対策

傷んだ花と落花をこまめに拾って処分し、感染サイクルを断ちます。数年続けると発生が目に見えて減ります。

ツバキ葉が黒いすすで覆われてべたつく

原因

カイガラムシの排泄物に付くすす病です。枝や葉裏に白や茶色の粒があれば確定です。

対策

カイガラムシを歯ブラシでこすり落とし、冬にマシン油乳剤を散布します。すすは濡れた布で拭き取り、透かし剪定で風通しを良くすると再発しにくくなります。

ドウダンツツジ枝に白い粒が付き、葉が黒いすすで汚れる

原因

カイガラムシとその排泄物に付くすす病です。風通しの悪い場所で増えます。

対策

カイガラムシを歯ブラシでこすり落とし、冬にマシン油乳剤を散布します。すすは濡れた布で拭き取り、花後に透かし剪定で風を通すと再発しにくくなります。

ナンテン茎や葉が黒いすすで汚れる

原因

株元の風通しが悪く、茎に付いたカイガラムシの排せつ物からすす病が出ています。

対策

殻をブラシでこすり落とし、2〜3月に古い茎を根元から切って風通しをよくします。冬にマシン油乳剤をラベルどおりに散布すると予防になります。

ナンテン新しい葉が縮れたり、まだら模様が出たりする

原因

新芽に付くアブラムシやナンテンキジラミの吸汁か、アブラムシが運ぶウイルス病が考えられます。

対策

虫が見えれば水で洗い流し、被害の大きい葉を取り除きます。まだら模様が広がって治らない株はウイルス病の疑いがあるので、株ごと処分します。

ニシキギ枝に白い殻が付き、葉が黒くすすけたようになる

原因

カイガラムシと、その排せつ物に生えるすす病。刈り込みだけで管理して枝が混み合った株に多い。

対策

成虫は竹べらなどで樹皮を傷めないようにかき落とし、6〜7月に幼虫が動き回る時期に用途に登録のある薬剤を散布します。落葉期に混んだ枝を元から間引いて風を通すことが予防になります。

フジ枝や幹にこぶができた

原因

こぶ病(細菌による腫瘍)。剪定の切り口や傷から感染することが多い。

対策

こぶを健全部まで切り取り、切り口に癒合剤を塗ります。使ったハサミは消毒し、切ったこぶは袋に入れて処分します。株全体が弱ることは少なく、以後は適期剪定で傷を減らします。

ボケ葉にオレンジ色の斑点が出る

原因

赤星病です。菌がカイヅカイブキなどのビャクシン類とボケの間を行き来して広がり、春から初夏に発生します。

対策

斑点の出た葉を取り除いて処分します。翌年からは4〜5月の新芽の時期に殺菌剤を散布し、可能ならビャクシン類と離して植えます。

ボケ株元に硬いこぶができて勢いが弱る

原因

根頭がんしゅ病の可能性があります。土の中の細菌が傷口から入り、根や株元にこぶを作ります。

対策

回復は難しいため、株を掘り上げて周りの土ごと処分します。同じ場所にはバラ科の植物を植えず、使った刃物は消毒します。

マンリョウ葉に茶色い丸い斑点が広がる

原因

梅雨から夏の高温多湿で出やすい炭そ病などの病気が考えられます。

対策

斑点の出た葉を取り除いて処分し、水は葉にかけず株元へ与えます。雨の続く時期は鉢を軒下へ移し、風通しのよい場所で管理します。

ムラサキシキブ葉に白い粉をふいたような斑点が広がる

原因

うどんこ病。日当たりと風通しの悪い場所で、梅雨どきから秋にかけて発生しやすい。

対策

白くなった葉は早めに取り除き、混み合った枝を付け根から間引いて風を通します。広がる場合は用途に登録のある殺菌剤を散布します。冬の剪定で枝数を整えておくのが一番の予防です。

ムラサキシキブ冬に枝先が枯れたように見える

原因

コムラサキでよく見られる自然な性質。細く伸びた枝の先は冬に枯れ込みやすく、病気とは限らない。

対策

春に芽が動いたら、芽の出ない枯れた部分だけを切り取ります。花は春に伸びた新しい枝に咲くので、枝先が枯れても実付きにはほとんど影響しません。

キンモクセイ葉が黒く汚れている

原因

すす病。カイガラムシの排泄物に黒カビが生えた状態。

対策

元凶のカイガラムシを枝ごとチェックしてこすり落とし、混み枝を剪定して風を通します。冬のマシン油乳剤散布が翌年の予防に効果的です。

ギンモクセイ葉が黒いすすで汚れる

原因

枝に付いたカイガラムシの排せつ物にカビが生えるすす病です。

対策

枝の殻をブラシでこすり落とし、混み合った枝を間引いて風を通します。冬にマシン油乳剤をラベルどおりに散布すると翌年の発生が減ります。

ヒイラギ葉や枝が黒いすすで汚れる

原因

枝や葉裏に付いたカイガラムシの排せつ物にカビが生えるすす病です。生け垣の内側など風通しの悪い場所で出やすくなります。

対策

殻をブラシでこすり落とし、混み合った枝を間引いて風を通します。冬に用途に登録のあるマシン油乳剤をラベルどおりに散布すると翌年の発生が減ります。

モミジ新芽の葉が丸まって縮れ、ベタつく

原因

4-6月のアブラムシの吸汁。排泄物で葉がベタつき、すす病を招くこともあります。

対策

水で洗い流すか、園芸用の薬剤を散布します。縮れた葉は戻りませんが、駆除後に伸びる葉は正常です。株元の混み枝を抜いて風通しを良くすると発生が減ります。

多肉植物の「病気・カビ・斑点」事例(5件)

アガベ葉の表面に白い斑点が出て、その部分が硬くなった

原因

葉焼け。室内で冬越しした株を春にいきなり直射日光に当てたときに起こる。

対策

焼けた部分は元に戻りませんが、株は枯れません。いったん半日陰に移し、1〜2週間かけて少しずつ日光に慣らします。傷んだ葉が気になる場合は、新しい葉が数枚出てから付け根で外します。

カランコエ花や茎が灰色のカビに覆われる

原因

灰色かび病。咲き終わった花がらを放置したまま、多湿で風通しの悪い環境に置くと発生する。

対策

被害部分を花茎ごと切り取って処分し、風通しの良い場所へ移して水を控えます。以後は週1回の花がら摘みを習慣にし、花に水をかけず株元に注ぐようにすると再発を防げます。

グリーンネックレス茎の先端に小さな虫が群がっている

原因

アブラムシ。春の新芽の時期にセネシオの仲間に付きやすく、汁を吸って生育を妨げ、排泄物ですす病を招くこともある。

対策

数が少なければシャワーで洗い流し、多い場合は多肉植物にも使える殺虫剤を散布します。被害のひどい茎は根元から切り取り、1〜2週間は毎日先端を確認します。

パキポディウム秋から冬に葉が黄色くなって全部落ちる

原因

夏型のパキポディウムが気温の低下に合わせて休眠に入る自然な落葉。幹が硬ければ病気ではない。

対策

水を断水か月1回程度に減らし、10°C以上の明るい窓辺で管理します。春に最低気温が15°Cを超えて新芽が動いたら、水を少しずつ再開します。幹が柔らかい場合は根腐れを疑います。

ミセバヤ梅雨どきに株元が黒く溶けるように腐る

原因

多湿による軟腐病や根腐れ。ミセバヤは乾燥に強い反面、蒸れと過湿に弱く、雨に当たり続けると株元から傷む。

対策

傷んだ茎は健全な部分を残して切り取り、黒く柔らかい部分はすべて取り除きます。鉢は雨の当たらない風通しのよい軒下へ移し、土が乾くまで水を止めます。残った元気な茎は挿し芽にして株を残しておくと安心です。

サボテンの「病気・カビ・斑点」事例(1件)

竜神木冬に肌へ茶色や黒の斑点が出た

原因

低温による傷みです。竜神木はほかの柱サボテンより寒さにやや弱く、5°Cを下回る場所や、冷え込む窓際に置くと肌が傷みます。湿った状態で冷えるとさらに出やすくなります。

対策

すぐに5°C以上の日当たりの良い室内へ移し、春まで水を止めます。斑点が広がらなければそのまま様子を見て、柔らかく腐ってきた場合は健全な部分で胴切りして仕立て直します。

その他の植物の「病気・カビ・斑点」事例(2件)

コケテラリウムの中に白いふわふわしたカビが生えた

原因

密閉環境の汚れ(枯れ葉・持ち込んだ有機物)と換気不足。

対策

カビと傷んだ部分をピンセットで除去し、数日フタを開けて換気します。広がる場合は薄めた木酢液を綿棒で患部に。清潔な栽培品のコケを使い、瓶内に有機物を持ち込まないのが予防です。

芝生直径30cm-1mの円形に枯れる

原因

ラージパッチや春はげ症などの病気。水はけの悪さ、サッチの蓄積、日中の散水が誘因。

対策

枯れた部分のサッチをかき出し、エアレーションと目土で水はけを改善します。散水は朝に限り、広がる場合は芝用の殺菌剤を規定通りに使います。回復には目土と施肥で周囲からのランナーを促します。

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