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病気・カビ・斑点——原因と対策を植物別に

うどんこ病・灰色かび病・すす病・ウイルス病など、症状から病気を見分けて対処する方法を植物別にまとめました。

58件の事例を収録

ミント葉が白くなる

原因

うどんこ病

対策

風通しを改善し、ひどい場合は病葉を除去

ミニトマト葉が巻く

原因

肥料過多またはウイルス病

対策

追肥を控え、ウイルスが疑われる場合は株を除去

トマト葉に黒い斑点

原因

疫病(多湿時に発生)

対策

雨よけ栽培にし、病葉を除去。予防的に薬剤散布

コウモリラン黒い斑点が出る

原因

炭疽病(多湿・蒸れ)

対策

風通しを改善し、患部を切除。殺菌剤を散布

クリスマスローズ葉が黒くなる

原因

ブラックデス(ウイルス病)

対策

感染株は処分する。治療法はない

ビオラ葉に白い粉

原因

うどんこ病

対策

風通しを改善し、殺菌剤を散布

サンスベリア・ローレンチ株元がブヨブヨして異臭がする

原因

過湿による軟腐病。冬の水やりが多いと起こりやすい。

対策

傷んだ葉を根元から切除し、土から抜いて根を乾かします。健康な葉が残っていれば株分け・葉挿しで再生を。冬は断水気味の管理に切り替えてください。

シェフレラ葉がベタベタし、床まで点々と汚れる

原因

カイガラムシの排泄物(甘露)。放置すると甘露に黒カビが生えるすす病に発展する。

対策

葉裏と枝の付け根の虫を歯ブラシでこすり落とし、ベタつきは濡れ布で拭き取ります。多発時はマシン油乳剤を散布。月1回の葉拭きを習慣にすると早期発見できます。

イチゴ実が白いカビに覆われて腐る

原因

灰色かび病。開花〜収穫期の長雨・過湿・風通し不足で多発する。

対策

発症した実と花がらは即座に取り除いて処分(伝染源になります)。雨の当たらない場所へ移動し、枯れ葉を整理して風を通します。敷きワラで実が土に触れないようにするのも効果的です。

イチゴ葉に白い粉をまぶしたような斑点が出る

原因

うどんこ病。春と秋の昼夜の寒暖差が大きい時期に発生しやすい。

対策

発症葉を取り除き、株間を空けて風通しを確保します。実が付いている時期は食用可の薬剤(重曹水スプレーやカリグリーン等)で初期に抑えるのがコツです。

キュウリ株全体が昼間しおれて夕方戻る、を繰り返して枯れる

原因

つる割れ病(土壌病害)の典型症状。株元が裂けてヤニが出ていれば確定的。

対策

発症すると治療は困難で、株は抜き取り処分します。予防がすべて:接ぎ木苗を選ぶ、ウリ科の連作を避ける(2〜3年)、プランターは新しい土を使う、の3点で次作はほぼ回避できます。

キュウリ葉が黄色い小斑点→褐色に枯れ広がる

原因

べと病。梅雨時の多湿と泥はねで感染が広がる。

対策

病葉は見つけ次第取り除き、株元に敷きワラをして泥はねを防止。整枝で風を通し、水やりは朝に株元へ。進行が速い病気なので、初期の専用薬剤散布が有効です。

ナス片側の枝の葉だけが日中しおれる

原因

半身萎凋病(土壌病害)。株の半分ずつ症状が進むのが特徴。

対策

進行すると回復は難しく、被害株は抜き取ります。予防が肝心:接ぎ木苗の利用とナス科の連作回避(3〜4年)でリスクを大幅に減らせます。発症した土は再利用しないでください。

ヒヤシンス水栽培の球根にカビが生えた

原因

球根本体が水に浸かりっぱなし、または風通し不足。

対策

水位を「根だけが水に触れる」高さまで下げ、カビは濡らしたティッシュで拭き取ります。軽度なら生育に影響しません。週1回の水替えと容器洗いも徹底を。

シクラメン花や葉が株の中心から溶けるように腐る

原因

灰色かび病。球根への水かけ・花がらの放置・暖房の効いた多湿環境が誘因。

対策

傷んだ部分を球根の付け根から引き抜いて除去し、風通しの良い涼しい場所へ。以後は底面給水か株元給水に切り替え、花がら摘みを徹底します。

パンジー花びらに小さな白い斑点やかすれが出る

原因

スリップス(アザミウマ)の吸汁被害、または灰色かび病の初期。

対策

被害花は早めに摘み取り、多発時は専用薬剤を。灰色かび病なら花がら摘みと株元給水・風通しの改善で抑えられます。

コスモスうどんこ病で葉が白くなった

原因

梅雨時の過湿と風通し不足。

対策

混み合った枝を間引いて風を通し、発症葉は除去します。秋の開花期には自然に収まることが多く、軽症なら経過観察でOKです。

コーヒーの木葉のツヤがなくなりベタつきも出てきた

原因

カイガラムシの寄生とその排泄物(甘露)。放置するとすす病を併発。

対策

葉裏と枝をブラシで清掃し、ベタつきは濡れ布で拭き取ります。月1回の葉拭きを習慣にすれば再発をほぼ防げます。

キンモクセイ葉が黒く汚れている

原因

すす病。カイガラムシの排泄物に黒カビが生えた状態。

対策

元凶のカイガラムシを枝ごとチェックしてこすり落とし、混み枝を剪定して風を通します。冬のマシン油乳剤散布が翌年の予防に効果的です。

ダイコン根の表面に黒い筋や斑点が出た

原因

キスジノミハムシの幼虫による食害痕、または土壌病害。

対策

見た目の問題で味は落ちないため、皮を厚めにむいて食べられます。次作は防虫ネット+連作回避+完熟堆肥で発生を減らします。

ホウレンソウ葉裏に灰色のカビ状の斑点が出た

原因

べと病。多湿と密植で発生しやすい。

対策

発症葉を除去し、間引きで株間を確保して風を通します。次作は耐病性品種(R-7など交配種)を選ぶとほぼ回避できます。

カブ根にコブができて生育が止まった

原因

根こぶ病。アブラナ科の連作と排水不良の土壌で発生する土壌病害。

対策

発症株は抜き取り処分し、その場所でのアブラナ科栽培を数年休みます。次作は連作回避・高畝・石灰による酸度矯正で予防を。プランターなら新しい土で完全リセットできます。

ペチュニア梅雨で株が溶けるように傷んだ

原因

蒸れと灰色かび病。雨と過湿に弱いペチュニアの最大の試練。

対策

傷んだ部分をすべて取り除き、健康な位置まで切り戻して雨の当たらない場所へ。株元が無事なら梅雨明けに復活します。来季は梅雨入り前の切り戻しと耐雨性品種で予防を。

ニンニク春に葉にオレンジ色の斑点が広がった

原因

さび病。春先の多肥(特にチッソ)と多湿で多発する。

対策

発症葉を除去し、追肥を止めます。軽症なら収穫への影響は限定的。来季は2月末で追肥を打ち切る「止め肥」の徹底と、風通しの良い株間で予防します。

ハクサイ結球部の外葉が溶けて悪臭がする

原因

軟腐病。結球期の過湿と、傷口からの細菌感染。

対策

発症株は感染源になるため早めに抜き取り処分します。予防は高畝・水はけ改善・株元を傷つけない管理・害虫防除(食害痕が感染口になります)の徹底です。

ハクサイ葉がかすり状に白くなってきた

原因

コナガやハスモンヨトウの食害、またはべと病の初期。

対策

葉裏を確認し、幼虫がいれば捕殺・ネットの隙間を補修。病気なら発症葉を除去して風通しを確保します。

アネモネ春の後半、葉に白い粉(うどんこ病)が出た

原因

開花末期の株の疲れと風通し不足。

対策

発症葉を除去し風を通します。開花末期なら実害は小さいため、花を楽しみ切ってから株を整理すればOKです。

エンドウ春に葉が白い粉で覆われた

原因

うどんこ病。エンドウ後半戦の定番で、風通し不足と乾燥が誘因。

対策

発症葉を除去し、重曹水か専用薬剤を散布します。収穫最盛期なら「病気より先に採り切る」姿勢でOK。来季は連作回避と風通しの良い誘引で予防を。

エンドウ冬を越した株が春先に急にしおれた

原因

連作による立ち枯れ病(つる割れ病)の可能性が高い。

対策

発症株は抜き取ります。エンドウは特に連作に敏感なため、同じ場所は4〜5年空けるのが鉄則。プランターなら毎年新しい土でこの問題を回避できます。

ヒマワリ梅雨明け後、下葉から斑点が出て枯れ上がる

原因

褐斑病・べと病。密植と泥はねで広がる。

対策

発症した下葉を除去し、株間の風通しを確保します。開花には大きく影響しないことが多いため、上位の葉を守ることに注力を。

カキ秋、葉に黒い斑点が出て早々に落葉した

原因

落葉病(円星・角斑落葉病)。早期落葉すると実も熟せず落ちる。

対策

落ち葉は病原菌の越冬場所:徹底的に集めて処分します。翌年は6〜7月の予防散布が有効。数年続けると発生が目に見えて減ります。

ミカン実の皮が汚れたり黒い点が付いたりする

原因

黒点病(枯れ枝が感染源)や、すす病(カイガラムシ由来)。

対策

枯れ枝を徹底的に除去し(黒点病の温床)、カイガラムシは冬のマシン油散布で退治します。見た目の問題で中身は食べられることがほとんどです。

ブドウ新梢や幼果に黒い斑点が広がる

原因

黒とう病。雨媒介のブドウ最重要病害。

対策

発症部は切除し、雨よけの設置を最優先で検討します。冬の剪定時に巻きひげ・罹病枝を残さず清掃し、芽吹き前の石灰硫黄合剤散布が翌年の予防に効きます。

ブドウ袋をかけなかった房が熟す直前に腐った

原因

晩腐病。幼果期に感染し熟期に発症する、雨由来の病気。

対策

被害房は見つけ次第除去して伝染源を断ちます。来季は「摘粒後すぐの袋かけ+雨よけ」で物理防御を:これだけで成功率が劇的に変わります。

ダリア新芽や葉が縮れて委縮してきた

原因

ホコリダニの被害か、アブラムシが媒介するウイルス病。

対策

ダニなら被害部を除去して薬剤散布で回復可能。葉にモザイク模様が出るウイルス病なら治療不可のため、感染拡大を防ぐべく株ごと処分し、ハサミを消毒します。

ダリア貯蔵中の球根がシワシワ・またはカビた

原因

乾燥しすぎ(シワ)か、湿気と傷(カビ)。

対策

シワは軽度なら春の吸水で復活します。カビは カビの部分を取り除いて乾かし、おがくずやピートモスに埋めて5°C前後で貯蔵し直します。「凍らせず・乾かしすぎず」が冬越しの合言葉です。

ピレア・ペペロミオイデス葉のふちや表面に茶色い斑点が出た

原因

直射日光による葉焼け、または過湿ストレス。

対策

レースカーテン越しの光へ移動し、水やりを「乾いてから」に徹底します。傷んだ葉は戻らないため、新しい葉の状態で判断を。

ゼラニウム花が茶色く溶けてカビが生えた

原因

灰色かび病。咲き終わった花の放置と多湿が誘因。

対策

傷んだ花と花がらをすべて摘み取り、株元給水に切り替えます。風通しを確保すれば自然に収まります。

ベゴニア葉に白い粉状のカビが広がった

原因

うどんこ病。ベゴニアの定番病害で、風通し不足と乾湿差が誘因。

対策

発症葉を除去し、風通しを確保して初期なら重曹水か専用薬剤を散布します。株元給水と花がら摘みの徹底が再発防止になります。

バラ葉に黒い斑点が出て黄変し、次々落葉する

原因

黒星病。バラ最大の病害で、雨の泥はねと葉の濡れから感染する。

対策

病葉と落ち葉を徹底的に除去・処分し、株元にマルチングを。薬剤はローテーション散布が有効ですが、根本対策は耐病性品種への切り替えです。株は落葉しても枯れず、新しい葉を出して回復します。

バラ新芽やつぼみが白い粉をまぶしたようになる

原因

うどんこ病。春秋の昼夜の寒暖差と風通し不足で発生。

対策

発生初期に重曹水や専用薬剤を散布し、混み合った枝を整理して風を通します。窒素過多の柔らかい新芽が狙われやすいため、施肥バランスの見直しも。

キク葉裏に白〜淡黄色のイボ状の斑点が出た

原因

白さび病。キク特有の重要病害で、多湿と株の老化で広がる。

対策

病葉を見つけ次第除去・処分し、風通しを確保します。多発する株は諦めて処分し、健康な冬至芽や挿し芽から株を更新するのが確実です。

サクラ枝の一部がほうき状に密生し、その枝だけ花が咲かない

原因

てんぐ巣病。カビによる病気で、放置すると数年で樹全体に広がる。

対策

病枝を付け根から切除して必ず処分し(燃えるゴミへ)、切り口に癒合剤を塗ります。切除が唯一の対策なので、見つけたシーズンの冬に確実に。

シマトネリコ枝葉が茂りすぎて内側が蒸れ、すす病も出てきた

原因

剪定不足による過密と、カイガラムシの発生。

対策

透かし剪定で内側の枝を抜いて風を通し、カイガラムシはブラシで除去します。年2回(3-4月と9月)の剪定リズムに乗せれば再発しません。

ツバキ咲いた花が茶色く腐って落ちる

原因

花腐菌核病。落花の放置が感染源になるカビの病気。

対策

傷んだ花と落花をこまめに拾って処分し、感染サイクルを断ちます。数年続けると発生が目に見えて減ります。

ウメ実の表面に黒い斑点が出る

原因

黒星病。梅雨時の雨で広がるウメの代表的病害。

対策

見た目の問題で加工用途には支障ないことが多いです。落葉・落果の清掃と冬剪定での風通し確保が予防の基本。気になる年は開花後からの予防散布を。

ツツジ花や新芽が白く膨らんで餅のようになった

原因

もち病。ツツジ科特有のカビの病気。

対策

膨らんだ部分を見つけ次第もぎ取って処分すれば、それ以上広がりません。多湿と日照不足で出やすいため、風通しと日当たりの改善を。

コケテラリウムの中に白いふわふわしたカビが生えた

原因

密閉環境の汚れ(枯れ葉・持ち込んだ有機物)と換気不足。

対策

カビと傷んだ部分をピンセットで除去し、数日フタを開けて換気します。広がる場合は薄めた木酢液を綿棒で患部に。清潔な栽培品のコケを使い、瓶内に有機物を持ち込まないのが予防です。

ネギ葉にオレンジ色の粉のような斑点が出た

原因

さび病。雨の多い時期と肥料過多で発生しやすい。

対策

発症葉を刈り取って処分し、乾かし気味+風通しの管理へ。刈り取り収穫でリセットできるのがネギの強みです。窒素の与えすぎも見直しを。

スイートピー春の後半、葉が白い粉で覆われた

原因

うどんこ病。マメ科のシーズン後半の定番。

対策

発症葉を除去して風を通し、初期なら重曹水で抑えます。開花最終盤なら「病気より先に楽しみ切る」姿勢で、株の切り上げ時期と判断するのも手です。

ゴムの木幹や葉の付け根がベタベタする

原因

カイガラムシの排泄物(甘露)。放置するとすす病を併発。

対策

虫をブラシでこすり落とし、ベタつきを拭き取ります。風通しの確保と定期チェックで再発を防ぎます。

ジャガイモイモの表面がかさぶた状にざらざらしている

原因

そうか病。アルカリ性土壌と連作で多発する。

対策

皮を厚めにむけば食べられます。次作は①石灰を入れない、②連作を避ける、③種イモは検査済み品を使う、の3点でほぼ防げます。酸度をやや酸性側(pH5.0-5.5)に保つのがコツです。

ジャガイモ梅雨時に葉が黒褐色に枯れ広がった

原因

疫病。多湿で一気に広がるジャガイモ最重要病害。

対策

発症葉・株は早めに除去して処分し、拡大を防ぎます。イモが十分育っていれば早めの収穫も選択肢。予防は風通しの確保と、多発地域では蕾の頃からの予防散布です。

ピーマン実のお尻が黒く凹んで腐ったようになる

原因

尻腐れ果。病気ではなくカルシウム欠乏(乾湿差が吸収を妨げる生理障害)。

対策

被害果は摘み取り、水分を安定させます(敷きワラ+定期的な水やり)。応急処置にはカルシウム資材の葉面散布も有効。土に石灰は入っていても、水切れすると吸えないのがこの障害の正体です。

ユリ葉に濃淡のモザイク模様が出て、年々弱る

原因

ウイルス病。アブラムシが媒介し、治療法はない。

対策

発症株は残念ですが掘り上げて処分し、感染源を断ちます。ハサミ・手指の消毒、アブラムシの早期駆除が予防のすべてです。健全株との植え場所の分離も有効。

ノースポール花びらが傷み、灰色のカビが見える

原因

灰色かび病。花がらの放置と長雨・多湿が誘因。

対策

傷んだ花と花がらをこまめに摘み取り、株元給水と風通しの確保を。晴天が続けば自然に収まります。

ストック株元が黒ずんで倒れた

原因

立ち枯れ病。過湿と株元への水かけが誘因。

対策

発症株は抜き取り処分し、周囲の水はけを改善します。以後は株元給水を徹底し、密植を避けて風を通します。

クレマチス元気だったつるが一本だけ急にしおれた

原因

立ち枯れ病。株元の傷や病菌で導管が詰まるクレマチス名物。

対策

枯れたつるを地際で切除して処分します。深植えしてあれば地中の芽から高確率で吹き替わるため、株は諦めず水やりを継続して復活を待ちます。

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