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ザミオクルカス・ゼンジーの育て方

Zamioculcas zamiifolia 'Zenzi'公開日: 最終更新日:

ザミオクルカス・ゼンジーの育て方の要点

水やり
土が完全に乾いてから数日後(2〜3週に1回)
置き場所
間接光
冬越し
10°C 以上を保つ

Hapot編集部より

ザミオクルカス・ゼンジーは、丸みのある小葉が重なり合うように詰まって付く矮性品種で、枯れにくいZZプランツを小さく、ころんとした姿で楽しみたい人に向いています。通常のザミオクルカスとの違いは、葉軸が短く弓なりに湾曲し、その短い軸に丸い小葉がすき間なく重なることで、まっすぐ立つ葉軸に小葉が整然と並ぶ通常種とは印象がまったく異なります。同じ小型のザミクロとの違いもこの点で、ザミクロが通常種をそのまま縮めたような端正な姿なのに対し、ゼンジーは小葉が密集してもこもこと茂ります。

高さは30〜50cmほどにとどまるとされ、成長はとても遅く、葉色は通常種よりやや濃い緑です。塊茎に水を蓄える性質や耐陰性は通常種と同じですが、小葉が重なる株の中心は乾きにくく、蒸れと水のやりすぎに一段と注意が必要です。卓上や棚の上に置いて、彫刻のような形を長く楽しめる一鉢です。

ザミオクルカス・ゼンジーの姿

分類・基本データ

科
サトイモ科
属
ザミオクルカス属 Zamioculcas
種
ザミオクルカス・ゼンジー 'Zenzi'
別名
ゼンジー、ザミオクルカス・ゼンジ、ZZゼンジー、ミニZZ
原産地
東アフリカ原産のザミオクルカス・ザミーフォリアから選抜された矮性の園芸品種で、オランダで育成されたとされます。

ザミオクルカス・ゼンジーの育て方の5つのポイント

水やり

土が完全に乾いてから数日後(2〜3週に1回)

日光

間接光

温度の目安

10-30°C

湿度

30-60%

土

水はけの良い多肉植物用土または軽石を混ぜた観葉植物用土

ザミオクルカス・ゼンジーはどれくらい大きくなる?

大きさの目安

室内で高さ30〜50cm程度とされる。葉軸は短く弓なりに曲がり、長さ1〜3cmほどの丸い小葉が重なるように付く。成長はとても遅い。

成長の速さ

とてもゆっくり

温度の目安(耐寒〜耐暑)

10-30°C

ケアのポイント

肥料

春〜秋に2か月に1回緩効性肥料(ごく少なめ)

成長速度

とてもゆっくり

毒性

全草に毒性あり(シュウ酸カルシウム)。ペット・子どもの誤食に注意

小葉が重なる株の中心を濡らさないことが通常種との一番の違いです。水は土にだけ与え、葉水は控えめにします。

育て方の詳細

苗・株の選び方

良い株の見分け方は3点です。葉軸が短く、丸い小葉がすき間なく重なって付いていること、小葉に艶があり黄変や黒い傷みがないこと、株元から複数の葉軸が出ていることを確認します。ゼンジーらしい姿は、葉軸の短さと小葉の詰まり具合で見分けます。

避けたいのは、新しい葉軸だけが長く伸びて小葉の間隔が開いている株と、株元の土が湿ったまま小葉の付け根が黒ずんでいる株です。前者は暗い売り場で間延びしており、後者は蒸れや根腐れの可能性があります。ザミクロなど他の小型品種と並んでいる場合は、ラベルと姿の両方を確かめてください。

置き場所・日当たり

基本はザミオクルカスと同じです。ゼンジーで意識したいのは、短い葉軸に小葉が密に付くという持ち味を保つための明るさです。暗い場所でも枯れることはありませんが、新しい葉軸が長く伸びて小葉の間隔が開き、ゼンジーらしい丸く詰まった姿が崩れます。レースカーテン越しの窓辺か、窓から1〜2mほどの明るい棚の上が適しています。直射日光は濃い緑の小葉が焼けるので避けます。

小葉が重なる株は内側の風通しが悪くなりやすいため、壁に密着させたり、ほかの鉢と詰めて並べたりせず、周りに少し空間をとって置きます。冬は10°C以上を保ち、窓際の冷気から離します。

よくある失敗は、窓のない洗面所や暗い玄関に置き、新しい葉軸だけがひょろりと伸びて形が崩れるケースです。伸びた葉軸は戻らないので付け根から切り、明るい場所で次の芽を待ちます。

水やりの詳細

基本はザミオクルカスと同じで、春〜秋は土が完全に乾いてから数日待ち、2〜3週に1回、冬は月1回以下にします。ゼンジーで違うのは水の注ぎ方で、小葉が重なり合う株の上から水をかけると、葉の重なりや葉軸の付け根に水が残り、そこから蒸れて黒く傷むことがあります。水差しの口を株元の土に近づけ、葉にかけないように注ぐのが基本です。葉水も株の中心を避け、乾燥が気になるときは湿らせた布で葉を拭く方法に替えます。

小さな鉢で育てることが多く、成長も遅いので、鉢の中まで乾くのに3週間以上かかることもあります。竹串を差して湿り気が残っていないか確かめてから与えます。

よくある失敗は、上からシャワーのように水をかけ続け、株の中心の葉軸の付け根が黒く柔らかくなるケースです。傷んだ葉軸は付け根から切り、切り口を乾かして水を2週間ほど止めます。

最適な土の作り方

通常種と同じく水はけを最優先にし、多肉植物用土か、観葉植物用土に軽石を3〜4割混ぜた土を使います。ゼンジーは株が小さく小葉が土の表面近くまで茂るため、表土が湿ったままだと株元が蒸れやすくなります。表面に1cmほど小粒の軽石や化粧砂を敷くと、株元が乾きやすくなり、水やりのときに土がはねて葉を汚すのも防げます。

鉢は株に対して一回りの大きさで、乾きの早い素焼き鉢が向いています。鉢底石は2cmほど敷き、元肥はごく少量にとどめます。

剪定・切り戻し

剪定はほとんど不要です。ゼンジーは葉軸が短く湾曲してまとまるため、伸びすぎて形を整える必要がほぼありません。手入れは、黄変した古い葉軸と、暗い場所で間延びした葉軸を付け根から切ることだけです。小葉が密に重なるので、株の内側で黄変した小葉や葉軸に気づきにくく、月1回は株を回しながら内側をのぞいて確かめます。黄変した小葉が1〜2枚だけなら、その小葉だけを指でつまんで外しても構いません。

作業時は手袋を着け、樹液に触れた手で目をこすらないようにします。

よくある失敗は、湾曲した葉軸を不格好と思って途中で切ってしまうケースです。途中で切った葉軸は伸びず、切り口から枯れ込みます。曲がって育つのはゼンジーの性質なので、切るなら付け根からにします。

  1. 1

    時期と道具をそろえる

    黄変した葉の整理は通年、まとまった作業は5〜8月に行います。清潔なハサミと手袋を用意し、樹液に触れないよう注意します。

  2. 2

    株の内側を確かめる

    株を回しながら葉軸を軽く持ち上げ、重なりの内側で黄変した小葉や黒く傷んだ葉軸がないか確かめます。害虫の有無も一緒に見ます。

  3. 3

    傷んだ部分を付け根から取る

    黄変した葉軸は付け根から1cmほど残して切ります。小葉が1〜2枚傷んでいるだけなら、その小葉だけを指で外します。

  4. 4

    作業後の管理

    湾曲した健康な葉軸は途中で切らずに残します。作業後は明るく風の通る場所に置き、切り口が乾くまで水は控えます。

植え替え

ゼンジーは成長がとても遅いため、植え替えは3年に1回程度で十分です。適期は5〜8月で、塊茎が育ってプラ鉢が膨らむ、鉢底から根が出る、が合図です。鉢から抜いたら古い土を軽く落とし、黒く柔らかい根や傷んだ塊茎を取り除いて、一回り大きな鉢に植えます。塊茎の頭が土の表面すれすれに来る浅植えにすると、株元が蒸れにくくなります。植え替え後1週間は水を与えず、傷を乾かしてから再開します。

密に茂った株は鉢から抜くときに小葉を握りがちなので、鉢を横に倒して鉢の側面を押し、株元を持って抜きます。

よくある失敗は、深植えして小葉の付け根まで土に埋め、そこから黒く傷むケースです。その場合は掘り上げて浅く植え直し、2週間ほど水を控えます。

  1. 1

    時期と道具をそろえる

    最低気温が15°Cを超える5〜8月に行います。一回り大きな素焼き鉢、鉢底石、軽石を混ぜた土、ハサミ、手袋を用意し、数日前から水を止めます。

  2. 2

    小葉を傷めずに株を抜く

    鉢を横に倒して側面を押し、株元を持って抜きます。重なった小葉を握ると外れやすいので、葉軸の付け根近くを支えます。

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    傷んだ部分を整えて浅く植える

    古い土を軽く落とし、黒い根や柔らかい塊茎を取り除きます。塊茎の頭が土の表面すれすれに来る浅植えにし、表土に軽石を敷きます。

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    植え替え後の養生と管理

    1週間は水を与えず、明るい日陰で傷を乾かします。その後は株元の土に注ぐように水を与え、肥料は1か月以上あけてから少量にします。

増やし方

株分けと葉挿しで増やせ、適期は5〜8月です。ゼンジーの丸く詰まった姿を確実に残すなら株分けで、植え替えのときに塊茎のつながりを切り分け、それぞれに葉軸が2本以上付くようにします。切り口は半日〜1日乾かしてから植え、1週間は水を与えません。

葉挿しは、丸い小葉を付け根から外し、切り口を乾かしてから軽石を混ぜた土に下3分の1ほど挿します。ゼンジーの小葉は小さく厚みがあるので、数枚まとめて1つの小鉢に挿すと管理が楽です。2〜3か月で付け根に小さな塊茎ができますが、葉軸が出て株らしくなるまでには1年以上かかります。葉挿しから出た株が親と同じ姿になるかは、育ってみないとわからない面もあるといわれます。

よくある失敗は、葉挿しの土を湿らせ続けて小葉が溶けるケースで、土は乾かし気味に保ちます。

  1. 1

    時期と道具をそろえる

    5〜8月に行います。清潔なナイフかハサミ、手袋、小鉢、軽石を混ぜた水はけの良い土を用意し、作業前に刃物を消毒します。

  2. 2

    株分けする塊茎か小葉を選ぶ

    株分けは葉軸が2本以上付いた塊茎を選びます。葉挿しは艶のある元気な丸い小葉を、付け根から数枚まとめて外します。

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    切り口を乾かして植える

    株分けの切り口は半日〜1日、小葉は半日乾かします。株は浅植えに、小葉は下3分の1ほどを土に挿し、数枚を1鉢にまとめます。

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    植え付け後の養生と管理

    明るい日陰で1週間は水を与えず、その後も乾かし気味に保ちます。葉挿しは2〜3か月で塊茎ができ、株になるまで1年以上かかります。

病害虫対策

病害虫は少なく、まれにカイガラムシとハダニが付く程度です。ただしゼンジーは小葉が重なり合うすき間が、カイガラムシの隠れ場所になりやすいのが通常種との違いです。月1回、葉軸を軽く持ち上げて重なりの内側や葉軸の付け根を確かめ、白い綿や茶色い粒があれば綿棒でこすり落とします。ハダニは冬の乾燥で付き、濃い緑の小葉が白っぽくかすれます。株の中心を濡らしたくない品種なので、シャワーで洗う場合は株を横に傾け、洗ったあとは風通しの良い場所でしっかり乾かします。

よくある失敗は、小葉の重なりに水が残ったまま暗い場所に置き、葉の付け根が黒く傷むケースです。傷んだ部分は早めに取り除き、明るく風の通る場所で乾かします。

年間カレンダー

1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
肥料
手入れ
手入れの内容
  • 5月植え替え・株分け・肥料開始
  • 6月葉挿しで増殖
  • 7月株の内側の蒸れと害虫チェック
  • 8月傷んだ小葉の整理

季節ごとの管理

春の管理

最低気温が15°Cを超えたら水やりを2〜3週に1回に戻します。肥料は5月にごく少量与え、置き場所は明るい窓辺へ。株分けや植え替えの適期です。冬の間に株の内側で黄変した小葉がないか確かめ、取り除いて風を通します。

夏の管理

新しい葉軸が伸びる時期ですが、水やりは鉢の中まで乾いてからで、葉に触れないよう株元へ。肥料は7月にひとつまみ追加するだけで足ります。日差しの強い窓辺ではレース越しにします。梅雨から真夏は小葉の重なりが蒸れて黒ずみやすいので、壁や他の鉢から離して風を通します。

秋の管理

気温が下がるにつれて鉢土の乾きが遅くなるので、竹串で確かめながら水の回数を減らし、10月には月1回ほどに。肥料は9月の少量が最後です。秋の短い日照で葉軸がひょろりと伸びないよう、窓に近い明るい棚へ。夜の冷え込みが10°Cに近づいたら、窓際から部屋の内側へ下げます。

冬の管理

水は月1回以下に控え、肥料は与えません。10°C以上の明るい室内に置き、暖房の直風を避けます。乾燥でハダニが付くことがありますが、葉水で株の中心を濡らすより、湿らせた布で葉を拭くほうが安全です。小さな鉢は冷えやすいので床に直接置かないようにします。

10月の作業をくわしく知りたいときは観葉植物の冬越しや秋の植え替えの記事も参考になります。

よくあるトラブルと対策

小葉の付け根や株の中心が黒く傷む

原因

小葉の重なりに残った水による蒸れ。上から水や葉水をかけると、密に重なったすき間が乾かずに傷みやすい。

対策

黒くなった小葉や葉軸を付け根から取り除き、水を2週間ほど止めて明るく風の通る場所で乾かします。以後は水を株元の土に注ぎ、葉水は湿らせた布での葉拭きに替えます。

葉軸が長く伸びて小葉の間隔が開く

原因

光量不足による徒長。暗い場所では新しい葉軸が長く伸び、ゼンジーらしい丸く詰まった姿が崩れる。

対策

伸びた葉軸は元に戻らないので付け根から切り、レースカーテン越しの明るい窓辺へ移します。次に出る葉軸から短く詰まった姿に戻ります。

株元がぶよぶよして葉が根元から黄色くなる

原因

水のやりすぎによる塊茎の腐敗。成長がとても遅く小さな鉢で育てることが多いため、土が乾く前に水を足すと腐りやすい。

対策

鉢から抜き、腐った塊茎を硬い部分まで切り取って切り口を3日ほど乾かし、乾いた新しい土に浅く植え直します。1週間は水を与えず、以後は竹串で中まで乾いたのを確かめてから与えます。

小葉の重なりの内側に白い綿や茶色い粒が付く

原因

カイガラムシの寄生。小葉が密に重なるすき間に隠れやすく、外からは見つけにくい。

対策

葉軸を軽く持ち上げて内側を確かめ、綿棒や歯ブラシでこすり落とします。数が多い場合は殺虫剤を使い、以後は月1回、重なりの内側を点検します。

冬に小葉にシワが寄る

原因

冬の水切れが長く続いたか、低温で根の吸水が落ちている。塊茎の水分を使い切りかけているサイン。

対策

10°C以上の部屋で、暖かい日の午前中に株元へたっぷり水を与えます。数日でシワが戻ればそのまま月1回のペースを続けます。戻らない場合は根の傷みを疑い、春に鉢から抜いて確かめます。

ここにない症状は症状から調べるで、葉の色・しおれ・虫・病気などから逆引きできます。

ザミオクルカス・ゼンジーの花

ザミオクルカス・ゼンジーの花:ザミオクルカス・ゼンジーの株元
ザミオクルカス・ゼンジーの花(イメージ)

ザミオクルカス・ゼンジーの花も、通常種と同じサトイモ科らしいつくりで、株元の土に近い位置から短い花茎が伸び、緑〜クリーム色の小さな仏炎苞が棒状の肉穂花序を包みます。長さは数cmほどで、香りはほとんど目立ちません。

ゼンジーは小葉が株元近くまで密に茂るため、咲いても小葉の重なりに隠れて気づかないことが多いと考えられます。成長がとても遅い矮性品種で、室内の鉢植えで咲くのは株が充実してからのまれな機会です。花に養分を使うと新しい葉軸の展開が遅れることがあるので、見つけたら付け根から切っても構いません。作業は手袋を着けて行いましょう。

ザミオクルカス・ゼンジーの花言葉・風水

花言葉

ザミオクルカス・ゼンジーの花言葉は、ザミオクルカス共通の「輝く未来」です。艶のある葉が光を受けて輝く様子と、乾燥にも暗さにも負けない生命力に由来するといわれます。丸い小葉がぎゅっと寄り添うゼンジーは、小さく愛らしい姿から、新生活や開業のお祝いに贈りやすい一鉢です。

風水・縁起

風水では、丸い葉は角の立たない穏やかな気をもたらし、人間関係を和らげるとされます。ゼンジーは丸い小葉が重なり合って茂るため、家族が集まるリビングのテーブルやカウンターに置くと、和やかな雰囲気をつくるといわれます。ザミオクルカスは金運の植物ともされますが、言い伝えの一つとして、明るく風通しの良い場所を優先して選んでください。

ザミオクルカス・ゼンジーのよくある質問

Qザミオクルカス・ゼンジーとザミクロの違いは何ですか?回答を見る
A

どちらも小型ですが、葉の付き方がまったく違います。ザミクロは通常のザミオクルカスをそのまま小さくしたような姿で、まっすぐな葉軸に小葉が間隔をあけて並びます。ゼンジーは葉軸が短く弓なりに湾曲し、丸い小葉が重なり合うように詰まって付くため、もこもこと丸くまとまって見えます。育て方はほぼ同じですが、ゼンジーは小葉の重なりに水が残りやすいので、株の上から水をかけず株元の土に注ぐのが違いです。

Qザミオクルカス・ゼンジーの葉軸が曲がっているのは異常ですか?回答を見る
A

異常ではなく、ゼンジーの特徴です。ゼンジーは葉軸が短く、弓なりやねじれるように湾曲して育つ矮性品種で、その曲がった軸に丸い小葉が密に付くことで独特の姿になります。曲がりを直そうと支柱で無理に伸ばしたり、葉軸を途中で切ったりする必要はありません。一方、葉軸が長く伸びて小葉の間隔が開いてきた場合は光不足のサインなので、レースカーテン越しの明るい場所へ移してください。

Qザミオクルカス・ゼンジーはどれくらいの大きさになりますか?回答を見る
A

高さ30〜50cmほどにとどまる矮性品種とされます。通常のザミオクルカスが室内で1m近くまで育つのに比べると、半分以下のサイズです。成長はとても遅く、新しい葉軸は年に数本出る程度なので、何年も卓上や棚の上で同じような大きさを保てます。大きくしたくない場合は、植え替えのときに鉢を一回り以上大きくしないことがポイントです。暗い場所で間延びすると、高さは出ても株姿が崩れるので注意してください。

Qザミオクルカス・ゼンジーの小葉の付け根が黒くなりました。どうすればいいですか?回答を見る
A

水が残ったことによる蒸れか、水のやりすぎによる傷みが考えられます。ゼンジーは小葉が重なり合うため、上から水や葉水をかけるとすき間に水が残り、そこから黒く傷むことがあります。黒くなった小葉や葉軸は付け根から取り除き、水を2週間ほど止めて、明るく風の通る場所で乾かします。株元を押して柔らかい場合は塊茎が傷んでいるので、鉢から抜いて傷んだ部分を切り、乾かしてから新しい土に植え直してください。

Qザミオクルカス・ゼンジーは葉挿しで増やせますか?回答を見る
A

葉挿しで増やせますが、株になるまで1年以上かかります。5〜8月に丸い小葉を付け根から外し、切り口を半日ほど乾かしてから、軽石を混ぜた水はけの良い土に挿します。2〜3か月で付け根に小さな塊茎と根ができ、その後に新しい葉軸が出てきます。ゼンジーらしい詰まった姿をすぐに楽しみたい場合や、品種の姿を確実に残したい場合は、植え替えのときに塊茎ごと分ける株分けのほうが向いています。

Qザミオクルカス・ゼンジーは猫や犬がいても大丈夫ですか?回答を見る
A

手の届かない場所に置いてください。ザミオクルカスの仲間は全草にシュウ酸カルシウムを含み、猫や犬がかじると口の中の痛みやよだれ、嘔吐などを起こすことがあります。ゼンジーは丸い小葉がころんとした形で、ペットが興味を示しやすいこともあるため、高い棚の上や入れない部屋に置くと安心です。外した小葉や葉挿し用の葉も放置しないようにします。作業は手袋を着け、万一口にした場合は獣医師に相談してください。

ザミオクルカスのほかの品種

ザミオクルカス としてまとめている他の品種です。

ザミオクルカスの種類と選び方を比較する

ザミオクルカス・ゼンジーに関係するナレッジ

ザミオクルカス・ゼンジーの季節の作業や、土・鉢・肥料の選び方をくわしく解説した記事です。

ザミオクルカス・ゼンジーを育てる人が次に読んでいるページ

10月の作業と、ザミオクルカス・ゼンジーの手入れで迷ったときに役立つページです。

この記事について

執筆: Hapot編集部

植物を迎えたばかりの人が枯らさずに育てられるように、植物図鑑と症状別の記事を編集しているチームです。農林水産省や農研機構など公的機関の栽培指針を確認したうえで、温度や頻度を数値で示し、迷いやすい判断は結論から書くことを大切にしています。誤りや古くなった情報はお問い合わせから受け付け、確認のうえ更新しています。

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