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チランジア・ブラキカウロスの育て方

Tillandsia brachycaulos公開日: 最終更新日:

チランジア・ブラキカウロスの育て方の要点

水やり
週3回程度の霧吹き+月2回のソーキング(2〜4時間)
置き場所
間接光
冬越し
10°C 以上を保つ

Hapot編集部より

チランジア・ブラキカウロスは、銀色のうぶ毛(トリコーム)が少ない、つやのある緑の葉をロゼット状に広げる緑葉種のエアプランツで、花の時期に株全体が赤く染まる姿を楽しみたい人に向いています。基本のエアプランツに多い銀葉種との違いは、葉に水を蓄える力が弱く乾燥が苦手なことで、霧吹きの回数を銀葉種より多めにする必要があります。葉は柔らかく、株は直径20cmほどまで育つ、エアプランツの中では見ごたえのある大きさです。

開花が近づくと中心から外側の葉まで鮮やかな赤に色づき、紫の筒状の花を咲かせます。メキシコから中米、ベネズエラにかけて分布し、国内では園芸店やエアプランツ専門店でよく見かけ、手頃な価格で出回る普及種です。開花時に赤くなる姿がよく似たカピタータと混同されることがありますが、ブラキカウロスは葉の表面がつるりとしている点で見分けられます。銀葉種より水を多めに、水やりのあとは必ず乾かすことが育て方の要点で、丈夫で子株もよく出るので、初めての緑葉種にも選びやすい種類です。

チランジア・ブラキカウロスの姿

分類・基本データ

科
パイナップル科
属
チランジア属 Tillandsia
種
チランジア・ブラキカウロス brachycaulos
別名
ブラキカウロス、ブラキカウロス・アブディタ
原産地
メキシコから中米、ベネズエラにかけて分布し、樹上などに着生します。

チランジア・ブラキカウロスの育て方の5つのポイント

水やり

週3回程度の霧吹き+月2回のソーキング(2〜4時間)

日光

間接光

温度の目安

10-30°C(冬は10°C以上)

湿度

50-80%

土

不要(着生植物)。流木やコルクに固定するか、ワイヤーバスケットに載せる

チランジア・ブラキカウロスはどれくらい大きくなる?

大きさの目安

ロゼットの直径15〜20cm、高さ10〜15cmほど。子株で群生すると一回り大きくまとまる。

成長の速さ

ゆっくり

温度の目安(耐寒〜耐暑)

10-30°C(冬は10°C以上)

ケアのポイント

肥料

春秋に月1回、規定より薄めた液肥を霧吹きで(なくても可)

成長速度

ゆっくり

毒性

無毒とされ、ペットのいる家庭でも比較的安心

緑の葉は銀葉種より乾きやすいので、霧吹きは週3回を目安にします。葉が内側に巻いてきたら水不足、ロゼットの中心に水が残るのは腐れのもとです。

育て方の詳細

苗・株の選び方

良い株は3点で選びます。葉がつややかな緑で、柔らかい中にも張りがあること、手に持ったときに大きさの割にずっしりと重いこと、ロゼットの中心が締まって黒ずみがないことです。中心が赤く色づき始めた株を選べば、近いうちに花が見られます。

避けたいのは、中心の葉を軽く引くと抜けそうな株と、葉が内側に強く巻いて葉先が茶色く枯れている株です。前者は蒸れ腐りが始まっている可能性があり、後者は長く乾燥が続いていたサインです。似た姿のカピタータと名前が混ざって売られることもあるので、葉の表面がつるりとしているかを確かめます。

置き場所・日当たり

基本はエアプランツと同じで、レースカーテン越しの明るく風通しの良い場所が向いています。ブラキカウロスで違うのは、うぶ毛が少ない緑葉種のため強い光と乾燥に弱いことで、銀葉種と並べるなら、窓に一番近い場所は銀葉種に譲り、ブラキカウロスは一歩奥に置きます。明るさが足りないと葉色が薄くなり、株がひょろりと開いてくるので、窓から1〜2mの明るい日陰を目安にします。湿度を好むので、加湿器のある部屋や、明るい浴室の窓辺も合います。冬は10°C以上を保ちます。

よくある失敗は、日の当たる窓際に吊るしたまま夏を迎え、葉の先から黄色っぽく焼けて乾いていくケースです。焼けた葉は戻らないので、窓から離して霧吹きを増やし、新しい葉の色で回復を確かめます。

水やりの詳細

ブラキカウロスは葉に水を蓄えにくいため、霧吹きは週3回程度、葉の表と裏、葉の重なりまでしっかり濡らします。基本のエアプランツより回数を多めにするのが違いです。ソーキングは月2回、2〜4時間を目安にし、極端に乾いたときだけ一晩まで延ばします。一方で葉が柔らかく広がるロゼットは、中心に水が残りやすい形です。水やり後は株を逆さにして軽く振り、中心の水を出してから、風通しの良い場所で数時間以内に乾かします。葉が内側に巻いて細く見えたら水不足のサインです。

よくある失敗は、銀葉種と同じ週1〜2回の霧吹きで済ませ、葉先から茶色く枯れ込ませるケースです。一晩ソーキングして乾かし、翌週から週3回に戻せば、新しい葉から張りが戻ります。

最適な土の作り方

土は使わず、飾り方と固定方法を準備します。ブラキカウロスは葉が柔らかく横に広がるので、株を斜め下か横向きにして流木やコルク板に固定すると、ロゼットの中心に水が溜まりにくくなります。固定はテグスかアルミ線で株元だけを留め、銅線は避けます。ワイヤーバスケットに載せる場合も、葉の重なりの水が抜ける角度にします。湿度を好むからといって水苔で株元を厚く包むと乾かずに腐るので、使うなら薄くかませる程度にします。ふた付きのガラス容器には入れないでください。

剪定・切り戻し

剪定は不要で、手入れは株元の枯れ葉と葉先の整理だけです。ブラキカウロスは葉が柔らかく裂けやすいので、枯れた下葉は乾いた状態で、ピンセットで付け根を持ってゆっくり外すか、ハサミで切ります。葉先の枯れ込みは乾燥のサインで、枯れ色に沿って斜めに切ると目立ちません。開花後は、赤く色づいていた葉の色が落ち着き、紫の花が終わって花茎が茶色くなってから付け根で切ります。手入れは月1回、株の様子を見るついでに行う程度で十分です。

よくある失敗は、花後に赤みが抜けていく葉を枯れたと思って次々に取り、株が小さくなってしまうケースです。色が戻るのは自然な変化なので、茶色く乾いた葉だけを外し、緑の葉は残して子株の生育に回します。

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    乾いた日に道具をそろえる

    手入れは通年できますが、葉が乾いている日に行います。ピンセットと先の細いハサミを用意します。

  2. 2

    株元の枯れ葉を外す

    茶色く乾いた下葉の付け根をピンセットで持ち、ゆっくり外します。抵抗があるときは葉が裂けないよう付け根で切ります。

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    葉先の枯れを斜めに切る

    葉先の枯れは枯れ色に沿って斜めに切ります。同時に、霧吹きの回数が週3回程度あるかを見直します。

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    花後の花茎を付け根で切る

    花が終わって花茎が茶色く枯れてから付け根で切ります。赤みが抜けていく緑の葉は残し、子株の生育に回します。

植え替え

植え替えはなく、着生先の付け替えや固定のし直しを行います。ブラキカウロスは子株を出して群生しやすく、株が直径20cmほどに広がったり、子株で重くなったりしたら、固定の位置を増やすか一回り大きな流木に付け替えます。時期は4〜6月か9〜10月の暖かい日が向いており、冬は避けます。根が台に張っている場合は無理に剥がさず、台ごと新しい台に留めるか、台の際で根を切ります。

よくある失敗は、群生して重くなった株を細いテグス1か所で吊るし続け、株元に食い込んで傷めるケースです。重い株は留める位置を2か所にし、付け替え後1〜2週間は霧吹きを軽めにして、明るい日陰で落ち着かせます。

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    時期と道具をそろえる

    付け替えは4〜6月か9〜10月の暖かい日に行います。流木かコルク板、テグスかアルミ線、ハサミ、ピンセットを用意し、銅線は使いません。

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    乾いた状態で台から外す

    水やり後を避け、乾いた日に古い留め具を切ります。根が張っていれば台の際でハサミで切り、柔らかい葉を引っ張らないようにします。

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    枯れ葉を整理し向きを決める

    株元の枯れ葉を外し、ロゼットの中心に水が溜まらない斜め下か横向きの角度を決めます。群生株は重さのかかる位置を確かめます。

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    株元を留めて落ち着かせる

    株元をテグスで台に留め、重い株は2か所で固定します。付け替え後1〜2週間は霧吹きを軽めにし、明るい日陰に置きます。

増やし方

開花後に株元から出る子株で増えます。ブラキカウロスは花のあとに子株を2〜3個つけることが多いとされ、親に付けたまま育てると、赤く色づく株が集まった群生になります。分けて増やす場合は、子株が親の3分の1〜半分ほどに育ってから、4〜10月の暖かい時期に付け根をねじるように外します。外した子株は1週間ほど霧吹きを軽めにして切り口を乾かし、その後は週3回の霧吹きに戻します。

よくある失敗は、花後に親株の色があせていくのを見て子株を急いで外し、小さな子株が乾燥で葉先から枯れるケースです。緑葉種の子株は特に乾きやすいので、外すのは十分に育ってからにし、外したあとは親より少し暗い明るい日陰に置きます。

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    時期と子株の大きさを確かめる

    適期は4〜10月の暖かい時期です。花後に出た子株が親の3分の1〜半分に育っているかを確かめ、清潔なハサミを用意します。

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    乾いた状態で子株を外す

    水やり後を避け、親と子株の付け根を持ってねじるように外します。硬く付いているときは付け根をハサミで切ります。

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    明るい日陰で切り口を乾かす

    外した子株は親より少し暗い明るい日陰に置き、1週間は霧吹きを軽めにして切り口を乾かします。

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    霧吹きを週3回に戻して育てる

    切り口が乾いたら流木に留めるかバスケットに載せ、週3回の霧吹きに戻します。中心に水が残らない向きで飾ります。

病害虫対策

病害虫はほとんど付きませんが、乾燥した部屋では葉にハダニが付き、緑の葉に白いかすり傷のような点が出ることがあります。霧吹きの回数を増やすことが予防になり、見つけたら葉の表と裏を水で洗い流します。まれにカイガラムシが葉の付け根に付いたら、歯ブラシかピンセットで取り除きます。トラブルの多くは管理によるもので、乾燥による葉先の枯れと、ロゼットの中心に水が残る腐れの2つが代表です。

よくある失敗は、葉先の枯れを見てソーキングの時間を長くし続け、葉の重なりから蒸らしてしまうケースです。乾燥対策は霧吹きの回数で行い、ソーキングは月2回、2〜4時間までにとどめて、浸けたあとは逆さにして水を切ります。

年間カレンダー

1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
肥料
手入れ
手入れの内容
  • 1月暖房の乾燥に霧吹きを週2〜3回
  • 4月霧吹き週3回に戻す・液肥開始
  • 5月子株の分離・付け替えの適期
  • 7月夕方の水やりと逆さ乾燥
  • 10月10°Cを下回る前に室内の暖かい場所へ

季節ごとの管理

春の管理

冬に減らしていた霧吹きを、暖かくなったら週3回に増やし、ソーキングも月2回に戻します。緑葉種は肥料にも敏感なので、液肥はごく薄くして月1回にとどめます。明るさが急に増す季節なので、銀葉種より一歩奥の窓から1〜2mに吊るし、葉先が黄ばまないか見ます。子株の分離もできます。

夏の管理

水を好むものの蒸れには弱いので、水やりは気温の下がる夕方以降に行い、翌朝までに乾かします。肥料は休みます。直射日光は葉焼けのもとなので、明るい日陰に吊るします。エアコンの効いた部屋は乾きが早く、葉先が枯れやすいので霧吹きの回数を増やします。

秋の管理

成長が戻る時期で、9〜10月は月1回の薄い液肥を与え、霧吹きは週3回を続けます。日が短くなるので、少し窓に近づけて光を補います。子株の分離や付け替えは10月中に済ませ、最低気温が10°Cを下回る前に室内の暖かい場所へ移します。

冬の管理

緑葉種のブラキカウロスは、冬でも乾かしすぎると葉が巻いてきます。霧吹きは週2〜3回を続け、昼のうちに済ませて日没までに乾かします。浸け置きは月1回、1〜2時間ほどで、液肥は休みます。夜に冷え込む窓辺は10°Cを下回りやすいので、日が落ちたら部屋の内側へ移し、加湿器のそばに吊るすと葉先の傷みを防げます。

10月の作業をくわしく知りたいときは観葉植物の冬越しや秋の植え替えの記事も参考になります。

よくあるトラブルと対策

葉が内側に巻いて葉先が茶色く枯れる

原因

水不足と空気の乾燥。うぶ毛の少ない緑葉種は水を蓄える力が弱く、銀葉種と同じ週1〜2回の霧吹きでは足りないことがある。

対策

一晩ソーキングして逆さにして水を切り、よく乾かします。翌週から週3回の霧吹きに戻し、エアコンや暖房の風が当たらない場所へ移します。枯れた葉先は枯れ色に沿って斜めに切ります。

ロゼットの中心が黒く抜ける

原因

蒸れ腐り。葉が柔らかく広がるロゼットの中心に水が残ったまま、風のない場所や低温の夜に置かれると内側から傷む。

対策

すぐに逆さにして振り、風通しの良い明るい日陰で数日乾かします。中心の葉が抜けてしまった株は回復が難しいので、子株があれば外して育て直します。以後は水やり後に必ず逆さにして水を切ります。

葉が黄色っぽく色あせる

原因

光が強すぎることによる葉焼け。緑葉種は銀葉種より日差しに弱く、直射日光や夏の明るすぎる窓際で葉が黄ばんでくる。

対策

窓から1〜2m離した明るい日陰へ移し、霧吹きを増やします。色あせた葉は戻らないので、新しい葉が緑で出てくるかを確かめます。開花前に赤く色づくのは自然な変化なので区別します。

花のあと親株の葉がしおれてくる

原因

開花後の自然な衰え。チランジアは一生に一度花を咲かせ、その後は子株に養分を回しながら数年かけて弱っていく。

対策

病気ではないので、ふだんどおり霧吹きを続けます。株元の子株が親の3分の1〜半分に育ったら外すか、親に付けたまま群生させます。茶色く乾いた葉だけを外し、緑の葉は残します。

冬に葉が水っぽく透けて傷む

原因

低温障害。10°Cを下回る窓辺で、濡れたまま夜を迎えると葉が傷みやすい。

対策

傷んだ葉は乾いてから取り除き、10°C以上を保てる部屋の内側へ移します。冬の水やりは暖かい日中から夕方に済ませ、夜までに乾かします。

ここにない症状は症状から調べるで、葉の色・しおれ・虫・病気などから逆引きできます。

チランジア・ブラキカウロスの花

チランジア・ブラキカウロスの花:中心から外側の葉まで鮮やかな赤に染まった、つやのある柔らかい葉のロゼットの中心から、紫の細い筒状の花が数輪、葉の間から少しだけ顔を出している様子
チランジア・ブラキカウロスの花(イメージ)

チランジア・ブラキカウロスは、開花が近づくと株の中心から外側の葉まで鮮やかな赤に色づくのがいちばんの見どころです。花は赤く染まったロゼットの中心から、紫の細い筒状の花が数輪ずつ顔を出します。花そのものは小さく控えめですが、葉の赤みは花の前後しばらく続きます。

チランジアは一生に一度だけ花を咲かせ、花のあとに株元から子株を出して世代交代します。開花は株が十分に育ってからで、小さな株を迎えた場合は数年かかることもあります。花が終わって花茎が茶色く枯れたら付け根で切り、赤みが抜けていく緑の葉は残して、子株の生育に回します。

チランジア・ブラキカウロスの花言葉・風水

花言葉

ブラキカウロス個別の花言葉は知られておらず、エアプランツ全体の花言葉「不屈」が当てはめられます。土がなくても樹にしがみついて生きる姿に由来します。開花前に株全体が赤く染まるブラキカウロスは、情熱や祝福を伝える一鉢として、季節の贈り物にも選ばれます。

風水・縁起

風水では、赤い色は活力や情熱を高める火の気を持つとされ、開花期に赤く染まるブラキカウロスは、部屋に元気な気を呼び込む植物といわれます。由来は、緑の葉が持つ成長の気と、花の時期の赤が持つ陽の気が重なると考えられたことで、南側の明るい窓辺やリビングに吊るす使い方が勧められます。

チランジア・ブラキカウロスのよくある質問

Qチランジア・ブラキカウロスは銀葉種より水を多くしたほうがいいですか?回答を見る
A

はい、緑葉種なので銀葉種より霧吹きの回数を多めにします。ブラキカウロスは葉の表面のうぶ毛が少なく、水を蓄える力が弱いため、乾燥した室内ではすぐに水不足になります。霧吹きは週3回程度、葉の重なりまでしっかり濡らし、ソーキングは月2回、2〜4時間が目安です。ただし葉が柔らかく広がるロゼットは中心に水が残りやすいので、水やり後は逆さにして振り、風通しの良い場所で数時間以内に乾かします。

Qチランジア・ブラキカウロスの葉が赤くなりました。病気ですか?回答を見る
A

病気ではなく、開花が近づいたサインです。ブラキカウロスは花の時期になると、中心から外側の葉まで株全体が鮮やかな赤に色づき、その後、中心から紫の筒状の花を咲かせます。赤い色は花の前後しばらく続き、花が終わると少しずつ緑に戻っていきます。この時期も管理はふだんどおりで構いません。赤く色づいた葉を枯れたと思って取らないようにし、花のあとに株元から出てくる子株を育てる準備をします。

Qチランジア・ブラキカウロスとカピタータの違いは何ですか?回答を見る
A

見分けのポイントは葉の表面です。どちらも開花時に株全体が色づき、姿がよく似ているため混同されることがありますが、ブラキカウロスは葉のうぶ毛が少なく、表面がつるりとしたつやのある緑です。カピタータはうぶ毛が多めで、葉がやや白っぽく見えるタイプが多く、色や大きさの違う複数のタイプが流通しています。育て方はどちらも水を好み、夏は半日陰に置く点が共通です。購入時は葉の表面の質感を確かめるとよいでしょう。

Qチランジア・ブラキカウロスの花が咲いたあとはどうなりますか?回答を見る
A

花を咲かせた株は数年かけてゆっくり衰え、その間に株元から子株が出てきます。ブラキカウロスは花のあとに子株を2〜3個つけることが多いとされ、親の役目を引き継いで育ちます。花後もふだんどおり霧吹きを続け、子株が親の3分の1〜半分ほどに育ったら、4〜10月に付け根をねじって外せます。親に付けたまま育てれば、赤く色づく株が集まった見ごたえのある群生になります。

Qチランジア・ブラキカウロスの葉先が茶色く枯れてきます。回答を見る
A

多くは水不足と空気の乾燥が原因です。緑葉種のブラキカウロスは銀葉種より乾きやすく、霧吹きが週1〜2回では足りないことがあります。まず一晩ソーキングをしてよく乾かし、翌週から週3回の霧吹きに戻してください。エアコンや暖房の風が当たる場所なら、風の当たらない位置へ移します。枯れた葉先は戻らないので、枯れ色に沿って斜めに切ると目立ちません。新しい葉に枯れが出なければ改善しています。

Qチランジア・ブラキカウロスはどれくらいの大きさになりますか?回答を見る
A

ロゼットの直径15〜20cmほどにまで育つ、エアプランツの中では中型の種類です。成長はゆっくりで、小さな株から始めると開花できる大きさになるまで数年かかることもあります。花のあとに出る子株を親に付けたまま育てると、群生して一回り大きな塊になります。重くなった株は1か所の留め具では支えきれないので、固定の位置を2か所にするか、一回り大きな流木に付け替えると安定します。

エアプランツのほかの品種

エアプランツ としてまとめている他の品種です。

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チランジア・ブラキカウロスに関係するナレッジ

チランジア・ブラキカウロスの季節の作業や、土・鉢・肥料の選び方をくわしく解説した記事です。

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この記事について

執筆: Hapot編集部

植物を迎えたばかりの人が枯らさずに育てられるように、植物図鑑と症状別の記事を編集しているチームです。農林水産省や農研機構など公的機関の栽培指針を確認したうえで、温度や頻度を数値で示し、迷いやすい判断は結論から書くことを大切にしています。誤りや古くなった情報はお問い合わせから受け付け、確認のうえ更新しています。

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