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斑・模様・色が薄くなる原因と対処法

182件の植物別事例を収録最終更新日:

新しい葉の斑が少なくなったポトス・マーブルクイーン

植物名から事例を探す(142種)

観葉植物

花・草花

野菜

果樹

ハーブ

庭木・樹木

多肉植物

サボテン

まず確認したい結論

  • 新しい葉から斑や模様が薄くなり、緑が増えるなら光量不足。植物は光が足りないと緑の面積を増やして光合成を補う
  • 斑の部分だけが茶色く枯れる・全体が白っぽく色あせるなら、逆に光が強すぎる葉焼け
  • 緑一色の枝が出て勢いよく伸びているなら先祖返り。放置すると株全体が緑に戻るので、その枝は付け根から切る
  • 多肉の紅葉やカラーリーフの発色は、光に加えて昼夜の寒暖差と控えめな水・肥料が必要。暖かい室内では色づかない

斑入りの葉やカラーリーフ、多肉植物の紅葉は、植物がその環境で「どれだけ緑(葉緑素)を作るか」で決まります。光が足りなければ緑を増やして模様が薄れ、光が強すぎれば色素が壊れて焼け、肥料が多ければ葉が緑に寄ります。また斑入りは本来不安定な性質で、緑一色の枝に戻る「先祖返り」も起きます。この記事では、薄くなる場所・広がり方・季節の3点から原因を切り分け、模様を取り戻す対処と、先祖返りの止め方、紅葉させるための条件をまとめます。

原因の切り分け(質問に順番に答える)

上から順に読み、「はい」ならその原因の項目へ、「いいえ」なら次の質問へ進みます。

  1. 1新しく出る葉ほど緑の面積が広く、古い葉には模様が残っている

  2. 2斑の白い部分が茶色く枯れる、または葉全体が色あせて白っぽい・赤茶けている

  3. 3一部の枝や茎だけが緑一色で、他の枝より勢いよく伸びている

  4. 4葉が大きく濃い緑で、肥料を定期的に与えている

  5. 5多肉やカラーリーフで、秋〜冬になっても紅葉せず緑のまま

原因別の見分け方と対処

1光量不足(斑が消える・模様が薄くなる)

こんなときはこの原因

  • 新しく出る葉ほど緑が多く、斑や模様が小さい・ぼやける
  • 窓から離れた室内や、北向きの部屋に置いている
  • 同時に茎が間延びし、葉と葉の間隔が広がっている
  • ポトス・モンステラ・カラテア・アグラオネマなどの斑入り観葉植物で、購入時より緑っぽくなった

対処の手順

  1. 明るい場所へ移す。室内なら南〜東向きの窓辺で、レースのカーテン越しの光が当たる位置が目安
  2. 急に直射日光に当てると斑の部分が焼けるので、1〜2週間かけて段階的に明るさを上げる
  3. 冬や日照の少ない部屋では、植物育成ライトを1日12時間程度当てる
  4. 緑が増えた葉は元に戻らない。光を確保した後に出る葉の模様で判断し、緑一色の葉は必要に応じて取り除く

回復の見込み: 光を改善すると、次に出る葉から斑や模様が戻ります。生育期なら1〜2か月で新しい葉が展開して変化が見えます。

2強すぎる光(葉焼け・色あせ)

こんなときはこの原因

  • 斑の白や黄色の部分だけが茶色く乾いて枯れる
  • 葉全体が白っぽく色あせる、または赤茶けてくすむ
  • 夏の直射日光や、西日の当たる窓辺に置いている
  • 屋外に出した、または置き場所を変えた直後に起きた

対処の手順

  1. 直射日光を避け、明るい日陰かレースのカーテン越しの光に移す。斑の部分は葉緑素がなく熱と光に弱い
  2. 屋外なら30〜50%の遮光ネットで夏の強光をやわらげる
  3. 焼けた部分は戻らない。見た目が気になれば葉ごと取り除くが、緑の部分が残っていれば光合成に使えるので残してもよい
  4. 春に屋外へ出すときは、明るい日陰から始めて2〜3週間かけて慣らす

回復の見込み: 光を弱めれば新しい葉は正常な色で出ます。焼けた葉は戻りませんが、株が枯れることは少ないです。

3先祖返り(緑一色の枝が出る)

こんなときはこの原因

  • 一部の枝や茎だけが緑一色で、斑入りの枝より太く勢いよく伸びる
  • 斑入りのポトス・アイビー・フィカス・ヤツデ・ギボウシなどで起きやすい
  • 放置していたら、緑の枝が増えて株全体が緑に近づいた

対処の手順

  1. 緑一色の枝を見つけたら、付け根(斑入りの枝との分かれ目)から切り取る。緑の枝は光合成の効率がよく、放置すると斑入りの枝を圧倒する
  2. つる性の植物は、緑一色の葉が続く部分の手前で切り戻し、斑入りの葉のある節から伸ばし直す
  3. 斑入りの株を増やしたいときは、斑のはっきりした枝を選んで挿し木する。緑の枝から増やしても斑は出ない
  4. 逆に真っ白な葉ばかりの枝も光合成できず弱るので、緑と斑が混ざった枝を残すのが理想

回復の見込み: 緑の枝を切れば、斑入りの枝に養分が回って株の見た目は保てます。先祖返りは繰り返すので、見つけるたびに切ります。

4窒素過多(葉が緑に寄る)

こんなときはこの原因

  • 葉が大きく厚く、全体に濃い緑で、斑や模様がぼやける
  • 観葉植物用の液体肥料を頻繁に与えている、または緩効性肥料を多く置いている
  • 多肉やカラーリーフで、色づく季節になっても緑のまま葉ばかり大きい

対処の手順

  1. 肥料をいったん止め、生育期に規定倍率の半分程度に薄めて、月1〜2回に減らす
  2. 斑入り植物やカラーリーフは、緑葉の植物より肥料を控えめにするのが基本
  3. 多肉の紅葉を楽しみたいなら、秋以降は肥料を与えない
  4. 植え替え直後や新しい培養土には肥料が含まれていることが多いので、しばらく追肥しない

回復の見込み: 肥料を絞ると、次に出る葉から模様がはっきりします。生育期なら1〜2か月で変化が見えます。

5寒暖差の不足(紅葉しない・色づかない)

こんなときはこの原因

  • 多肉植物(エケベリア・セダム・クラッスラなど)が秋〜冬になっても緑のまま
  • コリウスやヒューケラなどのカラーリーフが、涼しくなっても発色しない
  • 一年中、暖かい室内に置いている
  • 水や肥料を秋以降も同じように与えている

対処の手順

  1. 秋から冬は屋外や暖房のない明るい場所に置き、日中は日光、夜は5〜10℃程度の冷え込みに当てる。昼夜の寒暖差が色づきを促す
  2. 同時に水を控えめにする。土が乾いて数日たってから与える程度にすると葉が締まって色が乗る
  3. 秋以降は肥料を止める。肥料が効いていると緑が濃くなり紅葉しにくい
  4. 霜や氷点下は多くの多肉に危険なので、寒さに当てるのは耐寒温度の範囲で。天気予報で最低気温を確認して取り込む

回復の見込み: 寒暖差と光、乾かし気味の管理がそろえば、秋の冷え込みから2〜4週間で色づき始めます。春に暖かくなると緑に戻るのは正常です。

6株が若い・葉が新しい

こんなときはこの原因

  • 挿し木や葉挿しから育てた若い株で、まだ模様が出ていない
  • 新しく展開したばかりの葉が緑で、開いてから徐々に模様が出てくる
  • モンステラなど、成長すると葉の形や模様が変わる植物である

対処の手順

  1. しばらく待つ。展開直後の葉は緑が濃く、数週間かけて模様が定まる植物が多い
  2. 若い株は無理に色づかせようとせず、十分な光と適度な水で株を充実させる
  3. 親株の性質が強く出る挿し木・株分けで増やした株は、成熟すれば同じ模様になることが多い
  4. 実生(種から)の株は親と模様が違うことがあり、これは対処では変えられない

回復の見込み: 株が成熟すれば模様は安定します。半年〜1年ほどは光と水を整えて様子を見てください。

復活できる? 生きているかの見分け方

回復の見込みあり

  • 斑や模様が薄れているのは新しい葉だけで、古い葉には模様がはっきり残っている
  • 株のどこかに、斑入りの葉をつける枝や芽が残っている
  • 多肉やカラーリーフで、株は健康で葉に張りがある(寒暖差と光で今シーズン中に色づく)

回復が難しい

  • 株全体が緑一色になり、斑入りの枝が1本も残っていない(先祖返りが完了している)
  • 斑の部分が広く焼けて、緑の部分もほとんど残っていない葉が大半
  • 実生の株で、もともと斑が出ない性質である

確かめ方

  1. 株全体を見て、斑入りの葉がついている枝を数える。1本でも残っていれば、その枝を残して緑の枝を切ることで戻せる
  2. 光を改善してから1〜2か月、次に出る葉の模様で判断する。斑が戻れば環境の問題、戻らなければ先祖返りか株の性質
  3. 紅葉させたい多肉は、11月ごろまでに屋外の明るく涼しい場所へ出し、水と肥料を絞る。冬までに色づけば今シーズンは成功

再発させないために

  • 斑入り植物は緑葉の植物より明るい場所に置き、ただし夏の直射日光は避ける。レースのカーテン越しの光が基本
  • 肥料は緑葉の植物の半分程度に。特に秋以降は与えない
  • 緑一色の枝は見つけしだい付け根から切る。斑入りの株は定期的に見回る習慣をつける
  • 多肉やカラーリーフは、秋から屋外や涼しい場所で寒暖差に当て、水を控えて色づかせる
  • 置き場所を変えるときは、1〜2週間かけて明るさに慣らして葉焼けを防ぐ
  • 増やすときは斑のはっきりした枝を選んで挿し木する

写真付きの育成記録で、模様の変化を見逃さない

斑や色の変化はゆっくり進むため、記憶だけでは「いつから薄くなったか」がわかりにくいものです。Hapot の育成記録に定期的に写真と置き場所を記録しておくと、光や肥料を変えた前後の葉を並べて比べられ、原因の特定と先祖返りの早期発見に役立ちます。

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よくある質問

Q. 斑が消えた葉は元に戻りますか?

緑になった葉は戻りません。ただし株の性質までは変わっていないことが多く、光や肥料を整えれば次に出る葉から斑が戻ります。1〜2か月ほど新しい葉の模様を見て判断してください。緑一色の枝だけが伸びている場合は先祖返りなので、その枝を切ります。

Q. 先祖返りした緑の枝は切るべきですか?

切ることをおすすめします。緑の葉は斑入りの葉より光合成の効率がよく、放置すると勢いで斑入りの枝を圧倒し、やがて株全体が緑に戻ります。斑入りの枝との分かれ目で付け根から切り取り、以後も見つけるたびに切ってください。

Q. 斑入り植物に日光を当てすぎると斑が焼けるのはなぜですか?

斑の白や黄色の部分には葉緑素がなく、光のエネルギーを使えないため、熱と光でそのまま組織が傷むからです。緑の部分は耐えられても、斑の部分だけ茶色く枯れます。斑入り植物は明るい日陰かレースのカーテン越しの光で育て、夏の直射日光と西日を避けてください。

Q. 多肉植物が紅葉しないのはなぜですか?

紅葉には、十分な日光・昼夜の寒暖差・控えめな水と肥料の3つが必要です。暖かい室内で水や肥料を与えていると緑のままです。秋から屋外や涼しく明るい場所に出し、夜5〜10℃程度に当て、水を絞ってください。霜と氷点下は避けます。

Q. 肥料をやめれば模様は濃くなりますか?

窒素過多が原因なら効きます。肥料が多いと葉緑素が増えて模様がぼやけるので、生育期に規定の半分程度、秋以降は無しにすると、次の葉から模様がはっきりします。ただし光量不足が原因なら、肥料を減らしても戻りません。まず置き場所を確認してください。

Q. 春になると多肉の色が緑に戻るのは異常ですか?

正常です。多肉の紅葉は寒さと乾燥へのストレス反応で、暖かくなり生育期に入ると緑に戻ります。色を長く楽しみたいなら、春も日当たりを保ち水を控えめにすると戻りが遅くなりますが、生育のために春〜秋は普通に管理して、秋にまた色づかせるのが健康的です。

植物別の事例と対処(182件)

観葉植物の「斑・模様・色が薄くなる」事例(112件)

アイビー斑が消えて緑の葉ばかりになる

原因

光量不足、または先祖返り。暗い場所では緑の部分が増え、一部のつるが緑一色に戻ると勢いが強いため株全体に広がっていく。

対策

緑一色のつるは斑のある葉の位置まで切り戻し、レースカーテン越しの明るい場所へ移します。緑になった葉は戻りませんが、次の葉から斑が出やすくなります。

アイビー葉に黒や茶色の斑点が広がる

原因

炭疽病や斑点病などのカビによる病気。つるが混み合って風通しが悪く、梅雨や長雨で葉が濡れたままになると発生しやすい。

対策

斑点の出た葉は取り除いて処分し、混み合ったつるを間引いて風通しを良くします。水やりは株元に与えて葉を濡らさないようにし、広がる場合は殺菌剤を散布します。

ヘデラ・カナリエンシス葉に黒褐色の斑点が出て広がる

原因

斑点病や炭疽病。地植えで茂りすぎて風が通らず、梅雨時に多湿になると発生しやすい。

対策

斑点の出た葉を取り除いて処分し、密集したつるを間引いて風を通します。切り戻しのときに一緒に整理すると広がりを防げます。

ヘデラ・グレイシャー葉に黒褐色の斑点が広がる

原因

梅雨時の蒸れや雨による斑点病・炭疽病。つるが密集して風が通らないと広がりやすい。

対策

斑点の出た葉を取り除き、混み合ったつるを間引いて風を通します。雨が続く時期は軒下へ移します。

ヘデラ・グレイシャーハンギングの株が夏にすぐしおれる

原因

根詰まりと乾きの早さ。グレイシャーは斑入りの中では成長が早く、吊り鉢は乾きやすい。

対策

夏は朝夕に鉢の重さを確かめて水を与え、秋に一回り大きな鉢へ植え替えます。真夏の植え替えは避けます。

ヘデラ・ゴールドチャイルド黄色い斑が薄くなってクリーム色になる

原因

光量不足、またはチッソ分の多い肥料の与えすぎ。古い葉がクリーム色になるのは自然な変化でもある。

対策

午前中に日が当たる明るい半日陰へ移し、肥料は規定量より控えめにします。新しい葉の色で判断します。

ヘデラ・白雪姫葉が緑っぽくなって白さが減る

原因

光量不足か先祖返り。暗い場所では緑の部分が増え、一部のつるが緑一色に戻ることもある。

対策

直射日光の当たらない範囲で最も明るい場所へ移します。緑一色のつるは白い葉のある位置まで切り戻します。

アグラオネマ葉に茶色い斑点や白く抜けた跡が出る

原因

直射日光による葉焼け。暗い場所から急に明るい窓辺へ移したときに起こりやすい。

対策

焼けた葉は戻らないので付け根から切り、レースカーテン越しの明るい日陰へ戻します。置き場所を明るくするときは1〜2週間かけて少しずつ慣らしてください。

アグラオネマ・シルバークイーン銀色の模様がぼやけて緑っぽくなる

原因

光量不足。銀の模様は適度な明るさで最も冴える。

対策

新聞の文字が楽に読める明るさ以上の場所へ移します。新しい葉から模様が戻ります。直射日光は葉焼けするので、あくまで明るい日陰の範囲で調整を。

アグラオネマ・シルバークイーン葉に白く抜けた斑点や茶色い焼け跡が出る

原因

直射日光による葉焼け。薄い銀葉は緑葉の品種より短時間で焼ける。

対策

焼けた葉は戻らないため付け根から切り取り、鉢を窓から50cmほど離すか、午後の西日が入らない位置へ移します。次に出る葉が本来の銀色なら置き場所は合っています。

アグラオネマ・ピクタム・トリカラー新しい葉に銀色のかすれや黒い点が出る

原因

アザミウマの食害。新しい葉の表面を削るように吸汁し、迷彩模様に紛れて見落としやすい。

対策

葉の表と裏をシャワーで洗い流し、観葉植物に使える殺虫剤を表示どおりに使います。ケース内の他の株も確認し、新しく迎えた株は2週間ほど離して様子を見てから同じケースに入れます。

アグラオネマ・レッド葉に白い点が増えてかすれる

原因

ハダニの吸汁。乾燥期に葉裏で増え、赤い模様に紛れて発見が遅れやすい。

対策

シャワーで葉裏を洗い流し、3日おきに3回繰り返します。その後は週2〜3回の葉水と月1回の葉拭きで予防を。かすれた葉は戻らないので付け根から切り、次の葉の状態で回復を確認します。

アグラオネマ・ロータスデライト葉に白い点が出てかすれる

原因

ハダニの吸汁。乾燥期に葉裏で増え、濃い緑の部分に白い点が目立つが、ピンクの縁では模様に紛れて見落としやすい。

対策

シャワーで葉裏を洗い流し、3日おきに3回繰り返します。その後は週2〜3回の葉水と月1回の葉拭きで予防します。かすれた葉は戻らないので、葉数に余裕があれば付け根から切り、次の葉で回復を確かめます。

アジアンタム・テネルム新芽がピンクに色づかない

原因

光か温度の不足、またはもともと色づかない系統であること。

対策

レースカーテン越しの窓から70cm〜1mの明るい日陰に移し、15°C以上を保ちます。色づく品種かどうかは購入時のラベルや新芽の色で確かめます。

アロカシア・アマゾニカ白い葉脈がぼやけて緑っぽくなった

原因

光不足。暗い場所では葉が光を集めようとして緑の部分が増え、新しい葉ほど葉脈の白さが薄くなる。

対策

レース越しの光が届く窓から50cm〜1mの位置へ移します。開いた葉は大きく変わらないので、次に開く葉で白さが戻るかを確かめます。

アロカシア・ゼブリナ葉柄がべたべたして黒く汚れる

原因

葉柄の付け根に付いたカイガラムシの排せつ物と、それに生えるすす病。縞模様にまぎれて虫を見落としやすい。

対策

歯ブラシや綿棒で虫をこすり落とし、葉柄を濡れた布で拭きます。数が多い場合は殺虫剤を2週間おきに2〜3回散布します。

アロカシア・ゼブリナ縞模様が薄く間延びして見える

原因

光不足で葉柄が細く長く伸び、縞の間隔が広がっている。縞の濃さには株ごとの個体差もある。

対策

レース越しの明るい窓辺で育て、次に伸びる葉柄を太く短くします。購入時は縞のはっきりした株を選びます。

アンスリウム花の色が緑っぽくなってきた

原因

苞の寿命による自然な緑化。咲き進むと葉緑素が増え、最後は普通の葉のようになる。咲き始めから薄い場合は光不足や低温。

対策

緑化した苞は花茎ごと根元から切り取ると、次の花芽の立ち上がりが早まります。咲き始めから色が薄いときは、置き場所を明るくし15°C以上を保ってください。

アンスリウム葉に茶色い斑点が広がる

原因

多湿と風通しの悪さによる葉の病気、または直射日光による葉焼け。葉水のしすぎで葉が長時間濡れたままになると起こりやすい。

対策

斑点の出た葉は切り取り、株の間隔を空けて風を通します。葉水は朝に行い夕方までに乾く程度にし、直射日光が当たっている場合はレースカーテン越しに移してください。

アンスリウム・クリスタリナム葉に黒っぽい斑点が広がる

原因

蒸れによる斑点病や、葉の表面に水滴が長く残ったことによる傷み。ケースで加湿して換気しないと起きやすい。

対策

斑点の出た葉は付け根から外し、ケースは1日数回開けて換気し、小型の扇風機で空気を動かします。葉水は朝に軽く行い、夜までに乾くようにしてください。

チランジア・ハリシー葉が緑っぽく透けて柔らかい

原因

水のやりすぎ。銀葉種なのに緑葉種と同じ回数の霧吹きをしたり、毎回長くソーキングしたりすると起こる。

対策

霧吹きを週1〜2回に減らし、水やり後は逆さにして乾かします。株元が柔らかい場合は数日水を止めて乾かします。

エクメア・ファシアータピンクの苞の色があせて茶色くなる

原因

苞の寿命。苞は3〜6か月ほど色を保つとされるが、その後は自然に色があせる。暗い場所や乾燥で早まることもある。

対策

苞がくすんで茶色くなったら、花茎を株の中心のできるだけ深い位置で切り取ります。これは寿命による変化なので、以後は子株を育てる管理に切り替え、明るい窓辺で筒に水をためて育てます。

オキザリス・トリアングラリス葉にオレンジ色の粉のような斑点が出る

原因

さび病です。屋外で育てた株や、風通しが悪く湿った環境で発生しやすくなります。

対策

症状の出た葉を早めに切り取り、水は株元に与えます。被害が広い場合は葉をすべて刈り込み、新しい葉に更新します。

オリヅルラン斑がぼやけて緑っぽくなった

原因

光量不足。白斑は明るさで維持されるため、暗い場所では新しい葉から斑が薄くなる。

対策

レースカーテン越しの明るい場所へ移します。新しい葉から斑が戻り、すでに緑化した葉は戻りません。直射日光は葉焼けするので、レース越しか明るい日陰の上限を選んでください。

カラテア葉の模様が薄くなり色あせてきた

原因

直射日光による退色、または極端に暗い場所での模様のぼやけ。肥料切れでも葉色が冴えなくなる。

対策

北向きの明るい窓辺など柔らかい光の場所へ調整を。直射日光は厳禁ですが、暗すぎても模様が出ません。春から秋は月1回の薄めの液肥を続けると、次の葉から模様が戻ります。

カラテア・オルナータ線模様がかすれて葉に細かい白い点が出る

原因

ハダニの吸汁。葉裏の赤紫の面に付くため見つけにくく、乾燥した部屋で増えやすい。

対策

浴室のシャワーで葉裏を洗い流し、湿度を上げます。発生が続く場合は殺ダニ剤を7〜10日おきに2〜3回散布し、週1回は葉裏をライトで照らして確認します。

カラテア・フレディ葉の地色が黄色っぽく抜ける

原因

光が強すぎる。明るい緑の地は光に敏感で、窓際の直射や西日に当たると黄色っぽく色が抜け、羽根模様がぼやける。

対策

窓から1mほど離した、レースカーテン越しの明るい日陰へ移します。抜けた色は戻りませんが、次に開く葉からはっきりした模様が出ます。傷みの目立つ葉だけ付け根から切ります。

カラテア・マコヤナ羽根模様がぼやけて葉が白っぽくかすれる

原因

ハダニの吸汁。葉裏に付き、薄い葉の表に細かい白い点として現れる。

対策

シャワーで葉裏を洗い流し、朝夕の葉水で湿度を保ちます。発生が続く場合は殺ダニ剤を7〜10日おきに2〜3回散布します。

ギボウシ葉に不規則な模様が出て、葉がねじれたり縮んだりする

原因

ホスタウイルスX(HVX)などのウイルス病。治療法はなく、汁液や刃物を介して他の株に伝染する。

対策

疑わしい株は根ごと掘り上げて処分し、使ったハサミやスコップは消毒します。同じ場所に新しいギボウシをすぐ植えるのは避け、購入時は葉の模様が品種本来のものか確認してください。

コウモリラン葉に黒い斑点が広がる

原因

炭疽病(多湿・蒸れ・風通しの悪さ)

対策

患部を切り取り、風通しを改善して水やりを控える。ひどい場合は殺菌剤を散布する

コーヒーの木葉に茶色い斑点ができて広がる

原因

直射日光による葉焼けが最も多い。春に急に屋外へ出したときに起こりやすい。

対策

レースカーテン越しの光に戻し、屋外に出すなら半日陰から2週間かけて慣らします。焼けた葉は戻らないので切り取り、新しい葉の状態で回復を判断します。

コルジリネ赤い葉の色があせて緑っぽくなる

原因

光量不足。赤やピンクの色素は光が足りないと作られにくく、暗い部屋では新しい葉ほど緑がかった色で開く。

対策

レースカーテン越しから半日ほど日の当たる窓辺に移し、5〜9月は屋外の半日陰に出します。次に開く葉から色が戻ります。あせた葉は戻らないので、新しい葉の発色を確かめてから整理します。

ザミオクルカス・ルッキー葉が黄色くなる(株元は硬いまま)

原因

古い葉の自然な世代交代、直射日光による葉焼け、または冬の低温。斑入りの'Lucky White'は特に強光で葉焼けしやすい。

対策

下の古い葉が1本ずつ黄変するだけなら正常なので、付け根から切り取ります。日差しの強い窓辺ならレース越しに移し、冬は10°C以上を保ってください。一度に多くの葉が黄変する場合は水やりの頻度を見直します。

サンスベリア・ゼラニカ葉の縞模様がぼやけてきた

原因

光量不足。ゼラニカの横縞は光をしっかり受けるほど鮮明に出る。

対策

レースカーテン越しの明るい窓辺へ移します。夏の直射日光だけ避ければ、強めの光がゼラニカの模様を美しく保ちます。水不足と勘違いして水を増やさないでください。

サンスベリア・ムーンシャイン葉挿しで出た子株が濃い緑の縞模様になった

原因

品種の特性。銀白色は不安定な変異で、葉挿しでは受け継がれず基本種に近い姿に先祖返りする。

対策

異常ではありません。銀白色のまま増やしたい場合は、5〜8月の植え替え時に地下茎ごと子株を切り分ける株分けで行ってください。緑の株は丈夫なサンスベリアとして育ちます。

サンスベリア・ローレンチ黄色い縁が薄くなり緑っぽくなってきた

原因

光量不足。黄色い縁の発色は光量で決まり、暗い場所では新しい葉ほどくすんでいく。

対策

レースカーテン越しの明るい窓辺へ移します。すでに出た葉の色は戻りませんが、次に出る葉から鮮やかな黄色が戻ります。真夏の西日だけは葉焼けするので避けてください。

シンゴニウムピンクの葉が緑っぽくなる・色が薄い

原因

光量不足、または葉が古くなることによる自然な変化。ピンク系品種は暗い場所では新しい葉の色も薄くなり、肥料の与えすぎでも緑が強くなる傾向がある。

対策

レースカーテン越しの明るい窓辺に移し、肥料は規定量を守ります。直射日光は葉焼けで色が抜けるので避けます。古い葉は戻りませんが、次の新芽の色で改善を確認できます。

シンゴニウム・ネオンピンクの葉が緑っぽくくすんできた

原因

光量不足、または窒素分の多い肥料の与えすぎ。ピンクの発色は明るさで保たれ、暗い場所では新しい葉ほど緑がかる。

対策

レースカーテン越しの光が半日以上入る窓辺へ移し、肥料は2か月に1回の控えめな量にします。くすんだ葉は戻りませんが、次に開く葉からピンクが戻ります。

ストロマンテ・トリオスターピンクやクリーム色の斑が薄くなる

原因

光が足りないことが主な原因です。暗い場所では新しい葉の斑が出にくく、緑が強くなります。

対策

レース越しの光が数時間当たる窓辺に移します。次に出る葉から色が戻りますが、直射日光に当てると逆に焼けるので注意します。

スパティフィラム葉が白っぽく焼けて茶色い斑点が出た

原因

直射日光や西日による葉焼け。窓辺の夏の光は林床育ちの葉には強すぎる。

対策

窓から1〜2m離した明るい日陰に移します。焼けた葉は戻らないので付け根から切り取り、新しい葉がそろうまで水を切らさず管理してください。1〜2か月で見た目が整います。

スパティフィラム・ドミノ斑が消えて緑一色の葉が増えた

原因

光不足と、斑のない緑の葉の放置。緑の葉は光合成が盛んで、残すほど株の勢いが緑の葉に偏るとされる。

対策

レースカーテン越しの窓辺から50cm〜1mの明るい場所へ移し、緑一色の葉を月に1〜2枚ずつ付け根から切ります。数か月で斑入りの新しい葉が増えてきます。

スパティフィラム・ドミノ斑の白い部分だけが茶色く焼ける

原因

直射日光や西日による葉焼け。斑の部分は葉緑素が少なく、緑の部分より先に傷む。冬は窓辺の冷えや暖房の乾燥でも起こる。

対策

レースカーテン越しの位置に移し、焼けた葉は付け根から切ります。冬は冷たい窓ガラスから離し、加湿器と葉水で湿度を保ちます。

スパティフィラム・ドミノ斑の部分から黄色く変わってくる

原因

水のやりすぎによる根の傷み。成長がゆっくりで水を使う量が少ないのに、緑の品種と同じ頻度で与えている。

対策

水を止めて土をしっかり乾かし、受け皿の水を毎回捨てます。以後は表面が乾いて半日ほど置いてから与え、大きすぎる鉢なら一回り小さい鉢に植え直します。

スパティフィラム・ドミノ葉全体が白っぽくかすれる

原因

ハダニの吸汁。斑の白い模様と見分けにくく、気づくのが遅れやすい。

対策

葉の裏をライトで照らして確かめ、浴室のシャワーで洗い流します。斑の部分は薬害が出やすいので、薬剤は目立たない葉で試してから使います。

ディフェンバキア葉の斑が薄くなって緑っぽくなる

原因

置き場所が暗すぎる

対策

レースカーテン越しの光が入る場所に移す。緑化した葉は戻らないが、次に展開する葉から斑が復活する

ディフェンバキア・カミーラ白い斑が減って葉が緑っぽくなる

原因

光量不足。白い部分は葉緑素が少なく光合成できないため、暗い場所では株が緑の面積を増やそうとする。

対策

日中に手元の文字が読める明るさの場所へ移動を。緑化した葉は戻りませんが、次に出る葉からクリーム色が戻ります。直射日光は葉焼けするので避けてください。

ディフェンバキア・コンパクタ葉の中央の斑が白く抜けて薄茶色になる

原因

直射日光による葉焼け。クリーム色の斑は葉緑素が少なく、南向きの窓辺に置くと数日で焼ける。

対策

焼けた葉は戻らないので付け根から外し、窓から1m以上離したレースカーテン越しの場所へ移します。次に展開する葉から正常な斑になります。

ディフェンバキア・サブライムライム色の葉が緑っぽくくすむ

原因

光量不足か肥料の与えすぎ。暗い場所では新しい葉の黄緑がくすみ、肥料分が多いと葉の緑が濃くなる傾向があるといわれる。

対策

レースカーテン越しの明るい窓辺へ移し、肥料は規定の半量に控えます。緑寄りになった葉は戻りませんが、次に開く葉から明るい色に戻りやすくなります。直射日光には当てないでください。

ディフェンバキア・レフレクター特徴的な迷彩模様がぼやけて緑一色に近づく

原因

光量不足。レフレクターの模様は光が足りないと新葉ほどコントラストが弱くなる。窓から3m以上離れた場所や部屋の隅に長く置くと起きやすい。

対策

直射日光を避けた明るい半日陰(レースカーテン越し、窓から1-2m)へ移します。すでに緑化した葉は戻りませんが、次に展開する葉から模様が復活します。

ディフェンバキア・レフレクター葉裏がざらつき、模様がかすれて見える

原因

ハダニ。暖房で湿度が40%を下回る冬に葉裏に発生し、葉の色を抜く。深緑の葉は初期の変化に気づきにくい。

対策

葉裏をシャワーで洗い流し、週2-3回の葉水で湿度を補います。多発時は殺ダニ剤を1週間おきに2-3回散布。月1回の葉拭きで早期に見つけられます。

ドラセナ斑や縞が薄くなり、緑一色の葉が増えた

原因

光量不足による先祖返り。斑入り品種(幸福の木・ソングオブインディア・ワーネッキー)に共通する症状。

対策

レースカーテン越しの明るい場所に移すと、新しく出る葉から斑が戻ります。緑一色の枝が出ていれば付け根から切り取り、斑入りの枝を優先して育ててください。すでに緑化した葉は戻りません。

ドラセナ・ソングオブインディア黄色の斑が薄くなり、緑の葉が増えた

原因

光量不足による先祖返り。斑の部分は光合成の効率が低いため、暗い場所では株が緑の面積を増やす。

対策

レースカーテン越しの明るい窓辺に移すと、新しく出る葉から斑が戻ります。緑一色の枝は付け根から切り取り、斑入りの枝を優先して育ててください。すでに緑化した葉は戻りません。

ドラセナ・ソングオブインディア黄色の斑の部分が茶色く変色する

原因

強い日差しによる葉焼け、または乾燥。斑の部分は葉緑素が少なく、熱と乾燥に弱い。

対策

南向きの窓ではレース越しにするか、窓から50cm以上離します。エアコンの風を避け、葉水をこまめに。変色した部分は戻らないので、見た目が気になる場合は葉の形に沿ってカットしてください。

ドラセナ・マルギナータ葉の赤い縁取りが薄くなる

原因

日光不足で赤い色素が発色しない

対策

レースカーテン越しの明るい窓辺に移す。新しく出る葉から赤みが戻る

幸福の木黄緑の中斑が薄くなり、葉が緑一色に近づく

原因

光量不足。贈答で届いた株を暗い玄関や部屋の隅に置いたままにすると、新しく出る葉から斑がぼやける。

対策

レースカーテン越しの明るい場所に移すと、次に出る葉から斑が戻ります。すでに緑化した葉は戻りません。移動できない場合は、月に数日でも窓辺で光に当てるか植物用ライトを補ってください。

ネフロレピス・ダッフィー丸い小葉に白い斑点が散る

原因

ハダニの吸汁。乾燥した部屋で増えやすい。

対策

浴室のシャワーで葉の裏まで洗い流し、葉水で湿度を上げます。発生が続く場合は殺ダニ剤を7〜10日おきに2〜3回散布します。

ヒポエステス葉の水玉模様が薄くなる

原因

光が足りない、花穂が出て株が弱っている、肥料が多すぎるなどが考えられます。最も多いのは光不足です。

対策

レース越しの明るい窓辺に移し、花穂があれば摘み取ります。液肥は2週に1回を守ると、次に出る葉から模様がはっきりしてきます。

ピレア・ペペロミオイデス葉のふちや表面に茶色い斑点が出た

原因

直射日光による葉焼け、または過湿ストレス。肥料の与えすぎでも出る。

対策

レースカーテン越しの光へ移動し、水やりを土が乾いてから2〜3日後に徹底します。肥料は月1回の薄めた液肥にとどめます。傷んだ葉は戻らないため、新しい葉の状態で判断します。

カシワバゴムノキ葉の縁や葉先が茶色く枯れ込み、葉に赤茶色の斑点が出る

原因

水の与えすぎか与えなさすぎの極端な乾湿差、または空気の乾燥。大きな薄い葉は水分バランスの乱れが縁から現れる。

対策

土の表面が乾いたらたっぷり、乾く前には与えない、を徹底します。冬の暖房で湿度が40%を切る場合は葉水か加湿器を。枯れ込んだ部分は戻らないので、広がる場合のみ縁に沿って切り取ります。

フィカス斑入りの葉が緑一色になってきた

原因

光量不足による先祖返り。アルテシマやティネケなどの斑入り品種は、暗い場所では光合成のために緑の面積を増やす。

対策

レースカーテン越しの明るい窓辺へ移すと、新しく出る葉から斑が戻ります。緑一色の枝が出ていれば、5〜9月に付け根から切り取り、斑入りの枝を優先して育ててください。すでに緑化した葉は戻りません。

フィカス・アルテシマ明るい黄緑の斑が薄れ、新しい葉が緑っぽくなってきた

原因

光量不足。アルテシマの斑は光合成能力が低い部分なので、暗い場所では株が緑の面積を増やして光を確保しようとする。

対策

レースカーテン越しの明るい窓辺へ移動します。すでに緑化した葉は戻りませんが、次に展開する葉から斑が復活します。緑一色の枝が出た場合は付け根から切り、斑入りの枝を優先して育てます。

フィカス・アルテシマ葉に茶色〜白っぽい焼けたような跡ができた

原因

葉焼け。斑の部分は葉緑素が少なく熱に弱いため、真夏の直射日光や西日で黄緑の部分から先に傷む。

対策

焼けた部分は元に戻らないので、見た目が気になる葉は切り取ります。置き場所を直射日光の当たらないレース越しの光に変え、夏は窓から50cm以上離してください。

フィカス・ウンベラータ葉に茶色い斑点ができる

原因

直射日光による葉焼け、または葉裏のハダニ

対策

レースカーテン越しに移し、葉裏を確認してハダニがいればシャワーで洗い流す。焼けた葉は元に戻らない

フィカス・ティネケクリーム色の斑が減り、緑の面積が増えてきた

原因

光量不足。斑の部分は光合成ができないため、暗い場所では株が緑の葉を増やして生き延びようとする(先祖返り)。

対策

レースカーテン越しの明るい窓辺へ移動します。緑一色の葉が出た枝は付け根から切り取り、斑入りの枝だけを残すと斑が維持できます。すでに緑化した葉は戻りませんが、新しい葉から斑が回復します。

フィカス・ティネケクリーム色の部分が茶色くなって枯れ込む

原因

葉焼け、または乾燥。斑の部分は葉緑素がなく熱と乾燥に弱いため、直射日光や暖房の風で白い部分から先に傷む。

対策

直射日光の当たらない明るい日陰へ移し、エアコンの風が直接当たらない場所に置きます。傷んだ葉は戻らないので、見た目が気になれば切り取ります。冬は葉水で乾燥を防いでください。

フィカス・ティネケ下葉が黄色くなって落ち、幹の下だけ裸になった

原因

水のやりすぎによる根傷み、または冬の低温(10°C以下)。斑入りは緑葉のゴムの木より体力が少なく、ダメージが葉に出やすい。

対策

土が乾いてから水を与えるリズムに戻し、冬は10°C以上の場所へ。幹が硬く新芽が動いていれば回復します。裸になった部分が気になる場合は、春に切り戻して枝分かれさせるか、取り木で低い位置から仕立て直します。

フィカス・プミラサニーホワイトの白い斑が消えて緑一色のつるが出る

原因

斑入り品種の先祖返りと光量不足。暗い場所では覆輪が細くなり、勢いの強い緑一色のつるが増えやすい。

対策

緑一色のつるを付け根から切り、レースカーテン越しの明るい窓辺へ移します。斑のはっきりしたつるを挿し木して株を作り直すこともできます。直射日光は白い部分が焼けるので避けます。

フィカス・プミラ冬に屋外の株の葉が茶色く傷む

原因

霜や寒風による寒害。緑葉の株は0°C前後まで耐えるとされるが、霜が直接当たると葉が傷み、斑入りはさらに傷みやすい。

対策

傷んだ葉は春に新芽が動いてから切り取ります。茎が緑で硬ければ株は生きているので、5月以降に芽吹きを待ちます。次の冬からは軒下に移すか不織布で覆い、斑入りは室内へ取り込みます。

フィットニア茎が間延びして葉の模様がぼやける

原因

光不足です。暗い場所では茎の節の間が伸び、葉脈の色も薄くなります。

対策

レース越しの明るい場所へ移し、5〜8月に節の上で切り戻します。新しく出る葉から模様がはっきりしてきます。

フィロデンドロン新しい葉が小さく、色物品種の斑や色が出ない

原因

光量不足。斑や色の部分は葉緑素が少なく、暗い環境では株が緑の葉を優先して出す。

対策

レースカーテン越しの明るい場所に移し、緑一色の葉が続くつるは斑入りの葉が付く節まで切り戻します。次に出る葉から本来の模様が戻ります。直射日光は葉焼けするので避けてください。

フィロデンドロン・バーキン葉が赤茶色や緑一色になってしまった

原因

先祖返り。バーキンの白い筋の斑は不安定で、元になった赤い葉の品種や緑の葉の性質が出ることがある。

対策

株元から出た戻った芽は付け根から切り取ります。中心の芽が戻った場合は数枚様子を見て、筋が戻らなければ斑入りの子株や挿し木で株を更新します。

フィロデンドロン・ピンクプリンセスピンクの斑が消えて黒緑一色の葉ばかり出る

原因

光量不足による斑の後退。暗い場所では株が光合成を優先し、緑の面積が多い葉を出すようになる。

対策

レース越しの光が半日以上入る窓辺へ移し、緑一色の葉が2〜3枚続く茎は、最後に斑の入った葉が付いた節の1cm上で切り戻します。

フィロデンドロン・ピンクプリンセスピンクの部分から茶色く焼ける

原因

直射日光や西日による葉焼け。ピンクの斑は葉緑素がなく、強い光と熱に最も弱い。

対策

窓から1m離すかレースカーテンを挟みます。焼けた跡は戻らないので、気になる葉だけ付け根で切ります。

フィロデンドロン・ピンクプリンセス買ったときの均一なピンクが、新しい葉では緑に戻った

原因

薬剤で一時的にピンクにしたピンクコンゴなど、別の品種だった可能性が高い。

対策

株に問題はないので、緑の観葉植物としてそのまま育てます。ピンクプリンセスを選ぶときは、斑がまだらに入っているかを確かめます。

フィロデンドロン・ブラジル黄色い斑が消えて葉が緑一色になる

原因

光量不足による斑の後退。暗い場所では株が光合成を優先し、緑の面積が多い葉を出すようになる。

対策

レース越しの光が半日以上入る場所へ移し、緑一色の葉が続くつるは斑の入った葉の上で切り戻します。開いた葉の色は変わりませんが、次の葉から斑が戻りやすくなります。

フィロデンドロン・ブラジル斑の黄色い部分から茶色く焼ける

原因

直射日光や西日による葉焼け。斑の部分は葉緑素が少なく、強い光と熱に最も弱い。

対策

窓から1m以上離すか、レースカーテンを1枚挟みます。焼けた跡は戻らないので、気になる葉だけ付け根で切ります。

フィロデンドロン・ブラジル斑の部分が黄色く透けたようになって葉が落ちる

原因

過湿による根の傷み。斑の部分は水分の過不足に敏感で、根が傷むとそこから先に変色する。

対策

水を止めて土を乾かし、受け皿の水を捨てます。土が乾かない大きな鉢なら、元に近い大きさの鉢へ植え直し、傷んだ根を整理します。

フィロデンドロン・ホワイトナイト白い斑が消えて緑一色の葉ばかり出る

原因

光量不足、または斑のない節から伸びた枝。斑入りの性質は不安定で、暗い場所では新しい葉の白が細くなり、やがて消える。

対策

レース越しの光が半日以上入る場所へ移します。緑一色の葉が2〜3枚続いたら、5〜8月に最後に斑が入っていた葉のすぐ上の節で切り戻し、脇芽の斑を確かめます。

フィロデンドロン・ホワイトナイト葉の白い部分が茶色くなる

原因

白い斑は葉緑素がなく、直射日光や乾燥、冷えに弱い。真っ白な葉は光合成ができず、数週間で縁から傷むことも多い。

対策

直射日光の当たらない位置へ下げ、葉水で湿度を保ちます。傷みが半分を超えた葉は付け根から切ります。真っ白な葉が続く枝は、白と緑が混じる葉の上まで切り戻します。

フィロデンドロン・ホワイトナイト下葉が黄色くなって落ちる

原因

水のやりすぎや大きすぎる鉢による根傷み。斑の多い株は根の量が少なく、土が乾くまでに時間がかかる。

対策

水やりを止めて土を中まで乾かします。株元がぐらつく場合は鉢から抜き、黒い根を切って一回り小さな鉢へ、バークや軽石を混ぜた用土で植え直します。

フィロデンドロン・ホワイトナイト白い斑の上に細かなかすれが広がる

原因

ハダニの吸汁。乾燥期に葉裏で増え、白い部分では被害が模様に紛れて見落としやすい。

対策

シャワーで葉裏を洗い流し、3日おきに3回繰り返します。多い場合は殺ダニ剤を1週間おきに2〜3回使い、その後は週2〜3回の葉水と月1回の葉拭きで予防します。

フィロデンドロン・メラノクリサム葉に黒い斑点が出て、成長が止まる

原因

寒さによる傷み。13°Cを下回る環境や、冷たい窓辺の冷気に当たると起こりやすい。

対策

16°C以上を保てる部屋の内側へ移し、水は控えめにして春まで休ませます。傷んだ葉は回復しないので、新しい葉が開いてから外します。

フィロデンドロン・ワロクアナム葉に黒っぽい斑点が広がる

原因

高湿度のケースや温室棚で空気が動かず、蒸れて斑点病などが出ている。

対策

斑点の出た葉は付け根から外し、小型の扇風機で常に空気を回します。ケースは1日数回開けて換気し、葉の表面に水滴が長く残らないように加湿は空気側で行います。

プテリス葉の色があせて茶色い斑点ができる

原因

直射日光による葉焼け。窓辺で夏の日差しや西日が当たると、短時間でも葉が傷む。

対策

レースカーテン越しか、直射日光の入らない明るい場所へ移します。焼けた葉は戻らないので、見た目が気になる場合は株元から切ります。

ベゴニア・レックス葉に白い粉が広がる

原因

うどんこ病。葉が湿ったまま空気がよどむ環境で発生し、銀色の模様の品種では見落としやすい。

対策

指でこすって取れる粉なら病気なので、その葉を付け根から切り取ります。葉水をやめ、風通しの良い明るい日陰に移します。広がる場合はベゴニアに使える殺菌剤を散布し、新しい葉に出ないか確かめます。

ベゴニア・レックス銀色の模様が白っぽく色あせる

原因

強すぎる光による葉焼け。レックスの葉は薄く、窓ガラス越しの直射日光でも模様の部分から色が抜けやすい。

対策

レースカーテン越しのやわらかい光か、北側や東側の窓辺に移します。焼けた葉は元に戻らないので、新しい葉が開いてから付け根で切ります。暗すぎると葉柄が伸びるので、明るい日陰を目安にします。

ペペロミア茎が間延びして葉と葉の間隔が広がった

原因

光量不足による徒長。暗い場所で光を求めて節間が伸びた状態で、斑入り品種は模様もぼやける。

対策

レースカーテン越しの明るい半日陰へ移します。5〜8月なら間延びした枝を節の上で切り戻すと、低い位置から脇芽が出て締まった姿に戻ります。切った枝は挿し木にして親株に寄せ植えするとボリュームが早く戻ります。

ペペロミア・アルギレイア(スイカペペ)スイカ模様の縞が薄くなる

原因

光量不足で葉の色が濃い緑に寄り、銀色の縞がくすんで見える。直射日光で縞まで白く色あせた場合は葉焼け。

対策

レースカーテン越しの明るい場所へ移すと、新しい葉から縞がくっきり戻ります。葉焼けの場合は直射日光の当たらない場所へ移し、焼けた葉は付け根から切ります。

ペペロミア・ホープ葉が黄色っぽく色あせ、茶色い斑点が出る

原因

直射日光や照明の熱による葉焼け。吊り鉢を窓の上部や照明の近くに掛けると起こりやすい。

対策

レース越しの光が届く位置へ移し、照明からは30cm以上離します。焼けた葉は戻らないため付け根から取り、新しい葉がきれいに開けば回復しています。

ポトス斑が消えて緑一色になる

原因

日光不足で葉緑素の多い葉を作ろうとしている

対策

レースカーテン越しの明るい場所に移動する。すでに緑化した葉は戻らないが、新しい葉から斑が復活する

ポトス・エンジョイ葉が小さくなり斑のバランスが崩れる

原因

光量不足または根詰まり。

対策

東向きの窓辺など明るい場所へ移し、2年近く植え替えていなければ5〜6月に一回り大きな鉢へ。根詰まり解消後は本来の白緑コントラストの葉が戻ります。

ポトス・エンジョイ葉先や白い部分が茶色く乾く

原因

暖房やエアコンの風による乾燥、または冬の窓際の冷気。斑の白い部分は組織が弱く先に傷む。

対策

吹き出し口の正面と窓際を避け、10°C以上の部屋の内側へ移します。週2〜3回の葉水で湿度を補ってください。傷んだ部分は戻らないため、気になる葉だけ付け根で切ります。

ポトス・グローバルグリーン新しい葉の中央の斑がぼやけて緑一色に近づく

原因

光量不足。中央の明るい緑は光が足りないと地の濃い緑との差が縮まり、模様がはっきりしなくなる。窒素の多い肥料の与えすぎでも目立ちにくくなるといわれる。

対策

窓から1〜2mのレース越しへ移し、液肥は薄めを守ります。1〜2か月後に開く葉から模様が戻るので、肥料を増やさずに待ちます。

ポトス・グローバルグリーン斑のない濃い緑の葉ばかりのつるが伸びてくる

原因

斑の性質が弱まった先祖返りや、暗い環境が続いたこと。緑一色の葉は勢いが強く、放置すると株全体に広がりやすい。

対策

斑のはっきりした葉が付く節の1cmほど上まで切り戻し、明るい場所で管理します。切ったつるは模様が出にくいので、観賞用の水栽培に回します。

ポトス・グローバルグリーン葉の模様の部分が白っぽくかすれる

原因

ハダニの吸汁。湿度40%以下の乾燥期に葉裏で増え、中央の明るい緑の部分では被害の跡が目立ちやすい。

対策

シャワーで葉裏を洗い流し、3日おきに2〜3回繰り返します。以後は週2〜3回の葉水で予防し、傷んだ葉は付け根で切り取ります。

ポトス・セブブルー葉の銀色の光沢が消えて緑っぽくなる

原因

光不足。暗い場所では青みがかった銀色の光沢が弱まり、くすんだ緑に見えるようになる。ハダニの吸汁でまだらに抜けることもある。

対策

レースカーテン越しの明るい窓辺へ移すと、次に出る葉から光沢が戻ります。葉の表面がまだらにかすれている場合は葉裏を確かめ、ハダニがいればシャワーで洗い流して3日おきに3回繰り返します。

ポトス・パールアンドジェイド白い部分の中の斑点が消えてエンジョイのような葉になる

原因

枝変わり由来の品種のため、斑点のない葉が付いたつるが出ることがあるといわれる。光不足で模様がぼやけている場合もある。

対策

斑点のない葉ばかりのつるは、斑点のある葉が付いた節まで切り戻します。挿し木で増やすときも、斑点のはっきりした葉の付いたつるを選んでください。明るさを確保すると模様が出やすくなります。

ポトス・マーブルクイーン白い斑がだんだん減って緑の葉が増えてきた

原因

光量不足。斑の白い部分は葉緑素がなく光合成できないため、暗い環境では株が生き残るために緑の面積を増やそうとする。

対策

東向きの窓辺などポトスより明るい場所へ移動します。すでに緑化した葉は戻らないので、緑一色の葉やつるはマーブル模様の葉が付く節まで切り戻すと、斑入りの性質を維持しやすくなります。

ポトス・マーブルクイーン葉先や白い部分から茶色く傷む

原因

斑の部分は組織が弱く、直射日光、乾燥、寒さのダメージが緑の部分より先に出る。

対策

直射日光を避け、冬は10°C以上を確保します。乾燥期は週2〜3回の葉水で湿度を補います。傷んだ部分は広がらないため、気になる場合のみ切り取ります。

ポトス・マーブルクイーン葉が白っぽくかすれ、斑の部分に小さな傷が目立つ

原因

ハダニの吸汁。湿度40%以下の暖房期に葉裏で増え、白い部分では被害が目立ちやすい。

対策

シャワーで葉裏を洗い流し、週2〜3回の葉水で予防します。多発した場合は殺ダニ剤を1週間おきに2〜3回散布し、傷んだ葉は切り取ります。

ポトス・マンジュラ白い斑の部分に茶色いシミが広がる

原因

過湿による根の傷み、10°Cを下回る低温、強い日差しのいずれか。白い部分は葉緑素がほとんどなく組織も薄いため、株の不調が最初にここへ出る。

対策

土が湿っていれば水やりを止め、鉢の中ほどまで乾いてから与える管理に切り替えます。寒い場所なら15°C前後の室内へ、窓辺ならレース越しへ移します。茶色い部分は戻らないので、気になる葉だけ付け根で切ります。

ポトス・マンジュラ新しい葉が緑一色になる(先祖返り)

原因

斑の性質を失ったつるが出る先祖返り、または光量不足。緑の葉は光合成の力が強く、放置すると株の中で優勢になる。

対策

緑の葉が2〜3枚続くつるは、斑のある葉の節のすぐ上で切り戻します。同時に置き場所を明るい窓辺のレース越しへ移すと、次の芽から斑が戻りやすくなります。

ホヤ・カルノーサ・クリムソンクイーン斑が消えて緑一色の葉が出る

原因

暗い場所での光合成の補い、または元のカルノーサの性質に戻る先祖返り。緑のつるは勢いが強く広がりやすい。

対策

緑一色のつるは斑のある葉の位置まで切り戻し、明るい場所へ移します。切った緑のつるは挿し木にすると緑葉のカルノーサとして育ちます。

ホヤ・カルノーサ・クリムソンクイーン白い斑の部分が茶色く焦げる

原因

真夏の直射日光や西日による葉焼け。斑の部分は葉緑素が少なく、緑の部分より焼けやすい。

対策

6〜9月はレースカーテン越しか明るい日陰に移します。焦げた部分は戻らないので、気になる葉は付け根から取り除きます。

ホヤ・カルノーサ・クリムソンクイーン斑の部分から黒っぽく傷んで葉が落ちる

原因

水のやりすぎ。斑入りは緑葉より水の消費が少なく、同じペースで与えると過湿になりやすい。

対策

鉢を持ち上げて軽くなってから水を与えるように変え、冬は2〜3週に1回まで減らします。改善しなければ根を確認し、傷んだ根を切って植え直します。

マランタ葉の色があせて模様がぼやける

原因

強すぎる光による色あせです。直射日光や西日が当たると、葉の色が白っぽく抜けてきます。

対策

レースカーテン越しか、窓から1〜2m離れた明るい日陰へ移します。新しく出る葉から色が戻ります。

マランタ・ケルコベアナ葉の斑点が薄くなってきた

原因

多くは葉の成長に伴う自然な変化。新しい葉まで薄い場合は光不足。

対策

古い葉だけなら心配いりません。新しい葉の斑点も薄く葉が小さいときは、窓の光が届く明るい日陰へ移します。

マランタ・レモンライム模様がぼやけて濃い緑一色に近づく

原因

光不足で、ライムの明るさが失われている。

対策

レースカーテン越しの窓から1〜1.5mの、明るさが安定する場所へ移します。新しい葉からライムの色が戻ります。

モンステラ・タイコンステレーション斑の部分が茶色くカサカサになる

原因

空気の乾燥か強い光。葉緑素の少ないクリーム色の斑は緑の部分より傷みやすく、湿度が40%を下回ったり直射日光に当たったりすると縁から茶色くなる。

対策

茶色い部分は戻らないので、葉の半分以上が傷んだ場合だけ付け根から切ります。置き場所をレースカーテン越しにし、加湿器で湿度を50%以上に保つと、次の葉の傷みが減ります。

モンステラ・タイコンステレーション斑の部分が日焼けして白っぽく抜け、茶色く変色した

原因

直射日光やガラス越しの西日による葉焼け。成長を急いで強い光に当てると、斑の部分から数日で焼ける。

対策

焼けた部分は戻らないので、窓から少し離したレース越しの場所へ移します。光を増やしたいときは、1週間ほどかけて少しずつ窓に近づけるか、植物用の照明で補います。

モンステラ・タイコンステレーション新しい葉が小さく切れ込みが入らない

原因

光量不足か株の若さ。斑の部分で光合成ができないぶん、緑のモンステラより多くの光を必要とし、暗いと葉が小さいまま出る。

対策

窓から1m以内のレースカーテン越しへ移し、水苔の支柱に気根を誘引して上へ登らせます。春〜秋は月1回の薄めの液肥を与えます。組織培養の若い苗は最初の数枚に切れ込みがないのが普通です。

モンステラ・タイコンステレーションほとんどクリーム色一色の葉が出た

原因

斑の出方は葉ごとに異なり、斑が大きく入る葉が出ることがある。斑一色の葉は光合成がほとんどできず、傷みやすい。

対策

すぐに切らず、次の葉が開くまで残します。株を支える緑の多い葉を大切にし、明るい場所で育てます。斑一色の葉が茶色く傷んできたら、付け根から切り取ります。

花・草花の「斑・模様・色が薄くなる」事例(20件)

アマリリス葉や球根に赤い斑点や筋が出る

原因

アマリリスに多い赤斑病。雨に当たり続ける環境や過湿、葉や球根の首にかかる水で広がりやすい。

対策

斑点の出た葉を取り除き、雨の当たらない風通しの良い場所に移します。水は株元の土に与え、広がる場合は適用のある殺菌剤を散布します。植え替え時は傷んだ外皮をはがします。

ガーベラ葉に白い曲線の模様が描かれている

原因

ハモグリバエ(エカキムシ)の幼虫が葉の中を食い進んだ痕。

対策

線の先端にいる幼虫を指で潰すか、被害葉を摘み取ります。多発時は成虫対策として黄色粘着トラップが有効です。

キク葉裏に白〜淡黄色のイボ状の斑点が出た

原因

白さび病。キク特有の重要病害で、多湿と株の老化で広がります。

対策

病葉を見つけ次第除去して処分し、風通しを確保します。多発する株は諦めて処分し、健康な冬至芽や挿し芽から株を更新するのが確実です。

クリスマスローズ葉が黒くなる・黒い斑紋やねじれが出る

原因

ブラックデス(ウイルス病)。アブラムシが媒介

対策

治療法がないため感染株は処分し、使ったハサミは消毒。アブラムシを見つけ次第駆除して予防する

コキア秋になっても赤く紅葉せず、緑のまま茶色くなった

原因

日当たり不足か、肥料(特に窒素分)が効きすぎていることが多い原因です。紅葉しない品種を植えている場合もあります。

対策

その年の株は戻らないので、翌年は1日中日の当たる場所に植え、元肥を控えめにして追肥はしません。苗を買うときは名札で紅葉する品種か確かめます。

コキア夏に葉が白っぽくかすれ、細かい糸が張っている

原因

乾燥した時期に増えるハダニの吸汁です。放置すると秋の紅葉もくすみます。

対策

ホースの水で株全体を勢いよく洗い流し、数が多ければハダニ用の薬剤をラベルどおりに使います。夏は数日おきに葉の裏を確認します。

シンビジウム葉にモザイク状の斑や黒い斑点が広がる

原因

ウイルス病、または高温多湿による斑点性の病気です。ウイルス病は治療できません。

対策

モザイク状の斑なら株ごと処分し、使ったハサミを消毒して他の株への感染を防ぎます。黒い斑点だけなら病葉を取り除き、風通しの良い場所で殺菌剤を2回散布します。

ダリア夏に花が小さくなり色があせた

原因

35°Cを超える猛暑による花質の低下です。冷涼な高原原産のダリアの正常な反応です。

対策

7月下旬から8月上旬に株を1/2-1/3に切り戻し、肥料を止めて半日陰で休ませます。9月に液肥を再開すると10-11月に春以上の秋ダリアが咲きます。

チューリップ花びらに筋状の模様や色むらが出る

原因

アブラムシが媒介するモザイク病(ウイルス病)です。品種本来の模様ではなく、年々花が小さくなります。

対策

治す方法はないので、周囲への感染を防ぐために発症株は球根ごと抜き取って処分します。3〜4月のアブラムシを早めに駆除し、使ったハサミは消毒してください。

ツワブキ夏に葉が黄色くなったり、茶色く焼けたりした

原因

真夏の直射日光や西日による葉焼けです。斑入りの品種は特に日焼けしやすい性質です。

対策

傷んだ葉は付け根から切り取ります。鉢植えは明るい日陰へ移し、庭植えは秋か春に半日陰へ植え替えます。

ニオイアヤメ葉に褐色の斑点が出る

原因

葉に斑点の出る病気です。長雨や風通しの悪さで広がりやすくなります。

対策

斑点の出た葉を取り除き、枯れ葉もこまめに片付けて株元の風通しを良くします。株の上から水をかけないようにします。

ネリネ葉が赤茶色の斑点だらけになる

原因

ヒガンバナ科の球根に出やすい赤斑病などの病気が考えられます。過湿と風通しの悪さで出やすくなります。

対策

斑点の多い葉は取り除き、鉢の間隔をあけて風を通します。水は株元に与え、葉に水をかけないようにします。広がる場合は、症状に合う登録薬剤をラベルどおりに使います。

パボニア葉に白いかすれが出て色があせる

原因

ハダニの被害が考えられます。乾燥を好む小さな虫で、とくに室内で冬越しさせる間に暖房で空気が乾くと、葉裏で増えやすくなります。

対策

葉裏をシャワーで洗い流し、3日おきに2〜3回繰り返します。予防には霧吹きで葉に水をかけます。数が多い場合は園芸用の殺ダニ剤を表示どおりに使います。

バラ葉に黒い斑点が出て黄変し、次々落葉する

原因

黒星病です。バラ最大の病害で、雨の泥はねと葉の濡れから感染し、梅雨と秋雨の時期に広がります。

対策

病葉と落ち葉を徹底的に除去して処分し、株元にマルチングをします。薬剤は7-10日おきのローテーション散布が有効ですが、根本対策は耐病性品種への切り替えです。株は落葉しても枯れず、新しい葉を出して回復します。

パンジー花びらに小さな白い斑点やかすれが出る

原因

スリップス(アザミウマ)の吸汁被害、または灰色かび病の初期です。

対策

被害花は早めに摘み取り、多発時は園芸用の薬剤を使います。灰色かび病なら花がら摘みと株元給水、風通しの改善で抑えられます。

ヒマワリ梅雨明け後、下葉から斑点が出て枯れ上がる

原因

褐斑病やべと病で、密植と泥はねで広がります。株間が狭く風通しの悪い株で起こりやすい症状です。

対策

発症した下葉を取り除き、株間の風通しを確保します。開花には大きく影響しないことが多いので、上位の葉を守ることに注力し、水やりは株元に与えて泥はねを防ぎます。

フジバカマ葉脈が黄色く網目状に浮き出て株が縮む

原因

コナジラミが媒介するウイルス病。斑入り品種と見間違えられることがあり、治す方法がない。

対策

症状の出た株は根ごと抜いて処分し、ほかの株へ広がるのを防ぎます。夏は葉裏の白く小さな虫(コナジラミ)を見つけたら早めに水で洗い流すか、用途に登録のある薬剤で防除します。新しい苗は葉脈に黄色い網目がないか確かめて買います。

ユリ葉に濃淡のモザイク模様が出て、年々弱る

原因

ウイルス病。アブラムシが媒介し、治療法はない。

対策

発症株は残念ですが掘り上げて処分し、感染源を断ちます。ハサミ・手指の消毒、アブラムシの早期駆除が予防のすべてです。健全株との植え場所の分離も有効。

ユリ梅雨時に葉に茶色い斑点が広がり枯れ上がる

原因

葉枯病(ボトリチス)。多湿と風通しの悪さで広がる。

対策

発症した葉を早めに取り除き、株の間隔を空けて風通しを確保します。水は株元に与え、葉を濡らさないようにします。多発するなら発生初期に殺菌剤を散布してください。

ワレモコウ葉に白い粉をまぶしたような斑点が出る

原因

うどんこ病。株が混み合って風通しが悪いときや、梅雨明け後に乾燥と高温が続くと出やすい。

対策

白くなった葉は早めに取り除き、混み合った茎を間引いて風を通します。広がる場合は用途に登録のある薬剤をラベルどおりに使います。鉢植えは毎年2〜3月に植え替えて根詰まりを防ぎ、株の勢いを保つと出にくくなります。

野菜の「斑・模様・色が薄くなる」事例(14件)

キュウリ葉に黄色い小斑点が出て褐色に枯れ広がる

原因

べと病。梅雨時の多湿と泥はねで感染が広がる。

対策

病葉は見つけ次第取り除き、株元に敷きわらをして泥はねを防止します。整枝で風を通し、水やりは朝に株元へ。進行が速い病気なので、初期の専用薬剤散布が有効です。

キュウリ葉に白い粉をまいたような斑点が出る(うどんこ病)

原因

風通し不足と葉面の乾燥で広がるカビの病気。梅雨明け後の高温期に多発する。

対策

病葉を取り除き、発生初期なら重曹水(水1Lに重曹1g)か専用薬剤を葉の裏表に散布します。下葉かきと整枝で風を通し、耐病性品種を選ぶと再発が減ります。

ジャガイモ梅雨時に葉が黒褐色に枯れ広がった

原因

疫病。多湿と気温15-20°Cの条件で急速に広がるカビの病気で、葉に暗褐色の病斑が出て数日で株全体が枯れます。密植や風通しの悪さが発生を助長します。

対策

病斑のある葉と茎を切り取って畑の外で処分し、風通しを確保します。イモがある程度太っていれば早めに収穫して被害を止めます。次作は株間30cmを守り、雨の多い年は予防散布を検討してください。

シュンギク葉に黄色い斑点が出て、葉裏に灰色のカビが生える

原因

秋の長雨や密植で湿気がこもると出るべと病です。

対策

病気の葉は早めに摘み取って処分し、株間を15cm以上に間引いて風を通します。水は株元に与え、雨が続く時期はプランターを軒下に移します。

ソラマメ葉やさやに赤褐色の斑点が広がる

原因

赤色斑点病。春の多湿と、整枝をせず枝が混み合って風通しが悪くなったことで発生する。

対策

病斑の出た葉やさやを取り除いて処分し、細い枝を整枝して風を通します。株元への水かけを避け、連作を避けることが翌年の予防になります。

ダイコン根の表面に黒い筋や斑点が出た

原因

キスジノミハムシの幼虫による食害痕、または土壌病害。

対策

見た目の問題で味は落ちないため、皮を厚めにむいて食べられます。次作は防虫ネットと連作回避、完熟堆肥で発生を減らします。

タマネギ春に葉が黄白色にぼやけて枯れてきた

原因

べと病です。3〜4月の多湿と多肥が誘因で、葉に黄白色の病斑が広がり、灰色のカビが生えます。

対策

発病葉は取り除き、広がった株は抜いて処分します。周りの株に殺菌剤を散布し、水はけを改善します。翌年は同じ場所を避け、1〜2年空けてください。

トマト葉に褐色の斑点が出て広がる

原因

梅雨など多湿時に発生する疫病

対策

斑点の出た葉をすぐ取り除いて処分し、雨よけの下に移す。必要なら殺菌剤を散布し、下葉かきで風通しを確保する

ニラニラの葉にオレンジ色の斑点が出る

原因

さび病です。春と秋の湿った時期に、肥料切れで株が弱ると出やすくなります。

対策

斑点の出た葉は刈り取って畑の外で処分し、追肥して株の勢いを保ちます。株間を空けて風通しをよくします。

ニンジン縞模様の大きなイモムシが葉を食べている

原因

キアゲハの幼虫。セリ科共通の常連。

対策

見つけ次第、割り箸で移動または捕殺します。株数が多ければ被害は分散するので、数株の犠牲で共存する選択もあります。葉の茂りが収量に直結するため、幼苗期だけは守ってください。

ニンニク春に葉にオレンジ色の斑点が広がった

原因

さび病です。春先の多肥(特にチッソ)と多湿で多発し、放置すると葉が枯れて球の肥大が止まります。

対策

発症葉を除去し、追肥を止めます。軽症なら収穫への影響は限定的です。来季は2月末で追肥を打ち切る止め肥の徹底と、風通しの良い株間で予防します。

ネギ葉にオレンジ色の粉のような斑点が出た

原因

さび病。雨の多い時期と窒素肥料の与えすぎで発生しやすく、春先に多い。

対策

発症葉を刈り取って処分し、乾かし気味で風通しの良い管理に切り替えます。追肥は2週間ほど止め、刈り取り収穫で株をリセットすると新しい葉はきれいに伸びます。

ホウレンソウ葉裏に灰色のカビ状の斑点が出た

原因

べと病。多湿と密植、同じ場所での連作で増える。葉の表には黄色い斑点が出る。

対策

発病した葉を取り除き、株間を6cm以上に間引いて風通しを良くします。水やりは午前中に株元へ。次作は耐病性品種を選び、畑では1〜2年あけてください。

ミニトマト下葉に褐色の斑点が広がる

原因

梅雨の長雨で発生した疫病

対策

斑点の出た葉をすぐ取り除き、軒下や雨よけの下に移して株元の風通しを良くする。茎まで進んだ株は抜き取る

果樹の「斑・模様・色が薄くなる」事例(11件)

イチゴ葉に白い粉をまぶしたような斑点が出る

原因

うどんこ病です。春と秋の昼夜の寒暖差が大きい時期に発生しやすくなります。

対策

発症した葉を取り除き、株間を空けて風通しを確保します。実が付いている時期は食用作物に使える薬剤や重曹水スプレーで初期に抑えるのがコツです。

イチゴ実が赤くならず白いまま、または部分的にしか色づかない

原因

日照不足か低温です。日当たりが1日5時間を切ると着色が遅れ、3月の寒の戻りでも色づきが止まります。

対策

プランターを最も日当たりの良い場所へ移し、葉が実を覆っていれば葉かきをして光を当てます。寒い日は不織布で保温すると、数日から1週間で色づきが進みます。

カキ秋、葉に黒い斑点が出て早々に落葉した

原因

落葉病(円星落葉病、角斑落葉病)です。早期に落葉すると実も熟せず落ちます。

対策

落ち葉は病原菌の越冬場所なので、すべて集めて処分します。翌年は6〜7月に予防散布を2回行うと効果的で、数年続けると発生が目に見えて減ります。

キウイ枝や幹から赤茶色の液がにじみ、枝が枯れる

原因

キウイフルーツかいよう病の可能性があります。細菌による病気で、春に傷口や芽の付け根から赤褐色の液が出て、葉に黄色い縁取りのある褐色の斑点が出ることがあります。

対策

症状のある枝は健全な部分まで切り取り、袋に入れて処分します。はさみは作業ごとに消毒し、剪定は晴れた日に行います。広がる場合は病害虫防除所や園芸店に相談します。

ジューンベリー葉にオレンジ色の斑点が出る

原因

近くにあるビャクシン類(カイヅカイブキなど)から病原菌が移る赤星病の可能性があります。白い粉が付く場合はうどんこ病です。

対策

斑点の出た葉は取り除いて処分します。赤星病は近くのビャクシン類と距離をとるのが根本の対策で、鉢植えは置き場所を離します。

パッションフルーツ葉に黄色いまだら模様が出て縮れる

原因

アブラムシなどが広げるウイルス病の可能性があります。

対策

治す方法はないため、症状のある株はほかの株から離し、処分を検討します。アブラムシを早めに防ぎ、剪定ばさみは株ごとに消毒して使います。

ヒメリンゴ葉にオレンジ色の斑点が出て、裏に毛のようなものが生える

原因

赤星病です。カイヅカイブキなどのビャクシン類で冬を越した病原菌が、4〜5月の雨で飛んでリンゴの仲間の葉に移ります。

対策

斑点の出た葉は取り除いて処分します。近くのビャクシン類から離した場所へ鉢を移し、翌年は展葉期から用途に登録のある薬剤で予防します。

ブドウ新梢や幼果に黒い斑点が広がる

原因

黒とう病。春から梅雨にかけて雨で胞子が広がり、新梢・葉・幼果に黒い斑点を作ります。雨ざらしの環境と、前年の罹病枝の残りが主な感染源です。

対策

斑点の出た新梢と幼果は切り取って処分し、雨よけを設置します。冬に罹病枝を残さず剪定し、粗皮を削って越冬病原を減らします。発芽前の予防散布も有効です。

ユズ葉や実にかさぶたのような斑点が出た

原因

雨と風で広がるかいよう病やそうか病が考えられます。トゲや強風でできた傷から病原菌が入りやすくなります。

対策

斑点の出た葉や枝を取り除いて処分し、混み合った枝を間引いて風通しをよくします。広がる場合は用途に登録のある薬剤をラベルどおりに使います。

ライム葉や実にかさぶたのような茶色い斑点が出る

原因

雨と風で広がり、トゲや虫の食べ跡の傷から入るかいよう病です。メキシカンライムは特にかかりやすいとされます。

対策

斑点の出た葉や枝を取り除いて処分し、雨の続く時期は軒下へ移します。強い風で枝が擦れない場所に置き、必要なら用途に登録のある薬剤を使います。

レモン葉や実にかさぶた状の斑点が出る

原因

風擦れや棘の傷から感染するかいよう病

対策

発症した葉と実を取り除いて処分し、風の強い場所を避ける。混み枝を剪定して風通しを良くし、長い棘は切っておく

ハーブの「斑・模様・色が薄くなる」事例(4件)

パセリ葉が丸ごと食べられて葉柄だけになった

原因

キアゲハの幼虫。6〜9月に黒と緑とオレンジの縞模様の幼虫がセリ科の葉を食べる。

対策

幼虫を割り箸で取り除き、葉裏の黄色い卵も潰します。食用なので薬剤は使いません。中心の成長点が残っていれば、薄い液肥を与えることで2〜3週間で新しい葉が出て回復します。週1回の葉裏点検で予防します。

ミント葉裏にオレンジ色の斑点が出る

原因

梅雨から夏の蒸れによるさび病

対策

発症した葉を取り除いて処分し、混み合った枝を刈り込んで風通しを確保する。水は株元に与え葉を濡らさない

メドースイート葉に白い粉をまぶしたような斑点が出る

原因

うどんこ病です。梅雨から夏、風通しの悪い蒸れた場所で発生しやすくなります。

対策

白くなった葉を取り除き、株の間を空けて風通しを良くします。広がる場合は、ハーブとして使わない株に限って園芸用の殺菌剤を使います。

メドースイート黄金葉(オーレア)の色が緑っぽくくすむ

原因

光不足か、花を咲かせて株が疲れていることが考えられます。暗い日陰では黄金色が出にくくなります。

対策

午前中だけ日が当たる明るい半日陰へ移し、花茎は早めに切り取ります。次に出る葉から色が戻ってきます。

庭木・樹木の「斑・模様・色が薄くなる」事例(13件)

アゴニス銅葉の色が薄く緑っぽくなる

原因

日照不足です。窒素分の多い肥料を与えすぎた場合にも、葉が緑がかりやすくなります。

対策

よく日の当たる屋外に移し、肥料は春と秋に少なめにします。新しく出る葉から色が戻ります。

アボカド葉に茶色や黒の点々(斑点)が出る

原因

白っぽくかすれた細かな点ならハダニ、黄色く縁取られた茶〜黒の丸い斑点なら炭疽病などの病気、急に強い日に当てた後の茶色い斑なら葉焼けが主な原因です。

対策

ハダニは葉裏を流水で洗い、葉水を続けます。病気の斑点は傷んだ葉を取り除き、株元に水を与えて葉を濡らさず、広がる場合は殺菌剤を使います。葉焼けした葉は戻らないので、明るい日陰から少しずつ日に慣らします。

ウメ実の表面に黒い斑点が出る

原因

黒星病です。梅雨時の雨で広がるウメの代表的な病害です。

対策

見た目の問題で加工用途には支障ないことが多いです。落葉と落果の清掃と、冬剪定での風通しの確保が予防の基本で、気になる年は開花後から予防散布を行います。

チャノキ葉に茶色い斑点ができ、葉が落ちる

原因

雨の多い時期に出やすい炭疽病などのカビの病気です。混み合った枝や水はけの悪い土で広がりやすくなります。

対策

斑点の出た葉と落ち葉を集めて処分し、混み枝を間引いて風通しを良くします。水はけが悪い場合は鹿沼土を混ぜて土を改良します。

ドウダンツツジ紅葉せずにくすんだ色で葉が落ちる

原因

日照不足、夜の寒暖差不足、夏の乾燥や害虫による葉の傷みのいずれかです。

対策

周囲の枝を整理して日を入れ、鉢は屋外の日なたに置きます。室外機や照明の近くは避け、夏の水やりとマルチングで葉を健康に保てば翌年から赤みが戻ります。

ナンテン新しい葉が縮れたり、まだら模様が出たりする

原因

新芽に付くアブラムシやナンテンキジラミの吸汁か、アブラムシが運ぶウイルス病が考えられます。

対策

虫が見えれば水で洗い流し、被害の大きい葉を取り除きます。まだら模様が広がって治らない株はウイルス病の疑いがあるので、株ごと処分します。

ニシキギ紅葉が赤くならず、茶色や黄色っぽいまま落ちる

原因

日照不足や夏の水切れ。日陰では赤い色素が作られにくく、夏に葉が傷んだ株は色づく前に落葉しやすい。

対策

半日以上、できれば午前から日の当たる場所で育てます。鉢植えは秋に日なたへ移し、夏は水切れさせないようにします。庭植えで日陰になる場合は、冬の落葉期に日なたへ移植すると翌秋から色が冴えます。

ボケ葉にオレンジ色の斑点が出る

原因

赤星病です。菌がカイヅカイブキなどのビャクシン類とボケの間を行き来して広がり、春から初夏に発生します。

対策

斑点の出た葉を取り除いて処分します。翌年からは4〜5月の新芽の時期に殺菌剤を散布し、可能ならビャクシン類と離して植えます。

マンリョウ葉に茶色い丸い斑点が広がる

原因

梅雨から夏の高温多湿で出やすい炭そ病などの病気が考えられます。

対策

斑点の出た葉を取り除いて処分し、水は葉にかけず株元へ与えます。雨の続く時期は鉢を軒下へ移し、風通しのよい場所で管理します。

ムラサキシキブ葉に白い粉をふいたような斑点が広がる

原因

うどんこ病。日当たりと風通しの悪い場所で、梅雨どきから秋にかけて発生しやすい。

対策

白くなった葉は早めに取り除き、混み合った枝を付け根から間引いて風を通します。広がる場合は用途に登録のある殺菌剤を散布します。冬の剪定で枝数を整えておくのが一番の予防です。

モミジ紅葉せずに緑や茶色のまま葉が落ちる

原因

夜も暖かい場所で寒暖差が足りない、日照不足、または夏の水切れや西日で葉が傷んでいる。

対策

10月以降は屋外の日当たりに置き、夜間も取り込まずに寒さに当てます。夏に傷んだ葉は色づかないため、翌年は朝夕の水やりと午後日陰の配置で葉を守ることが最優先です。

ヤブコウジ実がほとんど付かない

原因

暗すぎる置き場所、開花期の雨、または斑入り品種の性質。斑入り品種は緑葉のものより実が付きにくい。

対策

夏以外は朝日が1〜2時間当たる明るい場所に置き、7〜8月の開花中は鉢を軒下に移します。斑入り品種は葉を楽しむものと考え、実を楽しみたいなら緑葉の株を選びます。花は1つの花に雄しべと雌しべがそろうので、1株でも実は付きます。

ユーカリ・ベイビーブルー葉の青みが消えて緑っぽくなる

原因

葉の白い粉(ろう分)が落ちたか、日照不足。粉は手でこすったり水がかかり続けたりすると取れる。

対策

日当たりの良い場所へ移し、葉に触れすぎない、水やりは株元へ、雨の続く時期は軒下へ寄せる、を守ります。落ちた粉は戻りませんが、新しく出る葉は青く育ちます。

多肉植物の「斑・模様・色が薄くなる」事例(6件)

アガベ葉の表面に白い斑点が出て、その部分が硬くなった

原因

葉焼け。室内で冬越しした株を春にいきなり直射日光に当てたときに起こる。

対策

焼けた部分は元に戻りませんが、株は枯れません。いったん半日陰に移し、1〜2週間かけて少しずつ日光に慣らします。傷んだ葉が気になる場合は、新しい葉が数枚出てから付け根で外します。

エケベリア秋になっても紅葉しない

原因

暖かい室内で寒暖差がつかない、日光不足、秋以降の肥料や水の与えすぎ

対策

10月以降は日中よく日に当て、夜は5-10°Cの寒さに当てる。肥料を止め、水やりを月1-2回に控えると発色が進む

セダム冬に一部が茶色く枯れたようになった

原因

種による耐寒性の差、または冬の休眠色。紅葉種は-3°C前後で傷むことがある。

対策

多くは休眠や紅葉の範囲で、春に新芽が吹けば問題ありません。明らかに枯れた部分だけ3月に取り除き、春の回復を待ちます。寒冷地では耐寒性の強い在来種系を選ぶか、鉢を軒下に移すと安心です。

セロペギア・ウッディー葉の色があせて茶色く焼けた部分ができる

原因

真夏の直射日光や西日による葉焼け。室内から急に屋外の日なたへ出した場合にも起こる。

対策

7〜8月はレース越しの光に移します。焼けた葉は元に戻らないので、気になる場合は付け根で取ります。屋外へ出すときは半日陰から1〜2週間かけて慣らします。

ミセバヤ冬に茎も葉もなくなって枯れたように見える

原因

休眠による正常な姿。ミセバヤは花のころに紅葉したあと落葉し、株元に冬芽を残して冬を越す。

対策

枯れたのではないので鉢は捨てずに残します。茶色くなった茎は冬芽を傷つけないよう株元近くで切り、冬は水を控えめにして日当たりのよい場所に置きます。3月ごろ株元から新しい芽が動き出します。

ミセバヤ茎が間延びして葉の間隔が空き、花が少ない

原因

日照不足。半日陰や室内に置くと茎が徒長し、葉の色も淡くなって秋の紅葉もさえない。

対策

日当たりと風通しのよい屋外へ移します。伸びすぎた茎は5月上旬〜6月上旬に切り、挿し芽にして株を作り直せます。秋に花を見たい年は、6月以降は茎を切らずに伸ばします。

サボテンの「斑・模様・色が薄くなる」事例(2件)

竜神木冬に肌へ茶色や黒の斑点が出た

原因

低温による傷みです。竜神木はほかの柱サボテンより寒さにやや弱く、5°Cを下回る場所や、冷え込む窓際に置くと肌が傷みます。湿った状態で冷えるとさらに出やすくなります。

対策

すぐに5°C以上の日当たりの良い室内へ移し、春まで水を止めます。斑点が広がらなければそのまま様子を見て、柔らかく腐ってきた場合は健全な部分で胴切りして仕立て直します。

竜神木先端だけ細く伸びて、青みが薄くなった

原因

日照不足による徒長です。光が足りないと、肌の青白い色が薄れて緑っぽくなり、先端が細く伸びます。

対策

日当たりの良い場所へ移します。細くなった部分は元の太さに戻らないので、5〜6月に細い部分のすぐ下で胴切りし、子吹きさせて形を整えます。

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