HapotHapot植物のことなら、ハポット。
観葉植物初心者向け

ゴムの木の育て方

Ficus elastica公開日: 最終更新日:

ゴムの木の育て方の要点

水やり
土の表面が乾いたら(週1回程度)
置き場所
間接光
冬越し
12°C 以上を保つ

Hapot編集部より

ゴムの木(フィカス・エラスティカ)は、フィカスの仲間の中でも葉が厚く乾燥に強いため、ウンベラータやベンジャミンより水やりの失敗に寛容で、初心者への信頼度がもっとも高い種類です。ウンベラータが15°C以上を必要とするのに対し、ゴムの木は12°Cまで耐え、置き場所の変化による落葉も比較的少ないのが違いです。肉厚で艶やかな大きな葉が「観葉植物らしい」風格を放ち、昭和の応接間から現代の黒葉のバーガンディ、斑入りのティネケまで、姿を変えながら愛され続けてきました。成長は素直な一本立ちで、年に30cm前後伸び、好みの高さで切れば枝分かれし、若い幹は曲げ仕立ても自在です。人気の理由は貫禄と手軽さの両立で、明るい室内と乾いたら与える水やり、月1回の葉拭きだけで機嫌よく育ちます。切り口から出る白い樹液は皮膚に付くとかぶれることがあるので、剪定時は手袋を用意してください。4号の卓上サイズから10号の床置きまで流通し、10年以上付き合える一鉢です。

ゴムの木の姿

分類・基本データ

科
クワ科
属
フィカス属 Ficus
種
ゴムの木
別名
フィカス・エラスティカ、インドゴムノキ、バーガンディ、ティネケ、ロブスター
原産地
インド〜東南アジア原産。かつて天然ゴムの原料とされた歴史が名前の由来です。

ゴムの木の育て方の5つのポイント

水やり

土の表面が乾いたら(週1回程度)

日光

間接光

温度の目安

12-30°C

湿度

40-60%

土

水はけの良い観葉植物用土

ゴムの木はどれくらい大きくなる?

大きさの目安

室内で50cm〜2m超。原産地では30mの巨木になる潜在力の持ち主。

成長の速さ

中〜速い

温度の目安(耐寒〜耐暑)

12-30°C

ケアのポイント

肥料

春〜秋に月1回緩効性肥料

成長速度

中〜速い

毒性

樹液に刺激性あり(クワ科共通)。かぶれ・ペットの誤食に注意

「明るい場所+乾いたら水+月1回の葉拭き」の3点で艶やかに育ちます。切れば曲がる・曲げれば個性——樹形遊びの入門にも最適。

育て方の詳細

苗・株の選び方

良い株は、葉に艶とハリがあり厚みがあること、節間が詰まって下葉まで残っていること、幹がしっかりして株元がぐらつかないことの3点で見分けます。

避けたいのは、下葉が落ちて幹の下半分がむき出しになった株で、暗い売り場や過湿で弱っている可能性があります。葉裏に白いかすれやベタつきがある株もハダニやカイガラムシを持ち込むので避けてください。品種で印象が一変し、黒葉のバーガンディ、斑入りのティネケやベリーズ、定番の緑葉ロブスターがあり、曲げ仕立て株は樹形の個性で選ぶ楽しみがあります。

置き場所・日当たり

基本はフィカスと同じです。ゴムの木ならではの点は、葉が厚く環境の変化に比較的動じないため、フィカスの中では置き場所の自由度が高いことです。それでも定位置はレースカーテン越しの明るい窓辺で、窓から2m以上離れた暗い場所では葉の艶が鈍り、節間が10cm以上に間延びします。バーガンディの黒葉は光が足りないと緑がかり、ティネケの斑は光量で鮮やかさが決まるため、品種ものはより明るい場所を選んでください。真夏の直射日光は厚い葉でも焼けて茶色い斑点が残るので、南向きの窓ではレースを1枚挟みます。冬は12°C以上を保ち、窓際の夜間冷気とエアコンの直風から離してください。

よくある失敗は、大きく育った株を動かせず暗い部屋の隅に置き続け、下葉が落ちて上だけ葉が残るケースです。その場合は明るい場所に移し、5〜8月に好みの高さで切り戻すと、切り口の下から枝分かれして葉数が戻ります。

水やりの詳細

基本はフィカスと同じです。ゴムの木の違いは、肉厚の葉に水分を蓄えるためフィカスの中でも乾燥に強く、多少の水やり忘れではびくともしない点です。春から秋は土の表面が乾いたら鉢底から流れるまでたっぷり、週1回程度が目安で、冬は10日〜2週に1回に減らします。逆に過湿には弱く、土が常に湿っていると根腐れして下葉から黄色く落ちます。大きな葉はホコリが積もりやすく、月1回、濡らした布で表裏を拭く葉拭きが、艶の維持と光合成の効率、ハダニ予防の3役をこなす、ゴムの木でもっとも効果の高い習慣です。

よくある失敗は、乾燥に強いからと真夏に2週間放置し、葉が内側に丸まって垂れるケースです。その場合は鉢底から流れるまで与えれば1〜2日で戻りますが、葉先が枯れた部分は戻らないので、夏は週2回を目安に土を確かめてください。

最適な土の作り方

市販の観葉植物用土がそのまま使え、配合するなら赤玉土(小粒)6、腐葉土3、パーライト1の水はけの良い土が基本です。ゴムの木は根が太く力強いので、鉢底石を2〜3cm敷いて排水を確保します。大きく育てるつもりなら、最初から安定感のある重めの陶器鉢を選ぶと、成長後に頭が重くなって倒れるのを防げます。元肥は緩効性肥料を混ぜ込み、2年以上使った土は粒が崩れて水はけが落ちるため、植え替え時に新しい土へ入れ替えてください。

剪定・切り戻し

基本はフィカスと同じですが、ゴムの木は一本立ちで天井を目指す性質が強いため、剪定の目的は「高さを止めて枝分かれさせること」と「曲げて個性を出すこと」の2つに絞られます。作業は5〜9月です。止めたい高さの一回り下で主幹を切ると、切り口のすぐ下の節から2〜3本の枝が出て、1〜2か月で横に広がった樹形になります。曲げ仕立ては若く柔らかい幹に限り、水やりを2〜3日控えて幹をしなやかにしてから、太めのワイヤーか支柱と紐で少しずつ角度を付けます。切り口からは白い樹液が数分間出続けるので、手袋を着け、ティッシュで押さえて止め、床は新聞紙で養生します。乾いた樹液は落ちにくいので衣類にも注意してください。切った後の管理では、切り口が乾くまでの1週間は水を控えめにし、新芽が赤い鞘に包まれて出てきたら通常に戻します。下葉が落ちて寂しくなった古株は、切り戻しで吹き直させるより取り木で低く仕立て直す方が確実です。

  1. 1

    時期と道具を準備する

    適期は5〜9月です。清潔なハサミ、手袋、ティッシュ、床を養生する新聞紙を用意します。冬の切り戻しは枝が枯れ込むので避けてください。

  2. 2

    仕上がりの高さを決める

    理想の高さより一回り低い位置を切る場所に決めます。切り口の下の節から2〜3本の枝が出るので、残したい葉の位置を確認してから切ります。

  3. 3

    主幹を節の上で切る

    節の1cmほど上で主幹を切ります。混み合った枝や下向きの枝は付け根から間引き、斑入り品種で緑一色の枝が出ていたら付け根から切ります。

  4. 4

    樹液を押さえて片付ける

    切り口から出る白い樹液をティッシュで押さえて止め、床に垂れた分は拭き取ります。切った枝は挿し木に回し、ハサミと手を洗ってください。

  5. 5

    新芽が出るまで管理する

    切り戻し後は明るい場所に置き、水は土が乾いてから控えめに与えます。1〜2か月で切り口の下から新芽が伸びたら通常管理に戻し、肥料も再開します。

植え替え

基本はフィカスと同じで、1〜2年に1回、5〜8月に行います。ゴムの木ならではの点は、根が太く力強い一方で、根鉢を崩されることを嫌い、崩しすぎると数日で大量に葉を落とすことです。作業は根鉢の表面と底を軽くほぐし、黒い根だけを切るにとどめ、内側で回った根は無理にほどきません。鉢は直径3cm大きいものを選び、頭が重い株は倒れないよう陶器など重い鉢にします。大きさを保ちたい場合は根を3分の1整理して同じ鉢へ戻し、枝も3分の1切り戻して釣り合いを取ります。植え替えた株は定位置に置いて2週間は動かさず、水は土が乾いてから、肥料は1か月後からです。合図は鉢底からの根のはみ出し、水の染み込みの遅さ、新芽の停滞の3つで、放置すると下葉から順に黄色くなって落ちます。落葉した場合も枝先が緑で幹がしなれば生きているので、1〜2か月新芽を待ってください。

  1. 1

    時期と道具をそろえる

    5〜8月に行います。直径3cm大きい鉢、観葉植物用土、鉢底石、手袋、清潔なハサミ、新聞紙を用意し、前日から水やりを控えて土を乾かしておきます。

  2. 2

    鉢から株を抜く

    手袋を着け、幹の根元を持って鉢の縁を叩きながら引き抜きます。大鉢は横に倒して鉢の側面を押すと抜けやすく、プラ鉢なら切って外しても構いません。

  3. 3

    根鉢は軽く崩すにとどめる

    根鉢の表面と底の土を軽く落とし、黒く傷んだ根だけを切ります。ゴムの木は根鉢を崩しすぎると大量に落葉するので、内側の回った根は無理にほぐしません。

  4. 4

    新しい鉢に植え付ける

    鉢底石を2〜3cm敷いて土を入れ、幹がまっすぐ立つよう高さを合わせて周りに土を詰めます。割り箸で突いて隙間をなくし、縁から2cmほど余地を残します。

  5. 5

    水を与えて日陰で養生する

    鉢底から流れるまでたっぷり水を与え、明るい日陰で2週間休ませます。その間は動かさず、肥料は1か月後から再開してください。落葉しても幹が緑なら新芽が出ます。

増やし方

基本はフィカスと同じで、挿し木と取り木の2通りです。ゴムの木では、下葉が落ちた古株を低い位置から作り直す取り木がとくによく使われます。手順は、残したい高さの幹の皮をカッターで幅2cmほど環状に剥ぎ、湿らせた水苔をこぶし大に巻いてラップで包み、上下をひもで留めます。1〜2か月でラップ越しに白い根が見えたら、その下で幹を切って鉢に植えます。切り離した下の幹からも新芽が出るので、株が2つになります。挿し木は5〜8月に、枝を10cmで切って大きな葉は半分に切るか丸めて輪ゴムで留め、切り口の白い樹液を水で洗ってから挿し木用土に挿し、明るい日陰で1〜2か月待ちます。樹液を洗わないと切り口が固まって発根しないので、この工程は省けません。ティネケなど斑入り品種は、斑の入った枝を挿せばそのまま斑が受け継がれます。バーガンディも同様に色が保たれます。

  1. 1

    時期と道具を準備する

    適期は5〜8月です。清潔なハサミ、挿し木用土を入れた小鉢、手袋、切り口を洗う水を用意します。取り木をする場合は水苔、ラップ、ひもも必要です。

  2. 2

    枝を10cmに切り葉を減らす

    剪定した枝を10cmほどに切り、下葉を取り除きます。残す大きな葉は半分に切るか丸めて留め、蒸散を抑えます。

  3. 3

    樹液を洗い流して挿す

    切り口から出る白い樹液を水で洗い流し、湿らせた挿し木用土に枝の3分の1を挿します。樹液が固まると根が出にくいので、この工程は省かないでください。

  4. 4

    発根まで日陰で湿度を保つ

    明るい日陰に置き、土を乾かさないよう霧吹きも併用します。1〜2か月で発根し、新芽が動いたら通常の水やりに切り替えます。

  5. 5

    古株は取り木で仕立て直す

    太い幹は皮を幅2cm環状に剥ぎ、湿らせた水苔を巻いてラップで包みます。1〜2か月後に根を確認してから切り離し、土に植えて日陰で養生します。

病害虫対策

基本はフィカスと同じで、ハダニとカイガラムシへの見回りが中心です。ゴムの木の利点は葉が大きく艶があるため、変化がすぐ目に付くことです。艶のある葉が白っぽくかすれ、裏側に細かい点が見えたらハダニで、湿度40%以下の暖房期に増えます。月1回の葉拭きを習慣にしていれば、拭くたびに葉裏を見ることになり、発生を初期に見つけられます。見つけたら葉の表裏をシャワーで洗い、多発時は殺ダニ剤を1週間おきに2〜3回散布してください。カイガラムシは葉の付け根や枝の分かれ目に付く茶色い粒や白い綿状のもので、葉や床がベタつくことで気付きます。歯ブラシでこすり落とし、ベタつきは濡れた布で拭き取ります。放置すると黒いカビ(すす病)で葉が汚れ、光合成が落ちます。大きな葉の裏を見ないまま冬を越すのが一番の失敗で、春に葉全体がかすれてから気付くことになります。冬こそ葉拭きを続けてください。

年間カレンダー

1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
肥料
手入れ
手入れの内容
  • 5月植え替え・剪定・曲げ仕立て開始
  • 6月挿し木・取り木の適期
  • 7月葉拭き・葉水でハダニ予防
  • 8月水切れ注意・成長観察
  • 9月秋の整枝・冬の置き場所の検討

季節ごとの管理

春の管理

新芽が赤い鞘に包まれて動き出す季節です。気温が15°Cを超えたら水やりを週1回に戻し、5月から緩効性肥料を月1回置きます。切り戻し、曲げ仕立て、取り木は5月以降に始めます。急に強くなる日差しで葉焼けしないよう、南向きの窓ではレースを1枚挟んでください。

夏の管理

葉がもっとも増える時期で、水は週2回を目安に土の乾きで判断し、肥料は月1回のまま続けます。乾燥に強いからと放置して葉が内側に丸まるのが夏の失敗です。艶のある大きな葉にホコリが積もりやすいので葉拭きを続け、エアコンの直風には当てないようにします。

秋の管理

9月を最後に肥料を止め、水は土が乾いてから与える間隔に戻します。屋外で育てた株は葉裏のハダニを洗い流し、最低気温12°Cを目安に室内へ。ゴムの木は置き場所を変えると葉を落とすことがあるため、冬の定位置へは一度で移し、強い切り戻しは翌年5月まで待ちます。

冬の管理

生育が止まる時期で、水は10日〜2週に1回、土が乾いてから暖かい日の午前中に与え、肥料は休みます。12°C以上の明るい部屋で、冷気と暖房の風を避けてください。乾燥でハダニが増える季節なので、月1回の葉拭きは冬こそ欠かさず、水のやりすぎによる下葉の落葉に注意します。

10月の作業をくわしく知りたいときは観葉植物の冬越しや秋の植え替えの記事も参考になります。

よくあるトラブルと対策

葉の艶がなくなり、白っぽくかすれてきた

原因

ハダニの吸汁。乾燥した室内の冬から春に多発する。

対策

濡れ布で葉の表裏を拭き、シャワーで洗い流します。以後は月1回の葉拭きと週2〜3回の葉水を習慣にしてください。多発時は殺ダニ剤を1週間おきに2〜3回散布します。

下葉が黄色くなって次々落ちる

原因

水のやりすぎによる根腐れ、12°C以下の寒さ、暗すぎる置き場所のいずれか。冬に重なりやすい。

対策

水やりを土が乾いてからに改め、12°C以上の明るい場所へ移します。幹が硬く枝先が緑なら生きているので、1〜2か月動かさずに新芽を待ちます。姿が寂しければ5〜8月に切り戻して枝分かれさせます。

葉が内側に丸まって垂れる

原因

水切れ。乾燥に強い品種でも真夏に2週間放置すると起きる。

対策

鉢底から流れるまでたっぷり水を与えると1〜2日で戻ります。葉先の枯れは戻らないので、夏は週2回を目安に土を確かめてください。土が湿っているのに垂れる場合は根腐れなので、乾かして様子を見ます。

切り戻した枝の先が茶色く枯れ込む

原因

冬など低温期の剪定で新芽が出ず、切り口から枝が枯れ下がった。

対策

追加で切らず、12°C以上の明るい場所で乾かし気味に管理します。5月に新芽が動いてから、枯れた部分を緑の節の上で切り直してください。以後の剪定は5〜9月に行います。

ここにない症状は症状から調べるで、葉の色・しおれ・虫・病気などから逆引きできます。

ゴムの木の花

ゴムの木の花:ゴムの木(フィカス・エラスティカ)の太い枝の葉の付け根に、長さ1cmほどの細長い楕円形の黄緑色の花嚢が2個ずつ小さくついている様子
ゴムの木の花(イメージ)

ゴムの木の花も、外からは見えない花嚢の内側に咲きます。原産地では、葉の付け根に長さ1cmほどの細長い楕円形の花嚢が2個ずつつき、黄緑色から熟すと黄色っぽくなるとされます。

鉢植えでは数年育てても花嚢がつくことはめったになく、大きく育った株や、沖縄など暖かい地域で地植えにした木で見られる程度です。ゴムの木の受粉を担うイチジクコバチは日本にいないため、種はできません。ゴムの木でよく「花が咲いた」と言われるのは、新芽を包む赤い托葉であることが多いようです。花嚢を取るときは白い樹液に注意し、手袋をして作業しましょう。

ゴムの木の花言葉・風水

花言葉

ゴムの木の花言葉は「永遠の幸せ」です。肉厚の葉が長く落ちず、株も数十年生きる長寿であることに由来し、幸せが長く続くことを願う新築祝いや開店祝いの定番として贈られています。丈夫で誰でも育てやすいことも、贈り物に選ばれる理由です。

風水・縁起

丸く厚い葉は「蓄えた富」の象徴とされ、金運を呼ぶ木の代表格といわれます。リビングや店舗の入口に置くと繁栄を招くとされ、上に向かって伸びる幹が陽の気を運び、丸い葉が気を和らげるという風水の考え方が由来です。曲げ仕立ての株は気の流れを整えるともいわれます。

ゴムの木のよくある質問

Qゴムの木の下の葉がどんどん落ちて、上だけになってしまいました。回答を見る
A

原因は水のやりすぎ、寒さ、暗さのいずれかで、複合していることも多いです。土が乾く前の水やりを続けていたなら根傷みなので、乾いてから与える管理に切り替えます。冬の窓際で12°C以下になっていたなら暖かい場所へ、暗い場所なら明るい場所へ移してください。落ちた葉は戻りませんが、幹が硬く新芽が動いていれば健在です。姿が寂しければ、5〜8月に好みの高さで切り戻して枝分かれさせるか、取り木で低い位置から仕立て直せます。

Qゴムの木の曲げ仕立てのやり方を教えてください。回答を見る
A

若く柔らかい幹なら自宅で挑戦できます。適期は5〜8月です。水やりを2〜3日控えて幹をしなやかにし、太めのワイヤーを幹に沿わせて緩く巻くか、支柱と紐で曲げたい方向へ固定します。一気に曲げず、数週間ごとに少しずつ角度を足すのが折らないコツで、半年〜1年で形が固定されたら外します。万一折れかけても、テープで固定すれば癒合することが多いのがフィカスの強さです。S字やアーチなど、世界に一つの樹形づくりはゴムの木の醍醐味です。

Qゴムの木の樹液に触ってしまいました。どうすればいいですか?回答を見る
A

すぐに流水と石けんでよく洗い流してください。ゴムの木の白い樹液(ラテックス)には皮膚を刺激する成分が含まれ、人によってはかゆみやかぶれが出ます。ゴムアレルギーのある人はとくに注意が必要です。目に入った場合は流水で15分ほど洗い、痛みが続けば医療機関に相談してください。予防として、剪定や植え替えのときは手袋を着け、切り口はティッシュで押さえて止め、床は新聞紙で養生します。乾いた樹液は落ちにくいので、衣類や床に付いたらすぐに拭き取ってください。

Qバーガンディの黒い葉が緑っぽくなってきました。回答を見る
A

光量不足のサインです。バーガンディの濃い赤黒色は十分な光の下で発色する色で、暗い場所では光合成を補うために葉緑素が増え、新しい葉ほど緑がかっていきます。レースカーテン越しの明るい窓辺に移すと、次に出る葉から本来の色が戻ります。すでに緑がかった葉は戻りませんが、株の健康には問題ありません。ただし直射日光は葉焼けの原因になるので、南向きの窓ではレースを1枚挟んでください。新芽の赤い色は品種の特徴で、開くと徐々に濃くなります。

Qゴムの木はどのくらい大きくなりますか?回答を見る
A

室内の鉢植えでは50cm〜2m程度で、年に30cm前後伸びます。原産地では高さ30mの巨木になる潜在力がありますが、鉢の大きさで成長を抑えられます。天井に届きそうなら、5〜8月に好みの高さで主幹を切ると、切り口の下から枝が出てコンパクトに枝分かれします。大きさを保ちたい場合は、植え替えのときに根を3分の1整理して同じ鉢に戻し、枝も同じ割合で切り戻すと、何年も同じサイズで楽しめます。

フィカスのほかの品種

フィカス としてまとめている他の品種です。

フィカスの種類と選び方を比較する

ゴムの木に関係するナレッジ

ゴムの木の季節の作業や、土・鉢・肥料の選び方をくわしく解説した記事です。

ゴムの木を育てる人が次に読んでいるページ

10月の作業と、ゴムの木の手入れで迷ったときに役立つページです。

この記事について

執筆: Hapot編集部

植物を迎えたばかりの人が枯らさずに育てられるように、植物図鑑と症状別の記事を編集しているチームです。農林水産省や農研機構など公的機関の栽培指針を確認したうえで、温度や頻度を数値で示し、迷いやすい判断は結論から書くことを大切にしています。誤りや古くなった情報はお問い合わせから受け付け、確認のうえ更新しています。

編集ポリシー

参考にしたウェブサイト