HapotHapot植物のことなら、ハポット。
樹木初心者向け

ツバキの育て方

Camellia japonica公開日: 最終更新日:

ツバキの育て方の要点

開花
12〜4月
植えどき
9〜10月
水やり
庭植えは根付けば基本不要。鉢は表面が乾いたら
置き場所
半日陰

Hapot編集部より

ツバキは、半日陰でも咲く数少ない花木で、日当たりの悪い北側の庭やベランダでも花を楽しみたい人に向く、丈夫で寿命の長い日本の伝統花木です。花の少ない12〜4月に艶やかな緑の葉と凛とした花で庭を照らし、茶花、生け垣、シンボルツリー、7号以上の鉢植えや盆栽と用途は自在です。耐寒性は-10°C程度あり、東北でも庭植えできます。成長は年10〜30cmと穏やかで、庭植えでは2〜5m、鉢植えでは1m前後に保てます。手入れの柱は2つで、6〜7月に翌年の花芽ができるため花後すぐの3〜4月に剪定を済ませること、5〜6月と8〜9月に発生する毒毛虫のチャドクガに正しく対処することです。チャドクガは触らず枝ごと切って処分すれば恐れる必要はなく、多くの家庭で何十年も育てられています。侘助の茶趣、獅子咲きの豪華さ、乙女椿の可憐さと品種の世界も深く、種子からは椿油が採れます。冬の庭の主役として1本は迎えたい木です。

ツバキの姿

分類・基本データ

科
ツバキ科
属
ツバキ属 Camellia
種
ツバキ
別名
椿、つばき、ヤブツバキ、侘助、乙女椿
原産地
日本原産。世界に誇る花木として18世紀にヨーロッパへ渡り「カメリア」の名で愛されています。

ツバキの育て方の5つのポイント

水やり

庭植えは根付けば基本不要。鉢は表面が乾いたら

日光

半日陰

温度の目安

-10〜35°C(耐寒性強い常緑樹)

湿度

40-60%

土

水はけの良い弱酸性の土

ツバキはどれくらい大きくなる?

大きさの目安

庭植えで2〜5m(剪定で制御)。鉢植え・盆栽でもよく咲く。

成長の速さ

ゆっくり〜中

温度の目安(耐寒〜耐暑)

-10〜35°C(耐寒性強い常緑樹)

ケアのポイント

肥料

花後(3-4月)と秋(9-10月)に緩効性肥料

成長速度

ゆっくり〜中

毒性

無毒(種子から採る椿油は食用・美容用)

「剪定は花後すぐ」「チャドクガは触らず駆除」の2つが必修。半日陰で咲く貴重な花木として、北側の庭の切り札です。

育て方の詳細

苗・株の選び方

良い苗は、葉に艶があって葉色が濃いこと、株元が太くぐらつかないこと、蕾が付いていて品種名が明記されていることの3点で選びます。

避けたいのは、葉裏に黒い点や食害の跡がありチャドクガの被害を受けた株と、下葉が黄ばんで落ちて枝が間延びした株です。花の好みで品種を選び、茶花の風情なら侘助系、華やかさなら獅子咲きや牡丹咲き、ピンクの可憐さなら乙女椿が定番です。蕾付きの株を秋に選べば、初年から花を確認できます。

置き場所・日当たり

午前中に柔らかい日が当たり、午後は日陰になる半日陰が最適です。真夏の西日は葉焼けの原因になります。日当たりの悪い北側や建物の陰でも花を咲かせる適応力がツバキの最大の武器で、日照が1日2〜3時間でも咲きます。生育適温は15-25°C、耐寒性は-10°C程度と強く東北でも育ちますが、冬の乾いた寒風は蕾と葉を傷めるため、寒冷地では風の当たらない場所に植えます。成長は年10〜30cmと穏やかで、庭植えは2〜5m、鉢植えは7号以上で1m前後に保てます。移植を嫌うため、庭植えは若木のうちに場所を決めます。失敗例として、南向きの壁際に植えて夏の西日で葉が黄ばみ、縁から茶色く枯れ込むことがあります。夏の間だけ西側に寒冷紗やすだれを立てて日差しを和らげれば、翌春の新葉から艶が戻ります。

水やりの詳細

庭植えは根付けば降雨で基本足り、夏に1週間以上雨がないときに株元へ10Lほど与えます。鉢植えは土の表面が乾いたら鉢底から流れるまで与え、春と秋は2〜3日に1回、夏は毎日朝に、冬は週1〜2回が目安です。注意すべきは7〜8月の水切れで、この時期は翌年の花芽が育つため、乾燥が続くと翌春に花が咲かない原因の筆頭になります。蕾が付いた秋から冬も水切れすると蕾を落とすため、乾燥が続く年は冬も忘れずに与えます。水は株元に注ぎ、蕾や花に直接かけると花が傷みます。失敗例として、蕾の付いた鉢を12月に室内へ入れ、暖房の乾燥で蕾が次々に落ちることがあります。屋外の軒下に戻して土を乾かさないようにすれば、残った蕾は開き、翌年は落ちなくなります。

最適な土の作り方

水はけの良い弱酸性の土を好みます。庭植えは3〜4月か9〜10月に、直径と深さ50cmの穴を掘り、掘り上げた土に腐葉土15Lと鹿沼土10Lを混ぜて埋め戻し、根鉢の上面が地面と同じ高さになるよう浅めに植えて支柱を添えます。鉢植えは赤玉土6、鹿沼土2、腐葉土2の配合か、市販のツバキ・サザンカ用培養土を使い、7号以上の鉢に鉢底石を3cm敷きます。アルカリ性に傾くと葉が黄化するため、石灰は施しません。株元に腐葉土を敷いて乾燥を防ぎます。

剪定・切り戻し

鉄則は花後すぐの3〜4月で、清潔な剪定ばさみと癒合剤を使います。ツバキの花芽は6〜7月に今年伸びた枝の先に作られるため、それ以降の剪定は花芽ごと切る翌年咲かない剪定になります。7月から冬までは切ってはいけない時期と覚えてください。基本は混み枝と徒長枝を付け根から抜く透かし剪定で、風通しを作ることがチャドクガと病気の予防を兼ねます。成長は年10〜30cmと穏やかなので、樹高を2〜3mに保つには主枝を分岐点で切り返す程度で足ります。生け垣の刈り込みも花後すぐに済ませます。失敗例として、秋に伸びた枝を整えようと切って翌春まったく咲かないことがあります。株が枯れたわけではないので、その年は何もせず、次の花後の3〜4月に剪定するリズムへ戻せば、翌々年から咲きます。

  1. 1

    花後剪定の時期と道具を準備する

    適期は花後すぐの3〜4月で、7月から冬は花芽を切るので行いません。清潔な剪定ばさみ、癒合剤、手袋、長袖を用意し、葉裏にチャドクガがいないか確認します。

  2. 2

    花がらと枯れ枝を取り除く

    残った花がらを摘み取り、枯れた枝を付け根から切ります。落花は花腐菌核病の感染源になるので、株元の落花も拾って処分します。

  3. 3

    混み枝と徒長枝を付け根から抜く

    内側に向かう枝、交差する枝、真上に伸びる徒長枝を付け根から切り、葉の間から向こうが透けて見える密度にします。風通しがチャドクガの予防になります。

  4. 4

    高さを抑える枝を分岐点で切る

    樹高を2〜3mに保ちたい場合は、主枝を分岐点で切り返します。直径1cm以上の切り口には癒合剤を塗ります。

  5. 5

    お礼肥を与えて夏の水やりに備える

    剪定後は株元に緩効性肥料を置き、鉢植えはたっぷり水を与えます。6〜7月に花芽ができるので、夏は水を切らさないようにしてください。

植え替え

植え付けの適期は3〜4月か9〜10月で、1〜2年生の苗を庭なら直径50cmの植え穴、鉢なら7号以上に浅めに植えて支柱を添え、たっぷり水を与えます。鉢植えは2〜3年に1回、花後の3〜4月に一回り大きな鉢へ移します。根鉢はあまり崩さず、肩と底を1〜2cmほぐして傷んだ根だけを切り、新しい用土で植えます。植え替え後は2週間ほど半日陰に置き、肥料は1か月後から与えます。庭植えの移植は本来嫌う木で、成木を動かすと枯れることがあるため、若木のうちに場所を確定させます。失敗例として、深植えにして株元が蒸れ、葉が黄ばんで落ちることがあります。株元の土を取り除いて根鉢の上面を露出させ、水を控えめにすれば新芽から回復します。

  1. 1

    植え付けの時期と道具を準備する

    適期は3〜4月か9〜10月です。7号以上の鉢か直径50cmの植え穴、赤玉土と鹿沼土と腐葉土、鉢底石、支柱、清潔なハサミを用意します。

  2. 2

    弱酸性の用土を準備する

    鉢植えは赤玉土6、鹿沼土2、腐葉土2を混ぜ、鉢底石を3cm敷きます。庭植えは掘り上げた土に腐葉土15Lと鹿沼土10Lを混ぜます。石灰は入れません。

  3. 3

    根鉢の肩と底を軽くほぐす

    苗を鉢から抜き、根鉢の肩と底を1〜2cmほぐして黒く傷んだ根だけを切ります。ツバキは根を崩されるのを嫌うので、崩しすぎないようにします。

  4. 4

    浅めに植えて支柱を立てる

    根鉢の上面が土の表面と同じ高さになるよう置き、周りに用土を詰めて割り箸で突いて隙間をなくします。支柱を立てて幹を麻ひもで緩く結びます。

  5. 5

    水を与えて半日陰で養生する

    鉢底から流れるまで水を与え、2週間は風の当たらない半日陰に置きます。株元に腐葉土を敷き、肥料は1か月後から緩効性肥料を少量与えます。

増やし方

挿し木が定番です。適期は6〜7月で、今年伸びて硬くなり始めた枝を10cmに切り、下葉を取って葉を3〜4枚残し、切り口を1時間水に浸けてから鹿沼土か挿し木用土に3〜4cm挿します。明るい日陰に置いて土を乾かさないよう管理すると、2〜3か月で発根します。成功率は6〜7割で、翌春に3号ポットへ移し、2〜3年で花が咲きます。実生も秋に採った種をすぐまくと翌春に発芽しますが、開花まで5年以上かかり、親と同じ花になるとは限りません。品種の維持は挿し木か接ぎ木で行い、接ぎ木は3〜4月に前年枝を実生台木に切り接ぎします。失敗例として、挿し穂の葉を多く残して蒸散で枯れることがあります。葉を3〜4枚に減らして大きい葉は半分に切り、ビニール袋で湿度を保てば残りの穂で発根が見込めます。

  1. 1

    挿し木の時期と道具を準備する

    適期は6〜7月です。清潔なハサミ、鹿沼土か挿し木用土、3号ポットか平鉢、割り箸、湿度を保つビニール袋、発根促進剤を用意します。

  2. 2

    今年の枝を10cmに切る

    今年伸びて硬くなり始めた枝の先端10cmを切ります。下葉を取って葉を3〜4枚残し、大きい葉は蒸散を減らすため半分に切ります。

  3. 3

    水揚げして用土に挿す

    切り口を斜めに切り直して1時間水に浸け、発根促進剤を付けて湿らせた用土に3〜4cm挿します。穂の周りを指で押さえて固定します。

  4. 4

    明るい日陰で発根を待つ

    直射の当たらない明るい日陰に置き、ビニール袋を被せて湿度を保ちます。土を乾かさないよう管理すると2〜3か月で発根します。

  5. 5

    翌春にポットへ移して育てる

    翌年の3〜4月に3号ポットへ移し、半日陰で育てます。月2回薄めの液肥を与え、2〜3年で花が咲く大きさになります。

病害虫対策

最重要はチャドクガで、5〜6月と8〜9月の年2回、葉裏に幼虫が集団で付きます。毒毛が皮膚に触れると激しいかゆみと発疹が出るため絶対に触らず、毒毛固着スプレーで固めてから葉ごと切って袋に密封して処分します。風下から静かに作業します。冬に葉裏の卵塊を枝ごと除去し、透かし剪定で風通しを良くすると発生自体が減ります。カイガラムシは枝に付いてすす病を招くので、歯ブラシでこすり落とし、冬にマシン油乳剤を散布します。病気は花腐菌核病で、咲いた花が茶色く腐って落ち、落花を放置すると翌年の感染源になるため、花がらと落花はこまめに拾います。失敗例として、葉裏を見ずに剪定してチャドクガに触れ、腕がかぶれることがあります。触れた部分はこすらずガムテープで毛を取って流水で洗い、以後は5月と8月に葉裏の確認を習慣にすれば防げます。

年間カレンダー

1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
種蒔き
開花
肥料
手入れ
手入れの内容
  • 3月花後すぐの剪定・施肥・植え替え
  • 4月剪定の最終期限・落花の清掃
  • 5月チャドクガ第一世代の警戒開始
  • 6月挿し木適期・葉裏チェック継続
  • 8月花芽形成期の水切れ注意・チャドクガ第二世代
  • 9月秋の施肥・卵塊チェック
  • 12月早咲きの開花・落花清掃で病気予防

季節ごとの管理

春の管理

開花の後半から花後の作業期です。水は鉢植えなら2〜3日に1回、庭植えは不要です。肥料は花後の3〜4月に緩効性肥料を置きます。半日陰に置き、花後すぐに剪定と植え替えを済ませます。落花は拾い、5月からチャドクガの葉裏確認を始めてください。

夏の管理

翌年の花芽ができる季節です。水は鉢植えなら毎日朝に、庭植えも1週間雨がなければたっぷり与えます。肥料は与えません。西日を避けた半日陰に置き、鉢は寒冷紗で葉焼けを防ぎます。チャドクガが出るので、葉裏を月2回確認してください。

秋の管理

蕾がふくらみ始める季節です。水は鉢植えなら2〜3日に1回、庭植えは乾く年だけ与えます。9〜10月に緩効性肥料を少量置きます。半日陰に置き、9〜10月は植え付けの適期です。チャドクガの第二世代とカイガラムシに注意してください。

冬の管理

早咲き品種から開花が始まります。水は鉢植えなら週1〜2回、乾燥が続く年は庭植えも与えて蕾落ちを防ぎます。肥料は与えません。寒風の当たらない屋外に置き、室内には入れません。落花を拾って花腐菌核病を防ぎ、葉裏の卵塊を除去してください。

10月の作業をくわしく知りたいときは秋の植え替えの記事も参考になります。

よくあるトラブルと対策

葉裏に毛虫が集団でびっしり付いている

原因

チャドクガの幼虫です。5〜6月と8〜9月の年2回発生する毒毛虫です。

対策

絶対に触らず、毒毛固着スプレーで固めてから葉ごと切除し、袋に密封して処分します。風下から静かに作業し、冬の卵塊除去と風通しの剪定が最良の予防です。

蕾が付いたのに咲かずに落ちる

原因

秋から冬の水切れ、鉢の移動や室内取り込みによる環境変化、蕾の付きすぎが原因です。

対策

乾く年は冬も週1〜2回水を与え、蕾が付いたら鉢を動かさず屋外の軒下に置きます。蕾が多すぎる枝は1枝1〜2個に摘蕾すると残りが確実に咲きます。

花が咲かない、蕾が付かない

原因

7月以降の剪定で花芽を切ったか、7〜8月の水切れで花芽が育たなかったことが主な原因です。

対策

剪定は花後すぐの3〜4月に限り、7月から冬は切りません。夏は鉢植えなら毎朝、庭植えも1週間雨がなければ水を与えて花芽を育てれば、翌々年から咲きます。

葉が黒いすすで覆われてべたつく

原因

カイガラムシの排泄物に付くすす病です。枝や葉裏に白や茶色の粒があれば確定です。

対策

カイガラムシを歯ブラシでこすり落とし、冬にマシン油乳剤を散布します。すすは濡れた布で拭き取り、透かし剪定で風通しを良くすると再発しにくくなります。

ここにない症状は症状から調べるで、葉の色・しおれ・虫・病気などから逆引きできます。

ツバキの花言葉・風水

花言葉

ツバキ全体の花言葉は「控えめな素晴らしさ」「誇り」とされ、赤は「気取らない優美」、白は「完全なる美しさ」とされます。香りを主張せず、冬の寒さの中で凛と咲く姿に由来するといわれます。花が丸ごと落ちる様子から、武家では縁起を気にする向きもあったとされます。

風水・縁起

冬も艶やかな緑と花を保つツバキは「不変の繁栄」の象徴とされます。北側の庭の陰の気を花の陽の気で整える方位の救済役とされ、鬼門の北東に植えて厄除けにする風習もあるといわれます。落ちた花を放置せず拾うことが、良い気を保つ条件とされます。

ツバキのよくある質問

Qチャドクガが怖くてツバキを植えるか迷っています。回答を見る
A

正しい知識があれば共存できます。発生は5〜6月と8〜9月の年2回だけなので、その時期に葉裏を見る習慣を付ければ、幼虫は集団でいるため発見は容易です。見つけたら触らず、毒毛固着スプレーで固めて葉ごと切り、袋に密封して処分します。冬に葉裏の卵塊を枝ごと除去し、透かし剪定で風通しを良くすると発生自体が減ります。実際に多くの家庭で何十年も問題なく育てられており、恐れるより手順を覚えることが大切です。

Qツバキの蕾はたくさん付いたのに、咲かずにぽろぽろ落ちます。回答を見る
A

蕾落ちの三大原因は水切れ、急な環境変化、蕾の付きすぎです。秋から冬の乾燥に蕾は敏感なので、乾く年は冬も週1〜2回水を与えます。鉢の移動や購入直後の環境変化でも落ちるため、置き場所を決めたら動かさないでください。小さな蕾がびっしり付いた株は養分不足で共倒れになるので、1枝1〜2個に摘蕾すると残りが確実に咲きます。室内に取り込んだ鉢の暖房乾燥も定番の原因で、開花待ちの鉢は屋外の軒下が安全です。

Qツバキとサザンカの見分け方を教えてください。回答を見る
A

花の散り方で見分けるのが最も確実です。ツバキは花が丸ごと落ち、サザンカは花びらが1枚ずつ散ります。開花期はサザンカが10〜12月、ツバキが12〜4月で、サザンカの方が早く咲きます。葉はサザンカの方が小さく、葉の縁のギザギザが目立ち、若い枝と葉の裏の葉脈に細かい毛があります。ツバキの葉は大きく艶が強く、毛はありません。育て方はほぼ同じで、チャドクガも両方に付くため対処法は共通です。

Qツバキの葉が黄色くなってきました。回答を見る
A

葉脈だけ緑で葉全体が黄色い場合は、土がアルカリ性に傾いた鉄欠乏が原因です。石灰をまいた覚えがあればそれが原因で、株の周りに鹿沼土やピートモスをすき込んで酸性に戻せば、新しい葉から緑が戻ります。夏に葉全体が黄ばんで縁から茶色くなるのは西日による葉焼けで、寒冷紗で日差しを和らげます。古い葉が春に黄色くなって落ちるのは新葉と入れ替わる自然な現象で、新芽が元気なら心配ありません。

Qツバキは鉢植えでも花が咲きますか。回答を見る
A

咲きます。7号以上の鉢にツバキ用の弱酸性用土で植え、屋外の半日陰に置くのが基本です。花後の3〜4月に剪定して高さ1m前後に保ち、2〜3年に1回植え替えれば長く咲き続けます。要点は7〜8月の水切れを防いで花芽を充実させること、蕾が付いたら鉢を動かさないこと、冬も室内に入れず軒下で寒さに当てることの3つです。侘助系や矮性品種は鉢植えに向き、盆栽としても人気があります。

ツバキのほかの品種

ツバキ としてまとめている他の品種です。

ツバキの種類と選び方を比較する

ツバキに関係するナレッジ

ツバキの季節の作業や、土・鉢・肥料の選び方をくわしく解説した記事です。

ツバキを育てる人が次に読んでいるページ

10月の作業と、ツバキの手入れで迷ったときに役立つページです。

この記事について

執筆: Hapot編集部

植物を迎えたばかりの人が枯らさずに育てられるように、植物図鑑と症状別の記事を編集しているチームです。農林水産省や農研機構など公的機関の栽培指針を確認したうえで、温度や頻度を数値で示し、迷いやすい判断は結論から書くことを大切にしています。誤りや古くなった情報はお問い合わせから受け付け、確認のうえ更新しています。

編集ポリシー

参考にしたウェブサイト