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ヒマワリの育て方

Helianthus annuus公開日: 最終更新日:

ヒマワリの育て方の要点

開花
7〜9月
植えどき
4〜7月
水やり
土の表面が乾いたらたっぷり(夏は朝夕)
置き場所
直射日光

Hapot編集部より

ヒマワリは、種が大きく発芽が確実で成長も速い、園芸を初めて経験する人や子どもと一緒に育てたい人に最も向いている夏の一年草です。種まきから約60日で開花し、大輪種なら草丈2〜3mの見上げる高さに、ミニ種なら30cm前後でプランターにも収まります。管理の要点は日光、水、支柱の3つだけで、1日6時間以上の直射日光と、真夏の朝夕の水やり、草丈50cmを超えた頃からの支柱があれば、ほとんど失敗なく咲きます。近年は分枝してたくさん咲くタイプ、花粉の出ない切り花用品種、草丈30cmのミニヒマワリと品種が増え、置き場所に合わせたサイズを選べるようになりました。花後は種を採って翌年につなげたり、野鳥の餌台に使ったりと、最後まで楽しみが続きます。注意点は直根性で移植を嫌うことと、大輪種は根が深く入るため地植えか深さ30cm以上のプランターが必要なことです。

ヒマワリの姿

分類・基本データ

科
キク科
属
ヒマワリ属 Helianthus
種
ヒマワリ
別名
向日葵、ひまわり、サンフラワー、ミニヒマワリ
原産地
北アメリカ原産。インカ帝国では太陽神の象徴として崇められました。

ヒマワリの育て方の5つのポイント

水やり

土の表面が乾いたらたっぷり(夏は朝夕)

日光

直射日光

温度の目安

20-35°C(暑さに強い夏の申し子)

湿度

40-60%

土

水はけの良い肥沃な土

ヒマワリはどれくらい大きくなる?

大きさの目安

ミニ種30cm〜大輪種3m。プランターはミニ〜中型、地植えなら大輪の醍醐味を。

成長の速さ

非常に速い(種まきから約60日で開花)

温度の目安(耐寒〜耐暑)

20-35°C(暑さに強い夏の申し子)

ケアのポイント

肥料

元肥+月2回の液肥(大輪種は肥料食い)

成長速度

非常に速い(種まきから約60日で開花)

毒性

無毒。種は食用品種なら食べられる

「深い根・強い日光・たっぷりの水」が三種の神器。大輪種は支柱を早めに立てて、台風シーズン前の対策を。

育て方の詳細

苗・株の選び方

種は、まず草丈の表記が置き場所に合っていることを確認します。見上げる迫力ならロシア系の大輪種、プランターならミニ品種、切り花なら花粉の出ない品種、花数を求めるなら分枝系と目的で選び、種袋の採種年が新しいもの、粒がふっくらして割れやカビのないものが良い種です。

避けたいのは、採種年の古い種で発芽率が落ちているものと、大輪種を小さなプランターで育てる組み合わせです。ポット苗を買う場合は本葉2〜3枚の若い苗を選び、本葉5枚以上に育った苗や根がポットの底から長く出た苗は根付きにくいので避けてください。

置き場所・日当たり

1日6時間以上の直射日光が当たる場所が絶対条件です。日照が足りないと茎が細く伸びて倒れやすくなり、花も小さくなります。生育適温は20-35°Cで、日本の真夏でも弱ることはほとんどありません。大輪種は直根が深く伸びるため地植えが向き、プランターで育てるなら深さ30cm以上の深型にミニ種か中型種を選びます。草丈1mを超える品種は風の影響を強く受けるので、壁際など風の弱い場所を選ぶか、早めに支柱を用意してください。

よくある失敗は、明るい半日陰で育てて茎がひょろひょろに伸び、開花前に倒れてしまうケースです。倒れた株は支柱に結び直して日当たりの良い場所に移せば、根が無事なら持ち直します。つぼみまでの若い株は太陽を追って動きますが、開花後は東向きに固定される性質があります。

水やりの詳細

土の表面が乾いたら鉢底から流れるまでたっぷり与えます。生育期は水の消費が多く、真夏のプランターは朝夕2回が基本です。水切れするとすぐに葉がしおれて知らせてくれますが、真夏に1日水を切らすだけで下葉が枯れ上がり、花のサイズにも影響します。しおれた株は夕方に株元へたっぷり水を与え、翌朝までに葉が持ち直せば問題ありません。回復しない葉は切り取って構いません。地植えは根が30cm以上深く入るため、根付いた後は降雨でほぼ足りますが、日照りが1週間続くときと開花前後は水を切らさないでください。開花前後の水分は花の直径に直結します。株元にワラや腐葉土を敷くと乾燥を緩和できます。発芽までの2週間は土を乾かさないよう、霧吹きやジョウロのハス口で優しく与えます。

最適な土の作り方

赤玉土(小粒)6、腐葉土3、パーライト1の配合が基本で、市販の野菜用培養土や花用培養土でも問題なく育ちます。地植えは種まきの2週間前に苦土石灰を1平方メートルあたり100gほど混ぜ、1週間前に堆肥と緩効性肥料を元肥として入れ、直根がまっすぐ伸びるよう深さ30cmまで耕します。大輪種は肥料を多く必要とするので元肥をしっかり効かせ、ミニ種は控えめで十分です。プランターは鉢底石を3cmほど敷いて水はけを確保します。株間は大輪種で50cm以上、ミニ種で20cmが目安です。

剪定・切り戻し

一本立ちの大輪種に剪定はなく、主な作業は支柱への誘引です。草丈が50cmを超えたら150cm以上の支柱を立て、麻ひもで8の字に緩く結び、茎が太るたびに結び直します。分枝タイプは咲き終わった花を花首の下で早めに切ると、脇のつぼみが次々と咲き上がり、7〜9月の間に花数を増やせます。切り花にするなら、花が開ききる前の朝に収穫すると水揚げが良く長持ちします。

よくある失敗は支柱を立てるのが遅れて台風や夕立で茎が折れるケースです。折れた茎は元に戻せませんが、分枝タイプなら折れた部分の下で切り戻すと脇芽から再び咲きます。種を採る場合は、最後に咲いた花を残して自然に熟すのを待ち、花首が下を向いて裏側が茶色くなるまで切らずにおきます。

  1. 1

    時期と道具を準備する

    支柱立ては草丈50cmを超えた6〜7月、咲きがら切りは開花期を通して行います。150cm以上の支柱、麻ひも、清潔なハサミを用意します。

  2. 2

    支柱を立てて緩く結ぶ

    株元から10cmほど離して支柱を深く差し、麻ひもで茎と支柱を8の字に緩く結びます。茎が太るので2〜3週間ごとに結び直してください。

  3. 3

    咲き終わった花を切り取る

    分枝タイプは花びらがしおれたら花首の下で切り取ります。脇のつぼみに養分が回り、次々と咲き上がります。一本立ちの大輪種は切らずに残します。

  4. 4

    傷んだ下葉を整理する

    梅雨明け後に斑点が出た下葉や枯れた葉は付け根で切り取り、風通しを良くします。上位の葉が残っていれば開花への影響は小さいです。

  5. 5

    種採り用の花を残して管理する

    種を採る花は切らずに残し、花首が下を向いて裏側が茶色くなるまで待ちます。作業後は水やりを続け、切り口が乾くまで雨に当てないようにします。

植え替え

一年草なので植え替えはなく、作業は苗の定植です。ヒマワリは直根性で移植を嫌うため、直まきが基本ですが、ポットまきした場合は本葉2〜3枚までに根鉢を崩さず植え付けます。定植の適期は5〜7月で、気温が20°C以上に安定してからが安心です。株間は大輪種で50cm以上、ミニ種で20cmを確保し、根鉢と同じ深さで植え、たっぷり水を与えます。

よくある失敗は、本葉5枚以上の大きくなった苗を植えて根が傷み、活着せずにしおれてしまうケースです。しおれた株は半日陰で2〜3日養生し、水を切らさなければ持ち直すことがあります。回復しない場合は7月中旬までなら種をまき直せます。市販のポット苗を買うときも、若いうちに植えるほど根付きが良くなります。定植後1週間は乾かさないよう管理してください。

  1. 1

    時期と道具を用意する

    定植は5〜7月、気温が20°C以上に安定してから行います。深さ30cm以上のプランターか耕した花壇、培養土、移植ごて、ジョウロを用意します。

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    本葉2〜3枚の若苗を選ぶ

    ポット苗は本葉2〜3枚の若いうちに植えます。直根性で移植を嫌うため、本葉5枚以上に育った苗や根がポットから出た苗は避けてください。

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    株間を取って植え穴を掘る

    株間は大輪種で50cm以上、ミニ種で20cmを目安にします。根鉢と同じ深さの植え穴を掘り、あらかじめ水を注いで湿らせておきます。

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    根鉢を崩さず植え付ける

    ポットから苗をそっと抜き、根鉢を崩さずに植え穴へ置きます。周りの土を軽く押さえ、根鉢の表面と地面の高さをそろえてください。

  5. 5

    水を与えて1週間養生する

    植え付け後は株元にたっぷり水を与えます。定植後1週間は土を乾かさないよう管理し、根付いて新しい葉が動き出したら通常の水やりに戻します。

増やし方

種まきで育て、花後に種を採って翌年につなぎます。種まきの適期は4月下旬〜7月中旬で、発芽適温は20-25°Cです。深さ1〜2cmに1か所2〜3粒まき、本葉2枚で元気な1本に間引きます。発芽までは5〜10日で、その間は土を乾かさないようにします。時期をずらして数回まけば夏休みいっぱい開花が続き、7月まきは草丈が低くまとまるので台風対策にもなります。種採りは、花首が下を向いて花の裏側が黄色から茶色に変わったら花ごと切り取り、風通しの良い場所で2週間ほど乾かしてから種を外します。1輪から数百粒が採れ、封筒に入れて冷暗所で保存すれば翌春まで使えます。

よくある失敗は、乾燥が足りないまま保存してカビが生えるケースです。カビた種は使えないので、翌年は完全に乾かしてから密閉せず紙袋で保管してください。F1品種の種は親と同じ姿にならないことがあります。

  1. 1

    時期と道具を準備する

    種まきは4月下旬〜7月中旬、発芽適温は20-25°Cです。種、耕した花壇か深型プランター、培養土、ジョウロを用意し、2週間前に苦土石灰を混ぜておきます。

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    株間を決めて種をまく

    大輪種は50cm以上、ミニ種は20cm間隔で、深さ1〜2cmの穴に1か所2〜3粒まきます。土を薄くかぶせて手で軽く押さえ、たっぷり水を与えます。

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    発芽まで土を乾かさない

    発芽までの5〜10日は、土の表面が乾かないよう朝に水を与えます。ナメクジや鳥から芽を守るため、不織布をかけておくと安心です。

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    本葉2枚で1本に間引く

    本葉が2枚になったら、茎が太く葉色の濃い1本を残してほかをハサミで切り取ります。引き抜くと残す株の根を傷めるので切るのがコツです。

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    間引き後の管理を始める

    間引き後は土の表面が乾いたらたっぷり水を与え、本葉4〜5枚から月2回の液肥を始めます。草丈50cmを超えたら支柱を立ててください。

病害虫対策

発芽直後の芽と若葉はナメクジ、ダンゴムシ、ヨトウムシに食べられやすく、種まき後2週間は毎日の見回りが必要です。被害が出るなら夜間に懐中電灯で確認して捕殺し、不織布やペットボトルのカバーで物理的に守ります。生育中はアブラムシが新芽とつぼみに、ハダニが乾燥した時期の葉裏に付くので、見つけ次第水で洗い流すか市販の薬剤で対処します。梅雨明け後に下葉から斑点が出て枯れ上がる褐斑病やべと病は、株間を50cm以上確保し、発症した下葉を早めに取り除くと広がりを抑えられます。

よくある失敗は、密植のまま放置して株全体に斑点が広がるケースです。その場合も上位の葉が残っていれば開花には大きく影響しないので、下葉を整理して風通しを確保してください。台風は病害虫以上の脅威なので、大輪種は支柱を2本に増やし、接近前に切り花にするのも一案です。

年間カレンダー

1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
種蒔き
開花
肥料
手入れ
手入れの内容
  • 4月下旬から種まき開始
  • 5月間引き・ナメクジから若苗を守る
  • 6月支柱立て・液肥月2回
  • 7月開花スタート・朝夕の水やり
  • 8月満開・台風対策・咲きがら切り
  • 9月種の収穫・乾燥・保存

季節ごとの管理

春の管理

4月下旬から種まきを始め、発芽までの1〜2週間は土を乾かさないよう水やりします。肥料は元肥のみで、本葉が出たら薄い液肥を月2回始めます。置き場所は1日6時間以上日が当たる場所です。発芽直後の芽はナメクジやダンゴムシに食べられやすいので毎日見回ります。

夏の管理

開花の本番です。水は朝夕2回たっぷり与え、液肥は月2回、開花前後は切らさないようにします。置き場所は直射日光の当たる場所で、草丈50cmを超えたら支柱を立てます。台風で茎が折れる、真夏の水切れで下葉が枯れるトラブルが多いので、支柱の補強と朝の水やりを優先します。

秋の管理

9月は種の収穫期です。水は花が終わったら控えめにし、肥料は止めます。花首が下を向き裏側が茶色くなったら切り取り、風通しの良い日陰で2週間乾かします。乾燥不足で種にカビが生えるトラブルが多いので、完全に乾いてから紙袋で保管してください。

冬の管理

栽培はお休みで、水やりも肥料も不要です。採った種は封筒か紙袋に入れ、湿気の少ない冷暗所で保管します。密閉容器に湿ったまま入れるとカビが生え、暖かい場所では虫が付くことがあるので、月1回は状態を確かめます。来年の品種と置き場所を計画しておきます。

10月の作業をくわしく知りたいときは冬の寄せ植えや秋の植え替えの記事も参考になります。

よくあるトラブルと対策

発芽直後の芽が消えた、かじられた

原因

ナメクジ、ダンゴムシ、鳥による食害です。ヒマワリの芽と子葉は柔らかく、種まき後2週間が最も狙われやすい時期です。

対策

まき直しをし、発芽までは不織布やペットボトルのカバーで物理的に守ります。夜間に懐中電灯で見回ると原因が分かり、ナメクジなら捕殺や誘引剤で対策できます。

梅雨明け後、下葉から斑点が出て枯れ上がる

原因

褐斑病やべと病で、密植と泥はねで広がります。株間が狭く風通しの悪い株で起こりやすい症状です。

対策

発症した下葉を取り除き、株間の風通しを確保します。開花には大きく影響しないことが多いので、上位の葉を守ることに注力し、水やりは株元に与えて泥はねを防ぎます。

茎がひょろひょろと細く伸びて倒れる

原因

日照不足による徒長です。半日陰や1日の日照が4時間以下の場所では茎が細くなり、花の重みを支えられません。

対策

支柱に結び直して1日6時間以上日の当たる場所へ移します。地植えで動かせない場合は支柱を2本にして両側から支え、来季は日当たりの良い場所に直まきしてください。

花が開いたのに種ができない、中身がない

原因

受粉不足です。花粉の出ない切り花用品種を育てている、または訪花昆虫が少ない環境で受粉が進まなかったことが考えられます。

対策

種を採りたい場合は花粉の出る品種を選び、開花中に筆で花の中央を軽くなでて人工授粉します。切り花用品種は種が採れないのが仕様なので、来季は通常種を用意してください。

葉がしおれて真夏の昼間にぐったりする

原因

水切れです。葉の面積が大きく蒸散が多いため、真夏のプランターは半日でも水が足りなくなります。

対策

夕方に株元へたっぷり水を与え、翌朝までに葉が戻れば問題ありません。朝夕2回の水やりに切り替え、株元にワラや腐葉土を敷いて乾燥を緩和してください。

ここにない症状は症状から調べるで、葉の色・しおれ・虫・病気などから逆引きできます。

ヒマワリの花言葉・風水

花言葉

ヒマワリの花言葉は「あなただけを見つめる」「憧れ」「情熱」です。若い株が太陽の動きを追って向きを変える向日性から、ひたむきに相手を見つめる姿に重ねられたとされます。ギリシャ神話で太陽神アポロンを見つめ続けた水の精クリュティエがヒマワリになったという物語も由来の一つといわれます。

風水・縁起

太陽に向かって咲く黄色の大輪は「陽の気の象徴」とされ、庭や玄関先に植えると家全体の活力を高めるといわれます。黄色は風水で金運に結び付く色とされ、西側に置くと良いという説もあります。太陽を追いかける性質が明るさと前向きさの象徴になったことがその由来とされます。

ヒマワリのよくある質問

Qヒマワリはずっと太陽を追いかけて回るのですか?回答を見る
A

回るのはつぼみまでの若い株だけです。成長期のヒマワリは朝は東、夕方は西と太陽を追って首を振り、夜のうちに東へ戻ります。これは成長ホルモンの日周リズムによって茎の伸び方に差が出るために起こる現象とされます。開花する頃には茎が固まって動かなくなり、ほとんどの花は東を向いたまま固定されます。満開のヒマワリ畑が同じ方向を向いているのはこのためで、写真を撮るなら午前中に東側から向き合うのがおすすめです。

Qヒマワリの花が小さいまま咲いてしまいました。大きく咲かせるには?回答を見る
A

大輪の条件は品種、根、栄養の3つです。まず大輪品種かどうかを確認してください。ミニ品種はどう育てても直径10cm前後にしかなりません。次に、深さ30cm以上に耕した土か深型プランターで直根を伸ばすことです。根の深さが株の大きさを決めます。最後に、元肥と月2回の液肥で肥料を切らさず、株間を50cm以上取って日光を独り占めさせます。小さなプランターでの密植が最も多い原因なので、来季は大きな器に1本を試してください。

Q収穫したヒマワリの種は食べられますか?回答を見る
A

食用品種なら食べられます。市販のひまわりの種のおやつは、大粒で殻が剥きやすい食用専用品種のものです。観賞用品種の種にも毒はありませんが、小粒で殻が硬く食用には向きません。食べる目的なら最初から食用や採油用と表記された品種を育て、完全に乾かした種をフライパンで乾煎りして塩を振れば自家製のおやつになります。観賞用の種は来年の種まき用と、冬の野鳥の餌台用に回すのが最も良い使い道です。

Qヒマワリの苗は移植できますか?回答を見る
A

本葉2〜3枚の若い苗なら、根鉢を崩さなければ移植できます。ヒマワリは直根性で、太い根が1本まっすぐ下に伸びるため、この根を傷めると活着しにくくなります。ポットまきする場合は根がポットの底に達する前の、種まきから2〜3週間以内に定植してください。本葉5枚以上に育った苗や、庭に生えた大きな株を掘り上げて移すのは失敗しやすいので、その場で育てるか種をまき直す方が確実です。基本は直まきで、庭やプランターに直接まくのが最も簡単です。

Qヒマワリの支柱はいつ、どのように立てますか?回答を見る
A

草丈が50cmを超えた頃に立てるのが目安で、大輪種は台風シーズン前の7月中に済ませます。支柱は株の高さに見合う150cm以上のものを株元から10cmほど離して深く差し、麻ひもで茎と支柱を8の字に緩く結びます。茎は太くなるので、きつく結ぶと食い込んで傷むため、2〜3週間ごとに結び直してください。草丈2mを超える品種は支柱を2本にして両側から支えると安心です。ミニ品種や草丈60cm以下の品種なら支柱は不要です。

ヒマワリに関係するナレッジ

ヒマワリの季節の作業や、土・鉢・肥料の選び方をくわしく解説した記事です。

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この記事について

執筆: Hapot編集部

植物を迎えたばかりの人が枯らさずに育てられるように、植物図鑑と症状別の記事を編集しているチームです。農林水産省や農研機構など公的機関の栽培指針を確認したうえで、温度や頻度を数値で示し、迷いやすい判断は結論から書くことを大切にしています。誤りや古くなった情報はお問い合わせから受け付け、確認のうえ更新しています。

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