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フィカス・ベンジャミンの育て方

Ficus benjamina公開日: 最終更新日:

フィカス・ベンジャミンの育て方の要点

水やり
土の表面が乾いたら(週1-2回)
置き場所
間接光
冬越し
13°C 以上を保つ

Hapot編集部より

フィカス・ベンジャミンは、小さな艶のある葉を無数に茂らせ、刈り込みで好みの形に仕立てられる、フィカスの中で唯一「樹形で遊べる」品種です。ウンベラータやゴムの木が大きな葉を数十枚付けるのに対し、ベンジャミンは3〜8cmの小葉を数百枚付けるため、ハダニと環境変化による落葉が出やすく、最低温度の目安も13°Cとやや高めです。三つ編みの幹や玉造り(トピアリー)仕立てなど樹形のバリエーションが豊富で、オフィスや店舗の緑としてもおなじみ。性質は丈夫ですが、引っ越し直後や置き場所の変更でパラパラと落葉して初心者を慌てさせます。これは新しい環境に合わせた葉への入れ替えで、置き場所を固定して普通に管理すれば1〜2か月で新しい葉が茂ります。「一度居場所を決めたら動かさない」がベンジャミン攻略の合言葉です。刈り込みを楽しみたい人、店舗やオフィスの緑を探している人に向いています。

フィカス・ベンジャミンの姿

分類・基本データ

科
クワ科
属
フィカス属 Ficus
種
フィカス・ベンジャミン
別名
ベンジャミナ、ベンジャミンゴム、シダレガジュマル
原産地
インド〜東南アジア原産。現地では30mに達する大木で、街路樹としても植えられています。

フィカス・ベンジャミンの育て方の5つのポイント

水やり

土の表面が乾いたら(週1-2回)

日光

間接光

温度の目安

13-30°C

湿度

40-60%

土

水はけの良い観葉植物用土

フィカス・ベンジャミンはどれくらい大きくなる?

大きさの目安

室内で30cm〜2m。卓上の小鉢から三つ編み仕立ての大鉢まで、あらゆるサイズで流通。

成長の速さ

中〜速い

温度の目安(耐寒〜耐暑)

13-30°C

ケアのポイント

肥料

春〜秋に月1回緩効性肥料

成長速度

中〜速い

毒性

樹液でかぶれる場合あり(クワ科共通)

環境変化での落葉は仕様です。置き場所を固定し、明るさを確保し、こまめな葉水を。刈り込みで好みの形に仕立てられます。

育て方の詳細

苗・株の選び方

良い株の目安は3つ、葉が密に茂って内側まで光が届いていること、葉に艶があり葉裏が白くかすれていないこと、三つ編み仕立てなら幹の編み目が均等で傷がないことです。幹を軽く揺らしてぐらつかない株は根がしっかり張っています。

避けたいのは、店頭ですでに葉がパラパラ落ちている株(環境ストレスの最中)と、内側の枝が枯れてスカスカになっている株(光不足かハダニ)の2つです。購入後の落葉はある程度織り込んで、新居では動かさずに養生させてください。

置き場所・日当たり

基本はフィカスと同じです。ベンジャミンで最も大切なのは、置き場所を決めたら動かさないことです。光の方向や温度の変化を敏感に察知して古い葉を落とす性質があり、頻繁な移動が一番のストレスになります。光の要求はフィカスの中でも高めで、窓から1m以内のレースカーテン越しが目安。窓から2m以上離れた暗い場所では内側の葉から落ちて、枝がスカスカになります。真夏の直射日光は小さな葉が焼けやすいので、南向きの窓ではレース越しに。冬は13°C以上を保ち、暖房の風が直接当たる場所は乾燥で落葉するため避けます。

よくある失敗は、落葉に慌てて日当たりの良い場所へ次々移動し、そのたびに落葉が続くことです。その場合は一か所に固定し、1〜2か月動かさなければ新芽が茂り直します。

水やりの詳細

基本はフィカスと同じです。ベンジャミンは葉数が多く蒸散が盛んなため、フィカスの中では水の消費が多い部類です。春〜秋は土の表面が乾いたら鉢底から流れるまで与え、週1〜2回、真夏は週2〜3回が目安。冬は成長が緩やかになるので10日〜2週に1回に減らします。小さな葉は乾燥でハダニが付きやすいので、年間を通して週2〜3回の葉水を欠かさないことがベンジャミンでは特に重要です。

よくある失敗は、落葉を水不足と勘違いして水を増やし、根腐れでさらに葉を落とすことです。土が湿ったまま落葉しているなら水を止め、土が乾いてから再開してください。逆に葉が薄く縮れて落ちるなら水切れなので、たっぷり与えて半日置くと張りが戻ります。

最適な土の作り方

基本はフィカスと同じです。市販の観葉植物用土でよく育ち、配合するなら赤玉土(小粒)6:腐葉土3:パーライト1の水はけ重視で、鉢底石を2〜3cm敷きます。ベンジャミンは根の成長が旺盛で、細かい根が鉢いっぱいに回りやすいため、排水性を優先してください。三つ編み仕立ての大株は頭でっかちで倒れやすいので、重めの陶器鉢か、プラ鉢を重い鉢カバーに入れる二重鉢で安定させます。元肥は緩効性肥料を少量混ぜれば十分です。

剪定・切り戻し

基本はフィカスと同じです。ベンジャミンは刈り込みに非常に強く、フィカスの中で最も形を作れる品種です。適期は5〜9月で、伸びた枝を好みのラインで刈り込むと、切り口の近くから細かい枝葉が吹いて2〜3か月で密な樹冠になります。丸く仕立てる玉造りも家庭で可能で、年2〜3回、伸びた分を軽く刈り続けると形が維持できます。混み合った内側の枝を抜いて風を通すと、内部の蒸れによる落葉を防げます。切り口から白い樹液が出るので手袋を着用し、アレルギー体質の人は特に肌に付けないよう注意してください。

よくある失敗は、冬に刈り込んで新芽が出ず、切り口から枝が枯れ込むことです。冬は枯れ枝の除去だけにとどめ、本格的な刈り込みは5月以降に行えば回復します。

  1. 1

    時期と道具を準備する

    刈り込みは5〜9月に行います。刈り込みバサミか剪定バサミ、手袋、床を養生する新聞紙を用意し、作りたい輪郭を先に決めておきます。

  2. 2

    内側の混んだ枝を抜く

    枝が交差している部分や内側に向かう枝、枯れた細枝を付け根から切ります。株の中心まで光と風が通るようにすると、内部の蒸れによる落葉を防げます。

  3. 3

    輪郭に沿って刈り込む

    作りたいラインより少し内側で、伸びた枝を刈り込みバサミで一気に整えます。切り口の近くから細かい枝が吹くので、多少荒くても形は整います。

  4. 4

    樹液を拭いて片付ける

    切り口の白い樹液をティッシュで押さえて止め、床に落ちた樹液は乾く前に拭き取ります。切った枝先は挿し木に使えるので水に挿しておきます。

  5. 5

    新芽が出るまで管理する

    刈り込み後は置き場所を変えず、水は土が乾いてから与えます。2〜3か月で密な樹冠になるので、以後は年2〜3回、伸びた分を軽く刈って形を保ちます。

植え替え

基本はフィカスと同じです。ベンジャミンは根の成長が速く、根詰まりも落葉の一因になるため、植え替えは1〜2年に1回、5〜8月に欠かさず行います。鉢底から根が出る、水の染み込みが遅い、成長が鈍る、のどれかが出たらサインです。一回り(直径3cm)大きな鉢に移すか、サイズを維持したいなら根鉢の外側を1/3ほど削って同じ鉢に戻します。三つ編み仕立ての株は幹の編み目が崩れないよう、幹をまとめて持って抜き、植え付け後は支柱で支えます。

よくある失敗は、植え替え直後の落葉に驚いて置き場所を変え、落葉が長引くことです。植え替え後の一時的な落葉は正常な反応なので、直射日光を避けた場所に2週間置いたまま動かさず、肥料は1か月後から再開してください。

  1. 1

    時期と道具をそろえる

    5〜8月に行います。直径3cm大きい鉢、観葉植物用土、鉢底石、手袋、清潔なハサミ、支柱を用意し、前日は水やりを控えて土を乾かしておきます。

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    幹をまとめて持って抜く

    手袋を着け、三つ編みなら幹をまとめて持ち、鉢の縁を叩いて株を引き抜きます。根が回っていたら鉢の側面を押して緩めてから取り出します。

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    根鉢の外側を整理する

    根鉢の肩と底を軽くほぐし、黒く傷んだ根を切ります。サイズを維持する場合は根鉢の外側を3分の1ほど削り、同じ鉢に戻します。

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    植え付けて支柱で支える

    鉢底石を敷いて土を入れ、株の高さを合わせながら周りに土を詰めます。頭が重い株は支柱を立てて幹を固定し、鉢底から流れるまで水を与えます。

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    動かさずに2週間養生する

    直射日光を避けた明るい場所に置き、土が乾いてから水を与えます。植え替え後の落葉は正常な反応なので場所を変えず、肥料は1か月後から再開します。

増やし方

基本はフィカスと同じです。ベンジャミンは若い枝が柔らかく発根しやすいため、フィカスの中でも挿し木の成功率が高い品種です。適期は5〜8月で、刈り込みで出た枝先を10cmほどに切り、下葉を取って葉を4〜5枚残し、切り口の白い樹液を洗い流してから挿し木用土か水に挿します。直射日光を避けて土を湿らせておくと、1〜1.5か月で発根します。刈り込みのたびに挿し穂が量産できるので、3〜4本まとめて植えて幹の柔らかいうちに三つ編みに仕立てる楽しみもあります。

よくある失敗は、太く硬くなった枝を挿して発根せず、葉が落ちて枯れることです。挿し穂は必ず今年伸びた緑色の枝から取り、切り口を洗ってから挿してください。

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    時期と挿し穂を準備する

    適期は5〜8月です。今年伸びた緑色の枝、清潔なハサミ、挿し木用土を入れた小鉢、手袋を用意します。刈り込みで出た枝先を使うと無駄がありません。

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    枝を10cmに切り葉を減らす

    手袋を着け、枝先を10cmほどに切って下葉を取り、葉を4〜5枚残します。切り口の白い樹液を水で洗い流し、30分ほど水に浸けておきます。

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    挿し木用土か水に挿す

    湿らせた挿し木用土に割り箸で穴を開け、挿し穂の3分の1を挿して軽く押さえます。水挿しなら葉が水に浸からない深さで、水は2〜3日おきに替えます。

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    発根まで日陰で管理する

    直射日光を避けた明るい場所に置き、土を乾かさないよう霧吹きも併用します。1〜1.5か月で発根し、新芽が動き始めます。

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    植え付けて通常管理へ移す

    根が3〜5cm伸びたら観葉植物用土の小鉢に植え付けます。3〜4本まとめて植えると早くボリュームが出て、幹が柔らかいうちに三つ編みにもできます。

病害虫対策

基本はフィカスと同じです。ベンジャミンは小さな葉が密に茂るぶん、フィカスの中で最もハダニの被害が出やすい品種です。乾燥した室内で葉裏に発生し、葉のかすれと葉の間の細かい糸で気づきます。予防はこまめな葉水と、月1回浴室でシャワーをかけて株全体を洗い流す「シャワー浴」です。発生したら葉裏を重点的に洗い、多発時は殺ダニ剤を1週間おきに2〜3回散布します。カイガラムシは枝の付け根に付き、葉のベタつきで気づいたら古い歯ブラシで落とします。

よくある失敗は、暖房の効いた冬の部屋でハダニが広がり、春に葉の半分がかすれて落ちることです。その場合もシャワー浴と葉水を続け、内側の枝を抜いて風通しを確保すれば、5月以降の新芽は健康に出ます。

年間カレンダー

1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
肥料
手入れ
手入れの内容
  • 5月植え替え・刈り込み・肥料開始
  • 6月挿し木で増殖
  • 7月シャワー浴でハダニ予防
  • 8月内側の枝抜きで風通し確保
  • 9月形を整える刈り込み

季節ごとの管理

春の管理

冬に落ちた葉の代わりに新芽が一斉に吹く季節です。土が乾いたら週1〜2回たっぷり与え、5月から緩効性肥料を月1回。置き場所は固定したまま、明るさだけ確保します。刈り込みと植え替えは5月以降に始め、冬に枯れ込んだ細枝はこの時期に取り除きます。

夏の管理

葉数が多く蒸散が盛んなので、水は週2〜3回、土の乾きで判断して与え、肥料は月1回続けます。南向きの窓ではレース越しにして小さな葉の葉焼けを防ぎます。乾燥でハダニが増えるため、週2〜3回の葉水と月1回のシャワー浴を欠かさないでください。

秋の管理

水は週1回に戻し、肥料は10月で終了します。最低気温が13°Cを切る前に、冬を過ごす明るい場所へ一度で移動を済ませます。この時期に何度も動かすと環境変化で落葉が続くので注意してください。ベランダの株は葉裏のハダニを洗い落としてから室内へ入れます。

冬の管理

13°C以上を保ち、水は10日〜2週に1回、土が乾ききってから昼間に与えます。肥料は不要です。暖房で乾く部屋ではハダニが増えるので、葉水は週2回続けます。多少の落葉は仕様と割り切り、置き場所を変えたり水を増やしたりしないことが大切です。

10月の作業をくわしく知りたいときは観葉植物の冬越しや秋の植え替えの記事も参考になります。

よくあるトラブルと対策

購入直後・移動直後に大量に落葉する

原因

環境変化への適応反応。ベンジャミンは光や温度の変化を敏感に感じ取り、古い葉を落として新環境用の葉に入れ替える。

対策

置き場所を固定して動かさず、水やりは控えめに継続。枝が緑で弾力があれば株は健在で、1〜2か月後に新芽が吹いて葉が茂り直します。

葉がかすれて色あせ、細かい糸が張る

原因

ハダニの発生。小さな葉が密に茂るベンジャミンはハダニの温床になりやすい。

対策

浴室などでシャワーを株全体にかけて洗い流し、以後は葉水を毎日〜隔日に。多発時は殺ダニ剤を散布します。内側の枝を抜く剪定で風通しを改善すると再発しにくくなります。

内側の枝が枯れて葉が外側にしか付かない

原因

光不足と風通しの悪さ。葉が密に茂ると株の内側まで光が届かず、内側の葉から落ちて枝が枯れ込む。

対策

枯れた内側の枝を付け根から切り、交差する枝や混み合った枝を抜いて中心まで光と風を通します。置き場所は窓から1m以内の明るい場所へ。5〜9月なら外側も軽く刈り込むと、内側からも新芽が吹いてバランスが戻ります。

葉や床がベタベタし、黒いすすのような汚れが付く

原因

カイガラムシの排泄物(甘露)と、それを栄養にするすす病。枝の付け根や葉裏に白や茶色の粒状の虫が付いている。

対策

古い歯ブラシや綿棒でこすり落とし、株全体をシャワーで洗います。多発時はマシン油乳剤を散布。すす病の付いた葉は濡れ布で拭き取ります。月1回のシャワー浴と内側の枝抜きで風通しを保つと再発を防げます。

葉が薄く縮れて次々落ちる

原因

水切れ。葉数が多く蒸散が盛んなため、夏の水やり忘れやエアコンの直風で急速に乾く。

対策

鉢底から流れるまでたっぷり水を与え、半日ほどで葉の張りが戻るか確認します。縮れた葉は落ちますが、枝が緑なら新芽が出ます。以後は夏は週2〜3回、土の乾きを指で確かめて与え、エアコンの風が当たらない場所へ移してください。

ここにない症状は症状から調べるで、葉の色・しおれ・虫・病気などから逆引きできます。

フィカス・ベンジャミンの花

フィカス・ベンジャミンの花:フィカス・ベンジャミンの細い枝の葉の付け根に、直径1cmほどの小さな丸い花嚢が2個ずつつき、緑色のものと赤〜えんじ色に熟したものが混じっている様子
フィカス・ベンジャミンの花(イメージ)

フィカス・ベンジャミンは、フィカスの仲間のなかでは鉢植えでも小さな花嚢が比較的つきやすい品種です。直径1cmほどの丸い花嚢が葉の付け根に2個ずつ並び、緑色から熟すと赤やえんじ色、濃い紫へと色づきます。小さな木の実のように見えますが、花はその内側に咲いていて、花嚢の先の小さな穴だけが外とつながっています。

日によく当てた株や、春から秋に屋外で管理した株で見かけることが多いようです。受粉するハチがいないので種はできず、熟した花嚢は自然に落ちます。床を汚すことがあるので、気になる場合は早めに摘み取ってかまいません。

フィカス・ベンジャミンの花言葉・風水

花言葉

ベンジャミンの花言葉は「融通のきく仲間」「信頼」です。しなやかな枝がどんな形にも仕立てられ、三つ編みや玉造りに応えてくれることに由来するといわれます。人間関係の円滑さを願う意味から、オフィスや開店祝いの贈り物として人気です。

風水・縁起

風水では、細かく茂る丸い葉が「人間関係を円滑にする」気を持つとされ、リビングや職場に置くと調和をもたらすといわれます。無数の小さな葉が縁を結ぶ様子になぞらえたのが由来で、玄関に置けば良縁を呼ぶ木としても親しまれています。

フィカス・ベンジャミンのよくある質問

Qベンジャミンの葉が大量に落ちました。枯れてしまうのでしょうか?回答を見る
A

ほとんどの場合、枯れません。ベンジャミンの落葉は環境変化への適応反応で、購入直後・引っ越し・置き場所変更・季節の変わり目に起こる「衣替え」です。枝先を軽く曲げてみて弾力があり、爪で樹皮を少し削って緑色なら株は生きています。対処は置き場所を固定する、明るさを確保する、水やりは控えめにする、の3点。1〜2か月で新芽が吹き、環境に合った新しい葉が茂り直します。

Qベンジャミンを丸く仕立てるにはどうすればいいですか?回答を見る
A

5〜9月の成長期に、作りたい球のラインより少し内側で全体を刈り込みます。刈り込みバサミで一気に整えて構いません。切り口付近から細かい枝が吹いて、2〜3か月で密な丸い樹冠に育ちます。年2〜3回、伸びた分を軽く刈り続けると形が維持できます。刈り込みに非常に強い品種なので、失敗しても伸びて再挑戦できるのがベンジャミンの良いところです。

Qベンジャミンの三つ編みの幹はほどけたり傷んだりしませんか?回答を見る
A

ほどけることはほとんどありません。三つ編みは幹が細く柔らかい若木のうちに編んで固定したもので、太くなるにつれて幹同士が密着し、やがて癒着して一体化します。編み目を留めているひもやテープは幹に食い込む前に外すか巻き直してください。まれに編まれた3本のうち1本だけ枯れることがあり、その場合は枯れた幹を根元から抜いても残りの2本で樹形は保てます。太い幹の三つ編みは自分では作れないので、仕立て済みの株を買うのが現実的です。

Qベンジャミンの葉がベタベタして床まで汚れます。原因は?回答を見る
A

カイガラムシの排泄物(甘露)が原因です。枝の付け根や葉裏に付いた白や茶色の小さな粒がカイガラムシで、その排泄物が葉や床に落ちてベタつきます。放置すると黒いすす病が広がるので、見つけ次第、古い歯ブラシや綿棒でこすり落とし、浴室で株全体をシャワーで洗い流してください。多発している場合はマシン油乳剤を散布します。葉数の多いベンジャミンは見落としやすいため、月1回のシャワー浴と内側の枝を抜く剪定で風通しを保つと再発を防げます。

フィカスのほかの品種

フィカス としてまとめている他の品種です。

フィカスの種類と選び方を比較する

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この記事について

執筆: Hapot編集部

植物を迎えたばかりの人が枯らさずに育てられるように、植物図鑑と症状別の記事を編集しているチームです。農林水産省や農研機構など公的機関の栽培指針を確認したうえで、温度や頻度を数値で示し、迷いやすい判断は結論から書くことを大切にしています。誤りや古くなった情報はお問い合わせから受け付け、確認のうえ更新しています。

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