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ユーカリの育て方

Eucalyptus gunnii ほか公開日: 最終更新日:

ユーカリの育て方の要点

植えどき
4〜5月・9月
水やり
乾かし気味(庭植えは根付けば基本不要)
置き場所
直射日光
冬越し
-5°C 以上を保つ

Hapot編集部より

ユーカリは、乾かし気味の水やりと年2回の剪定を引き受けられる人なら、庭でも8号以上の鉢でも銀葉を収穫し続けられる、成長の速いオーストラリア原産の常緑樹です。切った枝がそのままスワッグやドライフラワーになる収穫できる庭木としての価値は他に代えがたく、丸い葉のポポラスと小さな銀葉のグニーが人気を二分します。付き合い方には前提があり、成長が年1m級と非常に速く放任すれば5〜10mになること、乾燥地出身で過湿に弱いこと、根が浅く強風で倒れやすいことの3つです。強剪定で2〜3mに保ち、水は控えめにし、支柱でしっかり支えることが三原則になります。耐寒性は品種差があり、グニーは-8°C程度まで耐えて寒冷地でも屋外で越冬し、ポポラスは-5°C程度で寒風を避けます。初心者やベランダにはむしろ鉢植えが向き、成長が穏やかになって倒伏の管理もしやすくなります。葉の精油成分でペット、特に猫の誤食には注意が必要です。

ユーカリの姿

分類・基本データ

科
フトモモ科
属
ユーカリ属 Eucalyptus
種
ユーカリ
別名
ユーカリ・グニー
原産地
オーストラリア原産。コアラの食樹として有名ですが、園芸品種の葉は観賞・クラフト用です。

ユーカリの育て方の5つのポイント

水やり

乾かし気味(庭植えは根付けば基本不要)

日光

直射日光

温度の目安

-5〜35°C(品種により耐寒差。グニーは寒さに強い)

湿度

30-50%

土

水はけの良い土(過湿厳禁)

ユーカリはどれくらい大きくなる?

大きさの目安

放任で5〜10m。剪定管理で2〜3m、鉢植えなら1〜2mを維持。

成長の速さ

非常に速い(年1m級。剪定前提の木)

温度の目安(耐寒〜耐暑)

-5〜35°C(品種により耐寒差。グニーは寒さに強い)

ケアのポイント

肥料

ほぼ不要(春に少量で十分。多肥は暴走の元)

成長速度

非常に速い(年1m級。剪定前提の木)

毒性

葉に精油成分。ペットの誤食に注意(特に猫)

「切って使う、切って保つ」が合言葉。収穫を兼ねた剪定と、倒伏対策の支柱がユーカリとの契約条件です。

育て方の詳細

苗・株の選び方

良い苗は、幹がまっすぐで支柱なしでも立つこと、葉が銀色で艶があり間延びしていないこと、鉢底から根がはみ出すほど回っていないことの3点で選びます。

避けたいのは、根鉢が固く回りすぎて水をはじく大苗と、葉先が広く茶色く傷んだ株です。人気の2品種で選ぶなら、丸いコインのような葉でスワッグ映えするポポラスは寒さにやや弱く、小さな銀葉が密で耐寒性の強いグニーは寒冷地でも育ちます。大苗より若木からの方が環境に馴染んで倒れにくく育ちます。

置き場所・日当たり

日当たりと風通しが良く、水はけの良い場所が必須です。生育適温は15-30°Cで、耐寒性はグニーが-8°C程度、ポポラスが-5°C程度と品種差があります。根が浅く直根が育ちにくいため強風で傾きやすく、植え付け時から支柱を立て、風の通り道を避けて配置します。成長は年1m級と速く、放任で5〜10mになるので、建物や電線から3m以上離してください。庭植えは2〜3m、鉢植えは8号以上で1〜2mに剪定で維持します。地植えの移植はほぼ不可能なので、場所は最初に決め切ります。失敗例として、風の通り道に植えて台風で幹が斜めに傾くことがあります。土が湿っているうちに起こして支柱2〜3本で八の字に固定し、枝を3分の1剪定して風の抵抗を減らせば、翌年には根が張り直して安定します。

水やりの詳細

乾燥地出身のため、乾かし気味が鉄則です。庭植えは根付けば降雨だけで足り、植え付け後1年間だけ土が乾いたら与えます。水のやりすぎは根腐れと軟弱な徒長を招きます。鉢植えは土の中までしっかり乾いてから鉢底から流れるまで与え、春と秋は4〜5日に1回、夏は2〜3日に1回、冬は7〜10日に1回が目安です。鉢を持ち上げて軽くなってから与えると判断しやすく、受け皿の水は必ず捨てます。ただし夏の鉢の極端な水切れは葉先がチリチリになる原因なので、乾いたらたっぷり、頻度は少なくのメリハリで管理します。失敗例として、梅雨に受け皿へ水を溜めたまま置き、株全体が急にしおれることがあります。すぐに水やりを止めて風通しの良い場所で土を乾かし、回復しなければ枝を強めに詰めて負担を減らすと持ち直すことがあります。

最適な土の作り方

水はけを最優先にします。庭植えは4〜5月か9〜10月に、直径と深さ50cmの穴を掘り、掘り上げた土に軽石か川砂を10L混ぜて埋め戻し、粘土質の庭は周りより10〜15cm高く植えます。根鉢は崩さず、支柱とセットで植え付けます。鉢植えは赤玉土6、軽石3、腐葉土1の乾き気味の配合か、市販の観葉植物用土に軽石を3割足したものを使い、8号以上の鉢に鉢底石を3cm敷きます。肥料は植え付け時に緩効性肥料を少量混ぜる程度で、与えるほど成長が暴走します。

剪定・切り戻し

剪定はユーカリ管理の本体で、最大の楽しみでもあります。適期は3〜4月と9〜10月の年2回で、清潔な剪定ばさみと癒合剤を使います。作業は3つで、望む高さで主幹を切る芯止め、混み枝の間引き、飾る分を切る収穫剪定です。切った枝はそのままスワッグやドライフラワーになります。成長は年1m級と速いため、庭植えは2〜3m、鉢植えは1〜2mを目安に、伸びた分を毎回3分の1ほど切り戻します。強剪定への耐性は高く、太い幹の途中で切っても吹き直しますが、真夏と真冬の強剪定は避けてください。台風前の8月に枝を軽くして風の抵抗を減らすのも毎年の習慣にします。失敗例として、3年放任して4mを超え、頭が重くなって根元から傾くことがあります。3〜4月に高さ2mの分岐点で芯を止めて支柱で固定すれば、翌年には脇枝が茂って安定した樹形に戻ります。

  1. 1

    剪定の時期と道具を準備する

    適期は3〜4月と9〜10月の年2回で、真夏と真冬の強剪定は避けます。清潔な剪定ばさみ、ノコギリ、癒合剤、手袋、束ねる輪ゴムを用意します。

  2. 2

    望む高さで主幹を芯止めする

    庭植えは2〜3m、鉢植えは1〜2mを目安に、望む高さの分岐点で主幹を切ります。切り口には癒合剤を塗り、頭を軽くして倒伏を防ぎます。

  3. 3

    混み枝を間引いて風を通す

    内側に向かう枝、交差する枝、細く弱い枝を付け根から切ります。風の抵抗が減り、台風での倒伏と蒸れによる枯れを防げます。

  4. 4

    飾る分の枝を収穫する

    枝ぶりの良い枝を飾りたい長さで切り、下葉を整理して束ねます。切った枝はそのままスワッグやドライフラワーに使えます。

  5. 5

    剪定後は支柱を点検して乾かし気味に

    剪定後は支柱のゆるみを直し、水は土の中まで乾いてから与えます。肥料は与えず、8月の台風前にもう一度枝を軽くしてください。

植え替え

植え付けの適期は4〜5月か9〜10月で、ポット苗を庭なら直径50cmの植え穴、鉢なら8号以上に、根鉢を崩さず植えて支柱を立てます。ユーカリは根をいじられるのを嫌うため、そっと引っ越しが原則です。鉢植えは1〜2年に1回、春か秋に一回り大きな鉢へ移し、根鉢の底で巻いた根だけを軽くほぐします。成長が速く根詰まりも速いので、水切れしやすくなったら植え替えの合図です。大きくしたくない場合は鉢増しを止め、根を4分の1整理して同じ鉢に植え直し、剪定でバランスを取ります。庭植えの移植はほぼ不可能で、場所は最初に決め切ります。失敗例として、植え替えで根鉢を大きく崩し、葉がしおれて枝先から枯れ込むことがあります。枝を3分の1切り戻して蒸散を減らし、明るい日陰で水を控えめにして管理すれば、1〜2か月で新芽が動くことがあります。

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    植え付けの時期と道具を準備する

    適期は4〜5月か9〜10月です。8号以上の鉢か直径50cmの植え穴、赤玉土と軽石と腐葉土、鉢底石、長めの支柱2〜3本、麻ひもを用意します。

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    水はけの良い用土を準備する

    鉢植えは赤玉土6、軽石3、腐葉土1を混ぜて鉢底石を3cm敷きます。庭植えは掘り上げた土に軽石を10L混ぜ、粘土質なら10〜15cm高植えにします。

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    根鉢を崩さずに鉢へ置く

    苗をポットから抜き、根鉢は崩さずそのまま置きます。ユーカリは根をいじられるのを嫌うので、底で巻いた根を軽くほぐす程度にとどめます。

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    支柱を立てて固定する

    周りに用土を詰めて隙間をなくし、支柱を2〜3本立てて幹を麻ひもで八の字に結びます。根が浅く倒れやすいため、支柱は省かないでください。

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    水を与えて乾かし気味に管理する

    植え付け直後だけ鉢底から流れるまで水を与え、以後は土の中まで乾いてから与えます。肥料は緩効性肥料を少量だけにし、1か月後から日なたで育てます。

増やし方

種まきが基本で、挿し木は発根率が非常に低い樹種です。適期は発芽適温20°C前後になる4〜5月で、微細な種を清潔な種まき用土の表面にまき、土は薄く掛けるか掛けずに霧吹きで湿らせます。明るい場所で乾かさないよう管理すると2〜3週間で発芽し、本葉が4〜6枚になったら3号ポットに移します。成長が速いため、実生から1〜2年で高さ50cm以上の苗になります。挿し木は5〜6月に今年の枝を10cmに切り、発根促進剤を付けて挿しても成功率は1〜2割のため、数を挿して確率で勝負します。品種を確実に楽しむなら苗木の購入が近道です。失敗例として、種を深くまきすぎて発芽しないことがあります。ユーカリの種は光を必要とするため、まき直すときは土を掛けずに表面に置き、霧吹きで湿らせて明るい場所に置けば発芽が見込めます。

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    種まきの時期と道具を準備する

    適期は発芽適温20°C前後の4〜5月です。ユーカリの種、清潔な種まき用土、平鉢か育苗トレー、霧吹き、後で使う3号ポットを用意します。

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    微細な種を表面にまく

    湿らせた用土の表面に種をばらまき、土は掛けないか薄く掛ける程度にします。光を必要とするので深くまくと発芽しません。

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    霧吹きで湿らせて発芽を待つ

    明るい場所に置き、霧吹きで表面を乾かさないよう管理します。2〜3週間で発芽するので、発芽後は徐々に日に慣らします。

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    本葉が出たらポットに移す

    本葉が4〜6枚になったら根を傷めないよう3号ポットに移し、水はけの良い用土で育てます。混み合った苗は間引いて1本にします。

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    苗を育てて鉢や庭へ定植する

    日なたで乾かし気味に育て、高さ30cmを超えたら支柱を添えます。1〜2年で50cm以上の苗になり、春か秋に鉢や庭へ定植します。

病害虫対策

精油成分のおかげで病害虫は少なめです。注意はコガネムシで、成虫は5〜8月に葉を食べ、幼虫は鉢の中で根を食べます。急に株全体がしおれたら鉢を抜いて土の中を確認し、幼虫がいれば取り除いて植え直します。ハダニは乾燥する7〜9月に葉がかすれる症状で出るので、葉裏を流水で洗います。カイガラムシは枝に付くので歯ブラシでこすり落とします。病害虫以上に警戒すべきは、風による倒伏と過湿による突然の枯れで、支柱の点検と水はけの確保がユーカリの健康管理の中心です。冬にポポラスの葉が茶色く落ちるのは寒風の傷みで、枝が生きていれば春に吹き直します。失敗例として、しおれの原因が分からず水を増やして枯らすことがあります。しおれたらまず水を止めて土を乾かし、鉢を抜いて根と土中の幼虫を確認する順番を守れば、多くは持ち直します。

年間カレンダー

1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
種蒔き
肥料
手入れ
手入れの内容
  • 3月剪定・収穫スタート・支柱点検
  • 4月植え付け適期・肥料は少量まで
  • 6月梅雨の過湿注意・水はけ確認
  • 8月台風前の枝抜きで倒伏予防
  • 9月秋の剪定・収穫・植え付け
  • 10月スワッグづくり・冬前の整枝

季節ごとの管理

春の管理

成長が始まる季節です。水は鉢植えなら土の中まで乾いてから4〜5日に1回、庭植えは不要です。4月に緩効性肥料を少量だけ置きます。日当たりと風通しの良い屋外に置き、3〜4月に剪定と収穫を行います。支柱のゆるみとコガネムシに注意してください。

夏の管理

成長の最盛期です。水は鉢植えなら2〜3日に1回、庭植えは不要で、梅雨は受け皿の水を捨てます。肥料は与えません。日なたに置き、鉢は直置きを避けます。台風前の8月に枝を軽くして倒伏を防ぎ、ハダニの発生に注意してください。

秋の管理

9〜10月が剪定と収穫、植え付けの適期です。水は鉢植えなら4〜5日に1回、庭植えは不要で、肥料は与えません。日当たりの良い場所を保ち、切った枝でスワッグを作ります。台風に備えて支柱を点検し、長雨の根腐れに注意してください。

冬の管理

成長が緩む休眠期です。水は鉢植えなら7〜10日に1回、庭植えは不要で、肥料は与えません。グニーは屋外で越冬でき、ポポラスは寒風を避けた軒下に置きます。強剪定は避けます。寒風で葉が茶色く傷んでも、枝が生きていれば春に吹き直します。

10月の作業をくわしく知りたいときは秋の植え替えの記事も参考になります。

よくあるトラブルと対策

元気だった株が急に全体的にしおれた

原因

過湿による根のトラブルか、コガネムシ幼虫の根食害です。ユーカリの突然死の典型的なパターンです。

対策

まず水やりを止めて土を乾かし、鉢なら抜いて土中のコガネムシ幼虫を確認します。回復しない場合も、枝を強めに詰めて負担を減らすと持ち直すことがあります。予防は乾かし気味と水はけの良い土に尽きます。

葉先がチリチリと茶色く傷む

原因

鉢の極端な水切れ、または夏の照り返しや熱風です。

対策

傷んだ葉は戻らないため剪定で整理し、乾いたらたっぷりのメリハリ管理へ切り替えます。真夏の鉢はコンクリート直置きを避け、二重鉢や台で熱を和らげます。

強風で幹が傾いた、倒れた

原因

根が浅く成長の速さに根の張りが追いつかないユーカリの弱点です。台風や頭の重くなった株で起こります。

対策

土が湿っているうちに起こし、支柱2〜3本で八の字に固定して枝を3分の1剪定します。根が切れた場合も枝を強めに詰めて植え直せば復活の見込みがあります。

冬に葉が茶色くなって落ちた

原因

寒風による傷みです。ポポラスは-5°C以下や乾いた寒風で葉を落としやすくなります。

対策

枝を曲げてしなやかなら生きています。寒風の当たらない軒下に移すか防風ネットを張り、水を控えめにして春を待てば、4〜5月に新芽が吹き直します。

大きくなりすぎて手に負えない

原因

年1m級の成長速度を放任したためです。肥料の与えすぎも暴走を招きます。

対策

3〜4月に望む高さの分岐点で芯を止め、切り口に癒合剤を塗って支柱で固定します。以後は年2回の剪定で伸びた分を3分の1ずつ切り戻し、肥料は春の少量だけにします。

ここにない症状は症状から調べるで、葉の色・しおれ・虫・病気などから逆引きできます。

ユーカリの花言葉・風水

花言葉

ユーカリの花言葉は「新生」「再生」「思い出」とされます。オーストラリアで山火事の後にいち早く芽吹く再生力や、精油の香りが記憶と結び付くことに由来するといわれます。銀色の葉は「慰め」の意味を持つともされ、贈り物のスワッグに使われます。

風水・縁起

銀色の葉は「浄化の気」を持つとされ、香りとともに空間をリセットする木といわれます。ドライにして室内に吊るすスワッグは、気の淀みを払う現代版の飾りとされます。玄関やリビングの西側に置くと金運と相性が良いとされ、枯れた葉はこまめに取り除くことが条件とされます。

ユーカリのよくある質問

Q強風でユーカリの木が傾いてしまいました。回答を見る
A

ユーカリの宿命的な弱点で、成長の速さに根の張りが追いつかないために起こります。傾いた木は、土が湿っているうちに可能な範囲で起こし、長めの支柱2〜3本で八の字に固定し、枝を3分の1ほど剪定して風の抵抗を減らす3点で立て直します。完全に倒れて根が切れた場合も、枝を強めに詰めて植え直せば復活の見込みがあります。予防は植え付け時からの支柱、台風前の8月の枝抜き、大きくしすぎない剪定の3つで、毎年の習慣にしてください。

Qユーカリの枝を切ってドライフラワーにする方法を教えてください。回答を見る
A

ユーカリはドライ化に最も向く植物のひとつです。よく晴れた日の午前中に飾りたい長さで枝を切り、下葉を少し整理して数本を輪ゴムで束ね、風通しの良い直射日光の当たらない室内に逆さに吊るします。1〜2週間で色と形を保ったドライが完成し、シリカゲルも押し花器も不要です。フレッシュのまま花瓶に挿して飾りながら自然乾燥させる方法でも様になります。剪定のたびにスワッグが増える循環が、ユーカリを植える最大の理由です。

Qユーカリはポポラスとグニー、どちらを選べばいいですか。回答を見る
A

寒さと葉の好みで選びます。ポポラスは直径3〜5cmの丸い葉が特徴でスワッグ映えしますが、耐寒性は-5°C程度で、関東以北の寒風の当たる場所では冬に葉が傷みます。グニーは小さな銀葉が密に付き、-8°C程度まで耐えるため寒冷地でも屋外で越冬でき、香りも強めです。温暖地や鉢植えで軒下に移せるならポポラス、寒冷地や庭植えで放任気味ならグニーが向きます。どちらも成長は速いので、年2回の剪定は共通です。

Qユーカリの葉が茶色くなって落ちてきました。枯れたのでしょうか。回答を見る
A

時期と場所で原因が分かれます。冬に葉が茶色くなるのは寒風の傷みで、枝を曲げてしなやかなら生きており、春に吹き直します。夏に葉先だけチリチリになるのは鉢の水切れか照り返しで、傷んだ葉を切って水やりのメリハリと置き場所を見直します。季節を問わず株全体が急にしおれて茶色くなるのは過湿による根腐れかコガネムシの幼虫で、水を止めて土を乾かし、鉢を抜いて根を確認してください。幹が茶色く乾いて折れるようなら残念ながら枯れています。

Qユーカリは鉢植えでも育てられますか。回答を見る
A

育てられ、むしろ初心者やベランダには鉢植えが向いています。8号以上の鉢に水はけの良い用土で植え、屋外の日なたに置きます。鉢では成長が穏やかになり、倒伏の管理もしやすくなります。水は土の中まで乾いてから与え、春秋は4〜5日に1回、夏は2〜3日に1回、冬は7〜10日に1回が目安です。3〜4月と9〜10月の剪定で高さ1〜2mに保ち、1〜2年に1回そっと鉢増しします。大きくしたくないなら鉢増しを止めて根を整理し、剪定でバランスを取ってください。

ユーカリのほかの品種

ユーカリ としてまとめている他の品種です。

ユーカリの種類と選び方を比較する

ユーカリに関係するナレッジ

ユーカリの季節の作業や、土・鉢・肥料の選び方をくわしく解説した記事です。

ユーカリを育てる人が次に読んでいるページ

10月の作業と、ユーカリの手入れで迷ったときに役立つページです。

この記事について

執筆: Hapot編集部

植物を迎えたばかりの人が枯らさずに育てられるように、植物図鑑と症状別の記事を編集しているチームです。農林水産省や農研機構など公的機関の栽培指針を確認したうえで、温度や頻度を数値で示し、迷いやすい判断は結論から書くことを大切にしています。誤りや古くなった情報はお問い合わせから受け付け、確認のうえ更新しています。

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参考にしたウェブサイト