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カモミールの育て方

Matricaria chamomilla(ジャーマン種)公開日: 最終更新日:

カモミールの育て方の要点

植えどき・種まき
3月・9〜10月
収穫
5月
水やり
土の表面が乾いたら(過湿嫌い)
置き場所
直射日光

Hapot編集部より

カモミールは、肥料を与えず花を摘むだけで育つ丈夫なハーブで、自分で育てた花でハーブティーを淹れたい人に最も向いています。りんごのような甘い香りの小さな白い花が特徴で、世界で最も飲まれているハーブティーの原料を自家生産できます。主流のジャーマン種は一年草で、9〜10月にまけば翌年4〜6月に花が咲き乱れ、摘んだ花はフレッシュでもドライでもティーに使えます。「植物のお医者さん」の異名を持ち、近くの植物を元気にするコンパニオンプランツとしても伝統的に愛されてきました。性質は丈夫で、痩せた土でも育ち、霜に当たっても越冬します。こぼれ種で毎年勝手に生えてくるほどで、管理らしい管理は「花摘み」と「梅雨前の蒸れ対策」くらいです。暑さには弱く、梅雨から夏に蒸れて一生を終えるのがジャーマン種のサイクルなので、春のうちに花を摘んで乾燥保存しておくと一年中楽しめます。多年草のローマン種は這う性質で、香りの芝生として使われます。

カモミールの姿

分類・基本データ

科
キク科
属
シカギク属 Matricaria
種
カモミール
別名
カミツレ、ジャーマンカモミール、ローマンカモミール、カモマイル
原産地
ヨーロッパ〜西アジア原産。和名カミツレは江戸時代の渡来時から続く古名です。

カモミールの育て方の5つのポイント

水やり

土の表面が乾いたら(過湿嫌い)

日光

直射日光

温度の目安

15-25°C(冷涼好き。耐寒性強、暑さに弱い)

湿度

40-60%

土

水はけの良い土(痩せ地でよい)

カモミールはどれくらい大きくなる?

大きさの目安

草丈30〜60cm。花壇・プランター・菜園の縁で。ローマン種は這性10cm。

成長の速さ

速い(秋まきで翌春に開花)

温度の目安(耐寒〜耐暑)

15-25°C(冷涼好き。耐寒性強、暑さに弱い)

ケアのポイント

肥料

ほぼ不要(多肥は軟弱徒長と香りの低下を招く)

成長速度

速い(秋まきで翌春に開花)

毒性

食用ハーブ。キク科アレルギーの人は注意

「肥料をやらず、花をどんどん摘む」のが最良の管理です。摘むほど次の花が咲き、ティーの在庫も増える循環が生まれます。

育て方の詳細

苗・株の選び方

ティー用ならジャーマン種一択です。良い種袋や苗の見分け方は3点で、種袋に「ジャーマン」の表記があること、採種年が新しいこと、苗なら本葉6枚前後で茎が太く株元がしっかりしていることです。

避けたいのは、ローマン種を花目的で買うこと(葉は香りますが花は苦めでティーには向きません)と、春に売られている徒長した大苗です。徒長苗は植えてもすぐ倒れ、開花期間が短くなります。秋に若苗を選んで植えるのが最も確実で、9〜10月の種まきなら一袋で何十株も育ちます。こぼれ種で毎年生える性質を活かすなら、花壇の縁に一度植えるだけで翌年から種を買う必要がなくなります。

置き場所・日当たり

日当たりと風通しの良い場所で育てます。1日5時間以上日の当たる場所が目安で、日照が足りないと茎が間延びして倒れやすくなります。秋まきの苗は霜に当たっても平気で越冬し、春の開花へ向かいます。-10°C程度までは特別な防寒なしで耐えます。暑さには弱く、25°Cを超える日が続く梅雨から夏に蒸れて一生を終えるのがジャーマン種のサイクルです。プランター、花壇、菜園の縁(コンパニオン役)と場所を選ばず、こぼれ種で生えた野良カモミールも風情があります。株間は15〜20cm確保し、風が通るように配置します。多年草のローマン種は芝生のように這う性質で、香りの芝生(カモミールローン)に使われます。日陰に植えて茎ばかり伸びて倒れてしまった場合は、株全体を半分に切り戻して日なたに移すと、2〜3週間で脇芽が出てもうひと咲きします。

水やりの詳細

土の表面が乾いたらたっぷり与える標準管理で十分です。頻度の目安は春で2〜3日に1回、冬は週1回程度、庭植えなら根付いた後は雨だけでほぼ育ちます。過湿は蒸れと立ち枯れの元なので「乾いてから」を守ります。開花期の4〜6月に水切れすると花数が減り花も小さくなるため、春は土の乾き具合をこまめに確認してください。花に直接水をかけると傷むので株元に注ぎ、朝のうちに済ませると日中の蒸れを防げます。種まき後の発芽までの7〜10日間は、種が微細で流れやすいため霧吹きで土を湿らせ続けます。梅雨に雨ざらしにして株元が黒く腐ってしまうのがよくある失敗で、鉢なら軒下に移し、庭植えなら混み合った茎を間引いて風を通すと、残った株は持ち直します。開花を終えた株は無理に延命せず、種を採って翌秋につなぎます。

最適な土の作り方

痩せ地でも育ち、肥料はほぼ不要です。肥えた土では茎ばかり伸びて倒れ、香りも薄くなります。市販のハーブ用土か、赤玉土(小粒)6:腐葉土3:軽石1の配合で、元肥は入れないか緩効性肥料をごく少量にとどめます。鉢底には鉢底石を2cm敷いて水はけを確保し、鉢は直径20cm以上で深さ15cm以上あれば十分です。種まきは9〜10月で、種は微細で好光性のため、まいたら土を被せず手で軽く押さえるだけにします。発芽後に間引いて株間15〜20cmにします。移植にも比較的耐えるので、ポットまきしてから定植する方法も可能です。野菜用培養土は肥料分が多めなので、使うなら赤玉土を3割混ぜてください。

剪定・切り戻し

収穫を兼ねた花摘みと切り戻しが手入れのすべてです。花の中央の黄色い部分がぷっくり盛り上がった満開時が摘み時で、香りのピークでもあります。花だけを指でつまんで収穫し、2〜3日おきに摘むと脇から次のつぼみが上がり、開花期間が4〜6月の2か月以上に延びます。草丈が20cmを超えた頃に先端を摘心すると、脇芽が増えて花数が2〜3倍になります。5月後半に株が乱れて倒れてきたら、株全体を半分の高さに切り戻すと風通しが改善し、もうひと咲きします。切った枝に付いた花もティーに使えます。摘み遅れて花が茶色くなると種を作ることに株の力が使われ、開花が早く終わってしまうのがよくある失敗です。その場合は茶色くなった花をすべて摘み取り、株を3分の1切り戻すと、2週間ほどで新しいつぼみが上がります。

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    時期と道具を準備する

    摘心は草丈20cmになる3〜4月、花摘みは4〜6月の開花中、切り戻しは5月後半に行います。清潔なハサミと、摘んだ花を入れるザルを用意し、朝露が乾いた午前中に作業します。

  2. 2

    草丈20cmで先端を摘心する

    中心の茎の先端を指で摘み取り、脇芽を増やします。これで花数が2〜3倍になり、株がこんもりして倒れにくくなります。

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    満開の花を指で摘む

    中央の黄色い部分が盛り上がった満開の花を、指でつまんで花だけを収穫します。2〜3日おきに摘むと次のつぼみが上がり続けます。茶色くなった花も残さず摘み取ります。

  4. 4

    乱れた株を半分に切り戻す

    5月後半に株が倒れて混み合ってきたら、株全体を半分の高さで切り戻します。風通しが良くなり、2〜3週間でもうひと咲きします。切った枝の花もティーに使えます。

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    収穫後の管理と種採り

    作業後は水を株元に与え、肥料は与えません。摘んだ花はすぐに日陰で乾燥させます。6月に種採り用の花を数個残して茶色く枯らし、採種して翌秋につなぎます。

植え替え

ジャーマン種は一年草のため植え替えはなく、定植の考え方で育てます。9〜10月にポットまきした苗は、本葉4〜6枚になった10〜11月に、根鉢を崩さず株間15〜20cmで定植します。直まきの場合はその場で間引いて育てるだけです。定植の穴は根鉢と同じ大きさにし、深植えを避けて株元を軽く押さえ、たっぷり水を与えて1週間は半日陰で養生します。春に苗を買った場合は3〜4月中に定植すれば、4〜6月の開花に間に合います。ローマン種(多年草)は年1回、9〜10月に株分けを兼ねた植え替えで更新し、3〜4年で株の中心が枯れ込むので若い部分を植え直します。根鉢を崩して定植し、根が傷んで生育が止まってしまうのがよくある失敗です。その場合は日陰で水を切らさずに2週間ほど養生させれば、多くは新しい根が出て持ち直します。

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    時期と道具をそろえる

    定植の適期は10〜11月と3〜4月です。直径20cm以上の鉢か花壇、ハーブ用土、鉢底石、本葉4〜6枚の苗を用意します。肥料は入れないか、緩効性肥料をごく少量にします。

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    植え場所を整えて穴を作る

    鉢なら鉢底石を2cm敷いて土を入れ、花壇なら軽く耕して水はけを確認します。根鉢と同じ大きさの穴を株間15〜20cmで作り、穴に水を注いで湿らせておきます。

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    根鉢を崩さずに苗を置く

    ポットから苗をそっと抜き、根鉢を崩さずに穴に置きます。深植えは株元が蒸れるので、根鉢の表面が土と同じ高さになるようにします。

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    土を寄せて株元を押さえる

    周りに土を寄せて軽く押さえ、根鉢と土の隙間をなくします。茎が長い苗は倒れないよう、株元に土を少し寄せて支えます。

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    水を与えて半日陰で養生する

    たっぷり水を与え、1週間は半日陰で根を落ち着かせます。その後は日なたに移し、土の表面が乾いたら水を与えます。肥料は与えず、春に草丈20cmで摘心すると花数が増えます。

増やし方

種まきとこぼれ種で増えます。6月に花後の種が熟すと周囲にこぼれ、翌秋に自然発芽する「勝手に毎年」の仕組みが動き出します。採種する場合は、花が茶色く枯れてから花ごと採り、風通しの良い日陰で1週間乾燥させ、揉んで種を外します。一株から数千粒の種が採れるため、一度育てれば種を買うのは最初の一回だけです。種の寿命は2〜3年で、乾燥剤と一緒に密閉容器で保存します。種まきの適期は9〜10月で、3月まきも可能ですが開花期間が短くなります。種は微細で好光性なので、土を被せず軽く押さえるだけにし、発芽までの7〜10日間は霧吹きで湿らせ続けます。土を厚く被せて発芽しないのがよくある失敗で、その場合は表面の土を軽く払って光を当て、まき直せば1週間ほどで発芽します。ローマン種は9〜10月に株分けで増やせます。

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    時期と道具を準備する

    種まきの適期は9〜10月です。鉢か育苗トレー、ハーブ用土、鉢底石、種、霧吹きを用意します。自家採種の場合は6月に茶色く枯れた花から種を採り、乾燥保存したものを使います。

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    土を湿らせて種をばらまく

    土を入れて表面を平らにならし、あらかじめ霧吹きで湿らせます。微細な種を指でつまみ、重ならないように薄くばらまきます。

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    覆土せずに軽く押さえる

    好光性の種なので土は被せず、手のひらで軽く押さえて土に密着させます。土を被せると発芽しないので、この点だけは必ず守ってください。

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    発芽まで霧吹きで湿らせる

    発芽までの7〜10日間は土の表面が乾かないよう、霧吹きで湿らせ続けます。強い水やりは種が流れるので避け、明るい日陰か日なたに置きます。

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    間引いて育苗し、定植する

    本葉2〜3枚で混み合った部分を間引き、本葉4〜6枚になったら株間15〜20cmで定植します。肥料は与えず、土の表面が乾いたら水を与えて越冬させます。

病害虫対策

春のアブラムシがほぼ唯一の相手です。4〜5月につぼみと茎に群がりますが、ティー用なので薬剤は避け、手で取るか水流で洗い流します。牛乳を霧吹きで吹きかけて乾かす方法も有効です。テントウムシが来れば任せて見守りましょう。梅雨時の蒸れ、うどんこ病、立ち枯れは、収穫を兼ねた切り戻しと株間15〜20cmの風通しで対処します。うどんこ病の白い粉が出たら、被害葉を取り除いて重曹を1000倍に薄めた水を散布します。ハダニは乾燥した時期に葉裏に付くので、葉水で予防します。「植物のお医者さん」自身は、実に手のかからない患者です。アブラムシを放置してつぼみが開かなくなってしまった場合は、被害の大きい花茎を切り取って株全体を水で洗い、風通しの良い場所に移せば、2週間ほどで新しいつぼみが上がります。

年間カレンダー

1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
種蒔き
開花
手入れ
手入れの内容
  • 3月春の成長開始・摘心・アブラムシ見回り
  • 4月開花スタート・花摘み開始
  • 5月収穫最盛期・ドライづくり
  • 6月採種・こぼれ種に翌年を託して撤収
  • 9月種まき(覆土せず軽く押さえる)
  • 10月間引き・株間の確保

季節ごとの管理

春の管理

開花の本番です。4〜6月は2〜3日に1回の水やりで水切れを防ぎ、肥料は与えません。日なたに置き、満開の花を2〜3日おきに摘んでティーにします。つぼみと茎に付くアブラムシを毎日見回り、手で取るか水で流します。5月後半に倒れてきたら半分に切り戻します。

夏の管理

梅雨でジャーマン種は寿命を迎えます。6月は雨を避けた軒下で朝だけ水やりし、肥料は不要です。枯れる前に咲き残りの花を収穫し、茶色くなった花から種を採って翌秋につなぎます。蒸れと立ち枯れが起きる時期なので、株を残す場合は間引いて風を通し、7月には撤収します。

秋の管理

9〜10月が種まきの適期です。日当たりの良い場所に、覆土せず軽く押さえてまき、発芽まで霧吹きで湿らせます。発芽後は土の表面が乾いたら水を与え、肥料は入れません。間引いて株間15〜20cmにし、11月までに定植を終えます。秋の長雨での過湿と密まきの蒸れに注意します。

冬の管理

ロゼットの姿で越冬します。霜に強く、-10°C程度まで特別な防寒は不要です。水は週1回程度、暖かい午前中に与え、肥料は与えません。日当たりの良い場所に置いたまま、寒冷地では鉢を軒下に移します。乾燥した時期はハダニが葉裏に付くことがあるので、葉水で予防します。

10月の作業をくわしく知りたいときは秋植え野菜や秋の植え替えの記事も参考になります。

よくあるトラブルと対策

つぼみと茎にアブラムシがびっしり付いた

原因

春の定番。4〜5月の柔らかい花茎はアブラムシの好物で、肥料が効きすぎた株ほど付きやすい。

対策

ティー用なので薬剤は避け、手で取るか水流で洗い流します。牛乳を吹きかけて乾かす方法も有効です。被害の大きい花茎は切り取り、テントウムシが来たら任せて見守りましょう。

梅雨に入って株が一気に枯れてきた

原因

ジャーマン種の寿命と蒸れ。一年草の自然な終わり方で、25°Cを超える高温多湿に耐えられない。

対策

枯れる前に咲き残りの花を収穫し、種を採って翌秋につなぎます。こぼれ種も期待できるため、株はそのまま少し置いてから撤収するのも手です。翌年は5月後半の切り戻しで開花を少し延ばせます。

茎ばかり伸びて倒れ、花が少ない

原因

肥料過多、日照不足、または密植による軟弱徒長。肥えた野菜用培養土で育てたときに起きやすい。

対策

追肥を止め、株全体を半分の高さに切り戻して日なたに移します。混み合った株は間引いて株間15〜20cmにします。2〜3週間で脇芽が出て花が上がります。来季は無肥料の土で育ててください。

種をまいたのに芽が出ない

原因

好光性の種に土を被せたこと、または発芽までの乾燥。微細な種は強い水やりで流れることもある。

対策

土を被せずに軽く押さえるだけでまき直し、発芽までの7〜10日間は霧吹きで表面を湿らせ続けます。水やりは霧吹きか底面給水にして種が流れないようにします。9〜10月の涼しい時期なら1週間ほどで発芽します。

花が小さく、すぐに茶色くなる

原因

開花期の水切れ、または摘み遅れ。花を放置すると種作りに株の力が使われ、次の花が小さくなる。

対策

4〜6月は土の表面が乾いたらすぐ水を与え、満開の花を2〜3日おきに摘みます。茶色くなった花をすべて摘み取り、株を3分の1切り戻すと、2週間ほどで新しいつぼみが上がります。

ここにない症状は症状から調べるで、葉の色・しおれ・虫・病気などから逆引きできます。

カモミールの花言葉・風水

花言葉

カモミールの花言葉は「逆境に耐える」「あなたを癒す」「親交」です。踏まれても香り立ち、痩せた土でも育つ強さが「逆境に耐える」の由来で、古代エジプトから続くハーブティーの鎮静作用が「あなたを癒す」につながりました。周囲の植物を元気にするコンパニオンプランツとしての性質は「親交」を表しています。

風水・縁起

りんごの香りの白い花は風水で「安眠と癒しの気」を持つとされ、寝室の窓辺やティータイムの空間づくりに好相性といわれます。甘い香りが緊張をほぐし、白い花が空間を浄化するという考え方が由来です。東の窓辺に置くと朝日を受けて花付きが良くなり、健康運を支えるともされています。

カモミールのよくある質問

Q収穫したカモミールの花をハーブティーにする方法は?回答を見る
A

フレッシュなら、摘みたての花10個ほどをティーポットに入れて熱湯を注ぎ、3分蒸らします。りんごの甘い香りの生ティーは自家栽培の特権です。保存用のドライは、花をザルに広げて風通しの良い日陰で3〜5日乾燥させるか、食品乾燥機を使います。完全に乾いたら密閉瓶で保存し、ティースプーン山盛り1杯を1カップに使います。キク科アレルギーの方、妊娠中の方は摂取前に医師に相談してください。

Qカモミールが倒れるほど茂って蒸れてしまいます。回答を見る
A

肥料過多か密植のサインです。カモミールは痩せ地向きなので、追肥を止め、混み合った株を間引くか、株全体を半分の高さに切り戻して風を通してください。切った枝の花もティーに使えます。倒れた茎も花は咲き続けるので、支柱で軽くまとめるだけでも十分です。来季は「無肥料、株間15〜20cm、日なた」でスリムに育てると、倒伏も蒸れも激減します。

Qカモミールは翌年も生えてきますか?回答を見る
A

ジャーマン種は一年草なので株自体は梅雨に枯れますが、こぼれ種で翌秋に自然発芽することが多く、実質的には毎年楽しめます。確実に翌年も育てたいなら、6月に茶色く枯れた花を採って乾燥させ、種を密閉容器で保存し、9〜10月にまき直してください。一株から数千粒が採れます。こぼれ種に任せる場合は、花壇の表面を耕さずにそのままにしておくと、秋に小さなロゼットが生えてきます。多年草のローマン種は株分けで毎年更新できます。

Qカモミールの花はいつ摘むのが一番香りが良いですか?回答を見る
A

花の中央の黄色い部分がぷっくりと盛り上がり、白い花びらが水平から少し反り返った満開のときが、香り成分が最も多い摘み時です。摘む時間は朝露が乾いた午前中が最適で、日中の暑さで香りが飛ぶ前に収穫できます。花びらが垂れて中央が茶色くなり始めた花は香りが落ちているので、種採り用に残します。2〜3日おきに摘むと次のつぼみが上がり続け、4〜6月の間に一株から数百個の花が収穫できます。

カモミールに関係するナレッジ

カモミールの季節の作業や、土・鉢・肥料の選び方をくわしく解説した記事です。

カモミールを育てる人が次に読んでいるページ

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この記事について

執筆: Hapot編集部

植物を迎えたばかりの人が枯らさずに育てられるように、植物図鑑と症状別の記事を編集しているチームです。農林水産省や農研機構など公的機関の栽培指針を確認したうえで、温度や頻度を数値で示し、迷いやすい判断は結論から書くことを大切にしています。誤りや古くなった情報はお問い合わせから受け付け、確認のうえ更新しています。

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