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パセリの育て方

Petroselinum crispum公開日: 最終更新日:

パセリの育て方の要点

植えどき・種まき
3〜5月・9〜10月
収穫
5月・9月
水やり
土の表面が乾いたら(乾燥は葉を硬くする)
置き場所
半日陰

Hapot編集部より

パセリは、外側の葉から摘むルールさえ守れば一株で半年以上収穫が続く、キッチンの薬味を切らしたくない人に向いたハーブです。付け合わせで残される緑という評価は、採れたてを使えば覆ります。香りが立ち、ビタミンや鉄分が豊富で、刻んでスープ、揚げて付け合わせ、タブレやサルサベルデのようなソースの主役にと、育てている家ほど消費量が増えます。栽培は「外葉を摘めば中心から次々に葉が湧く」収穫の仕組みが優秀で、種まきから70日ほどで収穫が始まり、以後は1〜2週間おきに摘めます。縮れ葉のモスカールド種と、香り高く使いやすい平葉のイタリアンパセリの2系統があり、料理好きにはイタリアンパセリをおすすめします。半日陰でも育ち、プランターでも育ち、冬も軒下で収穫できる三拍子で、キッチンガーデンの定番です。二年草なので2年目の春にトウ立ちして寿命を迎えますが、秋と春に一株ずつまいておけば途切れません。

パセリの姿

分類・基本データ

科
セリ科
属
オランダゼリ属 Petroselinum
種
パセリ
別名
イタリアンパセリ、モスカールドパセリ、オランダゼリ、洋芹
原産地
地中海沿岸原産。古代ギリシャ・ローマから薬草・香草として愛されてきました。

パセリの育て方の5つのポイント

水やり

土の表面が乾いたら(乾燥は葉を硬くする)

日光

半日陰

温度の目安

15-25°C(冷涼好き。真夏は半日陰へ)

湿度

40-60%

土

保水性のある野菜用培養土

パセリはどれくらい大きくなる?

大きさの目安

草丈20〜40cm。深めのプランター1つでキッチンの半年分。

成長の速さ

中(収穫は種まきから70日〜、以後半年以上続く)

温度の目安(耐寒〜耐暑)

15-25°C(冷涼好き。真夏は半日陰へ)

ケアのポイント

肥料

2週間に1回の液肥(葉物なので切らさない)

成長速度

中(収穫は種まきから70日〜、以後半年以上続く)

毒性

食用。妊娠中の大量摂取は避けるとされる

「外葉から摘む・中心は触らない」が長期収穫のすべてです。二年草なので、2年目の春のトウ立ちで卒業と覚えてください。

育て方の詳細

苗・株の選び方

料理での使いやすさなら平葉のイタリアンパセリを強くおすすめします。香りが上品で口当たりも良く、彩りと縮れの食感が欲しいならモスカールド種です。良い苗の見分け方は3点で、本葉4〜5枚の若い苗であること、葉柄が短く葉色が濃いこと、ポットの底穴から根が出ていないことです。

避けたいのは、ポットに根がぎっしり回った大苗と、葉柄が長く間延びした苗で、前者は定植時に直根が傷んで生育が止まりやすく、後者は日照不足で育ったため収穫量が伸びません。種から育てる場合は、発芽率の記載がある新しい種袋を選び、発芽に10〜20日かかることを見込んで計画してください。

置き場所・日当たり

半日陰から日なたで育ちます。理想は「午前だけ日の当たる場所」で、1日3〜4時間の日照があれば十分です。真夏の直射日光は葉を硬く黄色くするため、7〜8月は明るい日陰に移すと長持ちします。プランターはセリ科の直根が伸びるため深さ20cm以上を選び、株間は15cm確保します。キッチンから近いほど摘む頻度が上がり、株も若返る好循環になります。冬は霜に当たっても枯れない耐寒性があり、軒下なら冬中収穫できます。-5°Cを下回る地域では不織布をかけると葉の傷みを防げます。室内の窓辺でも育ちますが、光量不足で葉柄が間延びしやすいので、屋外との併用が現実的です。真夏に日なたに置いたまま葉が黄色く硬くなってしまった場合は、半日陰に移して傷んだ外葉を整理し、水を切らさずに管理すれば、涼しくなる9月に柔らかい葉が復活します。

水やりの詳細

乾燥させると葉が硬くなり香りも尖るため、土の表面が乾いたらすぐたっぷり与えるのが基本です。頻度の目安は春と秋で2〜3日に1回、夏は毎朝、冬は週1回程度です。特に夏の水切れは株の消耗に直結するので、朝に与えて夕方に乾いていればもう一度与えます。冬は控えめで構いませんが、乾かしすぎない範囲で暖かい午前中に与えます。水は株元に注ぎ、密な葉の中心部を濡らしっぱなしにしないのが蒸れ予防です。種まき後の発芽までの10〜20日間は、土を乾かさないよう霧吹きや優しい水やりで湿らせ続けてください。夏に水切れさせて株全体がしおれ、外葉が黄色くなってしまうのがよくある失敗です。その場合はたっぷり水を与えて半日陰に移すと半日ほどで立ち直り、黄変した葉を整理して2週おきの液肥を再開すれば、2〜3週間で新しい葉が出てきます。

最適な土の作り方

保水性のある野菜用培養土が合います。自作するなら赤玉土(小粒)5:腐葉土3:バーミキュライト2の配合で、元肥として緩効性肥料を用土10Lに10g混ぜます。直根性のため深さ20cm以上の容器を選び、鉢底には鉢底石を2〜3cm敷きます。種まきは3〜5月か9〜10月で、セリ科の種は発芽に10〜20日かかるため、一晩水に浸けてからまき、発芽まで乾かさない忍耐が最初の関門です。好光性なので覆土はごく薄く、5mm程度にします。直根性で移植を嫌うため、直まきか、ポット苗は根鉢を崩さず若いうちに定植します。ハーブ用土は水はけ重視で乾きやすいので、使うなら腐葉土を2割足してください。

剪定・切り戻し

収穫を兼ねた摘み取りと切り戻しが手入れのすべてです。鉄則は「外側の葉を、付け根から、1回に株の3分の1まで」で、中心の新芽(成長点)を残せば、そこから次の葉が半年以上湧き続けます。収穫は1〜2週間に1回が目安で、葉柄の付け根をハサミで切るか手で折り取ります。中心を摘んでしまうと株が止まるので、「外から一枚ずつ」を家族にも共有してください。黄変した古葉はこまめに除去して風を通します。2年目の春に花茎が伸び始めたら、葉を長く採りたい場合は花茎を早めに切り取ると、数週間は葉の収穫を延ばせますが、株の寿命は近いので新しい株の準備を始めます。中心の新芽まで一度に摘み取って株が小さくなり、回復しなくなるのがよくある失敗です。その場合は2〜3週間収穫を止め、薄い液肥を与えて休ませると、残った成長点から新しい葉が出てきます。

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    時期と道具を準備する

    収穫を兼ねた摘み取りは本葉が10枚を超えた頃から、1〜2週間に1回行います。清潔なハサミを用意し、朝の涼しい時間に作業すると葉の香りと張りが良い状態で収穫できます。

  2. 2

    外側の葉を付け根から切る

    外側の大きな葉から順に、葉柄の付け根をハサミで切るか手で折り取ります。中心の新芽と若い葉は残し、一度に採るのは株全体の3分の1までにとどめます。

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    黄変した古葉を整理する

    黄色くなった葉や虫に食われた葉は付け根から取り除き、株元に風が通るようにします。梅雨前は特に外葉を減らして蒸れを防ぎます。

  4. 4

    花茎が伸びたら早めに切る

    2年目の春に中心から花茎が立ち上がったら、葉を採り続けたい場合は付け根で切ります。数週間は収穫を延ばせますが、株の寿命は近いので新しい株の準備を始めます。

  5. 5

    収穫後は液肥で回復させる

    収穫のたびに薄い液肥を与えると、1〜2週間で次の葉が出ます。株が小さくなったら2〜3週間収穫を止めて休ませます。摘んだ葉は湿らせたキッチンペーパーに包んで冷蔵すれば1週間持ちます。

植え替え

直根性のため植え替えは非推奨で、定植の考え方で育てます。育てる場所に直まきするか、若苗を最初から最終ポジションに植えます。ポット苗は本葉4〜5枚の若いものを選び、購入後2〜3日以内に深さ20cm以上の容器へ、根鉢を崩さず株間15cmで定植します。植え穴は根鉢と同じ大きさにし、深植えを避けて株元を軽く押さえ、たっぷり水を与えて1週間は半日陰で養生します。定植の適期は4〜5月と10〜11月で、真夏と真冬は避けます。二年草なので、2年目の春にトウ立ちしたら世代交代のサインで、種を採るか新しい株をまき直します。根鉢を崩して定植し、直根が傷んで葉がしおれたまま生育が止まってしまうのがよくある失敗です。その場合は日陰で水を切らさずに2週間養生させると持ち直すことがありますが、回復しなければ同じ容器に種を直まきするほうが早く収穫にたどり着けます。

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    時期と道具をそろえる

    定植の適期は4〜5月と10〜11月です。深さ20cm以上の容器、野菜用培養土、鉢底石、本葉4〜5枚の若い苗を用意します。苗は購入後2〜3日以内に植えます。

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    容器に土を入れて植え穴を作る

    鉢底石を2〜3cm敷いて培養土を入れ、根鉢と同じ大きさの穴を株間15cmで作ります。植える前に穴に水を注いで土を湿らせておきます。

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    根鉢を崩さずに苗を置く

    ポットから苗をそっと抜き、根鉢を崩さずに穴に置きます。直根が傷むと生育が止まるため、根を触らず、根鉢の表面が土と同じ高さになるようにします。

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    土を寄せて株元を押さえる

    周りに土を寄せて株元を軽く押さえ、根鉢と土の隙間をなくします。深植えは中心の新芽が蒸れるので、ポットに入っていた深さのまま植えてください。

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    水を与えて半日陰で養生する

    鉢底から流れるまでたっぷり水を与え、1週間は半日陰で根を落ち着かせます。その後は午前だけ日の当たる場所に移し、2〜3日に1回の水やりと2週おきの液肥で育て、本葉10枚頃から外葉を収穫します。

増やし方

種まきで育てます。適期は3〜5月と9〜10月で、種は発芽に10〜20日かかるため、一晩水に浸けてから深さ5mmの浅いまき溝にすじまきし、発芽まで土を乾かさないようにします。発芽後は本葉2〜3枚で間引き、最終株間15cmにします。2年目の5〜6月にトウ立ちさせれば自家採種も可能で、セリ科らしいレース状の花が咲いた後、種が茶色く熟したら茎ごと刈って乾燥させ、種を外します。種の寿命は1〜2年と短めなので、採種した年か翌年に使い切ります。こぼれ種で勝手に育つこともあります。株の寿命が読めるので、「秋に一株、春に一株」の交互リレーでまいておくと台所のパセリが途切れません。発芽までの乾燥で芽が出ないのがよくある失敗で、その場合は一晩浸水した種をまき直し、発芽まで新聞紙をかけて保湿すると10日ほどで揃って発芽します。

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    時期と道具を準備する

    種まきの適期は3〜5月と9〜10月です。深さ20cm以上の容器、野菜用培養土、鉢底石、種、霧吹き、保湿用の新聞紙を用意します。種の寿命は1〜2年なので新しいものを使います。

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    種を一晩水に浸ける

    セリ科の種は発芽に10〜20日かかるため、まく前日に一晩水に浸けて吸水させます。これで発芽が早まり、揃いも良くなります。

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    浅いまき溝にすじまきする

    鉢底石を敷いて培養土を入れ、深さ5mmのまき溝に1cm間隔で種をまきます。好光性なので覆土はごく薄く5mm程度にし、手で軽く押さえてから優しく水を与えます。

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    発芽まで新聞紙で保湿する

    土の上に新聞紙をかけ、毎日霧吹きで湿らせて乾燥を防ぎます。明るい日陰に置き、10〜20日で芽が出たら新聞紙を外して日の当たる場所に移します。

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    間引いて育てる

    本葉2〜3枚で混み合った部分を間引き、最終的に株間15cmにします。間引き菜は食べられます。以後は2〜3日に1回の水やりと2週おきの液肥で育て、種まきから70日ほどで収穫が始まります。

病害虫対策

最大の相手はキアゲハの幼虫です。セリ科の宿命で、6〜9月に黒と緑とオレンジの縞模様のイモムシが葉を豪快に食べます。食用ハーブなので薬剤より捕殺が基本で、週1回は葉裏の卵と若齢幼虫を確認し、割り箸で取り除きます。「アゲハ担当株」を一株差し出す共存の方法もあります。アブラムシは春に新芽に付くので、見つけ次第水流で流します。梅雨の蒸れは外葉の整理と株間15cmの確保で予防し、うどんこ病が出たら被害葉を取り除いて風通しを改善します。冬の乾燥した時期はハダニが葉裏に付くことがあるので、葉水で予防します。キアゲハの幼虫に数日で丸坊主にされてしまった場合でも、中心の成長点が残っていれば、幼虫を取り除いて薄い液肥を与えることで2〜3週間で新しい葉が出て回復します。

年間カレンダー

1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
種蒔き
開花
肥料
手入れ
手入れの内容
  • 3月春まき(一晩浸水・薄い覆土・乾かさない)
  • 4月間引き・液肥開始
  • 5月外葉収穫スタート・2年目株は採種
  • 7月半日陰へ・キアゲハパトロール
  • 9月秋まきで冬収穫用の株を仕込む
  • 10月秋株の育成・液肥継続

季節ごとの管理

春の管理

3〜5月は春まきの適期で、一晩浸水した種を直まきし、発芽まで乾かさないようにします。既存の株は2〜3日に1回の水やりと2週おきの液肥で収穫の最盛期です。午前だけ日の当たる場所に置きます。2年目の株はトウ立ちするので、採種するか新しい株に更新します。新芽のアブラムシに注意します。

夏の管理

7〜8月は明るい日陰に移し、毎朝水を与えて水切れを防ぎます。液肥は2週に1回続けますが、株が弱っていれば薄めにします。キアゲハの幼虫が最も多い時期なので、週1回は葉裏を点検して取り除きます。摘み続けて株を若く保ち、黄色く硬くなった外葉は整理して風を通します。

秋の管理

9〜10月は秋まきの適期で、冬収穫用の株を仕込みます。春まきの株は涼しくなって柔らかい葉が復活し、2〜3日に1回の水やりと2週おきの液肥で収穫を続けます。日なたに戻して構いません。10〜11月に若苗の定植を済ませ、秋の長雨では鉢を軒下に移して過湿を避けます。

冬の管理

軒下で冬も収穫できます。水は週1回、暖かい午前中に与え、液肥は月1回に減らします。霜に当たった葉は甘みを増しますが、-5°Cを下回る地域では不織布で保護します。日当たりの良い軒下か室内の窓辺に置き、乾燥した時期はハダニを葉水で予防します。成長が遅いので収穫は控えめにします。

10月の作業をくわしく知りたいときは秋植え野菜や秋の植え替えの記事も参考になります。

よくあるトラブルと対策

夏に葉が黄色く硬くなった

原因

直射日光と高温、水切れの複合ストレス。7〜8月に日なたに置いたままにすると起こる。

対策

半日陰へ移動し、水を切らさない管理へ切り替えます。傷んだ外葉を整理して2週おきの液肥を続ければ、涼しくなる9月に柔らかい葉が復活します。

2年目の春、茎が伸びて花が咲きそう

原因

トウ立ち。二年草パセリの寿命のサイン。

対策

葉は硬くなるため株の卒業と捉え、花を咲かせて採種するか、新しい株へ更新します。葉を採り続けたい場合は花茎を早めに切ると数週間延ばせます。レース状の花はセリ科らしい可憐さで、益虫も呼びます。

葉が丸ごと食べられて葉柄だけになった

原因

キアゲハの幼虫。6〜9月に黒と緑とオレンジの縞模様の幼虫がセリ科の葉を食べる。

対策

幼虫を割り箸で取り除き、葉裏の黄色い卵も潰します。食用なので薬剤は使いません。中心の成長点が残っていれば、薄い液肥を与えることで2〜3週間で新しい葉が出て回復します。週1回の葉裏点検で予防します。

収穫を続けていたら株が小さくなり葉が出なくなった

原因

摘みすぎ、または中心の成長点を摘んでしまったこと。肥料切れも重なると失速する。

対策

2〜3週間収穫を止め、2週おきの液肥を再開して休ませます。以後は外側の葉だけを付け根から、1回に株の3分の1までにとどめ、中心の新芽には触らないようにします。1年半以上の株は寿命なので次の株をまきます。

種をまいて2週間経っても芽が出ない

原因

セリ科の種は発芽に10〜20日かかる。発芽までの乾燥、厚い覆土、古い種でさらに遅れる。

対策

3週間は待ちます。それでも出なければ、一晩水に浸けた種を覆土5mmでまき直し、新聞紙をかけて毎日霧吹きで保湿します。発芽適温は15-20°Cなので、3〜5月か9〜10月にまいてください。種は1〜2年で発芽率が落ちます。

ここにない症状は症状から調べるで、葉の色・しおれ・虫・病気などから逆引きできます。

パセリの花言葉・風水

花言葉

パセリの花言葉は「お祭り気分」「勝利」「役に立つ知識」です。古代ギリシャでは競技の勝者にパセリの冠を贈り、宴席の飾りにも使われた歴史が「勝利」と「お祭り気分」の由来です。薬草としても料理にも幅広く使われてきたことが「役に立つ知識」につながりました。

風水・縁起

キッチンの常緑ハーブは風水で「食と健康の気を保つ」ものとされ、台所の窓辺のパセリは家族の健康運を支えるといわれます。一年中緑を絶やさない植物が生命力の象徴とされたことが由来です。東向きの窓辺に置くと朝日を受けて生育が良く、健康運の面でも好相性とされています。

パセリのよくある質問

Qパセリを収穫しているうちに株が小さくなってきました。回答を見る
A

摘みすぎか、中心の成長点を傷つけたサインです。外側の葉だけを付け根から摘む、1回の収穫は株の3分の1まで、中心の若い芽は絶対に触らない、の3点を再確認してください。葉物なので肥料切れでも失速するため、2週おきの液肥を再開します。回復には2〜3週間、葉を摘まずに休ませるのが有効です。株が1年半以上経っている場合は寿命が近いので、次の株をまいてリレーの準備をしてください。

Qパセリに縞模様のイモムシが付いていました。どうすればいいですか?回答を見る
A

キアゲハの幼虫です。黒と緑とオレンジの派手な縞が目印で、セリ科のパセリは一番人気の産卵場所です。対応は2択で、見つけ次第割り箸で取り除くか、株を多めに育てて一株をアゲハ専用に差し出して羽化まで観察するかです。食用ハーブなので薬剤は使わず、放置すると数日で丸坊主にされます。葉裏の若齢幼虫と黄色い卵を週1回見つける習慣が、被害を抑える鍵です。丸坊主でも成長点が残れば回復します。

Qパセリの種をまいたのに、なかなか芽が出ません。回答を見る
A

セリ科の種は発芽に10〜20日かかるのが普通で、3週間は待ってください。発芽を早め揃えるコツは、まく前に一晩水に浸けること、覆土を5mm程度と薄くすること、発芽まで土を乾かさないことの3点です。乾燥が最大の失敗原因なので、新聞紙をかけて保湿し、毎日霧吹きで湿らせます。発芽適温は15-20°Cで、真夏や真冬は発芽しにくいので、3〜5月か9〜10月にまきます。3週間経っても出なければ、浸水した種でまき直してください。

Qイタリアンパセリとモスカールドパセリは育て方が違いますか?回答を見る
A

育て方は同じで、違いは葉の形と用途です。イタリアンパセリは平たい葉で香りが上品、刻んで料理に混ぜる使い方に向き、草丈がやや高く40cm前後になります。モスカールドパセリは縮れた葉で彩りと食感が特徴、揚げ物や飾りに向き、草丈は20〜30cmでコンパクトです。どちらも半日陰で育ち、外葉から摘む収穫法、二年草の寿命も共通です。強いていえば、モスカールド種は葉が密なので梅雨に蒸れやすく、外葉の整理をこまめにする必要があります。

Qパセリは冬越しできますか?耐寒性はどのくらい?回答を見る
A

パセリは寒さに強く、-5°C前後まで耐えるので、関東以西なら屋外で冬越しできます。冬は生育がほぼ止まって葉数も減りますが、株元から新しい葉が出てくるので、春まで少しずつ収穫できます。霜や寒風で葉が傷むときは、不織布をかけるか、鉢を軒下へ移します。寒冷地では鉢植えにして、冬は日の当たる窓辺に取り込むと安心です。冬の水やりは控えめにし、土の表面が乾いてから暖かい日の午前中に与えます。

Qパセリの寿命は?何年収穫できますか?回答を見る
A

パセリは2年草で、収穫を楽しめるのは種まきからおよそ1年〜1年半です。2年目の春から初夏にとう(花茎)が立って花が咲くと、葉が硬くなり、花が終わると株は枯れます。とうが伸び始めたら早めに摘み取ると少し長く収穫できますが、株の寿命は延びません。切らさずに収穫したいなら、春(3〜5月)か秋(9〜10月)に種をまくか苗を植えて、毎年株を新しくするのが確実です。

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この記事について

執筆: Hapot編集部

植物を迎えたばかりの人が枯らさずに育てられるように、植物図鑑と症状別の記事を編集しているチームです。農林水産省や農研機構など公的機関の栽培指針を確認したうえで、温度や頻度を数値で示し、迷いやすい判断は結論から書くことを大切にしています。誤りや古くなった情報はお問い合わせから受け付け、確認のうえ更新しています。

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