HapotHapot植物のことなら、ハポット。
ハーブ初心者向け

ルッコラの育て方

Eruca vesicaria subsp. sativa公開日: 最終更新日:

ルッコラの育て方の要点

植えどき・種まき
3〜5月・9〜10月
収穫
4〜5月・10〜11月
水やり
土の表面が乾いたら(乾燥は辛味を強くする)
置き場所
半日陰

Hapot編集部より

ルッコラは、種まきから30〜40日でサラダ用の葉が収穫できる、初めて食べられるものを育てたい人に最も向いた葉物ハーブです。ゴマのような香ばしさとピリッとした辛味が特徴で、採れたてなら市販のパックとは風味が段違いです。一袋数百粒の種から何度も収穫できるので、コストパフォーマンスも優れています。栽培は「アブラナ科の葉物」の基本そのままで、深さ15cmのプランターでも室内の明るい窓辺でも育ちます。3〜5月と9〜10月に2〜3週間おきにまき直せば、間引き菜からベビーリーフ、外葉をかき取る収穫まで、成長の全段階が食卓に直行します。冷涼な気候を好み、真夏は高温でトウ立ちしやすく虫も増えるため、春と秋が適期です。トウ立ちした後の白い花もエディブルフラワーとして使えます。辛味は水切れと高温で強くなるので、水を切らさずに柔らかく育てるのが美味しさの秘訣です。ラディッシュと並ぶ、家庭菜園の入門に最適な野菜です。

ルッコラの姿

分類・基本データ

科
アブラナ科
属
キバナスズシロ属 Eruca
種
ルッコラ
別名
ロケット、ルコラ、キバナスズシロ、セルバチコ(宿根ルッコラ)
原産地
地中海沿岸原産。古代ローマ時代から食べられてきたサラダの古参です。

ルッコラの育て方の5つのポイント

水やり

土の表面が乾いたら(乾燥は辛味を強くする)

日光

半日陰

温度の目安

15-25°C(冷涼好き。春秋が適期)

湿度

40-60%

土

野菜用培養土

ルッコラはどれくらい大きくなる?

大きさの目安

収穫期は10〜20cm。プランター・室内窓辺・畑どこでも。

成長の速さ

非常に速い(30-40日で収穫)

温度の目安(耐寒〜耐暑)

15-25°C(冷涼好き。春秋が適期)

ケアのポイント

肥料

2週間に1回の薄い液肥

成長速度

非常に速い(30-40日で収穫)

毒性

食用

「水を切らさず柔らかく育てる」のが美味しさの秘訣です。辛すぎるルッコラは乾燥と高温のサインです。

育て方の詳細

苗・株の選び方

種は「ルッコラ(ロケット)」表記の標準種で十分です。良い種袋の見分け方は3点で、採種年が新しく発芽率の記載があること、まき時期に春と秋の両方が含まれていること、必要量に対して多すぎない容量であることです。辛味と野生味を求めるなら多年草の「セルバチコ(宿根ルッコラ)」も面白い選択で、ベビーリーフミックスの種から始めるのも手軽です。苗を買う場合は、本葉3〜4枚の若い苗で葉色が濃いものを選びます。

避けたいのは、ポットに根が回った大苗と、茎が細く間延びした苗で、前者は定植後にトウ立ちしやすく、後者は日照不足で育ったため収穫量が伸びません。一袋で数百粒あるので、種から始めるのが最もコストパフォーマンスに優れます。

置き場所・日当たり

日なたから半日陰で育ちます。1日3〜4時間の日照があれば十分で、真夏の直射日光は葉を硬く辛くするため、夏に育てるなら午前だけ日の当たる半日陰が正解です。そもそも春と秋まきが王道で、生育適温は15-25°Cです。プランターは深さ15cmあれば十分で、幅60cmの標準プランターなら2条まきで20株ほど育ちます。室内の明るい窓辺でもベビーリーフの収穫なら可能ですが、光量不足で徒長しやすいので、窓から30cm以内の明るい位置に置きます。アブラナ科なので虫が付きやすく、屋外では種まき直後から防虫ネットをかけると無農薬でもきれいな葉が採れます。冬は霜に当たると葉が傷むので、不織布をかけるか軒下に移せば収穫を続けられます。真夏に日なたで育てて葉が硬く辛くなってしまった場合は、半日陰に移して水を切らさず、若い葉だけを早採りすれば風味が戻りますが、秋まきでやり直すほうが確実です。

水やりの詳細

土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。頻度の目安は春と秋で2日に1回、夏は毎朝、冬は3〜4日に1回程度です。水分が安定しているほど葉は柔らかくマイルドに、乾燥するほど硬く辛くなります。好みの辛さを水で調整できるのもルッコラの面白さですが、基本は「乾かさない」でサラダ向きの葉に育てます。発芽までの3〜4日は毎日霧吹きか優しい水やりで湿らせ続け、種が流れないよう注意します。夏は朝に与え、夕方に土が乾いていればもう一度与えます。水は株元に注ぎ、葉に泥がはねると病気の原因になるので避けてください。受け皿の水は毎回捨てます。数日水を忘れて葉がしおれ、辛味が強くなってしまうのがよくある失敗です。たっぷり与えれば半日で立ち直りますが、硬くなった葉は戻らないので摘み取り、以後は2日に1回の水やりを守れば1週間ほどで柔らかい新しい葉が出てきます。

最適な土の作り方

市販の野菜用培養土でそのまま育ちます。自作するなら赤玉土(小粒)6:腐葉土3:バーミキュライト1の配合で、元肥として緩効性肥料を用土10Lに10g混ぜます。深さ15cm以上のプランターに鉢底石を2cm敷き、培養土を縁から2cm下まで入れます。すじまきして5mmほど薄く覆土し、発芽後に2回に分けて間引き、最終株間5〜10cmにします。間引き菜も食卓に使えます。連作を嫌うアブラナ科なので、プランターの土は毎回新しくするか、古い土は再生材を混ぜて1シーズン休ませ、畑では1〜2年空けます。ハーブ用土は乾きやすく辛味が強くなるので、使うなら腐葉土を2割足してください。

剪定・切り戻し

収穫を兼ねた摘み取りが手入れのすべてです。草丈10〜15cmになったら、外側の葉を1枚ずつ付け根からかき取る「かき取り収穫」で、同じ株から1か月以上採り続けられます。株ごと抜くより長く楽しめる方法で、一度に採るのは株の3分の1までにとどめ、中心の新芽は残します。収穫の間隔は1週間に1回が目安で、若い葉ほど柔らかくマイルドです。ベビーリーフとして使うなら、草丈5〜8cmの間引き菜をそのまま使えます。春まきで中心の茎が立ち上がり始めたら、先端を摘心するとトウ立ちを1〜2週間遅らせられますが、葉は硬くなり始めるので株ごと収穫して次の種まきに移るのが賢明です。花を楽しむ場合は数株だけ残します。中心の新芽まで一度に摘み取って株が止まってしまうのがよくある失敗で、その場合は薄い液肥を与えて2週間休ませるか、生育が速いので新しく種をまき直すほうが早く収穫できます。

  1. 1

    時期と道具を準備する

    収穫を兼ねた摘み取りは、種まきから30〜40日、草丈10〜15cmになった頃から週1回行います。清潔なハサミを用意し、朝の涼しい時間に作業すると葉の張りが良い状態で収穫できます。

  2. 2

    外側の葉を付け根からかき取る

    外側の大きな葉から順に、葉柄の付け根を手で折るかハサミで切ります。中心の新芽と小さな葉は残し、一度に採るのは株全体の3分の1までにとどめます。

  3. 3

    傷んだ葉と虫食い葉を整理する

    黄色くなった下葉や、穴だらけになった葉は付け根から取り除いて風通しを良くします。虫食い葉も味は変わらないので、きれいな部分は食べられます。

  4. 4

    花茎が伸びたら株ごと収穫する

    中心の茎が立ち上がってつぼみが見えたら、葉が硬くなるので株ごと抜いて食べ切ります。花を楽しみたい場合や種を採る場合は、数株だけ残して咲かせます。

  5. 5

    収穫後は液肥と次の種まき

    収穫のたびに薄い液肥を与えると1週間ほどで次の葉が出ます。株が疲れてきたら新しいプランターに種をまき直し、時間差で収穫をつなぎます。摘んだ葉は湿らせたペーパーに包んで冷蔵すれば3〜4日持ちます。

植え替え

植え替えはせず、直まきと時間差のまき直しで回します。育てる場所への定植の考え方が基本で、3〜5月と9〜10月に2〜3週間おきに別のプランターへまけば、サラダ用の葉が途切れないリレーが完成します。ポット苗を買った場合は、本葉3〜4枚の若いうちに根鉢を崩さず株間10cmで定植し、たっぷり水を与えて2〜3日は半日陰で養生します。移植にはある程度耐えますが、大苗を植え替えると根の傷みでトウ立ちが早まるので、若苗のうちに済ませます。定植後は2日に1回の水やりと2週おきの液肥で育て、2〜3週間で収穫が始まります。同じプランターで連作して生育が悪くなり、葉が小さく黄色くなってしまうのがよくある失敗です。その場合は新しい培養土に替えてまき直せば、30〜40日で元通りの収穫ができます。古い土は再生材を混ぜて1シーズン休ませてから、アブラナ科以外の植物に使ってください。

  1. 1

    時期と道具をそろえる

    定植の適期は3〜5月と9〜10月です。深さ15cm以上のプランター、野菜用培養土、鉢底石、本葉3〜4枚の若い苗、防虫ネットを用意します。苗は購入後2〜3日以内に植えます。

  2. 2

    プランターに土を入れて穴を作る

    鉢底石を2cm敷いて培養土を縁から2cm下まで入れ、根鉢と同じ大きさの穴を株間10cmで作ります。植える前に穴に水を注いで湿らせておきます。

  3. 3

    根鉢を崩さずに苗を置く

    ポットから苗をそっと抜き、根鉢を崩さずに穴に置きます。根を傷めるとトウ立ちが早まるので、根鉢の表面が土と同じ高さになるようにそのまま植えます。

  4. 4

    土を寄せて株元を押さえる

    周りに土を寄せて株元を軽く押さえ、根鉢と土の隙間をなくします。深植えは中心の新芽が埋まるので、ポットに入っていた深さのまま植えてください。

  5. 5

    水を与えて防虫ネットをかける

    たっぷり水を与え、2〜3日は半日陰で養生してから日なたに移します。すぐに防虫ネットをかけ、2日に1回の水やりと2週おきの液肥で育てると、2〜3週間で収穫が始まります。

増やし方

種まきで簡単に育ち、自家採種も容易です。種まきの適期は3〜5月と9〜10月で、発芽適温は15-25°C、深さ5mmのすじまきで3〜4日で発芽します。夏は発芽しても徒長しやすく、冬は発芽に1〜2週間かかります。トウ立ちさせた株の花後、細長いさやが茶色く熟したら株ごと刈り取って紙袋の中で乾燥させ、さやを揉んで種を取り出します。一株から数百粒が採れ、種の寿命は2〜3年なので乾燥剤と一緒に密閉容器で保存します。こぼれ種でも増えるたくましさがあり、一度育てるとプランターの隅から毎年芽を出すおまけ付きです。種を厚くまきすぎて苗が混み合い、ひょろひょろと徒長してしまうのがよくある失敗です。その場合は早めに間引いて株間5cmを確保し、明るい場所に移せば残った株は立ち直ります。間引き菜はベビーリーフとして食べられるので無駄になりません。

  1. 1

    時期と道具を準備する

    種まきの適期は3〜5月と9〜10月です。深さ15cm以上のプランター、野菜用培養土、鉢底石、種、防虫ネットを用意します。2〜3週間おきにまくと収穫が途切れません。

  2. 2

    まき溝を作ってすじまきする

    鉢底石を敷いて培養土を入れ、深さ5mmのまき溝を条間15cmで作ります。種を1cm間隔でまき、5mmほど土を被せて手で軽く押さえます。厚まきは徒長の元なので避けます。

  3. 3

    発芽まで湿らせて防虫ネットをかける

    優しく水を与え、発芽までの3〜4日は毎日霧吹きで土を湿らせます。種まき直後から防虫ネットをかけると、キスジノミハムシの侵入を防げます。

  4. 4

    2回に分けて間引く

    本葉1〜2枚で3cm間隔に、本葉3〜4枚で5〜10cm間隔に間引きます。間引き菜はベビーリーフとして食べられます。混み合ったままにすると徒長して倒れます。

  5. 5

    液肥を始めて収穫まで育てる

    間引き後から2週おきに薄い液肥を与え、2日に1回の水やりで育てます。種まきから30〜40日、草丈10〜15cmで外葉からかき取り収穫を始め、花後のさやから種を採れば翌シーズンに使えます。

病害虫対策

アブラナ科ゆえ、コナガ、アオムシ、キスジノミハムシ(葉に小さな穴を開ける黒い小さな甲虫)が定番の害虫です。最良の対策は種まき直後からの防虫ネットで、物理的に防げば無農薬のきれいな葉が守れます。ネットなしなら週2回は葉裏を確認し、卵や幼虫を見つけ次第取り除き、早めの収穫で虫より先に食べる作戦にします。食用なので薬剤は使わないのが基本です。アブラムシは春の新芽に付くので水流で流します。梅雨の多湿では株元が腐る立ち枯れやべと病が出るので、間引いて風通しを良くし、水は株元に与えます。連作すると土壌病害と害虫の発生源が残るため、土は毎回新しくします。生育が速い野菜なので、被害が出ても次の種まきですぐやり直せるのは気楽な点です。キスジノミハムシに葉が穴だらけにされてしまった場合は、穴あき葉も味は変わらないので早めに収穫して食べ切り、次は防虫ネットをかけてまき直せば30〜40日で穴のない葉が採れます。

年間カレンダー

1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
種蒔き
開花
肥料
手入れ
手入れの内容
  • 3月春まきスタート・防虫ネット
  • 4月間引き(ベビーリーフ収穫)
  • 5月かき取り収穫・次の時間差まき
  • 9月秋まきの黄金期スタート
  • 10月秋の収穫リレー・液肥2週に1回
  • 11月不織布で延長戦・冬収穫へ

季節ごとの管理

春の管理

3〜5月は春まきの適期です。2〜3週間おきに時間差でまき、2日に1回の水やりと2週おきの液肥で育てます。日なたから半日陰に置き、種まき直後から防虫ネットをかけます。5月以降は気温上昇でトウ立ちが早まるので、若いうちにかき取り収穫し、キスジノミハムシとアオムシに注意します。

夏の管理

高温でトウ立ちしやすく、虫も増えるため栽培はオフ気味です。育てるなら午前だけ日の当たる半日陰で毎朝水を与え、液肥は2週に1回にして15cm以下で早採りします。トウ立ちした株は白い花をエディブルフラワーに使い、種を採って秋まきに備えます。梅雨の多湿による立ち枯れにも注意します。

秋の管理

9〜10月まきが最も柔らかく美味しい黄金期です。日なたに置き、2日に1回の水やりと2週おきの液肥で育て、虫が減る時期ですが種まき直後の防虫ネットは続けます。2〜3週間おきの時間差まきで収穫リレーを組み、11月からは不織布をかけて冬の収穫に備えます。秋の長雨では過湿に注意します。

冬の管理

不織布をかけるか軒下、室内の明るい窓辺に置けば冬も収穫できます。水は3〜4日に1回、暖かい午前中に与え、液肥は月1回に減らします。霜に当たると葉が傷むので、寒冷地では室内に移します。成長は遅く、発芽にも1〜2週間かかるため、秋のうちにまいた株をゆっくり収穫します。室内では徒長に注意します。

10月の作業をくわしく知りたいときは秋植え野菜や秋の植え替えの記事も参考になります。

よくあるトラブルと対策

茎が伸びて葉が細くなり、つぼみが付いた

原因

トウ立ち。高温と長日で花モードに切り替わった。春まきの株や、移植で根を傷めた株で早まる。

対策

葉は硬くなるため株ごと収穫して食べ切り、次の種をまき直します。白い花はエディブルフラワーとしてサラダの飾りに使えます。秋まきならトウ立ちまでの猶予が長く、ゆっくり楽しめます。

発芽したのにヒョロヒョロで倒れる

原因

光不足による徒長。室内栽培や、種の厚まきで苗が混み合ったときに起こりやすい。

対策

早めに間引いて株間5cmを確保し、風と光を通してより明るい場所へ移します。倒れた苗も株元に土を寄せれば立ち直ります。室内なら窓から30cm以内の位置か、育成ライトの検討を。

葉に小さな穴がたくさん開く

原因

キスジノミハムシの食害。葉を揺らすと跳ねる黒い小さな甲虫で、アブラナ科を好み、連作した土から発生する。

対策

穴あき葉も味は変わらないので早めに収穫して食べ切り、次は種まき直後から防虫ネットをかけてまき直します。土は毎回新しくして発生源を断ちます。30〜40日で穴のない葉が採れます。

葉が硬くて辛すぎる

原因

水切れ、真夏の高温と直射日光、または収穫の遅れによる株の老化。

対策

2日に1回の水やりで乾燥させず、夏は半日陰に移して15cm以下の若い葉を早採りします。硬くなった葉は加熱料理に使えば辛味が飛びます。春と秋にまき直すほうが確実に柔らかい葉が採れます。

葉が小さく黄色っぽく、生育が悪い

原因

連作による土の疲れ、肥料切れ、または梅雨の過湿による根の傷み。

対策

同じ土で続けて育てていた場合は新しい培養土に替えてまき直します。肥料切れなら2週おきの薄い液肥を再開し、過湿なら間引いて風通しを良くし、水は株元に与えます。生育が速いのでまき直しが早道です。

ここにない症状は症状から調べるで、葉の色・しおれ・虫・病気などから逆引きできます。

ルッコラの花言葉・風水

花言葉

ルッコラの花言葉は「競争」「私を見て」です。次々と芽を出し、30日ほどであっという間に育つスピード感が「競争」の由来といわれます。古代ローマではルッコラに活力を高める作用があると信じられ、恋の妙薬として扱われた歴史が「私を見て」につながったとされています。

風水・縁起

キッチンで育つ緑は風水で「食の気を高める」ものとされ、窓辺のハーブプランターは台所の運気を活性化するといわれます。成長の速い葉物は気の巡りを良くする象徴とされたことが由来です。東向きの窓辺に置くと朝日を受けて生育が良く、健康運の面でも好相性とされています。

ルッコラのよくある質問

Qルッコラの葉が辛すぎて食べにくいです。回答を見る
A

辛味は乾燥、高温、株の老化で強まります。マイルドな葉にするには、水を切らさず育てる、春と秋の涼しい時期にまく、15cm以下で若採りする、半日陰で柔らかく育てる、の4点です。逆にパンチの効いた大人の味が好みなら、乾かし気味で日なたに置き、大きめで収穫すると調整できます。すでに辛い葉は、パスタやピザで加熱すると辛味が飛んで香ばしさだけ残るので、無駄にせず使い切れます。

Qルッコラの葉に小さな穴がたくさん開きます。回答を見る
A

キスジノミハムシ(小さな黒い甲虫)の食害が典型です。葉を揺らすと跳ねる虫がいれば確定です。対策は、種まき直後から防虫ネットをかける(最も確実)、被害が出たら早めに収穫して次をまき直す、連作を避けて発生源を断つ、の3段構えです。穴あき葉も味は変わらないので家庭用途なら気にせず食べられます。見た目重視ならネット栽培に切り替えましょう。

Qルッコラは室内の窓辺でも育てられますか?回答を見る
A

明るい窓辺ならベビーリーフの収穫は十分可能です。窓から30cm以内の、1日3〜4時間は日の当たる場所に深さ15cmのプランターを置き、2日に1回の水やりで育てます。屋外より徒長しやすいので、間引きを早めにして株間5cmを確保し、草丈5〜10cmの若い葉を収穫します。室内は虫が少なく防虫ネットが不要な利点があります。冬は暖房で乾燥するため水切れに注意し、窓を閉め切った部屋ではサーキュレーターで風を動かすと蒸れを防げます。

Qルッコラの収穫はいつ、どのように行えばいいですか?回答を見る
A

種まきから30〜40日、草丈10〜15cmになったら収穫を始めます。外側の葉を1枚ずつ付け根からかき取ると、中心から次の葉が出て1か月以上採り続けられます。一度に採るのは株の3分の1まで、間隔は週1回が目安です。間引き菜は草丈5〜8cmでベビーリーフとして使えます。中心の茎が立ち上がってつぼみが見えたら葉が硬くなるので、株ごと抜いて食べ切り、次の種をまきます。収穫は朝の涼しい時間に行うと葉の張りと香りが良い状態です。

ルッコラに関係するナレッジ

ルッコラの季節の作業や、土・鉢・肥料の選び方をくわしく解説した記事です。

ルッコラを育てる人が次に読んでいるページ

10月の作業と、ルッコラの手入れで迷ったときに役立つページです。

この記事について

執筆: Hapot編集部

植物を迎えたばかりの人が枯らさずに育てられるように、植物図鑑と症状別の記事を編集しているチームです。農林水産省や農研機構など公的機関の栽培指針を確認したうえで、温度や頻度を数値で示し、迷いやすい判断は結論から書くことを大切にしています。誤りや古くなった情報はお問い合わせから受け付け、確認のうえ更新しています。

編集ポリシー

参考にしたウェブサイト