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ポトスの種類一覧|7品種の違いと選び方

ポトスは水やりを多少忘れても枯れにくく、照明だけの部屋でも育つ観葉植物の定番です。品種による違いは主に葉の色と斑の入り方で、斑が少ない品種ほど暗い場所に強く、白い斑が多い品種ほど明るい場所を必要とし、成長はゆっくりになります。図鑑に掲載している品種を一覧で比べ、置き場所と好みに合う選び方と、店頭で迷いやすい品種の見分け方をまとめました。

ポトスの品種を比較

ポトスの品種ごとの大きさ・難易度・日当たり・水やり・温度の比較
品種大きさの目安難易度日当たり水やり冬の最低温度
ポトス室内ではツルの長さ30cm〜2m程度で楽しむのが一般的。3〜4号のミニ鉢から8号の支柱仕立てまでサイズ展開が豊富です。放任するとツルはどこまでも伸びるので、好みの長さで切り戻して管理します。初心者向け間接光土が乾いたら(週1回程度)10°C 以上
ポトス・エンジョイ20〜50cm程度のコンパクトサイズ。3〜4号鉢の卓上サイズが主流。初心者向け間接光土が乾いたら(週1回程度)10°C 以上
ポトス・グローバルグリーンツルの長さで20cm〜1.5m程度。3〜5号鉢やハンギングでの流通が中心です。初心者向け間接光土が乾いたら(週1回程度)10°C 以上
ポトス・パーフェクトグリーンツルの長さで30cm〜2m以上。3号のミニ鉢から8号の支柱仕立てまで流通します。初心者向け間接光土が乾いたら(週1回程度)10°C 以上
ポトス・マーブルクイーンツルの長さで30cm〜2m。ハンギング・棚置き・支柱仕立てまで自在。初心者向け間接光土が乾いたら(週1回程度)10°C 以上
ポトス・マンジュラつるの長さ20cm〜1m程度。成長が遅く、3.5〜5号鉢の卓上サイズや小さめのハンギングで楽しむことが多い。中級者向け間接光鉢の中ほどまで乾いたら(春秋は7〜10日に1回)10°C 以上
ポトス・ライムツルの長さで20cm〜1.5m程度。3〜5号鉢やハンギングが主な流通サイズです。初心者向け間接光土が乾いたら(週1回程度)10°C 以上

条件別のおすすめ

ポトスの選び方

置き場所の明るさで選ぶ

照明だけの部屋や窓から遠い場所なら、斑のないパーフェクトグリーンか、黄色い斑のゴールデンポトス(基本のポトス)が最も育てやすい品種です。白い斑が多いマーブルクイーン、エンジョイ、マンジュラは、暗い場所に置くと斑が減って緑に戻りやすいため、レースカーテン越しの明るい窓辺に向いています。

葉の色で選ぶ

部屋を明るく見せたいなら、葉全体が明るい黄緑のライム。落ち着いた濃い緑が好みならパーフェクトグリーン、濃い緑に明るい黄緑の斑が中央に入る上品な姿ならグローバルグリーンです。白い斑で涼しげに見せたいなら、マーブルクイーン、エンジョイ、マンジュラから選びます。

伸び方と大きさで選ぶ

ゴールデンポトスやライムは年に 1m 近くつるを伸ばし、ハンギングや支柱仕立てで大きく楽しめます。棚の上や卓上で長く同じサイズ感を保ちたいなら、節間が詰まってこんもりまとまるエンジョイや、成長がゆっくりなマンジュラが向いています。

初めて育てるなら

水やりの失敗にも強く、暗さにも耐えるゴールデンポトスかパーフェクトグリーンから始めると安心です。斑の白い部分が広いマンジュラは、葉焼けや根腐れの影響が葉に出やすく、ポトスの中では一段手がかかります。

葉焼けしやすさに注意する

葉の色が明るいライムや、白い斑の多い品種は、夏の直射日光で葉焼けしやすい傾向があります。窓辺に置く場合は、夏だけレースカーテン越しにするか、窓から少し離すと葉がきれいに保てます。

冬の室温はどの品種も共通

耐寒性はどの品種も 10°C 以上が目安です。冬は水やりの間隔を空け、夜に冷え込む窓辺から離して管理してください。斑の多い品種ほど寒さで葉が傷みやすいので、より暖かい場所を優先します。

似た品種の見分け方

ライムとゴールデンポトス、フィロデンドロン・ライムの違い

ゴールデンポトスは緑の地に黄色い斑が筋状に入るのに対し、ライムは斑がなく葉全体が明るい黄緑一色で、新芽ほど蛍光色に近い色で開きます。よく似たフィロデンドロン・オキシカルジウム・ライムとは、新芽が薄い鞘に包まれて出るか(ポトスは鞘がない)と、葉の厚みで見分けます。

パーフェクトグリーンと、緑に戻ったゴールデンポトスの違い

パーフェクトグリーンは株のどの葉も均一な濃い緑で、明るい場所でも斑が入りません。ゴールデンポトスが暗い場所で先祖返りして出た緑の葉はやや明るい色で、同じ株のほかの葉に黄色い筋が残っているのが見分ける目安です。

グローバルグリーンとフィロデンドロン・ブラジルの違い

グローバルグリーンは濃い緑の地の中央に、明るい黄緑の斑がまとまって入ります。ゴールデンポトスは斑が黄色で葉全体に筋状に散り、フィロデンドロン・ブラジルは中央の模様が黄色寄りで葉が薄く、新芽が鞘に包まれて出る点で区別できます。

マンジュラ・マーブルクイーン・エンジョイの違い

マンジュラは葉が幅広く丸みがあり、縁が波打ってねじれるのが最大の目印で、白〜クリームの大きな斑がまだらに入ります。マーブルクイーンは葉が比較的平らで白と緑が細かく混じる大理石模様、エンジョイは小さく平らな葉に白と緑がくっきり分かれた斑です。

ハッピーリーフはマンジュラと同じ?

海外ではマンジュラが「ハッピーリーフ」の名で販売されてきた経緯があり、同じ品種を指すことが多いとされます。ただし国内では、小さめの白斑のポトスを広くこの名で呼ぶ店もあるため、葉の縁が波打つかどうかを確かめると確実です。

品種ごとの特徴

品種に共通する水やり・置き場所・植え替えの方法はポトスの育て方にまとめています。