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サンスベリア・シリンドリカの育て方

Dracaena angolensis (Sansevieria cylindrica)公開日: 最終更新日:

サンスベリア・シリンドリカの育て方の要点

水やり
土が完全に乾いてから(2〜3週に1回程度)
置き場所
間接光
冬越し
10°C 以上を保つ

Hapot編集部より

サンスベリア・シリンドリカは、平たい葉のサンスベリアと違って鉛筆のような円柱状の葉を持ち、葉の貯水量が多い分だけ乾燥にさらに強く、水やりは月1〜2回で足りる品種です。サンスベリアの中でもとくに光を好み、葉先の成長点を傷めるとその葉が伸びなくなる点が、平葉の品種にはない注意点です。円柱の葉が扇形に広がる姿は彫刻のような造形美があり、「スタッキー」の流通名でも知られています。本来のスタッキーは別種の希少種で、流通するほとんどはシリンドリカです。ミニマルでモダンな見た目は、コンクリート打ちっぱなしの部屋やモノトーンのインテリアに映えます。性質はサンスベリアの中でも頑丈で、春から秋は2〜3週に1回、冬は月1回以下か断水で済み、10°C以上を保てば手がかかりません。室内で30cm〜1mになり、扇状に広がる自然樹形と、若い葉を組んだ編み込み仕立ての2通りで流通します。「とにかく枯らしたくない」と「造形的な植物が欲しい」の両方を叶える一鉢です。

サンスベリア・シリンドリカの姿

分類・基本データ

科
キジカクシ科
属
サンスベリア属 Dracaena (Sansevieria)
種
サンスベリア・シリンドリカ cylindrica
別名
スタッキー、キリンドリカ、サンセベリア・シリンドリカ
原産地
アンゴラなどアフリカ南部の乾燥地帯原産

サンスベリア・シリンドリカの育て方の5つのポイント

水やり

土が完全に乾いてから(2〜3週に1回程度)

日光

間接光

温度の目安

10-30°C

湿度

30-50%

土

水はけの良いサンスベリア用土

サンスベリア・シリンドリカはどれくらい大きくなる?

大きさの目安

室内で30cm〜1m。葉が扇状に広がるタイプと、編み込み仕立てで流通。

成長の速さ

ゆっくり

温度の目安(耐寒〜耐暑)

10-30°C

ケアのポイント

肥料

春〜秋に2か月に1回緩効性肥料

成長速度

ゆっくり

毒性

ペットが食べると軽度の中毒の恐れ

円柱葉は乾燥貯金の塊。水やりは月1〜2回で十分です。葉先の成長点を傷つけると伸びが止まるため、扱いだけ丁寧に。

育て方の詳細

苗・株の選び方

良い株は、葉が太く深い緑色で横縞が鮮明なこと、葉先が折れておらず先端まで硬く締まっていること、扇状の広がりが均等で株元がぐらつかないことの3点で見分けます。

避けたいのは、葉先が折れたり枯れ込んだりしている株で、成長点が傷んだ葉はそれ以上伸びません。葉が細く曲がって出ている株も暗い売り場で徒長しており、姿が戻りにくいので避けてください。編み込み仕立ては編み目に傷みや変色がないかを確認し、扇状の自然樹形はそのまま育てても形が決まります。

置き場所・日当たり

基本はサンスベリアと同じです。シリンドリカならではの点は、サンスベリアの中でもっとも光を必要とすることで、明るい窓辺に置いた株は葉が太く締まり、扇形のフォルムがきれいに決まります。耐陰性もありますが、暗い場所では新しい葉が細く間延びし、円柱が曲がって造形美が損なわれます。窓から2m以内の直射日光が当たらない位置を定位置にしてください。真夏の直射日光にも比較的耐えますが、急な環境の変化で日焼けするため、屋外に出す場合は半日陰から1〜2週間かけて慣らします。冬は10°C以上を保ち、窓際の冷気から離します。もう一つの注意点は葉先の成長点で、壁や家具に当たって折れるとその葉は伸びなくなるため、通り道や扉の近くを避けて置いてください。

よくある失敗は、暗い場所で新葉が細く曲がって出るケースです。曲がった葉は戻りませんが、明るい場所に移せば次の葉から太くまっすぐ伸びます。

水やりの詳細

基本はサンスベリアと同じですが、シリンドリカは円柱状の葉が平葉の品種より多くの水を蓄えるため、サンスベリアの中でも一段と乾かし気味で構いません。春から秋は土が完全に乾いてから3〜4日後にたっぷり与え、頻度は2〜3週に1回で十分です。冬は月1回以下に減らすか、10°C以下なら春まで完全に断水します。葉に縦方向の深いしわが寄ってきたら水不足のサインですが、そこから与えても数日でしわが戻ります。過湿だけが唯一の敵で、扇状に広がる株元に水が溜まらないよう土に注ぎ、受け皿の水は毎回捨ててください。編み込み仕立ての株は葉の隙間に水が残りやすいので、葉に水をかけないことがより重要です。

よくある失敗は、しわを見て慌てて毎週水を与え、しわが戻った後も続けて根腐れを起こすケースです。しわが戻ったら元の2〜3週に1回に戻し、株元が柔らかくなっていたら断水して乾かします。

最適な土の作り方

赤玉土(小粒)6、軽石3、腐葉土1の排水最優先の配合か、市販のサンスベリア・多肉植物用土をそのまま使います。円柱状の葉は重く、高さが出るほど頭が重くなるため、深さと重さのある鉢が安定します。素焼き鉢なら通気性も確保でき理想的で、軽いプラ鉢を使う場合は鉢底石を多めに入れて重心を下げてください。鉢底石は3cmほど厚めに敷き、腐葉土を増やした保水性の高い土は根腐れの原因になるので避けます。元肥は緩効性肥料をごく少量にとどめます。

剪定・切り戻し

基本はサンスベリアと同じで、剪定は不要です。枯れた葉を株元から切り取る程度で十分です。シリンドリカならではの注意点は葉先の成長点で、円柱葉の先端を折ったり切ったりすると、その葉の成長がそこで止まります。枯れることはありませんが、伸びしろがなくなるため、掃除や移動の際に先端をぶつけないよう気を付けてください。葉先が枯れ込んだ場合も、切らずにそのままにしておく方が姿を保てます。編み込み仕立ての株は、葉が太ってくると編み目が窮屈になって蒸れや傷みの原因になることがあります。きつくなってきたら無理にほどかず、傷んだ葉だけを株元から抜き取ってください。

よくある失敗は、姿を整えようと長く伸びた葉の先端を切りそろえ、全部の葉の成長を止めてしまうケースです。切った葉は伸びませんが、株は地下茎から新しい葉を出すので、次の葉を育てて世代交代させます。

  1. 1

    時期と道具を準備する

    枯れ葉の整理は通年できますが、5〜9月の生育期が回復が早く安心です。清潔なハサミと乾いた柔らかい布を用意します。葉先は切らないのが原則です。

  2. 2

    株元の枯れた葉を抜き取る

    枯れた葉や倒れた葉は、株元のできるだけ低い位置で切るか、乾いていれば手で抜き取ります。編み込み株は傷んだ葉だけを編み目から抜きます。

  3. 3

    葉先の状態を確認する

    折れた葉先や枯れ込んだ先端は、切りそろえずそのままにします。切ると健康な部分の成長まで止まるので、傷口が乾いていれば手を加えません。

  4. 4

    ホコリを拭いて管理に戻す

    月1回、乾いた布で葉を根元から先端へ向けて拭きます。編み込み株は葉水をせず、作業後は明るい場所に戻して水は土が乾いてから与えます。

植え替え

基本はサンスベリアと同じですが、シリンドリカは成長がゆっくりなので頻度は3年に1回程度で十分です。適期は5〜8月で、地下茎で子株が増えて鉢が窮屈になる、鉢底から根が出る、株が傾いて安定しない、が合図です。1週間前から水を切り、土が乾いた状態で鉢から抜き、古い土を落として傷んだ根を整理し、水はけの良い土に植え付けます。植え替え後1週間は水を与えず、根の傷を乾かしてから再開してください。円柱状の葉は重く、扇状に広がる株は重心が偏るため、深さと重さのある鉢を選び、株が傾かないよう土をしっかり詰めます。

よくある失敗は、植え替え時に葉先を床や鉢の縁にぶつけて成長点を折るケースです。作業は葉を持たず株元を持ち、広い場所で行ってください。折れた葉は伸びませんが、株全体の成長は他の葉と地下茎が続けます。

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    時期と道具をそろえる

    5〜8月に、3年に1回を目安に行います。深さと重さのある鉢、サンスベリア用土、鉢底石、清潔なナイフとハサミを用意し、1週間前から水を切って土を乾かしておきます。

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    広い場所で株を抜く

    葉先をぶつけない広い場所で、鉢を横に倒して株元を持って引き抜きます。葉を持って引くと成長点が折れるので、必ず株元か根鉢を持ちます。

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    古い土と傷んだ根を整理する

    古い土を落とし、黒く柔らかい根をハサミで切ります。子株を分ける場合は地下茎をナイフで切り分け、切り口を半日乾かします。

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    重心を意識して植え付ける

    鉢底石を3cm以上敷いて重心を下げ、サンスベリア用土を入れて株が傾かないよう土をしっかり詰めます。扇状に広がる方向を考えて向きを決めてください。

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    1週間は水を与えず養生する

    植え付け後は明るい日陰に置き、1週間は水を与えずに根の傷を乾かします。その後は土が乾いてから3〜4日後に与え、肥料は1か月後から少量を再開します。

増やし方

基本はサンスベリアと同じで、株分けが確実です。植え替え時に地下茎をナイフで切り分けて子株を独立させ、切り口を半日乾かしてから乾いた土に植えます。シリンドリカならではの方法として円柱葉の葉挿しも可能で、葉を10cmずつに切り分け、切り口を数日乾かし、上下を間違えないよう乾いた土に2〜3cm挿します。発根まで2〜3か月と平葉の品種より気長に待つ必要がありますが、成功すれば切り口付近から子株が出ます。葉挿しから育った子株は最初は細く、太い円柱になるまで2〜3年かかります。適期はいずれも5〜8月です。

よくある失敗は、葉挿しの土を湿らせ続けて切り口から腐るケースです。腐った部分を切り直して数日乾かし、乾いた土に挿し直して、水は月1回程度にとどめてください。早く見栄えのする株が欲しいなら、葉挿しより株分けを選びます。

  1. 1

    時期と道具を準備する

    適期は5〜8月です。清潔なナイフとハサミ、小鉢と乾いたサンスベリア用土、上下の印を付ける油性ペンを用意します。早く形にしたいなら株分けを選びます。

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    株分けは地下茎を切り分ける

    植え替え時に、地下茎で親とつながった子株を根を付けたままナイフで切り分けます。葉が3本以上に育った子株を選ぶと失敗が減ります。

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    葉挿しは円柱葉を10cmに切る

    健康な葉を根元から切り、10cmずつに切り分けます。上側に油性ペンで印を付け、上下を間違えないようにします。

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    切り口を乾かしてから挿す

    株分けの切り口は半日、葉挿しの切り口は3〜4日、風通しの良い日陰で乾かします。乾いた土に、葉挿しは2〜3cmの深さで挿します。

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    発根まで気長に待つ

    明るい日陰に置き、株分けは1週間、葉挿しは2〜3か月、水をほとんど与えずに待ちます。葉挿しは切り口付近から子株が出たら、乾かし気味の通常管理に切り替えます。

病害虫対策

基本はサンスベリアと同じで、病害虫の心配はほとんどありません。稀に付くカイガラムシは拭き取りで解決します。唯一の敵は過湿による根腐れと軟腐病で、株元がぶよぶよしたら傷んだ部分を切除して乾燥管理へ切り替えます。シリンドリカで注意したいのは編み込み仕立ての株で、葉が密着した編み目の内側は風通しが悪く、水がかかると乾かずに傷みやすい点です。月1回、編み目の隙間を覗いて柔らかい葉や変色がないか確認し、見つけたら傷んだ葉だけを株元から抜き取ります。予防は葉に水をかけないことと、風通しの良い明るい場所に置くことの2点です。

よくある失敗は、編み込み株を葉水で手入れして編み目の内側が腐るケースです。編み込み株には葉水をせず、ホコリは乾いた布で拭き取ってください。「水を控える」だけで、何年も手がかからない丈夫さがこの品種の魅力です。

年間カレンダー

1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
肥料
手入れ
手入れの内容
  • 5月水やり再開・植え替え・株分け
  • 6月葉挿しに挑戦
  • 7月葉のホコリ拭き
  • 8月子株の確認

季節ごとの管理

春の管理

気温が15°Cを超えたら断水を解き、2〜3週に1回の水やりを再開します。肥料は5月から2か月に1回の緩効性肥料を少量与えます。置き場所は明るい窓辺へ移し、葉が太く締まるよう光を確保します。植え替えと株分けは5月以降が適期です。

夏の管理

生育期ですが、水は土が完全に乾いてから3〜4日後、2〜3週に1回で十分です。肥料は7月に1回、緩効性肥料を少量与えます。直射日光には比較的強いものの、急に強い光に当てると日焼けします。編み込み株は編み目の内側が蒸れやすい季節なので、風通しを確保し葉に水をかけないでください。

秋の管理

気温が下がるにつれて水やりを月1回に減らし、肥料は9月で終えます。最低気温が15°Cを下回ったら断水の準備に入り、10°Cを下回る前に屋外の株は室内へ、室内の株は窓際から離します。取り込む際は葉先をぶつけないよう株元を持って運んでください。

冬の管理

10°Cを下回る環境なら春まで完全に断水し、15°C以上を保てる部屋でも月1回以下にとどめます。肥料は与えません。置き場所は窓際の夜間冷気を避けた明るい室内です。冬の水やりで株元が腐るのがこの季節のトラブルで、葉にしわが寄っても春まで待って問題ありません。

10月の作業をくわしく知りたいときは観葉植物の冬越しや秋の植え替えの記事も参考になります。

よくあるトラブルと対策

円柱状の葉の先端が枯れて成長が止まった

原因

成長点(葉先)の損傷。移動や掃除の際にぶつけて先端が折れると、その葉は伸びなくなる。

対策

その葉自体は枯れなければそのまま観賞できます。株全体の成長は他の葉と地下茎が続けるので心配いりません。以後は葉先を壁や家具に当てない配置にし、移動は株元を持って行います。

葉が横に開いて扇形が崩れてきた

原因

光量不足による徒長、または水のやりすぎで葉の張りが失われている。

対策

明るい窓辺へ移し、水やりを2〜3週に1回まで減らします。開いた葉は麻ひもで軽く束ねて矯正しつつ、新しい葉が立ち上がるのを待ちます。

葉に縦方向の深いしわが寄る

原因

水不足。円柱葉に蓄えた水分が減るとしわが寄る。冬の断水中は正常な状態。

対策

生育期なら土が完全に乾いているのを確認してたっぷり与えると数日で戻ります。冬に10°C以下なら春まで断水を続けます。しわが戻った後も水を与え続けると根腐れするので、元のペースに戻してください。

編み込みの内側の葉が柔らかく変色した

原因

編み目の内側に水が残って蒸れ、軟腐病が進んだ。葉水や葉にかかる水やりが原因になりやすい。

対策

傷んだ葉だけを編み目から抜き取り、風通しの良い場所で乾かします。以後は葉に水をかけず、株元の土に注ぎます。新しい葉は編み目と無関係に伸びるので、世代交代を待ちます。

新しい葉が細く曲がって出てくる

原因

光量不足。シリンドリカはサンスベリアの中でもっとも光を必要とし、暗いと葉が細く曲がる。

対策

窓から2m以内の明るい場所へ移します。曲がった葉は戻りませんが、次の葉から太くまっすぐ伸びます。屋外に出す場合は半日陰から1〜2週間かけて慣らしてください。

ここにない症状は症状から調べるで、葉の色・しおれ・虫・病気などから逆引きできます。

サンスベリア・シリンドリカの花

サンスベリア・シリンドリカの花:鉛筆のように細長い円柱状の濃緑の葉(淡い横縞入り)が扇形に広がる株の根元から、細い花茎がまっすぐ立ち上がり、白にうっすら桃色を帯びた細い筒状の小花(花びらの先が細く反り返る)が穂状に多数ついている様子
サンスベリア・シリンドリカの花(イメージ)

シリンドリカの花のつくりは平葉のサンスベリアと同じで、家庭でもよく日に当てて数年育てた株では花茎が上がることがあります。光を好む性質のぶん、明るさが足りない室内では咲きにくい傾向があるといわれます。時期は春から夏ごろが目安です。

花茎は扇形に広がる円柱の葉の付け根から立ち上がり、白にほんのり桃色を帯びた細い筒状の花が穂のように並びます。夜に開いて甘い香りを放ちます。若い葉を組んだ編み込み仕立ての株は、扇形の自然樹形の株より咲くまでに時間がかかることが多いとされます。咲き終えた花茎は付け根から切り、円柱の葉先の成長点を傷つけないよう注意しましょう。

サンスベリア・シリンドリカの花言葉・風水

花言葉

サンスベリアの花言葉は「永久」「不滅」です。乾燥地帯で水なしでも生き抜く生命力に由来し、まっすぐ天に向かって伸びる円柱状の葉は、揺るがない意志の象徴ともいわれます。造形的な姿から、独立や開業の祝いに贈られることが多い品種です。

風水・縁起

先の尖った円柱葉は「邪気を払う力が強い」とされ、魔除けの植物としてサンスベリアの中でもとくに人気があります。玄関や窓際に置いて外からの悪い気を防ぐ使い方が定番で、鋭い形が悪い気を切り、上に伸びる姿が陽の気を運ぶという風水の考え方が由来です。編み込み仕立ては人の縁を結ぶともいわれます。

サンスベリア・シリンドリカのよくある質問

Qシリンドリカとスタッキーは同じ植物ですか?回答を見る
A

流通上はほぼ同じものを指しますが、植物学的には別種です。本来のスタッキー(Sansevieria stuckyi)は希少種で、園芸店で「スタッキー」として売られている株のほとんどは本種シリンドリカです。育て方は共通なので実用上の問題はありませんが、コレクション目的で本物のスタッキーを探す場合は専門店で学名を確認してください。シリンドリカの学名も近年ドラセナ属に変更され、Dracaena angolensis と表記されることがあります。

Q編み込み仕立てのシリンドリカは、そのまま育てて大丈夫?回答を見る
A

大丈夫ですが、成長に合わせたケアが必要です。編み込みは若い葉を人工的に組んだもので、葉が太ってくると編み目が窮屈になり、蒸れや傷みの原因になることがあります。きつくなってきたら無理にほどかず、傷んだ葉だけ株元から抜き取ってください。葉水は編み目の内側が乾かず腐る原因になるので行わず、ホコリは乾いた布で拭きます。新しい葉は編み目とは無関係にまっすぐ伸びるので、数年かけて自然な扇形の株に世代交代していくのを楽しんでください。

Qシリンドリカの葉先が折れました。枯れますか?回答を見る
A

枯れませんが、その葉はそれ以上伸びなくなります。円柱状の葉は先端に成長点があり、折れたり切れたりするとそこで成長が止まります。葉自体は硬く緑のまま残るので、そのまま観賞できます。株全体の成長は他の葉と地下茎が続けるので、時間が経てば新しい葉が出て世代交代します。折れた先端を切りそろえる必要はなく、傷口が乾けば問題ありません。以後は葉先が壁や家具、扉に当たらない位置に置き、移動や掃除の際は株元を持って扱ってください。

Qシリンドリカの葉にしわが寄ってきました。回答を見る
A

水不足のサインで、心配はいりません。円柱状の葉は水を蓄えているため、蓄えが減ると縦方向に深いしわが寄ります。土が完全に乾いていれば鉢底から流れるまでたっぷり与えると、数日でしわが戻ります。ただし冬に10°C以下の環境なら、しわが寄っても春まで断水を続ける方が安全です。しわが戻った後は元の2〜3週に1回のペースに戻してください。しわを見るたびに水を与え続けると根腐れを招きます。土が湿っているのにしわが寄る場合は、根が傷んでいるので断水して乾かします。

サンスベリアのほかの品種

サンスベリア としてまとめている他の品種です。

サンスベリアの種類と選び方を比較する

サンスベリア・シリンドリカに関係するナレッジ

サンスベリア・シリンドリカの季節の作業や、土・鉢・肥料の選び方をくわしく解説した記事です。

サンスベリア・シリンドリカを育てる人が次に読んでいるページ

10月の作業と、サンスベリア・シリンドリカの手入れで迷ったときに役立つページです。

この記事について

執筆: Hapot編集部

植物を迎えたばかりの人が枯らさずに育てられるように、植物図鑑と症状別の記事を編集しているチームです。農林水産省や農研機構など公的機関の栽培指針を確認したうえで、温度や頻度を数値で示し、迷いやすい判断は結論から書くことを大切にしています。誤りや古くなった情報はお問い合わせから受け付け、確認のうえ更新しています。

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