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観葉植物初心者向け

ヒポエステスの育て方

Hypoestes phyllostachya最終更新日:

Hapot編集部より

ヒポエステスは、ピンクや白の水玉模様の葉を手頃な価格で楽しめ、挿し芽で簡単に増やせる、初心者向けの小型の観葉植物です。マダガスカル原産のキツネノマゴ科の植物で、緑の葉に細かな斑点が散る姿からソバカスソウやポルカドットプラントとも呼ばれます。園芸店では3号ほどのポットで、斑点がピンク、ローズ、赤、白のスプラッシュ系などが寄せ植えの材料として並びます。性質は丈夫で成長も速い一方、光が足りないと茎がひょろひょろ伸びて模様がぼやけ、放っておくと形が崩れやすいのが特徴です。もう一つの特徴は、秋に日が短くなると茎の先に淡い紫の小さな花を咲かせ、咲き終わると株が弱りやすいことです。明るい場所に置き、茎が伸びたら摘心し、花穂は早めに摘む、この3つを守れば、模様のきれいなこんもりした株を長く保てます。寒さには弱く、冬は10°C以上を保ちます。草丈は20〜40cmほどで、窓辺の小さなスペースにも置けます。

ヒポエステスの姿

分類・基本データ

科
キツネノマゴ科
属
ヒポエステス属 Hypoestes
種
ヒポエステス
別名
ソバカスソウ、ポルカドットプラント、ポルカドット、フレックルフェイス、ヒポエステス・フィロスタキア、ヒポエステス・スプラッシュ
原産地
マダガスカル原産のキツネノマゴ科の常緑多年草で、自生地では半日陰の林の縁などに育ちます。斑点の色が鮮やかな園芸品種が作られ、観葉植物や寄せ植えの材料として世界中に広まりました。

ヒポエステスの育て方の5つのポイント

水やり

春〜秋は土の表面が乾いたら(夏は毎日確認)。冬は表面が乾いて2〜3日後

日光

間接光

温度の目安

10-30°C

湿度

50-70%

土

水はけと水もちの良い観葉植物用土

ヒポエステスはどれくらい大きくなる?

大きさの目安

鉢植えでは草丈20〜40cmほどで、摘心すると低くこんもりまとまります。葉は長さ3〜6cmの卵形で、放っておくと茎が伸びて50cm以上になることもあります。

成長の速さ

速い(春から夏は1か月で5〜10cm伸びることもある)

温度の目安(耐寒〜耐暑)

10-30°C

ケアのポイント

肥料

5〜9月に2週間に1回、薄めた液肥

成長速度

速い(春から夏は1か月で5〜10cm伸びることもある)

毒性

ASPCA(米国動物虐待防止協会)では犬と猫に無毒とされる。たくさん食べると嘔吐などを起こすことがあるので、かじらせないようにする

模様をきれいに保つ鍵は光と摘心です。明るい窓辺に置き、茎が10〜15cmに伸びたら先を摘み、秋に花穂が見えたら早めに取ります。

育て方の詳細

苗・株の選び方

良い株は、葉の水玉模様がはっきりしていて、色がくすんでいないこと、茎の節の間が詰まって葉が密に付いていること、株元の葉まで落ちずに残っていることの3点で見分けます。

避けたいのは、茎がひょろひょろ伸びて下葉が落ちた株と、すでに花穂が伸びている株です。花の咲いた株はその後弱りやすく、間延びした株は暗い売り場に長く置かれて体力が落ちている可能性があります。葉裏にアブラムシやハダニがいないかも確認します。斑点の色は品種で異なるので、ラベルで色を確かめて選ぶと寄せ植えの色合わせもしやすくなります。

置き場所・日当たり

レースカーテン越しの明るい窓辺が基本の置き場所です。光が足りないと葉の色が全体に緑っぽくなり、水玉模様がぼやけて、茎の節の間が間延びします。模様をはっきり出したいなら、1日4〜5時間はレース越しの光が当たる場所に置きます。ただし夏の直射日光や西日では、葉の縁が茶色く焼けたり、色があせたりします。春から秋は屋外の半日陰でも育ちますが、真夏は午前中だけ日の当たる場所が向いています。寒さには弱く、最低気温が10°Cを下回る前に室内へ入れます。

よくある失敗は、部屋の奥に置いて茎が細長く伸び、下葉が落ちてしまうケースです。伸びた茎を半分ほどに切り戻し、明るい窓辺に移すと、2〜3週間で脇芽が出て模様のはっきりした葉がそろいます。

水やりの詳細

ヒポエステスは水切れするとすぐ葉がぐったり垂れる、わかりやすい植物です。春から秋は土の表面が乾いたら、鉢底から流れるまでたっぷり与えます。成長期の5〜9月は2〜3日に1回、真夏は毎日乾き具合を確かめます。葉がしおれても、水を与えれば数時間で起き上がることが多いのですが、何度も繰り返すと下葉が黄色くなって落ちます。冬は成長がゆるやかになるので、表面が乾いてから2〜3日待って、室温に近い水を与えます。乾燥する時期は葉水で湿度を保つと、葉先の傷みとハダニを防げます。

よくある失敗は、しおれるのが怖くて毎日水を与え続け、受け皿に水がたまったまま根を傷めることです。受け皿の水は必ず捨ててください。土が湿っているのに葉が垂れるなら根腐れを疑い、1週間ほど水を止めて様子を見ます。

最適な土の作り方

市販の観葉植物用土か草花用培養土がそのまま使えます。自分で配合するなら赤玉土小粒6、腐葉土3、パーライト1が目安で、水はけと水もちのバランスをとります。鉢底には鉢底石を1〜2cm敷きます。元肥として緩効性肥料を規定量混ぜておくと、植え替え後の生育がそろいます。寄せ植えにする場合は、乾燥を好む多肉植物とは合わないので、水を好む草花やシダ類と組み合わせます。水はけの悪い重い土では根腐れしやすく、軽すぎる土ではすぐ乾いてしおれやすくなるので、表面が乾くまでに2〜4日かかる程度の土が扱いやすいです。

剪定・切り戻し

ヒポエステスの手入れの中心は摘心です。茎が10〜15cmに伸びたら、先端の1〜2節を指かハサミで摘みます。摘んだ節の下から脇芽が2本出て、枝数が増え、低くこんもりした姿になります。5〜7月に何度か繰り返すと、株元までしっかり葉が付いた株に育ちます。すでに伸びて間延びした株は、5〜7月に茎を株元から5〜10cm残して切り戻すと、3〜4週間で新しい芽が出てきます。秋に茎の先に花穂が見えてきたら、咲かせずに花穂ごと摘み取ると、株の弱りを防げます。

よくある失敗は、冬に強く切り戻すことです。気温が低いと新芽が出ず、そのまま枯れ込むことがあります。冬に伸びた茎は暖かくなる5月まで待って切ります。

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    時期と道具を用意する

    摘心と切り戻しは気温が上がる5〜7月に行います。清潔なハサミを用意し、冬の強い切り戻しは避けます。

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    伸びた茎の先を摘む

    茎が10〜15cmに伸びたら、先端の1〜2節を指かハサミで摘みます。節の下から脇芽が出て枝数が増えます。

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    間延びした株を切り戻す

    下葉が落ちて間延びした株は、株元から5〜10cmを残して茎を切ります。葉の付いた節を必ず残します。

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    秋は花穂を摘み取る

    9〜11月に茎の先に花穂が見えたら、花穂のすぐ下の節の上で切り取ります。株の弱りを防げます。

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    切った茎を挿し芽に使う

    切った茎のうち花穂のない元気なものは、5〜8cmにそろえて水に挿し、新しい株の材料にします。

植え替え

成長が速く根もよく張るので、植え替えは1年に1回、気温が20°C前後になる5〜6月に行います。鉢底から根が出ている、水がしみ込みにくい、すぐしおれるようになったといった様子が合図です。根鉢の周りを軽くほぐし、一回り大きな鉢(直径3cm大きいもの)に植えます。ヒポエステスは年数がたつと茎が木のように硬くなり、下葉が落ちて見た目が衰えやすいため、2〜3年育てた株は植え替えより、挿し芽で若い株に更新するほうが簡単です。

よくある失敗は、寒い時期に植え替えて根を傷め、葉が次々に落ちることです。その場合は肥料を与えず、10°C以上の明るい室内で水を控えめにして春を待ち、5月に切り戻して新芽を出させます。

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    時期と道具をそろえる

    適期は気温20°C前後の5〜6月です。一回り大きな鉢、観葉植物用土、鉢底石、清潔なハサミを用意し、前日は水を控えます。

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    株を鉢から抜く

    鉢の縁を軽く叩き、株元を持って根鉢ごと抜きます。茎が折れやすいので、茎ではなく根元近くを持ちます。

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    根鉢を軽くほぐす

    根鉢の周りと底を軽くほぐし、黒く傷んだ根をハサミで切ります。白く元気な根はなるべく残しておきます。

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    新しい土で植え付ける

    鉢底石を1〜2cm敷き、元の高さと同じになるように植えます。伸びた茎はこのとき半分ほどに切り戻しておくと株の負担が減ります。

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    明るい日陰で休ませる

    鉢底から流れるまで水を与え、1週間は明るい日陰に置きます。肥料は2〜3週間後、新芽が動いてから再開します。

増やし方

挿し芽で簡単に増やせます。適期は5〜9月で、茎の先端を2〜3節付けて5〜8cmに切るのが目安です。下の葉を取り、水に挿すか、湿らせた挿し木用土や赤玉土小粒に挿すと、20〜25°Cなら1〜2週間で根が出ます。水挿しの場合は根が2〜3cmになったら土に植えます。摘心や切り戻しで切った茎も挿し穂にでき、3〜5本をまとめて1鉢に植えると、早くボリュームのある株になります。種からも育てられ、5月ごろに20°C以上で種をまくと1〜2週間で芽が出ます。

よくある失敗は、花穂の付いた茎を挿し穂にすることです。根が出ても株が育ちにくいので、花穂のない若い茎を選びます。

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    時期と道具を用意する

    適期は5〜9月です。清潔なハサミ、水を入れたコップか、湿らせた挿し木用土を入れた小鉢を用意します。

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    花穂のない茎を切る

    花穂の付いていない若い茎を選び、2〜3節を付けて5〜8cmに切ります。下の葉を取り、上の葉を2〜4枚残します。

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    水か土に挿す

    水挿しは節が水に浸かるようにコップに挿し、土なら節を1つ埋めます。明るい日陰に置き、水は2〜3日おきに換えます。

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    根が出たら鉢に植える

    20〜25°Cなら1〜2週間で根が出ます。根が2〜3cmになったら、3〜5本まとめて観葉植物用土の鉢に植えます。

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    摘心して形を作る

    植え付けから1か月ほどで茎が伸びてきたら先端を摘み、脇芽を出させてこんもりした株に仕立てます。

病害虫対策

比較的丈夫ですが、新芽にはアブラムシ、乾燥した室内ではハダニやコナジラミが付くことがあります。ハダニは葉の表面が白くかすれたようになるのが目印で、週2〜3回の葉水で予防できます。アブラムシやコナジラミは見つけたら水で洗い流すか、粘着テープで取り、数が多ければ観葉植物用の殺虫剤を使います。風通しが悪く湿った環境では、葉に白い粉をまぶしたようなうどんこ病が出ることもあり、症状の出た葉を取り除いて風通しを良くします。

よくある失敗は、混み合った株を放置して内側の葉が蒸れ、黒く傷むことです。混んだ枝を間引いて風が通るようにし、傷んだ葉を取ると、新しい葉は元気に出てきます。

年間カレンダー

1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
開花
肥料
手入れ
手入れの内容
  • 5月植え替え・切り戻し・挿し芽
  • 6月摘心・挿し芽
  • 7月摘心・直射日光を避ける
  • 8月水切れ注意・葉水でハダニ予防
  • 9月肥料を止める・花穂を摘む
  • 10月室内へ取り込む・花穂を摘む
  • 11月花穂を摘む・冬越し用の挿し芽株の管理

季節ごとの管理

春の管理

気温が15°Cを超えたら、水は土の表面が乾いたらたっぷり与え、5月から液肥を2週に1回始めます。置き場所はレース越しの窓辺です。5〜6月は植え替えと切り戻しの適期です。新芽にアブラムシが付きやすいので確認します。

夏の管理

成長が盛んで水切れしやすく、毎日土を確認します。液肥は2週に1回続けます。直射日光と西日は葉焼けの原因になるので、レース越しか半日陰に置きます。茎が10〜15cm伸びたら摘心し、乾燥によるハダニに注意します。

秋の管理

9月で肥料を止め、水は表面が乾いたら与えます。日が短くなると花穂が出てくるので、見つけたら早めに摘みます。最低気温が10°Cを下回る前に室内の明るい場所へ取り込みます。花穂を残すと株が弱ります。

冬の管理

10°C以上の明るい室内に置き、水は表面が乾いて2〜3日後に、室温に近い水を与えます。冬は肥料を与えません。夜に冷え込む窓際からは離します。暖房の風による乾燥とハダニに注意し、葉水を続けます。

よくあるトラブルと対策

葉が急にぐったり垂れる

原因

水切れです。ヒポエステスは土が乾くとすぐに葉がしおれます。夏や暖房の効いた部屋では1〜2日で乾くこともあります。

対策

鉢底から流れるまで水を与え、直射日光の当たらない場所で休ませます。数時間で起き上がることが多いので、その後は毎日土を確認します。

「しおれる・元気がない」の原因の見分け方と対処を詳しく

茎がひょろひょろ伸びて下葉が落ちる

原因

光不足による徒長と、摘心をしていないことが主な原因です。暗い場所では節の間が伸び、株元の葉から落ちていきます。

対策

5〜7月に株元から5〜10cmを残して切り戻し、レース越しの明るい窓辺に移します。その後は茎が10〜15cmになるたびに摘心します。

「葉が落ちる」の原因の見分け方と対処を詳しく

葉の水玉模様が薄くなる

原因

光が足りない、花穂が出て株が弱っている、肥料が多すぎるなどが考えられます。最も多いのは光不足です。

対策

レース越しの明るい窓辺に移し、花穂があれば摘み取ります。液肥は2週に1回を守ると、次に出る葉から模様がはっきりしてきます。

「斑・模様・色が薄くなる」の原因の見分け方と対処を詳しく

花が咲いたあと葉が小さくなり株が弱る

原因

秋に咲く花と種に養分が使われ、株が衰えています。ヒポエステスは開花後に勢いが落ちやすいとされます。

対策

花穂を下の節の上で切り取り、暖かい明るい場所で管理します。回復しない場合に備え、花穂のない茎で挿し芽をして若い株に更新します。

「花が咲かない」の原因の見分け方と対処を詳しく

冬に葉が次々と落ちる

原因

10°Cを下回る低温か、冬の水のやりすぎによる根傷みです。夜の窓際は想像以上に冷え込みます。

対策

10°C以上の明るい部屋の中ほどに移し、水は表面が乾いて2〜3日後に控えめに与えます。茎が生きていれば5月に切り戻すと芽吹きます。

「葉が落ちる」の原因の見分け方と対処を詳しく

葉が白っぽくかすれる

原因

ハダニが葉裏で汁を吸っている可能性があります。暖房で乾燥した室内や、夏の乾いた環境で増えやすい害虫です。

対策

浴室でシャワーをかけて葉裏を洗い、3日おきに2〜3回繰り返します。予防として週2〜3回の葉水を続けます。

「虫がついた」の原因の見分け方と対処を詳しく

ここにない症状は症状から調べるで、葉の色・しおれ・虫・病気などから逆引きできます。

ヒポエステスの花

ヒポエステスの花
ヒポエステスの花(イメージ)

ヒポエステスは、秋に日が短くなると家庭の鉢植えでもよく咲く植物です。9〜11月ごろ、茎の先に細い花穂が伸び、長さ1cmほどの淡い紫からピンクがかった藤色の小さな花が、下から順にぽつぽつと開きます。花は唇のような形で1輪ずつは数日でしおれ、香りはほとんどありません。葉の水玉模様に比べると控えめで、観賞の主役になる花ではありません。

咲かせたままにすると株の養分が花と種に回り、葉が小さくなって模様も薄れ、株が衰えやすくなるとされます。株を長く楽しむなら、花穂を見つけた段階で下の節の上から摘み取ります。

ヒポエステスの花言葉・風水

花言葉

ヒポエステスの花言葉として「打ち解けた関係」などが紹介されることがありますが、由来ははっきりしません。にぎやかな水玉模様の葉が、気取らない親しみやすい雰囲気を感じさせることから結び付けられたともいわれ、贈る場合は明るい色の株が好まれます。

風水・縁起

ヒポエステスについて、風水で広く知られた決まった意味づけはありません。一般に、丸みのある葉は気持ちをやわらげ、ピンクの色は人間関係や恋愛運に良いといわれます。小さな鉢でも明るい印象になるので、リビングや窓辺のアクセントとして置く人が多い植物です。

ヒポエステスのよくある質問

Qヒポエステスの花は咲かせてもいいですか?回答を見る
A

株を長く楽しみたいなら、花穂は早めに摘み取るのがおすすめです。ヒポエステスは秋に日が短くなると茎の先に花穂を付けます。花が咲くと株の養分が花と種に使われ、新しい葉が小さくなったり、模様が薄くなったり、茎が硬くなって株が衰えたりしやすいとされます。花を見たい場合は1〜2本だけ残し、咲き終わったらすぐに花穂の下で切ります。同時に挿し芽で若い株を作っておくと安心です。

Qヒポエステスの模様が薄くなったのはなぜですか?回答を見る
A

多くは光が足りないことが原因です。ヒポエステスの水玉模様は、明るい場所で育った葉ほどはっきり出ます。暗い場所では葉の緑が増え、斑点がぼやけたり小さくなったりします。レース越しの窓辺に移すと、次に出る葉から模様がはっきりしてきます。ただし、夏の直射日光に当てると逆に色があせることがあります。花穂が出て株が弱った場合や、肥料の窒素が多すぎる場合にも模様が薄くなるといわれます。

Q茎がひょろひょろ伸びて形が崩れました。どうすればいいですか?回答を見る
A

5〜7月に切り戻して、脇芽を出させれば形を整え直せます。株元から5〜10cmを残して茎を切ると、3〜4週間で節から新しい芽が出てきます。その後は茎が10〜15cmに伸びるたびに先端を摘む摘心を繰り返すと、低くこんもりした姿になります。切った茎は挿し芽に使えます。間延びの原因は多くが光不足なので、切り戻しと同時に明るい窓辺へ移し、肥料は新芽が出てから再開します。

Qヒポエステスは冬越しできますか?回答を見る
A

10°C以上の明るい室内なら冬越しできます。もともとは多年草ですが、寒さに弱く、10°Cを下回ると葉が落ちたり、株が傷んだりします。冬は水を控えめにし、肥料は与えません。日本では一年草のように扱われることも多く、冬越しに自信がない場合は、秋のうちに挿し芽で小さな株を作り、暖かい部屋の窓辺で育てておくと場所をとらずに残せます。翌年5月に植え替えれば、また元気に育ちます。

Q水やりを忘れて葉がぐったりしています。もう枯れますか?回答を見る
A

すぐにたっぷり水を与えれば、数時間で起き上がることが多いです。ヒポエステスは水切れに敏感で、土が乾くと葉が一気に垂れますが、根が傷んでいなければ回復します。鉢底から流れるまで水を与え、直射日光の当たらない場所で休ませます。ただし、しおれを何度も繰り返すと下葉が黄色くなって落ちるので、夏は毎日土を確認します。土が湿っているのにしおれる場合は、根腐れの可能性があります。

ヒポエステスを育てながら、あわせて使いたい

この記事について

執筆: Hapot編集部

植物を迎えたばかりの人が枯らさずに育てられるように、植物図鑑と症状別の記事を編集しているチームです。農林水産省や農研機構など公的機関の栽培指針を確認したうえで、温度や頻度を数値で示し、迷いやすい判断は結論から書くことを大切にしています。誤りや古くなった情報はお問い合わせから受け付け、確認のうえ更新しています。

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