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ラバンディンの育て方

Lavandula × intermedia公開日: 最終更新日:

ラバンディンの育て方の要点

開花
6〜7月
植えどき
4月・10月
水やり
庭植えは根付けばほぼ不要。鉢は土の表面が乾いたら朝に
置き場所
直射日光

Hapot編集部より

ラバンディンは、イングリッシュラベンダーとスパイクラベンダーの交雑から生まれた大型のラベンダーです。ラベンダー全般と比べると、株が1m近くまで大きく育ち、暑さと多湿に比較的強く寒さにも耐えるため、関東以西の平野部の庭植えで最も失敗が少ない系統とされます。

学名は Lavandula × intermedia で、園芸店では「ラベンダー・グロッソ」など品種名で売られることが多く、「ラバンジン」とも表記されます。花穂は長くすらりと伸び、6〜7月にイングリッシュ系より少し遅れて咲きます。香りは強く、甘さの奥に樟脳を思わせるすっきりした成分が加わるのが特徴です。精油が多く採れるため、南フランスでは精油生産の主力として広く栽培され、石けんや洗剤、芳香剤の香料に多く使われています。

株が大きく花茎も長いので、ドライフラワーのスティックやスワッグ、ラベンダーバンドルを作りたい人に向いています。一方で、交雑種のため種はほとんどできず、増やすのは挿し木が基本です。

ラバンディンの姿

分類・基本データ

科
シソ科
属
ラベンダー属 Lavandula
種
ラバンディン
別名
ラバンジン、ラベンダー・グロッソ、ラバンディン系ラベンダー、Lavandula × intermedia
原産地
イングリッシュラベンダー(L. angustifolia)とスパイクラベンダー(L. latifolia)が、両者の自生地が重なる南フランスなどの山地で自然に交雑して生まれたとされます。その後、精油用の品種が選ばれ、南フランスで大規模に栽培されるようになりました。

ラバンディンの育て方の5つのポイント

水やり

庭植えは根付けばほぼ不要。鉢は土の表面が乾いたら朝に

日光

直射日光

温度の目安

-10〜35°C(暑さと多湿に比較的強い)

湿度

30-60%

土

水はけの良い弱アルカリ性の土

ラバンディンはどれくらい大きくなる?

大きさの目安

草丈60cm〜1m、株張りは地植えで1m近くになります。花茎が長く伸びるため、開花期は花穂を含めて高さ1m前後になります。鉢植えは10号前後の大鉢が目安です。

成長の速さ

速い(大株になる)

温度の目安(耐寒〜耐暑)

-10〜35°C(暑さと多湿に比較的強い)

ケアのポイント

肥料

3月と9月に緩効性肥料を少量

成長速度

速い(大株になる)

毒性

強い毒性は知られていないとされる。精油は猫に負担になるとされるため、猫のいる部屋では焚かない

株間80cm〜1mをあけて植え、花穂の収穫と同時に株を刈り込むのが基本です。暖地の庭植えにも向き、増やすのは挿し木で行います。

育て方の詳細

苗・株の選び方

良い苗は、株元から太い枝が何本も分かれていること、葉が銀灰色で詰まり徒長していないこと、ラベルに「グロッソ」「スーパー」「プロヴァンス」などの品種名か Lavandula × intermedia の表記があることの3点で選びます。

避けたいのは、ポットの中で根が真っ白に回りきって固まった苗と、株元の葉が黒ずんで蒸れた苗です。最も流通が多い「グロッソ」は花穂が長く香りが強いことで知られ、迷ったらまずこの品種が選びやすいでしょう。大きく育つので、購入前に株間80cm〜1mを取れる場所か、10号前後の大鉢を用意できるかを確かめます。

置き場所・日当たり

基本はラベンダーと同じく日当たりと風通しのよい場所ですが、ラバンディンは株が大きく育つことを前提に場所を選ぶのが違いです。庭植えは株間を80cm〜1mあけ、1日6時間以上日の当たる場所に植えます。株同士が触れるほど詰めて植えると、梅雨に内側が蒸れて枯れ込みます。暑さと多湿に比較的強く、関東以西の平野部でも花壇や家の南側の植え込みで夏越しできることが多い系統です。

鉢植えにする場合は10号前後の大鉢を使い、花茎が長く倒れやすいので、風の強いベランダでは壁際に置きます。

よくある失敗は、小さな苗の見た目に合わせて30cm間隔で植え、2年目に株同士がぶつかって中が茶色く蒸れることです。秋に1株おきに掘り上げて鉢へ移すか、刈り込みで株を小さく保つと、翌年は風が通るようになります。

水やりの詳細

乾かし気味の水やりはラベンダーと同じです。ラバンディンは根を深く広く張るので、庭植えなら根付いた後はほぼ雨だけで育ちます。植え付けから1か月ほどは土が乾いたら与え、その後は真夏に晴天が2週間以上続いたときだけ、朝に株元へたっぷり与えます。

鉢植えは株の大きさの割に土の量が少なく、夏は乾きが早くなります。鉢は土の表面が乾いたら、朝のうちに鉢底から流れるまで与えるのが目安で、春と秋は週1〜2回、夏は2日に1回ほどになることもあります。冬は土が乾いて3〜4日後に控えめにします。

よくある失敗は、庭植えの株にも毎日水を与え続け、葉が黄色くなって下葉から落ちることです。水やりを止めて土を乾かし、株元の枯れ葉を取り除いて風を通すと、2〜3週間で新芽の色が戻ります。

最適な土の作り方

市販のハーブ用土、または赤玉土小粒5、軽石3、腐葉土2の配合に、苦土石灰をひと握り混ぜた水はけのよい土で植え付けます。ラバンディンは根の量が多く大株になるので、鉢植えは10号前後の大鉢に、鉢底石を3cmほど敷いて植えます。庭植えは直径・深さとも40cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土に腐葉土と軽石を2割ずつ混ぜ、1平方メートルあたり100gほどの苦土石灰をすき込んでから、20cmほど盛り土をして植えます。肥えた土では株ばかり茂るので、元肥は少量にします。

剪定・切り戻し

剪定は年2回で、花穂の収穫を兼ねた夏の刈り込みと、春の整枝です。ラバンディンは花茎が長く、株が大きいぶん内側が蒸れやすいので、花穂の収穫は花が2〜3割咲いた頃に、花茎を株元の葉の上で切ります。収穫と同時に、株全体をドーム形に3分の1ほど刈り込みます。3〜4月には冬に傷んだ枝先を整えます。

大株になっても葉のない木質部まで一度に深く切らない点はラベンダーと同じです。株を小さくしたいときは、2〜3年かけて少しずつ切り下げます。

よくある失敗は、収穫で花茎だけを切り、株の葉の部分を刈り込まずに夏を迎えて、中心が茶色く枯れることです。枯れた部分は緑の葉が残る位置まで切り、9月に新芽が伸びたら全体の形を整え直します。

  1. 1

    6〜7月に剪定ばさみを用意する

    花が2〜3割咲いた頃の晴れた午前中に行います。剪定ばさみと、収穫した花穂を束ねるひもを用意します。

  2. 2

    花茎を株元の葉の上で切る

    長い花茎を、株元の葉が付いた位置のすぐ上で切ります。花穂は束ねて逆さに吊るし、ドライフラワーにします。

  3. 3

    株をドーム形に3分の1刈り込む

    収穫と同時に、株全体を3分の1ほど刈り込んでドーム形に整えます。内側の混んだ枝も間引いて風を通します。

  4. 4

    木質部まで深く切らない

    葉のない木質部まで一度に切ると芽が出にくくなります。株を小さくしたいときは2〜3年かけて少しずつ切り下げます。

  5. 5

    3〜4月に傷んだ枝先を整える

    冬に傷んだ枝先は、春の芽吹き前に緑の部分まで切り戻します。株元の枯れ葉もこのときに掃除します。

植え替え

鉢植えは2年に1回を目安に、3〜4月か9〜10月に植え替えます。ラバンディンは根の量が多く、鉢の中で根が回ると夏に水切れしやすくなるため、鉢底から根が出ていたら次の適期に必ず植え替えます。根鉢の底と肩の土を軽く落とし、ひと回り大きな鉢へ移します。鉢の大きさは10〜12号で止め、それ以上大きくしたい場合は庭植えにするのが扱いやすい方法です。

庭植えは3〜4月か9〜10月に植え付け、根を深く張った後の移植は株を傷めやすいので避けます。

よくある失敗は、鉢増しを続けて重い大鉢になり、梅雨に軒下へ動かせなくなることです。大株は無理に鉢を大きくせず、花後に挿し木で若い株を作って、古い株と入れ替えると管理が楽になります。

  1. 1

    3〜4月か9〜10月に大鉢と用土を用意する

    ひと回り大きな鉢(最終的に10〜12号)、ハーブ用土か赤玉土小粒5・軽石3・腐葉土2に苦土石灰を混ぜた土、鉢底石を用意します。

  2. 2

    根鉢の底と肩をほぐす

    株を鉢から抜き、底で巻いた根と肩の土を軽くほぐします。黒く傷んだ根があれば切り取ります。

  3. 3

    鉢底石を3cm敷いて植える

    鉢底石を3cmほど敷き、株元の高さを元と同じにして植えます。大株は鉢の中央に置き、傾かないよう土をしっかり入れます。

  4. 4

    水を与えて半日陰で休ませる

    鉢底から流れるまで水を与え、1週間ほどは半日陰で休ませます。その後は日当たりと風通しのよい場所に戻します。

  5. 5

    12号を超えたら庭植えか更新に

    12号より大きくすると梅雨に動かせなくなります。それ以上は庭植えにするか、挿し木の若い株と入れ替えます。

増やし方

ラバンディンは交雑種のため種がほとんどできず、増やし方は挿し木が基本です。適期は4〜6月と9〜10月で、花の付いていない若い枝先を8〜10cmに切り、下半分の葉を取って挿し木用土に挿します。明るい日陰で乾かさずに管理すると、3〜4週間で発根します。挿し木は親株と同じ性質の株になるので、「グロッソ」など品種の香りと株姿を確実に受け継げます。

株元近くの枝を土に埋めて根を出させる取り木(伏せ木)も、大株のラバンディンでは成功しやすい方法です。春に枝を曲げてU字のピンで留め、秋に根が出ていたら切り離します。

よくある失敗は、太く木質化した枝を挿し穂に使い、発根せずに枯れることです。挿し穂は今年伸びた緑の柔らかい枝から取り、切り口を1時間ほど水に浸けてから挿すと成功率が上がります。

  1. 1

    4〜6月か9〜10月に道具を用意する

    清潔なハサミ、挿し木用土を入れた3号ポット、割り箸を用意します。種はほとんどできないので、挿し木で増やします。

  2. 2

    若い枝先を8〜10cm切る

    今年伸びた緑の柔らかい枝から、花の付いていない枝先を8〜10cmに切ります。木質化した太い枝は避けます。

  3. 3

    下葉を取り1時間吸水させる

    下半分の葉を取り除き、切り口を斜めに整えて1時間ほど水に浸けます。吸水させると発根しやすくなります。

  4. 4

    用土に3cm挿して押さえる

    割り箸で穴をあけ、3cmほどの深さに挿して周りの土を押さえます。挿した後は鉢底から流れるまで水を与えます。

  5. 5

    3〜4週間は明るい日陰で育てる

    雨と直射日光の当たらない明るい日陰で乾かさずに管理します。新芽が伸びたら鉢上げし、日なたに慣らします。

病害虫対策

ラバンディンはラベンダーの中でも丈夫で、病害虫の被害は少ない系統です。注意したいのは大株の内側の蒸れで、梅雨に株の中心の葉が茶色く枯れたり、灰色かび病が出たりします。予防は、梅雨入り前に花穂を収穫して株を刈り込み、株の中に風を通すことです。害虫では、春の新芽にアブラムシ、乾いた夏の葉裏にハダニがつくことがあり、見つけ次第、水で洗い流します。

よくある失敗は、花穂をドライ用に残そうと刈り込みを遅らせ、7月の長雨で株の内側が一気に蒸れることです。枯れた枝を付け根から抜き取り、残った枝を軽く刈り込んで株元の枯れ葉を掃除すれば、秋には新しい枝が伸びて回復します。

年間カレンダー

1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
開花
肥料
手入れ
手入れの内容
  • 3月追肥・傷んだ枝先の整枝・植え替え
  • 4月植え付け・挿し木・取り木
  • 6月花穂の収穫と株の刈り込み(早めの株)
  • 7月収穫と刈り込みの仕上げ・蒸れ対策
  • 9月挿し木・植え替え・少量の追肥
  • 10月秋の植え付け・取り木の切り離し

季節ごとの管理

春の管理

3月に緩効性肥料を少量与え、3〜4月に冬に傷んだ枝先を整えます。水は庭植えは不要、鉢は土が乾いたら与えます。日当たりのよい場所で株を大きく育て、新芽につくアブラムシを早めに取り除きます。

夏の管理

6〜7月に花穂を収穫し、同時に株をドーム形に刈り込みます。肥料は与えず、鉢は朝に水やりし、真夏は2日に1回ほどになることもあります。大株は内側が蒸れやすいので、枯れ葉を取り除いて風を通します。

秋の管理

9〜10月は植え付け、植え替え、挿し木の適期です。9月に緩効性肥料を少量与え、水は土が乾いたら与えます。日当たりのよい場所で株を充実させ、秋の長雨で鉢が過湿にならないよう軒下へ移します。

冬の管理

寒さには比較的強く、-10°C前後まで戸外で冬越しできるとされます。肥料は与えず、鉢の水は土が乾いて3〜4日後に控えめにします。日当たりのよい戸外に置き、寒冷地では強い寒風が当たらない場所を選びます。

11月の作業をくわしく知りたいときは冬の寄せ植えや秋の植え替えの記事も参考になります。

よくあるトラブルと対策

大株の中心が茶色く枯れる

原因

株の内側の蒸れです。ラバンディンは株張りが1m近くになり、刈り込みが遅れたり株間が狭かったりすると、梅雨に内側へ湿気がこもります。

対策

枯れた枝を付け根から抜き、残りを緑の葉が残る位置で軽く刈り込みます。翌年は花穂の収穫と同時に株を3分の1ほど刈り込みます。

花茎が倒れて株が開く

原因

日照不足や肥料の与えすぎで花茎が細く軟らかく育ち、長い花穂の重みや雨で倒れています。

対策

倒れた花茎は早めに収穫します。1日6時間以上日の当たる場所に移し、肥料は3月と9月に少量にとどめます。株の周りを麻ひもで囲うと倒れにくくなります。

株が大きくなりすぎて通路にはみ出す

原因

ラバンディンはもともと大型の系統で、植え付け時の株間が狭いと数年で周りの植物や通路にはみ出します。

対策

毎年の花後の刈り込みで株を小さく保ちます。木質部まで一度に切らず、2〜3年かけて少しずつ切り下げるか、挿し木の若い株と入れ替えます。

葉が黄色くなって下葉から落ちる

原因

水のやりすぎです。根を深く張る庭植えの株に毎日水を与えると、土が乾く間がなく根が傷みます。

対策

水やりを止めて土を乾かし、株元の枯れ葉を取り除いて風を通します。庭植えは根付いた後は晴天が2週間以上続くときだけ与えます。

挿し木が発根せずに枯れる

原因

太く木質化した枝を挿し穂に使ったか、用土が過湿で切り口が腐ったことが原因です。

対策

今年伸びた緑の柔らかい枝先を8〜10cmに切り、1時間吸水させてから挿します。明るい日陰に置き、用土は湿る程度に保ちます。

ここにない症状は症状から調べるで、葉の色・しおれ・虫・病気などから逆引きできます。

ラバンディンの花言葉・風水

花言葉

ラベンダーの花言葉には「沈黙」「あなたを待っています」「清潔」などがあります。ラバンディンは石けんや洗剤の香料として広く使われてきた系統で、暮らしを清潔に保つ香りとして身近な存在であることから、「清潔」の花言葉が特によく似合います。

風水・縁起

風水では紫は浄化の色とされ、香りの強いラバンディンは、玄関に束ねた花穂を吊るすと悪い気を払うといわれます。南フランスでは収穫した花の束を扉に飾る習わしもあり、大きな花束が作れるラバンディンは、家族の健康を願う飾りとして親しまれています。

ラバンディンのよくある質問

Qラバンディンの香りはイングリッシュラベンダーとどう違いますか?回答を見る
A

ラバンディンのほうが香りが強く、樟脳を思わせるすっきりした成分が加わります。イングリッシュラベンダーは甘く穏やかな香りで、ハーブティーやお菓子にも使われます。ラバンディンは精油が多く採れ、石けんや洗剤、芳香剤の香料として広く使われてきました。サシェやポプリ、ドライフラワーで部屋や引き出しに香らせるなら、香りが長持ちするラバンディンも向いています。口にする用途にはイングリッシュラベンダーを選ぶとよいでしょう。

Qラベンダー・グロッソはどんな品種ですか?回答を見る
A

グロッソはラバンディンを代表する品種で、花穂が長く香りが強いのが特徴です。株は草丈60cm〜1mの大株に育ち、暑さと多湿に比較的強いため、関東以西の平野部の庭植えでも夏越ししやすいとされます。6〜7月に濃い紫の長い花穂が上がり、ドライフラワーのスティックやスワッグを作るのに向いています。交雑種なので種はほとんどできず、増やすときは4〜6月か9〜10月の挿し木で行います。

Qラバンディンは暖地の庭植えでも夏越しできますか?回答を見る
A

夏越しできることが多く、ラベンダーの中で暖地の庭植えに最も向く系統です。ラバンディンは暑さと多湿に比較的強く、根を深く張るので、根付いた後は水やりもほぼ不要です。条件は、株間を80cm〜1mあけて風を通すことと、6〜7月の花穂の収穫と同時に株全体をドーム形に3分の1ほど刈り込むことの2つです。水はけの悪い土なら20cmほど盛り土をして植えると、梅雨の長雨でも根が傷みにくくなります。

Qラバンディンは種から育てられますか?回答を見る
A

種はほとんどできないため、挿し木で増やすのが基本です。ラバンディンはイングリッシュラベンダーとスパイクラベンダーの交雑種で、花が咲いても種が実りにくい性質があります。挿し木なら親株と同じ香りと株姿を受け継げます。適期は4〜6月か9〜10月で、花の付いていない若い枝先を8〜10cmに切り、下半分の葉を取って挿し木用土に挿すと、3〜4週間で発根します。大株なら、枝を土に埋めて根を出させる取り木も成功しやすい方法です。

Qラバンディンの収穫はいつ、どこで切ればいいですか?回答を見る
A

花穂の花が2〜3割咲いた頃に、花茎を株元の葉の上で切ります。時期は6〜7月で、晴れた日の午前中、朝露が乾いてから収穫すると香りがよく残ります。ラバンディンは花茎が長いので、束ねて逆さに吊るすと見栄えのよいドライフラワーになります。収穫と同時に株全体をドーム形に3分の1ほど刈り込むと、大株の内側が蒸れにくくなります。葉のない木質部まで深く切ると芽が出にくいので、緑の葉は残します。

Qラバンディンの鉢植えは何号鉢が必要ですか?回答を見る
A

最終的に10〜12号の大鉢が目安です。ラバンディンは株張りが1m近くになる大型の系統で、根の量も多いため、小さな鉢ではすぐに根が回って夏に水切れします。苗から育てる場合は7〜8号から始め、2年に1回、3〜4月か9〜10月にひと回り大きな鉢へ植え替えます。12号より大きくすると重くて梅雨に軒下へ動かせなくなるので、それ以上育てたいときは庭植えにするか、挿し木の若い株に更新します。

Qラバンディンの花茎が倒れてしまうのはなぜですか?回答を見る
A

日照不足か肥料の与えすぎで、花茎が細く間延びしていることが多い原因です。ラバンディンの花茎はもともと長く、1日6時間以上日が当たらないと茎が細くなって花穂の重みで倒れます。肥えた土や窒素の多い肥料でも茎が軟らかくなるので、肥料は3月と9月に少量にとどめます。倒れた花茎は早めに収穫し、翌年は日当たりのよい場所に移すか、株の周りを麻ひもで軽く囲うと、雨や風でも倒れにくくなります。

ラベンダーのほかの品種

ラベンダー としてまとめている他の品種です。

ラベンダーの種類一覧(4種)を写真で比較する

ラバンディンに関係するナレッジ

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この記事について

執筆: Hapot編集部

植物を迎えたばかりの人が枯らさずに育てられるように、植物図鑑と症状別の記事を編集しているチームです。農林水産省や農研機構など公的機関の栽培指針を確認したうえで、温度や頻度を数値で示し、迷いやすい判断は結論から書くことを大切にしています。誤りや古くなった情報はお問い合わせから受け付け、確認のうえ更新しています。

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