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セロペギア・ウッディーの育て方

Ceropegia woodii(C. linearis subsp. woodii とする見解もある)最終更新日:

Hapot編集部より

セロペギア・ウッディーは、ハート形の小さな葉が糸のようなつるに連なって垂れ下がる、初心者でも育てやすい半多肉性のつる植物です。ハートカズラやラブチェーンの名でも親しまれ、銀色の網目模様が入った厚みのある葉と、紫がかった細いつるの組み合わせが吊り鉢や棚の上でよく映えます。原産は南アフリカからジンバブエにかけての乾いた地域で、葉と株元の塊根に水分をためるため、乾燥には強い一方で過湿を嫌います。つるの途中にできる小さな玉(ムカゴ)や、切ったつるを土に置くだけで増やせる手軽さも人気の理由です。夏から秋には、小さなランプのような形の淡い紫の花を咲かせることがあります。日本の家庭で気を付けたいのは、光不足によるつるの間延びと、梅雨や冬の水のやりすぎの2点です。明るい窓辺に置き、土がしっかり乾いてから水を与える、この2つを守れば、つるは1年で50cm以上伸びることもあります。寒さには比較的強く、冬は5°C以上を保てば室内で越せます。

セロペギア・ウッディーの姿

分類・基本データ

科
キョウチクトウ科(旧ガガイモ科)
属
セロペギア属 Ceropegia
種
セロペギア・ウッディー
別名
ハートカズラ、ラブチェーン、ストリング・オブ・ハーツ、セロペギア・ウッディ、セロペギア、ロザリオビーン
原産地
南アフリカ東部からジンバブエ、エスワティニにかけての乾いた岩場や林の縁に自生するとされる、キョウチクトウ科(旧ガガイモ科)セロペギア属のつる性の多年草です。

セロペギア・ウッディーの育て方の5つのポイント

水やり

春〜秋は土が乾ききってから(7〜10日に1回が目安)。冬は2〜3週間に1回、控えめに

日光

半日陰

温度の目安

5-30°C(冬は5°C以上、できれば10°C前後が安心)

湿度

30-60%

土

水はけの良い多肉植物用土、または観葉植物用土に軽石を混ぜたもの

セロペギア・ウッディーはどれくらい大きくなる?

大きさの目安

つるは鉢植えで50cm〜1mほど垂れ下がり、長く育てると2m以上になることもあります。葉は長さ1〜2cmのハート形で、株元に直径数cmの塊根ができます。流通は3〜4号の吊り鉢が中心です。

成長の速さ

やや速い(春から秋はつるが1か月に5〜10cm伸びることもある)

温度の目安(耐寒〜耐暑)

5-30°C(冬は5°C以上、できれば10°C前後が安心)

ケアのポイント

肥料

4〜6月と9〜10月に、薄めた液肥を月1〜2回

成長速度

やや速い(春から秋はつるが1か月に5〜10cm伸びることもある)

毒性

ASPCA(米国動物虐待防止協会)では犬と猫に無毒とされる。ただし大量にかじると胃腸を荒らすことがあるので、垂れたつるをペットが遊ばないよう高さに注意する

葉をハート形で密に保つ鍵は、光と乾かし気味の水やりです。明るい窓辺に吊るし、土が乾ききってから水を与え、冬は5°C以上で水を控えます。

育て方の詳細

苗・株の選び方

良い株は、葉と葉の間隔が詰まっていて、つるの元から先まで葉が付いていること、葉に厚みと張りがあり、銀色の模様がはっきりしていること、株元に塊根が見えて硬くしっかりしていることの3点で見分けます。斑入り品種は、葉の縁のピンクやクリーム色が鮮やかなものを選びます。

避けたいのは、つるが糸のように長く伸びて葉がまばらな株と、株元の土が常に湿っていて葉が黄ばんだ株です。間延びした株は暗い売り場に長く置かれていた可能性があり、黄ばんだ株は根や塊根が傷んでいることがあります。つるの奥に白い綿のような虫が付いていないかも確かめます。

置き場所・日当たり

レースカーテン越しの明るい窓辺が基本の置き場所です。セロペギア・ウッディーは見た目以上に光を好み、午前中の柔らかい日差しが2〜3時間当たる場所に置くと、葉が詰まって模様もはっきりします。光が足りないと、葉と葉の間が数cm以上あくほどつるが間延びし、葉が小さく緑一色になります。真夏の直射日光と西日は葉焼けの原因になるので、7〜8月はレース越しに移します。春と秋は屋外の半日陰に吊るしても育ちますが、雨ざらしは避けます。冬は最低気温が5°Cを下回る前に室内へ入れ、夜は冷える窓際から離します。

よくある失敗は、部屋の奥の棚に飾って、つるばかり長く伸びて葉がまばらになることです。伸びたつるは戻らないので、明るい場所へ移したうえで切り戻し、切ったつるを挿して株元を増やすと見栄えが戻ります。

水やりの詳細

水やりは「乾いてからたっぷり」が基本です。葉と株元の塊根に水をためているため、春から秋は土の中まで乾いたのを確かめてから、鉢底から流れるまで与えます。目安は7〜10日に1回で、葉を軽くつまんで少し柔らかく感じるのも水やりのサインです。梅雨と真夏の蒸し暑い時期は乾きが遅くなるので、間隔をあけて風通しを確保します。冬は成長がゆるやかになるため、2〜3週間に1回、暖かい日の午前中に控えめに与えます。

よくある失敗は、細いつるが乾いて見えるからと毎日水を与えて、株元を腐らせることです。葉が黄色く透けたようになり、つるの付け根が茶色く細くなったら過湿のサインです。水を止めて土を乾かし、元気なつるを切って挿し直すと株を残せます。

最適な土の作り方

市販の多肉植物用土がそのまま使えます。観葉植物用土を使う場合は、軽石小粒かパーライトを3割ほど混ぜて水はけを良くします。自分で配合するなら、赤玉土小粒4、軽石小粒3、腐葉土2、くん炭1が目安です。鉢は通気性の良い素焼き鉢やプラスチックの吊り鉢で、株の大きさに対して大きすぎない3〜4号を選びます。鉢底には鉢底石を1〜2cm敷きます。水もちの良すぎる土では、株元の塊根が腐りやすくなるため、迷ったら水はけを優先します。元肥は緩効性肥料をごく少量にとどめます。

剪定・切り戻し

セロペギア・ウッディーは、伸びすぎたつるや葉がまばらになったつるを切り戻して形を整えます。適期は生育が盛んな5〜6月と9月です。長さをそろえたいときは、好みの位置の葉の付け根のすぐ下で切ります。切ったつるの先からは新しいつるが1〜2本分かれて伸び、株全体のボリュームが増えます。つるが絡まって団子状になった部分や、葉が落ちて糸だけになったつるは、株元近くで切ってかまいません。切ったつるは挿し木やムカゴでの増殖にそのまま使えます。

よくある失敗は、冬に強く切り戻して、春まで新しいつるが出ずに株が寂しくなることです。冬は傷んだつるを取る程度にし、本格的な切り戻しは暖かくなってから行います。

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    時期と道具を用意する

    生育が盛んな5〜6月か9月に行います。清潔なハサミを用意し、冬の強い切り戻しは避けます。

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    切るつるを選ぶ

    葉がまばらに伸びたつる、絡まって団子状になったつる、葉が落ちて糸だけになったつるを選びます。

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    葉の付け根の下で切る

    好みの長さで、葉の付け根のすぐ下を切ります。糸だけになったつるは株元近くで切り取ります。

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    切ったつるを増殖に使う

    切ったつるは2〜3節ずつに分けて挿し穂にし、元の鉢の空いた場所に挿すと株元のボリュームが増えます。

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    明るい場所で管理する

    切り戻した後は明るい窓辺に置き、土が乾いたら水を与えます。2〜3週間で切り口の下から新しいつるが伸び始めます。

植え替え

植え替えは1〜2年に1回、5〜6月か9月に行います。鉢底から根が出ている、水が染み込みにくい、つるの伸びが止まったといった様子が合図です。前の水やりから数日あけて土を乾かした状態で鉢から抜き、古い土を軽く落として、黒く傷んだ根を切ります。株元にある丸い塊根は株の貯水タンクなので、傷つけないように扱い、元の深さに合わせて浅めに植えます。一回り大きな鉢に乾いた新しい土で植え付け、水は3〜4日あけてから与えます。

よくある失敗は、つるが絡まったまま鉢を回して作業し、細いつるをたくさん切ってしまうことです。作業前につるを数本ずつ束ねてゆるく巻き取り、新聞紙で包んでおくと傷めずに済みます。

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    時期と道具をそろえる

    5〜6月か9月に行います。一回り大きな鉢、多肉植物用土、鉢底石、清潔なハサミ、新聞紙を用意し、数日前から水を止めて土を乾かします。

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    つるをまとめて株を抜く

    つるを数本ずつ束ねてゆるく巻き取り、新聞紙で包みます。鉢の縁を軽く叩き、株元を持って根鉢ごと抜きます。

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    古い土と傷んだ根を取る

    古い土を軽く落とし、黒く柔らかい根を切ります。株元の丸い塊根は水をためる大切な部分なので、傷つけないように扱います。

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    浅めに植え付ける

    鉢底石を1〜2cm敷き、塊根が土の表面近くに来るよう元の深さに合わせて植えます。割り箸で軽く突いて土の隙間をなくします。

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    数日あけて水を与える

    植え付け後は明るい日陰で休ませ、3〜4日たってから鉢底から流れるまで水を与えます。肥料は2〜3週間後から再開します。

増やし方

家庭で簡単なのは、ムカゴと挿し木です。適期はどちらも5〜9月です。つるの途中にできる直径5mm〜1cmほどの丸い玉(ムカゴ)を、湿らせた土の上に置くだけで根と芽が出ます。つるを切り離さずにムカゴの下に小鉢を置いて土に軽く押し付けておく方法なら、さらに失敗が少なくなります。挿し木は、つるを2〜3節ずつ5〜10cmに切り、下の葉を取って湿らせた多肉植物用土に挿すか、水に挿します。20〜25°Cなら2〜4週間で根が出ます。

よくある失敗は、挿し穂を常に湿った土で管理して腐らせることです。土は表面が乾いたら霧吹きで湿らせる程度にし、明るい日陰に置きます。数本まとめて1鉢に植えると、早くボリュームのある株になります。

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    時期と道具を用意する

    適期は5〜9月です。清潔なハサミ、湿らせた多肉植物用土を入れた小鉢、霧吹きを用意します。

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    ムカゴを土に置く

    つるの節にできた丸いムカゴを、つるごと切るか付けたまま、湿らせた土の上に置いて軽く押し付けます。埋めすぎないようにします。

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    挿し穂を作る

    挿し木にする場合は、つるを2〜3節付けて5〜10cmに切ります。土に埋まる節の葉を取り、上の葉を数枚残します。

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    土に挿して明るい日陰に置く

    節が土に触れるように挿すか、つるを土の上に寝かせてピンで留めます。明るい日陰に置き、表面が乾いたら霧吹きで湿らせます。

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    根付いたら通常の管理へ

    20〜25°Cなら2〜4週間で根が出ます。軽く引いて抵抗があれば根付いた合図で、水やりを通常の乾いてからたっぷりに戻します。

病害虫対策

病害虫は比較的少ない植物ですが、つるの付け根や葉の重なりに付くカイガラムシ、根に付くネジラミ、乾燥した室内のハダニに注意します。カイガラムシは見つけ次第、綿棒や柔らかい歯ブラシでこすり落とします。細いつるが絡み合った部分は虫が隠れやすいので、ときどきつるをほぐして確認します。ハダニは葉の色がかすれたように白っぽくなるのが目印で、霧吹きで葉の裏まで湿らせると予防になります。病気では、過湿による根腐れと塊根の腐敗が最も多く、虫よりも水の管理が大切です。

よくある失敗は、つるの奥に付いたカイガラムシに気付かず、ベタベタした排泄物で葉が黒く汚れることです。月1回はつるを持ち上げて裏側を見て、多い場合は適用のある殺虫剤を使います。

年間カレンダー

1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
開花
肥料
手入れ
手入れの内容
  • 4月水やりを増やす・液肥を始める
  • 5月植え替え・切り戻し・挿し木
  • 6月ムカゴで増やす・梅雨の過湿に注意
  • 7月直射日光を避ける・肥料を止める
  • 9月切り戻し・液肥を再開
  • 10月水やりの間隔を広げる
  • 11月室内の明るい窓辺へ取り込む

季節ごとの管理

春の管理

最低気温が10°Cを超えたら、水は土が乾ききってから7〜10日に1回に増やし、4月から薄い液肥を月1〜2回与えます。5〜6月は植え替えと挿し木、ムカゴでの増殖の適期です。明るい窓辺でよく日に当て、つるを締まった姿に育てます。

夏の管理

梅雨は乾きが遅いので水やりの間隔をあけ、風通しを確保します。7〜8月は肥料を止め、直射日光と西日を避けてレース越しに置きます。高温で蒸れると株元が傷みやすいので、水は朝か夕方の涼しい時間に与えます。夏の終わりから花が咲き始めることがあります。

秋の管理

9〜10月は再び生育が盛んになり、液肥を月1〜2回再開します。花が咲きやすい時期で、つるの節に小さな花が付きます。最低気温が5°Cを下回る前に室内の明るい窓辺へ取り込みます。10月下旬からは水やりの間隔を広げます。

冬の管理

5°C以上、できれば10°C前後の明るい窓辺に置き、水は2〜3週間に1回、暖かい日の午前中に控えめに与えます。冬は肥料を与えません。夜に冷え込む窓際からは離し、暖房の風が直接当たらない場所に吊るします。葉が少し柔らかくなる程度は問題ありません。

よくあるトラブルと対策

葉が小さく、つるばかり伸びて葉がまばらになる

原因

光不足による徒長。部屋の奥や北向きの窓辺では、葉と葉の間が数cm以上あいて、葉も小さく緑一色になりやすい。

対策

午前中の柔らかい日差しが当たる窓辺へ移します。伸びたつるは戻らないので、5〜6月に切り戻し、切ったつるを株元に挿して密度を上げます。

「徒長・間延びする」の原因の見分け方と対処を詳しく

葉が黄色く透けたようになって落ちる

原因

水のやりすぎや梅雨・冬の過湿による根や塊根の傷み。土が湿ったままの期間が長いと起こりやすい。

対策

水を止めて土をしっかり乾かし、鉢から抜いて黒く柔らかい根を切ります。塊根まで傷んでいる場合は元気なつるを挿し直して株を更新します。

「葉が黄色くなる」の原因の見分け方と対処を詳しく

葉にしわが寄って薄くなる

原因

水切れ。葉にためた水分を使い切った状態。土が湿っているのにしわが寄る場合は、根が傷んで水を吸えていない。

対策

土が乾いていればたっぷり水を与えると数日で張りが戻ります。湿っているのにしわが寄るなら鉢から抜いて根を確認し、傷んだ根を切って植え直します。

葉の色があせて茶色く焼けた部分ができる

原因

真夏の直射日光や西日による葉焼け。室内から急に屋外の日なたへ出した場合にも起こる。

対策

7〜8月はレース越しの光に移します。焼けた葉は元に戻らないので、気になる場合は付け根で取ります。屋外へ出すときは半日陰から1〜2週間かけて慣らします。

「斑・模様・色が薄くなる」の原因の見分け方と対処を詳しく

つるの付け根に白い綿のようなものが付き、葉がベタつく

原因

カイガラムシの寄生。絡み合ったつるの奥や風通しの悪い場所で増えやすく、排泄物で葉がベタベタして黒く汚れることもある。

対策

綿棒や柔らかい歯ブラシでこすり落とし、ベタついた葉は湿らせた布で拭きます。数が多ければ適用のある殺虫剤を使い、ときどきつるをほぐして確認します。

「虫がついた」の原因の見分け方と対処を詳しく

ここにない症状は症状から調べるで、葉の色・しおれ・虫・病気などから逆引きできます。

セロペギア・ウッディーの花

セロペギア・ウッディーの花
セロペギア・ウッディーの花(イメージ)

セロペギア・ウッディーは、明るい場所で育った株なら、家庭でも夏の終わりから秋にかけて小さな花を咲かせます。花はつるの節から1〜数輪ずつ付き、長さ2cmほどの細い筒の根元がふくらみ、先端が5つに分かれて傘のように閉じた、ランプやパイプのような形をしています。色は淡いピンクがかった白に紫褐色が入り、先端は濃い紫で細い毛に覆われます。

独特の形は、小さな虫を一時的に花の中に閉じ込めて受粉させるためのつくりとされます。香りはほとんど感じられません。花がらは自然に落ちるので摘む必要はなく、まれに細長い角のようなさやができ、熟すと綿毛の付いた種が飛びます。

セロペギア・ウッディーの花言葉・風水

花言葉

ハートカズラ(セロペギア・ウッディー)の花言葉として、「協力」「助け合う」などが紹介されることがあります。小さなハート形の葉が1本のつるに寄り添うように連なる姿から、支え合う関係を思わせることが由来ともいわれます。ハートの葉にちなんで、結婚や新生活のお祝いに贈られることもある植物です。

風水・縁起

風水では、丸みのある葉やハート形の葉は人間関係をなごやかにし、下に垂れるつる植物は気持ちを落ち着かせる気を生むとされます。そのため、リビングや寝室、人が集まる場所の棚の上に吊るす飾り方がよく紹介されます。日当たりを好むので、暗い場所に飾る場合は日中だけ窓辺に移すと、風水の効果よりも先に株の元気を保てます。

セロペギア・ウッディーのよくある質問

Qセロペギア・ウッディー(ハートカズラ)の葉が小さく、つるばかり伸びるのはなぜですか?回答を見る
A

多くは光が足りないことによる徒長です。セロペギア・ウッディーは日陰に強いと思われがちですが、実際は明るい場所を好み、暗い場所では葉と葉の間が数cm以上あいて、葉も小さく緑一色になります。午前中の柔らかい日差しが当たる窓辺に移すと、次に伸びるつるから葉が詰まってきます。伸びたつるは元に戻らないので、5〜6月に切り戻し、切ったつるを挿して株元を増やすと見栄えが整います。

Qつるにできる丸い玉は何ですか?回答を見る
A

ムカゴと呼ばれる小さな塊根で、新しい株を作るための器官です。つるの節にできる直径5mm〜1cmほどの玉で、水分と養分をためています。5〜9月に湿らせた土の上に置くか、つるを付けたまま小鉢の土に軽く押し付けておくと、根と芽が出て新しい株になります。取らずにそのまま残しても株に害はありません。ムカゴがたくさんできるのは株が充実している証拠とされます。

Q葉が黄色くなって落ちてきました。原因は何ですか?回答を見る
A

最も多いのは水のやりすぎによる根や塊根の傷みです。土が湿ったままの状態が続くと根が呼吸できず、葉が黄色く透けたようになって落ちます。まず水を止めて土をしっかり乾かし、鉢から抜いて黒く柔らかい根を切ります。株元の塊根まで柔らかくなっている場合は、元気なつるを切って挿し直し、株を更新します。冬の寒さや、急に暗い場所へ移したことでも葉が落ちることがあります。

Qセロペギア・ウッディーは冬越しできますか?回答を見る
A

5°C以上の明るい室内なら冬越しできます。寒さには比較的強いほうですが、霜に当たるとつるが傷み、0°C近くでは株が枯れることがあります。冬は日当たりの良い窓辺に置き、夜は窓から離して冷え込みを避けます。水は2〜3週間に1回、暖かい日の午前中に控えめに与え、肥料は与えません。葉が少し柔らかくしわが寄る程度なら問題なく、春に水やりを増やせば張りが戻ります。

Q長く伸びたつるはどこで切ればいいですか?回答を見る
A

好みの長さの位置で、葉の付け根のすぐ下を切ります。切った先から新しいつるが分かれて伸びるので、株にボリュームが出ます。適期は5〜6月と9月で、冬に強く切ると春まで新しいつるが出にくくなります。葉が落ちて糸だけになったつるは株元近くで切ってかまいません。切ったつるは2〜3節ずつに分けて土に挿すか、ムカゴの付いた部分を土の上に置けば、そのまま増やせます。

セロペギア・ウッディーを育てながら、あわせて使いたい

この記事について

執筆: Hapot編集部

植物を迎えたばかりの人が枯らさずに育てられるように、植物図鑑と症状別の記事を編集しているチームです。農林水産省や農研機構など公的機関の栽培指針を確認したうえで、温度や頻度を数値で示し、迷いやすい判断は結論から書くことを大切にしています。誤りや古くなった情報はお問い合わせから受け付け、確認のうえ更新しています。

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