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多肉植物初心者向け

金のなる木の育て方

Crassula ovata公開日: 最終更新日:

金のなる木の育て方の要点

水やり
土が完全に乾いてから数日後(月2-3回)
置き場所
直射日光
冬越し
5°C 以上を保つ

Hapot編集部より

金のなる木(カネノナルキ)は、水を控えて日に当て、冬に霜に当てなければ何十年も育つ、植物を枯らした経験がある人の再スタートに最も向いた多肉植物です。コインのような肉厚の丸葉と縁起の良い名前で、昭和の窓辺から現在の多肉ブームまで長く愛されてきました。英名はジェイドプラント(翡翠の木)、別名は「花月」です。名前は五円玉を新芽に通して育てた商魂に由来しますが、本来の魅力は多肉質の葉と幹に水を蓄える頑丈さにあり、数週間の放置にも耐え、挿し芽は葉一枚からでも育ちます。何年も育てた古株は幹が太って盆栽のような風格になり、5年以上の成熟株は冬に星形の白やピンクの花を咲かせることもあります。南アフリカ原産で成長はゆっくり、植え替えは2〜3年に1回で済みます。日本での注意点は梅雨の過湿と冬の霜の2つだけで、5°Cを切る前に室内へ取り込めば、あとは忘れた頃の水やりで育ちます。

金のなる木の姿

分類・基本データ

科
ベンケイソウ科
属
クラッスラ属 Crassula
種
金のなる木
別名
カネノナルキ、花月、カゲツ、ジェイドプラント、成金草
原産地
南アフリカ原産。乾燥地帯で葉に水を蓄えて生きるクラッスラの代表です。

金のなる木の育て方の5つのポイント

水やり

土が完全に乾いてから数日後(月2-3回)

日光

直射日光

温度の目安

5-30°C(霜は厳禁)

湿度

30-50%

土

水はけの良い多肉植物用土

金のなる木はどれくらい大きくなる?

大きさの目安

室内で20cm〜1m。数十年の古株は幹の太い「多肉の盆栽」に育つ。

成長の速さ

ゆっくり(数十年ものの古株は風格の域に)

温度の目安(耐寒〜耐暑)

5-30°C(霜は厳禁)

ケアのポイント

肥料

春と秋に薄い液肥を月1回(なくても可)

成長速度

ゆっくり(数十年ものの古株は風格の域に)

毒性

犬・猫が食べると嘔吐等の恐れ。誤食に注意

「水を控え、日に当て、冬は霜に当てない」の3行が管理のすべてです。葉一枚から増える再生力は、多肉入門の教材そのものです。

育て方の詳細

苗・株の選び方

良い株の見分け方は3点です。葉が肉厚でハリと艶があること、幹がしっかりしていて節の間隔が詰まっていること、株元を軽く揺らしてもぐらつかず根が張っていることです。

避けたいのは、茎がひょろひょろと間延びして葉がまばらな徒長株と、幹の付け根が黒ずんで柔らかい株で、前者は日照不足で育った株で仕立て直しに時間がかかり、後者は根腐れが進んでいる可能性があります。斑入りや紅葉の美しい品種(黄金花月、姫黄金花月など)もコレクション性があります。犬や猫のいる家庭では、手の届かない場所に置ける鉢サイズを選んでください。

置き場所・日当たり

日当たりの良い場所でこそ本領を発揮します。春から秋は屋外の日なた、雨の当たらない軒下が最適で、締まった株に育ちます。室内の窓辺だけでは光量が足りず、葉の間隔が開いて徒長しがちです。真夏の直射日光は葉焼けすることがあるので、7〜8月は明るい半日陰に移します。冬は霜に一度当たっただけで葉が傷むため、最低気温が5°Cを切る前に室内の明るい窓辺へ取り込んでください。秋に10°C前後の寒さに少し当てながら乾かし気味にすると、葉の縁が赤く色づく紅葉も楽しめます。室内で冬越しした株を春にいきなり屋外の直射日光に出すと、葉が白っぽく焼けて落ちることがあります。焼けた葉は戻りませんが、1〜2週間かけて半日陰から徐々に慣らせば新しい葉は健全に出てきます。

水やりの詳細

多肉植物の基本である「土が完全に乾いてから数日後に、たっぷり」を守ります。頻度は春と秋で月2〜3回、夏は月1〜2回、冬は月1回以下から断水気味にします。葉にシワが寄ったら水のサインで、与えれば数日でぷっくり戻ります。枯らす原因のほとんどは水のやりすぎで、「忘れた頃に水やり」がちょうど良いリズムです。水は株元に注ぎ、受け皿にたまった水は必ず捨ててください。冬に室内で暖かく、かつ湿った土が続くと根腐れして幹の付け根がぶよぶよになります。そうなったら水を完全に止めて土を乾かし、腐った部分を切り取ります。幹の上部が健全なら、切り口を1週間乾かして挿し芽にすれば株を作り直せます。葉がポロポロ落ちて土が湿っていれば、まず2〜3週間断水して様子を見てください。

最適な土の作り方

水はけを最優先にします。市販の多肉植物用土をそのまま使うのが手軽で確実です。自作するなら赤玉土(小粒)4:軽石4:腐葉土2の配合が目安で、保水性の高い観葉植物用土や花用培養土をそのまま使うのは避けます。鉢底には鉢底石を2〜3cm敷き、鉢底ネットで流出を防ぎます。鉢は乾きやすい素焼き鉢が好相性です。古株は頭が重くなるため、安定感のある重めの陶器鉢や、鉢の下に重しを入れると倒伏を防げます。元肥は不要で、緩効性肥料をひとつまみ混ぜる程度にとどめてください。

剪定・切り戻し

4〜6月に、伸びすぎた枝や混み合った枝を節のすぐ上でカットして樹形を整えます。切り戻しに強く、切った所から2本に枝分かれしてこんもりします。徒長して間延びした枝は、葉の詰まった位置まで思い切って切り詰めて構いません。何年も育てて「木」の風格を出したい場合は、下葉を整理して幹を見せる盆栽仕立てにします。枯れた下葉や黄色くなった葉は付け根から手で外し、株元にたまった枯れ葉はカイガラムシの温床になるので取り除きます。切った枝はすべて挿し芽の材料になります。株元が腐って上部だけ健全な場合は「胴切り」で救出でき、健全な位置で幹を水平に切り、切り口を1〜2週間乾かしてから乾いた土に挿します。切り口を乾かさずに挿して腐らせるのがよくある失敗で、黒くなった部分をもう一度切り直して乾かせばやり直せます。

  1. 1

    時期と道具を準備する

    切り戻しは4〜6月、枯れ葉の整理は年中できます。清潔なハサミとナイフ、切り口用の殺菌剤を用意し、切り戻しの1週間前から水を控えて株を締めておきます。

  2. 2

    枯れ葉と黄変した葉を外す

    黄色くなった下葉や傷んだ葉を付け根から手で外し、株元にたまった枯れ葉も取り除きます。枯れ葉はカイガラムシの温床になるので残さず片付けます。

  3. 3

    伸びすぎた枝を節の上で切る

    間延びした枝や混み合った枝を、葉の付け根(節)のすぐ上で切ります。全体の高さを3分の1ほど減らすと、切った所から2本に枝分かれしてこんもりした姿になります。

  4. 4

    傷んだ株は胴切りで救出する

    株元が腐って上部だけ健全な場合は、健全な位置で幹を水平に切ります。切り口に殺菌剤を塗り、上部は1〜2週間乾かして挿し芽にします。切った枝も同様に挿し芽に回せます。

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    切り口を乾かして管理する

    作業後は明るい日陰に置き、切り口が乾くまで1週間ほど水を控えます。その後は通常の水やりに戻し、1〜2か月で節から新芽が出たら日なたに移して薄い液肥を再開します。

植え替え

2〜3年に1回、4〜5月か9〜10月に行います。鉢底から根が出る、水の染み込みが遅い、株の重みで倒れそう、が植え替えのサインです。植え替えの1週間前から水を止め、乾いた状態で作業します。鉢から抜いたら古い土を3分の1ほど落とし、黒く傷んだ根を切り、一回り大きな鉢に多肉植物用土で植え付けます。植え替え後も1週間は水を与えず、多肉式の「乾かしてから始める」を守ってください。大きすぎる鉢に植えると土が乾かず根腐れの原因になるので、直径で3cm程度大きい鉢にとどめます。植え替え直後にたっぷり水を与えて根を腐らせ、葉がしおれて落ちてしまうのがよくある失敗です。その場合は鉢から抜いて傷んだ根を切り、風通しの良い日陰で数日乾かしてから乾いた土に植え直せば回復します。

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    時期と道具をそろえる

    4〜5月か9〜10月に行います。直径で3cmほど大きい素焼き鉢か重めの陶器鉢、多肉植物用土、鉢底石、清潔なハサミを用意し、1週間前から水を止めて土を乾かしておきます。

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    株を支えて鉢から抜く

    幹の根元を持ち、鉢の縁を軽く叩いて株を抜きます。頭が重い古株は倒れないよう二人で支えるか、鉢を横に寝かせて引き出すと安全です。

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    古い土と傷んだ根を整理する

    根鉢の土を3分の1ほど落とし、黒く柔らかい根や枯れた根をハサミで切ります。白く張りのある根は残し、根が少なくても多肉なので問題ありません。

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    新しい鉢に乾いた土で植える

    鉢底石を2〜3cm敷いて乾いた土を入れ、幹がまっすぐ立つように高さを合わせて周りに土を詰めます。割り箸で突いて隙間をなくし、ぐらつく場合は支柱を添えます。

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    水を与えずに養生する

    植え替え後1週間は水を与えず、明るい日陰で根の傷を乾かします。その後たっぷり水を与え、2週間ほどで日なたに戻します。肥料は1か月後から薄い液肥で再開します。

増やし方

多肉植物の繁殖の教科書のような存在で、挿し芽と葉挿しの両方ができます。挿し芽は4〜6月か9〜10月に、枝を5〜10cmで切り、下葉を2〜3枚取って切り口を3〜7日乾かしてから乾いた土に挿します。水は1週間後から控えめに始め、2〜3週間で発根します。葉挿しは、外れた葉を土の上に置いておくだけで付け根から子株と根が出ます。成功率は挿し芽より低く、時間も1〜2か月かかりますが、落ちた葉から次の世代が始まる面白さがあります。切り口を乾かさずに挿して茎が黒く腐るのがよくある失敗で、その場合は健全な部分まで切り直し、もう一度乾かしてから挿し直せば大丈夫です。発根までは明るい日陰に置き、直射日光と過湿を避けてください。

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    時期と道具を準備する

    適期は4〜6月と9〜10月です。清潔なハサミ、多肉植物用土を入れた小鉢を用意します。剪定で出た枝や、自然に落ちた葉を使うと無駄がありません。

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    枝を切って下葉を外す

    元気な枝を5〜10cmで切り、下側の葉を2〜3枚外して茎を露出させます。葉挿しにする場合は、健康な葉を付け根から左右にひねるようにしてそっと外します。

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    切り口を3〜7日乾かす

    切った枝と葉を風通しの良い日陰に置き、切り口が乾いて薄い膜が張るまで3〜7日待ちます。乾かさずに挿すと切り口から腐りやすいので、この工程は省かないでください。

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    乾いた土に挿す、または置く

    乾いた土に枝の3分の1を挿して固定します。葉挿しは葉を土の上に置くか、付け根を少し土に触れさせるだけで構いません。水は与えず、明るい日陰に置きます。

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    発根後に水やりを始める

    挿し芽は1週間後から控えめに水を与え、2〜3週間で発根します。葉挿しは1〜2か月で付け根から子株が出ます。新芽が動いたら通常の水やりに移行し、1か月後から薄い液肥を始めます。

病害虫対策

病害虫は非常に少なく、稀に枝の付け根に白い綿状のカイガラムシを見つけたら歯ブラシで除去する程度です。冬の暖房で乾燥した室内ではハダニが出ることがあるので、月1回は葉裏を確認し、見つけたら霧吹きで洗い流します。実質的な敵は「過湿による根腐れ」と「冬の霜」の2つで、この環境要因さえ避ければ何十年も付き合えます。梅雨に雨ざらしにすると、葉に黒い斑点が出る斑点病や株元の腐敗が起きるので、6〜7月は軒下に移してください。葉がポロポロ落ちる場合は水のやりすぎか日照不足のサインです。カイガラムシを放置して枝が弱り、葉が落ちてしまった場合は、虫を落として殺虫剤を散布し、傷んだ枝を切り戻せば、春から秋なら1〜2か月で新芽が出て回復します。

年間カレンダー

1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
開花
肥料
手入れ
手入れの内容
  • 4月屋外デビュー・植え替え・挿し芽
  • 5月剪定で樹形づくり・葉挿しの実験
  • 9月水を絞って花芽の仕込み開始
  • 10月日光と涼しさに当てる・紅葉の始まり
  • 11月霜の前に室内へ・断水気味の冬体制

季節ごとの管理

春の管理

成長期です。4月から屋外の日なたへ1〜2週間かけて慣らし、水は月2〜3回、薄めた液肥を月1回与えます。植え替え、挿し芽、剪定の適期でまとめて済ませます。急な直射日光による葉焼けと、植え替え直後の水やりによる根腐れに注意してください。

夏の管理

明るい半日陰で夏越しします。水は月1〜2回とさらに控えめにし、肥料は与えません。梅雨は雨の当たらない軒下に移し、真夏の直射日光は葉焼けを起こすので避けます。高温多湿で株元が腐りやすい時期なので、風通しを確保して枯れ葉をこまめに取ります。

秋の管理

第二の成長期です。9〜10月は月2〜3回の水やりと月1回の液肥に戻し、挿し芽と植え替えも可能です。日当たりの良い場所に置き、10月以降は水を月1回に絞って夜の冷え込みに当てると紅葉と花芽の準備になります。霜の予報が出る前に室内へ移す準備を始めます。

冬の管理

霜は厳禁で、5°C以上の室内の明るい窓辺に置きます。水は月1回以下と断水気味にし、肥料は与えません。暖房の風が直接当たると葉が落ちるので、風の当たらない位置にします。成熟株は12〜2月に開花することがあります。暖かい室内で水を与えすぎて根腐れするのが冬の失敗の定番です。

11月の作業をくわしく知りたいときは冬の防寒対策や秋の植え替えの記事も参考になります。

よくあるトラブルと対策

幹や枝がぶよぶよと柔らかくなった

原因

過湿による根腐れ・幹腐れ。冬の暖かい室内での水やりすぎが典型。

対策

水を完全に止めて土を乾かし、腐った部分は健全な組織まで切除します。進行している場合は無事な枝や葉を挿し芽にして株を再建します。葉一枚からでもやり直せるのがこの木の保険です。

ひょろひょろと間延びして木らしくならない

原因

日照不足による徒長。室内の暗さで起こる定番の症状。

対策

春から秋は屋外の日なた(雨の当たらない場所)へ移します。間延びした部分は4〜6月に節の上で切り戻して挿し芽にし、新しく出る芽から締まった樹形を作り直します。

葉がポロポロ落ちる

原因

水のやりすぎが最多。次いで日照不足、暖房の風の直撃、置き場所の急な変化。

対策

土が湿ったままなら2〜3週間断水し、明るい窓辺へ移して暖房の風を避けます。移動直後の落葉は環境順応なので場所を固定して見守ります。幹が柔らかければ根腐れなので、無事な枝を挿し芽にして作り直します。

枝の付け根に白い綿のようなものが付いている

原因

カイガラムシ。株元の枯れ葉や葉の重なりに潜み、冬の乾燥した室内で増えやすい。

対策

歯ブラシや綿棒で擦り落とし、枯れ葉を取り除いて風通しを良くします。数が多い場合は殺虫剤を散布します。放置すると枝が弱って葉が落ちるので、月1回は葉の付け根を点検してください。

葉が白っぽく焼けて、その部分が茶色く枯れた

原因

葉焼け。室内で冬越しした株を春にいきなり直射日光に当てたとき、または真夏の強い日差しで起こる。

対策

焼けた葉は元に戻らないので、いったん半日陰に移し、1〜2週間かけて日光に慣らします。真夏は明るい半日陰で管理します。傷んだ葉は新しい葉が数枚出てから付け根で外してください。

ここにない症状は症状から調べるで、葉の色・しおれ・虫・病気などから逆引きできます。

金のなる木の花言葉・風水

花言葉

金のなる木の花言葉は「一攫千金」「富」「不老長寿」です。昭和初期に日本の生産者が新芽に五円玉を通して育て、お金が実る木として売り出したことから、富にまつわる言葉が付きました。何十年も枯れずに育つ丈夫さが、不老長寿の由来とされています。

風水・縁起

丸い肉厚の葉をコインに見立て、風水では金運を招く「マネープラント」の代表格とされています。中国では商売繁盛の縁起物として店先に置く習慣があり、それが由来です。家の南東(財運の方位とされる)や玄関に置くと財運を招くといわれ、贈り物としても人気があります。

金のなる木のよくある質問

Q金のなる木を何年育てても花が咲きません。回答を見る
A

開花には「株の成熟」と「秋の乾燥と寒さ」の両方が必要です。若い株は咲かず、目安は5年以上で幹が木質化してからです。秋の管理が鍵で、9月から水やりを月1回程度に絞り、屋外で10〜15°Cの涼しさに当てながら日光をたっぷり与えます。この乾燥ストレスと低温、日照の組み合わせが花芽のスイッチです。室内で年中暖かく水をたっぷり与えている株は、快適すぎて咲く理由がないので、秋だけ少し厳しくしてください。

Q金のなる木の葉がポロポロ落ちてしまいます。回答を見る
A

水のやりすぎが最も多く、次いで日照不足と環境の急変が典型です。土が湿ったままなら水やりを止めて完全に乾くまで待ち、根腐れの初期なら復活します。置き場所が暗ければ明るい窓辺か屋外へ移し、移動直後の落葉は環境順応なので場所を固定して見守ります。幹がぶよぶよなら根腐れが進行しているので、無事な枝や葉を挿し芽や葉挿しにして株を作り直すのが確実です。金のなる木は一枚の葉からでもやり直せます。

Q金のなる木の葉の縁が赤くなるのは病気ですか?回答を見る
A

病気ではなく、日光と寒さ、乾燥による紅葉です。秋から冬にかけて屋外で強い日差しと10°C前後の冷え込みに当たると、葉の縁が赤く色づき、健康な株ほど鮮やかになります。むしろ日当たりと乾燥管理がうまくいっている証拠です。ただし、葉全体が赤黒く変色してしおれる場合は霜や凍結による傷みなので、すぐに室内へ取り込んでください。緑に戻したい場合は、春に半日陰へ移すと数週間で元の色に戻ります。

Q金のなる木が大きくなりすぎて倒れそうです。回答を見る
A

4〜6月に切り戻して樹形を整え、重い頭を軽くするのが解決策です。伸びすぎた枝を節のすぐ上で切り、全体の高さを3分の1ほど減らすと、切った所から枝分かれして安定した姿になります。切った枝は挿し芽にできます。同時に、安定感のある重めの陶器鉢に植え替えると倒伏を防げます。鉢の直径は幹の張り出しの半分程度が目安で、大きすぎる鉢は根腐れの原因になるので一回りずつ大きくしてください。

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この記事について

執筆: Hapot編集部

植物を迎えたばかりの人が枯らさずに育てられるように、植物図鑑と症状別の記事を編集しているチームです。農林水産省や農研機構など公的機関の栽培指針を確認したうえで、温度や頻度を数値で示し、迷いやすい判断は結論から書くことを大切にしています。誤りや古くなった情報はお問い合わせから受け付け、確認のうえ更新しています。

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