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ストレリチア・レギネの育て方

Strelitzia reginae最終更新日:

Hapot編集部より

ストレリチア・レギネは、ストレリチアの仲間のうち家庭の鉢植えで花まで楽しめる中型種です。大型で葉を見せるオーガスタと比べると高さは1m前後にとどまり、葉は細長く厚手で、寒さにも少し強い性質があります。切り花で知られる極楽鳥花はこの種で、葉の付け根から伸びた花茎の先に、オレンジと青の花を横向きに咲かせます。花を見るには株の成熟と日光が欠かせず、株分けしたばかりの株や小さな苗では、咲くまで2〜3年以上待つことも珍しくありません。春から秋は屋外の日なたでしっかり日を浴びせ、冬は室内の窓辺で5°C以上を保つのが一年の流れです。太い根が水をため込むため水やりは控えめで構わず、葉が少ない冬はさらに間隔を空けます。咲かせるコツは、日光・やや窮屈な鉢・控えめな窒素肥料の3つです。花のない時期も、まっすぐ立つ葉が端正で、ベランダや窓辺に置きやすい大きさです。数年かけて花を待つ楽しみを味わいたい人に向いています。

ストレリチア・レギネの姿

分類・基本データ

科
ゴクラクチョウカ科
属
ストレリチア属 Strelitzia
種
ストレリチア・レギネ
別名
極楽鳥花、ゴクラクチョウカ、バードオブパラダイス、ストレリチア・レギナエ、レギネ
原産地
南アフリカ東部原産。海岸近くの低木林や川沿いの日当たりの良い場所に自生します。

ストレリチア・レギネの育て方の5つのポイント

水やり

土の中まで乾いたら(春秋は週1回、冬は2〜3週に1回)

日光

直射日光

温度の目安

5-30°C

湿度

40-60%

土

水はけの良い観葉植物用土(赤玉土主体)

ストレリチア・レギネはどれくらい大きくなる?

大きさの目安

鉢植えで高さ60cm〜1.2m、株張り50cm〜1m。6〜8号鉢で流通することが多い。

成長の速さ

ゆっくり

温度の目安(耐寒〜耐暑)

5-30°C

ケアのポイント

肥料

5〜9月に月1回緩効性肥料(リン酸多めのもの)

成長速度

ゆっくり

毒性

ペットが食べると中毒の恐れ(嘔吐など)

花を咲かせるなら、春〜秋の屋外の日なたが一番の近道。鉢は大きくしすぎず、肥料はリン酸多めを選びます。

育て方の詳細

苗・株の選び方

花を見たいなら、良い株は3点で選びます。株元から芽が3本以上立ち上がり、葉が10枚以上あること、葉柄が太く短く、鉢を揺らしても株がぐらつかないこと、葉の色が濃く厚みがあることです。花茎の跡がある株や、つぼみ付きで売られている株は、すでに開花できる大きさに育っています。

避けたいのは、1本の芽だけの小さな苗で、花までに数年かかります。また葉柄が長く伸びて垂れている株は日照不足で育っており、株が充実するまで花は期待できません。

置き場所・日当たり

基本はストレリチアと同じで、明るい場所ほど締まった株になります。レギネで違うのは、花芽をつけるために直射日光を1日4〜6時間以上当てたい点です。室内の窓辺だけでは光が足りないことが多く、5〜10月はベランダや庭の日なたに出すと、葉柄が短く太くなり花茎も上がりやすくなります。いきなり真夏の西日に当てると葉が白く焼けるので、4〜5月の気温が15°Cを超えたころから外に出して慣らします。冬は耐寒性が比較的高く、霜に当てなければ3°C前後まで耐えるとされますが、つぼみを傷めないよう室内の日の入る窓辺へ移します。

よくある失敗は、一年中レースカーテン越しに置いて葉ばかり増え、何年も花を見られないことです。翌春から屋外の日なたに移すと、その年か翌年に花茎が出る例が多くあります。

水やりの詳細

基本はストレリチアと同じく、乾かし気味が原則です。レギネは鉢を小さめに保つため土の量が少なく、真夏の屋外では乾きが早くなります。7〜8月の日なたでは、鉢土の中まで乾いていれば2〜3日に1回与えてもかまいません。反対に室内へ取り込む10月下旬からは水の吸い上げが急に鈍るので、10日に1回、12〜2月は2〜3週に1回まで減らします。花茎が伸びている時期に極端な水切れが続くと、つぼみが開かずにしおれることがあるため、開花中は乾ききる前に与えます。

よくある失敗は、取り込み後も夏と同じ頻度で水をやり、株元から黄ばむことです。気づいたら水を止め、鉢が軽くなるまで待ちます。根が黒く腐っていれば春を待たずに傷んだ部分を切り、新しい土に植え直します。

最適な土の作り方

赤玉土(中粒)5、軽石3、腐葉土2の、水はけ重視の配合が向いています。市販の観葉植物用土なら、小粒の軽石を3割ほど足すと乾きが早くなります。レギネは根が鉢いっぱいに回ったほうが花をつけやすいため、鉢は株の大きさに対してやや小さめの、深さのある素焼き鉢やプラ鉢を選びます。鉢底石は2〜3cm敷き、鉢底穴のない鉢は過湿になるので使いません。元肥は窒素の多いものを避け、リン酸の多い緩効性肥料を少量にとどめてください。

剪定・切り戻し

レギネの剪定は、枯れた葉と咲き終わった花茎の整理が中心です。花茎は最後の花がしおれたら、苞の下ではなく花茎の付け根近くで切り取ります。残すと種を作るために株が体力を使い、次の花芽がつきにくくなるといわれます。葉は1本の芽から年に数枚ずつしか出ないため、緑の葉を減らすと開花が遠のきます。切るのは外側の黄色くなった葉や、折れて垂れた葉だけにして、1株に10枚以上の葉を保つのが目安です。

よくある失敗は、株を小さく見せようと元気な葉を何枚も切り、翌年の花が止まることです。その場合は残った葉を大切にし、日なたで1〜2年かけて葉数を戻せば、再び花茎が上がります。

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    時期と道具を用意する

    花茎の切り取りは花が終わった直後、葉の整理は5〜9月が適期です。よく切れる剪定ばさみと手袋を用意します。

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    咲き終わった花茎を確認する

    苞の中の花がすべてしおれたかを確認します。まだ次の花が控えている場合は、しおれた花だけを指でつまんで抜きます。

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    花茎を付け根近くで切る

    花茎を株元までたどり、葉柄の間に手を入れて付け根近くで切ります。周りの葉柄を傷つけないよう、刃先を外側へ向けます。

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    黄色い葉だけを間引く

    外側の黄変した葉や折れた葉を付け根から切ります。緑の葉は花を咲かせる力になるので、1株に10枚以上を残します。

植え替え

レギネの植え替えは、花を優先して3年に1回程度、根が鉢から持ち上がるほど詰まってから行うのが目安です。時期は5〜6月、開花が一段落したあとが適します。根詰まり気味のほうが花芽がつきやすい一方、水が染み込まずに鉢の縁から流れるようになったら限界のサインです。鉢は直径で1〜2cm大きいものにとどめ、大きくしすぎないことが大切です。株が鉢に対して大きくなりすぎた場合は、株分けして元のサイズの鉢に戻します。

よくある失敗は、大鉢に植え替えて根が土の中に伸び続け、2〜3年花が止まることです。鉢を戻せない場合も、日なたに置き肥料を控えれば、根が回ったころに花が戻ります。

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    時期と道具を準備する

    開花が一段落した5〜6月に、3年に1回を目安に行います。直径1〜2cm大きい深めの鉢、赤玉土主体の土、鉢底石、手袋、ナイフを用意します。

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    数日前から水を控える

    作業の3〜4日前から水を止め、土を乾かしておきます。乾いた土は根から落ちやすく、太い根の折れを減らせます。

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    株を抜いて根を整理する

    鉢の側面を叩いて株を抜き、外側の古い土を3分の1ほど落とします。黒くつぶれる根は付け根から切り、白く硬い根は残します。

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    小さめの鉢に植え付ける

    鉢底石を敷き、株元が鉢の縁から2〜3cm下になるよう据えて土を入れます。花を優先するため、鉢は大きくしすぎないようにします。

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    日陰で養生してから日なたへ

    水をたっぷり与え、10日ほど明るい日陰に置きます。新しい葉が動いたら日なたへ戻し、肥料は1か月後から再開します。

増やし方

株分けと種まきで増やせます。株分けは5〜6月、株元から出ている芽が5〜6本以上に増えた株で行い、1つの株に3芽以上と太い根をつけて分けると、翌年以降の開花が早まります。1芽だけで分けると花が咲く大きさまで数年かかります。種まきは、取りまきした種を一晩水につけ、25°C前後の暖かい場所で育てますが、発芽まで1〜3か月、花が咲くまで4〜5年以上かかるとされ、気長な楽しみになります。

よくある失敗は、分けたばかりの株に肥料を与え、太い根の切り口から傷むことです。黒く変色した根は切り詰めて植え直し、1か月は肥料を与えず、明るい日陰で新葉を待ちます。

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    時期と株の状態を確かめる

    5〜6月に、株元の芽が5〜6本以上に増えた株で行います。清潔なナイフ、鉢、水はけの良い土、癒合剤、手袋を用意します。

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    根鉢をほぐして分け目を探す

    鉢から抜いて土を落とし、芽と芽の間を手で広げます。根がどの芽につながっているかを見て、切る位置を決めます。

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    3芽以上ずつに切り分ける

    1株に芽を3本以上と太い根を残すように、ナイフで株元を切り分けます。芽を少なくすると開花まで数年かかります。

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    切り口を乾かして植える

    切り口に癒合剤を塗るか半日陰で乾かし、それぞれ鉢に植えます。傷んだ葉は付け根から外して、蒸散を減らします。

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    1か月は肥料なしで養生する

    明るい日陰で土が乾いてから水を与え、1か月は肥料を控えます。新しい葉が伸び始めたら、日なたに戻します。

病害虫対策

レギネで目立つのは、葉裏や花茎の付け根に付くカイガラムシです。白や茶色の小さな殻が見えたら歯ブラシで落とし、数が多ければ5〜6月の幼虫が出る時期に殺虫剤を散布します。屋外に出す株は、新芽や花茎にアブラムシが付くこともあるので、つぼみの時期は週1回見回ります。夏の乾燥した軒下ではハダニが葉を白くかすれさせるので、ときどき葉裏に水をかけます。屋外では土の中のナメクジやヨトウムシが花茎をかじることがあり、鉢を台に載せると被害を減らせます。

よくある失敗は、花茎にアブラムシが群がったままにして、つぼみが変形することです。見つけたら水で洗い流し、多ければ花茎に使える園芸用殺虫剤で対処します。

年間カレンダー

1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
開花
肥料
手入れ
手入れの内容
  • 4月屋外へ出して日光に慣らす
  • 5月植え替え・株分け・肥料開始
  • 6月花茎の確認・カイガラムシ対策
  • 9月肥料を止める・日なたで花芽を育てる
  • 11月室内の窓辺へ取り込む

季節ごとの管理

春の管理

4月下旬から屋外に出し、明るい日陰で1週間慣らしてから日なたへ移します。水は乾いたら週1回、肥料は5月から月1回、リン酸多めのものを与えます。植え替えと株分けもこの時期です。花茎が上がり始めたら、鉢の向きを変えずに置いて、つぼみの曲がりを防ぎます。

夏の管理

日なたで直射日光をたっぷり当て、花芽を育てる時期です。鉢土が乾いたら早めに水を与え、真夏は2〜3日に1回になることもあり、肥料は月1回です。日差しで鉢が熱くなる場合は二重鉢にするか、鉢だけ日陰に入れて根の傷みを防ぎます。台風前は室内へ退避させます。

秋の管理

9月で肥料を止め、水は週1回に戻します。秋の日差しは花芽の充実に役立つので、最低気温が10°Cを下回るまでは屋外の日なたで管理します。11月上旬までには室内の日当たりの良い窓辺へ取り込みます。取り込む前に葉裏のカイガラムシを落とします。

冬の管理

室内の日が入る窓辺で、5°C以上を保ちます。水は土が乾いてから数日待ち、2〜3週に1回で十分で、肥料は与えません。暖房の効いた部屋では冬に花茎が上がることもあるので、つぼみがあれば水切れさせないようにします。夜は窓辺の冷気を避けて葉傷みを防ぎます。

よくあるトラブルと対策

何年たっても花が咲かない

原因

日照不足、株の未成熟、鉢が大きすぎる、窒素肥料の与えすぎのいずれか。室内の窓辺だけで育てた株に多い。

対策

5〜10月は屋外の直射日光が4〜6時間当たる場所に置き、鉢は根が回る程度の大きさに保ちます。肥料はリン酸の多いものに替え、芽が3本以上そろうまで株を育てます。

「花が咲かない」の原因の見分け方と対処を詳しく

つぼみが開かずに茶色くしおれる

原因

花茎が伸びている時期の水切れ、急な移動による環境変化、または冬の低温や暖房の乾いた風。

対策

しおれた苞は付け根から切り、次の花茎に備えます。つぼみの時期は土が乾ききる前に水を与え、鉢の位置を変えず、冷気や暖房の風が当たらない場所に置きます。

「しおれる・元気がない」の原因の見分け方と対処を詳しく

葉ばかり増えて株が横に広がる

原因

鉢が大きすぎて根が伸び続けている、または窒素の多い肥料で葉の成長に偏っている。

対策

次の植え替えで株分けし、元の大きさの鉢に戻します。肥料はリン酸多めのものを月1回にとどめ、春から秋は屋外の日なたに出して株を締めます。

花茎や葉の付け根に白い粒が付いてベタつく

原因

カイガラムシの寄生。葉柄の重なった隙間や花茎の付け根は風が通りにくく、見落とされやすい。

対策

歯ブラシや綿棒でこすり落とし、ベタつきは濡れた布で拭き取ります。数が多い場合は、5〜6月の幼虫が出る時期に殺虫剤を散布します。

「虫がついた」の原因の見分け方と対処を詳しく

屋外に出したら葉が白っぽく焼けた

原因

室内で育った葉が、慣らさずに強い直射日光を受けた葉焼け。

対策

焼けた部分は戻らないので、見た目が気になる葉だけ付け根から切ります。株は1週間ほど明るい日陰に戻して慣らし、その後に日なたへ移します。

ここにない症状は症状から調べるで、葉の色・しおれ・虫・病気などから逆引きできます。

ストレリチア・レギネの花

ストレリチア・レギネの花
ストレリチア・レギネの花(イメージ)

レギネは、芽が3本以上そろった株を春から秋に日なたで育てれば、家庭でも毎年のように咲かせられる種です。花茎は葉柄の間から硬い棒のように伸び出し、1〜2か月かけて葉と同じくらいの高さまで立ち上がってから、先端を横に倒して開きます。鉢植えでは暖かい5〜10月に咲くことが多く、暖房の効いた部屋では冬から春に咲く例もあります。1本の花茎は2〜3週間ほど見ごろが続き、香りは控えめで、色と形を楽しむ花です。

花茎が伸びている間は鉢の向きを変えず、水を切らさないことが、つぼみをきれいに開かせるコツです。咲き終えたら種をつけさせずに花茎ごと切り、株の消耗を防ぎます。

ストレリチア・レギネの花言葉・風水

花言葉

レギネの花言葉は「輝かしい未来」「寛容」などとされます。オレンジと青の花が鳥のように空へ向かって開く姿から、新しい門出にふさわしい花と考えられたといわれます。長持ちする切り花でもあるため、開業や昇進のお祝いに選ばれることが多い花です。

風水・縁起

風水では、鳥が飛び立つ形の花が「飛躍」「チャンス」を呼ぶ象徴とされます。オレンジの花色は人との縁や活力に結びつくと考えられているため、花を咲かせたレギネは、人が集まるリビングや仕事部屋の日当たりの良い窓辺に置くのが良いといわれます。

ストレリチア・レギネのよくある質問

Qレギネの花が咲きません。何年たてば咲きますか?回答を見る
A

株元の芽が3〜5本以上に増え、十分に日を浴びていれば、多くの株は咲く力をもちます。種から育てた株は4〜5年以上、小さな株分け苗も2〜3年かかるのが普通です。成熟した株で咲かない場合、原因の多くは日照不足で、室内の窓辺だけで育てていると花芽がつきにくくなります。春から秋は屋外の日なたに出し、鉢は大きくしすぎず、窒素の多い肥料を控えると、翌年以降に花茎が出る例が多くあります。

Qレギネの花芽はどこから、いつごろ出てきますか?回答を見る
A

花茎は葉の付け根の内側から、葉柄に沿うように伸びてきます。初めは葉柄の間に硬い緑の棒のようなものが見え、1〜2か月かけて伸びながら先端の苞が横に倒れ、やがて中から花が立ち上がります。家庭の鉢植えでは暖かい5〜10月に出ることが多く、暖房の効いた室内では冬〜春に出ることもあるといわれます。花茎が伸びている間は鉢を動かさず、水切れさせないようにすると、つぼみが順調に開きます。

Q咲き終わった花はどうすればいいですか?種は採れますか?回答を見る
A

最後の花がしおれたら、花茎の付け根近くで切り取るのがおすすめです。1つの苞から数輪が順に咲くので、全部咲き終わるまで待ってから切ります。種を採りたい場合は、筆で花粉を雌しべにつける人工授粉が必要で、成功しても熟すまで数か月かかり、株の体力を消耗します。翌年の花を優先するなら切り取り、種まきを楽しみたい場合だけ残すと考えてください。

Qレギネは冬も屋外に置いたままで大丈夫ですか?回答を見る
A

霜が当たる場所では、室内に取り込むほうが安全です。レギネはストレリチアの中では寒さに強く、霜を避ければ3°C前後まで耐えるとされ、暖地の軒下で冬を越す例もあります。ただし冷たい雨や霜に当たると葉が茶色く傷み、冬〜春に上がる花茎も傷みます。中間地では、最低気温が10°Cを切る11月ごろに日当たりの良い窓辺へ移し、4月下旬に再び外へ出す流れが安心です。

Q大きくなりすぎたので小さくできますか?回答を見る
A

株分けをすれば、株を小さくまとめ直せます。5〜6月に鉢から抜き、芽を3本以上ずつのまとまりに分けて、それぞれ元の大きさの鉢に植えます。葉を途中で切って高さを抑えることはできないので、背の高い葉は付け根から間引きます。分けた株も3芽以上あれば、1〜2年で再び花を見られることが多く、余った株は鉢花として人に譲ることもできます。

ストレリチアの品種一覧

ストレリチア としてまとめている他の品種です。

ストレリチアの種類と選び方を比較する

品種大きさの目安難易度水やり
ストレリチア・レギネ(本記事)鉢植えで高さ60cm〜1.2m、株張り50cm〜1m。6〜8号鉢で流通することが多い。中級者向け土の中まで乾いたら(春秋は週1回、冬は2〜3週に1回)
オーガスタ鉢植えで高さ1〜2.5m、株張り1m前後。7〜10号鉢で流通することが多く、年に数枚ずつ大きな葉を出して背が伸びる。初心者向け土の中まで乾いたら(春秋は週1回、冬は2週に1回)
ストレリチアレギネは室内で50cm〜1.5m、オーガスタ(ニコライ)は1〜3m。5〜10号鉢で流通。初心者向け土がしっかり乾いたら(週1回程度)
ストレリチア・ノンリーフ鉢植えで高さ50cm〜1.2m、株張り30〜60cm。5〜8号鉢で流通することが多く、年に伸びる葉柄は数本程度。中級者向け土の中まで乾いてから数日後(春秋は10日に1回、冬は3週に1回)

ストレリチア・レギネを育てながら、あわせて使いたい

この記事について

執筆: Hapot編集部

植物を迎えたばかりの人が枯らさずに育てられるように、植物図鑑と症状別の記事を編集しているチームです。農林水産省や農研機構など公的機関の栽培指針を確認したうえで、温度や頻度を数値で示し、迷いやすい判断は結論から書くことを大切にしています。誤りや古くなった情報はお問い合わせから受け付け、確認のうえ更新しています。

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