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ラバテラの育て方

Lavatera trimestris(一年草)、Lavatera × clementii など(低木)最終更新日:

Hapot編集部より

ラバテラは、初夏から夏にかけて、光沢のあるピンクや白の花を次々と咲かせる、育てやすいアオイ科の草花です。和名はハナアオイで、ハイビスカスやゼニアオイと同じ仲間らしい、直径5〜10cmの漏斗形の花には、花びらに沿って濃い色の筋が入ります。園芸店で出回るラバテラには、大きく分けて2つのタイプがあります。1つは地中海沿岸原産の一年草ラバテラ・トリメストリスで、種から育てて草丈60cm〜1mほどになり、6〜8月に花を咲かせて秋に枯れます。もう1つは低木タイプで、ラバテラ・クレメンティの品種「バーンズリー」などが知られ、高さ1〜2mの株になって毎年6〜10月ごろまで長く咲きます。どちらも日当たりと水はけの良い場所を好み、高温多湿と過湿が苦手です。根がまっすぐ下に伸びる直根性で移植を嫌うため、一年草タイプは育てたい場所に直接種をまくのが確実です。肥料を控えめにすると、茎が締まって花付きが良くなります。

ラバテラの姿

分類・基本データ

科
アオイ科
属
ハナアオイ属 Lavatera
種
ラバテラ
別名
ハナアオイ、花葵、ラバテラ・トリメストリス、ツリーマロウ、ラバテラ・バーンズリー
原産地
一年草のラバテラ・トリメストリスは地中海沿岸の原産で、明るい草地などに育ちます。低木タイプは南ヨーロッパ原産の種をもとにした交配種で、イギリスなどの庭で広く植えられてきました。

ラバテラの育て方の5つのポイント

水やり

鉢植えは土の表面が乾いたらたっぷり。地植えは根付いた後は雨まかせ(乾燥が続くときのみ与える)

日光

直射日光

温度の目安

5-30°C(一年草タイプは秋まきなら霜よけで越冬。低木タイプは-10°C前後まで耐えるとされる)

湿度

40-60%

土

水はけの良い土。苦土石灰で酸度を調整した庭土か、草花用培養土

ラバテラはどれくらい大きくなる?

大きさの目安

一年草タイプは草丈60cm〜1mほど、低木タイプは高さ1〜2m、幅1m前後に茂ります。花は直径5〜10cmの漏斗形で、ピンク、白、ローズ色などがあります。

成長の速さ

速い(一年草タイプは種まきから2〜3か月で開花)

温度の目安(耐寒〜耐暑)

5-30°C(一年草タイプは秋まきなら霜よけで越冬。低木タイプは-10°C前後まで耐えるとされる)

ケアのポイント

肥料

元肥を少量。追肥は生育を見て月1回ほど薄めの液肥(多肥は避ける)

成長速度

速い(一年草タイプは種まきから2〜3か月で開花)

毒性

人やペットへの毒性はとくに知られていないが、口にしないよう置き場所に注意する

日当たり・水はけ・肥料控えめの3つで、花が次々と咲きます。直根性で移植を嫌うので、種は育てる場所かポットに直接まきます。

育て方の詳細

苗・株の選び方

一年草タイプは種から育てるのが一般的で、種袋の品種名と花色、まき時を確かめて選びます。苗で買う場合は、本葉が5〜6枚ほどの若い苗で、葉の色が濃く、茎が太く締まっているものを選びます。低木タイプは春から初夏に鉢苗で出回り、枝が株元から複数出て、葉にツヤのある株が育てやすいです。

避けたいのは、ポットの底から根がたくさん出ている苗と、茎が細く間延びした苗です。直根性のラバテラは、根が回りきった苗を植えると根付きにくく、そのまま弱ることがあります。蕾がたくさん付いた大きな苗より、若い苗のほうが植え付け後の生育がそろいます。

置き場所・日当たり

1日6時間以上日が当たる場所で育てると、茎がしっかりして花付きが良くなります。日陰では茎がひょろひょろと伸びて倒れやすく、花も少なくなります。風通しが良く、雨のあと水がたまらない場所を選びます。高温多湿に弱いため、真夏に西日が強く当たる場所や、建物に囲まれて風が抜けない場所は避けます。一年草タイプは草丈が1m近くになり、花の重みで倒れることがあるので、風の強い場所では支柱を立てます。低木タイプは寒さに比較的強く、関東以西なら地植えで冬を越すことが多いですが、寒冷地では霜の当たらない場所か鉢植えで管理します。

よくある失敗は、半日陰の花壇に植えて茎が間延びし、雨の後に一斉に倒れることです。日当たりの良い場所に直接まくか植えることが、倒れにくい株を作る一番の近道です。

水やりの詳細

ラバテラは乾燥にはある程度耐えますが、過湿には弱い植物です。地植えは根付いた後は基本的に雨まかせで、晴天が続いて葉がしおれるときだけ、朝か夕方に株元へたっぷり与えます。鉢植えは土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るまで与えます。夏の鉢植えは乾きやすいので、朝に土を確かめ、乾いていれば与えます。水は株元に与え、花や葉に何度もかけないようにすると、花が傷みにくく病気も防げます。秋まきの一年草タイプは、冬の間は成長がゆっくりなので、土が乾いてから数日あけて控えめに与えます。

よくある失敗は、毎日の水やりで土が常に湿り、根が傷んで下葉から黄色くなることです。受け皿にたまった水は必ず捨て、土の表面が乾くのを確かめてから与えます。

最適な土の作り方

水はけが良く、中性からややアルカリ性の土を好みます。地植えでは、植え付けや種まきの2週間前に苦土石灰を1㎡あたり100gほどまいて耕し、1週間前に腐葉土を2〜3割混ぜて、ふかふかの土にしておきます。粘土質の土は川砂やパーライトを加えて水はけを良くします。鉢植えは市販の草花用培養土がそのまま使えます。自分で配合するなら赤玉土小粒6、腐葉土3、パーライト1が目安です。肥料の多い土では茎葉ばかり茂って倒れやすくなるため、元肥は緩効性肥料を規定量の半分ほどにとどめます。

剪定・切り戻し

一年草タイプは、咲き終わった花をこまめに摘み取る花がら摘みが手入れの中心です。しぼんだ花を付け根から摘むと、種に養分が取られず、次の蕾が上がりやすくなります。草丈が伸びすぎて倒れそうな場合は、6月ごろに先端を軽く切り戻すと脇芽が出て、低くまとまります。低木タイプは、春に新芽が動き出す3〜4月に、前年の枝を3分の1〜半分ほど切り戻します。古くなった枝や枯れた枝は付け根から取り除き、株の中に風を通します。花後の秋に伸びすぎた枝を軽くそろえる程度は構いませんが、寒冷地では冬前の強い剪定は避けます。

よくある失敗は、低木タイプを何年も切らずに放任して、株元が木質化して花が上の方にしか咲かなくなることです。毎春の切り戻しで、株元から新しい枝を出させます。

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    時期と道具を用意する

    花がら摘みは開花中に随時、低木タイプの切り戻しは3〜4月に行います。清潔なハサミを用意します。

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    しぼんだ花を摘む

    花がしぼんだら、花の付け根から摘み取ります。種ができる前に摘むと、次の蕾が上がりやすくなります。

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    伸びすぎた先端を切り戻す

    一年草タイプで草丈が伸びすぎた場合は、6月ごろに先端を軽く切り戻して脇芽を出させます。

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    低木タイプは春に切り戻す

    低木タイプは、前年の枝を3分の1〜半分の高さで、外向きの芽の上で切ります。枯れ枝は付け根から取ります。

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    切った後は株元を整える

    切った枝や落ちた花がらを片付け、株元の風通しを良くします。肥料は新芽が伸び始めてから薄めに与えます。

植え替え

ラバテラは直根性で根を傷めると生育が止まりやすいため、植え替えはできるだけ避けます。一年草タイプは、育てる場所に直接種をまくか、ポットにまいて根が回りきる前に、根鉢を崩さずそのまま植え付けます。ポット苗を購入した場合も、根鉢を崩さずに一回り大きな穴へ植えます。低木タイプの鉢植えは、根詰まりしたら2〜3年に1回、新芽が動き出す3〜4月に、根鉢を崩さず一回り大きな鉢へ移す鉢増しを行います。植え付け後は鉢底から流れるまで水を与え、1週間ほど半日陰で休ませます。

よくある失敗は、ポットで育てた苗を大きくなるまで置いておき、根がぐるぐる回った状態で植えて根付かないことです。本葉が4〜5枚になったら、早めに定植します。

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    時期と道具をそろえる

    苗の植え付けは秋まきなら10〜11月、春まきなら4〜5月、低木タイプの鉢増しは3〜4月に行います。一回り大きな鉢か植え穴、草花用培養土を用意します。

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    植える場所を準備する

    地植えは2週間前に苦土石灰、1週間前に腐葉土を混ぜておきます。鉢植えは鉢底石を2〜3cm敷きます。

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    根鉢を崩さずに取り出す

    ポットや鉢の縁を軽く押して、根鉢を崩さないように株を取り出します。直根性なので根をほぐしたり切ったりしません。

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    同じ深さで植え付ける

    根鉢の上面が周りの土と同じ高さになるように植え、すき間に土を入れて軽く押さえます。草丈の出る株は支柱を立てます。

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    水を与えて休ませる

    鉢底から流れるまで、地植えは株元にたっぷり水を与えます。1週間ほど半日陰で休ませてから日なたに移します。

増やし方

一年草タイプは種から育てます。種まきの適期は、暖地・中間地なら秋の9月下旬〜10月、寒冷地や冬越しが不安な場合は春の3〜4月です。育てる場所に直接、1か所に3〜4粒ずつまき、種が隠れる程度に土をかぶせます。発芽までは土を乾かさないようにし、本葉が出たら元気な1本を残して間引きます。ポットにまく場合も1ポットに2〜3粒まき、本葉4〜5枚で根鉢を崩さず植え付けます。低木タイプは、5〜6月に若い枝を10cmほどに切って挿し木すると、1か月ほどで根が出ます。

よくある失敗は、育苗箱にばらまいて、小さな苗を1本ずつ移植して根を傷めることです。直根性の植物なので、最初から点まきかポットまきにします。

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    まく時期と場所を決める

    暖地・中間地は9月下旬〜10月、寒冷地は3〜4月にまきます。日当たりの良い場所の土を耕し、苦土石灰と腐葉土で整えておきます。

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    3〜4粒ずつ点まきする

    株の間を30〜40cm空けて、1か所に3〜4粒ずつまきます。ポットにまく場合は1ポットに2〜3粒にします。

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    薄く土をかけて水を与える

    種が隠れる程度に土をかぶせ、手で軽く押さえてから、種が流れないように静かに水を与えます。

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    発芽まで土を乾かさない

    発芽までの1〜2週間は土の表面を乾かさないように管理します。発芽の適温は15〜20°Cほどです。

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    間引いて1本にする

    本葉が2〜3枚になったら、元気な1本を残して間引きます。ポットまきは本葉4〜5枚で根鉢を崩さず植え付けます。

病害虫対策

春から初夏の新芽や蕾にはアブラムシが付きやすいので、見つけたら水で洗い流すか、数が多ければ園芸用の殺虫剤を使います。乾燥が続く夏はハダニが葉裏に付いて葉が白っぽくかすれることがあり、ときどき葉裏に水をかけて予防します。葉を巻いて中に潜むハマキムシが出たら、巻いた葉ごと取り除きます。病気では、アオイ科に多いさび病で葉の裏にオレンジ色の粒が出ることがあり、見つけた葉を早めに取り除いて広がりを防ぎます。風通しが悪く多湿になると、株元から急にしおれる立ち枯れが起こることもあります。

よくある失敗は、株を密に植えて蒸れさせ、梅雨に病気が一気に広がることです。株の間は30〜40cm空けて植えます。

年間カレンダー

1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
種蒔き
開花
肥料
手入れ
手入れの内容
  • 3月春まき・低木タイプの切り戻し
  • 4月春まき・間引き・支柱立て
  • 5月苗の植え付け・アブラムシ確認
  • 6月花がら摘み・先端の切り戻し
  • 7月花がら摘み・下葉の整理
  • 8月花がら摘み・種採り
  • 9月秋まき(暖地・中間地)
  • 10月秋まき・間引き

季節ごとの管理

春の管理

春まきは3〜4月に直まきします。秋まきの株は茎が伸び始めるので、倒れそうなら支柱を立てます。低木タイプは3〜4月に切り戻しをします。新芽にアブラムシが付きやすい時期です。

夏の管理

6〜8月が花の盛りです。花がらをこまめに摘むと次の花が咲き続けます。鉢植えは朝に土を確かめて水を与えます。梅雨は蒸れやすいので、込み合った下葉を取り除いて風を通します。

秋の管理

一年草タイプは花が終わると株が枯れるので、種を採ってから片付けます。秋まきは9月下旬〜10月に直まきします。低木タイプは10月ごろまで咲き続け、伸びすぎた枝を軽く整えます。

冬の管理

秋まきの一年草タイプは霜よけをして冬を越させます。冬は成長がゆっくりなので水は控えめにします。低木タイプの鉢植えは寒冷地では霜の当たらない場所へ移します。肥料は与えません。

よくあるトラブルと対策

植え付け後に苗がしおれて育たない

原因

直根性のため、植え付けのときに根鉢を崩したり、根が回りきった苗を植えたりして根を傷めています。

対策

株元が乾かないよう水を与え、半日陰で1週間ほど休ませます。次からは直まきにするか、本葉4〜5枚の若い苗を根鉢を崩さずに植えます。

「しおれる・元気がない」の原因の見分け方と対処を詳しく

茎がひょろひょろ伸びて倒れる

原因

日照不足と肥料の与えすぎです。日陰や肥えた土では茎が軟らかく間延びし、花や雨の重みで倒れます。

対策

支柱を立てて茎を支え、伸びすぎた先端を切り戻して脇芽を出させます。次からは1日6時間以上日が当たる場所で、元肥を控えめにして育てます。

「徒長・間延びする」の原因の見分け方と対処を詳しく

葉の裏にオレンジ色の粒が出る

原因

アオイ科に多いさび病です。風通しが悪く、葉が濡れた状態が続くと広がりやすくなります。

対策

症状の出た葉を早めに取り除き、落ち葉も片付けます。広がる場合はさび病に効く殺菌剤を使い、水は株元に与えて葉を濡らさないようにします。

「病気・カビ・斑点」の原因の見分け方と対処を詳しく

下葉から黄色くなって株元がしおれる

原因

過湿による根腐れや立ち枯れです。水はけの悪い土や、梅雨の長雨、受け皿にたまった水が原因になります。

対策

水やりを控えて土を乾かし、受け皿の水は捨てます。地植えは周りを掘って水はけを良くします。株元が黒く傷んだ株は回復が難しいため、早めに抜いて広がりを防ぎます。

「葉が黄色くなる」の原因の見分け方と対処を詳しく

新芽や蕾に小さな虫がびっしり付く

原因

アブラムシです。春から初夏の柔らかい新芽や蕾に集まり、汁を吸って生育を妨げます。

対策

水で洗い流すか、粘着テープで取り除きます。数が多い場合は園芸用の殺虫剤を使い、窒素の多い肥料を控えて新芽が軟らかくなりすぎないようにします。

「花が咲かない」の原因の見分け方と対処を詳しく

ここにない症状は症状から調べるで、葉の色・しおれ・虫・病気などから逆引きできます。

ラバテラの花

ラバテラの花
ラバテラの花(イメージ)

ラバテラの花は、直径5〜10cmほどの漏斗形で、光沢のある5枚の花びらに、中心から外へ向かう濃い色の筋が入るのが特徴です。一年草タイプは6〜8月、低木タイプは6〜10月ごろまで、茎の上部の葉の付け根から次々と咲きます。花色はピンクや白、ローズ色があり、アオイ科らしく中心に白っぽいしべの柱が立ちます。

1輪の花は数日でしぼみますが、蕾が次々と上がるので長く楽しめます。しぼんだ花をこまめに摘むと、種に養分を取られず、花数が多くなります。

ラバテラの花言葉・風水

花言葉

ラバテラの花言葉として、「温和」「ほのかな恋」などが紹介されることがあります。やわらかなピンクの花色と、光沢のある花びらが優しげに開く姿から結び付けられたといわれます。贈り物にするときは、花の色を添えて伝えると気持ちが伝わりやすくなります。

風水・縁起

ラバテラについて、風水で広く知られた決まった意味づけはありません。一般に、ピンクの花は人間関係や恋愛運に良いといわれ、明るい花色は空間を華やかにします。日当たりを好む植物なので、南向きの花壇や玄関先の日なたで育てると元気に咲きます。

ラバテラのよくある質問

Qラバテラは一年草ですか?毎年咲きますか?回答を見る
A

タイプによって違い、一年草タイプは1年で枯れ、低木タイプは毎年咲きます。種で出回ることの多いラバテラ・トリメストリスは一年草で、6〜8月に咲いた後、秋に枯れます。毎年楽しみたい場合は、花後に種を採って秋か春にまき直します。一方、鉢苗で出回るラバテラ・クレメンティの「バーンズリー」などは低木タイプで、冬を越して毎年6〜10月ごろまで咲きます。購入するときは、ラベルの学名や「一年草」「宿根」の表示を確かめてください。

Qラバテラの苗を植え替えたら元気がなくなりました。回答を見る
A

直根性で根を傷めやすいことが原因と考えられます。ラバテラは太い根がまっすぐ下に伸びる性質があり、根鉢を崩したり、根が回りきった苗を植えたりすると、生育が止まってしおれることがあります。植え付けたばかりなら、株元が乾かないよう水を与えて半日陰で1週間ほど休ませると、持ち直すことが多いです。次からは育てる場所に直接種をまくか、ポット苗を根鉢を崩さずに植え付けてください。

Qラバテラの茎が倒れてしまいます。どうすればいいですか?回答を見る
A

日照不足と肥料のやりすぎが主な原因なので、日なたで肥料を控えめに育てます。日陰や肥えた土では茎がひょろひょろと伸び、花の重みや雨で倒れやすくなります。すでに伸びた株には支柱を立てて茎を軽く結び、伸びすぎた先端を切り戻すと脇芽が出て低くまとまります。次に植えるときは、1日6時間以上日が当たる場所を選び、元肥を控えめにしてください。株の間を30〜40cm空けて風通しを良くすることも、倒れにくい株にするポイントです。

Qラバテラの種はいつまけばいいですか?回答を見る
A

暖地・中間地は秋の9月下旬〜10月、寒冷地は春の3〜4月が目安です。秋まきは冬の間に根がしっかり張り、春から大きく育って花数が多くなります。冬は霜よけをして越冬させます。春まきは管理が楽で、6〜7月から花が咲き始めます。どちらも育てる場所に3〜4粒ずつ直接まき、発芽後に元気な1本を残して間引きます。発芽の適温は15〜20°Cほどで、気温が高すぎる夏まきは向きません。

Qラバテラの葉の裏にオレンジ色の粒が付いています。回答を見る
A

アオイ科の植物に多い、さび病と考えられます。葉の裏にオレンジ色から茶色の粉っぽい粒が出て、表側は黄色っぽい斑点になり、ひどくなると葉が枯れて落ちます。見つけたら症状の出た葉を早めに取り除き、落ちた葉も片付けて病気の元を残さないようにします。広がる場合は、さび病に効く園芸用の殺菌剤を使います。株が込み合って風通しが悪いと出やすいので、下葉を整理し、水は株元に与えて葉を濡らさないようにします。

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この記事について

執筆: Hapot編集部

植物を迎えたばかりの人が枯らさずに育てられるように、植物図鑑と症状別の記事を編集しているチームです。農林水産省や農研機構など公的機関の栽培指針を確認したうえで、温度や頻度を数値で示し、迷いやすい判断は結論から書くことを大切にしています。誤りや古くなった情報はお問い合わせから受け付け、確認のうえ更新しています。

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