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カラテア・オルナータの育て方

Goeppertia ornata(旧 Calathea ornata)最終更新日:

カラテア・オルナータの育て方の要点

水やり
土の表面が乾いたらすぐ(春〜秋は3〜4日に1回が目安)
置き場所
日陰
冬越し
15°C 以上を保つ

Hapot編集部より

カラテア・オルナータは、濃い緑の葉にピンクの細い線が2本ずつ対になって入る、カラテアの中でも特に繊細な品種です。マコヤナやランシフォリアのような斑紋ではなく、葉脈に沿って筆で引いたような線模様で、葉の裏は深い赤紫になります。南米北部のコロンビアやベネズエラ周辺が原産とされ、現在の分類ではゴエッペルティア属(Goeppertia ornata)に移されていますが、園芸店では今もカラテア・オルナータの名で売られています。線の色は若い葉ほど鮮やかなピンクで、葉が古くなるにつれて白っぽく変わっていくため、1株の中で色の移り変わりを楽しめます。一方で、仲間の中でも空気の乾燥と水質の変化に敏感とされ、葉先の茶色い傷みが出やすいのが難しいところです。湿度60%以上と、くみ置きした水の2点を守れるかが育てられるかの分かれ目です。ペットに無毒とされるのはほかのカラテアと同じで、模様の美しさを優先したい中級以上の人に向きます。

カラテア・オルナータの姿

分類・基本データ

科
クズウコン科
属
カラテア属 Calathea
種
カラテア・オルナータ ornata
別名
オルナータ、カラテア オルナータ、ゴエッペルティア・オルナータ、サンデリアーナ、ピンストライプ
原産地
コロンビアやベネズエラなど南米北部の熱帯雨林が原産とされ、湿度の高い林床に生えるクズウコン科の植物です。

カラテア・オルナータの育て方の5つのポイント

水やり

土の表面が乾いたらすぐ(春〜秋は3〜4日に1回が目安)

日光

日陰

温度の目安

15-30°C

湿度

60-80%

土

ピートモスを多めに混ぜた、保水性のある観葉植物用土

カラテア・オルナータはどれくらい大きくなる?

大きさの目安

室内の鉢植えで高さ40〜60cm。葉は長さ15〜25cmほどの楕円形で、4〜6号鉢での流通が中心です。

成長の速さ

ゆっくり(春〜夏に月1〜2枚の新しい葉)

温度の目安(耐寒〜耐暑)

15-30°C

ケアのポイント

肥料

5〜9月に月1回、規定の2倍に薄めた液肥

成長速度

ゆっくり(春〜夏に月1〜2枚の新しい葉)

毒性

ペットにも安全とされる(カラテアの仲間はASPCAの無毒リストに掲載)

ピンクの線は光と湿度の具合を映す鏡です。線がぼやけたら光が弱すぎ、線ごと葉が白っぽくなったら光が強すぎ、葉先が茶色くなったら空気が乾いている合図です。

育て方の詳細

苗・株の選び方

良い株は、新しい葉のピンクの線がくっきりと鮮やかであること、葉先や葉縁に茶色い傷みがほとんどないこと、株の中心から巻いた新芽が立ち上がっていることの3点で見分けます。

避けたいのは、線が白っぽく抜けた葉が多い株と、葉裏に細かい白い点やかすれがある株です。前者は強い光か乾燥で傷んだあとの株、後者はハダニが付いている可能性があります。オルナータは環境の変化で葉先を傷めやすいので、購入は気温と湿度の安定する5〜6月がおすすめです。

置き場所・日当たり

基本はカラテアと同じで、直射日光の入らない明るい日陰に置きます。オルナータで気をつけたいのは、ピンクの線が強い光で真っ先に色あせることです。北向きの窓辺か、南向きならレースカーテン2枚越しで窓から1.5m以上離すのが目安です。逆に暗すぎると新しい葉の線が細く少なくなり、全体が緑に寄ります。冬は15°C以上を保ち、暖房の温風が届かない、加湿器の近くの棚などが向いています。

よくある失敗は、模様を目立たせようと窓際に置き、ピンクの線が数週間で白く抜けてしまうことです。抜けた線は戻りませんが、柔らかい光の場所へ戻せば、次に開く葉から鮮やかな線が入ります。

水やりの詳細

乾いたらすぐ与えるリズムはカラテアと同じです。オルナータで変わるのは水の質で、水道水の塩素や、硬い水に含まれる成分が葉先の傷みにつながりやすいとされます。水はひと晩くみ置きして、室温になじませてから与えます。春から秋は土の表面が乾いたら鉢底から流れるまで、3〜4日に1回が目安です。冬は表面が乾いて1〜2日後に、午前中に与えます。葉水は朝夕2回、葉の表と裏の両方にかけ、湿度を60%以上に保ちます。

よくある失敗は、受け皿にたまった水を何日も残すことで、根が傷んで下葉から黄色くなります。受け皿の水は毎回捨て、土の表面が乾くまで次の水を待てば、新しい葉から元に戻ります。

最適な土の作り方

水を含みやすく、それでいて根の周りに水がたまらない土が向きます。配合するなら赤玉土(小粒)3、ピートモス4、パーライト2、くん炭1が目安で、ピートモスを多めにして乾きすぎを防ぎます。市販の観葉植物用土を使う場合は、ピートモスを2割ほど足すとオルナータの好む湿り気に近づきます。鉢底石は2cmほど敷き、鉢は乾きの早い素焼き鉢よりプラスチック鉢や陶器鉢を選びます。元肥は少なめにし、緩効性肥料を規定の半量ほど混ぜるにとどめます。

剪定・切り戻し

オルナータの剪定は、葉先の傷みを整えることと、古い葉を減らして株元に風を通すことが目的です。時期は問いませんが、新しい葉がよく動く5〜8月に行うと株の負担が軽く済みます。葉先の茶色い部分は、枯れた色の内側1〜2mmを残して葉の形に沿って切ります。線模様が残っている葉はできるだけ残し、全体が黄色くなった葉や、線が白く抜けて傷みの多い古い葉だけを、葉柄の付け根から切り取ります。

よくある失敗は、茶色い葉先を気にして一度に何枚も切り、株の葉が半分以下になって新しい葉が止まることです。整理は月に2〜3枚までにとどめ、残した葉で光合成を続けさせると、1〜2か月で新しい葉が開きます。

  1. 1

    時期と道具を準備する

    新しい葉が動く5〜8月が適期です。先の細い清潔なハサミを用意し、葉先が傷んだ葉と、全体が黄色くなった古い葉を見分けます。

  2. 2

    葉先は形に沿って整える

    葉先の茶色い部分は、枯れた色の内側1〜2mmを残し、葉の丸みに沿って斜めに切ります。緑の部分まで切ると、切り口から新たに傷みます。

  3. 3

    古い葉を付け根から切る

    全体が黄色くなった葉や、線が白く抜けて傷みの多い葉は、葉柄の付け根で切り取ります。1回に切るのは2〜3枚までにします。

  4. 4

    葉水で回復を助ける

    作業のあとは葉の表と裏に霧吹きをし、湿度60%以上を保ちます。傷みの原因になった乾燥や冷房の風を取り除き、新しい葉の状態で確かめます。

植え替え

植え替えは2年に1回、5〜7月が目安です。オルナータは根が細く、根鉢を崩されるのを嫌うとされるため、根鉢の肩と底を軽くほぐす程度にとどめます。鉢底から根がのぞく、水がしみ込むまで時間がかかる、葉が小さくなってきた、のいずれかが合図です。鉢は直径3cm大きいものを選び、植え替え後は2週間ほど明るい日陰で湿度を高めにして休ませます。植え替えから1か月は肥料を与えないでください。

よくある失敗は、根をきれいにしようと古い土を全部落とし、葉が丸まったまま開かなくなることです。この場合は水を控えめにし、透明な袋を軽くかぶせて湿度を保てば、2〜3週間で葉の張りが戻ります。

  1. 1

    時期と道具をそろえる

    5〜7月の暖かい日に行います。直径3cm大きいプラスチック鉢か陶器鉢、ピートモスを多めに混ぜた土、鉢底石、清潔なハサミ、透明な袋を用意します。

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    株元を支えて抜く

    鉢の側面を押して土をゆるめ、株元を手で支えながら鉢を傾けて抜きます。葉柄を持って引っ張ると、細い葉柄が折れやすいので避けます。

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    根鉢は軽くほぐす

    根鉢の肩と底だけを指で軽くほぐし、黒く柔らかい根をハサミで切ります。根が細く傷みやすいので、古い土を全部落とすことはしません。

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    元の高さで植え付ける

    鉢底石を2cm敷いて土を入れ、株元の高さを元と同じにして植えます。割り箸で軽く突いて隙間をなくし、鉢底から流れるまで水を与えます。

  5. 5

    高い湿度で2週間休ませる

    葉に霧吹きをして透明な袋を軽くかぶせ、明るい日陰に置きます。1日1回袋を開けて換気し、葉が開いたら外します。肥料は1か月後から再開します。

増やし方

増やし方は株分けだけで、挿し木や葉挿しでは増えません。適期は5〜7月の植え替えのときです。地下茎でつながった株を、葉が3〜4枚以上付いたまとまりになるように手で割り、根の付いた状態で植え付けます。オルナータはほかのカラテアより株分け後に葉が傷みやすいため、分けた株は透明な袋をかぶせた湿度90%近い環境で、気温20〜25°Cを保って2〜3週間養生させます。

よくある失敗は、小さく分けすぎて根が少なく、どの株も葉が茶色く枯れ込んでしまうことです。弱った株は傷んだ葉を減らして袋の中で養生を続け、新芽が巻いた状態で立ち上がってくれば根付いた合図です。

  1. 1

    時期と道具を準備する

    5〜7月の植え替えと同時に行います。清潔なナイフ、保水性のある土を入れた鉢を株の数だけ、透明な袋と霧吹きを用意します。

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    地下茎の分け目を探す

    株を鉢から抜き、根を傷めないよう土を落として地下茎のつながりを確かめます。葉が3〜4枚以上付くまとまりになる位置を分け目にします。

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    手で割ってから切り分ける

    分け目を手でゆっくり広げ、離れない部分だけをナイフで切ります。それぞれに根が付いていることを確かめ、傷んだ葉は付け根から取ります。

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    植え付けて袋をかぶせる

    分けた株を保水性のある土に植えて水を与え、葉に霧吹きをして透明な袋をかぶせます。20〜25°Cを保てる明るい日陰に置きます。

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    新芽が立てば根付いた合図

    2〜3週間、袋の中で養生させます。巻いた新芽が立ち上がってきたら少しずつ袋を開けて慣らし、1か月後から薄めの液肥を始めます。

病害虫対策

注意する害虫はハダニとアザミウマで、オルナータでは葉裏の赤紫の面に付くと見つけにくいのが難点です。ハダニは葉の表に細かい白い点が増え、線模様がかすれて見えるのが初期の合図です。週1回、葉裏をライトで照らして確認し、見つけたら浴室のシャワーで葉裏を洗い流します。アザミウマは新しい葉に銀色のかすり傷のような跡を残すので、傷のある葉を取り除き、殺虫剤を7〜10日おきに2〜3回散布します。

よくある失敗は、線模様のかすれを色あせだと思って放置し、株全体にハダニが広がることです。洗い流しと湿度60%以上の管理を2週間続ければ、次の葉から模様がくっきり戻ります。

年間カレンダー

1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
肥料
手入れ
手入れの内容
  • 5月植え替え・株分け・液肥の開始
  • 6月葉裏のハダニとアザミウマの確認
  • 7月冷房の風よけ・朝夕の葉水
  • 8月葉先の傷みの整理
  • 10月加湿器の準備・部屋の内側へ移動

季節ごとの管理

春の管理

気温15°Cを超えたら水を3〜4日に1回へ戻し、5月から薄めの液肥を月1回始めます。置き場所は明るい日陰のままにし、日差しが強まる4〜5月は窓からの距離を見直します。植え替えと株分けは5月以降に。ピンクの線が白く抜け始めたら光が強すぎる合図です。

夏の管理

水は土が乾いたらすぐ、2〜3日に1回を目安に朝に与えます。液肥は月1回続けます。冷房の風が当たると葉先が一気に傷むので、吹き出し口から2m以上離します。朝夕の葉水を葉の裏まで行い、乾燥で増えるハダニを防ぎます。

秋の管理

気温が下がるにつれて水の間隔を4〜5日に1回へ広げ、液肥は9月で終えます。最低気温が15°Cを下回る前に、窓際から部屋の内側へ移します。暖房を使い始める10〜11月は湿度が急に下がり、葉先の茶色い傷みが出やすい時期なので、加湿器を早めに用意します。

冬の管理

水は土の表面が乾いて1〜2日後、室温になじませたくみ置きの水を午前中に与えます。肥料は与えません。15°C以上の明るい日陰に置き、暖房の温風が当たる場所には置かないでください。加湿器で湿度60%を保つと、ピンクの線と葉先の傷みの両方を守れます。

10月の作業をくわしく知りたいときは観葉植物の冬越しや秋の植え替えの記事も参考になります。

よくあるトラブルと対策

ピンクの線が白く抜けて色あせた

原因

直射日光や窓辺の強い光による葉焼け。古い葉の線が白っぽくなるのは自然な変化だが、新しい葉まで白い場合は光が強すぎる。

対策

北向きの窓辺か、レースカーテン2枚越しで窓から1.5m以上離した場所へ移します。抜けた線は戻らないので、次に開く葉で色が戻るかを確かめます。

葉先が茶色くチリチリになる

原因

湿度50%以下の乾燥と、水道水の塩素や硬い水の影響。オルナータは仲間の中でも葉先に出やすいとされる。

対策

加湿器で湿度60%以上を保ち、朝夕に葉水をします。水はひと晩くみ置きして室温にしてから与え、液肥は規定の2倍に薄めます。傷んだ葉先は枯れた色の内側で切りそろえます。

線模様がかすれて葉に細かい白い点が出る

原因

ハダニの吸汁。葉裏の赤紫の面に付くため見つけにくく、乾燥した部屋で増えやすい。

対策

浴室のシャワーで葉裏を洗い流し、湿度を上げます。発生が続く場合は殺ダニ剤を7〜10日おきに2〜3回散布し、週1回は葉裏をライトで照らして確認します。

下葉が黄色くなって株元がぐらつく

原因

受け皿の水の放置や冬の過湿による根腐れ。細い根が傷むと、外側の古い葉から黄色くなる。

対策

受け皿の水を捨て、土の表面が乾くまで水を止めます。株元が黒く柔らかい場合は鉢から抜き、傷んだ根を切って新しい土に植え替え、湿度の高い明るい日陰で休ませます。

ここにない症状は症状から調べるで、葉の色・しおれ・虫・病気などから逆引きできます。

カラテア・オルナータの花

カラテア・オルナータの花:ピンクの細い線が入った濃い緑の葉の株元から、短い花茎の先に淡いクリーム色の苞が松かさ状に重なった小さな花穂が立ち、その間から白〜淡い紫の小さな筒状の花がのぞいている様子
カラテア・オルナータの花(イメージ)

カラテア・オルナータが家庭の室内で花を咲かせることは、多くはないと考えておくとよいでしょう。株が充実すると、春から夏ごろに株元近くから短い花茎が伸び、淡いクリーム色の苞が重なった小さな花穂を付けることがあるとされます。

花は苞の間からのぞく白から淡い紫の小さな筒状で、葉の陰に隠れるほど控えめです。咲き終わった花穂は付け根から切り取り、株の体力を葉の成長に回します。

カラテア・オルナータの花言葉・風水

花言葉

カラテアの仲間の花言葉は「飛躍」「あたたかい心」です。オルナータは、細い線が葉脈に沿って規則正しく並ぶ姿から、落ち着いた品のある贈り物として選ばれることがあります。夜に葉を立てて閉じる姿が祈る手に見えることが「あたたかい心」の由来とされ、この性質はオルナータにも見られます。

風水・縁起

風水では、縦に伸びる線模様は気の流れを整え、仕事や勉強の集中を助けるとされます。オルナータの濃い緑とピンクの組み合わせは、穏やかさと華やかさを併せ持つ配色として、書斎や寝室の一角に向くといわれます。夜に葉を閉じて朝に開く動きを、生活のリズムを整える象徴と見る考え方もあります。

カラテア・オルナータのよくある質問

Qオルナータのピンクの線が白くなってきたのはなぜですか?回答を見る
A

古い葉の線が白っぽくなるのは、自然な色の変化です。オルナータの線は開いたばかりの葉ほど鮮やかなピンクで、葉が古くなるにつれて白に近い色へ変わります。ただし、新しい葉まで白っぽい場合や、線の周りまで色が抜けている場合は、直射日光や強すぎる光で葉焼けしている可能性があります。北向きの窓辺など、柔らかい光の場所へ移せば、次に開く葉からピンクの線が戻ります。

Qオルナータの葉先ばかり茶色くなるのを止めるには?回答を見る
A

空気の乾燥と水質の2つを同時に見直すのが近道です。湿度が50%を下回る部屋では、薄い葉の先から水分が抜けて茶色くなります。加湿器で60%以上を保ち、朝夕に葉水をします。あわせて、水道水はひと晩くみ置きして塩素を抜き、室温になじませてから与えてください。肥料の与えすぎでも葉先が傷むため、液肥は規定の2倍に薄めます。傷んだ部分は戻らないので、新しい葉で改善を確かめます。

Qオルナータとサンデリアーナは違う植物ですか?回答を見る
A

サンデリアーナは、オルナータの型の一つとして扱われることが多い名前です。オルナータ・サンデリアーナの名で、葉の幅がやや広く、ピンクの線の本数が多い株が売られています。育て方はどちらも同じで、湿度と柔らかい光を好みます。流通名の付け方は店によって違うため、名前より葉の形と線の入り方を見て、好みの株を選ぶのが確実です。

Qオルナータは初心者には難しいですか?回答を見る
A

カラテアの中でも手がかかる部類で、湿度を保つ準備ができてから迎えるのがおすすめです。冬の室内の乾燥と水道水に敏感で、環境が合わないと葉先がすぐ茶色くなります。逆に、加湿器のある部屋で、くみ置きの水を使い、北向きの窓辺のような柔らかい光に置ければ、育てる手間はほかのカラテアと大きく変わりません。最初の1株なら、乾燥に比較的強いランシフォリアから始める方法もあります。

カラテアの品種一覧

カラテア としてまとめている他の品種です。

カラテアの種類と選び方を比較する

品種大きさの目安難易度水やり
カラテア・オルナータ(本記事)室内の鉢植えで高さ40〜60cm。葉は長さ15〜25cmほどの楕円形で、4〜6号鉢での流通が中心です。上級者向け土の表面が乾いたらすぐ(春〜秋は3〜4日に1回が目安)
カラテア室内で30cm〜1m。4〜7号鉢で流通。品種により葉のサイズは様々。中級者向け土の表面が乾いたら(乾かしすぎ厳禁)
カラテア・マコヤナ室内の鉢植えで高さ30〜60cm。葉は長さ15〜25cmほどの卵形で、4〜6号鉢での流通が中心です。中級者向け土の表面が乾いたらすぐ(春〜秋は3〜4日に1回が目安)
カラテア・ランシフォリア室内の鉢植えで高さ50〜70cm。葉は長さ30cm前後の細長い槍形で、5〜7号鉢での流通が中心です。中級者向け土の表面が乾いたら(春〜秋は4〜5日に1回が目安)

カラテア・オルナータを育てる人が次に読んでいるページ

10月の季節の作業と、カラテア・オルナータの手入れで迷いやすいところに合わせて選んでいます。

この記事について

執筆: Hapot編集部

植物を迎えたばかりの人が枯らさずに育てられるように、植物図鑑と症状別の記事を編集しているチームです。農林水産省や農研機構など公的機関の栽培指針を確認したうえで、温度や頻度を数値で示し、迷いやすい判断は結論から書くことを大切にしています。誤りや古くなった情報はお問い合わせから受け付け、確認のうえ更新しています。

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