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アマリリスの育て方

Hippeastrum hybrids最終更新日:

Hapot編集部より

アマリリスは、大きな球根を植えて水をやれば初めての人でもほぼ確実に花が咲き、花後に葉を育てれば翌年以降も咲かせられる、育てやすい球根植物です。太い花茎の先に直径10〜20cmのラッパ形の花を2〜4輪ほど横向きに咲かせ、赤、白、ピンク、絞りや八重などの品種があります。楽しみ方は大きく2通りです。一つは10〜12月に出回る球根を室内で植え、冬の12〜2月に咲かせる方法で、水も土も要らないロウ巻き(ワックス)球根もこの仲間です。もう一つは3〜4月に球根を植え、屋外やベランダで5〜6月に咲かせる春植えの育て方です。どちらの場合も、翌年に咲くかどうかは花後の管理で決まります。花茎を切ったあとも葉を日に当てて夏まで育て、秋に水を減らして休眠させると球根が太り、花芽ができます。球根に有毒成分を含むため、子どもやペットの誤食には注意が必要です。手軽に大輪の花を咲かせたい人、球根を何年も育てる楽しみを味わいたい人に向いています。

アマリリスの姿

分類・基本データ

科
ヒガンバナ科
属
ヒッペアストルム属 Hippeastrum
種
アマリリス
別名
ヒッペアストルム、ヒペアストラム、ジャガタラズイセン、ワックスアマリリス、ロウ巻きアマリリス
原産地
中南米の熱帯から亜熱帯が原産の原種をもとに、オランダや南アフリカなどで交配された園芸品種が中心です。

アマリリスの育て方の5つのポイント

水やり

土の表面が乾いたら(生育期は週1〜2回、休眠期は断水)

日光

直射日光

温度の目安

5-30°C

湿度

40-60%

土

水はけの良い草花用培養土や球根用土

アマリリスはどれくらい大きくなる?

大きさの目安

花茎の高さ40〜70cm、花の直径10〜20cm。葉は長さ40〜60cmほどに伸びます。5〜6号鉢に1球植えが一般的です。

成長の速さ

中

温度の目安(耐寒〜耐暑)

5-30°C

ケアのポイント

肥料

花後〜9月に月1回緩効性肥料、または10日に1回薄い液肥

成長速度

中

毒性

球根を中心に全草にリコリンなどのアルカロイドを含み有毒。人やペットが食べると嘔吐や下痢などを起こすおそれがある

球根は首を土から出して浅く植えます。花が終わっても葉は切らず、夏まで日に当てて球根を太らせることが翌年の開花の条件です。

育て方の詳細

苗・株の選び方

球根は大きさと硬さで選びます。良い球根の見分け方は3点で、直径8cm以上か周囲26cm以上の重みのある球根であること、手で押して硬く締まっていること、底の根の付け根(盤)がしっかりしてカビや傷がないことです。大きな球根ほど花茎が2本出やすくなります。

避けたいのは、押すと柔らかい部分がある球根や、外皮の下に赤褐色の斑点が広がっている球根で、腐敗や赤斑病の可能性があります。もう一つは、袋の中で白い芽が長く伸びすぎてひょろひょろの球根で、体力を消耗しています。ロウ巻き球根は、ロウの割れ目からカビが出ていないものを選び、鉢植えの株は花茎が太く、つぼみが固く閉じているものが長く楽しめます。

置き場所・日当たり

日当たりの良い場所を好みます。冬に室内で咲かせる場合は、日中に日光の入る窓辺の15〜20°Cの場所が適します。暖かすぎる部屋や暗い場所では花茎がひょろひょろと伸び、花の重みで倒れやすくなります。春植えの場合や花後の株は、最低気温が10°Cを超える5月ごろから屋外の日なたに出すと、葉が丈夫に育ち球根が太ります。真夏の強い西日は葉焼けを起こすことがあるので、7〜8月は午後に日陰になる場所が安心です。耐寒性は強くなく、鉢植えは5°C以上を目安に、霜の当たらない室内で冬越しさせます。

よくある失敗は、花後の鉢を暗い部屋の隅に置いたままにして、葉が細く垂れ、翌年に花が咲かないことです。花が終わったら明るい窓辺か屋外の日なたに移し、秋まで葉を育ててください。

水やりの詳細

植え付け直後は球根が水を吸う根がまだないため、一度たっぷり与えたあとは、芽や花茎が5cmほど伸びるまで土の表面が乾いてから少量を与える程度にします。花茎と葉が伸びて生育が進んだら、土の表面が乾いたら鉢底から流れるまで与えます。頻度は春〜秋の生育期で週1〜2回、真夏は乾きが早ければ毎日になることもあります。9月下旬からは水を徐々に減らし、葉が黄色くなってきたら断水して休眠させます。休眠中は水を与えません。ロウ巻き球根は水も土も不要で、水を与えるとかえって傷みます。

よくある失敗は、植え付け直後から毎日水を与え、球根の底から腐らせることです。球根を押して柔らかい部分があれば水を止め、腐った部分が小さければ掘り上げて削り、乾かしてから新しい土に植え直します。

最適な土の作り方

水はけの良い土が適し、市販の草花用培養土や球根用土をそのまま使えます。自分で配合する場合は、赤玉土小粒6、腐葉土3、軽石またはパーライト1が扱いやすいです。鉢は球根の直径より2〜3cm大きい程度の、やや窮屈なサイズが向き、直径8〜10cmの球根なら5〜6号鉢に1球が目安です。大きすぎる鉢は土が乾きにくく、球根が腐る原因になります。鉢底には鉢底石を2cmほど敷きます。元肥として緩効性肥料を規定量混ぜますが、肥料が直接球根に触れないようにしてください。

剪定・切り戻し

剪定は、花がらと花茎の処理、枯れた葉の整理が中心です。花は1輪ずつ咲いていくので、しぼんだ花は付け根から摘み取ります。種ができると球根の養分が使われるため、種を採る目的がなければ子房ごと取ります。すべての花が終わったら、花茎を球根の上5〜10cmほどで切ります。花茎は中が空洞なので、切り口から水が入らないよう水やりは株元の土に与え、残った部分が黄色く枯れたら付け根から取り除きます。葉は球根を太らせるための大切な器官なので、緑色のうちは切りません。秋に黄色く枯れたものだけを取り除きます。

よくある失敗は、花後に見た目が悪いからと葉まで短く切り、翌年に花が咲かないことです。切ってしまった場合は、新しい葉を日なたで育て、1〜2年かけて球根を太らせ直します。

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    時期と道具を用意する

    花がら摘みは開花中、花茎切りはすべての花が終わった直後に行います。清潔なハサミと手袋を用意し、汁が肌に付かないようにします。

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    しぼんだ花を摘む

    しぼんだ花から順に、付け根の子房ごと摘み取ります。種ができると球根の養分が使われるので、種を採らない場合は早めに摘みます。

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    花茎を球根の上で切る

    すべての花が終わったら、花茎を球根の上5〜10cmで切ります。葉は切らずに残し、残った花茎が黄色く枯れたら付け根から取ります。

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    葉を育てて球根を太らせる

    花後は明るい窓辺か屋外の日なたに置き、9月まで月1回の肥料を与えます。秋に黄色く枯れた葉だけを付け根から取り除きます。

植え替え

鉢植えは2〜3年に1回、休眠明けの3〜4月に植え替えます。毎年植え替える必要はなく、少し根詰まり気味のほうが花が咲きやすい傾向があります。球根を掘り上げたら古い土を落とし、黒く傷んだ根や、ぶよぶよした外皮を取り除きます。白く太い根は切らずに残してください。球根より2〜3cm大きい鉢に、球根の上3分の1から半分が土から出る浅植えで植え付けます。深く埋めると首の部分が蒸れて腐りやすくなります。植え付け後は一度たっぷり水を与え、芽が動くまでは控えめにします。冬に室内で咲かせる球根は10〜12月に植え付けます。

よくある失敗は、球根を全部土に埋めてしまい、首の部分から腐ることです。植え替えのときに首が見える高さまで土を下げてください。

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    時期と道具をそろえる

    休眠明けの3〜4月に、2〜3年に1回行います。球根より2〜3cm大きい鉢、球根用土か草花用培養土、鉢底石、清潔なハサミ、手袋を用意します。

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    球根を掘り上げて根を確認する

    鉢を横に倒して株を抜き、古い土を落とします。黒く傷んだ根やぶよぶよした外皮を取り除き、白く太い根は切らずに残します。

  3. 3

    子球があれば外す

    直径3cm以上で根の付いた子球は、親球からはがすように外して別の鉢に植えます。小さな子球は親球に付けたまま植えます。

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    球根の上3分の1を出して植える

    鉢底石を2cm敷いて土を入れ、球根の上3分の1から半分が土から出る高さに据えます。周りに土を入れ、根の間に行き渡らせます。

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    水を一度与えて芽を待つ

    鉢底から流れるまで一度水を与え、日当たりの良い場所に置きます。芽が5cmほど伸びるまでは、表面が乾いてから控えめに与えます。

増やし方

家庭では分球が基本です。大きく育った球根のわきに子球ができるので、3〜4月の植え替えのときに、根が付いた状態で親球からはがすように外して別の鉢に植えます。子球は直径3cm以上を目安にし、小さいものは親に付けたまま育てたほうが確実です。子球が開花するまでには、日当たりで葉を育てて2〜3年かかります。ほかに、種まきや、球根を縦に切り分けて増やす方法もありますが、開花まで3〜4年かかり、切り口から腐りやすいため上級者向けです。

よくある失敗は、根のない小さな子球を無理にはがして、植え付け後に腐らせることです。外した子球は切り口を半日ほど乾かしてから植え付け、芽が伸びるまでは水を控えめにしてください。

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    時期と道具を用意する

    分球の適期は植え替えと同じ3〜4月です。清潔なナイフ、2〜3号の小鉢、球根用土、殺菌剤か癒合剤、手袋を用意します。

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    子球の付き方を確認する

    掘り上げた球根の土を落とし、わきに付いた子球の大きさと根の有無を確認します。直径3cm以上で根の付いたものを選びます。

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    子球を親球からはがす

    子球を付け根から横に倒すようにして外します。外れにくい場合はナイフで付け根を切り、切り口に殺菌剤を塗るか半日乾かします。

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    小鉢に浅く植え付ける

    小鉢に球根用土を入れ、子球の頭が少し出る浅さで植えます。植え付け後は芽が動くまで、表面が乾いてから水を控えめに与えます。

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    日なたで2〜3年育てる

    葉が伸びたら日なたで育て、生育期は月1回肥料を与えます。毎年秋に休眠させながら球根を太らせ、2〜3年で開花サイズになります。

病害虫対策

注意したい病気は赤斑病で、葉や花茎、球根に赤褐色の斑点や筋が出ます。雨に当たり続ける環境や過湿で広がりやすいので、発生した葉は取り除き、雨の当たらない場所で管理して、必要に応じて適用のある殺菌剤を使います。過湿や深植えによる球根の腐敗も多いトラブルです。害虫では、春から夏の新芽や花茎にアブラムシ、乾燥期の葉裏にハダニが付くことがあり、屋外ではナメクジやカタツムリが葉や花を食害します。アブラムシは早めに取り除くか薬剤で駆除し、ハダニは葉裏への葉水で予防します。

よくある失敗は、葉の赤い斑点を日焼けと考えて放置し、球根まで病気を広げてしまうことです。斑点が出たら早めに取り除き、水やりは葉や球根の首にかけず株元の土に与えます。

年間カレンダー

1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
種蒔き
開花
肥料
手入れ
手入れの内容
  • 3月植え替え・分球
  • 4月春植え球根の植え付け
  • 6月花がら摘み・花茎切り・お礼肥
  • 7月葉を日に当てて球根を太らせる
  • 9月水を減らして休眠の準備
  • 10月室内咲き球根の植え付け
  • 11月休眠中は断水・凍らない場所で保管
  • 12月室内咲きの開花・支柱立て

季節ごとの管理

春の管理

3〜4月は植え替えと春植えの適期で、球根を浅く植えます。芽が伸びるまで水は控えめにし、葉が増えたら表面が乾いたら与えます。冬咲きの花後の株は窓辺で葉を育て、5月から屋外の日なたで肥料を与えます。新芽のアブラムシに注意します。

夏の管理

春植えの株は5〜6月が開花期で、花後は花茎を切ります。その後は日なたで葉を育て、水は表面が乾いたら与え、肥料は9月まで続けます。真夏の西日は葉焼けの原因になるので午後は日陰になる場所へ。乾燥期はハダニに注意します。

秋の管理

9月下旬から水を減らし、肥料も止めて休眠の準備をします。葉が黄色くなったら断水し、枯れた葉を取ります。最低気温が10°Cを下回る前に室内へ取り込みます。室内で冬に咲かせる球根は10〜12月に植えます。過湿は球根の腐れの原因です。

冬の管理

春植えの株や花後の株は休眠期で、水も肥料も与えず、鉢ごと5〜10°Cの凍らない場所で保管します。冬咲きの球根は日の当たる15〜20°Cの窓辺で育て、花茎が伸びたら支柱を立てます。暖かすぎる部屋や暗い場所では花茎が徒長して倒れやすくなります。

よくあるトラブルと対策

葉ばかり茂って花が咲かない

原因

花後に葉を育てる期間の日照不足や、葉を早く切ったことによる球根の太り不足。秋に休眠させず水を与え続けた場合や、窒素肥料の与えすぎでも起こる。

対策

花後は日なたで葉を育て、9月まで月1回肥料を与えます。9月下旬から水を減らし、葉が黄色くなったら断水して2か月ほど休眠させます。小さな球根は開花まで2〜3年待ちます。

「花が咲かない」の原因の見分け方と対処を詳しく

球根がぶよぶよして腐る

原因

根が出る前の水のやりすぎ、球根を全部埋める深植え、休眠中の水やり。低温で湿った状態が続くと特に腐りやすい。

対策

掘り上げて腐った部分を清潔なナイフで削り、切り口を数日乾かします。新しい乾いた土に上3分の1を出して植え直し、芽が伸びるまで水を控えます。盤まで腐っていれば処分します。

「根腐れ・株元が腐る」の原因の見分け方と対処を詳しく

葉や球根に赤い斑点や筋が出る

原因

アマリリスに多い赤斑病。雨に当たり続ける環境や過湿、葉や球根の首にかかる水で広がりやすい。

対策

斑点の出た葉を取り除き、雨の当たらない風通しの良い場所に移します。水は株元の土に与え、広がる場合は適用のある殺菌剤を散布します。植え替え時は傷んだ外皮をはがします。

「病気・カビ・斑点」の原因の見分け方と対処を詳しく

花茎がひょろひょろ伸びて倒れる

原因

冬の室内で暖かく暗い場所に置いたことによる徒長。光の方向に曲がって伸びるため、片側に傾いて倒れやすくなる。

対策

日中に日光の入る15〜20°Cの窓辺に移し、2〜3日おきに鉢を回します。倒れそうな花茎には早めに支柱を立て、数か所をゆるく結んで支えます。

「徒長・間延びする」の原因の見分け方と対処を詳しく

ロウ巻き球根の花が終わったあと元気がない

原因

ロウ巻き球根は蓄えた養分だけで咲き、根が切られている製品も多いため、花後は球根がやせて弱っている。

対策

続けて育てる場合はロウを取り除き、切り口を乾かしてから球根用土に浅く植え、日なたで葉を育てます。再び咲くまで1〜2年以上かかることがあります。

「しおれる・元気がない」の原因の見分け方と対処を詳しく

ここにない症状は症状から調べるで、葉の色・しおれ・虫・病気などから逆引きできます。

アマリリスの花言葉・風水

花言葉

アマリリスの花言葉は「おしゃべり」「輝くばかりの美しさ」「誇り」などです。大きな花が横向きに並んで咲く様子が、顔を寄せ合っておしゃべりしているように見えることや、太い花茎をまっすぐ立てて堂々と咲く姿に由来するといわれます。冬の贈り物にも人気があります。

風水・縁起

風水では、赤や濃いピンクの大きな花は活力や情熱を高めるとされ、まっすぐ上に伸びる花茎は発展を象徴するといわれます。冬に室内で咲く花は、日照の少ない季節の部屋に明るい気を呼び込むと考えられることから、リビングや玄関に飾られることが多い植物です。

アマリリスのよくある質問

Qアマリリスの花が終わったらどうすればいいですか?回答を見る
A

花茎を切り、葉を日に当てて秋まで育ててください。すべての花がしぼんだら、花茎を球根の上5〜10cmで切ります。葉は翌年の花のための養分を作るので切らず、明るい窓辺や、5月以降は屋外の日なたに置き、9月まで月1回の緩効性肥料を与えます。9月下旬から水を減らし、葉が黄色くなったら断水して休眠させ、5〜10°Cの凍らない場所で冬越しさせます。春に水やりを再開すると芽が動き出します。

Q葉ばかり茂って花が咲かないのはなぜですか?回答を見る
A

球根の太り不足か、休眠をさせていないことが多い原因です。花後に日当たりの悪い場所で育てたり、葉を早く切ったりすると、球根に花芽を作る養分がたまりません。秋に水を止めて休眠させずに一年中水を与え続けた場合や、窒素の多い肥料を与えすぎた場合も、葉ばかりになりやすくなります。翌年は日なたで葉を育て、9月下旬から水を減らして2か月ほど休眠させてください。分球した小さな球根は、開花まで2〜3年かかります。

Qロウ巻き(ワックス)アマリリスは来年も咲きますか?回答を見る
A

咲かせることは可能ですが、難しく、時間がかかることが多いです。ロウ巻き球根は、球根に蓄えた養分だけで1回咲くように作られており、根が切られている製品も多いため、花後にロウをはがして植えても回復に1〜2年以上かかることがあります。挑戦する場合は、花後にロウを手でていねいに取り除き、底の金具などがあれば外して切り口を乾かし、球根用の土に浅く植えて日なたで葉を育ててください。花後に処分しても構いません。

Qアマリリスの球根が腐ってしまいました。原因は?回答を見る
A

主な原因は水のやりすぎと深植えです。根が出る前の球根に水を与え続けたり、球根を全部土に埋めたりすると、底や首の部分から腐りやすくなります。球根を押して柔らかい部分があれば、掘り上げて腐った部分を清潔なナイフで削り、切り口を数日乾かしてから、新しい乾いた土に上3分の1を出して植え直します。腐りが盤(根の付け根)まで広がっている場合は回復が難しいので処分します。休眠中の水やりも腐敗の原因になります。

Q花茎が長く伸びて倒れてしまいます。回答を見る
A

光不足と温度の高さによる徒長が主な原因です。冬の室内で暖房の効いた暗い場所に置くと、花茎がひょろひょろと伸び、花の重みで倒れやすくなります。日中に日光の入る窓辺の15〜20°Cの場所に置き、花茎は光の方向に曲がるので、2〜3日おきに鉢を回すとまっすぐ伸びます。倒れそうな場合は早めに支柱を立て、花茎を数か所ゆるく結んで支えてください。咲き始めてからは涼しい場所に置くと花が長持ちします。

Qアマリリスは庭に植えっぱなしにできますか?回答を見る
A

関東以西の温暖地では、霜よけをすれば植えっぱなしで冬越しできる例もありますが、確実なのは鉢植えです。耐寒性は強くなく、球根が凍ると腐ります。地植えにする場合は、日当たりと水はけの良い場所に、球根の首が地面から少し出る深さで4〜5月に植え、冬は株元を腐葉土で10cmほど覆って保護します。寒冷地や、冬に霜が繰り返し降りる地域では、秋に掘り上げるか鉢植えにして室内で管理してください。

アマリリスを育てながら、あわせて使いたい

この記事について

執筆: Hapot編集部

植物を迎えたばかりの人が枯らさずに育てられるように、植物図鑑と症状別の記事を編集しているチームです。農林水産省や農研機構など公的機関の栽培指針を確認したうえで、温度や頻度を数値で示し、迷いやすい判断は結論から書くことを大切にしています。誤りや古くなった情報はお問い合わせから受け付け、確認のうえ更新しています。

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