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ストロマンテ・トリオスターの育て方

Stromanthe sanguinea 'Triostar'(S. thalia 'Triostar' とも)最終更新日:

Hapot編集部より

ストロマンテ・トリオスターは、緑とクリーム色、ピンクが混ざる葉と、赤紫の葉裏を一年中楽しめる、色の華やかな観葉植物です。ブラジルの熱帯雨林に自生するクズウコン科の植物で、カラテアやマランタの仲間にあたります。細長い葉の表には白からクリーム色の斑が筆でなでたように入り、新しい葉ほどピンクが濃く、裏返ると鮮やかな赤紫が見えます。夜になると葉を立ち上げて閉じ、朝に開く「就眠運動」をするのも、この仲間ならではの面白さです。一方で、空気の乾燥と強い日差しには弱く、葉先が茶色く枯れ込んだり、葉がくるくると巻いたりしやすい、やや手のかかる植物でもあります。レース越しの明るい日陰に置き、葉水で湿度を保ち、冬は10°C以上を守る、この3つが育て方の要です。草丈は鉢植えで30〜60cmほどで、カラテアを一つ育てたことがある人の次の一鉢に向いています。

ストロマンテ・トリオスターの姿

分類・基本データ

科
クズウコン科
属
ストロマンテ属 Stromanthe
種
ストロマンテ・トリオスター
別名
トリオスター、ストロマンテ・サングイネア、ストロマンテ・タリア、ストロマンテ
原産地
ブラジルの熱帯雨林の林床に自生するクズウコン科の常緑多年草です。トリオスターは斑入りの園芸品種で、緑・クリーム・ピンクの3色の葉が星のように明るいことが名前の由来とされます。

ストロマンテ・トリオスターの育て方の5つのポイント

水やり

春〜秋は土の表面が乾いたら(週1〜2回程度)。冬は表面が乾いて2〜3日後

日光

間接光

温度の目安

15-30°C(冬は10°C以上を保つ)

湿度

60-80%

土

水はけと水もちの良い観葉植物用土

ストロマンテ・トリオスターはどれくらい大きくなる?

大きさの目安

鉢植えでは草丈30〜60cmほどで、大きく育った株は80cm前後になることもあります。葉は長さ15〜30cmの細長い楕円形で、株元から放射状に広がります。

成長の速さ

中(春から夏に株元から新しい葉が次々と出る)

温度の目安(耐寒〜耐暑)

15-30°C(冬は10°C以上を保つ)

ケアのポイント

肥料

5〜9月に2週間に1回、薄めた液肥

成長速度

中(春から夏に株元から新しい葉が次々と出る)

毒性

同じクズウコン科のカラテアやマランタは、ASPCA(米国動物虐待防止協会)で犬と猫に無毒とされ、ストロマンテも毒性は低いとされる。ただし食べると嘔吐などを起こすことがあるので、かじらせないようにする

葉先の枯れと葉巻きの多くは、乾燥と強い光が原因です。レース越しの窓辺に置き、葉水をこまめにして、エアコンの風を避けます。

育て方の詳細

苗・株の選び方

良い株は、新しい葉にピンクとクリーム色の斑がはっきり出ていること、葉先が茶色く枯れ込んでいないこと、株元からまだ巻いた新芽が出てきていることの3点で見分けます。葉裏の赤紫が鮮やかなものは、十分な光の中で育ってきた株です。

避けたいのは、葉が全体に内側へ巻いている株と、葉先が広く茶色くなっている株です。乾燥した売り場に長く置かれて弱っていることが多く、家に迎えてから回復するまでに時間がかかります。葉裏に白い粉のようなものや細い糸が付いている株はハダニの可能性があるので避けます。寒い時期に買うと、持ち帰る途中の冷えで葉が傷むことがあるので、5〜9月の購入が安心です。

置き場所・日当たり

レースカーテン越しの、明るい日陰が基本の置き場所です。直射日光に当たると、薄い葉がすぐに焼けて斑の部分が茶色くなります。一方で暗すぎる場所では、新しい葉のピンクがあせて緑がちになり、茎が間延びしていきます。目安は、日中にレース越しの光が数時間差し込む窓から1m前後の位置です。空気の乾燥に弱いので、エアコンや暖房の風が直接当たる場所は避けます。

冬は10°C以上を保ち、夜は冷え込む窓際から1mほど離します。13°Cを下回る日が続くと葉が丸まって傷みやすくなるため、寒い時期は部屋の中ほどに移します。浴室やキッチンの近くなど、湿度の高い明るい場所はとくに相性が良い場所です。春から秋は屋外の明るい日陰にも出せますが、強い風と雨の当たらない場所を選びます。

水やりの詳細

ストロマンテは、土が乾ききるのも、ずっと湿ったままなのも嫌う植物です。春から秋は土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るまでたっぷり与えます。生育期の5〜9月は週1〜2回が目安で、乾き方を指で確かめてから与えます。冬は成長がゆるやかになるので、表面が乾いてから2〜3日待ち、室温に近い水を暖かい日の午前中に与えます。

土への水とは別に、葉水は一年中、1日1〜2回を目安に続けます。湿度が50%を切ると葉先が茶色く枯れ込み、葉が内側に巻いてきます。冬の暖房の効いた部屋では、加湿器を併用すると葉の傷みがぐっと減ります。水道水のカルキで葉先が傷むという説もあるので、くみ置きの水を使う人もいます。

よくある失敗は、葉が巻いたのを水不足と思って水やりを増やし、根を傷めることです。受け皿にたまった水は必ず捨ててください。土が湿っているのに葉が巻くなら、水ではなく空気の乾燥を疑います。

最適な土の作り方

市販の観葉植物用土がそのまま使えます。自分で配合するなら、赤玉土小粒5、腐葉土3、パーライト2が目安で、水はけと水もちのバランスをとります。ストロマンテの根は細く、乾きすぎにも過湿にも弱いため、ピートモスやココピートを1割ほど足して保水性を高める配合もよく使われます。鉢底には鉢底石を1〜2cm敷き、元肥として緩効性肥料を規定量混ぜておきます。鉢は、乾きにくいプラスチック鉢か、表面に釉薬のかかった陶器鉢が扱いやすく、乾きやすい素焼き鉢を使う場合は水やりの間隔を短くします。水はけの悪い重い土では、根が傷んで下葉から黄色くなりやすくなります。

剪定・切り戻し

ストロマンテは株元から葉が出てくる植物で、枝を切って形を作る剪定はほとんど必要ありません。手入れの中心は、傷んだ葉と古い葉を付け根から取り除くことです。葉先が茶色くなった程度なら、緑の部分を残して茶色い部分だけを葉の形に沿って斜めに切ると、見た目が整います。葉全体が黄色や茶色になったものは、葉柄の付け根から清潔なハサミで切り取ります。

株が混み合って中心に光や風が届きにくくなったら、外側の古い葉から数枚間引きます。切りすぎると株が弱るので、一度に取るのは全体の3分の1までにします。まれに茎の先に赤い苞の花が付いた場合は、咲き終わって色があせたら花茎の付け根で切ります。作業は生育期の5〜9月に行うと、株の回復が早くなります。

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    時期と道具を用意する

    手入れは生育期の5〜9月に行います。清潔なハサミを用意し、寒い時期の大がかりな手入れは避けます。

  2. 2

    傷んだ葉を見つける

    全体が黄色や茶色になった葉、折れた葉、内側に巻いたまま戻らない古い葉を探します。元気な葉はなるべく残します。

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    葉柄の付け根で切り取る

    傷んだ葉は葉柄をたどって株元近くの付け根で切ります。途中で切ると残った葉柄が枯れて見苦しくなるので、できるだけ根元で切ります。

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    茶色い葉先を整える

    葉先だけ茶色い葉は、緑の部分を少し残して、葉の形に沿って斜めに切ります。まっすぐ切るより自然な見た目になります。

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    混み合った株を間引く

    葉が混み合っている場合は、外側の古い葉から数枚を付け根で切ります。一度に取るのは全体の3分の1までにして、株を弱らせないようにします。

植え替え

植え替えは1〜2年に1回、気温が20°C前後になる5〜6月に行います。鉢底から根が出ている、水がしみ込みにくい、新しい葉が小さくなってきたといった様子が合図です。根鉢の周りの古い土を3分の1ほど軽く落とし、黒く傷んだ根を切って、一回り大きな鉢(直径3cm大きいもの)に植えます。ストロマンテの根は細く傷みやすいので、根鉢を強くほぐしすぎないようにします。株が大きくなっている場合は、植え替えと同時に株分けもできます。

よくある失敗は、寒い時期に植え替えて根が回復できず、葉が次々と巻いて枯れ込むケースです。植え替え後1週間は直射日光の当たらない明るい日陰で休ませ、葉水を多めにして、肥料は2〜3週間後から再開します。

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    時期と道具をそろえる

    適期は気温20°C前後の5〜6月です。一回り大きな鉢、観葉植物用土、鉢底石、清潔なハサミを用意し、前日は水を控えて土を少し乾かします。

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    株を鉢から抜く

    鉢の縁を軽く叩いて、株元を持って根鉢ごと抜きます。葉柄を引っ張ると付け根が傷むので、根元の土ごと支えるように持ちます。

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    古い土と傷んだ根を整理する

    根鉢の周りと底の古い土を3分の1ほど落とし、黒く柔らかい根を切ります。細い根は傷みやすいので、強くほぐしすぎないようにします。

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    新しい土で植え付ける

    鉢底石を1〜2cm敷いて用土を入れ、元と同じ深さに植えます。株元が深く埋まらないように高さを調整し、すき間に土を詰めます。

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    明るい日陰で休ませる

    鉢底から流れるまで水を与え、1週間は明るい日陰に置いて葉水を多めにします。肥料は2〜3週間後、新しい葉が動き出してから再開します。

増やし方

ストロマンテは株分けで増やすのが確実です。挿し木では根が出にくく、家庭では株分けが一般的です。適期は植え替えと同じ5〜6月で、株元から子株が分かれて増え、鉢がいっぱいになったころが目安です。鉢から抜いた株を手で割るようにして、1株に葉が3〜4枚以上と根がしっかり付くように分けます。手で分かれにくい場合は、清潔なナイフで根茎を切り分けます。

分けた株は、それぞれ観葉植物用土で植え付け、明るい日陰で湿度を高めに保って管理します。分けた直後は根が少ないため、葉がしおれたり巻いたりしやすいので、透明な袋をふんわりかぶせて湿度を保つと根付きやすくなります。新しい葉が出てきたら、根が張った合図です。小さく分けすぎると回復に時間がかかるので、2〜3株に分ける程度にとどめます。

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    時期と道具を用意する

    適期は5〜6月です。清潔なナイフかハサミ、植え付け用の小鉢、観葉植物用土、鉢底石を用意します。株分けは植え替えと同時に行うと効率的です。

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    株を抜いて分け目を探す

    株を鉢から抜いて土を軽く落とし、株元を見て自然に分かれている部分を探します。1株に葉が3〜4枚以上と根が付く位置を選びます。

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    手かナイフで株を分ける

    分け目に指を入れて、手で割るように分けます。根茎がつながって分かれにくい場合は、清潔なナイフで切り分け、傷んだ根を整理します。

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    それぞれ鉢に植え付ける

    分けた株を観葉植物用土で植え付け、たっぷり水を与えます。根が少ない株は、透明な袋をふんわりかぶせて湿度を保つと根付きやすくなります。

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    新しい葉が出るまで養生する

    明るい日陰で葉水を続け、土は乾かしすぎないように管理します。新しい葉が開いたら根が張った合図なので、通常の管理に戻し、液肥を始めます。

病害虫対策

乾燥した室内では、葉裏にハダニが付きやすい植物です。葉の表面が白っぽくかすれ、細い糸が見えたらハダニを疑います。週2〜3回以上の葉水や、浴室でシャワーをかけて葉裏を洗うことが予防と駆除の両方に役立ちます。数が多い場合は、観葉植物用の殺ダニ剤を7〜10日おきに2〜3回散布します。カイガラムシが葉柄や葉の付け根に付くこともあり、見つけたら柔らかい歯ブラシでこすり落とします。

病気は多くありませんが、過湿が続くと根腐れを起こし、株元から黄色くなってぐらつきます。葉に茶色の斑点が広がる場合は、蒸れによる葉の病気のことがあるので、傷んだ葉を取り除いて風通しを良くします。害虫と乾燥による傷みは見分けにくいため、葉の異変に気付いたら、まず葉裏を確認する習慣をつけると安心です。

年間カレンダー

1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
肥料
手入れ
手入れの内容
  • 5月植え替え・株分け・液肥開始
  • 6月株分け・葉水を習慣化
  • 7月直射日光とエアコンの風を避ける
  • 8月葉水でハダニ予防・傷んだ葉の整理
  • 9月肥料を止める
  • 10月室内の明るい場所へ移す

季節ごとの管理

春の管理

気温が15°Cを超えたら、水は土の表面が乾いたらたっぷり与え、5月から液肥を2週に1回始めます。5〜6月は植え替えと株分けの適期です。日差しが強まるので、置き場所はレース越しの窓辺にします。

夏の管理

成長が盛んな時期です。土の乾き方を確かめながら週1〜2回水を与え、葉水は1日1〜2回続けます。直射日光と西日は葉焼けの原因になるので避けます。エアコンの風が当たる場所では葉が巻きやすく、ハダニも増えます。

秋の管理

9月で肥料を止め、気温が下がるにつれて水やりの間隔を広げます。最低気温が13°Cを下回る前に、屋外の株は室内に取り込みます。日が短くなるので、室内のできるだけ明るい場所に置きます。

冬の管理

10°C以上の明るい室内に置き、水は表面が乾いて2〜3日後に、室温に近い水を与えます。冬は肥料を与えません。暖房で空気が乾くので、葉水と加湿器で湿度を保ち、夜は窓際から離します。

よくあるトラブルと対策

葉が内側にくるくると巻く

原因

空気の乾燥か、強すぎる光が原因です。湿度が50%を切る冬の暖房の部屋や、エアコンの風、直射日光の当たる窓辺で起こりやすい症状です。

対策

レース越しの明るい日陰に移し、葉水を1日1〜2回行います。エアコンの風を避け、冬は加湿器を使うと、数日〜1週間で葉が開いてきます。

葉先や葉の縁が茶色く枯れる

原因

乾燥による傷みが最も多く、肥料の与えすぎや、受け皿の水による根傷みでも起こります。

対策

茶色い部分は戻らないので、葉の形に沿って斜めに切り整えます。葉水で湿度を保ち、液肥は規定どおりに薄め、受け皿の水は捨てます。

「葉先・葉の縁が枯れる」の原因の見分け方と対処を詳しく

ピンクやクリーム色の斑が薄くなる

原因

光が足りないことが主な原因です。暗い場所では新しい葉の斑が出にくく、緑が強くなります。

対策

レース越しの光が数時間当たる窓辺に移します。次に出る葉から色が戻りますが、直射日光に当てると逆に焼けるので注意します。

「斑・模様・色が薄くなる」の原因の見分け方と対処を詳しく

下葉から黄色くなり株元がぐらつく

原因

水のやりすぎや水はけの悪い土による根腐れです。冬の低温で土が乾かないときに起こりやすくなります。

対策

水を止めて鉢から抜き、黒く柔らかい根を切って新しい土に植え直します。10°C以上の明るい場所で、葉水中心に管理して回復を待ちます。

「葉が黄色くなる」の原因の見分け方と対処を詳しく

葉が白っぽくかすれ、葉裏に細い糸がある

原因

ハダニが葉裏で汁を吸っている可能性があります。乾燥した室内で増えやすい害虫です。

対策

浴室でシャワーをかけて葉裏を洗い、3日おきに2〜3回繰り返します。数が多ければ殺ダニ剤を使い、予防として葉水を続けます。

「虫がついた」の原因の見分け方と対処を詳しく

ここにない症状は症状から調べるで、葉の色・しおれ・虫・病気などから逆引きできます。

ストロマンテ・トリオスターの花

ストロマンテ・トリオスターの花
ストロマンテ・トリオスターの花(イメージ)

ストロマンテ・トリオスターが家庭の鉢植えで花を咲かせることは多くありませんが、数年育てて大きく充実した株では、夏前後に茎の先から花茎が伸びることがあります。赤から赤紫の鮮やかな苞が房のように集まり、その間から小さな白い花がのぞく姿とされ、葉の色合いとは違う華やかさがあります。

花を咲かせると株の体力を使うため、咲き終わって苞の色があせてきたら、花茎の付け根から切り取ります。日本の室内では、光と温度が足りずに咲かないまま育つことがほとんどなので、葉の模様を楽しむ植物と考えておくとよいでしょう。

ストロマンテ・トリオスターの花言葉・風水

花言葉

ストロマンテ・トリオスターには、広く定着した花言葉は見当たりません。観葉植物として葉を楽しむ植物で、花が咲くことも少ないためと考えられます。贈り物にする場合は、3色の葉の明るさや、夜に葉を閉じて朝に開く姿にちなんだメッセージを添えると気持ちが伝わります。

風水・縁起

ストロマンテについて、風水で広く知られた決まった意味づけはありません。一般に、ピンクの色は人間関係や恋愛運に、上に向かって伸びる葉は気の流れを良くするといわれます。湿度を好むので、明るい洗面所やリビングの窓辺に置くと、育てやすさと見た目の両方で相性の良い場所になります。

ストロマンテ・トリオスターのよくある質問

Qストロマンテの葉が丸まって巻いてしまいます。なぜですか?回答を見る
A

多くは空気の乾燥か、強すぎる光が原因です。ストロマンテは葉から水分が失われると、葉を内側に巻いて蒸散を減らそうとします。湿度が50%を切る冬の暖房の部屋や、エアコンの風が当たる場所、直射日光の当たる窓辺で起こりやすい症状です。レース越しの明るい日陰に移し、葉水を1日1〜2回行うと、次第に葉が開くようになります。土がからからに乾いた水切れでも巻くので、土の状態もあわせて確認してください。

Q葉先が茶色く枯れてきました。どうすればいいですか?回答を見る
A

乾燥による葉先の枯れが最も多く、湿度を上げれば新しい葉からは防げます。一度茶色くなった部分は元に戻らないので、見た目が気になる場合は緑の部分を少し残して、葉の形に沿って斜めに切り取ります。そのうえで葉水を習慣にし、冬は加湿器を使い、エアコンの風が当たらない場所に移します。肥料の与えすぎや、受け皿の水のためすぎで根が傷んだときにも葉先が枯れるので、思い当たる場合は液肥を休みます。

Q夜になると葉が立ち上がって閉じるのは大丈夫ですか?回答を見る
A

病気ではなく、クズウコン科の植物に共通する「就眠運動」です。ストロマンテは夜になると葉柄の付け根にある関節のような部分の働きで葉を立ち上げ、朝になると再び広げます。カラテアやマランタにも見られる性質で、元気に育っている証拠ともいえます。ただし、昼間でも葉が閉じたままや、巻いたまま開かない場合は、乾燥や水切れ、寒さなどで株が弱っているサインなので、置き場所と水やりを見直してください。

Qピンクの色が薄くなって緑っぽくなりました。回答を見る
A

光が足りないと、新しい葉のピンクや斑が出にくくなります。ストロマンテの斑は、適度な光を受けた葉ほどはっきり出ます。暗い棚の上などに置いている場合は、レース越しの光が当たる窓辺に移すと、次に出る葉から色が戻ってきます。ただし直射日光に当てると、逆に斑の部分が焼けて茶色くなるので注意が必要です。窒素分の多い肥料を与えすぎた場合にも緑が強くなることがあるので、液肥は規定どおりに薄めて使います。

Qストロマンテはペットがいても育てられますか?回答を見る
A

一般には毒性が低い植物とされています。同じクズウコン科のカラテアやマランタは、ASPCA(米国動物虐待防止協会)で犬と猫に無毒と分類されており、ストロマンテもペットのいる家庭で選ばれることの多い観葉植物です。ただし、植物を大量に食べると嘔吐や下痢を起こすことがあり、かじられて葉が傷むこともあるので、猫が届かない高い棚や吊り鉢で育てるのが安心です。体調に異変があれば、早めに動物病院に相談してください。

ストロマンテ・トリオスターを育てながら、あわせて使いたい

この記事について

執筆: Hapot編集部

植物を迎えたばかりの人が枯らさずに育てられるように、植物図鑑と症状別の記事を編集しているチームです。農林水産省や農研機構など公的機関の栽培指針を確認したうえで、温度や頻度を数値で示し、迷いやすい判断は結論から書くことを大切にしています。誤りや古くなった情報はお問い合わせから受け付け、確認のうえ更新しています。

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