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モンステラ・タイコンステレーションの育て方

Monstera deliciosa 'Thai Constellation'公開日: 最終更新日:

モンステラ・タイコンステレーションの育て方の要点

水やり
土の表面が乾いたらたっぷり(春〜秋は週1回前後)
置き場所
間接光
冬越し
15°C 以上を保つ

Hapot編集部より

モンステラ・タイコンステレーションは、緑の葉にクリーム色の斑が星空のように散る斑入りモンステラで、高価な一株を時間をかけて大きく育てたい人に向いています。緑一色のモンステラとの違いは、斑の部分には葉緑素がほとんどないため成長がゆっくりで、より明るい場所を必要とし、斑の部分から葉焼けや茶色い傷みが出やすいことです。

タイの研究室で組織培養によって増やされた品種とされ、同じ斑入りでも白い斑が大きく入るアルボ(ボルシギアナ・アルボ)と比べて、斑が先祖返りして緑一色に戻りにくい安定した性質を持つといわれます。斑の出方は株や葉ごとに異なり、細かな散り斑から大きな面で入る斑までさまざまです。

価格は流通が増えて下がってきたものの、小さな苗で数千〜2万円前後、切れ込みの入った大株では5万円を超えることもあるのが目安です。基本の育て方は通常のモンステラと同じで、15°C以上の暖かさとレースカーテン越しの明るさを用意できれば、室内でも育てられます。

モンステラ・タイコンステレーションの姿

分類・基本データ

科
サトイモ科
属
モンステラ属 Monstera
種
モンステラ・タイコンステレーション 'Thai Constellation'
別名
タイコン、タイコンステレーション、モンステラ・デリシオーサ・タイコンステレーション、斑入りモンステラ
原産地
メキシコ南部〜中米原産のモンステラ・デリシオーサから生まれた斑入りの園芸品種で、タイの研究室で組織培養によって増やされたとされます。

モンステラ・タイコンステレーションの育て方の5つのポイント

水やり

土の表面が乾いたらたっぷり(春〜秋は週1回前後)

日光

間接光

温度の目安

15-30°C

湿度

50-80%

土

水はけの良い観葉植物用土(粗めの配合)

モンステラ・タイコンステレーションはどれくらい大きくなる?

大きさの目安

室内の鉢植えで高さ50cm〜1.5m程度。支柱に登らせると2m近くになることもある。成熟した葉は幅30〜60cmで、成長は緑のモンステラよりゆっくり。

成長の速さ

ゆっくり〜中(緑のモンステラより遅い)

温度の目安(耐寒〜耐暑)

15-30°C

ケアのポイント

肥料

春〜秋に月1回薄めの液肥

成長速度

ゆっくり〜中(緑のモンステラより遅い)

毒性

樹液に刺激性あり(シュウ酸カルシウム)。ペット・子どもの誤食に注意

緑のモンステラより一段明るく、ただし直射日光は斑から焼ける。冬は15°C以上を守り、斑の傷みは乾燥と強光を疑います。

育て方の詳細

苗・株の選び方

良い株の見分け方は3点です。緑と斑がほどよく混じった葉が多いこと、斑の部分に茶色い傷みや吸汁痕が少ないこと、株元がしっかりして新芽が動いていることを確認します。高価な品種なので、品種名のラベルや組織培養苗であることを販売店に確かめると安心です。

避けたいのは、ほとんどクリーム色の葉ばかりの株と、斑の部分が広く茶色くなった株です。前者は光合成ができる緑が少なく成長が遅れやすく、後者は乾燥や強光で弱っている可能性があります。斑の出方は葉ごとに変わるため、今ある葉より株の元気さを優先して選びます。

置き場所・日当たり

基本はモンステラと同じです。タイコンステレーションの違いは、斑の部分で光合成ができないぶん、通常のモンステラより一段明るい場所が必要なことです。窓から1m以内のレースカーテン越しが定位置の目安で、暗い場所では新しい葉が小さくなり、切れ込みが入りにくくなります。一方でクリーム色の斑は日差しに弱く、直射日光やガラス越しの西日に当たると、斑の部分から茶色く焼けます。光が足りない部屋では、植物用の照明を葉から30〜50cm離して1日10時間ほど当てる方法もあります。

冬は15°C以上を保ち、夜に冷える窓際から離します。

よくある失敗は、成長を急いで南向きの窓辺の直射日光に当て、斑の部分が数日で茶色くなるケースです。焼けた部分は戻らないので、レース越しに戻して次の葉を待ちます。

水やりの詳細

基本はモンステラと同じで、土の表面が乾いたら鉢底から流れるまで与えます。タイコンステレーションは成長がゆっくりで水の消費も緑のモンステラより少ないため、春〜秋は週1回前後、土の上から2〜3cmが乾いたのを確かめてから与えるのが目安です。冬は土が中まで乾いてから2〜3日待ちます。斑の部分は乾燥に敏感で、湿度が40%を下回ると斑の縁から茶色くカサカサになりやすいので、加湿器で湿度を50%以上に保つと傷みを減らせます。

よくある失敗は、高価な株を大切にするあまり水を頻繁に与え、根腐れで下葉が黄変するケースです。土が湿っているのに葉が垂れるなら根傷みを疑い、水を止めて鉢から抜いて根を確かめます。

最適な土の作り方

通常のモンステラと同じ配合でも育ちますが、成長がゆっくりで水の消費が少ないぶん、粗めで空気をよく通す土が向いています。目安は観葉植物用土6に対し、ベラボンなどのヤシ殻チップ2、パーライト2を混ぜた配合です。根が太く空気を好むので、細かい土だけの配合は避けます。

鉢はスリット鉢か素焼き鉢が乾きやすく、鉢底石は2〜3cm敷きます。高価な株なので古い土は使い回さず、清潔な新しい土を使います。支柱を立てる場合は、植え付けのときに一緒に立てると根を傷めずに済みます。

剪定・切り戻し

剪定の基本はモンステラと同じで、適期は5〜9月です。タイコンステレーションで違うのは、葉を切る判断を慎重にすることです。斑の部分は光合成の力が弱く、緑の多い葉が株を支えているため、斑の一部が茶色くなった程度の葉は残します。葉の半分以上が茶色く傷んだ葉や、黄変した下葉だけを付け根から切ります。

ほとんどクリーム色一色の葉が出た場合も、すぐに切らず、次の葉が開くまでは残しておくのが無難です。茎を切り戻す場合は、節の2〜3cm上で切ると下の節から芽が出ます。樹液に触れないよう手袋を着けます。

よくある失敗は、斑の茶色い傷みを見るたびに葉を切り、葉数が減って成長が止まるケースです。傷んだ部分だけを葉の形に沿って切り取る方法でも見た目は整います。

  1. 1

    時期と道具をそろえる

    5〜9月に行います。消毒した清潔なハサミと手袋を用意し、樹液が床に垂れないよう新聞紙を敷きます。

  2. 2

    切る葉を慎重に選ぶ

    半分以上が茶色く傷んだ葉と黄変した下葉だけを選びます。斑の一部が茶色い程度の葉や、緑の多い葉は株を支えるので残します。

  3. 3

    葉は付け根、茎は節の上で切る

    葉は付け根から切り取ります。茎を短くしたい場合は節の2〜3cm上で切り、切った茎は節を含めて挿し穂に使います。

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    剪定後の養生と管理

    明るい日陰で15°C以上を保ち、水は控えめにします。切った節の下から新芽が出るまで1〜2か月かかるので、肥料は芽が動いてから与えます。

植え替え

モンステラより成長がゆっくりなので、植え替えは1〜2年に1回、5〜8月の最低気温が18°C以上ある時期に行います。鉢底から根が出る、水の染み込みが遅い、が合図です。鉢は一回り(直径3cm)だけ大きくし、根鉢は崩さず、傷んだ根だけを取り除くのが、高価な株を傷めないための基本です。気根が伸びてきたら、植え替えのときに水苔の支柱を立てて誘引すると、上に登るにつれて大きく切れ込んだ葉が出やすくなります。

植え替え後は2週間ほど明るい日陰で養生し、肥料は1か月後から再開します。

よくある失敗は、購入直後の株をすぐに植え替え、環境の変化と根の傷みが重なって葉を落とすケースです。購入後2〜3週間は置き場所に慣らしてから植え替えます。

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    時期と道具をそろえる

    最低気温が18°C以上の5〜8月に行います。一回り大きなスリット鉢、鉢底石、粗めに配合した土、水苔の支柱、ハサミ、手袋を用意します。

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    根鉢を崩さず株を抜く

    鉢の側面を押して根鉢ごと静かに抜きます。根鉢は崩さず、黒く柔らかい根だけを清潔なハサミで取り除きます。

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    支柱と一緒に植え付ける

    鉢底石を敷いて土を入れ、株の後ろに水苔の支柱を立ててから植えます。株元の高さは元と同じにし、気根を支柱に軽く誘引します。

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    植え替え後の養生と管理

    水を鉢底から流れるまで与え、明るい日陰で2週間ほど養生します。直射日光は避け、肥料は1か月後から薄めの液肥で再開します。

増やし方

茎挿しと水挿しで増やせます。タイコンステレーションの斑は先祖返りしにくい安定した性質とされ、挿し木で増やした株にも斑が受け継がれるといわれます。適期は5〜8月で、気根の付いた節を1〜2節含めて茎を切り、葉は1枚残して水に挿すか、湿らせた水苔で包みます。発根まで3〜6週間かかり、緑のモンステラより遅めです。

斑の多い節より、緑と斑がほどよく混じる節を選ぶと、発根後の生育が安定します。親株は切った節の下から新芽が出ます。高価な株なので、増やすのは親株が十分に大きく、葉が5〜6枚以上ある場合にとどめます。

よくある失敗は、水挿しの水を替えずに切り口を腐らせるケースです。水は2〜3日おきに替え、切り口が黒くなったら清潔なハサミで切り直します。

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    時期と道具をそろえる

    5〜8月に行います。消毒した清潔なハサミ、手袋、透明な容器か湿らせた水苔、挿し木用の小鉢を用意します。

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    挿し穂にする節を選ぶ

    気根の付いた節を1〜2節含む茎を選びます。緑と斑がほどよく混じる葉の付いた節が、発根後の生育が安定します。

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    節の下で切って水に挿す

    節の下で茎を切り、葉は1枚残します。節が水に浸かるよう容器に挿すか、湿らせた水苔で節を包み、明るい日陰に置きます。

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    発根後の植え付けと管理

    水は2〜3日おきに替え、3〜6週間で根が5cmほど伸びたら土に植えます。植え付け後2週間は直射日光を避け、土を乾かしすぎないようにします。

病害虫対策

基本はモンステラと同じで、ハダニとカイガラムシ、アザミウマに注意します。タイコンステレーションでは、ハダニやアザミウマの吸汁痕がクリーム色の斑に紛れて見落としやすいのが難しい点です。斑の部分に細かい銀色のかすれや黒い点が増えてきたら、葉裏を確かめます。予防は週2〜3回の葉水と月1回の葉拭きで、発生したらシャワーで葉裏を洗い流し、多い場合は殺虫剤を使います。新しく迎えた株は1〜2週間ほど他の植物から離して様子を見ます。

よくある失敗は、斑の茶色い傷みを病気と思って殺菌剤をかけ続けるケースです。多くは乾燥や強い光が原因なので、まず湿度と置き場所を見直してください。

年間カレンダー

1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
肥料
手入れ
手入れの内容
  • 5月植え替え・支柱立て・肥料開始
  • 6月茎挿しで増殖
  • 7月斑の葉焼けと湿度チェック
  • 8月気根の誘引・傷んだ葉の整理
  • 9月最後の肥料・冬の置き場所決め

季節ごとの管理

春の管理

最低気温が15°Cを超えたら成長が始まります。水は土の上のほうが乾いたら与え、肥料は5月から薄めの液肥を月1回。置き場所はレース越しの明るい窓辺へ戻します。冬より日差しが強くなり、斑が焼けやすくなるので、窓との距離を見直します。

夏の管理

成長期で、水は週1〜2回、土の乾きを確かめて与え、肥料は月1回続けます。直射日光と西日は斑が焼けるので必ず遮ります。冷房の風が直接当たると斑の縁から乾いて傷むので、加湿器や葉水で湿度を保ちます。

秋の管理

水やりの間隔を少しずつ空け、肥料は9月で終えます。日差しが弱まるので、窓辺寄りに移して光を確保します。最低気温が15°Cを下回る前に、冷える窓際から離した暖かい部屋の定位置を決めます。暖房が始まると乾燥でハダニが増えます。

冬の管理

15°C以上を保ち、水は土が中まで乾いてから2〜3日後に与え、肥料は与えません。暖房で湿度が下がると斑の縁が茶色くなりやすいので、加湿器で湿度を50%前後に保ちます。日照時間が短い時期は、植物用の照明を補うと新しい葉が小さくなりにくくなります。

10月の作業をくわしく知りたいときは観葉植物の冬越しや秋の植え替えの記事も参考になります。

よくあるトラブルと対策

斑の部分が茶色くカサカサになる

原因

空気の乾燥か強い光。葉緑素の少ないクリーム色の斑は緑の部分より傷みやすく、湿度が40%を下回ったり直射日光に当たったりすると縁から茶色くなる。

対策

茶色い部分は戻らないので、葉の半分以上が傷んだ場合だけ付け根から切ります。置き場所をレースカーテン越しにし、加湿器で湿度を50%以上に保つと、次の葉の傷みが減ります。

斑の部分が日焼けして白っぽく抜け、茶色く変色した

原因

直射日光やガラス越しの西日による葉焼け。成長を急いで強い光に当てると、斑の部分から数日で焼ける。

対策

焼けた部分は戻らないので、窓から少し離したレース越しの場所へ移します。光を増やしたいときは、1週間ほどかけて少しずつ窓に近づけるか、植物用の照明で補います。

新しい葉が小さく切れ込みが入らない

原因

光量不足か株の若さ。斑の部分で光合成ができないぶん、緑のモンステラより多くの光を必要とし、暗いと葉が小さいまま出る。

対策

窓から1m以内のレースカーテン越しへ移し、水苔の支柱に気根を誘引して上へ登らせます。春〜秋は月1回の薄めの液肥を与えます。組織培養の若い苗は最初の数枚に切れ込みがないのが普通です。

ほとんどクリーム色一色の葉が出た

原因

斑の出方は葉ごとに異なり、斑が大きく入る葉が出ることがある。斑一色の葉は光合成がほとんどできず、傷みやすい。

対策

すぐに切らず、次の葉が開くまで残します。株を支える緑の多い葉を大切にし、明るい場所で育てます。斑一色の葉が茶色く傷んできたら、付け根から切り取ります。

冬に葉が垂れて下葉が黄色くなる

原因

低温と過湿による根傷み。15°Cを下回る部屋で水を与え続けると、成長がゆっくりな株は土が乾かず根が傷む。

対策

水を止めて15°C以上の暖かい部屋へ移し、土が中まで乾くのを待ちます。株元がぐらつく場合は、5月以降に鉢から抜いて黒い根を取り除き、新しい土に植え直します。

ここにない症状は症状から調べるで、葉の色・しおれ・虫・病気などから逆引きできます。

モンステラ・タイコンステレーションの花

モンステラ・タイコンステレーションの花:モンステラ・タイコンステレーションの株元から伸びた花
モンステラ・タイコンステレーションの花(イメージ)

モンステラ・タイコンステレーションの花も、通常のモンステラと同じく、クリーム色の大きな仏炎苞が、太い棒状の肉穂花序を包むサトイモ科らしい形です。原産地では大きく育った株が咲かせ、受粉すると肉穂花序がトウモロコシのような実になり、熟すと食べられることでも知られます。

ただし室内の鉢植えで咲くのはまれで、特にタイコンステレーションは斑の部分で光合成ができず、緑のモンステラより成長がゆっくりなため、花が咲くほど株が充実するまでには長い年月がかかると考えられます。咲いた場合も、花に養分を使うと新しい葉の展開が遅れるので、葉を楽しむなら早めに花茎を切ると安心です。作業は手袋を着けて行いましょう。

モンステラ・タイコンステレーションの花言葉・風水

花言葉

モンステラ・タイコンステレーションの花言葉は、モンステラ共通の「嬉しい便り」「壮大な計画」です。葉の切れ込みから差し込む光が希望の便りに見えることに由来するといわれます。星座を意味する名のとおり、クリーム色の斑が星空のように散る葉は、特別な記念日や大切な人への贈り物にふさわしい一鉢です。

風水・縁起

風水では、モンステラの丸みのある大きな葉は金運を呼び込み、調和の気をもたらすとされます。タイコンステレーションのクリーム色の斑は、明るい黄色系の色として金運や楽しさを高めるといわれ、リビングの西側や人が集まる場所に置くと良いとされます。斑が焼けやすいので、言い伝えより明るさと日差しのバランスを優先して場所を選んでください。

モンステラ・タイコンステレーションのよくある質問

Qモンステラ・タイコンステレーションとアルボの違いは何ですか?回答を見る
A

いちばんの違いは斑の安定性と入り方です。タイコンステレーションはクリーム色の斑が細かく散ったり面で入ったりする品種で、組織培養で増やされ、斑が先祖返りしにくい安定した性質とされます。アルボは白い斑が葉の半分を覆うように大きく入ることが多い一方、斑が不安定で、緑一色に戻ったり白一色の葉が出たりしやすいといわれます。そのため、斑を長く楽しみたいならタイコンステレーションのほうが扱いやすいと考えられます。

Qモンステラ・タイコンステレーションの斑が茶色くなるのはなぜですか?回答を見る
A

多くは乾燥か強すぎる光が原因です。クリーム色の斑の部分は葉緑素が少なく、緑の部分より傷みやすいため、湿度が40%を下回ったり、直射日光や西日に当たったりすると、斑の縁から茶色くカサカサになります。茶色くなった部分は戻らないので、置き場所をレースカーテン越しにし、加湿器で湿度を50%以上に保ちます。斑の多い葉ほど傷みやすいのは性質なので、一部が茶色くなっても葉はすぐに切らずに残してください。

Qモンステラ・タイコンステレーションの斑は緑に戻りますか?回答を見る
A

緑一色に戻ることは少ないといわれます。タイコンステレーションは組織培養で増やされた安定した斑入り品種で、不安定な斑のアルボのように先祖返りしやすい性質ではないとされます。ただし斑の量は葉ごとに変わり、緑の多い葉が続くこともあります。暗い場所では斑の少ない葉が増えやすいともいわれるので、レースカーテン越しの明るい場所で育てます。挿し木で増やした株にも斑は受け継がれるとされます。

Qモンステラ・タイコンステレーションはなぜ高いのですか?回答を見る
A

斑入りで成長が遅く、増やすのに時間がかかるためです。斑の部分は光合成ができないので、緑のモンステラより成長がゆっくりで、出荷できる大きさになるまで時間がかかります。組織培養で量産されるようになって価格は下がってきたものの、小さな苗で数千〜2万円前後、切れ込みの入った大株では5万円を超えることもあるのが目安です。同じ品種でも斑の入り方の美しさで値段が大きく変わり、現品販売で選ぶ人が多い品種です。

Qモンステラ・タイコンステレーションの葉に切れ込みが入りません。なぜ?回答を見る
A

株がまだ若いか、光が足りないことが多い原因です。モンステラの葉は、株が成熟するにつれて切れ込みや穴が入るようになり、組織培養の小さな苗では最初の数枚は切れ込みのない葉が普通です。タイコンステレーションは緑のモンステラより成長が遅いため、切れ込みが入るまでに時間がかかります。レースカーテン越しの明るい場所に置き、水苔の支柱に気根を誘引して上へ登らせると、大きく切れ込んだ葉が出やすくなります。

Qモンステラ・タイコンステレーションは猫や犬がいても大丈夫ですか?回答を見る
A

手の届かない場所に置く必要があります。モンステラの仲間は樹液にシュウ酸カルシウムを含み、猫や犬がかじると口の中の痛みやよだれ、嘔吐などを起こすことがあります。タイコンステレーションも同じように扱い、ペットが入れない部屋や、かじられない高さに置きます。高価な株なので、かじられて葉が傷むのを防ぐ意味でも置き場所は大切です。剪定や植え替えのときは手袋を着け、樹液が肌に付いたら洗い流してください。

モンステラのほかの品種

モンステラ としてまとめている他の品種です。

モンステラの種類と選び方を比較する

モンステラ・タイコンステレーションに関係するナレッジ

モンステラ・タイコンステレーションの季節の作業や、土・鉢・肥料の選び方をくわしく解説した記事です。

モンステラ・タイコンステレーションを育てる人が次に読んでいるページ

10月の作業と、モンステラ・タイコンステレーションの手入れで迷ったときに役立つページです。

この記事について

執筆: Hapot編集部

植物を迎えたばかりの人が枯らさずに育てられるように、植物図鑑と症状別の記事を編集しているチームです。農林水産省や農研機構など公的機関の栽培指針を確認したうえで、温度や頻度を数値で示し、迷いやすい判断は結論から書くことを大切にしています。誤りや古くなった情報はお問い合わせから受け付け、確認のうえ更新しています。

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