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果樹中級者向け

ラズベリーの育て方

Rubus idaeus最終更新日:

ラズベリーの育て方の要点

水やり
鉢は表面が乾いたらたっぷり。夏は毎朝
置き場所
直射日光
冬越し
-20°C 以上を保つ

Hapot編集部より

ラズベリーは、寒さに強く、苗を植えた翌年から実がなるので、鉢植えで果樹を始めたい人に向く低木です。1本で実がなるため受粉樹はいらず、8〜10号の鉢でもベランダで甘酸っぱい実を摘めます。品種は、初夏の6〜7月に1回実る一季なりと、初夏と秋の9〜10月の2回実る二季なりに分かれ、どちらを選ぶかで収穫後の枝の切り方が変わります。一季なりは前の年に伸びた枝に実がつき、二季なりはその年に伸びた枝の先にも秋に実がつくため、植えた年の秋に少し収穫できることもあります。枝には細かいトゲがありますが、グレンアンプルなどトゲのない品種もあり、子どもと一緒に収穫したい家庭にも向いています。苦手なのは夏の暑さで、関東以西の平地では真夏の西日を避けることが大切です。管理の柱は、実のついた枝を収穫後に根元から切ることと、年3回の肥料、土を乾かしすぎない水やりの3つです。

ラズベリーの姿

分類・基本データ

科
バラ科
属
キイチゴ属 Rubus
種
ラズベリー
別名
木苺、キイチゴ、レッドラズベリー、ヨーロッパキイチゴ
原産地
ヨーロッパから北アジアにかけての冷涼な地域が原産です。日本には明治時代に伝わったとされ、北海道や東北など涼しい地域で多く栽培されています。

ラズベリーの育て方の5つのポイント

水やり

鉢は表面が乾いたらたっぷり。夏は毎朝

日光

直射日光

温度の目安

-20〜30°C(寒さに強く、夏の高温が苦手)

湿度

40-60%

土

水はけと水もちのよい、弱酸性から中性の土

ラズベリーはどれくらい大きくなる?

大きさの目安

鉢植えで高さ1〜1.5m。庭植えで1.5〜2m。株元から新しい枝が次々に出て株が広がる。

成長の速さ

速い(新しい枝が1年で1.5〜2m伸びる)

温度の目安(耐寒〜耐暑)

-20〜30°C(寒さに強く、夏の高温が苦手)

ケアのポイント

肥料

2月の寒肥、収穫後7月のお礼肥、9月の追肥

成長速度

速い(新しい枝が1年で1.5〜2m伸びる)

毒性

実は食用。毒性は知られていない。枝のトゲに注意

一季なりは「前の年の枝」、二季なりは「その年の枝」に実がつきます。どの枝に実がつくかを覚えれば、収穫後にどこを切るかで迷わなくなります。

育て方の詳細

苗・株の選び方

苗は、まず一季なりか二季なりかを名札で確かめて選びます。初夏にまとめて採りたいなら一季なり、秋にも採りたい、剪定を簡単にしたいなら二季なりが向いています。

良い苗は、太い枝が2〜3本以上あるもの、ポットの底から白い根が見えて根がしっかり回っているもの、枝の芽がふくらんでいるものです。枝が細く1本だけの苗や、株元に木くずのようなフンや穴がある苗は避けます。子どもと収穫するならグレンアンプルなどのトゲなし品種が扱いやすく、二季なりの代表品種にはインディアンサマーやヘリテージがあります。

置き場所・日当たり

日当たりと風通しがよく、夏だけ午後から日陰になる場所が理想です。ラズベリーは冷涼な気候を好み、耐寒性は-20°C前後と強いため、寒冷地でも鉢のまま屋外で冬越しできます。反対に30°Cを超える日が続くと株が弱りやすく、暖地では夏の西日と照り返しを避けることが実つきを左右します。鉢植えは春と秋は日なたに置き、7〜8月は東側の軒下や、すだれで半日陰を作った場所へ移します。ベランダの床に直に置くと熱がこもるので、台やすのこの上に置きます。枝が1.5〜2mに伸びるので、支柱を立てて風で折れないようにします。

失敗例として、真夏のコンクリートの上に置いて葉が縁から茶色く枯れることがあります。涼しい場所へ移して水切れを防げば、秋には新しい枝が伸びて回復します。

水やりの詳細

ラズベリーは根が浅く、乾燥に弱い一方で、水がたまる過湿も嫌います。鉢植えは土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るまでたっぷり与えるのが基本です。目安は春と秋が2〜3日に1回、実が色づく6〜7月と真夏は毎朝で、乾きの早い日は夕方にも確認します。冬は落葉して休むので、土が乾いて2〜3日後に与える程度で足ります。実が太る時期の水切れは、実が小さく固くなる原因になります。庭植えは根付いた後は雨任せですが、晴天が1週間続いたら株元に与えます。

失敗例として、受け皿に水をためたままにして根が傷み、下葉から黄色くなることがあります。受け皿の水は毎回捨て、土が乾くまで水を控えると新しい葉が出てきます。

最適な土の作り方

水はけと水もちのバランスがよい、弱酸性から中性(pH5.5〜6.5)の土が向いています。鉢植えは赤玉土小粒5、腐葉土3、鹿沼土2の配合か、市販の果樹用やベリー用の培養土をそのまま使えます。鉢底には鉢底石を2〜3cm敷き、水が抜けやすくします。ブルーベリーほど強い酸性の土は必要ありません。庭植えは植え穴の土に腐葉土や堆肥を3割ほど混ぜ、水がたまる場所は10〜15cm盛り土して植えます。植え付け後は株元にわらやバークチップを敷き、夏の乾燥と地温の上昇を和らげます。

剪定・切り戻し

剪定の仕方は一季なりと二季なりで違います。一季なりは、実がついた枝は翌年は実らないため、収穫が終わった7〜8月に根元から切ります。その年に伸びた新しい枝は1株5〜6本に間引いて残し、冬の12〜2月に先端を1.2〜1.5mで切りそろえます。二季なりは、秋に実がついた枝の先の部分だけを切り、残った下の部分に翌年の初夏に実らせます。初夏の収穫が終わったら、その枝を根元から切ります。手間を減らしたいなら、冬に二季なりの枝をすべて地際で切り、秋の1回だけ収穫する方法もあります。

失敗例として、一季なりの新しい枝まで冬に全部切り、翌年まったく実らないことがあります。その年は新しい枝を育て、翌年の収穫を待ちます。

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    時期と道具を確かめる

    一季なりは収穫後の7〜8月と冬の12〜2月に行います。よく切れる剪定バサミと、トゲから手を守る厚手の手袋を用意します。

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    実のついた枝を切る

    収穫の終わった枝を地際で切ります。皮が茶色く硬いのが実をつけた古い枝で、緑色の若い枝は翌年の実のために残します。

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    新しい枝を間引く

    その年に伸びた新しい枝のうち、太く勢いのよいものを1株5〜6本残し、細い枝や混んだ枝は地際で切ります。

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    冬に先端を切りそろえる

    12〜2月に、残した枝の先端を1.2〜1.5mの高さで切りそろえ、支柱にひもで結んで風で揺れないようにします。

植え替え

苗の植え付けと植え替えは、葉が落ちて休眠している11〜3月(厳寒期を除く)が適期です。鉢植えは8〜10号の深めの鉢を用意し、根が詰まってくる2年ごとに一回り大きな鉢へ植え替えます。株元から新しい枝が次々に出るので、10号以上の鉢を使うと株が充実し、収穫量も増えます。大きさを保ちたい場合は、根鉢の周りを3cmほど削って同じ鉢に新しい土で植え戻します。鉢底から根が出ている、水の染み込みが遅いのが植え替えの合図です。植え付けた苗は枝を30〜40cmに切り詰めると、根の張りがよくなります。

失敗例として、芽が動き出した4月に植え替えて根を崩し、新芽がしおれることがあります。半日陰で2週間ほど休ませ、水切れさせなければ持ち直します。

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    時期と用意するもの

    落葉している11〜3月の厳寒期を除いた時期に行います。一回り大きな8〜10号の鉢、果樹用培養土、鉢底石、ハサミ、支柱を用意します。

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    根を整える

    鉢から抜き、根鉢の肩と底を軽くほぐします。黒く傷んだ根や長く巻いた根を切り、古い土を3分の1ほど落とします。

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    植え直す

    鉢底石を敷いて土を入れ、根鉢の上面が鉢の縁より3cmほど下になる高さで据えます。周りに土を入れ、棒でつついて隙間を埋めます。

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    支柱と水やり

    支柱を立てて枝をひもで結び、鉢底から流れ出るまで水を与えます。2週間ほど半日陰で休ませてから日なたへ戻します。

増やし方

ラズベリーは、株元から少し離れた場所に出る吸枝(ひこばえ)で簡単に増やせます。11〜3月の休眠期に、親株から20〜30cm離れて出た若い枝を、根を付けたままスコップで切り離して別の鉢に植えます。鉢植えでは鉢の縁から出た吸枝を使います。挿し木もでき、6〜7月に新しい枝の先を10〜15cm切り、下の葉を落として挿し木用土に挿すと、1か月ほどで根が出ます。品種登録のある品種は、自分で育てる分を超えて増やし、人に譲ったり売ったりすることはできません。

失敗例として、根の少ない吸枝を切り離して枯らすことがあります。根が少なければ親株に付けたまま1年育て、翌冬に掘り上げると確実です。

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    吸枝を選ぶ

    11〜3月の休眠期に、親株から20〜30cm離れて出た若い枝を選びます。スコップ、ハサミ、小さめの鉢と培養土を用意します。

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    根を付けて切り離す

    吸枝の周りにスコップを入れ、親株とつながる地下茎を切ります。根をできるだけ多く付けたまま掘り上げます。

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    鉢に植える

    6〜8号の鉢に培養土で植え、枝を30cmほどに切り詰めます。根の量に対して枝を短くすると、植え傷みが少なくなります。

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    根付くまで管理する

    水をたっぷり与えて半日陰に置き、土を乾かさないように管理します。春に新しい芽が伸びてきたら日なたへ移します。

病害虫対策

注意したい害虫は、茎の中に入り込むカミキリムシの幼虫(テッポウムシ)です。株元に木くずのようなフンが出ていたら被害の枝を根元から切ります。鉢植えではコガネムシの幼虫が根を食べ、株が急にしおれることがあるので、植え替えのときに土の中を確かめます。新芽のアブラムシや、夏の乾燥で増えるハダニにも注意し、ハダニは葉裏に水をかけて防ぎます。病気では、梅雨に実が灰色のカビで覆われる灰色かび病が多く、傷んだ実はすぐ取り除きます。熟した実は鳥にも狙われるので、色づき始めたら防鳥ネットをかけます。

失敗例として、取り遅れた実を放置して灰色かび病が広がることがあります。毎日摘み取り、混んだ枝を間引くと被害が減ります。

年間カレンダー

1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
開花
肥料
手入れ
手入れの内容
  • 2月寒肥・一季なりの枝先を切りそろえる
  • 5月開花・アブラムシの見回り
  • 6月一季なりの収穫・鳥よけネット
  • 7月実のついた枝を切る・お礼肥・西日を避ける
  • 9月二季なりの秋の収穫・追肥
  • 11月植え付け・植え替え・吸枝の株分け
  • 12月冬の剪定

季節ごとの管理

春の管理

日なたに置き、新しい枝が伸び始めたら支柱に誘引します。肥料は2月の寒肥が効いているので追加は不要です。鉢は土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。5月に白い花が咲き、新芽にアブラムシが付きやすいので見回ります。

夏の管理

6〜7月は一季なりの収穫期で、熟した実を毎日摘みます。収穫後は実のついた枝を根元から切り、お礼肥を与えます。鉢は毎朝水を与え、真夏は西日の当たらない半日陰へ移して葉焼けとハダニを防ぎます。

秋の管理

9〜10月は二季なりの秋の収穫期です。9月に追肥を与えて株を充実させます。暑さが和らいだら鉢を日なたへ戻し、水やりは土が乾いてからに減らします。熟した実は鳥に狙われるので、防鳥ネットをかけます。

冬の管理

落葉後の11〜3月は植え付けと植え替えの適期で、一季なりは枝先を切りそろえます。水は土が乾いて2〜3日後に与え、2月に寒肥を施します。鉢のまま屋外で冬越しできますが、乾いた寒風で鉢土が乾きすぎないよう注意します。

10月の作業をくわしく知りたいときは冬の寄せ植えや秋の植え替えの記事も参考になります。

よくあるトラブルと対策

ラズベリーの花が咲かず、実がならない

原因

一季なりの品種で、翌年に実をつける新しい枝まで冬に切ってしまったことが多い原因です。日照不足や、植えたばかりの若い株の場合もあります。

対策

一季なりは収穫を終えた枝だけを根元から切り、その年に伸びた枝は残します。切ってしまった年は新しい枝を育てて翌年の収穫を待ち、鉢は日なたに置きます。

「花が咲かない」の原因の見分け方と対処を詳しく

夏に葉の縁から茶色く枯れ込む

原因

30°Cを超える暑さと西日、コンクリートの照り返しで葉が焼けたか、水切れを起こしています。ラズベリーは暑さに弱い果樹です。

対策

7〜8月は午後に日陰になる軒下へ移し、鉢を台の上に置いて熱を避けます。毎朝の水やりを続ければ、秋には新しい枝が伸びて回復します。

「葉先・葉の縁が枯れる」の原因の見分け方と対処を詳しく

熟す前の実が灰色のカビに覆われる

原因

梅雨の長雨と枝の混み合いで湿気がこもり、灰色かび病が出ています。取り残した熟しすぎの実から広がることもあります。

対策

カビた実は見つけしだい取り除いて処分し、熟した実は毎日収穫します。混んだ枝を間引き、鉢植えは雨の続く時期だけ軒下へ移します。

「病気・カビ・斑点」の原因の見分け方と対処を詳しく

株が急にしおれて、株元がぐらぐらする

原因

鉢の中でコガネムシの幼虫が根を食べたか、カミキリムシの幼虫が茎の中を食べ進んでいることが考えられます。

対策

株元に木くずのようなフンがあれば被害の枝を根元から切ります。鉢から抜いて白い幼虫がいれば取り除き、新しい土で植え直して半日陰で休ませます。

「しおれる・元気がない」の原因の見分け方と対処を詳しく

株元から新しい枝がたくさん出て鉢からはみ出す

原因

ラズベリーは地下茎を伸ばして株元や鉢の縁から吸枝を次々に出す性質があり、放っておくと枝が混み合います。

対策

勢いのよい枝を1株5〜6本残し、ほかは地際で切ります。切らずに残したい吸枝は、冬に根を付けて掘り上げ、別の鉢に植えて増やします。

ここにない症状は症状から調べるで、葉の色・しおれ・虫・病気などから逆引きできます。

ラズベリーの花言葉・風水

花言葉

ラズベリーの花言葉は「愛情」「深い後悔」「謙遜」などとされます。小さく控えめな白い花の後に、宝石のような赤い実を実らせる姿から、控えめな愛情のイメージと結びついたといわれます。「深い後悔」の由来ははっきりしていません。

風水・縁起

風水では、赤い実は活力や良い縁を招く色とされ、実のなる木は家に実りをもたらす縁起物と考えられています。日当たりのよい南向きのベランダに置くとよいともいわれます。根拠のある話ではないので、夏の暑さを避けられる場所を優先して置き場所を決めます。

ラズベリーのよくある質問

Qラズベリーの一季なりと二季なりの違いは何ですか?回答を見る
A

違いは、実がつく枝と収穫の回数です。一季なりは前の年に伸びた枝に実がつき、6〜7月に1回まとめて収穫します。二季なりはその年に伸びた枝の先に9〜10月に実がつき、同じ枝の下の部分に翌年の初夏にも実がつくので、年2回収穫できます。剪定も違い、一季なりは収穫後に実のついた枝を根元から切り、二季なりは秋に実がついた先の部分を切ります。秋にも収穫したい人や、植えた年から少し味わいたい人には二季なりが向いています。

Qラズベリーは鉢植えでも実がなりますか?回答を見る
A

鉢植えでも十分に実がなります。8〜10号の深めの鉢に植え、支柱を立てて枝を誘引すれば、ベランダでも育てられます。収穫量は株の大きさで変わりますが、鉢植え1株で1シーズン数百gほどが目安です。鉢植えは夏の暑さと水切れが弱点なので、7〜8月は西日の当たらない半日陰へ移し、毎朝水を与えます。株元から増える枝を5〜6本に整理し、2年ごとに植え替えると毎年よく実ります。

Qラズベリーは1本で実がなりますか?回答を見る
A

1本で実がなります。ラズベリーは自分の花粉で実をつける性質があり、ブルーベリーのように別の品種を一緒に植える必要はありません。花はミツバチなどの虫が受粉を助けるので、虫が来にくいベランダの高層階では、開花中に花を筆で軽くなでると実つきがよくなります。違う品種を並べて植えると、一季なりと二季なりで収穫期をずらして長く楽しめます。

Qラズベリーは植えてから何年で収穫できますか?回答を見る
A

苗を植えた翌年から本格的に収穫できます。冬に植えた苗は、その年に新しい枝を伸ばして株を作り、一季なりは翌年の6〜7月に実ります。二季なりは、植えた年の秋に新しい枝の先で少し実がなることもあります。熟した実は全体が濃く色づき、軽く引くとへたの芯から抜けるように取れるのが収穫のサインです。取れた実は中が空洞になっているのがラズベリーの特徴です。

Qラズベリーの収穫後はどの枝を切ればいいですか?回答を見る
A

実がついた枝を、収穫が終わったら根元から切ります。ラズベリーの枝は実をつけた翌年には実らず、やがて枯れていくためです。一季なりは7〜8月に、実のついた枝を地際で切り、その年に伸びた新しい枝を5〜6本残します。二季なりは、秋に実がついた枝先を切って下の部分を残し、翌年の初夏の収穫が終わったらその枝を根元から切ります。新しい枝と古い枝は、古い枝のほうが茶色く皮が硬いことで見分けられます。

Qラズベリーのトゲなし品種はありますか?回答を見る
A

あります。代表的なのは一季なりのグレンアンプルで、枝にほとんどトゲがなく、収穫や剪定のときに手を傷めにくい品種です。ほかにも「トゲなし」と表示された品種が苗で出回っています。一般的な品種のトゲは細かくやわらかいものが多いですが、作業のときは手袋をすると安心です。品種によって一季なりか二季なりかが違うので、トゲの有無と合わせて名札で確かめてから選びます。

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この記事について

執筆: Hapot編集部

植物を迎えたばかりの人が枯らさずに育てられるように、植物図鑑と症状別の記事を編集しているチームです。農林水産省や農研機構など公的機関の栽培指針を確認したうえで、温度や頻度を数値で示し、迷いやすい判断は結論から書くことを大切にしています。誤りや古くなった情報はお問い合わせから受け付け、確認のうえ更新しています。

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