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ペニーワートの育て方

Hydrocotyle verticillata(ウチワゼニクサとして流通する var. triradiata を含む)。水槽用には H. leucocephala も同じ名で流通する最終更新日:

Hapot編集部より

ペニーワートは、水を切らさなければ水辺でも水槽でも鉢でも育つ、とても丈夫で増えやすい水草です。硬貨のように丸い葉を細長い葉柄の先に付け、茎が横に這って節から根と葉を出しながら広がります。園芸店でウォーターマッシュルームやウォーターコインの名で売られている株の多くは、北米から南米原産のタテバチドメグサ(H. verticillata)やその変種のウチワゼニクサで、葉柄が葉の中心に付くため小さな傘のように見えます。水槽用としては、中南米原産の H. leucocephala(ブラジリアンペニーワート)も同じ名で流通し、こちらは葉の縁に切れ込みがあり、茎が水中を上へ伸びていきます。睡蓮鉢やメダカのビオトープ、水を張ったコップでの水耕栽培、湿った土の鉢植えのどれでも育ち、日本の気候ではタテバチドメグサは暖地なら屋外で冬を越すこともあります。丈夫さの裏返しで増えすぎやすく、屋外の川や池に捨てると野外で広がるおそれがあるため、処分の仕方まで含めて管理する植物です。

ペニーワートの姿

分類・基本データ

科
ウコギ科(旧分類ではセリ科)
属
チドメグサ属 Hydrocotyle
種
ペニーワート
別名
ウォーターマッシュルーム、ウォーターコイン、チドメグサ、ウチワゼニクサ、タテバチドメグサ、ブラジリアンペニーワート、ハイドロコタイル、ウォーターペニー
原産地
タテバチドメグサとウチワゼニクサは北米から南米、H. leucocephala は中南米が原産です。いずれも川辺や湿地、浅い水辺に自生し、日本には観賞用の水草として持ち込まれました。

ペニーワートの育て方の5つのポイント

水やり

鉢植えは受け皿に水を張って常に湿らせる。水鉢やビオトープは減った分を足し水(夏は毎日確認)

日光

半日陰

温度の目安

0-30°C(タテバチドメグサの目安。地上部は霜で傷むが、凍らなければ春に芽吹くとされる。H. leucocephala は5°C以上)

湿度

水辺の植物のため高湿度を好む。鉢植えは乾燥に弱い

土

鉢植えは保水性の高い培養土か赤玉土。水鉢は荒木田土や水生植物用土、水槽はソイルか砂

ペニーワートはどれくらい大きくなる?

大きさの目安

草丈は5〜20cmほどで、葉の直径は1〜4cm程度です。茎は横に這って広がり、水鉢では直径30cmほどの鉢の水面をひと夏で覆うこともあります。

成長の速さ

速い(暖かい時期は茎が月に10cm以上伸びることもある)

温度の目安(耐寒〜耐暑)

0-30°C(タテバチドメグサの目安。地上部は霜で傷むが、凍らなければ春に芽吹くとされる。H. leucocephala は5°C以上)

ケアのポイント

肥料

4〜9月に月1回、鉢植えは薄めた液肥、水鉢は水生植物用の固形肥料を少量土に埋める

成長速度

速い(暖かい時期は茎が月に10cm以上伸びることもある)

毒性

強い毒性の報告は少ないとされるが、観賞用として育てる株は口にしない。ペットがかじらないように置く

水切れさせないことと、増えすぎた茎を捨てる場所に気を付けることの2点が管理のすべてです。切った茎は乾かしてから可燃ごみに出します。

育て方の詳細

苗・株の選び方

良い株は、葉が丸く張りがあり、明るい緑で黄ばみがないこと、葉柄が短めで倒れていないこと、茎の節から白い根が出ていることの3点で見分けます。メダカやエビと一緒に育てるなら、農薬を使っていない水草として売られている株を選びます。

避けたいのは、葉が黄色く溶けかけている株と、葉裏や茎に巻貝の卵やアブラムシが付いている株です。購入後は水を張ったバケツで数日様子を見てから、水槽や水鉢に入れると安心です。春から初夏に出回るポット苗は、根がしっかり回っていて植え付け後の立ち上がりが早いので、始めるならこの時期がおすすめです。

置き場所・日当たり

屋外の水鉢やビオトープなら、日なたから半日陰で育ちます。1日3〜4時間以上日が当たると葉が小さく詰まって育ち、暗い場所では葉柄が長く伸びて倒れやすくなります。室内の鉢やコップ栽培はレースカーテン越しの窓辺に置き、水槽では水草用の照明を1日8〜10時間当てます。真夏の水鉢は水温が35°Cを超えると葉が傷むので、すだれで午後の日差しをやわらげます。タテバチドメグサは寒さに比較的強く、暖地では屋外で冬を越すこともありますが、地域によっては地上部が枯れます。

よくある失敗は、室内の暗い棚に置いて葉柄が20cm以上ひょろひょろ伸び、葉が横に倒れるケースです。伸びた茎を節の上で切り、明るい窓辺に移すと、2〜3週間で短い葉柄の葉が出てそろいます。

水やりの詳細

水辺の植物なので、鉢植えは受け皿に1〜2cmの水を張る腰水で、土を常に湿らせておくのが基本です。乾くと数時間で葉がしおれ、何度も繰り返すと茎の先から枯れ込みます。受け皿の水は夏なら毎日、春秋は2〜3日に1回入れ替えて、水が腐らないようにします。水鉢やビオトープは蒸発した分を足し、夏は毎日水位を確認します。コップでの水耕栽培は週1〜2回、水槽は週1回、3分の1ほど水を換えます。水道水はそのままでも育ちますが、メダカやエビと一緒ならカルキを抜いた水を使います。

よくある失敗は、旅行などで2〜3日水を切らし、葉が全部しおれてしまうことです。すぐに鉢ごとバケツの水に30分ほど沈めると、茎が生きていれば1〜2日で新しい葉が起き上がってきます。

最適な土の作り方

鉢植えは、水もちの良い土なら市販の草花用培養土でも育ちます。自分で配合するなら赤玉土小粒7、腐葉土3が目安で、底穴のある鉢を受け皿に置いて腰水にします。水鉢やビオトープでは、腐葉土やピートモスは水中で腐って水を濁らせるので使いません。荒木田土や市販の水生植物用土を鉢に入れ、表面に砂や小石を1〜2cm敷きます。水槽では水草用のソイルか砂に植えます。コップでの水耕栽培なら土は不要で、根腐れ防止剤を少し入れておくと水が傷みにくくなります。メダカと同じ水鉢に植える場合は、元肥を水中に溶け出させないことが大切で、肥料は土の奥に埋めます。

剪定・切り戻し

成長が速いので、春から秋は月に1回ほど、伸びすぎた茎を切って量を減らします。水鉢では葉が水面の半分以上を覆うと水中が暗くなるため、水面の3分の1から半分が見える程度に間引くのが目安です。水槽では水面に届いた茎を水中で5〜10cmの位置で切り、上の部分を植え直すか処分します。茎はどの節で切っても、そこから新しい芽が出ます。黄色くなった葉や、腐った葉柄は付け根から取ります。切った茎は、排水口や近くの川、池には絶対に流さないでください。新聞紙の上で数日乾かし、可燃ごみに出します。

よくある失敗は、伸びるままにして鉢の外へ茎が這い出し、隣の鉢やベランダの排水溝にまで根を張るケースです。鉢の縁から出た茎はその都度切り、鉢の周りに落ちた切れ端も拾っておくと広がりを防げます。

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    時期と道具を用意する

    茎がよく伸びる4〜10月に、月1回を目安に行います。清潔なハサミと、切った茎を広げる新聞紙を用意します。

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    鉢の外へ出た茎を切る

    鉢の縁から外へ這い出た茎や、受け皿に垂れた茎を付け根の近くで切ります。床に落ちた切れ端も拾います。

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    水面の葉を間引く

    水鉢では、水面の3分の1から半分が見えるように、葉柄の長い古い葉や混み合った茎を取り除きます。

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    水槽では水中で切り戻す

    水面に届いた茎は、水中の5〜10cmの位置で切ります。上の部分は植え直すか、乾かして処分します。

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    切った茎を乾かして捨てる

    切った茎は新聞紙の上で数日乾かし、可燃ごみに出します。排水口や川、池には流さないでください。

植え替え

鉢植えや水鉢の株は、1年に1回、4〜6月に植え替えと株分けをします。茎が鉢いっぱいに這い、根が底穴から出てきたら合図です。株を抜いて古い土を落とし、元気な茎を3〜5本選んで新しい土に植え直し、残りは処分します。植え付けは茎を横に寝かせ、節が土に触れるように軽く押さえます。水鉢は水を張った状態で葉が水面に出る深さ、目安として土の上の水深を2〜5cmにします。水槽では、伸びて混み合った茎を抜き、先端の元気な部分だけを植え直します。

よくある失敗は、増えたからと株分けした苗を屋外の水路や池に植えてしまうことです。余った株は人に譲るか、乾かして可燃ごみに出し、自分の鉢の中だけで管理します。

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    時期と道具をそろえる

    適期は4〜6月です。新しい鉢、水もちの良い用土か水生植物用土、ハサミ、古い茎を乾かすための新聞紙を用意します。

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    株を抜いて古い土を落とす

    鉢から株を抜き、バケツの水の中で根の周りの古い土を落とします。黒く傷んだ根や、溶けた葉柄を取り除きます。

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    元気な茎を選んで分ける

    葉が丸く張りのある茎を3〜5本選び、節が2〜3個付くように切り分けます。残りは新聞紙の上で乾かして処分します。

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    茎を寝かせて植え付ける

    新しい土に茎を横に寝かせ、節が土に触れるよう軽く押さえます。水鉢では土の上に水深2〜5cmになるように沈めます。

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    明るい日陰で落ち着かせる

    植え付け後1週間は明るい日陰に置き、水を切らさないように管理します。新しい葉が開いたら元の場所に戻します。

増やし方

増やし方は茎を切って水に挿すか、湿った土に置くだけと簡単です。適期は気温が20°C前後になる5〜9月で、節を2〜3個含むように5〜10cmに切り、葉を2〜3枚残します。水を入れたコップに挿すか、水面に浮かべておくと、1〜2週間で節から白い根が出ます。根が2〜3cmになったら鉢や水鉢に植えます。湿った土に茎を寝かせて節を軽く埋めても根付きます。種でも増えますが、家庭では茎で増やすのが一般的です。

よくある失敗は、真夏の窓辺の直射日光に水挿しのコップを置き、水温が上がって茎が茶色く傷むことです。傷んだ部分を切り取り、新しい水に挿し直して明るい日陰に移せば、また根が出ます。

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    時期と道具を用意する

    適期は気温20°C前後の5〜9月です。清潔なハサミ、水を入れたコップ、植え付け用の鉢か水鉢を用意します。

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    茎を2〜3節で切る

    元気な茎を節が2〜3個付くように5〜10cmで切ります。葉は2〜3枚残し、傷んだ葉は外しておきます。

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    水に挿して根を出す

    コップの水に節が浸かるように挿すか、水面に浮かべます。明るい日陰に置き、水は2〜3日おきに換えます。

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    根が出たら植え付ける

    1〜2週間で節から白い根が出ます。根が2〜3cmになったら、湿った土の鉢や水鉢の土に植えます。

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    余った挿し穂を処分する

    使わなかった茎は川や排水口に流さず、新聞紙の上で数日乾かしてから可燃ごみに出します。

病害虫対策

丈夫で病気は少ない植物ですが、水上に出た葉にはアブラムシ、室内の乾いた場所ではハダニが付くことがあります。屋外の水鉢では、ナメクジやカタツムリが夜に葉をかじることもあります。メダカやエビと一緒に育てている場合は、殺虫剤を水鉢や水槽の近くで使わないでください。アブラムシやハダニは、霧吹きやシャワーの水で葉裏から洗い流し、2〜3日おきに繰り返します。ナメクジは夜に見回って手で取ります。水槽や水鉢に入れる前に、葉や茎に付いた巻貝の卵を確認して取り除くと、貝の増えすぎを防げます。

よくある失敗は、水中の葉に茶色い苔が付いたのを病気と思って株ごと捨てることです。苔の付いた古い葉を切り、照明時間を1日8時間ほどに減らすと、新しい葉はきれいに出てきます。

年間カレンダー

1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
肥料
手入れ
手入れの内容
  • 4月植え替え・株分け・肥料の再開
  • 5月挿し芽・水挿しで増やす
  • 6月伸びた茎の切り戻し
  • 7月水面の葉の間引き・足し水
  • 8月すだれで水温上昇を防ぐ
  • 9月茎の整理・肥料を止める
  • 10月落ち葉の除去
  • 11月越冬用の株を室内に取り込む

季節ごとの管理

春の管理

気温が15°Cを超える4月から芽が動き、植え替えと株分けの適期になります。水は鉢植えなら腰水を始め、水鉢は足し水をします。肥料は4月から月1回を目安に再開します。新芽にアブラムシが付きやすいので、葉裏を確認します。

夏の管理

茎がもっとも伸びる時期で、月1回は茎を切って量を減らします。水鉢は毎日水位を見て足し、肥料は月1回まで。水温が35°Cを超えないよう、午後はすだれで日差しをやわらげます。腰水の受け皿の水は毎日換えます。

秋の管理

気温が下がると成長がゆるやかになるので、肥料は9月で止めます。水は引き続き切らさないようにし、置き場所は日当たりの良い場所に移して株を充実させます。落ち葉が水鉢に入ると水が傷むため取り除きます。

冬の管理

タテバチドメグサは暖地なら屋外で冬を越すこともありますが、寒い地域では地上部が枯れます。確実に残したいなら、一部をコップに挿して5°C以上の明るい室内で管理します。肥料は与えず、水は切らさず、凍結しない場所に置きます。

よくあるトラブルと対策

葉がしおれてぐったりする

原因

土や受け皿の水が切れて、根が水を吸えなくなっています。鉢植えのペニーワートは乾燥に弱く、夏は半日で乾くこともあります。

対策

鉢ごとバケツの水に30分ほど沈め、その後は受け皿に1〜2cmの水を張る腰水にします。茎が生きていれば1〜2日で葉が起き上がります。

「しおれる・元気がない」の原因の見分け方と対処を詳しく

葉柄がひょろひょろ伸びて葉が倒れる

原因

光が足りず、葉が光を求めて葉柄を伸ばしています。室内の暗い場所や、水槽の照明が弱いときに起こります。

対策

伸びた茎を節の上で切り、レース越しの窓辺か、屋外の1日3〜4時間以上日が当たる場所に移します。水槽では照明を1日8〜10時間にします。

「徒長・間延びする」の原因の見分け方と対処を詳しく

水槽に入れたら葉が溶けた

原因

水上で育った葉が、水中の環境に合わずに傷んでいます。水上葉から水中葉への切り替わりで起こる一時的な変化とされます。

対策

溶けた葉は水が汚れないように取り除き、茎は残しておきます。水温20〜28°Cで照明を当てていれば、2〜3週間で水中向きの新しい葉が出ます。

「根腐れ・株元が腐る」の原因の見分け方と対処を詳しく

増えすぎて水鉢の水面を覆ってしまった

原因

成長が速く、茎の節ごとに根と葉を出して広がるため、暖かい時期はひと月で水面を覆うことがあります。

対策

水面の3分の1から半分が見えるように茎を間引きます。切った茎は川や池に流さず、新聞紙の上で乾かしてから可燃ごみに出します。

葉が黄色くなって小さくなる

原因

肥料切れか、植えっぱなしで根が詰まっている可能性があります。水耕栽培では水の中の養分が不足しやすくなります。

対策

4〜9月なら月1回の肥料を与え、1年以上植え替えていなければ元気な茎を選んで植え直します。水耕栽培は液肥をごく薄く加えます。

「葉が黄色くなる」の原因の見分け方と対処を詳しく

ここにない症状は症状から調べるで、葉の色・しおれ・虫・病気などから逆引きできます。

ペニーワートの花言葉・風水

花言葉

ペニーワートには、広く定まった花言葉は見当たりません。夏に葉の間から小さな白い花を球状に咲かせますが目立たず、葉を楽しむ植物として扱われています。英名の「ペニー」は丸い葉を1ペニー硬貨に見立てたもので、コインのような形から金運の連想で贈られることもあります。

風水・縁起

ペニーワートについて、風水で広く知られた決まった意味づけはありません。一般に、丸い葉は人間関係を穏やかにし、水を使って育てる植物は気の流れを整えるといわれます。硬貨に似た葉から、金運を願って玄関や窓辺の水鉢に置く人もいますが、水が濁ると逆効果とされるので、こまめに水を換えて清潔に保ちます。

ペニーワートのよくある質問

Qペニーワートは水槽でもビオトープでも土の鉢でも育ちますか?回答を見る
A

はい、水を切らさなければどの方法でも育ちます。水鉢やビオトープでは土に植えて水面から葉を出し、水槽では水中で育てます。鉢植えは湿った土で、受け皿に水を張る腰水にします。水を入れたコップに挿すだけの水耕栽培でも、液肥を月1回ごく薄く加えればしばらく育てられます。ただし、育て方を変えると葉の形が変わることがあり、水上で育った葉を水中に沈めると古い葉が溶け、水中向きの新しい葉に入れ替わるまで2〜3週間かかります。

Q増えすぎたペニーワートはどう処分すればいいですか?回答を見る
A

新聞紙の上で数日乾かしてから、可燃ごみに出すのが安全です。ペニーワートの仲間は茎の切れ端からでも根を出して増えるため、川や池、側溝に流したり、空き地に捨てたりすると野外で広がるおそれがあります。実際に、同じチドメグサ属のブラジルチドメグサ(H. ranunculoides)は日本で特定外来生物に指定され、各地の水路で駆除が行われています。余った株は、水草を育てている知人に譲るのも一つの方法です。

Qペニーワートとブラジルチドメグサは同じ植物ですか?回答を見る
A

別の植物なので、名前の似た株を買うときは学名を確認してください。ブラジルチドメグサ(H. ranunculoides)は特定外来生物で、許可なく育てたり、譲ったり、売ったりすることが法律で禁じられています。園芸店でペニーワートとして流通しているのは、タテバチドメグサ(H. verticillata)や、水槽用の H. leucocephala(ブラジリアンペニーワート)などです。名前の「ブラジル」が共通するため混同されやすいので、ラベルの学名を確かめると安心です。

Qペニーワートはメダカと一緒に育てられますか?回答を見る
A

相性が良く、ビオトープの定番の組み合わせです。水面に広がる葉はメダカの隠れ家や夏の日よけになり、水中の根は卵を産み付ける場所にもなります。水中の余分な養分を吸うため、苔を抑える助けにもなるといわれます。注意したいのは、葉が水面を覆いすぎると水中が暗くなり、酸素も不足しやすくなることです。水面の3分の1から半分が見える程度に間引き、農薬を使っていない株を選んでください。

Qペニーワートは冬に屋外で越冬できますか?回答を見る
A

タテバチドメグサは寒さに比較的強く、暖地なら屋外で冬を越すこともあります。霜に当たると地上の葉は傷みますが、水の中や土の中の茎が凍らなければ、春に新しい芽が出るとされます。寒冷地や、水鉢が底まで凍るような場所では枯れることがあるため、一部をコップに挿して5°C以上の明るい室内に取り込んでおくと確実です。水槽用の H. leucocephala は寒さに弱く、5°C以上を保ちます。

ペニーワートを育てながら、あわせて使いたい

この記事について

執筆: Hapot編集部

植物を迎えたばかりの人が枯らさずに育てられるように、植物図鑑と症状別の記事を編集しているチームです。農林水産省や農研機構など公的機関の栽培指針を確認したうえで、温度や頻度を数値で示し、迷いやすい判断は結論から書くことを大切にしています。誤りや古くなった情報はお問い合わせから受け付け、確認のうえ更新しています。

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