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赤玉土・鹿沼土・日向土の違いと使い分け

園芸の基本用土である赤玉土・鹿沼土・日向土を、酸度・保水性・崩れやすさで徹底比較。植物別にどれを選ぶべきかがわかります。

3つの基本用土を比較

項目赤玉土鹿沼土日向土(ボラ土)
酸度弱酸性(pH6前後)酸性(pH4〜5)弱酸性〜中性
保水性高いやや高い低い(乾きやすい)
水はけ良い良い非常に良い
粒の崩れやすさ崩れやすい(1〜2年)やや崩れやすいほぼ崩れない
重さ中くらい軽い軽い
主な使いどころあらゆる植物のベース用土酸性好き・挿し木・東洋蘭多肉・塊根・水はけ改善

それぞれの性格を詳しく

赤玉土 — 迷ったらこれの万能ベース

関東ローム層の赤土を乾燥・ふるい分けした、日本の園芸の土台となる用土です。 保水・水はけ・保肥のバランスが良く、腐葉土と混ぜるだけで大半の植物に使えます。 弱点は粒が崩れること。1〜2年で微塵化して水はけが悪くなるため、植え替え時に交換が必要です。 硬く焼き締めた「硬質赤玉土」は崩れにくく、多肉や盆栽で好まれます。

鹿沼土 — 酸性が武器になる専門職

栃木県鹿沼地方の軽石質の用土で、最大の特徴はpH4〜5という強めの酸性。 ブルーベリー・ツツジ・サツキには「鹿沼土主体」が定番中の定番です。 また雑菌が少なく清潔なため、挿し木・挿し芽の床土としても優秀。 乾くと白っぽく、湿ると黄色くなるので、水やりのタイミングが色でわかる利点もあります。

日向土 — 崩れない排水役

宮崎県産の軽石で「ボラ土」とも呼ばれます。硬くてほぼ崩れないため、 何年経っても水はけが落ちないのが最大の強み。乾燥を好む多肉植物・塊根植物・ 山野草の配合や、鉢底石の代わりに使われます。保水性が低いので、 水好きの植物の主用土には向きません。

使い分けの結論

  • 観葉植物・草花・野菜 → 赤玉土7:腐葉土3を基本に
  • ブルーベリー・ツツジ類 → 鹿沼土主体(+ピートモス)
  • 挿し木・挿し芽 → 鹿沼土または赤玉土の単用(肥料分ゼロが正解)
  • 多肉・塊根・水はけ改善 → 日向土を2〜3割ブレンド

配合量の計算は培養土の配合計算機が便利です。今の土の状態から改良したい場合は土の状態セルフチェックもどうぞ。

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よくある質問

赤玉土だけで植物は育てられますか?

短期間なら可能ですが、赤玉土には肥料分がほぼ無く、単用では粒が崩れると水はけが悪化します。腐葉土3割程度を混ぜた「赤玉土7:腐葉土3」が観葉植物・草花の基本配合です。

鹿沼土は酸性と聞きましたが、どの植物に使えますか?

pH4〜5の酸性なので、ブルーベリー・ツツジ・サツキ・シャクナゲなど酸性土壌を好む植物に最適です。逆に多くの野菜やハーブには酸性が強すぎるため、主用土にはしません。

粒の大きさ(大粒・中粒・小粒)はどう選べばいいですか?

基本は小粒〜中粒を植え込みに、大粒を鉢底石代わりに使います。小さい鉢や挿し木には小粒、大鉢の水はけ確保には中粒が扱いやすいサイズです。

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