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ドラセナ・ソングオブインディアの育て方

Dracaena reflexa 'Song of India'最終更新日:

Hapot編集部より

ドラセナ・ソングオブインディアは、濃い緑の葉に鮮やかな黄色の縁取り斑が入る、ドラセナ・レフレクサの斑入り品種です。葉は短めで密に付き、枝が曲がりくねりながら伸びるため、一株ごとに違う個性的な樹形になります。まっすぐ幹立ちする幸福の木や、細い葉が放射状に広がるマルギナータとは印象が大きく異なり、ドラセナの中でも「明るく華やか」な品種として人気です。明るい場所に置くほど黄色の斑が冴え、暗いと緑が勝って地味になります。ドラセナの中では寒さにやや弱く、冬は10°C以上を保つのが目安。成長はゆっくりなので、樹形が崩れにくく、コンパクトに長く楽しめます。斑を保つ光の管理と冬の温度、この2点を押さえればトラブルの少ない品種です。

分類・基本データ

キジカクシ科
ドラセナ属 Dracaena
ドラセナ・ソングオブインディア 'Song of India'
別名
ソング・オブ・インディア、ドラセナ・レフレクサ、レフレクサ
原産地
マダガスカル〜インド洋の島々原産のドラセナ・レフレクサの斑入り選抜品種。

ドラセナ・ソングオブインディアの育て方の5つのポイント

水やり

土の表面が乾いたら(週1回程度)

日光

間接光

適温

10-30°C

湿度

40-60%

水はけの良い観葉植物用土

ドラセナ・ソングオブインディアはどれくらい大きくなる?

大きさの目安

室内で30cm〜1.5m。成長はゆっくりで、卓上から中鉢サイズが主流。

成長の速さ

ゆっくり

生育適温

10-30°C

ケアのポイント

肥料

春〜秋に月1回緩効性肥料

成長速度

ゆっくり

毒性

ペットが食べると中毒の恐れ(サポニン)。特に猫に注意

明るい場所で黄色の斑を保ち、冬は10°C以上を確保。乾いたらたっぷり、冬は乾かし気味が基本です。

育て方の詳細

苗・株の選び方

黄色の縁取りがはっきりと鮮やかで、葉に艶とハリのある株を選びましょう。葉が密に付き、下葉が落ちて枝がスカスカになっていないものが健康です。樹形は一株ごとに違うので、置き場所を想像しながら曲がり方の好みで選んでください。

置き場所・日当たり

レースカーテン越しの明るい窓辺が定位置です。黄色の斑の部分は葉緑素が少ないため、暗い場所では株が緑の面積を増やして斑がぼやけます。逆に真夏の直射日光は黄色の部分から葉焼けするので、南向きの窓ではレース越しに。ドラセナの中では寒さにやや弱く、冬は10°C以上を保ち、夜間に冷え込む窓際からは離してください。エアコンの温風が直撃すると葉先が枯れ込むため、風の通り道を外した明るい場所を選びます。曲がりながら伸びる枝は光の方向に向くので、時々鉢を回すと樹形のバランスが整います。

水やりの詳細

土の表面が乾いたら鉢底から流れるまでたっぷり、が基本です。春〜秋は週1回が目安。成長がゆっくりな分、水の消費も少なめなので、やりすぎに注意します。土が常に湿っていると根腐れから下葉が黄色くなり、枝が柔らかくなります。冬は成長が止まるため10日〜2週に1回に減らし、暖かい日の午前中に与えてください。受け皿の水は必ず捨てます。年間を通して葉水を行うと、乾燥による葉先枯れの予防とハダニ対策になります。

最適な土の作り方

市販の観葉植物用土か、赤玉土6:腐葉土3:パーライト1の水はけの良い配合で。鉢底石をしっかり敷きます。過湿に弱いので、水はけを最優先に。枝が曲がって片側に重心が寄ることがあるため、安定感のある重めの鉢を選ぶと倒れにくくなります。

剪定・切り戻し

適期は5〜9月。枝が曲がりくねって伸びるため、樹形を整える剪定が育て方の楽しみです。好みの位置で枝を切ると、切り口の下の節から新芽が吹いて枝数が増えます。緑一色の葉ばかりが出る枝を見つけたら、斑を保つために付け根から切り取ってください。枯れた下葉は付け根から取り除きます。切り口には癒合剤を塗ると安心です。

植え替え

2年に1回、5〜8月に一回り大きな鉢へ。鉢底から根が出る・水の染み込みが遅い、が植え替えのサインです。成長がゆっくりなので頻繁な植え替えは不要ですが、根詰まりすると水が行き渡らず葉先から枯れ込みます。根鉢を軽くほぐし、黒く傷んだ根を整理して植え付けます。植え替え後2週間は明るい日陰で養生し、肥料は控えます。

増やし方

挿し木で増やせます。適期は5〜8月。剪定した枝を10〜15cmに切り、下の葉を取り除いて挿し木用土か水に挿します。1〜2か月で発根し、斑は受け継がれます。緑一色の枝を挿すと緑葉の株になるので、挿し穂は斑のはっきりした枝から選んでください。葉のない太い枝は茎伏せ(湿らせた水苔に横に寝かせる)でも芽が出ます。

病害虫対策

ハダニとカイガラムシに注意します。ハダニは乾燥した室内で葉裏に発生し、葉がかすれて艶を失います。葉が密に付くため風通しが悪くなりやすく、葉水と月1回の葉拭きが最良の予防です。カイガラムシは葉の付け根の密集した部分に隠れやすいので、見つけ次第歯ブラシで除去を。黄色の斑が茶色く変色する症状は、病気より葉焼けか乾燥が原因のことがほとんどです。

年間カレンダー

1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
肥料
手入れ
手入れの内容
  • 5植え替え・剪定・肥料開始
  • 6挿し木(斑入りの枝から)
  • 7葉拭き・葉水でハダニ予防
  • 8葉焼け注意・緑一色の枝の整理
  • 9秋の整枝・冬の置き場所の検討

季節ごとの管理

春の管理

成長再開。肥料を開始し、植え替え・剪定は5月から。

夏の管理

成長期。葉水を増やし、直射日光による斑の葉焼けを避ける。

秋の管理

水・肥料を徐々に減らし、冷え込む前に冬の定位置へ。

冬の管理

10°C以上を確保し、乾かし気味に。葉拭きは継続。

よくあるトラブルと対策

黄色の斑が薄くなり、緑の葉が増えた

原因

光量不足による先祖返り。斑の部分は光合成の効率が低いため、暗い場所では株が緑の面積を増やす。

対策

レースカーテン越しの明るい窓辺に移すと、新しく出る葉から斑が戻ります。緑一色の枝は付け根から切り取り、斑入りの枝を優先して育ててください。すでに緑化した葉は戻りません。

葉が黄色くなる」の原因の見分け方と対処を詳しく

冬に葉が落ちて枝が垂れる

原因

低温(10°C以下)と水のやりすぎの組み合わせ。ドラセナの中では寒さにやや弱い。

対策

窓際から離して10°C以上を保ち、水やりは10日〜2週に1回まで減らします。枝が硬く弾力があれば株は生きているので、春の新芽を待ってください。柔らかくなった枝は健康な部分まで切り戻します。

葉が落ちる」の原因の見分け方と対処を詳しく

黄色の斑の部分が茶色く変色する

原因

直射日光による葉焼け、または乾燥。斑の部分は葉緑素が少なく、熱と乾燥に弱い。

対策

南向きの窓ではレース越しにするか、窓から50cm以上離します。エアコンの風を避け、葉水をこまめに。変色した部分は戻らないので、見た目が気になる場合は葉の形に沿ってカットしてください。

葉が黄色くなる」の原因の見分け方と対処を詳しく

葉の付け根にベタつきや白い粒が付いている

原因

カイガラムシの発生。葉が密に付く品種のため、付け根の隙間に隠れやすい。

対策

歯ブラシや綿棒で一つずつこすり落とし、ベタつきは濡れ布で拭き取ります。多発時は風通しを改善し、殺虫剤を散布。月1回の葉拭きで早期発見できます。

虫がついた」の原因の見分け方と対処を詳しく

ここにない症状は症状から調べるで、葉の色・しおれ・虫・病気などから逆引きできます。

ドラセナ・ソングオブインディアの花言葉・風水

花言葉

ドラセナの花言葉は「幸福」「隠しきれない幸せ」。明るい黄色の斑を持つソングオブインディアは、華やかさから開店祝いにも選ばれます。

風水・縁起

黄色の葉色は「金の気」を持つとされ、金運を高める植物といわれます。曲がりながら上へ伸びる枝は変化と発展を象徴し、リビングや玄関に向く植物です。

ドラセナ・ソングオブインディアのよくある質問

Qソングオブインディアの黄色の斑が薄くなりました。回答を見る
A

光量不足が原因です。斑の部分は光合成の効率が低いため、暗い場所では株が緑の葉を増やして生き延びようとします。レースカーテン越しの明るい窓辺に移すと、新しく出る葉から黄色の斑が戻ります。緑一色の枝が出ていれば付け根から切り取り、斑入りの枝を優先して育ててください。すでに緑化した葉は戻りませんが、株が弱っているわけではありません。

Q冬に葉が落ちたり、枝が垂れたりします。回答を見る
A

低温と水のやりすぎの組み合わせが原因のことがほとんどです。ソングオブインディアはドラセナの中では寒さにやや弱く、10°Cを下回ると葉を落とし、さらに土が湿っていると根が傷んで枝が柔らかくなります。窓際から離して10°C以上を保ち、水やりは10日〜2週に1回まで減らしてください。枝が硬く弾力があれば、春に新芽が動いて回復します。

Q枝が曲がってバランスが悪くなりました。まっすぐにできますか?回答を見る
A

曲がりながら伸びるのがこの品種の性質なので、完全にまっすぐにはできませんが、バランスは整えられます。光の方向に枝が向くため、週に1回ほど鉢を回して均等に光を当ててください。片側に偏った枝は5〜9月に切り戻すと、切り口の下から新芽が出て樹形を作り直せます。切った枝は挿し木にして増やせます。

ドラセナの品種一覧

ドラセナ としてまとめている他の品種です。

品種大きさの目安難易度水やり
ドラセナ・ソングオブインディア(本記事)室内で30cm〜1.5m。成長はゆっくりで、卓上から中鉢サイズが主流。中級者向け土の表面が乾いたら(週1回程度)
ドラセナ室内で15cm〜2m。卓上の水栽培から幹立ちの大鉢まで幅広く、品種によって成長の速さが異なります。初心者向け土の表面が乾いたら(週1回程度)
ドラセナ・サンデリアーナ室内で15cm〜1m。卓上の水栽培から、束ねたタワー仕立てまで幅広く流通。初心者向け土栽培は表面が乾いたら(週1回程度)。水栽培は週1回水を全量交換
ドラセナ・マルギナータ室内鉢植えで30cm〜1.8m程度。卓上サイズの小鉢から、8〜10号鉢で床置きする1.5m超の大型株まで流通します。成長は遅めで年に10〜20cm程度。室内なら天井につかえる心配は当面ありません。初心者向け土が乾いてから(週1回程度)
ドラセナ・ワーネッキー室内で30cm〜1.5m。成長はゆっくりで、卓上から中鉢サイズが主流。初心者向け土の表面が乾いたら(週1回程度)
幸福の木室内で30cm〜2m。卓上サイズから幹立ちの大鉢まで幅広く流通。初心者向け土の表面が乾いてから2-3日後(週1回程度)

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