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観葉植物初心者向け

ワイヤープランツの育て方

Muehlenbeckia complexa公開日: 最終更新日:

ワイヤープランツの育て方の要点

水やり
土の表面が乾いたら(水切れに注意)
置き場所
直射日光
冬越し
-5°C 以上を保つ

Hapot編集部より

ワイヤープランツは、氷点下の寒さにも刈り込みにも耐え、水切れで葉を落としても茎が生きていれば芽吹き直す、屋外の寄せ植えから室内の窓辺まで使える丈夫なつる性植物です。針金(ワイヤー)のような赤褐色の細い茎に、小さな丸葉を無数に付ける繊細な見た目とは裏腹に、ニュージーランドの原野出身で、耐寒性は-5°C程度あります。観葉植物として室内でも育ちますが、本領は風と光のある屋外から半屋外で、寄せ植えの縁から垂らす、グランドカバーにする、壁面に這わせる、と使い道が広く、どんな植物とも調和する名脇役として不動の地位を持っています。唯一の弱点は極端な乾燥で、細い茎は貯水力が小さいため、夏のハンギングでは毎日の水やりが必要です。葉がパラパラと落ちて丸坊主になっても、茎がしなやかに曲がれば生きており、水やりを再開すれば2〜4週間で新芽が吹きます。伸びたら切るだけで形が保て、切った茎は挿し木で簡単に増やせます。

ワイヤープランツの姿

分類・基本データ

科
タデ科
属
ミューレンベッキア属 Muehlenbeckia
種
ワイヤープランツ
別名
ミューレンベッキア、ワイヤーバイン、ミューレンベキア
原産地
ニュージーランド原産。原野を這って広がる強健なつる性低木です。

ワイヤープランツの育て方の5つのポイント

水やり

土の表面が乾いたら(水切れに注意)

日光

直射日光

温度の目安

-5〜30°C(耐寒性強。霜にも耐える)

湿度

40-60%

土

水はけの良い土(土質を選ばない)

ワイヤープランツはどれくらい大きくなる?

大きさの目安

つるは1〜2mに伸長。鉢・ハンギング・グランドカバー・トピアリーまで自在。

成長の速さ

速い(つる状に広がる)

温度の目安(耐寒〜耐暑)

-5〜30°C(耐寒性強。霜にも耐える)

ケアのポイント

肥料

春と秋に緩効性肥料を少量

成長速度

速い(つる状に広がる)

毒性

毒性の報告は特にない

「水切れで葉を落としても茎が生きていれば復活」を知っていれば怖いものなし。刈り込みに強く、伸びたら切るだけです。

育て方の詳細

苗・株の選び方

良い株は3点で見分けます。葉の密度が高く、茎の節と節の間が短く詰まっていること、株元から複数の茎が出て全体がこんもりしていること、葉が濃い緑で艶があり、新芽の先が赤みを帯びて伸びていることです。

避けたいのは、茎が細長く間延びして葉がまばらな株で、暗い売り場で徒長しています。もう一つは土がカラカラに乾いて葉がパラパラ落ちている株ですが、こちらは茎がしなやかなら復活力があるため、安売り株を育て直す楽しみ方もできます。寄せ植え用に選ぶなら、3号ポットで葉が密なものを2〜3株用意すると縁取りがすぐに決まります。

置き場所・日当たり

日なたから半日陰まで幅広く対応し、屋外の風に当てて育てると節間が締まった美しい姿になります。室内では明るい窓辺に置き、暗いと節間が間延びしてワイヤーの繊細さが失われます。目安は日中に照明なしで本が読める明るさ以上で、できればレースカーテン越しの光が当たる場所です。耐寒性が高く、関東以西では屋外で常緑のまま越冬し、寒冷地では葉を落としても根が生きて春に芽吹きます。寄せ植えやハンギングの縁から垂らす使い方が定番で、地植えにするとグランドカバーとして旺盛に広がります。

よくある失敗は、室内の暗い棚に置いて茎が細長く間延びし、葉がまばらでだらしない姿になることです。伸びた茎を半分ほどに刈り込み、明るい窓辺か屋外の半日陰に移せば、切り口の近くから分枝して1〜2か月で密な姿に戻ります。真夏の直射日光は葉が焼けるので、屋外では午後に日陰になる場所を選びます。

水やりの詳細

見た目の繊細さ通り、細い茎は貯水力が小さく、水切れが最大の弱点です。土の表面が乾いたら鉢底から流れるまでたっぷり与え、春と秋は2〜3日に1回、夏の屋外やハンギングは毎日、朝夕に土を確かめます。冬は生育が緩むので週1回程度に減らします。水切れすると小さな葉がパラパラと落ちて丸坊主になりますが、茎が赤褐色でしなやかなら生きており、水やりを再開すれば2〜4週間で新芽が吹きます。過湿には比較的強いものの、受け皿の水は毎回捨てる基本は守ってください。

よくある失敗は、夏の旅行で3日ほど水を切らし、帰宅すると葉が全部落ちて針金だけになっていることです。慌てず、鉢底から流れるまで水を与えて明るい日陰に置き、茎を曲げてパキパキ折れる部分だけ切り戻します。留守中は鉢を日陰に移し、受け皿に1cmほど水を張っておくと乾燥を防げます。

最適な土の作り方

土質を選ばず、市販の草花用培養土や観葉植物用土でよく育ちます。自分で配合するなら赤玉土(小粒)6、腐葉土3、パーライト1が目安で、水持ちと水はけのバランスを取ります。乾きすぎるハンギングには腐葉土をやや多めにして保水性を高め、土の表面に水苔を敷くと乾燥が緩やかになります。寄せ植えでは他の植物と同じ土でまったく問題ありません。鉢底には鉢底石を2cmほど敷き、元肥は緩効性肥料を少量混ぜます。素焼き鉢は乾きが早く水切れしやすいので、プラスチック鉢か陶器鉢のほうがこの植物には向いています。地植えでは水はけの悪い場所だけ避け、腐葉土を混ぜ込んで植えます。

剪定・切り戻し

刈り込みに非常に強く、伸びたら切るだけで形が保てます。適期は春〜秋で、伸びすぎたつるを好みのラインで清潔なハサミで切ると、切り口の近くから分枝して、より密に茂ります。姿が乱れた株は全体を半分ほどに刈り込んでも平気で吹き直し、1〜2か月で新しい葉がそろいます。寄せ植えでは主役を覆わないよう、月1回の軽い散髪をします。密に茂りすぎた株は内部が蒸れて枯れ込むので、梅雨前に内側の枝をすかして風を通してください。

よくある失敗は、冬に強く刈り込んで新芽が出ないまま寒さに当たり、株全体が弱ることです。冬の剪定は枯れた茎を取る程度にとどめ、強い刈り込みは4月以降の成長期に行います。切った茎は5〜10cmに切り分けて挿し木に使えます。作業後は明るい場所で水を切らさず管理すると、切り口の下から新芽が動きます。

  1. 1

    時期と道具を用意する

    軽い散髪は春〜秋の通年、強い刈り込みは4月以降の成長期に行います。清潔なハサミを用意し、冬は枯れた茎を取る程度にとどめます。

  2. 2

    伸びすぎたつるを好みのラインで切る

    鉢や寄せ植えの縁から伸びすぎたつるを、好みの長さで切ります。切り口の近くから分枝するので、少し短めに切ると密に茂ります。

  3. 3

    内側をすかして風を通す

    密に茂った株は内側の細い枝や枯れた茎を切り、風が通るようにします。梅雨前に済ませると蒸れによる枯れ込みを防げます。

  4. 4

    乱れた株は半分に刈り込む

    姿が大きく乱れた株は全体を半分ほどに刈り込んでも吹き直します。切った茎は5〜10cmに切り分けて挿し木に使えます。

  5. 5

    明るい場所で水を切らさず管理する

    作業後は明るい場所に置き、土の表面が乾いたら水を与えます。1〜2か月で切り口の下から新芽がそろい、密な姿に戻ります。

植え替え

1〜2年に1回、4〜5月か9〜10月に行います。成長が速く根鉢がすぐ回るため、水の染み込みが遅くなった、鉢底から根が出た、水やりの翌日に土が乾く、が植え替えのサインです。一回り(直径3cm)大きな鉢へ、根鉢の古い土を3分の1ほど落として植え替えます。コンパクトに保ちたい場合は、根鉢を3分の1整理して同じ鉢に戻し、地上部も同じ割合で刈り込んでバランスを取ります。植え替え後はたっぷり水を与え、1〜2週間は明るい日陰で養生し、肥料は1か月後から再開します。

よくある失敗は、真夏に植え替えて根が傷み、水を吸えずに葉が次々に落ちることです。その場合は半日陰に移して地上部を半分に刈り込み、土を乾かさずに待てば、根が回復した2〜4週間後に新芽が出ます。寄せ植えの更新時は、ワイヤープランツだけ株分けして半分にすると、他の植物の根を圧迫しません。

  1. 1

    時期と道具をそろえる

    4〜5月か9〜10月に、1〜2年に1回行います。直径3cm大きい鉢、草花用培養土、鉢底石、清潔なハサミを用意し、前日にたっぷり水を与えておきます。

  2. 2

    つるをまとめて株を抜く

    長く垂れたつるを軽く束ね、鉢の縁を叩いて株を抜きます。根鉢がぎっしり回っていたら、底の部分を手でほぐして古い土を3分の1ほど落とします。

  3. 3

    根と地上部を同じ割合で整理する

    黒く傷んだ根を切ります。同じ鉢に戻す場合は根鉢を3分の1整理し、地上部のつるも同じ割合で刈り込んでバランスを取ります。

  4. 4

    元の高さで植え付ける

    鉢底石を2cm敷いて土を入れ、株元が元の高さになるよう据えて隙間に土を詰めます。ハンギングなら土の表面に水苔を敷いて乾燥を防ぎます。

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    水を与えて1〜2週間養生する

    鉢底から流れるまで水を与え、明るい日陰に1〜2週間置きます。土を乾かさず、新芽が動いたら日なたに戻し、肥料は1か月後から再開します。

増やし方

挿し木と株分けがともに簡単です。挿し木は4〜10月に、つるを5〜10cmに切って下の葉を取り、水挿しか土挿しにすると2〜3週間で発根します。数本まとめて1つの鉢に挿すと、ボリュームのある株が最速で作れます。地面に触れた茎が自然に発根していることも多く、その部分を切り取って植えるだけでも増やせます。株分けは植え替え時に根鉢を手で割って2〜3株に分け、それぞれ植え付けます。

よくある失敗は、挿し穂を土に挿したあと直射日光の当たる場所に置き、発根前に葉が落ちて枯れることです。挿し木は明るい日陰に置き、土の表面が乾かないよう毎日確かめてください。発根して新芽が動いたら日なたに移し、1か月後から薄めの液肥を始めます。冬の挿し木は発根に時間がかかるので、室内の10°C以上の場所で管理します。

  1. 1

    時期と道具を用意する

    適期は4〜10月です。清潔なハサミ、3号鉢と草花用培養土か挿し木用土、水挿し用のコップを用意し、元気なつるを選びます。

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    つるを5〜10cmに切り下葉を取る

    つるを5〜10cmに切り分け、下半分の葉を取ります。地面に触れて発根している茎があれば、その部分を切り取って使うとさらに確実です。

  3. 3

    数本まとめて土か水に挿す

    1つの鉢に5〜10本まとめて挿すとボリュームのある株になります。水挿しの場合はコップに挿し、2〜3日おきに水を替えます。

  4. 4

    明るい日陰で土を乾かさない

    直射日光を避けた明るい日陰に置き、土の表面が乾かないよう毎日確かめます。2〜3週間で発根し、新芽が動き始めます。

  5. 5

    発根したら日なたに移す

    新芽が伸びたら日なたか明るい窓辺に移し、通常の水やりに戻します。水挿しは根が2〜3cm伸びたら土に植え、1か月後から薄めの液肥を始めます。

病害虫対策

丈夫で病害虫はほとんど付きません。乾燥時に稀にハダニが付いて葉が白くかすれる程度で、屋外の風と雨がほぼすべて解決してくれます。室内管理では週2〜3回の葉水で予防し、ハダニが出たらシャワーで葉裏を洗い流します。屋外ではアブラムシが新芽に付くことがあるので、見つけたら指でつぶすか水で流します。密に茂りすぎた株の内部が蒸れて部分的に枯れることがあるため、梅雨前に内側をすかす剪定で風を通すのが実質唯一のケアです。

よくある失敗は、葉が落ちたのを病気と考えて殺菌剤や殺虫剤を散布し、原因の水切れを放置して株を弱らせることです。ワイヤープランツの落葉は9割が水切れか寒さなので、薬剤より先に土の乾きと置き場所を確かめてください。屋外の地植えではナメクジが新芽をかじることがあり、夜に見回って捕殺します。

年間カレンダー

1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
肥料
手入れ
手入れの内容
  • 4月植え替え・挿し木・刈り込みの適期
  • 6月梅雨明け前にすかし剪定で蒸れ予防
  • 7月水切れ最警戒・朝夕チェック
  • 9月秋の株分け・寄せ植え更新
  • 10月冬に備えて軽く整枝

季節ごとの管理

春の管理

成長が始まります。水は土の表面が乾いたら2〜3日に1回、4月に緩効性肥料を少量置きます。置き場所は屋外の日なたから半日陰、室内なら明るい窓辺です。植え替え、挿し木、強い刈り込みはすべて4〜5月が適期で、冬に傷んだ茎はこの時期に切り戻します。急に暖かくなると水切れしやすいので注意してください。

夏の管理

水切れに最も警戒する季節です。屋外やハンギングは毎日、朝夕に土を確かめて水を与え、肥料は休みます。直射日光は葉が焼けるので、午後に日陰になる場所か明るい半日陰に置きます。密に茂った株は蒸れて内側が枯れるので、梅雨前にすかし剪定をしてください。旅行の際は日陰に移し、受け皿に1cm水を張ります。

秋の管理

第二の成長期です。水は2〜3日に1回に戻し、9月に緩効性肥料を少量置きます。寄せ植えの更新や株分け、植え替えに向く時期で、10月中に済ませると根が落ち着きます。置き場所は日なたから半日陰のままで構いません。伸びすぎたつるは10月までに軽く整枝し、寒くなる前に形を整えておきます。

冬の管理

-5°C程度まで耐え、屋外で越冬できます。水は週1回程度に減らし、肥料は与えません。寒冷地では葉を落としますが根が生きていれば春に芽吹くので、霜よけの軒下に移す程度で構いません。室内では暖房の温風が当たらない明るい窓辺に置きます。冬に多いのは室内の乾燥による落葉なので、葉水を続け、強い刈り込みは春まで待ちます。

10月の作業をくわしく知りたいときは観葉植物の冬越しや秋の植え替えの記事も参考になります。

よくあるトラブルと対策

葉がパラパラ落ちて針金だけになった

原因

水切れ(最多)または冬の寒さへの防御反応。細い茎は貯水力が小さく、夏に3日水を切らすだけで起こる。

対策

茎を曲げてしなやかなら生存中です。水やりを再開して明るい場所へ置けば2〜4週間で新芽が吹きます。枯れてパキパキ折れる茎だけ切り戻してください。留守中は日陰に移し、受け皿に1cm水を張ります。

株の内側が蒸れて部分的に枯れた

原因

密に茂りすぎた株内部の風通し不足。梅雨から夏に起こりやすい。

対策

枯れ込み部分を切り取り、全体を軽くすかして風を通します。刈り込みに強いため、思い切った散髪がそのまま再生への近道です。梅雨前に内側をすかす剪定を習慣にすると予防できます。

茎が細長く間延びして葉がまばら

原因

室内の光不足による徒長。ワイヤープランツは風と光のある屋外向きで、暗い棚では節間が伸びる。

対策

伸びた茎を半分ほどに刈り込み、レースカーテン越しの明るい窓辺か屋外の半日陰に移します。切り口の近くから分枝して1〜2か月で節の詰まった姿に戻ります。春から秋はベランダに出す時間を作ると締まります。

葉が白っぽくかすれ、葉裏に細かい点がある

原因

乾燥期のハダニ。室内管理や暖房の乾いた空気で発生する。

対策

シャワーで葉裏を洗い流し、多発時は殺ダニ剤を1週間おきに2〜3回散布します。週2〜3回の葉水で予防でき、屋外に出せる季節は風と雨がほぼ解決してくれます。

植え替え後に葉が次々落ちる

原因

真夏の植え替えや根鉢を崩しすぎたことによる根の傷み。水を吸えず葉を落として身を守っている。

対策

半日陰に移して地上部を半分に刈り込み、土を乾かさずに待ちます。根が回復した2〜4週間後に新芽が出ます。植え替えは4〜5月か9〜10月に行い、根鉢を崩すのは3分の1までにしてください。

ここにない症状は症状から調べるで、葉の色・しおれ・虫・病気などから逆引きできます。

ワイヤープランツの花

ワイヤープランツの花:針金のような赤褐色の細い茎に直径1cmほどの丸い小さな緑の葉が無数につくワイヤープランツの、葉の付け根に、直径5mmほどの緑がかった白い星形の小花がぽつぽつと咲いている様子のクローズアップ
ワイヤープランツの花(イメージ)

ワイヤープランツは、花が咲いても気づかないほど小さく目立たない植物です。屋外で日によく当て、株が充実していると初夏から夏ごろに咲くことがあり、室内の鉢ではあまり見かけません。

花は直径5mmほどの緑がかった白〜クリーム色の星形で、赤褐色の細い茎の葉の付け根にぽつぽつとつきます。香りは目立たないとされます。雌雄の株が分かれる性質があるとされ、条件がそろうと、花のあとに白く半透明でぷっくりした萼(がく)の上に黒い小さな実がのる、独特の果実ができることがあります。花や実は株の負担になるほどではないので、そのままにしてかまいません。気になるときは、伸びたつるの刈り込みと一緒に切り取れば十分です。

ワイヤープランツの花言葉・風水

花言葉

ワイヤープランツの花言葉は「憧れ」「純愛」です。初夏に咲く小さな白い花と、どこまでも伸びて絡まりながら広がる細いつるのひたむきな姿に由来するといわれます。寄せ植えに添えて贈ると、主役の花を引き立てる気持ちを伝えられます。

風水・縁起

風水では、細いつるが絡み合って茂る姿が「縁を結ぶ」象徴とされ、人間関係の運を支える植物といわれます。寄せ植えの縁から垂れて他の植物を包み込む姿が、周りとの調和を生む気に結び付けられたことが由来で、玄関やベランダの寄せ植えに使うと家に良い縁を招くとされます。

ワイヤープランツのよくある質問

Qワイヤープランツの葉が全部落ちて針金だけになりました。もうダメですか?回答を見る
A

多くの場合、まだ生きています。ワイヤープランツの落葉は水切れ(または冬の寒さ)への防御反応で、本体の茎と根は無事なことがほとんどです。判定法は茎を軽く曲げてみることで、しなやかに曲がれば生存、パキパキ折れる部分は枯死です。生きていれば、水やりを再開して明るい場所に置くだけで2〜4週間で新芽が吹きます。枯れた茎だけ切り戻しておくと、復活後の姿が整います。丸坊主からの復活はよくあることなので、諦めるのは1か月待ってからで十分です。

Q寄せ植えでワイヤープランツだけ茂りすぎて主役を圧倒します。回答を見る
A

それがワイヤープランツの実力です。対策は月1回の散髪で、主役にかかるつるを遠慮なくカットしてください。刈り込みに極めて強く、切るほど密に美しく茂ります。根も旺盛なため、1年経った寄せ植えでは根が容器を占領していることもあります。リニューアル時にはワイヤープランツを株分けして半分にし、残りは単独の鉢や別の寄せ植えに回すと、無限に活用が続きます。

Qワイヤープランツは屋外で冬越しできますか?回答を見る
A

できます。耐寒性は-5°C程度あり、関東以西では屋外で常緑のまま越冬する例が多くあります。霜に当たっても枯れず、寒冷地では葉を落としますが、根が生きていれば春に芽吹きます。心配なら軒下に移す程度で十分で、室内に取り込む必要はありません。冬は水を週1回程度に減らし、肥料は与えません。強い刈り込みは寒さで株が弱るので春まで待ち、枯れた茎を取る程度にとどめてください。

Qワイヤープランツを室内で育てると間延びします。回答を見る
A

光不足による徒長です。ワイヤープランツは本来、風と光のある屋外向きの植物で、室内の暗い場所では茎が細長く伸びて葉がまばらになります。まず伸びた茎を半分ほどに刈り込み、レースカーテン越しの明るい窓辺か、屋外の半日陰に移してください。切り口の近くから分枝して、1〜2か月で節の詰まった密な姿に戻ります。室内で育てるなら、春から秋はベランダに出す時間を作ると締まった姿を保てます。エアコンの風は乾燥で落葉するので避けてください。

Qワイヤープランツは犬や猫がいても大丈夫ですか?回答を見る
A

毒性の報告は特にないとされ、ペットのいる家庭でも比較的安心して置ける植物です。ただし細いつるは猫が遊んでかじりやすく、大量に食べれば消化不良を起こすことはあるので、ハンギングや棚の上など手の届かない場所に置くと安心です。つるが長く垂れると猫が引っ張って鉢を落とすことがあるため、吊るす位置と鉢の固定にも気を配ってください。かじられた茎は切り戻せば新芽が出ます。

ワイヤープランツに関係するナレッジ

ワイヤープランツの季節の作業や、土・鉢・肥料の選び方をくわしく解説した記事です。

ワイヤープランツを育てる人が次に読んでいるページ

10月の作業と、ワイヤープランツの手入れで迷ったときに役立つページです。

この記事について

執筆: Hapot編集部

植物を迎えたばかりの人が枯らさずに育てられるように、植物図鑑と症状別の記事を編集しているチームです。農林水産省や農研機構など公的機関の栽培指針を確認したうえで、温度や頻度を数値で示し、迷いやすい判断は結論から書くことを大切にしています。誤りや古くなった情報はお問い合わせから受け付け、確認のうえ更新しています。

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